JP2008176930A - 光記録媒体駆動装置及び光記録媒体記録再生方法 - Google Patents
光記録媒体駆動装置及び光記録媒体記録再生方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 光ヘッド104より光記録媒体102に照射される光束のパワーを、光結合効率可変素子214,215により、光記録媒体102の種類、多層光記録媒体における記録面、動作モードに応じて、光結合効率の変化を光検出素子216によって検出しつつ制御することにより、必要最小限の時間で光結合効率を確実に変化させ、光源212側で出力パワー比を極端に大きくせずとも、光記録媒体102に照射される光束のパワーを大幅に変えることを可能とする。
【選択図】 図2
Description
そして、上述の光記録媒体駆動装置において使用される本発明に係る光ヘッドは、図2に示すように、光源となる半導体レーザ素子212、コリメータレンズ213、光結合効率可変手段を構成する液晶素子214及び第1のビームスプリッタ215、光分離手段となる第2のビームスプリッタ218、FAPC(Front Auto Power Control)用検出素子219、対物レンズ220、検出レンズ221、マルチレンズ222、光検出素子223を備えており、これらの各光学部品が個別にマウントされて構成されている。
また、光記録媒体の種類の違いによって、光ディスク102に導かれる光の光結合効率が異なる場合においても、同様のことがいえる。
(信号記録時の光結合効率)CEW=CE0×TW
(信号再生時の光結合効率)CER=CE0×TR
また、必要な記録面集光量を信号記録時ではPW、信号再生時ではPRとすると、光源において必要な出力を、記録時ではLDW、再生時ではLDRとすると、以下の関係が成立する。
(信号記録時)LDW=PW/CEW=PW/(CE0×TW)
(信号再生時)LDR=PR/CER=PR/(CEO×TR)
次に、光源の光出力に必要なダイナミックレンジLDW/LDRは、以下のように示される。
なお、光結合効率可変素子を用いない場合には、TR=TWの場合と同様である。このように、この光記録媒体駆動装置においては、光源の光出力に必要なダイナミックレンジは、光結合効率可変素子の透過光比率の比の分だけ、変化させることが可能である。
PR(A)=2mW
光記録媒体B(第2の種類の光ディスク)の特性から要求される記録面への集光量PW(B)、PR(B)が、以下のようであるとする。
PR(B)=1mW
この場合において、光結合効率可変手段を用いないとすると、光源の光出力のダイナミックレンジについては、以下のように示すことができる。
そして、光ディスクの記録面上において必要な光出力のダイナミックレンジは、以下のように示すことができる。
=PW(A)/PR(B)=20mW/1mW=20
すなわち、光源の光出力のダイナミックレンジが、必要な光出力のダイナミックレンジより小さいので、この光源のままでは、良好な記録及び再生が行えないことになる。
=(PW(A)/PR(B))×(T2/T1)
=(20mW/1mW)×(50%/100%)=10
このように、必要な光出力のダイナミックレンジが光源の光出力のダイナミックレンジより小さくなるので、光源の光出力のダイナミックレンジ以内で、第1の種類の光ディスク(A)に対する記録及び第2の種類の記録ディスク(B)の再生が可能となる。
〔光記録媒体B信号再生時の光結合効率〕CE2=CE0×T2=20%
したがって、必要な光源光出力は、以下のようになる。
LDW(A)=PW(A)/CE1=20mW/40%=50mW
〔光記録媒体B信号再生時〕
LDR(B)=PR(B)/CE2=1mW/20%=5mW
このように、光出力最大定格60mWに対して、余裕のある光出力50mWで記録ができるとともに、十分にレーザノイズが小さくなる光出力4mWに対しても余裕のある光出力5mWで良好な再生が可能となる。
LDR(A)=PR(A)/CE2=2mW/20%=10mW
光記録媒体B信号記録時に関しては、以下のようになる。
LDW(B)=PW(B)/CE2=10mW/20%=50mW
この場合、光結合効率は、CE1及びCE2のいずれを用いてもよい。
〔R−W−W−R−R−R−W−R−W−R−R〕
そして、光結合効率を変化させること、すなわち、「アッテネート状態の切換」のタイミングとしては、以下のような、3通りが考えられる。
また、光ヘッド104は、図12に示すように、光結合効率可変手段が光源と光分離手段との間の光路上に設けられている光学素子及び該光分離手段によって構成されているものとしてもよい。すなわち、この光ヘッド104は、半導体レーザ素子212、コリメータレンズ213、液晶素子(偏光状態可変型)234、第1のビームスプリッタ218、第2のビームスプリッタ224、FAPC(Front Auto Power Control)用検出素子219、対物レンズ220、検出レンズ221、マルチレンズ222、光検出素子223を備えており、これらの各光学部品が個別にマウントされて構成されている。
さらに、光ヘッド104は、図13に示すように、光結合効率可変手段が光源と光分離手段との間の光路上に設けられている光学素子からなるものとしてもよい。すなわち、この光ヘッド104は、半導体レーザ素子212、コリメータレンズ213、光結合効率可変手段となる液晶素子(透過率単独変化型)254、光分離手段となる第1のビームスプリッタ218、FAPC(Front Auto PowerControl)用検出素子219、対物レンズ220、検出レンズ221、マルチレンズ222、光検出素子223を備えており、これらの各光学部品が個別にマウントされて構成されている。
本実施の形態における光結合効率可変素子の第1の実現方式は、「光束の透過率または反射率を変化させることが可能な手段」を用いるものである。すなわち、この手段によって光束の透過率または反射率を変化させることにより、光結合効率を変化させる。
本実施の形態における光結合効率可変素子の第2の実現方式は、「光束を少なくとも2つの光路に分岐する光路分岐手段」を用いたものである。すなわち、この光路分岐手段によって、2つの光路の分岐比率を変化させることにより、光結合効率を変化させる。
したがって、例えば光結合効率を100%乃至50%で用いたければ、α=0deg乃至22.5degの間で切り換えればよい。これにより、偏光方向が45deg変化し、通過光比率は100%または50%に制御できる。
