JP2008196179A - 仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠 - Google Patents

仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、無垢の木の化粧打ち込み型枠に孔も開けず、仮設材も使用しないでコンクリート壁体を構築する。無垢の木の化粧打ち込み型枠と工法を提供。
【解決手段】無垢の木の化粧打ち込み型枠であって、複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6を装着した、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を鎹状のセパレータ7と連結ビス11を用いて、仮設材を使用しないで型枠組みをしてコンクリート8を打設する。打設後コンクリート8と一体の埋設された化粧板壁体となる。無垢の木の化粧打ち込み型枠3は保温性と断熱性に優れているため室内外の断熱壁が形成される。無垢の木の化粧打ち込み型枠3に孔も開けず、仮設材も使用しないで型枠組みを可能にすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート造の構築物を構築するベニヤ型枠や鋼製型枠、そのほか樹脂型枠、その他の型枠に関するものである。
従来、構築物のコンクリート壁体を構築する型枠は、ベニヤ型枠や鋼製型枠、そのほか樹脂型枠などが使用されている。その型枠の大半がベニヤ型枠であることは周知の通りである。それら型枠の構築は型枠に孔を開け、セパレータを介してフォームタイや鋼管バタ等、大量の仮設材や補助桟を利用して型枠組みをした解体を目的としたもので、仕上げ材や下地胴縁として利用できるわけではない。
他方、コンクリート壁体の打ち込み型枠に断熱材を固着させて断熱壁工法としたものもある。また、断熱材を型枠として利用したものが一般に知られている。しかしながら、打ち込み型枠や断熱材にしても、その役割をするものであり、仕上げ材として利用できるわけではない。
上記、解体を目的とした型枠組みは精度が悪く、多くの職種や複雑な作業と長い工程、結露対策等によるコスト高など、鉄筋コンクリート住宅の普及を妨げている。しかしながら災害の多い現在、鉄筋コンクリート住宅のような、あらゆる災害に耐えられる、防災住宅は強く望まれている。
なお、本願発明に関連する公知技術として次の特許文献を挙げることができる。
特開平8−120802、
従来の構築物のコンクリート壁体を構築する、解体を目的とした型枠組みには次の問題があった。
解体を目的とした型枠組みは建築基準法上での型枠の存置期間が普通のコンクリートで摂氏15度以上では3日以上の養生期間を設けるようになっているので工期が長く掛かる。
解体を目的とした型枠組みは大量の型枠と釘仕舞い、仮設材等の保管庫が必要であるとともに整理整頓にコストが掛かっている。
解体を目的とした型枠組みは現場加工が多いため精度が悪く、コンクリートのはつり工事が生じる。また、解体時に発生する廃材やはつりによるコンクリート片等の産業廃棄物を排出し、その処理費は多大である。
解体を目的とした型枠組みは精度が悪いので、型枠組みに並行して電気配線の空配管や給排水設備の配管用スリーブ入れ、コンクリートの打設後、墨出しをして本配管や配線をする。このことにより各設備工事は大きなロスと精度の悪さによるコンクリートのはつり工事など多くの手間とコストが掛かっている。
他方、コンクリート壁体の断熱工法は、打ち込み型枠に断熱材を固着してコンクリートと一体としたもので、構築工法については、従来のセパレータを用いた仮設材での型枠組みがされたもので仕上げ材として利用できるわけではない。また、外断熱については複雑で施工コストが高くなるという不具合を生じている。
コンクリート造の建物で、外断熱の構築は重要である。その外断熱の構築には発泡合成樹脂等の成型材を型枠として、コンクリートに打ち込む工法もあるが、発泡合成樹脂の強度を持たせるための厚みと複雑な成型・仕上げをするための下地の構成等、仕上げ材を含めると壁厚が大変厚くなり面積の無駄が生じることと、開口部を構成する部材等の無駄が多くなる。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑みてコンクリート壁体の内外の断熱も可能にする、仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠工法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の、構築物のコンクリート壁体を構築する、無垢の木の化粧打ち込み型枠であって、片蟻付き接続部材6が装着された無垢の木の化粧打ち込み型枠3を鎹状のセパレータ7と連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが出来ることを特徴とする、仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠工法を要旨とする。
