JP2008177951A - データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008177951A
JP2008177951A JP2007010703A JP2007010703A JP2008177951A JP 2008177951 A JP2008177951 A JP 2008177951A JP 2007010703 A JP2007010703 A JP 2007010703A JP 2007010703 A JP2007010703 A JP 2007010703A JP 2008177951 A JP2008177951 A JP 2008177951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
program guide
electronic program
program
data storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007010703A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Minowa
政寛 箕輪
Fumitaka Sakai
文隆 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007010703A priority Critical patent/JP2008177951A/ja
Publication of JP2008177951A publication Critical patent/JP2008177951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】ユーザにとって関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能なデータ処理装置を実現する。
【解決手段】データを受信するためにサーバーとの通信を行う通信部と、データを保存するためのデータ保存部と、前記通信部を介してサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する電子番組表表示処理と、該電子番組表表示処理により表示された電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける関連付け処理と、該関連付け処理が実行されると前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させるデータ保存処理と、を実行するデータ処理実行部と、を有するデータ処理装置。
【選択図】図4

Description

本発明は、サーバーから受信された電子番組表のデータを処理するデータ処理装置に関する。また、当該データ処理装置が行う、前記電子番組表のデータについてのデータ処理方法に関する。さらに、当該データ処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
電子化されたテレビ番組表(以下、電子番組表)は既に知られている。この電子番組表の閲覧や利用を希望するユーザは、電子番組表作成会社等のサーバーから提供される電子番組表のデータを受信し、該データに基づいて電子番組表を表示する機能を有するデータ処理装置を用いることになる(例えば、特許文献1参照)。そして、ユーザは、当該データ処理装置により表示された電子番組表を閲覧し、該電子番組表の中から視聴する番組又は録画する番組を決定することとなる。
特開2002−335463号公報
ところで、前記サーバーから送信される電子番組表のデータは定期的に(あるいは、突発的に)更新される。つまり、ある日の電子番組表のデータは、当該ある日から一定の期間が経過した後には受信不可能となり、ユーザは前記ある日の電子番組表を閲覧し、利用することが出来なくなってしまう場合がある。
一方、電子番組表中にユーザの関心が高い番組がある場合には、該電子番組表が長期に亘って閲覧・利用可能になることを要求するユーザニーズがある。つまり、電子番組表のデータは、ユーザが所望する期間保管可能であることが望ましい。しかしながら、旧来のデータ処理装置では、このようなユーザニーズに対応することは困難である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ユーザにとって関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能なデータ処理装置を実現することである。
前記課題を解決するために、主たる本発明は、データを受信するためにサーバーとの通信を行う通信部と、データを保存するためのデータ保存部と、前記通信部を介してサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する電子番組表表示処理と、該電子番組表表示処理により表示された電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける関連付け処理と、該関連付け処理が実行されると前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させるデータ保存処理と、を実行するデータ処理実行部と、を有することを特徴とするデータ処理装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本明細書及び添付図面の記載により少なくとも次のことが明らかにされる。
先ず、データを受信するためにサーバーとの通信を行う通信部と、データを保存するためのデータ保存部と、前記通信部を介してサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する電子番組表表示処理と、該電子番組表表示処理により表示された電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける関連付け処理と、該関連付け処理が実行されると前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させるデータ保存処理と、を実行するデータ処理実行部とを有するデータ処理装置。
かかるデータ処理装置は、電子番組表中の個別の番組に対して付加情報の関連付けを行う機能と、該付加情報の関連付けが行われた番組を含む電子番組表のデータ、及び、該付加情報をデータ処理装置に設けられたデータ保存部に保存させる機能とを有している。これにより、電子番組表の中にユーザの関心が高い番組がある場合、ユーザが該番組に対して付加情報関連付け操作を行えば、該番組を含む電子番組表のデータと前記付加情報とがデータ保存部に保存されることになる。この結果、前記ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータについて、サーバーからのデータ送信が終了し、データ処理装置が該データを受信することが出来なくなった場合であっても、前記データ保存部に保存された電子番組表のデータに基づいて、前記ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表を表示させることが可能となる。すなわち、本発明により、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能なデータ処理装置が実現されることとなる。
また、前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、前記番組に対して前記付加情報が関連付けられたまま、前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることとしてもよい。
かかる場合、例えば、データ保存部に保存された付加情報が読み出された際に、データ処理装置は、前記データ保存部に保存されたデータの中から、該付加情報が関連付けられた番組を含む電子番組表のデータを容易に特定することが可能となる。
また、前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、前記番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれたファイル名、を付けて前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることとしてもよい。
かかる場合、ファイル名から電子番組表のデータ及び付加情報の内容を識別することが可能となるため、ユーザにとって電子番組表のデータ及び付加情報の検索が容易となる。
また、前記関連付け処理は、前記番組に対して、前記付加情報としてメモ情報を、ユーザのメモ情報入力操作に基づいて関連付ける処理であることとしてもよい。
ユーザが電子番組表中の個別の番組に対してメモ情報入力操作を行うことは、該番組が、ユーザにとって関心が高い番組であることを意味している。そして、当該メモ情報入力操作に基づいてメモ情報が関連付けられた番組を含む電子番組表のデータは、データ保存部に保存される。これにより、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能となる。
他方、番組を録画するための録画部、が備えられており、前記データ処理実行部は、前記録画部に対して録画予約をユーザの録画予約操作に基づいて設定する録画予約設定処理を実行し、前記関連付け処理は、前記番組に対して、前記付加情報として、前記録画予約設定処理により該番組の録画予約が設定されたことを報知するための報知情報、を関連付ける処理であることとしてもよい。
前記メモ情報入力操作の場合と同様に、ユーザが電子番組表の中の個別の番組に対して録画予約操作を行うことは、該番組がユーザの関心が高い番組であることを意味している。したがって、当該録画予約操作に基づいて録画予約が設定されたことを報知する前記報知情報が関連付けられた番組(すなわち、録画予約が設定された番組)を含む電子番組表のデータが、データ保存部に保存される。これにより、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表データを、ユーザが所望する期間保管することが可能になる。
また、前記電子番組表において、前記付加情報と関連付けられた番組にWEBサイトへのリンクがある場合、前記データ保存処理部は、前記通信部を介して前記WEBサイトのデータをサーバーから受信するWEBサイトデータ受信処理を実行し、かつ、前記データ保存処理の実行時、前記電子番組表のデータと前記WEBサイトのデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることとしてもよい。
付加情報と関連付けられた番組にリンクが設けられているWEBサイトのデータも、サーバーから消去されると受信不可能になってしまう。そこで、前記WEBサイトのデータを前記データ保存部に保存させることにより、該データについてもユーザが所望する期間保管することが可能となる。
また、前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、前記電子番組表のデータのうち、前記付加情報と関連付けられた番組以外のデータの一部又は全部を消去して、該電子番組表のデータを前記データ保存部に保存させることとしてもよい。かかる構成では、前記電子番組表のデータを前記データ保存部に保存させるために必要な容量を節減することが可能になる。
さらに、データ処理装置がサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する処理を実行するステップと、前記データ処理装置が、表示された前記電子番組表の中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける処理を実行するステップと、前記付加情報を前記番組に対して関連付ける処理が実行されると、前記データ処理装置が前記電子番組表のデータと前記付加情報とを該データ処理装置に設けられたデータ保存部に保存させる処理を実行するステップと、を有するデータ処理方法、も実現可能である。
かかるデータ処理方法によれば、前記データ処理装置に、ユーザの関心が高い番組を含んだ電子番組表のデータを、ユーザの所望の期間保管させることが可能となる。
さらに、上記のデータ処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるプログラムも実現可能である。このプログラムがコンピュータに読み取られ、該コンピュータによって前記各ステップが実行されることにより、ユーザの関心が高い番組を含んだ電子番組表のデータをユーザの所望の期間保管することが可能となる。
===ユーザ端末の構成例===
先ず、図1を用いて、本発明のデータ処理装置の一例として、ユーザ端末10を例にとって、その概要について説明する。図1は、本実施形態のユーザ端末10の構成、及び、該ユーザ端末10とデータを送信する各サーバー等との関係を示すブロック図である。
本実施形態のユーザ端末10は、コンピュータの一例としてのパーソナルコンピュータ(PC)であり、不図示のCPU、メモリ、及び、該メモリに格納されたOSやアプリケーションプログラムを始めとする各種プログラム等を備えている。また、ユーザ端末10は、通信用インターフェース(不図示)を備えており、図1に示すように、ネットワーク2と接続している。なお、本実施形態のネットワーク2はインターネットである。すなわち、ユーザ端末10は、インターネット上に構築されたWorld Wide WEB(WWW)を構成する各サーバーと前記通信用インタフェースを介して通信可能であり、当該各サーバーからのサービスを享受することが可能である。そして、本実施の形態では、上記サーバーの中に、電子番組表のデータ(以下、電子番組表データともいう)を提供する電子番組表データ提供サーバー3が存在している。つまり、ユーザ端末10は、電子番組表データ提供サーバー3からインターネット経由で電子番組表データを受信し、該電子番組表データに基づいて電子番組表T(図3参照)を表示する機能を備えている。また、電子番組表T中にWEBサイトへのリンクがある場合、ユーザ端末10は、インターネット上にあるWEBサイトデータ提供サーバー4から前記WEBサイトのデータ(以下、WEBサイトデータともいう)を受信し、該WEBサイトを表示する機能も備えている。
なお、図1中、電子番組表データ提供サーバー3とWEBサイトデータ提供サーバー4とが互いに異なるサーバーであることとしているが、両サーバーは同一のサーバーであってもよい。また、電子番組表データとWEBサイトデータとは、ともにHyper Text Markup Language(HTML)形式で記述されたデータである。また、電子番組表データもWEBサイトデータの一種であるが、本実施の形態では、便宜上、前記電子番組表データと前記WEBサイトデータとを区別して説明することとする。
さらに、本実施形態のユーザ端末10は、テレビ放送局1から放送される番組の信号を受信し当該信号を変換して映像データや音声データ(以下、映像データ及び音声データをまとめて、単に映像データと言う)を出力する機能と、該映像データを所定の記憶先に記憶させる録画機能を備えている。さらに、前記ユーザ端末10には、予めユーザにより指定された日時及びチャンネルにて放送される番組を録画させるための設定、すなわち、録画予約設定を行う機能が備えられている。
以上のようなユーザ端末10の各機能は、前述したCPU、メモリ、通信用インタフェース、及び、前記メモリに格納された各種プログラム等によって実現される。
続いて、ユーザ端末10の各構成要素について説明する。ユーザ端末10は、図1に示すように、『録画部』としての番組録画部11と、制御部12と、出力部13と、通信部14と、データ保存部15と、入力部16と、データ処理実行部20とを備えている。

制御部12は、ユーザ端末10の各部(すなわち、番組録画部11、出力部13、通信部14、データ保存部15、入力部16、及びデータ処理実行部20)の制御を司るものであり、当該各部は制御部12を介して互いに接続されている。
番組録画部11は、テレビ放送局1が放送する番組の録画を行うものである。すなわち、前記番組録画部11は、チューナやエンコーダ等を搭載しており、テレビ放送局1から発信される番組の信号がアンテナ17にて受信されると、該信号の検波及び復調を行い、復調により得られる前記番組の映像データを所定の規格に従ってエンコードし、エンコードされた該映像データを所定の記憶先に記憶させる。このような番組録画部11による録画処理は、録画予約設定処理部26によって制御される(録画予約設定処理部26の詳細については、後述の「他の付加情報の関連付け処理」の項で説明する)。
出力部13は、ディスプレイ13a等によって構成され、該ディスプレイ13aに前記映像データに基づく映像(より正確には、映像及び音声)を出力するとともに、後述する電子番組表表示処理部21により表示される電子番組表Tを映し出すためのものである。
通信部14は、前述した通信用インタフェース等によって構成され、ネットワーク2上(本実施形態では、インターネット上)の各サーバーと通信するためのものである。すなわち、ユーザ端末10は、通信部14を介して、前記各サーバー(例えば、電子番組表データ提供サーバー3及びWEBサイトデータ提供サーバー4)からのデータを受信してくることになる。
データ保存部15は、ユーザ端末10に内蔵されたハードディスク等により構成され、各種データを保存するためのものである。入力部16は、キーボードやマウス等により構成され、ユーザによって操作されるものである。この入力部16は、ユーザの入力操作を受け付け、該入力操作に応じたデータを、制御部12を介して、出力部13やデータ処理実行部20等へ送信する。
データ処理実行部20は、電子番組表の表示処理や、電子番組表データを保管するための一連の処理(以下、データ保管処理)等の各種データ処理を実行するものである。このデータ処理実行部20は、電子番組表表示処理部21と、情報関連付け処理部22と、データ保存処理部23と、WEBサイトデータ受信処理部24と、保存データ読出処理部25と、録画予約設定処理部26とを備えている。これらの各構成要素は、前記メモリに格納された各データ処理に関するプログラムと、当該プログラムを実行するCPU等により構成される。なお、電子番組表の表示処理、及び、データ保管処理については後述する。
===データ処理について===
次に、本実施形態のユーザ端末10によるデータ処理について説明する。
<<電子番組表の表示処理について>>
先ず、電子番組表Tの表示処理について図2及び図3を用いて説明する。図2は、電子番組表Tの表示処理に関するフローチャートである。図3は、電子番組表Tが表示されたブラウザ画面30を示す図である。なお、図3には、12月11日の15時以降に各テレビ放送局が放送する番組に関する情報を掲載した電子番組表Tが示されている。
本処理は、前述したデータ処理実行部20に備えられた電子番組表表示処理部21により実行される。そして、本実施形態の電子番組表表示処理部21は、サーバーから受信されたHTML形式のデータに基づいて文字列や画像をブラウザ画面30に表示させるWEBブラウザによって実現される。すなわち、WEBブラウザは、電子番組表データ提供サーバー3に対して電子番組表データの送信を要求し、かつ、前記電子番組表データ提供サーバー3から受信された電子番組表データに基づいて、電子番組表Tをブラウザ画面30に表示することになる。
本処理のフローについて説明すると、図2に示すように、ユーザのWEBブラウザ起動要求に対して、WEBブラウザが起動するところから始まる(S2)。当該WEBブラウザの起動により、ディスプレイ13aには、電子番組表Tを表示させるためのブラウザ画面30が映し出される。なお、WEBブラウザが起動した時点では、電子番組表データが未受信であるため、WEBブラウザ起動直後のブラウザ画面30には、例えば、ユーザがホームページとして設定したWEBページが表示される。
次に、ユーザが所定の動作を行うと(例えば、ブラウザ画面30のアドレスバーに電子番組表データ提供サーバー3のURLを入力すると)、WEBブラウザにより、電子番組表データ提供サーバー3に対して電子番組表データの送信が要求される(S4)。この送信要求を受けた電子番組表データ提供サーバー3が電子番組表データの送信を開始すると、ユーザ端末10により電子番組表データが受信される(S6)。電子番組表データが受信されると、当該電子番組表データに基づいて、図3に示すような電子番組表Tがブラウザ画面30に表示される(S8)。以上のような工程を経て、電子番組表の表示処理が完了する。
なお、本実施の形態では、電子番組表データ提供サーバー3から送信される電子番組表データが1日毎に更新されるものである。したがって、電子番組表データ提供サーバー3は、前記WEBブラウザによるデータ送信要求を受けた日以降の電子番組表データを送信することになり、例えば、図3の電子番組表Tは、12月11日以前に送信された電子番組表データに基づいて表示されたものである。
ブラウザ画面30に表示された電子番組表Tについて説明すると、各テレビ放送局(図3中、チャンネル1、チャンネル2等と表記)がある日の各時間帯に放送する番組について、放送開始時間、番組タイトル、出演者等の情報が、テレビ放送局及び放送時間毎に区分されテーブル形式で表示されている。なお、以下の説明において、電子番組表Tの、放送局と放送時間によって特定される欄を番組欄と、当該番組欄内に表示された各番組の情報を番組情報と呼ぶこととする。また、本実施の形態に係る電子番組表Tでは、図3に示すように、番組情報のうち、放送開始時間及び番組タイトルが、他の番組情報と異なり、太字にて表示されている。すなわち、HTML形式で記述された電子番組表データのうち、放送開始時間及び番組タイトルのデータには、太字表記させるためのデータ(所謂タグ)が付けられている。
また、電子番組表Tの中には、詳細な番組情報や関連情報等を掲載したWEBサイト(図3中、関連サイトと表記)へのリンクが設けられている番組がある。例えば、チャンネル2が16時から放送する、番組タイトルが「ドラマB」である番組(以下、「ドラマB」)や、チャンネル18が16時20分から放送する、番組タイトルが「映画C」である番組(以下、「映画C」)については、その番組欄に、番組情報として前記関連サイトのURLがハイパーリンクの形態で表示されている。
さらに、電子番組表Tの中には、上述した「ドラマB」や「映画C」のように、番組情報として解説ボタンTbが設けられた番組もある。この解説ボタンTbは、該解説ボタンTbが設けられた番組の解説ウィンドウ(不図示)を表示させるためのボタンであり、例えば、ユーザがマウス操作にて該解説ボタンTbをクリックすると、前記解説ウィンドウがブラウザ画面30上に所謂ポップアップ形式で表示される。つまり、図3に示される電子番組表Tのデータのうち、「ドラマB」や「映画C」に関する部分には、番組情報として解説ボタンTbを表示させるデータ、及び、該解説ボタンTbをクリックすると解説ウィンドウを表示させるデータが含まれている。なお、解説ウィンドウのデータは電子番組表データに組み込まれているため、該電子番組表データとともに受信されることになる。
なお、ブラウザ画面30には、図3に示すように、後述する情報関連付けプログラムを起動させるためのプログラム起動ボタン31が設けられている。つまり、本実施の形態において、情報関連付けプログラムを起動させるためには、ユーザは前記プログラム起動ボタン31をクリックする等の所定の操作を行うこととなる。
<<データ保管処理について>>
次に、電子番組表データに対するデータ保管処理について説明する。
データ保管処理とは、前述した電子番組表Tの表示処理、該電子番組表T中の個別の番組に対して付加情報を関連付ける処理、及び、前記電子番組表のデータ及び前記付加情報を前述したデータ保存部15に保存させる処理等の一連の処理により構成された処理である。なお、本実施の形態において、電子番組表T中の個別の番組に対して関連付ける付加情報は、前記番組に対してメモを付けるためのメモ情報、前記番組の録画予約が設定されたことを報知するための報知情報、及び、前記番組に対してチェックマークを付けるためのチェックマーク情報である。
以下、図4を参照しながら、データ保管処理のフローについて説明する。図4は、データ保管処理に関するフローチャートである。本項の説明においては、電子番組表T中の個別の番組に対して前記メモ情報が関連付けられることとし、該メモ情報が関連付ける番組を関連付け先番組と呼ぶこととする。
本処理は、図4に示すように、既述の電子番組表の表示処理によってブラウザ画面30に電子番組表Tが表示されたところから始まる(S12)。電子番組表Tが表示された後、該電子番組表T中の関連付け先番組に対して、メモ情報を作成するために、ユーザによる入力部16を介した入力操作(メモ情報入力操作)が行われると、データ処理実行部20が、該メモ情報入力操作に基づき、前記関連付け先番組に対してメモ情報を関連付ける処理を実行する。なお、メモ情報などの付加情報の関連付け処理は、前述したデータ処理実行部20に備えられた情報関連付け処理部22により実行される。この情報関連付け処理部22は、ユーザが前記番組に対して付加情報関連付け操作を行う際のユーザインタフェースとして機能する情報関連付けプログラムによって実現される。そして、情報関連付けプログラムは、付加情報としてメモ情報を関連付け先番組に対して関連付けるために、ユーザによるメモ情報入力操作を受け付け、該メモ情報入力操作に基づいてメモ情報を関連付け先番組に対して関連付ける処理を実行する。さらに、情報関連付けプログラムは、メモ情報の関連付け処理を実行する結果として、前記関連付け先番組に対するメモM(図6参照)を作成し、該メモMを電子番組表Tに重畳した状態でディスプレイ13aに表示させる。以下、情報関連付けプログラムによるメモ情報の関連付け処理について、具体的に説明する。
ユーザが前述したプログラム起動ボタン31をクリックすると、前記情報関連付けプログラムが起動し(S14)、当該プログラムによって、図5に示すようなツールバー32が電子番組表Tに重畳された状態で表示される。図5は、ユーザの関連付け先番組に対するメモ情報入力操作を説明するための図であり、前記ツールバー32等がディスプレイ13aに表示された状態を示している。このツールバー32には、メモ作成ボタン32a、録画予約ボタン32b、及びチェックマークボタン32cが設けられており、ユーザが各ボタンをクリックすることによって、関連付け先番組に対して関連付けられる付加情報の種類が切替え可能になっている。そして、ユーザがメモ作成ボタン32aをクリックすると、情報関連付けプログラムは、ユーザのメモ情報入力操作を受け付け、該メモ情報入力操作に基づいて関連付け先番組に対してメモ情報を関連付ける処理を実行するようになる。
より具体的に説明すると、ユーザは、メモ作成ボタン32aをクリックした後、電子番組表Tの中から関連付け先番組を指定するために、該関連付け先番組の番組欄上にマウスポインタ33を移動させる操作を行う。そして、前記マウスポインタ33が前記関連付け先番組の番組欄上に位置した状態で、ユーザが所定の動作(例えば、マウスボタンのダブルクリック操作など)を行うと、情報関連付けプログラムは、前記マウスポインタ33により指定された番組を関連付け先番組として特定する。これと同時に、前記情報関連付けプログラムは、図5に示すようなメモ情報入力ウィンドウ34を電子番組表Tに重畳した状態で表示させる。このメモ情報入力ウィンドウ34は、ユーザが入力部16を介して前記関連付け先番組に対するコメント等を入力するためのスペースである。そして、メモ情報入力ウィンドウ34への入力が完了したユーザが、該メモ情報入力ウィンドウ34の下部に設けられた入力完了ボタン34aをクリックすると、前記関連付け先番組に関連付けられるメモ情報が確定する。以上のような一連の操作(すなわち、関連付け先番組を指定するためのマウスポインタ33の移動操作、メモ情報入力ウィンドウ34への入力操作、及び、メモ情報の確定操作)が、ユーザのメモ情報入力操作に該当する。
このようなメモ情報入力操作が行われると、情報関連付けプログラムは該メモ情報入力操作を受け付け(S16)、該メモ情報入力操作に基づいて前記メモ情報と前記関連付け先番組とを関連付ける処理を実行する(S18)。当該関連付け処理が実行されると、情報関連付けプログラムにより、前記関連付け先番組に対して、図6に示すようなメモMが作成され、電子番組表Tに重畳された状態で表示される。図6は、メモMが表示された際の電子番組表Tを示した図である。なお、図6中のメモMは、「ドラマB」に対してメモ情報が関連付けられたことにより作成されて表示されたものである。
該メモMには、前述したメモ情報入力ウィンドウ34にて入力した文字列が表示される。また、図6に示すように、前記メモ情報入力ウィンドウ34へ関連サイト等のWEBサイトのURLが入力された場合には、当該URLは前記メモMにてハイパーリンクの形態で表示されるようになる。すなわち、本実施の形態では、関連付け先番組に対してユーザが選択したWEBサイトのURLをメモにハイパーリンクの形態で表示させることが可能である。そして、ユーザが該メモMに設けられた前記WEBサイトへのリンクを辿ることにより、WEBブラウザによって前記WEBサイトがブラウザ画面30に表示されるようになる。
S18後のステップについては、図6に示すように、電子番組表T中、「ドラマB」に対するメモMが作成された場合(換言すると、「ドラマB」に対してメモ情報が関連付けられた場合)を例に挙げて説明する。
情報関連付けプログラムが「ドラマB」に対してメモ情報の関連付け処理が実行されると、該「ドラマB」を含む電子番組表Tのデータ等をデータ保存部15に保存させるデータ保存処理が実行される。ここで、データ保存処理は、データ処理実行部20に備えられたデータ保存処理部23により実行される。そして、本実施形態のデータ保存処理部23は、メモ情報の関連付け処理の実行をトリガーとして、電子番組表データやメモ情報(より正確には、後述するメモデータ)等の各種データをデータ保存部15に保存させるプログラムにより実現される。つまり、本実施の形態では、情報関連付け処理部22は前記メモ情報の関連付け処理を実行するとデータ保存処理部23に対してデータ保存処理の実行を要求し、また、当該要求を受け付けたデータ保存処理部23は前記データ保存処理を開始する。
データ保存処理についてより具体的に説明すると、前記メモ情報の関連付け処理が実行されると、データ保存処理部23は、先ず、前記データ保存部15における電子番組表データ(より正確には、「ドラマB」を含む電子番組表Tのデータ)の保存先の指定をユーザに対して要求する。つまり、データ保存処理部23は、前記データ保存部15における電子番組表データの保存先をユーザに指定させるために、保存先指定画面(不図示)をディスプレイ13aに表示させる(S20)。電子番組表データの保存先が指定された後、データ保存処理部23は、電子番組表T中、関連付け先番組の番組欄内において、WEBサイトへのリンクの有無を検索する処理(リンク検索処理)を実行する(S22)。そして、前記関連付け先番組の番組欄内にWEBサイトへのリンクがある場合、データ保存処理部23は、データ処理実行部20に備えられたWEBサイトデータ受信処理部24に当該WEBサイトのデータを受信させる処理(WEBサイトデータ受信処理)を実行する。このWEBサイトデータ受信処理部24は、通信部14を介してWEBサイトデータ提供サーバー4から、関連付け先番組の番組欄にリンクが張られたWEBサイトのデータを受信するためのプログラムである。そして、リンク検索処理の実行後、前記WEBサイトデータ受信処理部24は、前記WEBサイトデータ提供サーバー4に対して前記WEBサイトのデータの送信を要求し(S24)、該データを受信する(S26)。上記の例に沿って具体的に説明すると、図6に示すように、「ドラマB」の番組欄において、WEBサイトとしての関連サイトのURLがハイパーリンクの形態で表示されているため、データ保存処理部23によるリンク検索処理の実行後、WEBサイトデータ受信処理部24はWEBサイトデータ提供サーバー4から前記関連サイトのデータを受信する。
なお、本実施の形態に係るデータ保存処理部23は、前記リンク検索処理及び前記データ受信処理の実行を省略することが可能である。すなわち、本実施の形態において、データ保存処理部23によるリンク検索処理及びデータ受信処理が実行されるモードと、当該2つの処理の実行が省略されるモードとは切替え可能となっており、ユーザは不図示の設定画面により当該モードの切替え設定を行うことが可能である。
また、図6の電子番組表Tでは、「ドラマB」の他、「映画C」の番組欄にもWEBサイトのURLがハイパーリンクの形態で表示されている。このように関連付け先番組以外の番組にもWEBサイトへのリンクが設けられている場合、WEBサイトデータ受信処理部24は、少なくとも、関連付け先番組に対してリンクされたWEBサイトのデータ(すなわち、「ドラマB」の関連サイトのデータ)を受信してくることになる。
次に、データ保存処理部23は、電子番組表データ提供サーバー3から受信された「ドラマB」を含む電子番組表Tのデータのうち、前記「ドラマB」以外の番組のデータの一部を消去する処理(データ消去処理)を実行する(S28)。なお、本実施の形態では、データ保存処理部23によって消去されるデータは、前記「ドラマB」以外のデータのうち、太文字表記させるタグが付けられていない番組情報のデータ(すなわち、放送開始時間及び番組タイトル以外の番組情報のデータ)である。すなわち、本実施の形態に係るデータ保存処理部23は、特定のタグの有無に基づいて、消去対象のデータと非消去対象のデータとを分別し、前記電子番組表データから消去対象のデータを消去する。なお、本実施形態のデータ保存処理部23は、前記特定のタグの有無に関わらず、関連付け先番組以外の番組のデータについては全部消去するように前記データ消去処理を実行することも可能である。また、前記データ保存処理部23は、前記データ消去処理の実行を省略することも可能である。このように、本実施の形態においては、データ保存処理部23によるデータ消去処理のモード(すなわち、関連付け先番組以外の番組のデータを一部消去するモード、該データを全部消去するモード、データ消去処理を省略するモード)は切替え可能となっており、ユーザは不図示の設定画面により当該モードの切替え設定を行うことが可能である。
そして、データ保存処理部23は、データ消去処理の実行後、該データ消去処理が施された電子番組表のデータを、データ保存部15中の、前記保存先指定画面にてユーザが指定した保存先に保存させる処理を実行する(S30)。また、データ保存処理部23は、前記リンク検索処理及び前記WEBサイトデータ受信処理を実行した場合、WEBサイトデータ受信処理部24により受信されたWEBサイトデータも前記保存先に保存させる。さらに、情報関連付けプログラムにより作成されたメモMのデータ(以下、単にメモデータとも言う)も、電子番組表データやWEBサイトデータと併せて前記保存先に保存される。ここで、メモデータとは、メモ情報入力操作にて特定された関連付け先番組に関するデータと、該メモ情報入力操作時の入力内容に関するデータと、前記関連付け先番組を含む電子番組表のデータを特定するためのデータと、メモMの表示位置に関するデータを含むものである。このような構成のメモデータが保存されることにより、関連付け先番組とメモ情報とが関連付けられたまま、該関連付け先番組を含む電子番組表のデータ、及び、前記メモ情報(すなわち、前記メモデータ)がデータ保存部15に保存されることになる。この結果、例えば、データ保存部15に保存されたメモデータが読み出されて該メモデータに基づくメモMが再表示された場合、該メモMが関連付けられた関連付け先番組を含む電子番組表のデータが特定され、該電子番組表も再表示されるようになる。なお、電子番組表及びメモの再表示処理に関する詳細については、後述する。
また、本実施の形態において、データ保存処理部23は、データ保存処理の実行時、電子番組表データに対して、関連付け先番組の番組欄にハイパーリンクの形態で表示されたWEBサイト(すなわち、「ドラマB」の関連サイト)のURLを、前記データ保存部15における該WEBサイトのアドレス(すなわち、前記保存先に保存された前記WEBサイトデータの相対パス)に変更するデータ加工を施した後に、該電子番組表データを保存させる。
さらに、本実施の形態において、データ保存処理部23は、電子番組表データ、WEBサイトデータ、及び、メモデータを各々互いに異なるファイルとしてデータ保存部15に保存させる。そして、前記データ保存処理部23は、関連付け先番組の放送日を示す文字列(すなわち、「ドラマB」の放送日である、06年12月11日)が含まれたファイル名を付けて、電子番組表のデータ及びメモデータを前記データ保存部15に保存させる。なお、前記ファイル名中に含まれる文字列としては、関連付け先番組の放送日を示すものに限定されず、例えば、関連付け先番組の放送日時を示すものであってもよい。
以上のようなデータ保存処理が実施された後、ユーザが情報関連付けプログラムの終了を要求する操作(例えば、ツールバー32に設けられたプログラム終了ボタン32dのクリック操作)を行うと、該情報関連付けプログラムが終了して(S32)、データ保管処理が完了する。
<<再表示処理について>>
次に、データ保存部15に保存された電子番組表データに基づいて電子番組表を再表示させる処理(以下、再表示処理)について説明する。
本処理は、前述したデータ保管処理によりデータ保存部15に保存された電子番組表データを読み出し、該データに基づいて電子番組表(以下、データ保存部15に保存された電子番組表データに基づいて表示される電子番組表を、保存電子番組表Tnと呼ぶ)をブラウザ画面30に再表示させる処理であり、当該処理は前記データ処理実行部20に備えられた保存データ読出処理部25によって実行される。なお、本実施の形態に係る保存データ読出処理部25は、データ保存部15に保存された電子番組表データ等の各データを読み出すためのデータ読出プログラムにより実現される。このプログラムが前述のWEBブラウザ(すなわち、電子番組表表示処理部21)と協働することにより、読み出された電子番組表データに基づいて、保存電子番組表Tnがブラウザ画面30に表示される。
以下、図7及び図8を参照しながら、保存データ読出処理部25による再表示処理のフローについて説明する。図7は、再表示処理に関するフローチャートである。図8は、保存電子番組表Tnと、メモデータに基づいて表示されたメモMを示している。なお、図8に示される保存電子番組表Tn及びメモMは、各々、「ドラマB」に対してメモ情報が関連付けられたことによりデータ保存部15に保存された電子番組表データ及びメモデータ、に基づいて表示されたものである。
本処理は、図7に示すように、ユーザがデータ保存部15に保存されたメモデータのファイルを選択することにより(例えば、ユーザが、データ保存部15に保存されたデータの中から、前記メモデータを格納するファイルを検索して該ファイルのアイコンをダブルクリックすると)、データ読出プログラムが起動するところから始まる(S42)。データ読出プログラムが起動すると、先ず、該プログラムによって、前記メモデータが読み出される(S44)。次に、データ読出プログラムは、前記メモデータに基づいて、前記メモ情報が関連付けられた番組を含む電子番組表のデータを特定して、該データを読み出す(S46)。その後、データ読出プログラムはWEBブラウザを起動させ(S48)、また、当該WEBブラウザは、データ読出プログラムにより読み出された電子番組表データに基づいて保存電子番組表Tnをブラウザ画面30に表示させる。他方、前記データ読出プログラムは、前記メモデータに基づき、メモMを保存電子番組表Tnに重畳させた状態で表示させる(S50)。すなわち、データ読出プログラムは、メモデータに基づいてメモMを表示させる機能を備えている。以上のような工程を経て、再表示処理が完了する。
ここで、ブラウザ画面30に表示された保存電子番組表Tnの詳細を詳しく説明すると、図8に示すように、関連付け先番組の番組情報は、電子番組表データが保存される前の該番組情報と略同一である。つまり、保存電子番組表Tn中、関連付け先番組(すなわち、「ドラマB」)の番組情報は全て表示され、その中には解説ボタンTbも含まれている。そして、解説ボタンTbがクリックされると、前記関連付け先番組の解説ウィンドウがポップアップ形式で表示される。これは、電子番組表データのうち、関連付け先番組については、解説ウィンドウのデータを含めて「ドラマB」に関する番組情報の全データがデータ保存部15に保存されたためである。これに対し、保存電子番組表Tn中、関連付け先番組以外の番組については、図8に示すように、一定の番組情報(本実施の形態では、放送開始時刻及び番組タイトル)のみが表示される。これは、電子番組表データがデータ保存部15に保存される前段階において、関連付け先番組以外の番組のデータが、データ保存処理部23によって前記一定の番組情報のデータを除いて消去されたためである。
また、図8に示すように、ブラウザ画面30のアドレスバーには、データ保存部15における電子番組表データのアドレスが表示されており、保存電子番組表Tnが該データ保存部15に保存された電子番組表データに基づいて表示されたものであることが表されている。さらに、保存前の電子番組表Tとは異なる点として、保存電子番組表Tnには、前記関連付け先番組の番組欄内に、データ保存部15における関連サイトのデータのアドレスがハイパーリンクの形態で表示されている。これは、データ保存処理の実行時に、データ保存処理部23が、電子番組表中、前記関連サイトのURLのデータが前記データ保存部15における該関連サイトのアドレスに変更するように、前記電子番組表のデータを加工したためである。
一方、データ保存部15に保存された電子番組表データのファイルのアイコンがダブルクリックされた場合には、WEBブラウザが起動し、該WEBブラウザが前記電子番組表データを読み出し、該データに基づいて保存電子番組表TnをWEBブラウザ画面30に表示させることとなる。また、データ保存部15に保存されたWEBサイトデータ(すなわち、「ドラマB」の関連サイトのデータ)のファイルのアイコンがダブルクリックされた場合には、上記の場合と同様に、WEBブラウザによって該WEBサイトがブラウザ画面30に表示されることとなる。
===本実施の形態に係るユーザ端末の有効性について===
上述した通り、本実施の形態に係るユーザ端末10は、データを受信するためにサーバーとの通信を行う通信部14と、データを保存するためのデータ保存部15と、前記通信部14を介して電子番組表データ提供サーバー3から電子番組表データを受信し該電子番組表データに基づいて電子番組表Tを表示する電子番組表表示処理と、該電子番組表表示処理により表示された電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける関連付け処理と、該関連付け処理が実行されると前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部15に保存させるデータ保存処理と、を実行するデータ処理実行部20と、を有している。これにより、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能になる。
すなわち、発明が解決しようとする課題の項で説明した通り、電子番組表データ提供サーバー3から送信される電子番組表データは定期的に(本実施の形態では、1日毎に)更新されるため、ある日に放送される番組の情報が掲載された電子番組表のデータは、当該ある日から一定の期間が経過した後には受信不可能となってしまう場合がある(例えば、図3に示す電子番組表Tのデータは、12月12日以降には受信不可能となってしまう)。つまり、ユーザは数日前の電子番組表を閲覧し、または利用することが出来ない。一方、電子番組表T中に、例えば、ユーザの関心が高い番組がある場合、当該電子番組表Tのデータは、ユーザが所望する期間保管可能であることが望ましい。このようなニーズに対し、従来、過去数日分の電子番組表のデータを一時的にメモリ等に蓄積することが可能なデータ処理装置は既に存在している。しかしながら、このようなデータ処理装置は、電子番組表T中の全ての番組について全番組情報のデータをメモリに蓄積させる処理を実行するものであった。このため、旧来のデータ処理装置を用いた場合にはメモリの容量の消費が著しくなり、該メモリの容量不足等が生じる結果、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータを適切に、ユーザが所望する期間保管させることが困難であった。
これに対し、本実施形態のユーザ端末10は、ユーザの関心が高い番組等を含む電子番組表Tのデータをユーザが所望する期間保管させるためにデータ保管処理を実行する機能を備えている。つまり、ユーザが、電子番組表Tの中にあるユーザの関心が高い番組に対して、メモ情報入力操作等の付加情報関連付け操作を行うと、該付加情報関連付け操作に基づいて前記付加情報が前記番組に対して関連付けられる。つまり、ユーザの関心は、メモ情報等の付加情報と言う形態で前記番組に対して関連付けられることになる。そして、前記付加情報の関連付け処理(例えば、前述したメモ情報の関連付け処理)が行われると、当該処理の実行をトリガーとして、前記付加情報が関連付けられた番組を含む電子番組表のデータが、ユーザ端末10に備えられたデータ保存部15に保存されるようになる。この結果、電子番組表データ提供サーバー3からのデータ配信が終了したことによって、ユーザの関心が高い番組を含んだ電子番組表のデータを受信することが出来なくなった場合であっても、データ保存部15に保存された電子番組表データを読み出すことにより、前記電子番組表(より正確には、保存電子番組表Tn)を再表示させることが可能となる。
さらに、電子番組表T中にユーザの関心が高い番組がある場合(すなわち、電子番組表Tの関連付け先番組に対してメモ情報等の付加情報が関連付けされた場合)、該電子番組表のデータがデータ保存部15に保存されるため、該データ保存部15の容量の消費が抑えられ、旧来のデータ処理装置のように容量不足によって電子番組表データが保存できなくなるという問題も改善されている。
以上のように、本実施の形態に係るユーザ端末10により、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータを、ユーザが所望する期間保管することが可能となる。
===他の情報の関連付け処理について===
上記の説明では、前記付加情報としてメモ情報を関連付け先番組に対して関連付ける例について説明した。本実施形態のユーザ端末10は、メモ情報の他にも、前述した報知情報やチェックマーク情報を、電子番組表T中の個別の番組に対して関連付けることが可能である。そして、前記番組に対して報知情報やチェックマーク情報を関連付ける処理が実行された場合にも、当該処理の実行をトリガーとして、電子番組表データ及び前記付加情報がデータ保存部15に保存されるようになる。
以下、既述のデータ保管処理中、報知情報やチェックマーク情報が関連付けられる場合について説明する。
<<報知情報が関連付けられる場合>>
先ず、電子番組表T中の個別の番組に対して報知情報が関連付けられる場合のデータ保管処理について説明する。
本実施形態のデータ処理実行部20は、前述したように、番組録画部11による録画処理を制御する録画予約設定処理部26を備えている。この録画予約設定処理部26は、番組録画部11を制御するとともに、該番組録画部11に対して録画予約を設定する処理(録画予約設定処理)を実行するための録画予約設定プログラムにより実現される。すなわち、当該録画予約設定プログラムは、ユーザが電子番組表T中の個別の番組に対して行う録画予約操作を受け付け、当該録画予約操作に基づき、前記番組録画部11に対して前記番組の録画予約を設定する処理を実行する。そして、前記録画予約が設定されると、前記番組録画部11は、前記録画予約操作により指定された時刻から前記番組の映像データの取得を開始し、該映像データを所定の記憶先に記憶するようになる。
一方、前記番組の録画予約が設定されると、前述した情報関連付けプログラムが、前記番組に対して、前記録画予約設定プログラムにより該番組の録画予約が設定されたことを報知するための報知情報を関連付ける。なお、本実施形態の報知情報とは、電子番組表T中において、前記番組の番組欄に録画予約標識R(図11参照)を表示させるためのデータのことである。また、以下の説明では、電子番組表T中、録画予約が設定される番組(すなわち、報知情報が関連付けられる番組)を録画予約番組と呼ぶこととする。
以下、図9を参照しながら、報知情報が関連付けられた場合のデータ保管処理のフローについて具体的に説明する。図9は、報知情報が関連付けられる場合のデータ保管処理のフローチャートである。
本処理は、図9に示すように、メモ情報が関連付けられる場合と同様、ブラウザ画面30に電子番組表Tが表示されるところから始まる(S62)。その後、前述したプログラム起動ボタン31がクリックされると、情報関連付けプログラムが起動し、前述したツールバー32が表示される。そして、該ツールバー32に設けられた録画予約ボタン32bがクリックされると、録画予約設定プログラムが起動する(S64)。すなわち、本実施の形態において、情報関連付けプログラムは、録画予約設定プログラムを起動させる機能を備えている。そして、録画予約設定プログラムが、ユーザによる録画予約番組に対する録画予約操作を受け付けて、該録画予約番組の録画予約を設定するようになり、該録画予約が設定されると、情報関連付けプログラムが前記録画予約番組に対して、上記の報知情報を関連付けるようになる。
以下、録画予約設定プログラム起動後の処理についてより具体的に説明する。録画予約ボタン32bがクリックされたことによって前記録画予約設定プログラムが起動した後、ユーザは、電子番組表Tの中から録画予約番組を指定するために、該録画予約番組の番組欄上までマウスポインタ33を移動させる。そして、マウスポインタ33が前記録画予約番組の番組欄上に位置した状態でユーザが所定の動作を行うと、録画予約設定プログラムは前記マウスポインタ33により指定された番組を録画予約番組として特定する。これと同時に、録画予約プログラムは、図10に示すような録画予約ウィンドウ35を電子番組表Tに重畳した状態で表示させる。図10は、録画予約ウィンドウ35を説明するための図である。この録画予約ウィンドウ35は、ユーザによる録画予約操作を受け付けるためのものであり、録画予約番組の録画予約を設定するために必要な情報を表示している。具体的に説明すると、前記録画予約ウィンドウ35には、録画予約番組として特定された番組のタイトル、放送日、放送チャンネル(すなわち、当該番組が放送されるテレビ放送局)、録画開始時間、及び、録画終了時間が表示されている。なお、本実施の形態において、録画予約ウィンドウ35に表示された情報のうち、録画開始時間および録画終了時間については、ユーザが入力部16を介して変更することが可能である。そして、ユーザが当該録画予約ウィンドウ35の下部に設けられた録画予約実行ボタン35aをクリックすると、前記録画予約設定プログラムにより前記録画予約番組の録画予約が設定される(S68)。なお、録画予約設定プログラムの起動後、録画予約が設定されるまでの間にユーザが行う一連の操作(すなわち、録画予約番組を指定するためのマウスポインタ33の移動操作、及び、録画予約実行ボタン35aのクリック操作)が、ユーザによる録画予約操作に該当する。
一方、録画予約設定プログラムにより録画予約番組の録画予約が設定されると、情報関連付けプログラムは、前記録画予約が設定されたことを報知するための報知情報を前記録画予約番組に関連付ける(S70)。この報知情報の関連付け処理は、ユーザによる録画予約操作に基づいて録画予約番組の録画予約が設定されることに伴って実行される処理である。換言すると、当該報知情報の関連付け処理も、ユーザ録画予約操作に基づいて実行されることとなる。
そして、報知情報が録画予約番組に対して関連付けられることにより、電子番組表T中、該録画予約番組の番組欄内に、図11に示すような録画予約標識Rが表示されるようになる。なお、この録画予約標識Rは、前記録画予約が設定されたと同時に、情報関連付けプログラムが受信された電子番組表データ中に該録画予約標識Rを表示させるデータを挿入した後、WEBブラウザが該電子番組表データに基づいて電子番組表Tを表示することによって、前記録画予約番組の番組欄内に表示されるようになる。
そして、前記報知情報の関連付け処理が実行されると、データ保存処理部23は、当該関連付け処理の実行をトリガーとして、電子番組表データ及び報知情報をデータ保存部15に保存させるデータ保存処理を実行する。すなわち、前記データ保存処理部23は、関連付け処理の実行に伴って、リンク検索処理、WEBサイトデータ受信処理、データ消去処理を実行し、さらに、録画予約番組を含む電子番組表のデータ、前記報知情報、及び、前記録画予約番組にリンクが設けられたWEBサイトのデータをデータ保存部15(より正確には、データ保存部15中の、ユーザにより指定された保存先)に保存させることになる(S72〜S82)。なお、前記報知情報(すなわち、前記録画予約番組の番組欄内に録画予約標識Rを表示させるデータ)は、前述のように、電子番組表データ中に挿入された状態でデータ保存部15に保存されることとなる。このため、メモ情報の場合と同様、前記報知情報が前記録画予約番組に関連付けられたまま、電子番組表データと該報知情報とはデータ保存部15に保存されることとなる。また、当然ながら、前記電子番組表データと前記報知情報とは、同一のファイルとして保存されることとなり、そのファイル名には録画予約番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれるようになる。
そして、ユーザの情報関連付けプログラム及び録画予約設定プログラムに対する終了要求操作によって、前記情報関連付けプログラム及び前記録画予約設定プログラムが終了すると(S84)、報知情報が関連付けられる場合のデータ保管処理が完了する。
なお、本実施形態において、報知情報は、録画予約番組の番組欄に録画予約標識Rを表示させるためのデータであることとしたが、これに限定されるものではない。前記録画予約番組の録画予約が設定されたことを報知するためのデータであり、該録画予約番組と関連付け可能なデータであればよい。
<<チェックマーク情報が関連付けられる場合>>
次に、電子番組表T中の個別の番組に対してチェックマーク情報が関連付けられる場合のデータ保管処理について説明する。なお、チェックマーク情報が関連付けられる場合と、メモ情報が関連付けられる場合とでは、データ保管処理のフローが略同様であるため、当該チェックマーク情報が関連付けられる場合のデータ保管処理のフローについては、説明を省略することとする。また、以下の説明において、電子番組表T中、チェックマーク情報と関連付けられる番組を、チェック番組と呼ぶこととする。
電子番組表Tの中のチェック番組に対してチェックマーク情報を関連付ける処理も、前記情報関連付けプログラムにより実行される。つまり、ユーザがツールバー32のチェックマークボタン32cをクリックし、チェックマーク付け操作を行うと、前記情報関連付けプログラムはユーザによる前記チェックマーク付け操作を受け付けるようになる。ここで、チェックマーク付け操作とは、ユーザによる前記マウスポインタ33の移動操作と、該マウスポインタ33がチェック番組の番組欄上に位置した状態で行われるユーザの所定の動作のことである。そして、情報関連付けプログラムは、前記チェックマーク付け操作を受け付けると、該チェックマーク付け操作に基づいてチェックマーク番組に対してチェックマーク情報を関連付ける処理を実行する。さらに、前記情報関連付けプログラムが前記チェックマーク情報の関連付け処理を実行する結果として、図12に示すようなチェックマークCが電子番組表Tにおけるチェック番組の番組欄内に表示される。図12は、チェックマークCが表示された際の電子番組表Tを示した図である。すなわち、チェックマーク情報とは、チェック番組の番組欄内にチェックマークCを表示させるためのデータ(以下、チェックマークデータ)である。そして、チェックマーク情報の関連付け処理の実行時、情報関連付けプログラムは当該チェックマークデータを電子番組表データ中に挿入する。この結果、該電子番組表データに基づいて表示された電子番組表Tにおいては、前記チェック番組の番組欄内にチェックマークCが表示されるようになる。
そして、チェックマーク情報の関連付け処理が実行されると、データ保存処理部23は、当該関連付け処理の実行をトリガーとして、電子番組表データ及びチェックマーク情報をデータ保存部15に保存させるデータ保存処理を実行する。なお、前記チェックマーク情報(すなわち、チェックマークデータ)は、前述した報知情報の場合と同様、電子番組表データ中に挿入された状態でデータ保存部15に保存されることとなる。このため、前記チェックマーク情報が前記チェック番組に関連付けられたまま、電子番組表データと該チェックマーク情報とはデータ保存部15に保存されることになる。さらに、前記電子番組表データと前記チェックマーク情報とは、同一のファイルとして保存されることとなり、そのファイル名にはチェック番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれるようになる。
===その他の実施形態===
以上、上記実施の形態に基づき、主として本発明に係るデータ処理装置について説明したが、上記の説明中には当該データ処理装置によるデータ処理方法の開示も含まれている。すなわち、上記の説明では、ユーザの関心が高い番組を含む電子番組表のデータをユーザが所望する期間保管するためのデータ処理方法として、電子番組表の表示処理、該電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を関連付ける関連付け処理、及び、該関連付け処理の実行をトリガーとしてデータ保存部15に電子番組表のデータと付加情報とを保存させるデータ保存処理について説明した。さらに、上記の説明には、前記データ処理方法中の各処理をコンピュータに実行させるためのプログラムの開示も含まれている。なお、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
また、上記実施の形態では、データ処理装置の一例として、番組録画部11を有したPC(すなわち、録画機能を備えたPC)を例にとって説明したが、これに限定されるものではない。例えば、外付けの形態でTVや録画装置と接続しているPCのように、コンピュータ自体に番組の録画機能が備わっていなくてもよい。また、他のデータ処理装置として、データ処理装置を内蔵したTVや録画装置等の他のデータ処理装置であってもよい。すなわち、本発明は、電子番組表データの受信機能と、電子番組表の表示機能と、該電子番組表の個別の番組に対しユーザの情報関連付け操作に基づいて付加情報を関連付ける処理を実行する機能と、該情報の関連付けが行われると、装置内に設けられたデータ保存部に前記電子番組表のデータ及び前記付加情報を保存させる処理を実行する機能とを有するものである限り、あらゆるデータ処理装置に適用可能である。
また、上記実施の形態に係るデータ処理装置は、電子番組表データ提供サーバー3からインターネットを経由して電子番組表データを受信することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、BSデジタル放送システムのように、テレビ放送局1からの信号に電子番組表データが多重化されて送信され、当該送信形態で送信される電子番組表データを受信するデータ処理装置であってもよい。
また、上記実施の形態では、電子番組表T中の個別の番組に対して、メモ情報、報知情報、若しくは、チェックマーク情報が関連付けられることとしたが、前記番組に対して関連付けられる付加情報は、上記のものに限定されるものではない。例えば、描画情報、映像情報、音声情報など他の付加情報が関連付けられることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、データ保存処理部23によるリンク検索処理、WEBサイトデータ受信処理、データ消去処理を含むデータ保存処理は、電子番組表T中の個別の番組に対して付加情報が関連付けられた時点で実行されることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、上記一連の処理が、付加情報の関連付け処理の実行後であって、ユーザが情報関連付けプログラムの終了を要求した際に行われることとしてもよい。あるいは、情報の関連付け処理の実行後であって、ユーザがWEBブラウザの終了を要求した際に行われることとしてもよい。
また、複数の番組に対して、それぞれ、付加情報の関連付けが行われた場合(すなわち、複数回の付加情報の関連付けが行われた場合)には、各付加情報の関連付けが実行される度に、あるいは、最終の付加情報の関連付けが実行されたときに上記一連の処理が実行されることとしてもよい。さらに、上記実施の形態では、データ保存処理中のリンク検索処理、WEBサイトデータ受信処理、及び、データ消去処理は順次実行されることとしたが、並列的に実行されることとしてもよい。
また、上記実施の形態において、情報関連付けプログラムは、ブラウザ画面30に設けられたプログラム起動ボタン31がクリックされることによって起動することとしたが、これに限定されるものではない。例えば、WEBブラウザの起動と連動して、前記情報関連付けプログラムが起動することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、ツールバー32、メモ情報入力ウィンドウ34、録画予約ウィンドウ35、メモMは、電子番組表Tに重畳された状態で表示されることとした。但し、これに限定されるものではなく、上記の表示は、電子番組表Tに重畳されていなくてもよく、例えば、ブラウザ画面30の外に表示されることとしてもよい。
また、上記実施の形態に係るユーザ端末10では、前記データ保存処理の実行時、電子番組表中の個別の番組に対して付加情報が関連付けられたまま、前記電子番組表データと前記付加情報とが前記データ保存部15に保存されることとした。しかし、これに限定されるものではなく、例えば、電子番組表データと付加情報とがデータ保存部15に保存される段階では、該付加情報と前記番組とは関連付けられていなくてもよい。但し、前記番組に対して前記付加情報が関連付けられたまま、前記電子番組表データと前記付加情報とが前記データ保存部15に保存されることにより、ユーザ端末10がデータ保存部15に保存された前記付加情報を読み出して該付加情報を表示させる際、該付加情報が関連付けられた番組を含む電子番組表を特定することが容易になる。この結果、例えば、前記付加情報を再表示させる際に、該付加情報が関連付けられた番組を含む電子番組表も併せて再表示させることが容易になる。かかる点において、上記実施の形態の方が望ましい。
また、上記実施の形態に係るユーザ端末10は、前記データ保存処理の実行時、前記番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれたファイル名、を付けて前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部15に保存させることとしたが、これに限定されるものではない。例えば、前記電子番組表のデータと前記付加情報とがデータ保存部15に保存される際、ユーザが任意にファイル名を付けることとしてもよい。但し、前記番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれたファイル名、が付けられた場合、ユーザは該ファイル名から電子番組表のデータ及び付加情報の内容を識別することが可能となる。また、電子番組表のデータ及び付加情報の検索も容易になり、ユーザは、データ保存部15に保存された電子番組表データ及び付加情報の中から、所望の電子番組表データ及び付加情報を容易に見つけることが可能になる。
また、上記実施の形態に係るユーザ端末10は、電子番組表Tにおいて、前記付加情報と関連付けられた番組にWEBサイトへのリンクがある場合、当該WEBサイトのデータを受信して、該WEBサイトのデータを電子番組表データとともにデータ保存部15に保存させる機能を備えていることとした。しかし、これに限定されるものではなく、当該機能(すなわち、リンク検索処理及びWEBサイトデータ受信処理を実行する機能)を備えていないデータ処理装置であってもよい。但し、電子番組表T中、ユーザの関心が高い番組に関連サイト等のWEBサイトへのリンクが設けられている場合、当該番組の放送終了後に一定の期間が経過すると、WEBサイトデータ提供サーバー4から前記WEBサイトのデータが消去される場合がある。かかる場合には、当該データが受信不可能になるため、ユーザは前記WEBサイトを閲覧することが出来なくなってしまう。これに対し、上記実施の形態では、前記WEBサイトデータをデータ保存部15に保存させるため、該WEBサイトデータについてもユーザが所望する期間保管することが可能となる。かかる点において、上記実施の形態の方が望ましい。
また、付加情報と関連付けられた番組に複数のWEBサイトへのリンクが設けられている場合には、当該複数のWEBサイトの中から、データ保存部15に保存させるWEBサイトをユーザに選択させる機能が備わっている方がより望ましい。但し、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザの意思に関わらず、前記番組に対して設けられた複数のWEBサイトのデータを全て受信して、該データを前記データ保存部15に保存させることとしてもよい。
また、上記実施の形態に係るユーザ端末10は、電子番組表データのうち、付加情報と関連付けられた番組以外のデータの一部または全部を消去して、該電子番組表データをデータ保存部15に保存させる機能を備えていることとした。但し、これに限定されるものではなく、データ消去処理を実行する機能を備えていないデータ処理装置であってもよい。但し、前記データ保存部15の、電子番組表データを保存するために必要な容量を節減する観点においては、前記電子番組表データに対してデータ消去処理を実行する機能が備えられている方がより望ましい。
また、上記実施の形態では、電子番組表データ、WEBサイトデータ、及び、メモデータは、互いに異なるファイルとして保存されることとしたが、これに限定されるものではなく、上記3つのデータが同一のファイルとして保存されることとしてもよい。
本実施形態のユーザ端末10の構成、及び、該ユーザ端末10とデータを送信する各サーバー等との関係を示すブロック図である。 電子番組表Tの表示処理に関するフローチャートである。 電子番組表Tが表示されたブラウザ画面30を示す図である。 データ保管処理に関するフローチャートである。 ユーザの関連付け先番組に対するメモ情報入力操作を説明するための図である。 メモMが表示された際の電子番組表Tを示した図である。 再表示処理に関するフローチャートである。 データ保存部15に保存された電子番組表データに基づいて表示された保存電子番組表Tnと、メモデータに基づいて表示されたメモMを示している。 報知情報が関連付けられる場合のデータ保管処理のフローチャートである。 録画予約ウィンドウ35を説明するための図である。 録画予約標識Rが表示された際の電子番組表Tを示す図である。 チェックマークCが表示された際の電子番組表Tを示す図である。
符号の説明
1 テレビ放送局、2 ネットワーク、
3 電子番組表データ提供サーバー、
4 WEBサイトデータ提供サーバー、
10 ユーザ端末、11 番組録画部、12 制御部、
13 出力部、13a ディスプレイ、14 通信部、
15 データ保存部、16 入力部、17 アンテナ、
20 データ処理実行部、21 電子番組表表示処理部、
22 情報関連付け処理部、23 データ保存処理部、
24 データ受信処理部、25 保存データ読出処理部、
26 録画設定処理部、30 ブラウザ画面、
31 プログラム起動ボタン、32 ツールバー、
32a メモ作成ボタン、32b 録画予約ボタン、
32c チェックマークボタン、32d プログラム終了ボタン、
33 マウスポインタ、
34 メモ情報入力ウィンドウ、34a 入力完了ボタン、
35 録画予約ウィンドウ、35a 録画予約実行ボタン、
C チェックマーク、M メモ、R 録画予約標識、
T 電子番組表、Tn 保存電子番組表、Tb 解説ボタン

Claims (9)

  1. データを受信するためにサーバーとの通信を行う通信部と、
    データを保存するためのデータ保存部と、
    前記通信部を介してサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する電子番組表表示処理と、該電子番組表表示処理により表示された電子番組表中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける関連付け処理と、該関連付け処理が実行されると前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させるデータ保存処理と、を実行するデータ処理実行部と、
    を有することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、
    前記番組に対して前記付加情報が関連付けられたまま、前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることを特徴とするデータ処理装置。
  3. 請求項2に記載のデータ処理装置において、
    前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、
    前記番組の放送日若しくは放送日時を示す文字列が含まれたファイル名、を付けて前記電子番組表のデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることを特徴とするデータ処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記関連付け処理は、前記番組に対して、前記付加情報としてメモ情報を、ユーザのメモ情報入力操作に基づいて関連付ける処理であることを特徴とするデータ処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    番組を録画するための録画部、が備えられており、
    前記データ処理実行部は、前記録画部に対して録画予約をユーザの録画予約操作に基づいて設定する録画予約設定処理を実行し、
    前記関連付け処理は、前記番組に対して、前記付加情報として、前記録画予約設定処理により該番組の録画予約が設定されたことを報知するための報知情報、を関連付ける処理であることを特徴とするデータ処理装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記電子番組表において、前記付加情報と関連付けられた番組にWEBサイトへのリンクがある場合、前記データ保存処理部は、
    前記通信部を介して前記WEBサイトのデータをサーバーから受信するWEBサイトデータ受信処理を実行し、かつ、前記データ保存処理の実行時、前記電子番組表のデータと前記WEBサイトのデータと前記付加情報とを前記データ保存部に保存させることを特徴とするデータ処理装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記データ処理実行部は、前記データ保存処理の実行時、前記電子番組表のデータのうち、前記付加情報と関連付けられた番組以外のデータの一部又は全部を消去して、該電子番組表のデータを前記データ保存部に保存させることを特徴とするデータ処理装置。
  8. データ処理装置がサーバーから電子番組表のデータを受信し該データに基づいて電子番組表を表示する処理を実行するステップと、
    前記データ処理装置が、表示された前記電子番組表の中の個別の番組に対して付加情報を、ユーザの該番組に対する付加情報関連付け操作に基づいて関連付ける処理を実行するステップと、
    前記付加情報を前記番組に対して関連付ける処理が実行されると、前記データ処理装置が前記電子番組表のデータと前記付加情報とを該データ処理装置に設けられたデータ保存部に保存させる処理を実行するステップと、
    を有することを特徴とするデータ処理方法。
  9. 請求項8のデータ処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2007010703A 2007-01-19 2007-01-19 データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム Pending JP2008177951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007010703A JP2008177951A (ja) 2007-01-19 2007-01-19 データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007010703A JP2008177951A (ja) 2007-01-19 2007-01-19 データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008177951A true JP2008177951A (ja) 2008-07-31

Family

ID=39704621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007010703A Pending JP2008177951A (ja) 2007-01-19 2007-01-19 データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008177951A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013175519A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 番組情報送信装置、番組情報受信装置および番組情報送信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013175519A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社 番組情報送信装置、番組情報受信装置および番組情報送信方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11153659B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, program, and information processing system
US10412142B2 (en) Video-production system with social-media features
US20100058220A1 (en) Systems, methods, and computer program products for the creation, monetization, distribution, and consumption of metacontent
US20200133984A1 (en) Video-Production System With Social-Media Features
US10404770B2 (en) Video-production system with social-media features
US20070288955A1 (en) Web information processing apparatus and web information processing method, and information processing apparatus and information processing apparatus control method
JP6077083B1 (ja) 情報表示装置、情報表示方法、情報表示プログラムおよび配信装置
JP4807948B2 (ja) コンテンツ閲覧方式、情報処理装置、コンテンツ閲覧装置
JP2008097385A (ja) マルチブラウザ
JP4586652B2 (ja) Rss文書の閲覧方法及び装置及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
CN113010766A (zh) 一种信息搜索的方法、装置及存储介质
JP2008177951A (ja) データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム
US20230082668A1 (en) Methods for storing, accessing and rendering multimedia file and its metadata
KR101461955B1 (ko) 방송 수신기의 epg 제공 방법 및 그 방법을 채용한 방송수신기
JP2008252530A (ja) コンテンツ情報表示装置
JP2004054902A (ja) 電子機器装置、ページ表示方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2008177952A (ja) データ処理装置、データ処理方法、及び、プログラム
JP6449122B2 (ja) 情報表示プログラム、配信装置、情報表示方法および情報表示装置
JP5941206B1 (ja) 情報表示装置、配信装置、情報表示方法および情報表示プログラム
JP5019114B2 (ja) 録画予約方法および情報処理装置
JP2005301967A (ja) マウスの左右両ボタンの同時クリックを利用したプログラム実行システム及び実行方法
JP2008182574A (ja) データ配信サーバ
JP2016119055A (ja) 情報表示プログラム、配信装置、情報表示方法および情報表示装置
CN118250495A (zh) 一种页面显示方法及显示设备
JP2008219846A (ja) デジタル放送受信装置、ハイパーテキストのデータ構造