この場合、信号の記録または再生に用いる光束を、100%乃至50%に変化させることが可能になる。また、この場合には、記録及び再生に使用しない±1次光をクロストークキャンセル等の別の用途に使用することも可能である。
〔再生時〕1次光:0次光:−1次光=25%:50%:25%
Claims (87)
- 光源と、
上記光源から発せられた光ビームを光記録媒体に集光させて照射する光集光手段と、
上記光源から出射された光ビームと上記光記録媒体により反射されて上記集光手段を経た反射光ビームとの光路を分離する光分離手段と、
上記光分離手段によって分離された上記光記録媒体からの反射光ビームを受光する光検出手段と、
上記光源と上記光分離手段との間に設けられた光結合効率可変手段及び光結合効率検出手段とを備え、
上記光結合効率可変手段は、上記光源から出射する総光量に対する上記光記録媒体上に集光する光量の比率である光結合効率を変化させる手段であって、
上記光結合効率検出手段は、上記光結合効率可変手段における光結合効率変化に対応する情報を検出する
ことを特徴とする光ヘッド。 - 上記光結合効率検出手段は、上記光結合効率可変手段において上記光記録媒体に向かう光路より光路を分岐された光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、液晶素子と、ビームスプリッタ膜とからなることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光記録媒体に照射される光ビームのパワーを検出し、検出された該光パワーに基づいて上記光源の発光パワーを制御し、該光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを一定に維持する発光パワー制御手段を備え、
上記光結合効率検出手段は、上記光源により発せられた光ビームの発散角度のうち、上記光記録媒体上に集光される範囲を外れた範囲の光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。 - 上記光源は、半導体レーザであって、
上記光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを検出し、検出された該光パワーに基づいて上記半導体レーザの発光パワーを制御し、該光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを一定に維持する発光パワー制御手段を備え、
上記光結合効率検出手段は、上記半導体レーザのレーザチップより発せられ上記光記録媒体上に集光される光ビームに対して該レーザチップの反対側より発せられる光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。 - 上記光結合効率可変手段は、入射した光束を少なくとも2つの光路に分岐させる光路分岐手段であって、これら2つ以上の光路に対する光量の分岐比率を変化させることにより、光結合効率を変化させることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、液晶素子と、ビームスプリッタ膜とを有して構成されていることを特徴とする請求項6記載の置光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、回折格子状に位相差を可変制御可能な領域を有する液晶素子を有して構成されていることを特徴とする請求項6記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、回折格子と、この回折格子を変位させる変位手段とを有して構成されていることを特徴とする請求項6記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、波長板と、この波長板を回転変位させる回転変位手段と、ビームスプリッタ膜とを有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率または反射率を変化させることが可能な手段であり、該光束の透過率または反射率を変化させることにより、光結合効率を変化させることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率を低下させるフィルタ手段と、このフィルタ手段を変位させる変位手段とを有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率を変化させることが可能な液晶素子を有して構成されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
- 光源と、この光源から発せられた光ビームを上記光記録媒体に集光させて照射する光集光手段とを有する光ヘッドを備え、
上記光ヘッドは、上記光源から出射された光ビームと上記光記録媒体により反射されて上記集光手段を経た反射光ビームとの光路を分離する光分離手段と、この光分離手段によって分離された上記光記録媒体からの反射光ビームを受光する光検出手段と、上記光源及び上記光分離手段の間に設けられた光結合効率可変手段及び光結合効率検出手段とを備え、
上記光結合効率可変手段は、上記光源から出射する総光量に対する上記光記録媒体上に集光する光量の比率である光結合効率を変化させる手段であって、
上記光結合効率検出手段は、上記光結合効率可変手段における光結合効率変化に対応する情報を検出することを特徴とする光記録媒体駆動装置。 - 最適な記録及び/又は再生光パワーの互いに異なる少なくとも2種以上の光記録媒体に対して記録及び/又は再生する請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果に基づいて、上記光結合効率検出手段による上記光結合効率の変化及び上記光源の発光パワーを制御する光結合効率制御手段を備え、