請求項2記載の、単体か複数で構成された化粧板1の片面に木目と直角方向に複数の蟻溝2を設けて、複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6を装着した、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を鎹状のセパレータ7と連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが、仮設材を使用しないで構築できることを特長とする。
請求項3記載の、無垢の木の化粧打ち込み型枠3に孔も開けず、仮設材も使用しない型枠組みを可能にすることと、コンクリートの打設側圧により鎹状のセパレータ7の本数を調整して対応できることを特長とする。
請求項4記載の、構築物のコンクリート壁体を構築する、無垢の木の化粧打ち込み型枠3の厚みを変えることで、温暖地から寒冷地まで対応できる構築物の内外断熱コンクリート壁体の構築をさせることを特徴とする。
請求項5記載の、単体か複数で構成された化粧板1の片面に木目と直角方向に複数の蟻溝2を設けた2枚の無垢の木の化粧打ち込み型枠3の蟻溝2に両蟻付き接続部材9を挿入装着しつつ、連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが出来ることを特徴とする。
請求項6記載の、無垢の木の化粧打ち込み型枠3に孔も開けず、仮設材も使用しないで無垢の木の化粧打ち込み型枠3の型枠組みを可能にすることを特長とする。
請求項7記載の、無垢の木の化粧打ち込み型枠3の接続面に複数のビス孔10を緩い角度をつけて設け、木目と直角方向の反りの防止と結合を目的とした、比較的長い連結ビスを用いて型枠組みすることを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、構築物のコンクリート壁体を構築する、複数の孔と補強部を設けた片蟻付き接続部材を装着した、無垢の木の化粧打ち込み型枠はその装着された片蟻付き接続部材を用いて鎹状のセパレータと連結ビスでコンクリート壁体の型枠組みを構築するものである。無垢の木の化粧打ち込み型枠にかかるコンクリートの打設側圧に対しては、鎹状のセパレータの本数を調整して対応させることもできる。また、片蟻付き接続部材の数を増すことで重側圧にも対応できる。よって無垢の木の化粧打ち込み型枠は如何なる型枠組みにも容易に対応できるとともに、コンクリート打設後無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリートの凝固乾燥により、コンクリートと一体の埋設された強固な化粧板壁体となる。前記により無垢の木の化粧打ち込み型枠に孔も開けず、仮設材も使用しないで、容易に且つ敏速に型枠組みができる。
前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠の蟻溝を利用して、両蟻付き接続部材と連結ビスを用いて2枚の無垢の木の化粧打ち込み型枠を連結組み固定することで、無垢の木の化粧打ち込み型枠に孔も開けず、仮設材も使用しない薄い壁厚に対応した無垢の木の化粧打ち込み型枠の型枠組みが可能となり、薄い間仕切壁やコンクリート造の化粧板塀等エクステリア製品など幅広い利用ができる。
前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠は工場生産が可能であり、精度の高い強固な型枠組みができる。また、解体をしないため、ビスで強固に本固定ができる。以上のことにより複数階の型枠組みを継続して建て込むことも可能であり、複数階のコンクリートを連続して注入することも可能である。
コンクリートを連続して注入することで、バルコニーや屋上等の防水工事を必要としないコンクリート躯体が構築できる。また、コンクリートの打ち継がなくなることで、打ち継ぎからの漏水が防止できるとともに、打ち継ぎのコーキングも不要である。無垢の木のスラブ化粧打ち込み型枠は解体しないので、無垢の木のスラブ化粧打ち込み型枠の上にシートを張っての防水の対応も可能である。
無垢の木の化粧打ち込み型枠は保温性と断熱性に優れているため、室内外の断熱材となり室内の結露が発生しない室内外の断熱壁が構築される。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠の板厚を増すことで寒冷地にも適応する外断熱壁となる。無垢の木の化粧打ち込み型枠の大きな特徴は、在来工法では困難とされていた外断熱壁の構築が容易に且つ敏速に構築できることである。
無垢の木の化粧打ち込み型枠の固定はコンクリートの打設面を接続部材で結合するため、無垢の木の化粧打ち込み型枠の化粧面をいろいろな模様や形状を付けることが可能である。また、不燃材で化粧張りすることも可能である。
無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリートと一体となることで、市場に出ている多くの内外装材の強固な下地胴縁として利用することも可能である。
