JP2008178289A - X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法 - Google Patents

X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008178289A
JP2008178289A JP2008003797A JP2008003797A JP2008178289A JP 2008178289 A JP2008178289 A JP 2008178289A JP 2008003797 A JP2008003797 A JP 2008003797A JP 2008003797 A JP2008003797 A JP 2008003797A JP 2008178289 A JP2008178289 A JP 2008178289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
generator
transformer
supply device
ray tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008003797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008178289A5 (ja
JP5283910B2 (ja
Inventor
Philippe Ernest
フィリップ・アーネスト
Georges William Baptiste
ジョルジュ・ウィリアム・パプティステ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2008178289A publication Critical patent/JP2008178289A/ja
Publication of JP2008178289A5 publication Critical patent/JP2008178289A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5283910B2 publication Critical patent/JP5283910B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/10Power supply arrangements for feeding the X-ray tube
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/32Supply voltage of the X-ray apparatus or tube

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法を提供する。
【解決手段】X線管(2)用の電力供給装置(1)が、電流源(3)と、一次回路(8)及び抵抗(R)が結合された二次回路(9)を持つ変圧器(6)とを有し、このユニットが、等価入力コンデンサ(11)を備えた高電圧発生器(7)に給電するようになっている。電力供給装置(1)は、前記発生器がオンに作動されたときに使用されて、回路に現れる突入電流の強さを制限する。
【選択図】図1

Description

本発明の対象は、X線管用の電力供給装置及びその実施方法である。本発明の目的は、X線管に給電する電気回路がターンオンされたときに出現する突入電流の強さを低減することである。とはいえ、本発明はX線源発生器以外の装置にも適用することができる。
本発明は、典型的には、力率補正入力段の直流/直流変換器又は交流/直流変換器に適用することができる。これらの変換器は電力値が1〜100kWである。変換器は、入力において、減結合コンデンサを持ち、その値に適している平均値は、典型的には、1〜100μFである。これらの変換器は、装置がターンオンされたときの突入電流が、この目的のために設けられる装置によって低減しなければならないほど大きくなるような変換器である。EMC微分モード濾波キャパシタンスが10nF〜1μFの典型的な値を持ち、その突入電流は単純にフィルタのインダクタンスによって低減される。さもなければ、機器が低電力機器である場合、及び歩留まりの面が必須でない場合、この突入電流は、永久的な、一定の又は可変の抵抗によって低減され、これは、この予備充電を行うための回路(例えば、様々な機器でこの電力で一般に使用される接点回路及び予備充電抵抗)を必要とするほど大きくはない。
これに関連して、X線管の動作は、この管の陽極と陰極との間に印加される高電圧、並びに陰極のフィラメントを高温にする加熱電流によって記述される。X線放出の原理は、陰極から電子を抽出して、それらを高速度で陽極に投射することにある。これらの電子が衝突する陽極ターゲットによって、X線が放出され、X線は放射線写真撮影、より一般的には放射線画像を生成するために使用することができる。
