JP2008198740A - 巻線型コイル - Google Patents

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Abstract

【課題】コアの鍔部とフェライト板との接合部からの磁束漏れを低減させてインダクタンスの取得効率を高めると共に、温度によるインダクタンスの変化を抑制して信頼性を向上させることができる巻線型コイルを提供する。
【解決手段】本発明の巻線型コイル10は、巻芯部11及びその両端に形成された一対の鍔部12を有するフェライトコア13と、巻芯部11に巻回されたワイヤ14と、ワイヤ14の両端部がそれぞれ接続され且つ各鍔部12にそれぞれ形成された端子電極15と、各鍔部12間に架設されたフェライト板16と、を備え、各鍔部12は上面に突起部12Aを有すると共にフェライト板16は各鍔部12の突起部12Aそれぞれと嵌合する貫通孔16Aを有し、且つ、突起部12Aと貫通孔16Aはそれぞれの嵌合する側面でのみ接着剤17によって互いに接合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻線型コイルに関し、更に詳しくは、安定したインダクタンスを効率良く取得することができる巻線型コイルに関するものである。
従来のこの種の巻線型コイルとしては、例えば特許文献1、2に記載されたコモンモードフィルタ等がある。特許文献1に記載の高周波用コモンモードフィルタは、例えば図6の(a)に示すように、巻芯部1A及び鍔部1Bを有するコア1と、コア1の巻芯部1Aに巻回されるワイヤ(図示せず)と、コア1の鍔部1Bに設けられる端子電極2と、巻芯部1Aを跨いで両端の鍔部1Bの上端面に接着剤(図示せず)によって接着されるフェライト板3と、を備え、ワイヤの両端部が端子電極2に電気的に接続される。同図に示すように鍔部1Bの上面の中央には突起部1Cが形成され、コア1の長手方向外側から突起部1Cの両脇に側面がコ字状の端子電極2がそれぞれ装着される。この端子電極2にワイヤの端部を接続した後、天板3をエポシキ樹脂等の接着剤を介して鍔部1Bに接合し、コア1と一体化させている。
また、特許文献2に記載のコモンモードチョークコイルの場合には、図6の(b)に示すように、軟磁性材料からなるドラムコア4両端の鍔部4Aに電極用凸部4Bを設け、電極用凸部4Bに電極(図示せず)を設けると共に軟磁性材料よりなる外形がコの字形の帰磁路体5とドラムコア4を嵌合することにより閉磁路を形成している。尚、同図の(b)において、6はコイル巻線の両端の引き出しリード部である。
特開2005−056934 特開平10−163029
しかしながら、特許文献1のコモンモードフィルタは、コア1の鍔部1Bとフェライト板3とが接着剤で接合して、固定されているため、フェライト板3と鍔部1Bそれぞれの接合面の間に接着剤層分だけ磁性材料のない隙間ができ、この隙間から磁束が漏れ、インダクタンスの取得効率が低下する。また、コモンモードフィルタが実装された基板が温度変化の激しい環境下で使用されると、コア1とフェライト板3とを接合する接着剤が温度によって伸縮し、これら両者間の隙間が変化するため、温度変化に伴ってインダクタンスの取得効率が変化し、信頼性が低下する。
また、特許文献2のコモンモードチョークコイルの場合にも、ドラムコア4の鍔部4Aとコ字形の帰磁路体5とを接着剤によって接着して接合しているため、特許文献1の場合と同様に磁束漏れを生じる。この特許文献2には鍔部4Aと帰磁路体5との接合部の空隙を最小限にすることが記載されているが、空隙を最小限に抑制すると、インダクタンスの変化を抑制することができるが、接着剤によるドラムコア4と帰磁路体5との接合強度が低下するため、機械的強度が低下して信頼性が低下する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、コアの鍔部とフェライト板との接合部からの磁束漏れを低減させてインダクタンスの取得効率を高めると共に、温度によるインダクタンスの変化を抑制して信頼性を向上させることができる巻線型コイルを提供することを目的としている。
