JP2008194177A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】メッシュフィルタのメンテナンス性を向上して経時的な吸込力の低下を抑制した電気掃除機を提供する。
【解決手段】ホース体を連結管95により本体ケースに対して回動可能とする。掃除動作中のホース体の動きに伴う連結管95の回動により駆動した清掃部材133によりメッシュフィルタ132を自動的に掃除するので、メッシュフィルタ132のメンテナンス性が向上する。メッシュフィルタ132の目詰まりを抑制することで、吸込状態において主風路211にて捕集する塵埃量が増加して主風路211の風路抵抗が大きくなった際に副風路212へ分岐する空気の風量を確保して、経時的な吸込力の低下を抑制できる。
【選択図】図1
【解決手段】ホース体を連結管95により本体ケースに対して回動可能とする。掃除動作中のホース体の動きに伴う連結管95の回動により駆動した清掃部材133によりメッシュフィルタ132を自動的に掃除するので、メッシュフィルタ132のメンテナンス性が向上する。メッシュフィルタ132の目詰まりを抑制することで、吸込状態において主風路211にて捕集する塵埃量が増加して主風路211の風路抵抗が大きくなった際に副風路212へ分岐する空気の風量を確保して、経時的な吸込力の低下を抑制できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、分岐フィルタを備え、塵埃と空気とを分離する塵埃分離部を有する電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の吸込側に連通して集塵部としての集塵カップが設けられ、この集塵カップが、掃除機本体の蓋体の開閉により掃除機本体から着脱可能となっている。また、この集塵カップは、電動送風機の駆動により空気とともに吸い込んだ塵埃を空気と分離する塵埃分離部を備えている。塵埃分離部は、例えば円筒状に形成され、下流側の端部が、この塵埃分離部で分離した粗塵を収容する集塵室に連通する主風路を区画するとともに、外周面に複数の孔部が形成され、これら孔部が分岐フィルタにより覆われて、集塵カップの下流端の排気口に連通する副風路と連通している。さらに、集塵室の下流側は、副風路に連通している。そして、この副風路の下流側である集塵カップの排気口には、細塵を捕集する細塵用フィルタが着脱可能に設けられている。すなわち、主風路と副風路とは、細塵用フィルタの上流側で合流している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−211285号公報(第5頁、図5)
上述の電気掃除機では、塵埃分離部の分岐フィルタに塵埃が詰まってくると、吸込風量が低下して吸込力の低下を招くため、分岐フィルタを定期的に掃除することが必要となる。
しかしながら、このような分岐フィルタは、蓋体を開けて集塵カップを掃除機本体から取り外し、手動で掃除しなければならないなど、メンテナンス性が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、分岐フィルタのメンテナンス性を向上して経時的な吸込力の低下を抑制した電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、掃除機本体に設けられた吸込口に連通接続されて周方向に回動可能となる連結管を備えた管部と、吸込口の下流側に設けられ、分岐フィルタを備え、塵埃と空気とを分離する塵埃分離部と、この塵埃分離部と電動送風機の吸込側を連通するとともに、塵埃分離部により分離された塵埃が通る主風路と、この主風路に設けられ、塵埃分離部により主風路側に分離された塵埃を捕集する集塵部と、主風路と別個に塵埃分離部と電動送風機の吸込側とを連通するとともに、下流側が主風路と合流する副風路と、連結管の回動により駆動されて分岐フィルタに捕集した塵埃を除去する清掃部材とを具備したものである。
本発明によれば、掃除動作中の管部の動きに伴う連結管の回動により駆動された清掃部材により分岐フィルタが自動的に掃除されるので、分岐フィルタのメンテナンス性が向上し、この分岐フィルタの目詰まりを抑制することで、主風路にて捕集する塵埃量が増加して、吸込状態において主風路の風路抵抗が大きくなった際に副風路へ分岐される空気の風量を確保して、経時的な吸込力の低下を抑制できる。
以下、本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図9を参照して説明する。
図7ないし図9において、1は掃除機本体であり、この掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機である。この掃除機本体1は、本体ケース2と、この本体ケース2の上部に開閉可能に設けられた蓋体3とを有し、本体ケース2に設けられた隔壁部4の後部に、電動送風機7を収容する電動送風機室8が形成され、隔壁部4の前部に、集塵部としての主集塵部である集塵ユニット9が着脱可能に載置される集塵部取付部としての凹状のユニット取付部10が前部に形成されている。
本体ケース2は、前後方向に長手状に形成された下ケース11と、この下ケース11の上側に取り付けられた上ケース12とを備えている。
下ケース11の後側の両側部には、それぞれ大径の従動輪16(一方のみ図示)が回転自在に軸支されている。また、下ケース11の下面には、ユニット取付部10の下方にて旋回輪17が旋回自在に軸支されている。この結果、掃除機本体1は、従動輪16と旋回輪17とにより、被掃除面としての床面上を走行可能となっている。
上ケース12は、下ケース11の後部両側を覆い電動送風機室8の両側部、後部および上部をそれぞれ覆い、電動送風機室8の上部を区画している。また、この上ケース12の後部には、電動送風機室8の側方に収容された図示しないコードリールに巻回された電源コードを引き出し可能な引出口21が開口形成されている。さらに、この上ケース12の上部には、掃除機本体1を把持するためのハンドル22が前後方向に回動可能に取り付けられている。
電動送風機室8には、電動送風機7が、吸込側を前側、排気側を後側として、前後方向に沿って配設されている。ここで、電動送風機7は、前側の外周縁部に、保持部材としてのシール部材である可撓性を有する図示しない環状のモータパッキンが嵌着され、このモータパッキンを介して電動送風機室8に嵌着されている。また、電動送風機7は、上側を図示しない被覆部材であるモータカバーにより覆われている。さらに、この電動送風機室8のモータカバーの上方には、電動送風機7などの駆動を制御する図示しない制御手段が収容されている。
