JP2008188506A - 液体の無害化処理装置 - Google Patents

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浩司 堀添
Masamichi Asano
昌道 浅野
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Abstract

【課題】バラストタンクに収容するため液体の液体電解装置等による化学的処理の前段階処理において、該液体中の大小の固形物を完全に除去して、前記液体電解装置等の化学的処理手段の装置に損傷を与えず、且つ液体浄化機能の低下等の弊害を及ぼさない液体を、液体電解装置等の化学的処理手段に供給可能とした液体の無害化処理装置を提供する。
【解決手段】液体の無害化処理装置において、液体に遠心力を付与して固形物を分離する遠心式固液分離装置、及び液体をろ過して残存固形物を分離するフィルター装置を併設し、液体処理ラインの遠心式固液分離装置及びフィルター装置の下流側に、液体の全部または一部を電解槽にて電気分解して塩素含有物質を生成する液体電解装置を設け、遠心式固液分離装置及びフィルター装置により前記液体に固形物分離処理を施した後、この処理液体をバラストタンクに搬入するように構成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として、未処理の海水中の微生物を除去し清浄な処理海水にしてバラストタンクに収容するバラスト水処理に適用され、未処理の液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離処理と、フィルター装置によるろ過処理、液体電解処理等の塩素処理を施して、該液体中の微生物を含む固形物を除去して清浄な処理液体に転換する液体の無害化処理装置に関する。
タンカー等の船舶において、オイルを搭載しない状態での航行時に、バラスト水タンクに収容する液体即ちバラスト水は、海洋汚染や公害の発生を回避するため、未処理の液体中の微生物を含む固形物を除去して清浄な処理液体にするための無害化処理が施こされている。
かかる液体の無害化処理手段の一つに、特許文献1(特開平11−264895号公報)にて提供されている技術がある。
かかる技術においては、プラントの運転中に貯留水の浄化を行うプラント水の浄化手段であって、前記貯留水に遠心力を付与して該貯留水中から固形物を分離する液体サイクロン装置をそなえ、該液体サイクロン装置による固形物分離処理後の貯留水を、フィルター装置を通すことによりろ過してサプレッションプールに戻すように構成されている。
尚、未処理の液体中の微生物を含む固形物を除去して清浄な処理液体にするための無害化処理手段として、特許文献2(特表2005−531393号公報)、特許文献3(特許第2714914号公報)等の技術が提供されている。
特開平11−264895号公報 特表2005−531393号公報 特許第2794537号公報
未処理の海水中の微生物等の固形物を除去してバラストタンクに収容するための微生物を含む固形物の除去手段として、海水の全部または一部を電解槽にて電気分解して塩素含有物質を生成する海水電解装置が広く用いられている。
然るに、かかる海水電解装置における電解槽は多数の電極板を小さな間隔で並置しているため、該電解槽に導入される海水に大小の固形物が混入していると、該固形物によって電極板が損傷を受けることがある。
また、前記海水電解装置の電解槽に導入される海水に有機物が多量に存在すると、この有機物によって電解槽における塩素が消費されることが起る可能性があり、この場合には安定した塩素注入が困難となる。
かかる固形物の除去手段として、海水をフィルター装置を通すことによるろ過処理を行う手段があるが、一般にフィルター装置はろ過エレメントのろ過精度よりも体積の大きい固形物を捕獲するものであるから、かかるフィルター装置を通した海水を海水電解装置に導入する場合に、該海水に前記ろ過精度よりも体積は小さいが比重の大きい固形物が残留している可能性があり、かかる固形物は海水電解装置に前述のような不具合をもたらす一因となる。