このように、印加される高電圧は、放出されるX線光子のエネルギに直接関連する。X線の硬度はX線管の陽極と陰極との間の高電圧に主に依存し、その部品のためのX線流量は陽極加熱電流に主に依存する。
従って、放射線写真撮影動作、より一般的には放射線検査を行うには、X線管と検出器との間に患者を配置した後、X線管によって約1ミリ秒の短い期間にわたって照射を行うことが必要であり、この持続時間は「露出」と呼ばれている。
陽極のターゲット材料の均質性、照射中の供給高電圧の変動、及びX線発生の統計的な現象により、これらのX線は広いスペクトルで放出される。
また更に、X線の性質及びエネルギは、作ろうとする画像の種類に依存する。観察すべき特定の介在配置された組織(tissue)の放射線吸収係数は、X線光子エネルギの値が異なると異なる。従って、放射線検査では、実施者が高電圧の値を定めることが知られている。
分析する組織の画像を露出中に較正するできるようにするために、X線管の動作電流に対応するパルス中にX線管の高電圧及び平均流量についての完全な制御を行うことが必要である。具体的に述べると、パルス中のX線管の平均流量は予測平均値の±10%の窓の中に含まれるように計画される。
従って、発生器によって供給される高電圧に与えられる値及び安定性について利得制御することが、上流側で必要である。この目的のために、高電圧発生器には、一般に高キャパシタンス値(1〜100μF)を持つ電力変換器が設けられる。他のものは10000μF程度のより大きいキャパシタンス値さえも有する。
これに関連して、X線管に印加される高電圧のリップルを低くするための発生器の出力キャパシタンスと、発生器の入力キャパシタンスとの区別を明確にする。発生器の入力キャパシタンスはその出力電圧を充分に調整して一定にすることができるように高くしなければならないと云うことが、必ずしもそうではないが、時には本当である。これはPFC入力を持つ発生器には当てはまらない。
入力キャパシタンスは、発生器への電力供給装置、例えば、蓄電池又は交流電力線路系統が、蓄電池の予想寿命を減少させ又は交流電力供給系統を擾乱する虞のある高周波スイッチングされた電流を供給しなくてもよいように、減結合のために使用される。
従って、高電圧発生器は、陰極と陽極との間に同じ方向を持ち且つ起こり得る変動を最小にした電流を生成する課題を持つ。
発生器はその部品のために、固定装置の場合は交流電流源から給電され、或いは、例えば、移動式装置の場合は蓄電池によって供給される直流電流源から給電される。
発生器は、一般的には、先ず第1に、入力キャパシタンスを持つフィルタを有し、そして交流電流源の場合には電流整流器を有し、更に減結合コンデンサを有し、次いで20KHz〜300KHz程度の高周波矩形波電圧を供給する直流/交流発生器を有する。昇圧回路が、上記電圧矩形波の電圧を増大させる。最後に、整流器が直流電圧を下流へ供給する。
ここで、電力が要求されたとき、電源がターンオンされると、高電流の突入電流が出現する。この突入電流は、発生器の入力コンデンサの充電に関係する。
本発明の目的は、この突入電流の出現及び効果を最大限に制限することである。
この突入電流の出現を制限する公知の方法では、電源と発生器との間にスイッチ及び(制限抵抗として知られている)抵抗を配置する。抵抗値Rを持つこの直列接続の抵抗は、電流の強さをE/Rの値に制限する。ここで、Eは整流電圧の値である。
しかしながら、抵抗は、露出のために必要とされる電力スループットを供給すようにすべきである。従って、この抵抗について事前に妥協値を見付けることが必要である。
また更に、抵抗は、電力供給装置が動作している間中に、そのまま存続する。従って、抵抗は永久的に電力を消費し続ける。
別の従来の装置は、その原理により、第1のスイッチ(二次スイッチと呼ばれている)を制限抵抗と直列接続関係に配置すると共に、発生器に直接給電するための側路を設けている。
この側路は、抵抗及び二次スイッチによって形成された集成体と並列接続された主スイッチを含んでいる。この場合、二次スイッチは、高電圧発生器のコンデンサを充電するためにシステムが始動されるときに閉じられる。
次いで、第2段階において、主スイッチが閉じられ、それと同時に、制限抵抗を除くために二次スイッチが開かれる。
しかしながら、実際には、この種の組立体は、2つのスイッチを制御するために論理回路の部分について最小限の動作及び安全性を必要とする。例えば、この最小限とは、コンデンサの完全な充電の後にのみ主接触器を閉じるべきであること、また接触器を電流が流れているときには該接触器を閉じるべきでないこと、また主接点が機能しない場合に安全対策を設けるべきであることを意味する。