上記光結合効率制御手段は、上記光記録媒体の種類に応じて、上記光結合効率可変手段を制御することを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。 - 上記光結合効率検出手段による検出結果に基づいて、光結合効率可変手段の状態を確認することを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段の切換えを行うための基準値があらかじめ設定されていることを特徴とする請求項17記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記基準値は、最適な再生光パワーに応じて可変して設定されることを特徴とする請求項18記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果と上記基準値との大小関係に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項18記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果と上記基準値との大小関係及び上記光結合効率検出手段による検出結果の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項18記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項17記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果に基づいて、記録及び再生の切換動作の開始を判定をすることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段の切換えを行うための基準値があらかじめ設定されていることを特徴とする請求項23記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記基準値は、最適な再生光パワーに応じて可変して設定されることを特徴とする請求項24記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果と上記基準値との大小関係に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項24記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果と上記基準値との大小関係及び上記光結合効率検出手段による検出結果の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項24記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率可変手段の切換え時を判定することを特徴とする請求項23記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果に基づいて、光結合効率可変手段の動作が正常か否かを確認することを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段において、光結合効率を下げる動作のほうが上げる動作よりも速い場合には、光結合効率を上げた状態を待機状態とし、光結合効率を上げる動作のほうが下げる動作よりも速い場合には、光結合効率を下げた状態を待機状態とすることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段は、上記光結合効率可変手段において上記光記録媒体に向かう光路より光路を分岐された光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、液晶素子と、ビームスプリッタ膜とからなることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光記録媒体に照射される光ビームのパワーを検出し、検出された該光パワーに基づいて上記光源の発光パワーを制御し、該光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを一定に維持する発光パワー制御手段を備え、
上記光結合効率検出手段は、上記光源により発せられた光ビームの発散角度のうち、上記光記録媒体上に集光される範囲を外れた範囲の光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。 - 上記光源は、半導体レーザであって、
上記光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを検出し、検出された該光パワーに基づいて上記半導体レーザの発光パワーを制御し、該光記録媒体に照射される光ビームの光パワーを一定に維持する発光パワー制御手段を備え、
上記光結合効率検出手段は、上記半導体レーザのレーザチップより発せられ上記光記録媒体上に集光される光ビームに対して該レーザチップの反対側より発せられる光ビームを受光する光検出手段であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。 - 上記光結合効率制御手段は、一の種類の光記録媒体において最適な記録光パワーよりも最適な記録光パワーが小さい他の種類の光記録媒体に対して記録するときには、上記一の種類の光記録媒体に対して記録するときよりも、光結合効率を小さくし、一の種類の光記録媒体において最適な再生光パワーよりも最適な再生光パワーが小さい他の種類の光記録媒体に対して再生するときには、上記一の種類の光記録媒体に対して再生するときよりも、光結合効率を小さくすることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体は、光ヘッドと光記録媒体との相対速度の違いにより、記録面上における最適な記録及び/又は再生光パワーが異なるものであることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体は、記録方式の違いにより、記録面上における最適な記録及び/又は再生光パワーが異なるものであることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体は、少なくとも2以上の記録面を有する多層光記録媒体における各記録面であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体の少なくとも一方は、少なくとも2以上の記録面を有する多層光記録媒体における各記録面であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体は、少なくとも2以上の記録領域に記録面が分割された光記録媒体における各記録領域であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記2種以上の光記録媒体の少なくとも一方は、少なくとも2以上の記録領域に記録面が分割された光記録媒体における各記録領域であることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光記録媒体の種類を判別する媒体種類判別手段を備え、