集塵ユニット9は、外郭をなす集塵部本体としてのカップ部材31と、このカップ部材31に取り付けられる主フィルタとしての濾過フィルタである集塵袋すなわち紙パック32とを備えている。
カップ部材31は、前側から両側へと延設された周壁部34と、この周壁部34の下部を閉塞する下壁部35と、周壁部34の上端部から後部へと枠状に形成された上枠部36とを有し、この上枠部36により上側に上部開口37が区画されているとともに、上枠部36、周壁部34および下壁部35のそれぞれの後端部により、後部開口38が後部に区画されている。
上枠部36の上端部全体には、蓋体3を閉じた状態でこの蓋体3側と気密に接続するためのシール部材であるパッキン41が嵌着されている。
上部開口37は、紙パック32をカップ部材31に対して着脱するための開口であり、蓋体3を閉じた状態で、この蓋体3側と連通可能となっている。
後部開口38は、集塵ユニット9と電動送風機7の吸込側とを連通する開口である。
一方、紙パック32は、吸込口となる集塵袋開口としてのパック開口45が開口された口枠46と、この口枠46に取り付けられた袋体47とを備えている。
口枠46は、例えばボール紙などの厚紙により板状に形成され、カップ部材31に係止されている。
袋体47は、通気性素材である濾材を例えば複数積層して袋状に形成したもので、未使用状態で折り畳み可能となっており、カップ部材31内に収容されている。
蓋体3は、図1、図2、図7および図8に示すように、蓋体本体51と、この蓋体本体51の上部に設けられた蓋体カバー52と、蓋体本体51の前端部上側に連結される蓋体連結部53と、蓋体本体51の下部に嵌着された蓋体下板部54とを備えている。
蓋体本体51は、蓋体3の外郭をなすものであり、後部において前方へと下方に傾斜した後部傾斜板部55と、この後部傾斜板部55の両側部に連続する側板部56(一方のみ図示)と、これら後部傾斜板部55と側板部56との間に連続する風路区画板部57と、側板部56にて風路区画板部57の前側上方に位置する区画板部58と、この区画板部58の前方および側板部56に連続する連結部取付部59とにより形成されている。そして、蓋体カバー52と後部傾斜板部55、側板部56、風路区画板部57および区画板部58との間に、フィルタ部60を収容する後方収容空間部61が区画され、側板部56、区画板部58および連結部取付部59と蓋体下板部54との間に、塵埃分離部62を収容する分離部収容空間部としての前方収容空間部63が区画されている。
後部傾斜板部55は、蓋体3を閉じた状態で隔壁部4の前側上方に対向するもので、上下方向の略中心域に、後方収容空間部61と連通する後部開口66が穿設され、この後部開口66の下縁部に沿って、フィルタ部60の後端部を嵌着する嵌着凹部67が断面U字状に形成されて後方すなわち隔壁部4側に突出している。
また、後部傾斜板部55の後部には、一対の被軸支部71(一方のみ図示)が後方へと突設され、これら被軸支部71のそれぞれの先端部が、隔壁部4の上端部に回動可能に軸支されている。この結果、蓋体3が上下方向に回動可能となっている。
風路区画板部57は、蓋体カバー52の下方に位置して略水平状に設けられ、フィルタ部60の下方すなわち上流側に対向している。また、この風路区画板部57の後端部近傍の下部には、当接突部73が左右方向に沿って長手状に形成されている。この当接突部73の後部には、前方に向けて下方に傾斜した当接傾斜面73aが形成され、蓋体3を閉じた状態で隔壁部4の前端部の一部と気密に当接するように構成されている。
区画板部58は、下端部が風路区画板部57に対して上方に離間されており、この風路区画板部57の前端部との間に、前方収容空間部63と後方収容空間部61とを連通する連通開口75が開口形成されている。また、区画板部58の下端部、すなわち連通開口75の上端縁部には、フィルタ部60の前端部が載置される載置段部76が後側下方に向けて傾斜状に突設されている。
連結部取付部59は、前側下方に向けて傾斜して形成されており、中央部に丸孔状の取付孔78が開口形成されている。
蓋体カバー52は、左右方向に延びる湾曲板状に形成され、蓋体本体51の後部傾斜板部55、側板部56および区画板部58のそれぞれの上端部に亘って嵌着され、後方収容空間部61の上方を覆っている。
蓋体連結部53は、吸込口としての丸孔状のホース接続口81を開口する円筒状の接続筒部82を中心部に有する略円筒状の連結部本体83を周方向に回転可能に有し、この連結部本体83の周縁部が、略円筒状の連結部取付部84により連結部取付部59に取り付けられている。
ホース接続口81は、掃除機本体1の前側上方に向けて開口しており、このホース接続口81の開口方向、すなわち接続筒部82の軸方向は、水平方向(鉛直上下方向)に対して略45°傾斜している。
また、接続筒部82は、ホース接続口81を前端部に有し、後端部が筒状体86に連結されている。
ここで、筒状体86は、接続筒部82が挿入されて取付孔78に挿入される直線円筒状の被挿入筒部88を中心部に有し、この被挿入筒部88の外周縁部全体にフランジ部89が突設され、このフランジ部89が例えば螺子などにより連結部本体83と一体的に連結されている。
また、被挿入筒部88の内部には、接続筒部82の先端部が当接して位置決めされる位置決め段部91が設けられている。さらに、被挿入筒部88の外周側の先端縁部には、取付孔78の外周縁部に圧接されるシール部材としてのパッキン92が取り付けられている。したがって、ホース接続口81から取付孔78へは、接続筒部82および筒状体86を介して直線状に連通している。
そして、ホース接続口81には、管部としての可撓性を有するホース体94の基端部の硬質の連結管95が接続筒部82に着脱可能に挿入され、このホース体94の先端部に、手元操作部96が設けられ、この手元操作部96には、作業者が把持する把持部97が突設され、この把持部97には、作業者により電動送風機7の動作モードなどを制御手段に設定する設定ボタン98が複数設けられ、さらに、手元操作部96の先端部には、延長管99と吸込口体としての床ブラシ100とが順次連通接続される。
したがって、ホース体94の基端側である連結管95は、接続筒部82を有する連結部本体83と筒状体86とにより掃除機本体1(本体ケース2)に対して周方向に回動可能に接続されている。
また、連結部本体83には、連結管95と電気的に接続される電線接続部103が設けられている。