論理回路はまた、電力が露出毎に要求されることを考慮しなければならない。
予備充電及び電荷転送回路を備えた能動スイッチ(例えば、接触器)が使用される。ここで、これらの構成部品は信頼性が無く、具現化するのに比較的複雑であって、コストがかかる。
蓄電池電力供給の場合、遅動型接点との接続システムが存在し、その第1の接点が予備充電回路を作動し、また第2の接点が直接経路を作動する。この単純な解決策では、第1の接点が作動されたときアークが発生されると云う欠点、とりわけ、発生器が蓄電池によって永久的に給電される(これは蓄電池の放電、信頼性、安全性の問題を伴う)と云う欠点がある。
本発明では、これらの問題を都合よく解決するために、電源と発生器との間に、変圧器の原理から導き出した受動回路を有する電力供給装置を提案する。変圧器は、電源と高電圧発生器との間に直列接続された一次回路、及び単に抵抗に接続された二次回路を有する。
そこで、電源を発生器に接続するとき、第1の段階で、電源の電圧を変圧器の一次回路の端子に印加する。誘導により、この同じ電圧が二次回路の端子へ伝えられる。
この時点において、二次回路の端子に配置された抵抗が、一次回路の電流の強さを低減する効果を持つ。この電流の強さは、抵抗がスイッチと発生器との間に直列接続されている場合のように、電圧と抵抗の値との比によって制限される。突入電流の値を制御するために、抵抗の値について、或いは同じことであるが、変圧比について操作することができる。
この第1の段階では、従って、突入電流の強さは、変圧器の二次回路の端子に配置された制限抵抗により制限される。この制限は、コンデンサが低電流で充電されることを可能にする。
第2の段階では、変圧器は飽和する。そこで、変圧器−抵抗集成体は、単純な損失のない導電性接続と同等になり、もはや集成体の動作において何の役割も演じない。
抵抗と結合されたこの変圧器により、本発明では発生器の駆動を可能にすると同時に、高い突入電流の出現を簡単に且つ信頼性よく低減する。この供給装置はまた、コストが小さく且つ実現するのが容易である。
電源は直流電源(蓄電池)又は交流電源(給電線路)であってよい。後者は前者よりも簡単ではなく、後で説明する。
充電時間は100μsであり、これは給電線路の50Hzで10msの交番時間よりも遙かに小さい。変圧器は、この充電時間の直後に飽和するように計算される。従って、それは、給電線路の交番時間のこの一部分の間、作用しない。
従って、本発明の目的はX線管用の電力供給装置であり、この電力供給装置は、低電圧電源と、前記低電圧電源から給電されて、X線管を励起することの可能な高電圧直流信号を発生する発生器と、前記発生器を動作させるために、前記電源と前記発生器との間に配置されているスイッチとを有し、前記X線管は、前記スイッチと前記発生器との間に直列接続された変圧器を含み、前記変圧器は一次回路及び二次回路を備えており、前記二次回路の端子には抵抗が接続されている。
本発明の目的はまた、X線管用の電力供給装置を動作させるための方法であり、該方法では、発生器が低電圧電源から給電され、前記X線管が、前記発生器によって発生された直流高電圧信号を供給され、ターンオン動作が、前記電源と前記発生器との間に配置されたスイッチを切り換えることによって催促され、更に、変圧器の一次回路が前記スイッチと前記発生器との間に直列に設けられ、抵抗が前記変圧器の前記二次回路の端子に接続される。
本発明は、添付図面を参照した以下の説明からより明瞭に理解されよう。図面は例示のためにのみ示したものであり、何ら発明の範囲を限定するものではない。
図1は、X線管2用の本発明の電力供給装置1の概略図を示す。
供給装置1は、直流又は交流電圧Vinを供給する低電圧電源3を持つ。
例えば、この低電圧電源は220Vの直流電圧又は実効値220Vの交流電圧を発生する。
ケーブル4が電源3をX線管2に接続する。ケーブル4は、X線管を電源3から動かすことができるように約10mの自由長を持っていてよい。
電力供給装置1のこの図面はまた、変圧器6に直列接続されたスイッチ5並びに高電圧発生器7も示している。電源3が蓄電池の形態を取る場合、蓄電池と発生器とは並置されて、両者は移動式ユニットの2つの部分を形成する。
変圧器6は一次回路8及び二次回路9を持つ。一次回路8は、磁気鉄心10のアームに巻き付けられた数回巻きの導電性ワイヤによって形成される。
二次回路9はまた、鉄心10の別のアームに巻き付けられた数回巻きの巻線によって形成される。この2つのアームは磁気的に連結されている。
説明を簡単にするために、変圧器6の変圧比は1に等しいとする。しかしながら、以下の説明から分かるように、別の比にすることができる。
一次回路の入力端子P1及び出力端子N1が、スイッチ5と発生器7との間に直列接続される。抵抗Rが入力端子P2及び出力端子N2に接続される。