本発明の請求項1に記載の巻線型コイルは、巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された磁性材料からなる天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部と上記天板は、それぞれが互いに嵌合する嵌合部を有し、且つ、上記嵌合部の側面でのみ互いに接着剤によって接合されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に記載の巻線型コイルは、巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部は上端面に突起部を有すると共に上記天板は上記鍔部の突起部と嵌合する貫通孔を有し、且つ、上記各鍔部の突起部と上記天板の貫通孔はそれぞれの嵌合する側面でのみ接着剤によって互いに接合されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項3に記載の巻線型コイルは、巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部は上端面に突起部及び/または凹部を有すると共に上記天板は上記鍔部の突起部及び/または凹部と嵌合する凹部及び/または突起部を有し、且つ、上記嵌合部の側面でのみ互いに接着剤によって接合されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項4に記載の巻線型コイルは、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の発明において、上記嵌合部の側面の接着剤による接合面積は、上記鍔部の上端面の面積以上の大きさに形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、コアの鍔部とフェライト板との接合部からの磁束漏れを低減させてインダクタンスの取得効率を高めると共に、温度によるインダクタンスの変化を抑制して信頼性を向上させることができる巻線型コイルを提供することができる。
以下、図1〜図5に示す実施形態に基づいて本発明について説明する。尚、各図中、図1の(a)、(b)はそれぞれ本発明の巻線型コイルの一実施形態を示す図で、(a)はその斜視図、(b)は軸芯方向の断面図、図2の(a)、(b)はそれぞれ図1に示す巻線型コイルの接合強度を説明するための説明図で、(a)はその平面図、(b)はフェライコアの軸芯方向の断面図、図3は図1に示す巻線型コイルにおいて、フェライコアに天板を装着する状態を示す横方向の断面図、図4は本発明の巻線型コイルの他の実施形態を示す図で、図3に相当する断面図、図5は本発明の巻線型コイルの更に他の実施形態を示す図で、図3に相当する断面図である。
第1の実施形態
本実施形態の巻線型コイル10は、例えば図1の(a)、(b)に示すように、巻芯部11及びその両端に形成された鍔部12を有するフェライトコア13と、フェライトコア13の巻芯部11に巻回された巻線(以下、「ワイヤ」と称す。)14と、両方の鍔部12の下面に設けられ且つワイヤ14の端部が接続された端子電極15と、巻芯部11を長手方向に跨いでその両端の鍔部11Bの上面に接合された磁性材料からなる天板(フェライト板)16と、を備えている。ワイヤ14は、絶縁皮膜が表面に施され、その直径が例えば20〜150μm程度に形成されている。また、端子電極15の材料は、電極として用いられる金属であれば特に制限されないが、例えば銀、ニッケル、銅及び錫の合金によって形成されている
各鍔部12のフェライト板16側の面(以下、「上面」と称す。)の中央には図1の(a)、(b)に示すように突起部12Aがそれぞれ形成され、これらの突起部12Aはいずれもフェライト板16に形成された貫通孔16Aと嵌合している。左右の突起部12Aは同一であるため、一方の突起部12Aについて説明する。この突起部12Aは、同図に示すように上面が鍔部12より縮小した大きさの細長形状に形成されている。突起部12Aの高さはフェライト板16の厚さと実質的に同一寸法に形成され、その上面はフェライト板16の上面と段差のない平坦面として形成されている。突起部12Aの側面は、鍔部12の上面に対して垂直に形成されている。
また、鍔部12の突起部12Aとフェライト板16の貫通孔16Aは上述のように互いに嵌合し、嵌合部の全側面においてエポキシ系樹脂等の熱硬化性の接着剤17を介して互いに接合され、フェライトコア13とフェライト板16とが一体化している。従って、従来のようにフェライト板16の下面と鍔部12Aの両脇の上面との間には接着剤が介在することなく、フェライトコア13とフェライト板16とが直に磁気的に接合されている。
つまり、フェライコア13とフェライト板16は、鍔部12の突起部12Aとフェライト板16の貫通孔16Aの嵌合部の全側面のみにおいて接着剤17によって接合されて一体化し、鍔部12とフェライト板16の水平方向の接合面が直に接合されて磁気的に一体化しているため、磁気的に一体化した部分における磁束漏れを低減して磁束が効率良く周り、実効透磁率を高めることができ、インダクタンスの取得効率を高めることができる。また、このように鍔部12とフェライト板16の水平方向の接合面には接着剤が介在しないため、巻線型コイル10が温度変化の激しい環境下にあっても、鍔部12とフェライト板16とが常に直に接触していて鍔部12とフェライト板16間の隙間が変化せず、温度によるインダクタンスの変化を抑制することができ、実装時の信頼性を向上させることができる。