蓋体下板部54は、蓋体3の下面をなす略平板状の下板部本体105を備え、この下板部本体105の略中央部に、蓋体3を閉じた状態で集塵ユニット9に接続される接続口106が穿設されている。そして、この接続口106の縁部全体の上部には筒状部107が突設され、また、接続口106の縁部の前後に、集塵ユニット9の紙パック32のパック開口45に挿入される挿入筒部108が取り付けられるボス109,109が突設されている。さらに、下板部本体105の上部には、蓋体本体51の風路区画板部57、側板部56および連結部取付部59のそれぞれの下端部に亘って連続するシール部材であるパッキン111が取り付けられている。そして、下板部本体105の外周縁部全体には、蓋体3を閉じた状態で集塵ユニット9のパッキン41を押圧して接続口106と集塵ユニット9とを気密に接続する当接突出部113が下方へと突設されている。
筒状部107は、上端部が後部から前部へと下方に傾斜して形成され、塵埃分離部62の下流端が挿入嵌合されている。また、この筒状部107の後部には、後方収容空間部61に連通する開口部115が開口形成され、この開口部115の前部には、弁体116が前後方向に回動可能に設けられている。
この弁体116は、開口部115を開閉するもので、外縁部が開口部115の外縁部にて筒状部107に当接するように、この開口部115よりも大きい形状に形成されている。したがって、この弁体116は、後方収容空間部61側すなわち後側からの風により押し開けられ、この風が弱くなったり前方収容空間部63側すなわち前側から風が流れようとしたりすると、自重により開口部115を閉じて、塵埃分離部62の下流側に対向して上下方向に沿って下端部が接続口106内に挿入されるように構成されている。
挿入筒部108は、略円筒状に形成され、外周縁部から突出フランジ部122がフランジ状に突設されている。そして、突出フランジ部122は、ボス109,109に螺子などにより係止され、これらボス109,109の外方に延びる突出フランジ部122の外周縁部には、蓋体3を閉じた状態で集塵ユニット9の紙パック32の口枠46の上面に、パック開口45の周縁部で圧接されるシール部材としてのシールパッキン123が取り付けられている。この結果、蓋体3を閉じた状態で、接続口106とパック開口45とが気密に接続可能となっている。
フィルタ部60は、フィルタとしてのプリーツフィルタ125と、このプリーツフィルタ125の周縁部を囲む枠状のフィルタ枠126とを有している。
プリーツフィルタ125は、例えば表面集塵する四フッ化エチレン(PTFE)などのフィルタであり、上流側を下方向に向けた状態で後方収容空間部61に配設され、例えば集塵ユニット9の紙パック32よりも細かい塵埃を上流側の面、すなわち下側面で捕集可能となっている。また、このプリーツフィルタ125は、前後方向に沿って形成された複数の山部と谷部とを左右方向に交互に有する波状に形成されている。さらに、プリーツフィルタ125は、後端部が後部開口66に臨んでおり、この後端部には、この後部開口66から突出する当接片125aが、各山部(谷部)に対応してそれぞれ取り付けられている。これら当接片125aは、例えばプラスチックなどの、プリーツフィルタ125よりも硬質の部材により形成されている。
フィルタ枠126は、プリーツフィルタ125に対して傾斜状に取り付けられている。すなわち、フィルタ枠126は、前端側がプリーツフィルタ125の前端部の上側寄りに位置し、後端側がプリーツフィルタ125の後端部の下側寄りに位置している。換言すれば、プリーツフィルタ125とフィルタ枠126とは互いに交差状に取り付けられている。さらに、このフィルタ枠126は、前端側が蓋体本体51の区画板部58の載置段部76上に載置され、後端側が蓋体本体51の後部傾斜板部55の嵌着凹部67上に載置されている。このため、フィルタ部60は、前側が後側に対して上方に位置するように傾斜状に後方収容空間部61内に収容されている。
さらに、フィルタ枠126の外周縁部全体には、区画板部58の後面、側板部56の内側面および嵌着凹部67に亘って圧接されるシール部材であるシールパッキン127が嵌着されている。
この結果、フィルタ部60は、集塵ユニット9の上方、すなわち上部開口37よりも上方に全体が位置し、プリーツフィルタ125が筒状部107の上端に当接している。
塵埃分離部62は、ホース接続口81から空気とともに吸い込んだ塵埃を空気と塵埃とに分離するもので、略円筒状に形成された分離部本体131と、この分離部本体131に取り付けられた分岐フィルタとしてのメッシュフィルタ132とを有している。また、この塵埃分離部62内には、メッシュフィルタ132の清掃用の清掃部材133が配設されている。
分離部本体131は、前端部がホース接続口81よりも開口寸法が大きく、取付孔78の周囲にて蓋体連結部53の後端部に位置し、後端側へと縮径され、後端部が蓋体下板部54の筒状部107の上端部に傾斜状に挿入されて弁体116の前面に傾斜状に対向している。したがって、この分離部本体131は、接続口106に対して傾斜状、例えば略45°傾斜して連通している。また、分離部本体131の前端側の外周縁部には、蓋体連結部53と気密に接続するためのシール部材であるパッキン135が嵌着されている。さらに、この分離部本体131の外周面には、格子状に連通孔137が穿設され、これら連通孔137が連通開口75に気密に接続されるように構成されている。
メッシュフィルタ132は、分離部本体131の各連通孔137を覆って取り付けられ、これら連通孔137を通過する空気に含まれる塵埃を捕集可能となっている。
そして、塵埃分離部62は、電動送風機7の駆動によりホース接続口81から空気とともに吸い込んだ塵埃のうち、比較的重量が大きい粗塵に慣性を与え、分離部本体131の上流側から下流側へと傾斜直線状に分離するとともに、空気を連通孔137側へと分離する。
清掃部材133は、図1ないし図3に示すように、環状の連結部141と、この連結部141から突設された複数、例えば2つの清掃部142,142とを有し、これら清掃部142のそれぞれに、ブラシ体143が取り付けられている。
連結部141は、外周部が、分離部本体131の連通孔137よりも前端側にてこの分離部本体131の内周縁部に対向し、内周部が、前側上方に位置する筒状体86の後端部である下流側の端部の内周部と略同径に形成されている。すなわち、連結部141は、塵埃分離部62を連通孔137および筒状部107へと通過する空気と交差しない位置に配設されている。また、この連結部141の内周側には、筒状体86の内周縁部に設けられた連結ボス145,145に対して螺子などにより連結される連結孔146,146が互いに対向する位置に穿設されている。したがって、清掃部材133は、筒状体86と一体的に周方向に回動可能に構成されている。