発生器7は本質的に動作順に以下のものを持つ。すなわち、交流電源の場合における電流整流器、20KHz〜200KHz程度の高周波矩形波電圧を供給する変換器、次いで、矩形波電圧を昇圧する変圧器を持つ。最後に、高周波変圧器の出力に接続された整流器が、高電圧直流電流を供給する。
発生器7は、装置を交流電流によって動作させる場合、整流器より下流に濾波コンデンサを持つ。これは、入力で等価コンデンサ11に直流電流が供給され、電圧Vcapaがこのコンデンサの端子で測定されるものとして表される理由である。
図2には様々な曲線を示しており、先ず、曲線12は、時間tの関数として強さIbat の変化を表し、次いで、曲線13は、時間tの関数として電圧VRの変化を表し、また、曲線14は、時間tの関数として電圧Vcapaの変化を表す。グラフの目盛りは、y軸では、電圧については一区分当り50Vであり、また電流の強さについては一区分当り10アンペアである。x軸では、時間の目盛りを一区分当り20μsで表す。
図2における全ての測定値のため、一例では、電源3は、E=220Vの低電圧直流電流を供給する蓄電池であり、変圧器6の二次回路9に結合された抵抗はR=4.7オームの値を持ち、発生器7の等価キャパシタンス11はC=12.6μFである。
X線管2の高電圧発生器7に結合された電力供給装置1の動作原理は次の通りである。接触器5が時刻tに閉成されることによって、発生器がオンに作動される。
そこで、電源3は強さIbat の電流を変圧器6の一次回路8に流れるように供給する。一次回路8の巻線に流れる電流は、鉄心10内に磁気誘導束を誘起する。この磁束は、二次回路9の巻線内に、抵抗Rを通って流れる電流を発生させる。
変圧器6の変圧比が1に等しいので、一次回路8の端子P1及びN1に存在する電圧は、二次回路9の端子P2及びN2に現れる。二次回路の端子P2及びN2に接続された抵抗Rは電圧(E−Vcapa)/Rを感知する。
次いで、突入電流の強さが、曲線12で見ることができるように、その最高点でE/Rに制限される。従って、この曲線12は電流Ibat の上昇を示しており、その勾配は主に変圧器の漏洩インダクタンスによって制限され、その後、電流はE/Rよりも僅かに小さい最大レベルIbatmaxに達する。
変圧器6の鉄心10における電圧(E−Vcapa)の時間積分に対応する磁束が、飽和するまで増大する。その際、変圧器は、抵抗Rへ電力を伝送する、従って、電流を制限するその特性を徐々に失い、そこで、電流Ibat についての曲線12で示すように定常状態が存在し、次いでコンデンサ11が完全に充電されたときにこの電流は徐々に減少する。それに対応して、抵抗Rの端子の電圧VRは、曲線13で見ることができるように、最大値VRmax を通過した後、電流Ibat が減少したときに消失する。
従って、鉄心は、Ibat を表す図2の曲線12上でこの定常状態が観察され始めたとき、適切な大きさに定められている。
もし変圧器の飽和が早過ぎる場合、直流電流は上昇し続けて、実質的にE/Rを越える。また、定常状態が現れなかった場合、それは鉄心を小さくすることができることを意味し、さもなければ、特に突入電流を更に減少させることができ、そうするために簡単な方法として二次巻線の巻数を減らすことができることを意味する。
このことを図2及び3を例示する。
交流動作の場合、鉄心は急速に飽和させなければならないことを思い出されよう。
経過する時間に依存して、電力供給装置1に対応する回路に流れる電流は、変圧器を通過後、高電圧発生器7に対応するコンデンサ11を電圧Vcapaに従って充電する。
コンデンサ11の端子に存在する電圧Vcapaは、230Vの近似値として曲線14上のx軸にほぼ平行な直線で示されたの最大値に達するまで時間につれて増大する。
一次回路及び/又は二次回路の端子に存在する電圧の時間積分に等しい磁束を考慮し、且つ選ばれた巻数を考慮して、40μsの期間の終わりに、変圧器6の鉄心10は飽和させる。
この例では、発生器7によって供給される電力は、約220Vの電力供給電源で約20kWの程度になり、これにより約100アンペアの動作電流を生じる。
図2に対応する所与の一例では、一次回路並びに二次回路における巻数は12に等しく、且つ抵抗は4.7オームに等しい。
図3に対応する別の例では、二次回路9の巻数は13であり、且つ抵抗値Rは同じ値に保つ。これにより得られる結果は、一次回路8及び二次回路9の巻数を12とし且つ抵抗値Rを4オームとして得られるものと同じである。従って、二次回路9の巻数をより多くすることによって、或いは抵抗Rの値を下げることにより電流の強さをより大きくすることによって、変圧器6の飽和を余り急速に行わないようにすることが可能である。
従って、約4オームの値を持つ抵抗又は二次回路9で巻数13と同等なものである場合、電源オンのときに、約52アンペア(4オームで200V)の強さが得られる。抵抗が4.7オームで、巻数が12である場合、電流は44アンペアに制限される。従って、磁気回路の大きさと突入電流の制限との間で妥協点を見付けることが必要である。