コンクリートを無垢の木の化粧打ち込み型枠で覆うことで、木造建築の造作と同等以上の施工の容易さと、既製住宅用サッシの利用と取り付けが在来木造住宅と同等以上に容易となる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠をコンクリートに打ち込むことで、無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリート表面の劣化防止とコンクリートの保護材となり、建物の耐用年数を長くする。
無垢の木の化粧打ち込み型枠にすることで型枠の解体、ケレン、釘仕舞、運搬、保管等全て不要となり、建設費と産業廃棄物が大きく削減できる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠にすることで、コンクリートの養生期間の短縮と複雑な工程も特別な技術者も必要としない短納期・ローコスト・高品質な構築を可能にする。
複数の孔と補強部を設けた片蟻付き接続部材を装着した、無垢の木の化粧打ち込み型枠とすることで、無垢の木の化粧打ち込み型枠の反りが防止できるとともに、無垢の木の化粧打ち込み型枠とコンクリートの結合をより強固にする。
無垢の木の化粧打ち込み型枠はコンクリートと一体化することで燃えにくくなる、木材は420℃(着火危険温度250℃)で発火(燃焼速度は30分で18ミリ)し、その後は表面に出来た炭化層が断熱材の役割を果たし、木材内部の温度上昇を押さえて、熱分解して生じる可燃ガスの発生を防ぐので、それ以上は燃えにくくなる。また、無垢の木の不燃処理も可能である。
無垢の木の化粧打ち込み型枠は解体をしないので、型枠組みの精度が高く強固であるため、型枠組みに並行して電気の配線や器具付けも可能であり、給排水設備の配管用スリーブを入れる必要もなく本配管ができる。このため無駄な材料も工事費用も不要となり各設備費を大きく削減できる。
以上、本発明の無垢の木の化粧打ち込み型枠を内地材にすることで、地球温暖化による異常気象が危惧されている現在、林業過疎地の活性化や地球温暖化防止に貢献できる。また、建設作業を容易にして産業廃棄物の削減や、短納期・ローコスト・高品質な構築を可能にする。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1〜図5は本発明の第一の実施の形態に係り、図1はコンクリート躯体断面詳細図、図2片蟻付き接続部材と鎹状のセパでの固定方法を示した断面詳細図、図3は両蟻付き接続部材での固定方法を示した断面詳細図、図4は無垢の木の化粧打ち込み型枠の加工図、図5は無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結図、図6は片蟻付き接続部材の姿図、図7は両蟻付き接続部材の姿図、図8は在来工法の型枠組みを示す参考断面図、図9は在来工法の仕上げを示す参考断面図である。
本無垢の木の化粧打ち込み型枠3の実施は、図1のコンクリート躯体断面詳細図に示すように、片蟻付き接続部材6を装着した無垢の木の化粧打ち込み型枠3を、床組みと並行して建て込み鎹状のセパレータ7で固定して、図5の連結ビス11で強固に型枠組みをして、コンクリート8を注入する。
無垢の木の化粧打ち込み型枠3構成は、図4に示すように、単体また複数で構成された、化粧板1の片面に木目とは直角方向に複数の蟻溝2と接続面に複数のビス孔10を緩い角度をつけて設けたものである。
無垢の木の化粧打ち込み型枠3の連結は、図5に示すように、片蟻付き接続部材6を装着した無垢の木の化粧打ち込み型枠3を連結ビス11で連結固定して、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を一体化させる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠3の型枠組みは、図2に示すように、図6の複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6を装着した無垢の木の化粧打ち込み型枠3の片蟻付き接続部材6の複数の孔4に、図2に示した鎹状のセパレータ7を打ち込み、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を図4に示したビス孔10に連結ビス11を挿入して強固に連結型枠組み構築をする(鎹状のセパレータ7の本数と片蟻付き接続部材6の設置間隔についてはコンクリート8の側圧により適宜決定されるものとする)。
薄い壁厚の型枠組みは、図3に示すように、二枚の無垢の木の化粧打ち込み型枠3の蟻溝2に図7に示した、両蟻付き接続部材9を挿入して、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を連結ビス11で強固に連結型枠組み構築をする。
無垢の木の化粧打ち込み型枠3の蟻溝2に、図6の複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6や図7の両蟻付き接続部材9を挿入装着してコンクリート7を打設することで、片蟻付き接続部材6や両蟻付き接続部材9はコンクリート8の凝固で一体となり、無垢の木の化粧打ち込み型枠3は無垢の木の習性である反りが防止できるとともに強固に固定される。また、片蟻付き接続部材6に補強部5を設けることで、孔4の部分の強度補強ができるとともにコンクリート7との強固な一体化が図れる。