次に、フェライコア13とフェライト板16との接合強度について図2の(a)、(b)を参照しながら説明する。フェライトコア13とフェライト板16は、上述したように突起部12Aの全側面とフェライト板16の全内周面のみが接着剤17によって接合されて一体化し、その他の接合部分には接着剤が一切使用されていない。ここで、図2の(a)に示すように突起部12Aの各辺の長さをc、dとし、突起部12Aの高さをeとすると、突起部12Aの全側面の面積、即ちフェライトコア13とフェライト板16の接合面積S1は{(c+d)×e}×2となる。
これに対して、従来の巻線型コイルは、各鍔部の上面全面がフェライト板と接合されている。鍔部上面の面積は、図2の(a)に示すようにa×bであり、これがフェライト板との接合面積S2になる。
そこで、本実施形態の巻線型コイル10の接合面積を従来の巻線型コイルの接合面積の大きさより大きく設定することによって、つまりS1>S2に設定することによって、巻線型コイル10の接合強度を従来のものよりも高めることができ、フェライトコア13とフェライト板16が巻線型コイル10として強固に一体化し、機械的強度及び熱応力に対する耐性を向上させることができ、信頼性を更に高めることができる。
巻線型コイル10を組み立てる場合には、従来公知の手法によってフェライトコア13の巻芯部11に所定のワイヤ14を所定の巻数だけ巻回し、ワイヤ14の端部を端子電極15に電気的に接続する。その後、図3に示すように各鍔部12の突起部12Aに対してディップ工法等の手法によって接着剤17を塗布した後、各鍔部12の突起部12Aとフェライト板16の貫通孔16Aの位置合わせを行い、各突起部12Aと貫通孔16Aとを嵌合してフェライトコア13とフェライト板16とを一体化する。引き続き、一体化したフェライトコア13とフェライト板16を熱処理して接着剤17を硬化させることにより各鍔部12とフェライト板16を接合して一体化する。
これにより、フェライトコア13とフェライト板16は、左右の突起部12Aの全側面と貫通孔16Aの全内周面が接着剤17によって強固に一体化すると共に、その他の部分は接着剤を介することなく直に接触してフェライトコア13とフェライト板16とが磁気的に接合されるため、各鍔部12とフェライト板16の接合部からの磁束漏れが防止されて磁束が効率良く周り、実効透磁率が高くなってインダクタンスの取得効率を高めることができる。また、各鍔部12とフェライト板16の水平面は直に接触し、接着剤が介在しないため、従来のような温度変化による接着剤の伸縮がなく、鍔部12とフェライト板16が常に安定的に磁気的に結合されているため、温度変化の激しい環境下でもインダクタンスの変化を抑制あるいは防止することができ、信頼性を向上させることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、各鍔部12は上面に突起部12Aを有すると共にフェライト板16は各鍔部12の突起部12Aそれぞれと嵌合する貫通孔16Aを有し、且つ、突起部12Aと貫通孔16Aはそれぞれの嵌合する側面でのみ接着剤17によって互いに接合されているため、フェライトコア13の鍔部12Aとフェライト板16の下面とが直に接触して磁気的に結合されて一体化し、この部分からの磁束漏れを低減させて実効透磁率を向上させてインダクタンスの取得効率を高めると共に、温度によるインダクタンスの変化を抑制して信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、鍔部12とフェライト板16の嵌合部の側面の接着剤による接合面積S1は、鍔部12の上面の面積S2以上の大きさに形成されているため、フェライトコア13とフェライト板16との接合強度を高めることができ、機械的強度及び熱応力耐性を向上させることができる。
第2の実施形態
本実施形態では、図4に示すように第1の実施形態におけるフェライト板16の貫通孔に代えて凹部16Bを鍔部12側に設けると共に、凹部16Bと嵌合する突起部12Aを左右の鍔部12の上面に設けたこと以外は、第1の実施形態と準じて構成されている。