従って、本発明はかかる従来技術の課題に鑑み、バラストタンクに収容する液体の液体電解装置等による化学的処理の前段階処理において、該液体中の大小の固形物を完全に除去して、前記液体電解装置等の化学的処理手段の装置に損傷を与えず、且つ液体浄化機能の低下等の弊害を及ぼさない液体を、液体電解装置等の化学的処理手段に供給可能とした液体の無害化処理装置を提供することを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換し、この処理液体をバラストタンクに収容する液体の無害化処理装置において、前記液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離装置、及び前記液体をろ過して残存固形物を分離するフィルター装置を併設し、前記液体が通流する液体処理ラインの前記遠心式固液分離装置及びフィルター装置の下流側に、前記液体の全部または一部を電解槽にて電気分解して塩素含有物質を生成する液体電解装置を設け、前記遠心式固液分離装置及びフィルター装置により前記液体に固形物分離処理を施した後、この処理液体を前記バラストタンクに搬入するように構成されたことを特徴とする。
この発明において、好ましくは、遠心式固液分離装置と、前記フィルター装置と、前記液体電解装置とを液体処理ラインに上流側からこの順に直列に配置する。
本発明において、前記液体電解装置を次のように構成するのが好ましい。
(1)前記液体電解装置は、前記液体処理ラインの前記フィルター装置の下流部位から分岐して前記バラストタンクの入口側で合流するバイパスラインを設け、該バイパスラインに前記電解槽を配設してなる。
(2)前記液体電解装置は、前記液体処理ラインの前記フィルター装置の出口と前記バラストタンクの入口との間に前記電解槽を配設してなる。
また本発明は、次のような具体的構成を採るのが好ましい。
(1)前記液体処理ラインの、前記遠心式固液分離装置とバラストタンクの入口側との間に複数の分岐ラインを並列に設け、各分岐ラインに前記フィルター装置を配設する。
(2)前記フィルター装置は、前記遠心式固液分離装置で固形物を分離した後の液体をフィルターエレメントの外面から該フィルターエレメントに吹き付けて、該液体のろ過を行うように構成する。
(3)前記フィルター装置でろ過後の前記液体の流量を計測する流量計と、前記液体電解装置での塩素処理後の塩素濃度を検出する塩素濃度計と、前記流量計からの流量計測値及び前記塩素濃度計からの塩素濃度計測値に基づき前記液体電解装置の電流値を制御する制御装置を備える。
また本発明は、未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換し、この処理液体をバラストタンクに収容する液体の無害化処理装置において、前記液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離装置と、該遠心式固液分離装置を通した液体中の前記固形物に機械的に損傷を与え破壊又は殺菌する機械的処理を行う機械的処理装置と、該機械的処理装置を通した液体にオゾンもしくは過酸化水素もしくは二酸化塩素のいずれかを含む化学的物質を注入する化学的処理装置とをそなえ、前記遠心式固液分離装置、機械的処理装置、及び化学的処理装置をこの順に通した処理液体を前記バラストタンクに搬入するように構成されたことを特徴とする。
本発明によれば、液体処理ラインに液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離装置、及び前記液体をろ過して残存固形物を分離するフィルター装置を併設し、これらの下流側に液体の全部または一部を電解槽にて電気分解して塩素含有物質を生成する液体電解装置を設け、具体的には液体処理ラインに上流側から順に前記遠心式固液分離装置、前記フィルター装置、及び前記液体電解装置を直列に配置し、また前記電解槽を液体処理ラインのバイパスラインを設け、あるいは該電解槽を液体処理ラインのフィルター装置の下流に設けるように構成したので、遠心式固液分離装置において遠心力によって液体と該液体よりも比重の大きい固形物とを分離し、次いでフィルター装置において該フィルター装置に設定されたメッシュ以上の大きさの固形物を捕獲することによって、固形物の比重による分離を前記遠心式固液分離装置で行い、大きさによる分離を前記フィルター装置で行うこととなり、該固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した液体を液体電解装置に送り込んで、該液体電解装置で塩素処理を行うことが可能となる。
従って本発明によれば、多数の電極板を小さな間隔で並置して構成される液体電解装置の電解槽に、前記のようにして固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した液体を導入して塩素処理を行うことが可能となって、前記従来技術のように液体混入固形物によって電極板が損傷を受けるのを防止でき、電解槽の寿命を延長できる。