これらの両方の例で、突入電流の制限は、動作電流の強さの約半分を表し、すなわち、100アンペアの場合に約50アンペアをそれぞれ表す。
図1では、巻数は一次回路8について12であり、且つ二次回路9について12である。
一次回路のワイヤの断面は約4mmであり、二次回路のワイヤの断面は約1mmである。本発明で使用される変圧器の場合、約100マイクロ秒の間だけ動作する二次回路9にとって巻線ワイヤの断面を大きくすることは必要ではない。二次回路のワイヤの抵抗は負荷抵抗Rに単に加算されるだけである。
対照的に、一次回路を形成する巻線は、約100μs後は単純な導電性接続体として作用し、電流が電力発生器へ通過している際は出来る限り抵抗を少なくするために断面をより大きくする必要がある。
従って、1よりかなり大きい変圧比に設定することは賢明である。
これらの大きさが与えられると、変圧器8の鉄心10の寸法は、長さが約10cm、幅が4〜5cm、高さが約2cmである。従って、供給装置1はコンパクトであり、移動式装置上で余りスペースを取らない。所望の充電時定数は、この鉄心10の所与の寸法に依存する。更に、鉄心の組成のために使用される材料が重要である。好ましくは、例えば高飽和磁気誘導(>2T)及び低残留誘導を持つ鉄−珪素シートを使用して、2つの鉄心半部Cを持つ磁気鉄心が選択される。変圧器の過度に急速な飽和を防止するために、巻数を増加することも勿論可能であるが、ワイヤの断面が装置の動作電流に耐えるのに充分な大きさでなければならないので、これはスペースによって制限される。
従って、図2の曲線12において、時点tにスイッチ5が閉じられると、強さIbat は20μsの時間にわたって規則的に上昇して、44アンペアの最大値Ibatmaxに達する。tから約50μs後に、Ibat の値は36アンペアの閾値になり、約20μsの持続時間を持つ。
強さIbat のこの定常レベルは、実際に変圧器6の鉄心10の飽和の開始に対応する。強さのこの閾値は僅かに約20μs持続し、次いで、その30μs後に、強さbat は電源3によって供給されたその最初の値に戻る。
から100μs後に、変圧器の鉄心は完全に飽和する。その時、抵抗はもはや何ら作用しなくなり、変圧器6及び抵抗Rによって形成された集成体が単純な導電性接続体のように振る舞う。
同様に、図2の曲線13では、抵抗の端部の電圧VRの値は約20μs後に最大になり、130VのVRmax の値に達し、次いで、規則的に低減して、60μs後にその最初の値に戻る。
から100μsまでに間に、高電圧発生器7に対応するコンデンサ11は完全に充電される。このことは、図2の曲線14で約220ボルトの最大電圧Vcapaにより示されている。
図3において、x軸は時間tを表し、また、y軸は、電圧VR及びVinの異なる値を50V/区分の目盛りで、並びに強さIbat の値を10アンペア/区分の目盛りで表す。
曲線15は蓄電池電流Ibat の強さの変化を時間の関数として表し、曲線16は抵抗の端子における電圧VRの変化を時間tの関数として示し、曲線17はスイッチ5より下流の電源3の端子における電圧Vinの変化を時間tの関数として示す。
これらのそれぞれの曲線15、16及び17は、E及びC(コンデンサのキャパシタンス11を表す)の値が上述した図1のものと同じであるが、変圧器6の二次回路9の端子に接続された抵抗Rが4オームに等しい場合について得られたものである。
曲線15に見られるように、スイッチ5を閉じることによって電源3が動作状態にされる時点tから、約20μs以内に、強さは52アンペアに等しいピーク値に達する。次いで、曲線12の場合と同様に、約20μsで、蓄電池の強さIbat は次第に減少して、その最初の値に達する。
この値は、突入電流が現れる時点tより前に回路に存在する蓄電池の強さIbat に対応する。図3のこの曲線15では、図2の曲線12の場合と異なり、20μsの期間にわたって強さが約37アンペアの値Ibatstab に標準化されるような定常レベルが存在しない。
この水平域又は定常レベルの効果が、曲線15では強さIbat の低下する段階の間に現れず、これは約80msの間続く。次いで、強さは規則的に減少する。
変圧器6の二次回路9に結合された抵抗Rの端子の電圧VRを表す曲線16では、時点tから始まって、電圧が20μsで60Vの近似値まで上昇し、この電圧はまた図2の曲線13で見られる電圧よりも僅かに高い。
スイッチ5より下流の電源3の端子における電圧Vinの変化を時間tの関数として示す曲線17に関して説明すると、この電圧は、電流突入の効果が現れる時点tに急峻なピークを持ち、次いで電流突入の効果が消失した後に安定化して、100〜110μsの終わりに約230Vの電源電圧Vinになる。
