JP2008180818A - 光コネクタ脱着工具 - Google Patents

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JP2008180818A
JP2008180818A JP2007013151A JP2007013151A JP2008180818A JP 2008180818 A JP2008180818 A JP 2008180818A JP 2007013151 A JP2007013151 A JP 2007013151A JP 2007013151 A JP2007013151 A JP 2007013151A JP 2008180818 A JP2008180818 A JP 2008180818A
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Masao Kamijo
昌夫 上條
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HATA KENSAKU KK
Hataken Co Ltd
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HATA KENSAKU KK
Hataken Co Ltd
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Abstract

【課題】SC型光コネクタとLC型光コネクタの双方に用いることができるようにする。
【解決手段】ばね材から成るU形のアーム1の両端の内面側にゴム弾性体3を互いに対向する位置に向かい合わせに備えると共に、いずれか一方のゴム弾性体3よりも先端に前記ゴム弾性体3よりも低く前記ゴム弾性体3の突出方向に突出する折り曲げ部1aを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光コネクタをアダプタに抜き差しする際に用いる光コネクタ脱着工具に関する。さらに詳述すると、本発明は、光通信ネットワークなどで現在主流となっているSC型光コネクタとLC型光コネクタの双方の光コネクタの脱着作業に兼用できる光コネクタ脱着工具に関する。
近年、PON方式を利用したFTTx方式の光通信ネットワーク例えばFTTHが広く構築されている。PON方式は、設備センター側の1つのOLT(Optical Line Terminal:光加入者線局内装置)に光スプリッタを介して複数のONU(Optical Network Unit:光加入者線宅内装置)が接続される形態(1対多接続)のポイント・ツー・マルチポイントシステムで構築されたネットワーク方式である。このPON方式の場合には、32分岐まで分波が行われるので、OLTからの出力ファイバを局内で4分岐あるいは8分岐(場合によっては16分岐)してから加入者宅近傍の架空光クロージャーでさらに8分岐あるいは4分岐(場合によっては2分岐)するようにしているのが一般的である。
ファイバの分岐は局内に配置された光分岐接続装置あるいは光接続箱若しくは光配線架と呼ばれるもので行われており、光コネクタとアダプタを用いて光ファイバコードなどを接続するようにしている。この光分接続装置においては、近年、配線の高密度化が進み、コネクタピッチ間が狭くなったり、より小型の光コネクタを用いる傾向にあり、本来は手にて脱着可能な光コネクタの脱着作業が作業者の指先で行うことが難しくなっている問題がある。このことは光配線の高密度化を妨げる一因ともなっている。
そこで、高密度で実装されたアダプタへの光コネクタの挿抜作業を治具を用いて補助することが提案されている。例えば、米国のルーセント社が開発したLC型光コネクタ(IEC61754-20にて国際標準化)を対応するアダプタへ挿抜するための治具として、ドライバのようなグリップと軸部を有し、軸部の先端に相対向する一方の腕部及び他方の腕部と、ブーツ差し込み空間及び光ファイバ逃がし空間と爪部とを備えたものが提案されている(特許文献1)。この治具は、軸部の先端の一対の腕部の間にLC型光コネクタのブーツ部分を差し込むようにしながら先端の爪部でLC型光コネクタのロック部を押さえてLC型光コネクタのロックを解除した状態で挿抜を可能とするものである。そして、アダプタにコネクタを挿入した状態でグリップを回すことにより、アダプタに保持されたコネクタのロック部から爪部を強引に外してLC型光コネクタのロック機構を発揮させるものである。また、アダプタから引き抜かれた光コネクタを治具から取り外す場合にも、LC型光コネクタの先端を指先で摘んだ状態で治具を回してロック部から爪部を捻り外すように取り外すものである。
特開2005−266100
しかしながら、SC型光コネクタよりも小型で高密度実装が可能となる超小型のLC型光コネクタ(米国のルーセント社が開発:IEC61754-20にて国際標準化)が普及し始めたとはいっても、現在、我が国の通信ネットワークでは、NTTが開発したSC型光コネクタ(JISC5973 IEC61754-4にて国際標準化)が依然として主流であり、局内でSC型光コネクタとLC型光コネクタとが混在する状況となっている。このため、SC型光コネクタとLC型光コネクタとのそれぞれに専用の工具が必要になっている不便をきたしている。そのため、両者兼用の脱着工具が望まれている。しかも、特許文献1記載のLC型光コネクタ専用治具は、コネクタのアダプタに対する挿抜作業時にロック部を爪部で押さえ込んだ状態で強引に捻るため、LC型光コネクタのロック部が損傷する虞がある。
そこで本発明は、SC型光コネクタとLC型光コネクタの双方に用いることができる光コネクタ脱着工具を提供することを目的とする。また、本発明は、光コネクタの挿抜作業において回転操作の必要のない光コネクタ脱着工具を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の光コネクタ脱着工具は、ばね材から成るU形のアームの両端の内面側にゴム弾性体を互いに対向する位置に向かい合わせに備えると共に、いずれか一方のゴム弾性体よりも先端側寄りでかつロック爪部を挿入する間隔をあけて前記ゴム弾性体よりも低く前記ゴム弾性体の突出方向に突出する折り曲げ部を備えるものようにしている。
本発明の光コネクタ脱着工具によれば、ピンセットで挟むように光コネクタのブーツ部あるいはリリースレバー部を把持して挿抜方向に移動させるだけで、無理な力を掛けずに簡単に抜き差しできる。つまり、LC型光コネクタの場合には、LC型光コネクタのロック爪部を、アームの一端の折り曲げ部とその手前側のゴム弾性体との間に入れ、他方のゴム弾性体との間でLC型光コネクタのブーツ部を挟み込み、ロック爪部を解除しながら脱着できる。また、SC型光コネクタの場合には、SC型光コネクタのリリースレバー部を両ゴム弾性体によって挟み込むことで脱着できる。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1及び図4に本発明の光コネクタ脱着工具の実施の一形態を示す。この光コネクタ脱着工具は、ばね材から成るU形のアーム1の両端の内面側にゴム弾性体3を互いに対向する位置に向かい合わせに備えると共に、いずれか一方のゴム弾性体3よりも先端側寄りでかつLC型光コネクタのロック爪部2aを挿入する間隔Sをあけてゴム弾性体3よりも低くゴム弾性体1bの突出方向に突出する折り曲げ部1aを備えるようにしたものである。
アーム1は、U形に折り返したばね材の一方の縁部を折り返してフランジ部1dを形成している。このフランジ部1dは、アーム1のばね性を発揮する屈曲部1cとその近傍を除く先端側寄りの縁部を折り返したものであり、アーム1の捻り剛性等を高めると共に先端側のゴム弾性体3同士の間隔あるいは折り曲げ部1aとゴム弾性体3との間隔を一定範囲内に収めてブーツ収納空間並びに光ファイバ収納空間を確保するスペーサの働きを兼ねる。また、このアーム1はその先端の間隔が若干開き気味に形成され、光コネクタのブーツ部2bあるいはロック爪部2aを把持するのに適した間隔を保つように設けられている。さらに、アーム1の先端付近はコネクタ間ピッチが高密度化に伴って狭くなることから、先端の折り曲げ部1aやゴム弾性体3付近が挿入し易くするために細く形成されている。尚、アーム1の屈曲部1cの中程にはストラップの紐を通すための孔1eが設けられている。
ゴム弾性体3は、アーム1の内面側へ突出してブーツ部2bを挟持する把持ブロック3aと、アーム1の外面側へ突出してアーム1に引っかかる頭部3bと、頭部3b並びに把持ブロック3aよりも小径の首部3cとを有し、アーム1のフランジ1dが形成されている縁部と反対側の縁部に形成されたほぼ円形の切り欠き1bに首部3cを圧入することでアーム1に固定されている。このゴム弾性体3は摩擦係数が高く弾力性に富むものである方がコネクタのブーツ部分を挟持するには好ましいが、必ずしもゴムで構成することに限定されない。