また、前記のようにして固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した液体を電解槽に導入できることにより、前記従来技術のように有機物によって電解槽における塩素が消費されて、安定した塩素注入が困難となって液体電解装置の塩素処理の効率が低下するという事態の発生を回避できる。
以上により、バラストタンクに収容するため液体の液体電解装置等による化学的処理の前段階処理において、前記遠心式固液分離装置及びフィルター装置によって固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離して、液体電解装置等の化学的処理手段の装置に損傷を与えず、且つ液体浄化機能の低下等の弊害を及ぼさない液体を、液体電解装置等の化学的処理手段に供給可能とした液体の無害化処理装置が得られる。
また、本発明によれば、遠心式固液分離装置で液体から比重の大きい固形物を分離し、フィルター装置でろ過精度以上の大きさの固形物を分離することによって、比重と大きさの両面から固形物をほぼ完全に分離した液体を液体電解装置に送り込むようにしたことにより、液体の圧力変動及び流量変動が低減されて、液体の搬送ポンプの負荷を低減できるとともに、バラストタンクへの液体の搬送時間の低減も可能となる。
また、本発明によれば、遠心式固液分離装置において遠心力によって液体よりも比重の大きい固形物を分離した液体をフィルター装置に導入するので、フィルター装置にてろ過する固形物量が少なくなって、該フィルター装置の圧力損失を低減できる。さらには、遠心式固液分離装置において比重の大きい固形物が分離された液体をフィルター装置のエレメントに導入するので、比重の大きい固形物によるエレメントの損傷の発生を抑制できる。
また、前記液体処理ラインの、遠心式固液分離装置とバラストタンクの入口側との間に複数の分岐ラインを並列に設けて各分岐ラインにフィルター装置を配設するように構成すれば、複数のフィルター装置を並列配置することにより、大容量のフィルター装置を1個設けるよりも、装置が小型コンパクトになる。
また、前記フィルター装置を、遠心式固液分離装置で固形物を分離した後の液体をフィルターエレメントの外面からフィルターエレメントに吹き付けて該液体のろ過を行うように構成すれば、逆洗によるフィルターエレメントの洗浄が不要となって、フィルター装置のメンテンナンス性が向上する。
また、前記フィルター装置でろ過後の前記液体の流量を計測する流量計及び前記液体電解装置での塩素処理後の塩素濃度を検出する塩素濃度計を設け、制御装置において、流量計からの流量計測値及び塩素濃度計からの塩素濃度計測値に基づき前記液体電解装置の電流値を制御するように構成することにより、液体電解装置での塩素処理を高精度で行うことが可能となる。
また、前記のような遠心式固液分離装置の下流側に、該遠心式固液分離装置を通した液体中の固形物に機械的に損傷を与え破壊又は殺菌する機械的処理を行う機械的処理装置と、該機械的処理装置を通した液体にオゾンもしくは過酸化水素もしくは二酸化塩素のいずれかを含む化学的物質を注入する化学的処理装置とを設置、液体を遠心式固液分離装置、機械的処理装置、及び化学的処理装置をこの順に通して処理液体を前記バラストタンクに搬入するように構成すれば、遠心式固液分離装置において比重の大きい固形物を除去した液体を機械的処理装置に導入することにより、かかる比重の大きい固形物による機械的処理装置の磨耗や破損の発生を防止したうえで、化学的処理装置による化学的処理を行うことができる。
以下、本発明を図に示した実施例を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は本発明の第1実施例に係る船舶用バラスト水の無害化処理装置の系統図、図2は前記第1実施例における液体サイクロン(遠心式固液分離装置)の一例を示す要部断面図、図3は前記第1実施例におけるフィルターの部分断面図である。
図1において、1は未処理海水を濾過してごみ等の異物を捕獲するスクリーン、2は海水を海水処理ライン11に搬送する搬送ポンプである。
3は前記スクリーン2を経た海水の固液分離処理を行う液体サイクロン(遠心式固液分離装置)である。該液体サイクロン3は、前記スクリーン11で比較的大きな固形物を除去された海水に遠心力を付与して該海水中から比較的比重の大きい固形物を分離するもので、その一例を図3に示す。