上記光結合効率制御手段は、上記媒体種類判別手段により判別された光記録媒体の種類に応じて、上記光結合効率可変手段を制御することを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。 - 上記媒体種類判別手段は、光記録媒体に記録された目録情報を読み取った結果に基づいて上記光記録媒体の種類を判別することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記媒体種類判別手段は、光記録媒体の外形に基づいて上記光記録媒体の種類を判別することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記媒体種類判別手段は、光記録媒体における多層記録層のうちのいずれの記録層であるかによって光記録媒体の種類を判別することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記媒体種類判別手段は、記録領域が複数の記録領域に分割されたうちのいずれの記録領域であるかも基づいて光記録媒体の種類を判別することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記媒体種類判別手段により判定された光記録媒体に応じた「記録パワー」及び光記録媒体に応じた「再生パワー」の組合わせと光源出力の使用可能出力範囲とに基づいて、光結合効率を決定することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 決定された光結合効率により、記録及び再生動作の切換のときの光結合効率の切換の有無を決定することを特徴とする請求項47記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率制御手段は、上記媒体種類判別手段による判定結果及び選択された動作モードの組合わせに基づいて、上記光結合効率検出手段による検出結果をモニタしながら、上記光結合効率を制御することを特徴とする請求項42記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率制御手段は、同一の種類の光記録媒体において、再生モードにおいては、記録モードにおけるよりも、光結合効率を小さくすることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率検出手段による検出結果に基づいて、上記光結合効率検出手段による上記光結合効率の変化及び上記光源の発光パワーを制御する光結合効率制御手段を備え、
上記光結合効率制御手段は、再生モードから記録モードに切りかえるときには、上記光結合効率を変化させるタイミングを上記光記録媒体上に集光される光量が変化するタイミングより先行させるとともに、記録モードから再生モードに切りかえるときには、上記光記録媒体上に集光される光量が変化するタイミングを上記光結合効率を変化させるタイミングより先行させることを特徴とする請求項50記載の光記録媒体駆動装置。 - 上記光結合効率可変手段は、入射した光束を少なくとも2つの光路に分岐させる光路分岐手段であって、これら2つ以上の光路に対する光量の分岐比率を変化させることにより、光結合効率を変化させることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、液晶素子と、ビームスプリッタ膜とを有して構成されていることを特徴とする請求項52記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、回折格子状に位相差を可変制御可能な領域を有する液晶素子を有して構成されていることを特徴とする請求項52記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、回折格子と、この回折格子を変位させる変位手段とを有して構成されていることを特徴とする請求項52記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、波長板と、この波長板を回転変位させる回転変位手段と、ビームスプリッタ膜とを有して構成されていることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率または反射率を変化させることが可能な手段であり、該光束の透過率または反射率を変化させることにより、光結合効率を変化させることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率を低下させるフィルタ手段と、このフィルタ手段を変位させる変位手段とを有して構成されていることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 上記光結合効率可変手段は、光束の透過率を変化させることが可能な液晶素子を有して構成されていることを特徴とする請求項14記載の光記録媒体駆動装置。
- 光源から出射する総光量に対する上記光記録媒体上に集光する光量の比率である光結合効率変化に対応する情報を検出し、この検出結果に基づき、上記光記録媒体の種類に応じて、該光結合効率を変化させることを特徴とする光記録媒体駆動方法。