これらの2つの時点の間では、その平均値は、数回の小さな振動がなければ180ボルトである。
本発明によれば、発生器7のコンデンサ11が充電された後、電源3は動作し続けて、スイッチ5は閉じられており、変圧器6は完全に飽和していて、蓄電池の強さIbat はもはや抵抗Rによって制限されない。
このように、本発明は、第1の段階で、突入電流のピークを制限することができる。また、第2の段階では、電源3の強さIbat を抵抗Rによって制限されないように保持することができる。
発生器と共に動作するように最初に設計された220ボルトの交流電源3の場合には、100μsの持続時間を持つ電流突入現象は、20ms(50ヘルツの平均周波数の場合)に等しい交流低電圧周波期間に対して完全に透明なものである。
従って、本発明は直流電源又は交流電源に区別無しに使用することができる。
本発明はまた、X線管2用の電力供給装置1を動作させるための方法を含む。該方法では、
発生器7が低電圧電源3から給電され、
X線管2が、発生器7によって生成された直流高電圧信号を供給され、
ターンオン動作が、電源3と発生器7との間に配置されたスイッチ5を切り換えることによって催促され、
更に、変圧器6の一次回路8がスイッチ5と発生器7との間に直列に設けられ、
抵抗Rが変圧器6の二次回路9の端子に接続される。
この方法によれば、自動的ステップが実現される。この自動的ステップは変圧器の飽和についてのものである。この飽和ステップは、スイッチを抵抗Rと直列に二次巻線内に設けた場合における該スイッチの開放に相当する。
本発明の電力供給装置の概略図である。 等価コンデンサの端子における電圧Vcapaと、変圧器の抵抗の端子における電圧VRと、電源から供給される電流の強さIbat とを、時間tの関数としてそれぞれ表す曲線を示すグラフである。 電源の端子における電圧Vinと、変圧器の抵抗の端子における電圧VRと、電源から供給される電流の強さIbat とを、時間tの関数としてそれぞれ表す曲線を示すグラフである。
符号の説明
1 電力供給装置
2 X線管
3 低電圧電源
4 ケーブル
5 スイッチ
6 変圧器
7 高電圧発生器
8 一次回路
9 二次回路
10 磁気鉄心
11 等価コンデンサ
12、13、14 曲線
15、16、17 曲線

Claims (9)

  1. 低電圧電源(3)と、
    前記低電圧電源(3)から給電されて、X線管(2)を励起することの可能な高電圧直流信号を発生する発生器(7)と、
    前記発生器(7)を動作させるために、前記電源(3)と前記発生器(7)との間に配置されているスイッチ(5)と、を有し、
    前記X線管(2)が、前記スイッチ(5)と前記発生器(7)との間に直列接続された変圧器(6)を含み、前記変圧器(6)が一次回路(8)及び二次回路(9)を備えており、前記二次回路(9)の端子には抵抗(R)が接続されていること、
    を特徴とするX線管(2)用の電力供給装置(1)。
  2. 前記電源(3)は交流源である、請求項1記載の電力供給装置(1)。
  3. 前記電源(3)は直流源である、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の電力供給装置(1)。
  4. 前記変圧器(6)は、高飽和磁気誘導(>1T)を持つ鉄心(10)を有している、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電力供給装置(1)。
  5. 前記抵抗(R)の大きさの値は、前記電力供給装置をターンオン(E)するときの望ましい電流の強さ(Ibat )の値に依存する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電力供給装置(1)。
  6. 前記一次又は二次回路での巻数が、前記電力供給装置をターンオン(E)するときの望ましい電流の強さ(Ibat )の値に依存する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電力供給装置(1)。
  7. 前記変圧器(6)の前記一次回路(8)の一巻きの断面が前記二次回路(9)の一巻きの断面よりも大きい、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電力供給装置(1)。
  8. X線管(2)用の電力供給装置(1)を動作させるための方法であって、
    発生器(7)が低電圧電源(3)から給電され、
    前記X線管(2)が、前記発生器(7)によって生成された直流高電圧信号を供給され、
    ターンオン動作が、前記電源(3)と前記発生器(7)との間に配置されたスイッチ(5)を切り換えることによって催促され、