図3に示す液体サイクロン3において、前記スクリーン1からの液体は、前記上部が円筒状、下部が円錐筒状に形成されたケース31の円筒状部に接線方向に開口された入口フランジ33の入口34から上部旋回室35に導入され、該旋回室35内及び前記円錐筒状部内に形成された下部旋回室32を旋回する。
かかる旋回に伴う遠心力によって、前記液体中の固形物は前記円筒状部及び円錐筒状部の内壁に衝突して、比重の比較的大きい粗粒は下部の粗粒溜め37に溜まった後、外部に排出される。一方、該粗粒を分離された微粒を含む液体は、液体出口36からフィルター装置4に導入される。該液体サイクロン3のドレンはドレン管10aを通して排水ライン10bに排出される。
このフィルター装置4は、図3の部分断面図に示されるような、特許第2714914号公報(前記特許文献2)と同様な構成をしており、前記液体サイクロン3から導入された微粒を含む液体をフィルターエレメント21により、これのろ過精度以上の大きさの固形物(微粒)25を分離する。
該固形物(微粒)25を分離した後の液体は前記フィルターエレメント21の内側通路26から海水電解装置60に送り込まれる。前記フィルターエレメント21の外側に形成されるドレン室内に溜まったドレンは、ドレン出口23からドレン管10を通して排水ライン10bに排出される。
フィルター装置4をこのように構成すれば、逆洗によるフィルターエレメント21の洗浄が不要となって、フィルター装置4のメインテナンス性が向上する。
尚、前記フィルター装置4は、図3のような形式に限定されることなく、主々の公知の構成を採用できる。
前記液体サイクロン3において、遠心力によって液体と該液体よりも比重の大きい固形物とを分離し、次いでフィルター装置4において該フィルター装置4に設定されたろ過精度以上の大きさの固形物を捕獲した後の海水は、海水電解装置60に送り込まれる。該海水電解装置60は海水を電気分解して、該海水中から次亜塩素酸ソーダ(以下次亜塩素酸という)を生成するものである。
前記電気分解を行うため電解槽7は、前記海水処理ライン11の前記フィルター装置4の下流部位から分岐して前記バラスト水タンク5の入口側で合流するバイパスライン7aに配設されている。該電解槽7へは、バイパスライン7aに設けられたポンプによって電気分解処理用の海水が導入される。
前記海水電解装置60の電解槽7で生成された次亜塩素酸は前記バイパスライン7aを通して海水処理ライン11に注入される。
以上のような、液体サイクロン3による比重の比較的大きい固形物の分離処理、フィルター装置4によるこれに設定されたろ過精度以上の大きさの固形物の捕獲処理、及び海水電解装置60による次亜塩素酸の生成及び注入処理がなされた処理海水は、バラスト水タンク5に搬入されて該バラスト水タンク5内に収容される。
また、前記バイパスライン7a合流後の海水処理ライン11から、一部の処理海水を再処理ライン11aを通して、前記搬送ポンプ2の吸入側に戻して、以上の処理を行う。
また、前記海水電解装置60には、フィルター装置4でろ過後の海水の流量を計測する流量計8及び前記液体電解装置60での次亜塩素酸注入処理後の次亜塩素酸濃度(塩素濃度)を検出する塩素濃度計9を設けるとともに、前記電解槽7の電源装置の電流を制御する制御装置6を設けている。
そして、該制御装置6に前記海水流量の計測値及び次亜塩素酸濃度の検出値を入力し、該制御装置6において、前記海水流量の検出値に適応する次亜塩素酸濃度になるように電源装置の電流を制御することにより、該海水電解装置60での塩素処理を高精度で行うことができる。
以上の第1実施例によれば、海水処理ライン11に、海水に遠心力を付与して該海水中から固形物を分離する液体サイクロン3及び前記海水をろ過して残存固形物を分離するフィルター装置4を併設し、これらの下流側に海水の全部または一部を電解槽7にて電気分解して次亜塩素酸を生成する海水電解装置60を設け、具体的には海水処理ライン11に上流側から順に前記液体サイクロン3、前記フィルター装置4、及び前記海水電解装置60を直列に配置したので、液体サイクロン3において遠心力によって海水と該海水よりも比重の大きい固形物とを分離し、次いでフィルター装置4において該フィルター装置4に設定されたろ過精度以上の大きさの固形物を捕獲することによって、前記液体サイクロン3で海水から固形物を分離し、さらにこの固形物については、比重による分離を前記液体サイクロン3で行い、大きさによる分離を前記フィルター装置4で行うこととなり、該固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した海水を海水電解装置60に送り込んで、該海水電解装置60で塩素処理つまり次亜塩素酸の生成及び海水への注入を行うことが可能となる。