アーム1の一方の端部に形成される折り曲げ部1aは、ゴム弾性体3との間にLC型光コネクタのロック爪部2aの先端を挿入可能な隙間Sが形成される間隔をゴム弾性体3との間に設けるように形成されている。一方、本実施形態においては、アーム1のフランジ1dの先端側の終端は、ゴム弾性体3の先端側の縁とほぼ一致するように形成されていることから、折り曲げ部1aとフランジ1dの終端との間の隙間はゴム弾性体3との間の隙間Sとほぼ同じとなる。この場合には、LC型光コネクタのロック爪部2aの先端の位置が横方向(挿抜方向と直交する方向)にずれてもフランジ1dの存在がロック爪部2aの把持を妨げることがない。ここで、折り曲げ部1aの高さは、隣接するゴム弾性体3の高さより低くされている。LC型光コネクタに用いる場合、ロック爪部2aと折り曲げ部1aとが係合して、ロック爪部2aを押し下げる一方、ブーツ部2bのロック爪部2aの反対側の面を折り曲げ部1aとは反対側のアーム1の端のゴム弾性体3で把持するようにしている。このとき、LC型光コネクタのロック爪部2aに折り曲げ部1aが係合することで、ブーツ部2bに対して両ゴム弾性体3が僅かに傾斜した状態で当接することもあるが、ロックが解除された状態で挿抜されるので、特に不具合が生じることはない。
以上のように構成された光コネクタ脱着工具によれば、LC型光コネクタの場合には、図5及び図6に示すように、LC型光コネクタ2のロック爪部2aを、折り曲げ部1aとゴム弾性体3の隙間Sに入れ、アーム1の反対側のゴム弾性体3と、LC型光コネクタ2のブーツ部2bとを挟み込み脱着することができる。また、SC型光コネクタ4の場合には、図7及び図8に示すように、SC型光コネクタ4のリリースレバー部4aを、両ゴム弾性体3にて挟み込み脱着することができる。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば本実施形態ではロック爪部を有する光コネクタとしてLC型光コネクタを例に挙げたがこれに特に限られず、ロック爪部を有するその他の光コネクタに適用することも可能であり、この場合における折り曲げ部1aとゴム弾性体3との間の隙間Sは適用するコネクタのロック爪部の形態に対応するものとする。
本発明の光コネクタ脱着工具の一実施形態を示す平面図である。 同光コネクタ脱着工具の正面図である。 同光コネクタ脱着工具の縦断面図である。 同光コネクタ脱着工具の側面図である。 同光コネクタ脱着工具を用いてLC型光コネクタの挿抜作業を行う場合の説明図である。 同光コネクタ脱着工具を用いてLC型光コネクタの挿抜作業を斜視図で示す説明図である。 同光コネクタ脱着工具を用いてSC型光コネクタの挿抜作業を行う場合の説明図である。 同光コネクタ脱着工具を用いてSC型光コネクタの挿抜作業を斜視図で示す説明図である。
符号の説明
1 アーム
1a 折り曲げ部
2 LC型光コネクタ
2a LC型光コネクタのロック爪部
3 ゴム状弾性体
4 SC型光コネクタ
4a LC型光コネクタのリリースレバー部

Claims (1)

  1. ばね材から成るU形のアームの両端の内面側にゴム弾性体を互いに対向する位置に向かい合わせに備えると共に、いずれか一方のゴム弾性体よりも先端側寄りでかつロック爪部を挿入する間隔をあけて前記ゴム弾性体よりも低く前記ゴム弾性体の突出方向に突出する折り曲げ部を備えるものである光コネクタ脱着工具。
JP2007013151A 2007-01-23 2007-01-23 光コネクタ脱着工具 Pending JP2008180818A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027945A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Thk Co Ltd 把持装置及びワーク搬送装置
JP2015191726A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 トヨタ車体株式会社 配線コネクタ抜脱工具及び配線コネクタ抜脱工具の使用方法
CN108008491A (zh) * 2018-01-12 2018-05-08 深圳市中兴新地技术股份有限公司 高密度光纤连接器的拔插装置

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