鍔部12の突起部12Aの高さは、フェライト板16の凹部16Bの深さと実質的に同一寸法に形成されている。そして、突起部12Aの全側面と凹部16Bの全内周面のみが接着剤17によって接合されており、突起部12Aの上面と凹部16Bの底面とが直に接触している。従って、鍔部12の突起部12Aの両脇の上面とフェライト板16とは直に接触して磁気的に結合されて一体化し、また、突起部12Aの上面と凹部16Bの底面とも直に接触して磁気的に一体化しているため、本実施形態においても第1の実施形態と同様に作用効果を期することができる。
第3の実施形態
本実施形態では、図5に示すように第2の実施形態におけるフェライト板16の凹部16Bと鍔部12の突起部12Aとの関係が逆になっていること以外は、第2の実施形態と準じて構成されている。
即ち、鍔部12の上面には第2の実施形態の突起部12Aに代えて凹部12Bが形成され、フェライト板16には鍔部12の凹部12Bに対応する突起部16Cが形成されている。鍔部12の凹部12Bの深さと突起部16Cの高さは実質的に同一寸法に形成されている。そして、凹部12Bの全内周面と突起部16Cの全側面のみが接着剤17によって接合されており、凹部12Bの底面と突起部16Cの下面とが直に接触している。従って、鍔部12の凹部12Bの両脇の上面とフェライト板16とは直に接触して磁気的に一体化し、また、凹部12Bの底面と突起部16Cの下面とも直に接触して磁気的に一体化しているため、本実施形態においても第1の実施形態と同様に作用効果を期することができる。
尚、本発明は上記各実施形態に何等制限されるものではない。例えば上記各実施形態では、鍔部12の上面の中央に細長形状の突起部12Aまたは凹部12Bを設けた場合について説明したが、これらの突起部または凹部は複数箇所に分散させて設けても良く、また、突起部と凹部を混在させて設けても良い。この場合には天板には鍔部の突起部及び/または凹部に対応する凹部及び/または突起部を設ければ良い。また、コアと天板との接合強度が確保できるのであれば、嵌合部の全側面を部分的に接着剤によって接合することもできる。要は、本発明では、如何なる場合であっても鍔部と天板の嵌合部の側面のみにおいて接着剤によって接合されており、鍔部及び天板の水平方向の接合面は直に接触して接着剤が介在しない構造になっている。
本発明は、電子機器や通信機器等に使用される巻線型コイルに好適に利用することができる。
(a)、(b)はそれぞれ本発明の巻線型コイルの一実施形態を示す図で、(a)はその斜視図、(b)は軸芯方向の断面図である。 (a)、(b)はそれぞれ図1に示す巻線型コイルの接合強度を説明するための説明図で、(a)はその平面図、(b)はコアの横方向の断面図である。 図1に示す巻線型コイルにおいて、コアにフェライト板を装着する状態を示す軸芯方向の断面図である。 本発明の巻線型コイルの他の実施形態を示す図で、図3に相当する断面図である。 本発明の巻線型コイルの更に他の実施形態を示す図で、図3に相当する断面図である。 (a)(b)はそれぞれ従来の巻線型コイルを示す斜視図である。
符号の説明
10 巻線型コイル
11 巻芯部
12 鍔部
12A 突起部
12B 凹部
13 フェライトコア
14 ワイヤ
15 端子電極
16 フェライト板
16A 貫通孔
16B 凹部
16C 突起部

Claims (4)

  1. 巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部と上記天板は、それぞれが互いに嵌合する嵌合部を有し、且つ、上記嵌合部の側面でのみ互いに接着剤によって接合されていることを特徴とする巻線型コイル部品。
  2. 巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部は上端面に突起部を有すると共に上記天板は上記鍔部の突起部と嵌合する貫通孔を有し、且つ、上記各鍔部の突起部と上記天板の貫通孔はそれぞれの嵌合する側面でのみ接着剤によって互いに接合されていることを特徴とする巻線型コイル部品。
  3. 巻芯部及びその両端に形成された一対の鍔部を有するコアと、上記巻芯部に巻回された巻線と、上記巻線の両端部がそれぞれ接続され且つ上記各鍔部にそれぞれ形成された端子電極と、上記各鍔部間に架設された天板と、を備えた巻線型コイル部品において、上記各鍔部は上端面に突起部及び/または凹部を有すると共に上記天板は上記鍔部の突起部及び/または凹部と嵌合する凹部及び/または突起部を有し、且つ、上記嵌合部の側面でのみ互いに接着剤によって接合されていることを特徴とする巻線型コイル部品。
  4. 上記嵌合部の側面の接着剤による接合面積は、上記鍔部の上端面の面積以上の大きさに形成されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の巻線型コイル部品。
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