従ってかかる第1実施例によれば、多数の電極板を小さな間隔で並置して構成される海水電解装置60の電解槽7に、前記のようにして固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した液体を導入して前記塩素処理を行うことが可能となって、前記従来技術のように海水混入固形物によって電極板が損傷を受けるのを防止でき、電解槽7の寿命を延長できる。
また、前記のようにして固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離した海水を電解槽7に導入できることにより、前記従来技術のように有機物によって電解槽7における塩素が消費されて、安定した塩素注入が困難となって、海水電解装置60の塩素処理の効率が低下するという事態の発生を回避できる。
以上により、バラスト水タンク5に収容するため海水の海水電解装置60による化学的処理の前段階処理において、前記液体サイクロン3及びフィルター装置4によって固形物を比重と大きさの両面からほぼ完全に分離して、海水電解装置60の電解槽7に損傷を与えず、且つ海水浄化機能の低下等の弊害を及ぼさない海水を、液体電解装置60に供給可能となる。
また、かかる第1実施例によれば、液体サイクロン3で海水から比重の大きい固形物を分離し、フィルター装置4でろ過精度以上の大きさの固形物を分離することによって、比重と大きさの両面から固形物をほぼ完全に分離した海水を海水電解装置60に送り込むようにしたことにより、海水の圧力変動及び流量変動が低減されて、海水の搬送ポンプ2の負荷を低減できるとともに、バラスト水タンク5への海水の搬送時間の低減も可能となる。
また、かかる第1実施例によれば、液体サイクロン3において遠心力によって海水よりも比重の大きい固形物を分離した海水をフィルター装置4に導入するので、フィルター装置4にてろ過する固形物量が少なくなって、該フィルター装置4の圧力損失を低減できる。
さらには、液体サイクロン3において比重の大きい固形物が分離された液体をフィルター装置4のエレメントに導入するので、比重の大きい固形物によるエレメントの損傷の発生を抑制できる。
図4は本発明の第2実施例に係る船舶用バラスト水の無害化処理装置の系統図である。
この第2実施例においては、前記海水電解装置60は、前記海水処理ライン11の前記フィルター装置4の出口と前記バラスト水タンク5の入口との間に前記電解槽7を配設している。その他の構成は、図1に示される第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
この第2実施例の場合は、フィルター装置4を通った海水の全量を電解槽7を通すことができるので、次亜塩素酸の生成量を増加して微生物(固形物)の除去作用が向上する。
図5は本発明の第3実施例に係る船舶用バラスト水の無害化処理装置の系統図である。
この第3実施例においては、前記海水処理ライン11の、前記液体サイクロン3と海水電解装置60との間に複数(この例では3個)の分岐ラインを並列に設け、各分岐ラインにフィルター装置4a,4b,4cを配設している。このように構成すれば、複数のフィルター装置4a,4b,4cを並列配置することにより、大容量のフィルター装置4を1個設けるよりも、装置が小型コンパクトになる。
その他の構成は、図1に示される第1実施例と同様であり、これと同一の部材は同一の符号で示す。
図6は本発明の第4実施例に係る船舶用バラスト水の無害化処理装置の系統図である。
この第4実施例においては、前記液体サイクロン3の下流側に、液体サイクロン3を通した海水中の固形物に機械的に損傷を与え破壊又は殺菌する機械的処理を行う機械的処理装置15と、該機械的処理装置15を通した海水にオゾンもしくは過酸化水素もしくは二酸化塩素のいずれかを含む化学的物質を注入する化学的処理装置16とを設置し、海水を液体サイクロン3、機械的処理装置15、及び化学的処理装置16をこの順に通して、処理海水を前記バラスト水タンク5に搬入するように構成している。尚、前記第1実施例と同一の部材は同一の符号で示す。
かかる第4実施例によれば、前記液体サイクロン3において比重の大きい固形物を除去した海水を、機械的処理装置15によって固形物に機械的に損傷を与え破壊又は殺菌してから化学的処理装置16による化学的処理を行うことにより、海水中の固形物を確実に除去することができる。