    更に、変圧器(6)の一次回路(8)が前記スイッチ(5)と前記発生器(7)との間に直列に設けられ、
    抵抗(R)が前記変圧器(6)の二次回路(9)の端子に接続されること、
    を特徴とする方法。
  9. 前記変圧器(6)の鉄心(10)が完全に飽和される、請求項8記載のX線管(2)用の電力供給装置(1)を動作させるための方法。
JP2008003797A 2007-01-16 2008-01-11 X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法 Expired - Fee Related JP5283910B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0752695 2007-01-16
FR0752695A FR2911469B1 (fr) 2007-01-16 2007-01-16 Alimentation electrique d'un tube a rayons x et son procede de mise en oeuvre

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008178289A true JP2008178289A (ja) 2008-07-31
JP2008178289A5 JP2008178289A5 (ja) 2012-11-08
JP5283910B2 JP5283910B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=38573269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008003797A Expired - Fee Related JP5283910B2 (ja) 2007-01-16 2008-01-11 X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7526067B2 (ja)
JP (1) JP5283910B2 (ja)
FR (1) FR2911469B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013164896A1 (ja) * 2012-05-02 2013-11-07 富士通株式会社 電流抑制回路、電源回路、電源装置、半導体回路、及び負荷回路基板
JP2013254573A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Hitachi Medical Corp X線発生装置、及び移動型x線撮影装置
JP2015516533A (ja) * 2012-03-06 2015-06-11 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車両スタータの電力回路における突入電流を制限するための方法、ならびに、対応する電気回路、電流制限器、および、スタータ
KR101748969B1 (ko) * 2015-06-23 2017-06-19 한온시스템 주식회사 전자 어셈블리 보호 장치

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI456620B (zh) * 2012-12-28 2014-10-11 Delta Electronics Inc X光管電源裝置、具該裝置之電源系統及其操作方法
DE102015215689B3 (de) * 2015-08-18 2016-08-18 Siemens Healthcare Gmbh Röntgenstrahler
US11387644B2 (en) * 2020-07-28 2022-07-12 L3 Cincinnati Electronics Corporation Magnetically saturable components and circuits

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320875A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 電源装置及び該装置を備えるx線ct装置
JP2002369543A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK122850B (da) * 1969-11-07 1972-04-17 Picker Andrex X Ray As Kobling til ondannelse af spændingen fra en jævnspændingskilde til en impulsformet spænding.