図3に示すように、二枚の無垢の木の化粧打ち込み型枠3の蟻溝2に図7に示した、両蟻付き接続部材9を挿入して、連結ビス11で無垢の木の化粧打ち込み型枠3を強固に連結型枠組み構築することで、地震にも耐える強固なコンクリート8の化粧板塀が容易に構築できる。その他にも、多種多様なエクステリア商品が容易に構築できる。
無垢の木の化粧打ち込み型枠3を構成する化粧板1は例えば、一般木造住宅の間柱W105ミリ×D30ミリ×H3000ミリを2枚合わせた巾W210ミリにして利用すれば、比較的安価な資材調達が出来る。また、片蟻付き接続部材6や両蟻付き接続部材9は樹脂製が望ましい。鎹状のセパレータ7については市販の鎹でも対応できる。以上を用いて型枠組みをすれば従来のベニヤ型枠や鋼製型枠そのほか樹脂型枠などと同等の価格と、それら以上の施工精度と容易な施工性が得られる。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠3は戸建住宅のために開発をしてきたが、一般の鉄筋コンクリート造の小規模なマンションから中高層マンションの型枠として多大な需要が見込める。また、無垢の木の化粧打ち込み型枠3の木材(杉や桧)は、日本全国に大量に植林されたもので調達が容易であるとともに、森林を守るためにも消費しなければならない木材である。
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。例えば、無垢の木の化粧打ち込み型枠3と同等または、それ以上の素材であれば、状況に応じて適宜選択されるものである。
本発明のコンクリート躯体断面詳細図である。 片蟻付き接続部材と鎹状のセパでの固定方法を示した断面詳細図である。 両蟻付き接続部材での固定方法を示した断面詳細図である。 無垢の木の化粧打ち込み型枠の加工図である。 無垢の木の化粧打ち込み型枠の連結図である。 片蟻付き接続部材の姿図である。 両蟻付き接続部材の姿図である。 在来工法の型枠組みを示す参考断面図である。 在来工法の仕上げを示す参考断面図である。
符号の説明
化粧板
蟻溝
無垢の木の化粧打ち込み型枠

補強部
片蟻付き接続部材
鎹状のセパレータ
コンクリート
両蟻付き接続部材溝
ビス孔
連結ビス

Claims (7)

  1. 構築物のコンクリート壁体を構築する、無垢の木の化粧打ち込み型枠であって、片蟻付き接続部材6が装着された無垢の木の化粧打ち込み型枠3を鎹状のセパレータ7と連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが出来ることを特徴とする、仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠工法。
  2. 前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠であって、単体か複数で構成された化粧板1の片面に木目と直角方向に複数の蟻溝2を設けて、複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6を装着した、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を鎹状のセパレータ7と連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが、仮設材を使用しないで構築できることを特長とする無垢の木の化粧打ち込み型枠3。
  3. 前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠3に孔も開けず、仮設材も使用しない型枠組みを可能にすることと、コンクリートの打設側圧により鎹状のセパレータ7の本数を調整して対応できることを特長とする、請求項2記載の複数の孔4と補強部5を設けた片蟻付き接続部材6と鎹状のセパレータ7。
  4. 構築物のコンクリート壁体を構築する、無垢の木の化粧打ち込み型枠3の厚みを変えることで、温暖地から寒冷地まで対応できる構築物の内外断熱コンクリート壁体の構築をさせることを特徴とする無垢の木の化粧打ち込み型枠工法。
  5. 構築物のコンクリート壁体を構築する、無垢の木の化粧打ち込み型枠であって、単体か複数で構成された化粧板1の片面に木目と直角方向に複数の蟻溝2を設けた2枚の無垢の木の化粧打ち込み型枠3の蟻溝2に両蟻付き接続部材9を挿入装着しつつ、連結ビス11を用いて、コンクリート壁体の型枠組みが出来ることを特徴とする、仮設材を使用しない無垢の木の化粧打ち込み型枠工法。
  6. 前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠3に孔も開けず、仮設材も使用しないで無垢の木の化粧打ち込み型枠3の型枠組みを可能にすることを特長とする請求項4記載の両蟻付き接続部材9。
  7. 前記、無垢の木の化粧打ち込み型枠3の接続面に複数のビス孔10を緩い角度をつけて設け、木目と直角方向の反りの防止と結合を目的とした、比較的長い連結ビスを用いて型枠組みすることを特徴とする、無垢の木の化粧打ち込み型枠3を同じ形状に加工してもビス固定ができる連結型枠組み工法。
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