清掃部142,142は、連結孔146,146と交差する位置にて互いに対向するように連結部141の内周側から下流側である後側へとそれぞれ先端側が遊端状(自由端状)となるように、換言すれば、各清掃部142は、先端側がそれぞれ独立し、他の部材と連結されていない状態に突設されている。すなわち、清掃部材133には、下流側において、塵埃分離部62を通過する空気と交差する連結部分が形成されていない。また、各清掃部142は、連結部141の内周縁部からこの連結部141の軸方向に沿って形成された平面部142aと、この平面部142aの先端部で中心軸側に若干突出した突出部142bと、この突出部142bから連結部141に亘って、塵埃分離部62の分離部本体131の内周側に対向し、この分離部本体131の縮径形状に対応して傾斜した傾斜部142cとを有し、分離部本体131の連通孔137に対向する位置まで延設されている。そして、傾斜部142cには、ブラシ体143を嵌着するブラシ体取付凹部142dが設けられている。
ブラシ体143は、ブラシ体取付凹部142dに嵌着される図示しないブラシ体基部にブラシ毛143aが多数植毛されて構成されている。したがって、ブラシ体143は、ブラシ毛143aの先端側がメッシュフィルタ132に接触するように構成されている。また、ブラシ毛143aは、先端側が下流側である後側へと傾斜している。
図1、図2、図7および図8に示すように、隔壁部4は、隔壁体151と、この隔壁体151に取り付けられた駆動機構152とを有している。
隔壁体151は、上下方向に沿って板状の隔壁本体154と、この隔壁本体154の上下方向の中間部よりも若干上側にて前方へと突設された区画板部としての上方突設板部155と、隔壁本体154の下端部から前方へと突設された下方突設板部156と、隔壁本体154、上方突設板部155および下方突設板部156の両側部に連続する側部連続板部157とを有し、隔壁本体154、上方突設板部155および側部連続板部157により、上方空間部158が区画されているとともに、隔壁本体154、上方突設板部155、側部連続板部157および下方突設板部156により、下方空間部159が区画されている。
隔壁本体154の略中央部には、上方突設板部155の下方にて、下方空間部159と電動送風機室8とを連通する丸孔状の吸込開口161が穿設されており、この吸込開口161の周縁部全体の後部には、筒状の連結筒部162が突設され、この連結筒部162の後端部が電動送風機7の吸込側に連通接続されている。
また、隔壁本体154の上端部には、蓋体3の一対の被軸支部71(一方のみ図示)を回動可能に軸支する一対の回動保持部164(一方のみ図示)が後方に突設されている。さらに、隔壁本体154の回動保持部164の若干下方である上方突設板部155の上方には、上方空間部158と電動送風機室8とを連通する導入口165が穿設され、この導入口165の後部には、この導入口165を開閉可能な開閉弁166が取り付けられている。
ここで、開閉弁166は、導入口165よりも大きい板状の開閉弁体168と、この開閉弁体168を前後方向に回動可能に軸支する軸支部材169とを備えている。
軸支部材169は、開閉弁体168の各側部に先端部が回動可能に連結される連結軸支部169a,169aと、開閉弁体168の下方で連結軸支部169a,169aの基端部間に連続した連続部169bとを有している。そして、この連続部169bの前端側の両側部が、導入口165の下方にて隔壁本体154の後面に設けられた軸支板171(一方のみ図示)にそれぞれ回動可能に軸支され、この連続部169bの後端部が、後方に突出して駆動機構152に接続されて、この駆動機構152により開閉弁166が開閉するように構成されている。
上方突設板部155は、集塵ユニット9のカップ部材31の後部開口38の上縁部である上枠部36の後端部に前端部が対向している。また、上方突設板部155には、上方空間部158と下方空間部159とを連通する通過開口としての空間連通開口173が穿設され、この空間連通開口173は、前後方向に沿う複数の支持リブ174により、左右方向に複数に分割されている。さらに、上方突設板部155の上部には、空間連通開口173を開閉する板状の開口開閉弁175が取り付けられている。
開口開閉弁175は、後端部が上方突設板部155の上部に回動可能に軸支され、上方空間部158内で上下方向へと回動可能となっている。また、この開口開閉弁175の下部には、連結突部176が突設されて空間連通開口173内に挿入され、駆動機構152に連結されている。このため、開口開閉弁175は、駆動機構152により開閉するように構成されている。
下方突設板部156は、集塵ユニット9のカップ部材31の後部開口38の下縁部である下壁部35の後端部に対向している。
上方空間部158は、隔壁本体154の上部の前端部から、側部連続板部157および上方突設板部155の前端部に亘ってシール部材としてのシールパッキン177が枠状に取り付けられ、このシールパッキン177が、蓋体3を閉じた状態で後部傾斜板部55に圧接されることで、フィルタ部60の下流側に気密に接続される空間部である。また、この上方空間部158内には、プリーツフィルタ125の当接片125aを弾くことでプリーツフィルタ125に振動を与えてこのプリーツフィルタ125に捕集した塵埃を除去する塵埃除去機構としての塵落とし部178が配設されているとともに、この塵落とし部178の前側を覆ってカバー体179が配設されている。
ここで、塵落とし部178は、塵埃除去機構本体としての横長の塵落とし部本体181を備え、この塵落とし部本体181の後部下側に、左右方向に沿って形成されたラック状のギヤ部182が左右方向に摺動可能に取り付けられている。
ギヤ部182は、図4に示すように、開閉弁体168の前方に位置している。また、このギヤ部182の上方には、塵埃除去体である一対の塵落とし体184(一方のみ図示)が設けられ、これら塵落とし体184が、塵落とし部本体181に左右方向に沿って長孔状に形成された挿通孔185,185に挿通されている。
ここで、各塵落とし体184は、側面視で略L字状に形成され、前端部が各挿通孔185から前方へ突出して上方へと屈曲され、プリーツフィルタ125の谷部間に位置している。また、各塵落とし体184の基端部は、左右方向に沿って形成された図示しないガイド部材が挿通されている。この結果、各塵落とし体184は、ギヤ部182と一体的に、各挿通孔185内で左右に摺動して、図1、図2、図7および図8に示すプリーツフィルタ125の当接片125aを順次乗り越えて弾くことで、プリーツフィルタ125に振動を与えて、このプリーツフィルタ125で捕集した塵埃を除去可能に構成されている。
また、カバー体179は、隔壁本体154の前面に取り付けられて塵落とし部178とプリーツフィルタ125の後部との間に位置し、塵落とし部本体181の各挿通孔185,185の前方が露出する露出孔部187が左右方向に長手状に形成されている。