- 最適な記録及び/又は再生光パワーの互いに異なる少なくとも2種以上の光記録媒体に対して記録及び/又は再生する請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 一の種類の光記録媒体において最適な記録光パワーよりも最適な記録光パワーが小さい他の種類の光記録媒体に対して記録するときには、上記一の種類の光記録媒体に対して記録するときよりも、光結合効率を小さくし、一の種類の光記録媒体において最適な再生光パワーよりも最適な再生光パワーが小さい他の種類の光記録媒体に対して再生するときには、上記一の種類の光記録媒体に対して再生するときよりも、光結合効率を小さくすることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 同一の種類の光記録媒体において、再生モードにおいては、記録モードにおけるよりも、光結合効率を小さくすることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 再生モードから記録モードに切りかえるときには、上記光結合効率を変化させるタイミングを上記光記録媒体上に集光される光量が変化するタイミングより先行させるとともに、記録モードから再生モードに切りかえるときには、上記光記録媒体上に集光される光量が変化するタイミングを上記光結合効率を変化させるタイミングより先行させることを特徴とする請求項63記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報に基づいて、光結合効率の状態を確認することを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記光結合効率の切換えを行うための基準値をあらかじめ設定することを特徴とする請求項65記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記基準値は、最適な再生光パワーに応じて可変して設定することを特徴とする請求項66記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報と上記基準値との大小関係に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項66記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報と上記基準値との大小関係及び上記光結合効率変化に対応する情報の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項66記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項65記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報に基づいて、記録及び再生の切換動作の開始を判定をすることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記光結合効率の切換えを行うための基準値をあらかじめ設定することを特徴とする請求項71記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記基準値は、最適な再生光パワーに応じて可変して設定することを特徴とする請求項72記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報と上記基準値との大小関係に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項72記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報と上記基準値との大小関係及び上記光結合効率変化に対応する情報の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項72記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報の時間あたり変化量に基づいて上記光結合効率の切換え時を判定することを特徴とする請求項71記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率変化に対応する情報に基づいて、光結合効率の切換えが正常に行われたか否かを確認することを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 光結合効率を下げるほうが上げるよりも速く行える場合には、光結合効率を上げた状態を待機状態とし、光結合効率を上げるほうが下げるよりも速く行える場合には、光結合効率を下げた状態を待機状態とすることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体は、光ヘッドと光記録媒体との相対速度の違いにより、記録面上における最適な記録及び/又は再生光パワーが異なるものであることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体は、記録方式の違いにより、記録面上における最適な記録及び/又は再生光パワーが異なるものであることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体は、少なくとも2以上の記録面を有する多層光記録媒体における各記録面であることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体の少なくとも一方は、少なくとも2以上の記録面を有する多層光記録媒体における各記録面であることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体は、少なくとも2以上の記録領域に記録面が分割された光記録媒体における各記録領域であることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記2種以上の光記録媒体の少なくとも一方は、少なくとも2以上の記録領域に記録面が分割された光記録媒体における各記録領域であることを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 光記録媒体に応じた「記録パワー」及び光記録媒体に応じた「再生パワー」の組合わせと光源出力の使用可能出力範囲とに基づいて、光結合効率を決定することを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
- 決定された光結合効率により、記録及び再生動作の切換のときの光結合効率の切換の有無を決定することを特徴とする請求項85記載の光記録媒体駆動方法。
- 上記光記録媒体の種類及び選択する動作モードの組合わせに基づいて、該光結合効率を制御することを特徴とする請求項60記載の光記録媒体駆動方法。
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