また、液体サイクロン3において比重の大きい固形物を除去した海水を機械的処理装置15に導入することにより、かかる比重の大きい固形物による機械的処理装置15の磨耗や破損の発生を防止したうえで、化学的処理装置16による化学的処理を行うことができる。
本発明によれば、バラストタンクに収容するため液体の液体電解装置等による化学的処理の前段階処理において、該液体中の大小の固形物を完全に除去して、前記液体電解装置等の化学的処理手段の装置に損傷を与えず、且つ液体浄化機能の低下等の弊害を及ぼさない液体を、液体電解装置等の化学的処理手段に供給可能とした液体の無害化処理装置を提供できる。
本発明の第1実施例に係る船舶用バラスト水無害化処理装置の系統図である。 前記第1実施例における液体サイクロン(遠心式固液分離装置)の一例を示す要部断面図である。 前記第1実施例におけるフィルターの部分断面図である。 本発明の第2実施例を示す図1対応図である。 本発明の第3実施例を示す図1対応図である。 本発明の第4実施例を示す系統図である。
符号の説明
1 スクリーン
2 搬送ポンプ
3 液体サイクロン(遠心式固液分離装置)
4,4a,4b,4c フィルター装置
5 バラスト水タンク
6 制御装置
7 電解槽
11 海水処理ライン
15 機械的処理装置
16 化学的処理装置
60 海水電解装置

Claims (8)

  1. 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換し、この処理液体をバラストタンクに収容する液体の無害化処理装置において、前記液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離装置、及び前記液体をろ過して残存固形物を分離するフィルター装置を併設し、前記液体が通流する液体処理ラインの前記遠心式固液分離装置及びフィルター装置の下流側に、前記液体の全部または一部を電解槽にて電気分解して塩素含有物質を生成する液体電解装置を設け、前記遠心式固液分離装置及びフィルター装置により前記液体に固形物分離処理を施した後、この処理液体を前記バラストタンクに搬入するように構成されたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
  2. 遠心式固液分離装置と、前記フィルター装置と、前記液体電解装置とを液体処理ラインに上流側からこの順に直列に配置したことを特徴とする請求項1記載の液体の無害化処理装置。
  3. 前記液体電解装置は、前記液体処理ラインの前記フィルター装置の下流部位から分岐して前記バラストタンクの入口側で合流するバイパスラインを設け、該バイパスラインに前記電解槽を配設してなることを特徴とする請求項2記載の液体の無害化処理装置。
  4. 前記液体電解装置は、前記液体処理ラインの前記フィルター装置の出口と前記バラストタンクの入口との間に前記電解槽を配設してなることを特徴とする請求項2記載の液体の無害化処理装置。
  5. 前記液体処理ラインの、前記遠心式固液分離装置とバラストタンクの入口側との間に複数の分岐ラインを並列に設け、各分岐ラインに前記フィルター装置を配設したことを特徴とする請求項2記載の液体の無害化処理装置。
  6. 前記フィルター装置は、前記遠心式固液分離装置で固形物を分離した後の液体をフィルターエレメントの外面から該フィルターエレメントに吹き付けて該液体のろ過を行うように構成したことを特徴とする請求項2記載の液体の無害化処理装置。
  7. 前記フィルター装置でろ過後の前記液体の流量を計測する流量計と、前記液体電解装置での塩素処理後の塩素濃度を検出する塩素濃度計と、前記流量計からの流量計測値及び前記塩素濃度計からの塩素濃度計測値に基づき前記液体電解装置の電流値を制御する制御装置を備えたことを特徴とする請求項1記載の液体の無害化処理装置。
  8. 未処理の液体中の微生物を除去して清浄な処理液体に転換し、この処理液体をバラストタンクに収容する液体の無害化処理装置において、前記液体に遠心力を付与して該液体中から固形物を分離する遠心式固液分離装置と、該遠心式固液分離装置を通した液体中の前記固形物に機械的に損傷を与え破壊又は殺菌する機械的処理を行う機械的処理装置と、該機械的処理装置を通した液体にオゾンもしくは過酸化水素もしくは二酸化塩素のいずれかを含む化学的物質を注入する化学的処理装置とをそなえ、前記遠心式固液分離装置、機械的処理装置、及び化学的処理装置をこの順に通した処理液体を前記バラストタンクに搬入するように構成されたことを特徴とする液体の無害化処理装置。
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