また、下方空間部159には、格子部材201が前端部に取り付けられており、この格子部材201の前端部に亘ってシール部材としてのシールパッキン202が枠状に取り付けられ、集塵ユニット9を本体ケース2のユニット取付部10に取り付けた状態でシールパッキン202が、集塵ユニット9の後部開口38の後端縁部に圧接されることで、集塵ユニット9の下流側と気密に接続される空間部である。さらに、この下方空間部159には、駆動機構152の一部が収容されている。
格子部材201は、複数の孔部204が格子状に穿設された平板状の格子部材本体205を備え、この格子部材本体205の外縁部全体に亘って枠状の格子部材突出部206が前方へと突設されている。そして、この格子部材201は、下方空間部159において前側に位置している。また、この格子部材201の前部には、図示しないフィルタが着脱可能に保持されている。
格子部材本体205は、集塵ユニット9の後部開口38に対向する部分である。
また、格子部材突出部206の前端側の外周部には、シールパッキン202が取り付けられている。さらに、格子部材突出部206の内側には、フィルタを保持する複数の保持爪部207が設けられている。
そして、上記構成により、筒状部107、集塵ユニット9(紙パック32の袋体47)、下方空間部159および吸込開口161を経て塵埃分離部62と電動送風機7の吸込側とを連通する主風路211が形成されているとともに、連通孔137(メッシュフィルタ132)、後方収容空間部61(プリーツフィルタ125)、上方空間部158および空間連通開口173を介して下方空間部159にて主風路211に合流し、かつ、吸込開口161を経て塵埃分離部62と電動送風機7の吸込側とを主風路211とは別個に連通する第1風路212aと、上方空間部158、後方収容空間部61(プリーツフィルタ125)、開口部115、筒状部107、集塵ユニット9(紙パック32の袋体47)、下方空間部159および吸込開口161を経て導入口165と電動送風機7の吸込側とを連通する第2風路212bとを有する副風路212が形成されている。
したがって、副風路212は、その一部をなす後方収容空間部61が蓋体3に設けられている。また、プリーツフィルタ125は、主風路211との合流位置よりも上流側、かつ、集塵ユニット9の上部開口37(パック開口45)よりも上側の位置となるように副風路212に設けられている。
さらに、駆動機構152は、図4ないし図8に示すように、隔壁本体154の後部に駆動源となるモータ214を備え、このモータ214の前方に突出した回転軸にギヤ215が設けられている。
ギヤ215は、前側の一側にて回動ギヤ221と歯合するとともに、後側の一側上方にて円形状のクランクギヤ222と歯合している。
回動ギヤ221は、例えば中心角が180°の扇形、すなわち半円形状に形成され、弧部がギヤ215に歯合している。また、この回動ギヤ221は、回動軸221aの前端部が隔壁本体154の後部に回動可能に軸支されているとともに、この前端部が、隔壁本体154の前部に位置する前部回動ギヤ224に接続されている。また、回動ギヤ221の後部には、回動軸221aに対して回動ギヤ221から突出する方向に向けて、この回動ギヤ221の中心に対して偏心した位置に挿通軸221bが突設され、この挿通軸221bが開閉弁166を駆動させる開閉弁駆動体225に挿通されている。
前部回動ギヤ224は、隔壁本体154の前側すなわち下方空間部159に位置し、回動ギヤ221と同様の半円形状に形成され、回動ギヤ221に対して所定の角度、例えば略90°交差した状態を保ちながら回動ギヤ221と一体に回転可能となっている。また、この前部回動ギヤ224は、上方に位置する前部クランクギヤ227に歯合されている。
この前部クランクギヤ227は、円形状のギヤであり、下方空間部159に位置し、隔壁本体154に回動可能に軸支されている。そして、この前部クランクギヤ227の外周縁部近傍には、クランク突部227aが前方へと突設されており、このクランク突部227aが、開口開閉弁175を回動させる回動連結部材229に挿通されている。
この回動連結部材229は、上下に長手状に形成され、上側と下側とに、ガイド孔部229a,229aが上下方向に沿って長孔状に穿設されているとともに、上下方向の略中心域に、クランク突部227aが挿通されるクランク孔部229bがガイド孔部229a,229aと交差する方向である左右方向に長手状に穿設されている。また、回動連結部材229の上端部には、開口開閉弁175の連結突部176が挿通される連結孔部229cを前後方向に長孔状に備えた連結突出部229dが設けられている。そして、ガイド孔部229a,229aには、隔壁本体154から突設された図示しないガイド突部が挿通され、前部クランクギヤ227の回動により回動連結部材229が上下方向に案内されるように構成されている。
開閉弁駆動体225は、回動ギヤ221の挿通軸221bが挿通される連結ガイド孔部225aを備えた駆動体水平部225bと、この駆動体水平部225bの先端から上方へと延設された駆動体垂直部225cとにより、略L字状に形成されている。さらに、この駆動体垂直部225cの上端部は、開閉弁166を軸支する軸支部材169の連続部169bの一端部に回動可能に軸支されているとともに、駆動体垂直部225cには上下方向に沿って長孔状のガイド用孔部225d,225dが穿設されている。
連結ガイド孔部225aは、横長の略円弧状に形成され、駆動体水平部225bに対して正面視でへ字状に屈曲している。
そして、ガイド用孔部225d,225dには、隔壁本体154から突設されたガイド突部231,231が挿通され、回動ギヤ221の回動により開閉弁駆動体225が上下方向に案内されるように構成されている。
一方、クランクギヤ222は、後部の半周に亘ってカム部235が一体に設けられ、このカム部235が、ギヤ215の側方に配設されたスイッチ236のスイッチ片236aに当接することで、このスイッチ236のオンオフを切り換え可能に構成されている。さらに、クランクギヤ222の後部には、外周縁部近傍に長手状のリンケージ237の下端部が回動可能に連結され、このリンケージ237の上端部が、上下方向に長手状のラックギヤ238の下端部に回動可能に連結されている。そして、このラックギヤ238は、隔壁本体154の後部に取り付けられたガイド部材239に上下方向に摺動すなわちスライド可能に保持されている。
したがって、ラックギヤ238は、クランクギヤ222の回動によりリンケージ237を介して上下方向に往復動可能となっている。