DE2308681B2 (de) * 1973-02-22 1977-08-04 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Roentgengenerator mit initiallaststeuerung und organprogrammierter voreinstellvorrichtung fuer aufnahmedaten
DE2733249A1 (de) * 1977-07-22 1979-02-01 Siemens Ag Roentgendiagnostikgenerator, bei dem die roentgenroehrenspannung ueber den roentgenroehrenstrom geregelt wird
JPS5851679B2 (ja) * 1978-07-07 1983-11-17 株式会社モリタ製作所 X線撮影装置における管電流安定化回路
JPS5632700A (en) * 1979-08-27 1981-04-02 Toshiba Corp Three-phase x-ray device
US4646338A (en) * 1983-08-01 1987-02-24 Kevex Corporation Modular portable X-ray source with integral generator
JPS6489198A (en) * 1987-09-30 1989-04-03 Toshiba Corp X-ray high-voltage device
JPH02192698A (ja) * 1989-01-19 1990-07-30 Toshiba Corp X線高電圧装置
US5067143A (en) * 1989-06-26 1991-11-19 Origin Electric Co., Ltd. Current detecting circuit for X-ray tube
FR2682830B1 (fr) * 1991-10-18 1997-05-23 Gen Electric Cgr Dispositif de chargement electrique d'un banc capacitif.
US5347571A (en) * 1992-10-06 1994-09-13 Picker International, Inc. X-ray tube arc suppressor
US5978446A (en) * 1998-02-03 1999-11-02 Picker International, Inc. Arc limiting device using the skin effect in ferro-magnetic materials

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320875A (ja) * 2000-05-10 2001-11-16 Ge Medical Systems Global Technology Co Llc 電源装置及び該装置を備えるx線ct装置
JP2002369543A (ja) * 2001-06-05 2002-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 太陽光発電装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015516533A (ja) * 2012-03-06 2015-06-11 ヴァレオ エキプマン エレクトリク モトゥール 自動車両スタータの電力回路における突入電流を制限するための方法、ならびに、対応する電気回路、電流制限器、および、スタータ
WO2013164896A1 (ja) * 2012-05-02 2013-11-07 富士通株式会社 電流抑制回路、電源回路、電源装置、半導体回路、及び負荷回路基板
JP2013254573A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Hitachi Medical Corp X線発生装置、及び移動型x線撮影装置
KR101748969B1 (ko) * 2015-06-23 2017-06-19 한온시스템 주식회사 전자 어셈블리 보호 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US7526067B2 (en) 2009-04-28
US20080170667A1 (en) 2008-07-17
JP5283910B2 (ja) 2013-09-04
FR2911469B1 (fr) 2009-07-31
FR2911469A1 (fr) 2008-07-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5283910B2 (ja) X線管用の電力供給装置及びそれを動作させるための方法
KR920001875B1 (ko) 마이크로파 방전광원장치
US8542798B2 (en) Battery-type X-ray imaging apparatus
KR20150022194A (ko) 엑스선 발생 장치, 이를 포함하는 엑스선 영상 장치 및 엑스선 발생 장치의 제어 방법
JP2007207496A (ja) 電源装置及び高周波回路システム
JP2015019461A (ja) 蓄電素子の残電圧を放電するための放電回路及び閃光放電ランプ点灯装置
JP2010049974A (ja) X線発生装置及びx線管の駆動方法
JP2982373B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3605657B2 (ja) X線高電圧装置
US7482786B2 (en) Electric discharger using semiconductor switch
JP2020119657A (ja) X線管用電源装置およびx線装置
JP2018074619A (ja) ゲートパルス発生回路およびパルス電源装置
JP2002033064A (ja) 三極x線管グリッド制御装置
JP4127728B2 (ja) パルスx線装置
JP3410164B2 (ja) インバータ式x線高電圧装置
JP2011517026A (ja) フラッシュランプ等のための制御回路
JPH02253597A (ja) X線発生装置
WO2016021400A1 (ja) 放電ランプ点灯装置
JP3740236B2 (ja) 閃光発光装置
JP4794396B2 (ja) ストロボ装置
JPH04245197A (ja) インバータ式x線装置
JP2616543B2 (ja) インバータ式x線高電圧装置
JPH11329784A (ja) インバータ式x線高電圧装置
CN106993368B (zh) 一种氙灯预燃方法、电路以及ipl设备
MX2007012118A (es) Circuito de arranque de impulso.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110107

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120925

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130529

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5283910

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees