JP2008177415A - 電磁波シールド部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減することができるとともに、電子機器への組付性に優れ、電子機器の重量が嵩むのを防止することができる電磁波シールド部材を提供する。
【解決手段】可撓性を備え、一面側が導電性を有するとともに他面側が絶縁性を有するシート体Sを用いた電磁波シールド部材であって、他面側を内側にしてシート体Sを折り返すことで形成された一対の被覆シート部2,3を備え、一対の被覆シート部2,3間に不要輻射をシールドするための電子機器が収容される空間が形成されてなる。一対の被覆シート部2,3のうち少なくとも一方に、その両側縁部を空間に向けて折曲形成してなる側部2a,3aが設けられており、この側部2a,3aは、他方の被覆シート部との間で空間を囲う長さを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器の不要輻射ノイズを低減する電磁波シールド部材に関するものである。
近年、電子機器の小型化、高機能化に伴い、電子機器を構成するプリント基板等の実装密度が高くなってきており、それに伴って動作周波数の高周波化も進んでいる。その結果、他の電子機器に対して誤動作や送受信障害等の悪影響を与える電磁波、すなわち不要輻射ノイズが増大する傾向にあり、それを抑制することが問題となっている。
従来、このような不要輻射ノイズを低減する技術として、例えば、電子機器を構成する筐体内壁にシールド層を形成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、図13に示すように、電子機器50(ドライブ装置)を金属製のシールド板51で囲う手法も採用されている。この金属製のシールド板51は、下シールド板52と上シールド板53とから構成されており、複数本のねじ(不図示、以下同じ)を用いることによって、電子機器50へ組み付けられるようになっている。組み付けにあたっては、まず、電子機器50に下シールド板52を複数本のねじを用いて組み付けておき、その後、電子機器50および下シールド板52に上シールド板53を被せるようにして装着し、これを複数本のねじで組み付ける。これにより、電子機器50の主要部分がシールド板51によって囲われた状態となり、電子機器50から放射される不要輻射ノイズが低減されるようになっている。
特開2002−359489号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された技術では、筐体内壁にシールド層が形成される構成であるため、シールド層の形成に係るコストが高くなるという問題を有していた。
また、前記従来の電子機器50を金属製のシールド板51で囲う技術では、シールド板51の製造コストが高く、しかも、シールド板51が複数部品からなるため、組み付けが煩雑であるという問題を有している。また、シールド板51が金属性であることから組み付け後の電子機器の製品重量が重くなるという問題も有していた。
なお、前記した問題は、電子機器がドライブ装置である場合に限らず、プリント基板等の不要輻射ノイズを放射する部材にも共通してあてはまる。
本発明は、製造コストを低減することができるとともに、電子機器への組付性に優れ、電子機器の重量が嵩むのを防止することができる電磁波シールド部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決した本発明の電磁波シールド部材は、可撓性を備え、一面側が導電性を有するとともに他面側の少なくとも一部が絶縁性を有するシート体を用いた電磁波シールド部材であって、前記他面側を内側にして前記シート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部を備え、前記一対の被覆シート部間に不要輻射を放射する電子機器が収容される空間が形成されてなることを特徴とする。
本発明の電磁波シールド部材によれば、絶縁性を有する他面側を内側にしてシート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部間に、電子機器が収容される空間が形成されてなるので、この空間内に電子機器を収容することによって、電子機器から放射される不要輻射をシールドすることができる。
電子機器が収容される空間は、絶縁性を有する他面側を内側にしてシート体を折り返すという簡単な作業で形成することができるので、製造コストを低減することができるとともに、電子機器との組付性に優れるという利点が得られる。
しかも、電磁波シールド部材は、可撓性を備えたシート体を用いているので、軽量で加工性がよく、従来のような金属製のシールド板を用いてシールド部材を形成したときに比べて、重量を大幅に軽減することができる。したがって、電磁波シールド部材を組み付けた電子機器の製品重量が嵩むのを防止することができる。
また、シート体は一面側が導電性を有するので、接地性がよく、外部からの静電気が電子機器に侵入するのを好適に防止することができる。これによって、不要輻射のシールド性および静電気のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
さらに、本発明の電磁波シールド部材は、前記一対の被覆シート部のうち少なくとも一方の被覆シート部には、その一部を前記一面側から前記他面側へ向けて折り返すことで形成されて、前記電子機器に接地可能とされた導電部が設けられている構成とするのがよい。このように構成した電磁波シールド部材によれば、導電部を介して電子機器への接地を行うことができ、別途接地のための部材を設ける必要がない。しかも、導電部は被覆シート部の一部を一面側から他面側へ向けて折り返すという簡単な作業で形成することができ、接地性に優れた電磁波シールド部材を低コストで実現することができる。
また、前記導電部は、前記被覆シート部に、前記一面側から前記他面側へ向けて折り返し可能な切り込みを入れる構成とすることにより、簡単に形成することができる。また、導電部の形成が簡単であるので、組付性も高まる。
また、本発明は、可撓性および導電性を有するシートの両面それぞれの少なくとも一部が絶縁性を有するようにされたシート体を用いた電磁波シールド部材であって、前記絶縁性を有するようにされた面を内側にして前記シート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部を備え、前記一対の被覆シート部間に不要輻射を放射する電子機器が収容される空間が形成されてなることを特徴とする。
この電磁波シールド部材によれば、絶縁性を有するようにされた面を内側にしてシート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部間に、電子機器が収容される空間が形成されてなるので、この空間内に電子機器を収容することによって、電子機器から放射される不要輻射をシールドすることができる。
電子機器が収容される空間は、絶縁性を有するようにされた面を内側にしてシート体を折り返すという簡単な作業で形成することができるので、製造コストを低減することができるとともに、電子機器との組付性に優れるという利点が得られる。
しかも、電磁波シールド部材は、可撓性を備えたシート体を用いているので、軽量で加工性がよく、従来のような金属製のシールド板を用いてシールド部材を形成したときに比べて、重量を大幅に軽減することができる。したがって、電磁波シールド部材を組み付けた電子機器の製品重量が嵩むのを防止することができる。
また、シート体は導電性を有するシートからなるので、接地性がよく、外部からの静電気が電子機器に侵入するのを好適に防止することができる。これによって、不要輻射のシールド性および静電気のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
また、本発明の電磁波シールド部材は、前記一対の被覆シート部のうち少なくとも一方の被覆シート部には、その両側縁部を前記空間に向けて折曲形成した側部が設けられており、この側部は、他方の前記被覆シート部との間で前記空間を仕切る長さを備えて構成するのがよい。このように構成した電磁波シールド部材によれば、側部によって空間が囲われることとなるので、不要輻射のシールド性が高められる。また、側部は被覆シート部の両側縁部を空間に向けて折曲するという簡単な作業で形成することができ、シールド性の高い電磁波シールド部材を従来よりも低コストで実現することができる。
また、前記一対の被覆シート部は、両側縁部同士が接合されて閉じられている構成とするのがよい。例えば、熱シール等によって両側縁部同士を接合して閉じると、一対の被覆シート部により形成される空間が袋状に閉じられることとなり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。また、熱シール等による簡単な接合作業で空間を袋状に閉じることができるので、シールド性の高い電磁波シールド部材を従来よりも低コストで実現することができる。さらに、袋状とされるので、電子機器の収容性にも優れ、また、組み付け作業性もよい。
また、本発明の電磁波シールド部材は、前記一対の被覆シート部に、前記電子機器に設けられる部品の位置に対応する位置に、当該部品の形状に対応して当該部品の一部を収容する凹部が設けられる構成とするのがよい。このように構成することによって、電子機器への密着性を高めることができるようになり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
さらに、シート体は、導電性を有する導電層と絶縁性を有する絶縁層とが交互に複数積層されてなる構成とするのがよい。このように構成することによって、接地性がさらに向上されるとともに、外部からの静電気が電子機器に侵入するのを好適に防止することができるようになり、不要輻射のシールド性および静電気のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
また、本発明の電磁波シールド部材は、前記被覆シート部が、導電性の導体部を有する面状ファスナを介して前記電子機器に接地されるとともに、当該電子機器に取り付け取り外し可能に連結される構成とするのがよい。このような構成によれば、面状ファスナを用いて被覆シート部等を電子機器に容易に取り付け取り外しすることができ、組付性に優れるとともに、メンテナンス時等の着脱の取扱いが行い易い電磁波シールド部材が得られる。また、面状ファスナを介して被覆シート部を電子機器に取り付ける操作を行うと同時にワンタッチで接地を行うことができるようになり、別途接地作業を行う手間が省けて、組付性がさらに高められる。また、組付時の接地忘れを防止する効果もある。
また、前記面状ファスナの前記電子機器との装着面側に、電気絶縁層が設けられている構成とすることによって、例えば、電子機器に設けられた回路等と被覆シート部との短絡等の不具合を未然に回避することができる。
さらに、本発明の電磁波シールド部材は、前記シート体の前記他面側の絶縁性を有する部分が、絶縁性パターンを印刷により形成してなる構成とするのがよい。このような電磁波シールド部材によれば、例えば、電子機器に設けられた回路等と被覆シート部との短絡等を回避したい部分に絶縁性パターンを印刷することによって、短絡の不具合を好適に防止することができる。一方、絶縁性パターンが印刷される部分以外の部分は、導電性を有するので、電子機器と被覆シート部との接地を確実に行うことができるようになり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
本発明によれば、製造コストを低減することができるとともに、電子機器への組付性に優れ、しかも、電子機器の重量が嵩むのを防止することができる電磁波シールド部材が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る電磁波シールド部材について説明する。
(第1実施形態)
参照する図面において、図1は本発明の第1実施形態に係る電磁波シールド部材が組み付けられた電子機器を示す斜視図、図2(a)は電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、図2(b)は断面図、図2(c)は変形例の電磁シールド部材を展開した状態を示す斜視図である。なお、以下の説明において、「前後左右上下」は、図1において図示した方向を基準とする。なお、電子機器Dとして、ドライブ装置を例にとって説明するが、これを限定する趣旨ではない。
図1に示す本実施形態の電磁波シールド部材1は、可撓性を備え、一面側が導電性を有する導電面1A(導電層)とされ、他面側が絶縁性を有する絶縁面1B(絶縁層、図2(b)参照)とされた合成樹脂製のシート体Sからなり、このシート体Sを二つ折りに折り返して電子機器Dに組み付けられるものである。
シート体Sは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ペット、ポリカーボネート、アセテート等の材料から形成される。そして、このシート体Sの一面側には、導電面1Aを形成するための金属薄膜が蒸着される。本実施形態では、金属薄膜をアルミニウムによって形成している。なお、導電面1Aは、メッキ、ラミネート、金属箔等の付着、印刷等によって形成することができる。
シート体Sは、図2(a)に示すように、一対の被覆シート部2,3と折曲部4とを備えており、折曲部4を中心として、図1に示すように、二つ折りに折り返すことで、一対の被覆シート部2,3間に、電子機器Dが収容される空間Kが形成されるようになっている。被覆シート部2は、電子機器Dの下面に配置されるものであり、また、被覆シート部3は電子機器Dの上面に配置されるものである。本実施形態では一対の被覆シート部2,3を同形状に形成したが、これに限られることはなく、例えば、電子機器Dの下面に配置される被覆シート部2を、被覆シート部3よりも前後方向に長く形成してもよい。
各被覆シート部2,3の両側縁部には、図2(a)に示すように、電子機器D(図1参照、以下同じ)の左右の側壁Daを覆うための側部2a,3aが一体的に設けられている。
側部2a,3aは、電子機器Dへ被覆シート部2,3を組み付ける際に、空間Kに向けてそれぞれ折曲されるようになっており、折曲された側部2a,3a同士が電子機器Dの側方で相互に重なり合う状態にされることで、左右の側壁Daをそれぞれ覆うようになっている。つまり、側部2a,3aは、これらが相互に重なり合った状態で、空間Kを囲うようにその長さが設定されている。本実施形態では、側部2a,3aのそれぞれが単独でも側壁Daを覆うことのできる長さに形成されている。なお、側部2a,3aは両方設ける必要はなく、例えば、図2(c)に示すように、一方の被覆シート部2の両側縁部にのみ側部2aを設け、この側部2aが他方の被覆シート部3との間で空間Kを囲う長さを備えるように形成してもよい。
また、側部2a,3aの端部には、固定用のねじ5(図1参照)を挿通するための挿通孔5aが設けられている。
折曲部4は、前記のように、シート体Sが二つ折りに折り返される部分であり、電子機器DのコネクタC1,C2(図1参照)が挿通可能な挿通部4a,4bが開口形成されている。
次に、以上説明した電磁波シールド部材1を電子機器Dへ組み付ける手順を図3を参照して説明する。なお、組み付けに先立って、シート体Sの折曲部分となる各折曲線(図2(a)に破線で図示)に沿って折り目を付けておくことで、組み付け作業を行い易くすることができる。
はじめに、図3(a)に示すように、電子機器Dに適合するように所定寸法に裁断されたシート体Sを用意し、これを電子機器Dの下面側に位置合わせしてあてがう。この場合、例えば、シート体Sの絶縁面1Bを上側にして作業机面上等に載置し、シート体Sの被覆シート部2側の上面に電子機器Dを載置する(図3(b)参照)。このとき、折曲部4の挿通部4a,4bに電子機器DのコネクタC1,C2がうまく挿通されるように、位置を対応させる。
その後、図3(c)に示すように、シート体Sの被覆シート部3側を引き上げつつ、シート体Sを二つ折りに折り曲げ、これを電子機器Dの上面側へ被せる(図3(d)参照)。このとき、折曲部4の挿通部4a,4bに電子機器DのコネクタC1,C2を挿通する。これにより、図3(e)に示すように、一対の被覆シート部2,3間に電子機器Dが挟み込まれる。つまり、一対の被覆シート部2,3間に形成される空間Kに電子機器Dが収容された状態となる。
そして、被覆シート部2,3の側部2a,3aを電子機器Dの左右の側壁Daに沿わせてそれぞれ折曲し、これらが相互に重ね合わされた状態にして側壁Daの所定部分を覆う。
その後、ねじ5を各挿通孔5aを通じて左右の側壁Daに設けられた孔部(不図示)に螺合し、側部2a,3aを左右の側壁Daに固定する。このとき、図示しないワッシャを介してねじ5をねじ止めすることによって、側部3aの表面側となる導電面1Aとねじ5との接触面積が増加し、導通性が高まる。
これによって、図3(f)に示すように、電子機器Dに電磁波シールド部材1が組み付けられる。
以上説明した本実施形態の電磁波シールド部材1によれば、絶縁性を有する絶縁面1Bを内側にしてシート体Sを折り返すことで形成された一対の被覆シート部2,3間に、電子機器Dが収容される空間Kが形成されてなるので、この空間K内に電子機器Dを収容することによって、電子機器Dから放射される不要輻射を好適にシールドすることができる。
また、電子機器Dが収容される空間Kは、絶縁面1Bを内側にしてシート体Sを折り返すという簡単な作業で形成することができるので、製造コストを低減することができるとともに、電子機器Dへの組付性に優れるという利点が得られる。
しかも、電磁波シールド部材1は、可撓性を備えたシート体Sを用いているので、軽量で加工性に優れており、従来のような金属製のシールド板を用いてシールド部材を形成したときに比べて、重量を大幅に軽減することができる。したがって、電磁波シールド部材1を組み付けた電子機器Dの製品重量が嵩むのを防止することができる。
また、一対の被覆シート部2,3には、その両側縁部を空間Kに向けて折曲形成した側部2a,3aが設けられており、この側部2a,3aで空間Kが囲われることとなるので、不要輻射のシールド性が高められる。また、側部2a,3aは被覆シート部2,3の両側縁部を空間Kに向けて折曲するという簡単な作業で形成することができ、シールド性の高い電磁波シールド部材1を従来よりも低コストで実現することができる。
また、シート体Sは、一面側が導電性を有する導電面1Aとされているので、接地性がよく、外部からの静電気が電子機器Dに侵入するのを好適に防止することができる。これによって、不要輻射のシールド性および静電気のシールド性に優れた電磁波シールド部材1が得られる。
また、図4(a)に示すように、被覆シート部3に、電子機器Dに設けられる部品Ba,Bbの位置に対応して、当該部品Ba,Bbの形状に対応する凹部8a,8bを設けてもよい。ここで、凹部8a,8bは、部品Ba,Bbの一部を収容できる程度の深さをもって形成するとよい。このように構成することによって、電子機器Dへの密着性を高めることができるようになり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材1が得られる(図4(b)参照)。
(第2実施形態)
図5(a)は本発明の第2実施形態に係る電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、図5(b)は電子機器の左右の側壁における電磁波シールド部材の側部の固定を示す拡大断面図、図5(c)は電子機器の基板における電磁波シールド部材の被覆シート部の固定を示す拡大断面図である。なお、以下の説明において、前記実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5(a)に示すように、本実施形態が前記第1実施形態と異なるところは、電磁波シールド部材1を構成するシート体Sの側部2a,3aに、導電部6を設けた点である。
この導電部6は、側部2a,3aに略U字形の切り込みを入れ、これを導電面1A側から絶縁面1B側へ向けて折り返すことによって形成され、その折り返し片6aが絶縁面1B側に導電面1Aを露出させて配置されるものである。そして、導電部6には、折り返し片6aが絶縁面1B側へ折り返されることで、挿通孔6bが形成される。この挿通孔6bには、固定用のねじ5が挿通される。
側部2a,3aをこのような挿通孔6bを通じてねじ5で固定すると、図5(b)に示すように、折り返し片6aが電子機器Dの側壁Daとの間に挟み込まれた状態で密着される。つまり、外側に位置する側部3aの折り返し片6aが側部2a側に折り返されることで、側部3aと側部2aの導電面1A同士が接触し、また、側部2aの折り返し片6aが側壁Da側に折り返されることで、側部2aの導電面1Aが側壁Daに接触する。これによって、外側に位置する側部3aおよび内側に位置する側部2aの両方が電子機器Dの側壁Daに接地される。なお、電子機器Dは図示しない装置に組み込まれ、当該装置を介して好適に接地が行われるようになっている。
また、ねじ5に対して、側部2a,3aの各導電面1Aが接触可能な状態とされるので、このねじ5を介しても側壁Daへの接地が良好に行われることとなる。なお、ワッシャWを介設することで、より良好な接地状態を得ることができる。
さらに、図5(c)に示すように、これと同じ手法を用いて、被覆シート部2に導電部6’を設け、この導電部6’を介して、被覆シート部2を電子機器Dの基板Pに設けられた接地端子Paに対して接地することができる。この場合にも、導電部6’の折り返し片6aの導電面1Aが基板Pの接地端子Paに接触する状態となり、被覆シート部2の基板Pへの接地が良好に行われる。
本実施形態の電磁波シールド部材1によれば、導電部6を介して電子機器Dへの接地を行うことができ、別途接地のための部材を設ける必要がない。しかも、導電部6は、被覆シート部2,3の側部2a,3a等を導電面1A側から絶縁面1B側へ向けて折り返すという簡単な作業で形成することができ、接地性に優れた電磁波シールド部材1を低コストで実現することができる。
また、導電部6は、導電面1A側から絶縁面1B側へ向けて折り返し可能な切り込みを入れることで簡単に形成することができ、組付性を高めることに寄与する。
(第3実施形態)
図6(a)は本発明の第3実施形態に係る電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、図6(b)は電磁波シールド部材の斜視図、図6(c)(d)は電磁波シールド部材を電子機器Dへ組み付ける手順を示す斜視図である。
図6(a)に示すように、本実施形態が前記第1,第2実施形態と異なるところは、シート体Sの一対の被覆シート部2,3の両側縁部同士が接合されており、これによって空間K(図6(b)参照)が閉じられるようにした点にある。
本実施形態では、被覆シート部2,3の両側縁部同士を熱シール(シール部7)により接合している。なお、接合は、熱シールによる接合の他に、粘着テープ、両面粘着テープ、導電性を有する粘着テープ、接着剤、導電性を有する接着剤等を用いて行うことができ、また、超音波溶着等によっても行うことができる。
シート体Sは、電子機器Dの大きさに合わせて長四角形状に裁断されてなり、被覆シート部2,3の両側縁部同士が熱シールにより接合されて、図6(b)に示すような袋状とされる。被覆シート部2,3の先端部によって形成される袋口Fは、図6(c)に示すように、電子機器Dの挿入あるいは引き出しが可能な大きさに形成されており、図6(d)に示すように、電子機器Dの挿入後(電子機器Dへの組み付け後)には、テープT等によって、形成される隙間が閉じられるようになっている。
本実施形態によれば、熱シールによって両側縁部同士を閉じると、一対の被覆シート部2,3により形成される空間Kが前記のように袋状に閉じられることとなり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材1が得られる。また、熱シール等という簡単な作業で空間Kを袋状に閉じることができるので、シールド性の高い電磁波シールド部材1を従来よりも低コストで実現することができる。さらに、袋状とされるので、電子機器Dの収容性にも優れ、また、組み付け作業性もよい。
なお、接合は、被覆シート2,3の両側面部全体を熱シール等することによって行ってもよいし、部分的に熱シール等することによって行ってもよい。また、所定の間隔を置いてスポット的に熱シール等することによって行ってもよい。
図7は電磁波シールド部材の組み付けに用いられる面状ファスナを示した図であり、(a)は正面図、(b)は斜視図である。なお、面状ファスナは、ループ状に起毛されたループ状部を有する面状ファスナと、フック状に起毛されたフック状部を有する面状ファスナとの一対で構成されるが、主要部の構成は同一であるので、以下では、ループ状部を備えた面状ファスナ10について説明し、適宜、フック状部を備えた面状ファスナ10’について説明する。
図7(a)(b)に示すように、面状ファスナ10は、弾性を有する樹脂製の材料からなる基体11と、この基体11の外周を囲うように設けられた導電性の導体部12と、固定用の粘着材13とを備えて構成される。
基体11は、下部中央に粘着材13を収容可能な窪み部を有しており、結果的に、粘着材13を挟んで両側部分が下方へ膨出した形状を呈している。これにより、これを覆う導体部12も下方へ膨出するようになっている。これによって、接地側となる電子機器D等に対して導体部12が良好に接触するようになっている。
導体部12は、その表面側全体にループ状部を有しており、このループ状部を含めて導電性を備えたものとなっている。導体部12は、例えば、ポリエステル系繊維からなる素材に、無電解メッキ法等により図示しない金属膜が形成されてなる。
このような面状ファスナ10は、図7(c)に示すように、電子機器Dの接地面に対して粘着材13を介して貼り付けられ、また、面状ファスナ10’がシート体Sの対向する面に粘着材13を介して貼り付けられる。シート体Sにおける面状ファスナ10’が貼り付けられる部位には、例えば、導電部6を設け、その折り返し片6aが絶縁面1B側に導電面1Aを露出させて配置されるようにして、これに面状ファスナ10’の導体部12が接触するように構成する。
このように構成することによって、面状ファスナ10,10’を介して、電子機器Dにシート体Sを好適に接地することができる。また、面状ファスナ10,10’を介してシート体Sの着脱を容易に行うことができ、組付性に優れるとともに、メンテナンス時等の着脱の取扱いが行い易くなる。また、面状ファスナ10を面状ファスナ10’に取り付ける取り付け操作で、同時にワンタッチで接地を行うことができるようになり、別途接地作業を行う手間が省けて、組付性がさらに高められる。また、組付時の接地忘れを防止する効果もある。
なお、図8(a)に示すように、導体部12のみを用いて面状ファスナ10Aを構成してもよい。この面状ファスナ10Aでは、ねじ孔12aが形成されており、図8(b)に示すように、ねじ5を用いて電子機器Dに固定することが可能となる。つまり、電子機器Dに設けられているねじ孔Dcを利用して面状ファスナ10Aを取り付けることができる。
また、図9(a)に示す面状ファスナ10Bでは、導体部12に電気絶縁層としての絶縁部14が設けられた構造となっており、この絶縁部14を介して不図示の接着材等により電子機器Dへ取り付けられるようになっている。このような面状ファスナ10Bは、電子部品や基板等に対して短絡を防止しつつシート体S(図8等参照)を取り付ける場合に好適であり、短絡等の不具合を未然に回避することができるとともに、組付性に優れる。
また、図9(b)に示す面状ファスナ10Cのように、絶縁部14を導体部12の外周部よりも側方へはみ出すように大きく形成して、絶縁性が高まるように構成してもよい。
図10は面状ファスナ10’および面状ファスナ10Bを用いた取付例であり、基板Pに設けられたコネクタC1の周囲を覆うようにシート体Sが取り付けられるようになっている。
面状ファスナ10’は、前記図7(c)に示したものと同様にシート体Sへ取り付けられており、面状ファスナ10’の導体部12には、導電部6の折り返し片6aを介してシート体Sの導電面1Aが接触される。
また、面状ファスナ10Bは、絶縁部14に設けられた図示しない粘着材等によってコネクタC1の周囲を覆うように取り付けられる。そして、ねじ孔12aに挿通されるねじ5およびワッシャWによって、導体部12が基板Pの接地端子Paに接地されている。
このような面状ファスナ10’および面状ファスナ10Bを用いた取り付けでは、面状ファスナ10’,10Bのそれぞれが柔軟性を有していることの利点を生かして、コネクタC1の外形状に沿うように、これらを配置することができ、基板Pに対するシート体Sの密着性が高められて不要輻射のシールド性を高めることができる。
なお、以上のような面状ファスナ10,10’,10A〜10Cを適宜用いて、被覆シート部2,3の側部2a,3a同士(図1参照)を接合してもよいし、また、前記した熱シールの代わりに被覆シート部2,3の両側縁部同士(シール部7、図6(a)参照)を接合するようにしてもよい。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されず、発明の主旨に応じた適宜の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、図11(a)〜(c)に示すように、電磁波シールド部材1’を、基板Pの全体を収容することのできる大きさに形成して、図11(c)に示すように、電磁波シールド部材1’に基板Pを収容した状態で、これら全体を筐体等の収容体20に収容するように構成してもよい。なお、この例では、シート体Sに、基板Pに設けられる部品Bc,Bd,Beに対応する凹部8c,8d,8eが設けられており、また、一対の被覆シート部2,3が熱シールにより閉じられて全体が袋状とされ、シールド性の高い空間Kが形成されるように構成してある。なお、電磁波シールド部材1’は、折り返し片6aおよびねじ5を介して収容体20に好適に接地される。
また、図12(a)(b)に示すように、導電面1Aを形成する導電層と絶縁面1Bを形成する絶縁層とが交互に複数積層されてなるシート体Sを形成し、これを前記各実施形態におけるシート体Sとして採用してもよい。
このように積層化されたシート体Sを用いることによって、接地性がさらに向上されるとともに、外部からの静電気が電子機器Dに侵入するのを好適に防止することができるようになり、不要輻射のシールド性および静電気のシールド性に優れた電磁波シールド部材が得られる。
また、図12(c)に示すように、可撓性および導電性を有する導電層(導電面1A)を備えたシートS1の両面に、絶縁性を有する絶縁層(絶縁面1B)を形成してシート体S’を構成し、これを用いて電磁波シールド部材を構成してもよい。なお、絶縁層(絶縁面1B)は、シートS1の両面それぞれの少なくとも一部に設けられていてもよい。
このようなシート体S’を用いた電磁波シールド部材によっても、いずれかの絶縁面1Bを内側にしてシート体S’を折り返すことで形成された、図1に示すような一対の被覆シート部2,3による空間Kに電子機器Dを収容することによって、電子機器Dから放射される不要輻射をシールドすることができる。
また、図12(c)に示すように、シート体S’は、両面が絶縁層(絶縁面1B)で覆われるので、絶縁性に優れた電磁波シールド部材が得られる。なお、両面が絶縁層(絶縁面1B)であるので、電子機器Dへの組み付け時に、シート体S’の表裏を注意する必要がなく、組み付けが行い易い。
また、図示はしないが、シート体Sの絶縁性を有する絶縁面1Bは、絶縁性パターンを印刷することにより形成してもよい。例えば、電子機器Dに設けられた回路等と被覆シート部2との短絡等を回避したい部分に絶縁性パターンを印刷することによって、短絡の不具合を好適に防止することができる。一方、絶縁性パターンが印刷される部分以外の部分は、導電性を有するので、接地を確実に行うことができるようになり、不要輻射のシールド性に優れた電磁波シールド部材1が得られる。
本発明の第1実施形態に係る電磁波シールド部材が組み付けられた電子機器を示す斜視図である。 (a)は電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、(b)は断面図、(c)は変形例の電磁シールド部材を展開した状態を示す斜視図である。 (a)〜(f)は電磁波シールド部材を電子機器へ組み付ける手順を示す説明図である。 (a)(b)は変形例を示す説明図である。 同じく電磁波シールド部材の分解斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、(b)は電子機器の左右の側壁における電磁波シールド部材の側部の固定を示す拡大断面図、(c)は電子機器の基板部における電磁波シールド部材の被覆シート部の固定を示す拡大断面図である。 (a)は本発明の第3実施形態に係る電磁波シールド部材を展開した状態を示す斜視図、(b)は電磁波シールド部材の斜視図、(c)(d)は電磁波シールド部材を電子機器へ組み付ける手順を示す斜視図である。 電磁波シールド部材の組み付けに用いられる面状ファスナを示した図であり、(a)は正面図、(b)は斜視図、(c)は面状ファスナを用いた取り付けを示す断面図である。 (a)は面状ファスナのその他の例を示す斜視図、(b)は面状ファスナを用いた取り付けを示す断面図である。 (a)(b)は面状ファスナのその他の例を示す斜視図である。 面状ファスナを用いた取り付けを示す斜視図である。 (a)〜(c)はその他の電磁波シールド部材を示す説明図である。 (a)(b)(c)はシート体のその他の例を示す断面図である。 従来技術の説明図である。
符号の説明
1 電磁波シールド部材
1’ 電磁波シールド部材
1A 導電面
1B 絶縁面
2,3 被覆シート部
2a,3a 側部
4 折曲部
5a 挿通孔
6 導電部
6’ 導電部
6a 折り返し片
6b 挿通孔
7 シール部
8a〜8e 凹部
10 面状ファスナ
10’ 面状ファスナ
10A 面状ファスナ
10B 面状ファスナ
10C 面状ファスナ
12 導体部
14 絶縁部
Ba〜Be 部品
D 電子機器
Da 側壁
K 空間
P 基板
Pa 接地端子
S シート体
W ワッシャ

Claims (11)

  1. 可撓性を備え、一面側が導電性を有するとともに他面側の少なくとも一部が絶縁性を有するシート体を用いた電磁波シールド部材であって、
    前記他面側を内側にして前記シート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部を備え、
    前記一対の被覆シート部間に不要輻射を放射する電子機器が収容される空間が形成されてなることを特徴とする電磁波シールド部材。
  2. 前記一対の被覆シート部のうち少なくとも一方の被覆シート部には、その一部を前記一面側から前記他面側へ向けて前記一面側を折り返すことで形成されて、前記電子機器に接地可能とされた導電部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電磁波シールド部材。
  3. 前記導電部は、前記被覆シート部に、前記一面側から前記他面側へ向けて折り返し可能な切り込みを入れることにより形成されることを特徴とする請求項2に記載の電磁波シールド部材。
  4. 可撓性および導電性を有するシートの両面それぞれの少なくとも一部が絶縁性を有するようにされたシート体を用いた電磁波シールド部材であって、
    前記絶縁性を有するようにされた面を内側にして前記シート体を折り返すことで形成された一対の被覆シート部を備え、
    前記一対の被覆シート部間に不要輻射を放射する電子機器が収容される空間が形成されてなることを特徴とする電磁波シールド部材。
  5. 前記一対の被覆シート部のうち少なくとも一方の被覆シート部には、その両側縁部を前記空間に向けて折曲形成してなる側部が設けられており、この側部は、他方の前記被覆シート部との間で前記空間を囲う長さを備えていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電磁波シールド部材。
  6. 前記一対の被覆シート部は、両側縁部同士が接合されて閉じられていることを特徴とする請求項5に記載の電磁波シールド部材。
  7. 前記一対の被覆シート部には、前記電子機器に設けられる部品の位置に対応する位置に、当該部品の形状に対応して当該部品の一部を収容する凹部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電磁波シールド部材。
  8. 前記シート体は、導電性を有する導電層と絶縁性を有する絶縁層とが交互に複数積層されてなることを特徴とする請求項1から請求項7に記載の電磁波シールド部材。
  9. 前記被覆シート部は、導電性の導体部を有する面状ファスナを介して前記電子機器に接地されるとともに、当該電子機器に取り付け取り外し可能に連結されることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電磁波シールド部材。
  10. 前記面状ファスナには、前記電子機器との装着面側に電気絶縁層が設けられていることを特徴とする請求項9に記載の電磁波シールド部材。
  11. 前記シート体の前記他面側の絶縁性を有する部分は、絶縁性パターンを印刷により形成してなることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電磁波シールド部材。
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