さらに、ラックギヤ238には、ガイド部材239に回動可能に軸支されたギヤ241が歯合され、このギヤ241には、ガイド部材239の前部に位置する大径のギヤ242が同軸に設けられて一体に回動可能となっている。さらに、このギヤ242は、このギヤ242の上方に位置する上部ギヤ243と歯合され、この上部ギヤ243は、隔壁本体154の前部にて上方空間部158内に位置し塵落とし部178のギヤ部182に歯合する前部ギヤ244と同軸に設けられて一体に回動可能となっている。
そして、駆動機構152、弁体116、開閉弁166および開口開閉弁175などにより、導入口165を閉じた状態で、主風路211と第1風路212aとを介して電動送風機7の駆動によりホース接続口81から吸い込んだ塵埃を集塵ユニット9およびフィルタ部60のプリーツフィルタ125に捕集可能な吸込状態(掃除状態)と、電動送風機7の駆動により導入口165を介して吸込状態でのプリーツフィルタ125の下流側から外気を副風路212に導入し、プリーツフィルタ125に捕集した塵埃を集塵ユニット9へと第2風路212bを介して移動させる塵埃移動状態(エア洗浄状態)とに切り換える切換手段248が構成されている。
なお、以下、外気とは、副風路212の外部に位置する空気をいい、必ずしも掃除機本体1の外部の空気をいうものではない。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
まず、掃除を開始する際には、蓋体3を開き、紙パック32を取り付けた集塵ユニット9をユニット取付部10に取り付ける。
この後、蓋体3を閉じると、蓋体3の挿入筒部108がパック開口45に挿入され、蓋体3の当接突出部113がパッキン41を上側から押圧して潰すとともに、蓋体3のパッキン123が紙パック32の口枠46にてパック開口45の周囲に圧接されることで、蓋体3側と本体ケース2側とが気密に接続されて集塵ユニット9が本体ケース2に保持され、かつ、蓋体3の後部傾斜板部55および当接突部73の当接傾斜面73aがシールパッキン177に圧接され、後方収容空間部61と上方空間部158とが気密に接続される。
そして、作業者は、蓋体3のホース接続口81にホース体94の基端側である連結管95を挿入して接続するとともに、このホース体94の先端側に延長管99および床ブラシ100を順次連通接続する。
このとき、ホース体94の連結管95がホース接続口81を介して接続筒部82内へと直線状に挿入され、連結部本体83および筒状体86により本体ケース2に対して回動可能に接続される。
そして、作業者が設定ボタン98により電動送風機7の動作モードを設定して電気掃除機の運転を開始すると、制御手段がモータ214を介して駆動機構152を動作させ、電動送風機7を設定された動作モードで駆動させる。
具体的に、図6(b)に示す状態から、図4に示す時計回り方向にモータ214が回動すると、ギヤ215が回動し、このギヤ215に歯合されている回動ギヤ221が下方向へと最大で約180°回動し、この回動ギヤ221の回動に伴い、前部回動ギヤ224が下方向に回動し、この前部回動ギヤ224に歯合する前部クランクギヤ227が回動することで、回動連結部材229が上方へと移動し、この回動連結部材229の上端部に連結された開口開閉弁175の前端側が上方へと回動して空間連通開口173を開く。
同時に、回動ギヤ221の回動に伴い、この回動ギヤ221の挿通軸221bは、連結ガイド孔部225a内を右端から左端へと移動し、この移動の際に連結ガイド孔部225a内の上部に摺接することで、開閉弁駆動体225を上方へと押し上げ、開閉弁駆動体225を軸支する開閉弁166の連続部169bに伝達された力により、軸支部材169を介して開閉弁体168を上方へと押し上げて、この開閉弁体168が導入口165を閉塞する。
この結果、切換手段248により、図1に示すように、主風路211と第1副風路212aとが電動送風機7の吸込側に連通する吸込状態に切り換えられる。
また、ギヤ215に歯合されているクランクギヤ222が回動することで、リンケージ237を介してラックギヤ238が上下方向に往復動し、ラックギヤ238に歯合するギヤ241が回動し、このギヤ241と同軸にギヤ242が回動し、このギヤ242に歯合する上部ギヤ243が回動し、この上部ギヤ243と一体的に前部ギヤ244が回動することで、この前部ギヤ244が歯合する塵落とし部178のギヤ部182が、塵落とし体184とともにガイド部材に沿って左右方向に往復動し、これら塵落とし体184がプリーツフィルタ125の当接片125aを順次弾いてプリーツフィルタ125に振動を与えて、このプリーツフィルタ125に付着した塵埃を除去する。
この除去された塵埃は、風路区画板部57上に落下する。
そして、ギヤ215が最大まで回動すると、カム部235が押し込んだスイッチ236のスイッチ片236aが復帰することで、制御手段がモータ214を停止させる。
作業者は、電動送風機7の駆動による負圧の作用によって、床ブラシ100の先端側から空気とともに塵埃を吸い込む。この吸い込んだ塵埃は、空気とともに延長管99およびホース体94を経てホース接続口81へと吸い込まれる。
ここで、吸い込んだ塵埃の大部分である粗塵は、空気により慣性が与えられ、接続筒部82および筒状体86を直進した後、塵埃分離部62を通過し、弁体116により整流されてホース接続口81の開口方向である接続筒部82の軸方向に対して例えば45°である略鉛直方向へと分離され、接続口106から挿入筒部108を通過して、パック開口45から集塵ユニット9内の紙パック32へと吸い込まれる。
また、この粗塵とともに紙パック32へと吸い込まれた空気は、紙パック32の袋体47を通過する際に、含まれる細塵が捕集され、集塵ユニット9のカップ部材31の後部開口38を通過し、格子部材201に保持されたフィルタを通過して、下方空間部159へと流入した後、吸込開口161を介して電動送風機7の吸込側へと吸い込まれる。
さらに、塵埃とともに吸い込まれ塵埃分離部62にて分離された空気の残りは、ホース接続口81の開口方向である接続筒部82の軸方向に対して粗塵と略等しい角度、接続筒部82の軸方向に対して例えば45°である略水平方向へと塵埃分離部62にて分離されて連通孔137を通過し、この通過の際に、含まれる細塵がメッシュフィルタ132により捕集されるとともに、第1風路212aを通過する際に、風路区画板部57上に落下した細塵である微細塵とともに、メッシュフィルタ132により捕集しなかった微細塵がプリーツフィルタ125によりさらに捕集され、プリーツフィルタ125を通過した後、上方空間部158に流入し、空間連通開口173から下方空間部159へと流入して主風路211と合流しつつ吸込開口161を介して電動送風機7へと吸い込まれる。
電動送風機7へと吸い込まれた空気は、この電動送風機7を通過して排気風となり、この電動送風機7から排気孔を介して本体ケース2の外部へと排気される。
また、上記掃除作業中には、作業者が床ブラシ100を床面上の任意の地点で走行させることにより、作業者が掃除機本体1に対して位置を変えると、ホース体94の連結管95が連結部本体83および筒状体86とともに周方向に回動することで、筒状体86に連結された清掃部材133が周方向に回動して、ブラシ体143のブラシ毛143aがメッシュフィルタ132の内面すなわち上流側面に付着した塵埃を掻き取る。
そして、掃除を終了する際には、作業者が設定ボタン98により電動送風機7の動作モードを停止モードとすると、制御手段がモータ214を介して駆動機構152を動作させる。
具体的に、上記電気掃除機の運転開始時と逆の動作により、開口開閉弁175の前端側が下方へと回動して空間連通開口173を閉じるとともに、回動ギヤ221の回動に伴い、図6(a)に示す状態から、挿通軸221bが連結ガイド孔部225a内で左端から右端へと移動して回動ギヤ221が最大回動角度に達する前に右端に嵌合する。さらに、回動ギヤ221が最大角度まで回動する際に、連結ガイド孔部225aの右端に嵌合した挿通軸221bが下方に移動することで、図6(b)に示すように、開閉弁駆動体225が下方へと押し下げられ、この開閉弁駆動体225に連結された軸支部材169が下方へと移動することで、図2に示すように、開閉弁体168が上下方向に略垂直となる状態を保ちながら導入口165の後方へと離間されて、この導入口165が開く。このようにして、切換手段248により、第2風路212bが集塵ユニット9の上流側に連通し、この集塵ユニット9を介して電動送風機7の吸込側に連通する塵埃移動状態に切り換えられる。
また、クランクギヤ222側では、電気掃除機の運転開始時と逆の動作により、塵落とし部178の塵落とし体184がプリーツフィルタ125に振動を与えて、このプリーツフィルタ125に付着した塵埃を除去する。
この塵埃移動状態で、電動送風機7の駆動により、導入口165から本体ケース2内に導入された外気は、プリーツフィルタ125を下流側から上流側へと、すなわち逆洗方向へと通過することで、このプリーツフィルタ125にて捕集した微細塵を除去するとともに、この外気により、風路区画板部57上に落下した微細塵が、弁体116により整流されつつ開口部115から接続口106および挿入筒部108を通過して、パック開口45から集塵ユニット9内の紙パック32へと吸い込まれ、この紙パック32にて捕集された後、残りの空気が後部開口38、下方空間部159および吸込開口161を介して電動送風機7の吸込側へと吸い込まれる。
また、外気の一部は、プリーツフィルタ125の前方から連通孔137を介して分離部本体131内へと流入することでメッシュフィルタ132を逆洗し、このメッシュフィルタ132に付着した塵埃を、開口部115から接続口106および挿入筒部108を通過して、パック開口45から集塵ユニット9内の紙パック32へと移動させる。
そして、制御手段は、ギヤ215が略半周した際にカム部235によりスイッチ片236aが押し込まれることで発生するスイッチ236からの信号によりモータ214を停止させた後、電動送風機7を停止させる。
このように、上記第1の実施の形態によれば、プリーツフィルタ125を集塵ユニット9の上部開口37(パック開口45)よりも上側に設け、導入口165をプリーツフィルタ125の下流側、すなわち電動送風機7の吸込側に設けることにより、塵埃移動状態に切り換えた際に、導入口165から導入した外気がプリーツフィルタ125を下流側から通過して逆洗するので、この通過の際に外気が平均化されて全体に広がってプリーツフィルタ125全体に付着した塵埃を略均一に洗浄できる。また、集塵ユニット9の上部開口37(パック開口45)よりも上側に設けられたプリーツフィルタ125に捕集されこのプリーツフィルタ125から除去された微細塵を電動送風機7の負圧により集塵ユニット9に移動させる際に、微細塵の自重を利用して重力にて補助するので、プリーツフィルタ125に捕集されこのプリーツフィルタ125から除去された微細塵を、集塵ユニット9へと確実に移動してプリーツフィルタ125の目詰まりを抑制でき、吸込状態に切り換えた際に第1風路212a側を通過する吸込風量を確保して、吸込力の経時的な低下を抑制できる。
特に、プリーツフィルタ125を表面集塵フィルタとすることで、プリーツフィルタ125内に塵埃が殆ど入り込むことがなく、プリーツフィルタ125で捕集した塵埃を、導入口165から導入した外気により、確実に除去できる。
また、ホース体94の連結管95の本体ケース2に対する周方向への回動可能により清掃部材133が回動してメッシュフィルタ132に捕集した塵埃を除去するので、掃除動作中のホース体94の動きに伴う連結管95の回動によりメッシュフィルタ132を自動的に掃除できるので、メッシュフィルタ132のメンテナンス性が向上し、このメッシュフィルタ132の目詰まりを抑制することで、主風路211の紙パック32にて捕集する塵埃量が増加して主風路211の風路抵抗が大きくなった際に副風路212の第1風路212aを通過する空気の風量を確保して、経時的な吸込力の低下を抑制できる。
具体的に、清掃部材133を、メッシュフィルタ132の上流側に位置して連結管95に連結される連結部141と、この連結部141からメッシュフィルタ132の下流側へと遊端状にそれぞれ突設された複数の清掃部142とで構成することで、電動送風機7の駆動により吸い込まれた空気と交差する部分が清掃部材133に形成されないので、この空気とともに吸い込んだ塵埃が清掃部材133に引っ掛からず、清掃部材133による集塵効率の低下を防止できる。
さらに、清掃部142のブラシ体143のブラシ毛143aの毛先を下流方向へと傾斜させることにより、吸い込んだ塵埃、あるいはメッシュフィルタ132から掻き取った塵埃がブラシ体143に引っ掛かりにくくなるとともに、これら塵埃が、吸い込んだ空気によりブラシ毛143aに沿って流れて集塵ユニット9の紙パック32に捕集され、ブラシ毛143aに塵埃が必要以上に溜まることがなく、清掃部142によるメッシュフィルタ132からの塵埃の除去効率の低下を防止できる。
そして、塵落とし部178を設けることで、プリーツフィルタ125で捕集した塵埃を、より確実に除去できる。
また、プリーツフィルタ125の上流側を下方に向けて配設することで、プリーツフィルタの上流側を前方に向けて配設する場合と比較して、上下方向に幅を取らず、全体を小型化できるとともに、塵落とし部178により除去された微細塵が後方収容空間部61内にて風路区画板部57上に溜まるから、この微細塵を、塵埃移動状態で容易に集塵ユニット9へと移動できる。
さらに、塵埃分離部62、プリーツフィルタ125および副風路212の一部である後方収容空間部61などを蓋体3に設けることで、蓋体3を開いた状態で集塵ユニット9を上部に露出させることが可能となり、集塵ユニット9のメンテナンス性が向上する。
そして、吸込状態では、塵埃分離部62を通過した粗塵を集塵ユニット9へと整流し、塵埃移動状態では、微細塵を集塵ユニット9へと整流する弁体116を設けることで、粗塵および微細塵を効率よく、かつ、確実に集塵ユニット9の紙パック32へと捕集できる。
また、切換手段248が、開閉弁166と開口開閉弁175とを1つのモータ214で連動させて開閉することで吸込状態と塵埃移動状態とを切り換えることにより、複数のモータなどを用いて開閉する場合と比較して構成を簡略化、省スペース化および軽量化でき、電気掃除機の小型化などを図ることが可能になる。
さらに、開閉弁166と開口開閉弁175を連動させて開閉するためのモータ214により塵落とし部178を連動させることで、構成を簡略化しつつ、プリーツフィルタ125にて捕集した塵埃を、より確実に除去でき、プリーツフィルタ125の目詰まりを防止できる。
次に、第2の実施の形態を図10を参照して説明する。
この第2の実施の形態は、電気掃除機がアップライト型のものである。
すなわち、掃除機本体1は、上下方向に長手状に形成され、上部にユニット取付部10が区画され、下部に電動送風機室8が区画されているとともに、ユニット取付部10の上方に、上下方向に回動可能に蓋体3が設けられている。この蓋体3内の各構成、電動送風機室8およびユニット取付部10などは、上記第1の実施の形態と基本的に同様であるので、省略する。
また、掃除機本体1の下部には、床ブラシ100が一体的に設けられており、この床ブラシ100の下流側が、掃除機本体1の後部において、延長管99の下端部と着脱可能となっている。この延長管99は、掃除機本体1の後部に対して床ブラシ100よりも上方の位置で保持されるように構成されている。
さらに、掃除機本体1の内部には、隔壁部4の後部にて、電動送風機室8へと屈曲したダクト251が形成され、このダクト251の下流側が電動送風機7の吸込側に気密に接続されている。
そして、切換手段248により吸込状態に切り換えられた場合では、電動送風機7の駆動により床ブラシ100から吸い込まれた塵埃が、延長管99およびホース体94を介してホース接続口81から塵埃分離部62へと吸い込まれ、上記第1の実施の形態と同様の作用により、集塵ユニット9の紙パック32およびプリーツフィルタ125に捕集され、切換手段248により塵埃移動状態に切り換えられた場合では、塵落とし部178の駆動などによりプリーツフィルタ125から除去された微細塵が、電動送風機7の駆動により導入口165から副風路212へと導入された外気により集塵ユニット9の紙パック32へと移動されるなど、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、上記各実施の形態において、清掃部材133は、連結管95の回動によりメッシュフィルタ132から塵埃を除去できれば、上記構成に限定されるものではない。
また、プリーツフィルタ125の位置は、集塵ユニット9の上方に限定されるものではなく、蓋体3以外でも、本体ケース2内などに配設するように構成してもよい。
さらに、切換手段248を動作させるタイミングは、電気掃除機の運転開始時、あるいは終了時以外でも、例えば電気掃除機の運転開始から所定時間経過した際など、任意に設定できる。
そして、塵落とし部178および切換手段248などは、上記構成に限定されるものではない。
また、塵落とし部178を設けない構成としてもよい。
さらに、管部は、ホース体94以外でも、延長管99など、任意のものとすることができる。
そして、導入口165は、プリーツフィルタ125の上流側に設けて、このプリーツフィルタ125の上流側に外気を吹き付けてプリーツフィルタ125に捕集した塵埃を除去するように構成してもよい。
さらに、電気掃除機の細部は、上記構成に限定されるものではなく、電気掃除機としては、キャニスタ型およびアップライト型に限らず、例えば自律走行式(ロボット式)の電気掃除機、あるいはハンディ型などでも、対応させて用いることができる。
1 掃除機本体
7 電動送風機
9 集塵部としての集塵ユニット
62 塵埃分離部
81 吸込口としてのホース接続口
94 管部としてのホース体
95 連結管
131 分離部本体
132 分岐フィルタとしてのメッシュフィルタ
133 清掃部材
141 連結部
142 清掃部
143 ブラシ体
211 主風路
212 副風路
7 電動送風機
9 集塵部としての集塵ユニット
62 塵埃分離部
81 吸込口としてのホース接続口
94 管部としてのホース体
95 連結管
131 分離部本体
132 分岐フィルタとしてのメッシュフィルタ
133 清掃部材
141 連結部
142 清掃部
143 ブラシ体
211 主風路
212 副風路
Claims (3)
- 電動送風機を収容した掃除機本体と、
この掃除機本体に設けられた吸込口と、
この吸込口に連通接続されて周方向に回動可能となる連結管を備えた管部と、
前記吸込口の下流側に設けられ、分岐フィルタを備え、塵埃と空気とを分離する塵埃分離部と、
この塵埃分離部と前記電動送風機の吸込側を連通するとともに、前記塵埃分離部により分離された塵埃が通る主風路と、
この主風路に設けられ、前記塵埃分離部により前記主風路側に分離された塵埃を捕集する集塵部と、
前記主風路と別個に前記塵埃分離部と前記電動送風機の吸込側とを連通するとともに、下流側が前記主風路と合流する副風路と、
前記連結管の回動により駆動されて前記分岐フィルタに捕集した塵埃を除去する清掃部材と
を具備したことを特徴とした電気掃除機。 - 塵埃分離部は、
上流側が吸込口よりも開口寸法が大きい略筒状に形成された分離部本体を備え、
分岐フィルタは、前記分離部本体の周面に設けられ、
清掃部材は、
前記連結管の回動に従動して回動される連結部と、
この連結部から前記分離部本体の下流側へと遊端状にそれぞれ突設された複数の清掃部とを備えている
ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。 - 清掃部材は、毛先が下流方向へと傾斜したブラシ体を備えている
ことを特徴とした請求項1または2記載の電気掃除機。
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