JP2008176172A - デジタルカメラ - Google Patents
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Abstract
【課題】三脚にデジタルカメラを取付ける際に、電池蓋が開かない方法を提供する。
【解決手段】デジタルカメラ2は、カメラ本体の底面に三脚用ネジ穴が設けられた三脚取付部と、係止位置で電池室を閉じ、かつカメラ本体3に係止される電池蓋22と、足部とが設けられている。電池蓋22は、係止位置で底面と略同一面を形成している。三脚取付部は、係止位置の電池蓋22より下方に突出して設けられている。足部は底面の四隅に設けられている。デジタルカメラ2と小型三脚55とを相対的に回転させて雄ネジが三脚用ネジ穴に螺合されると、雲台58と三脚用取付部とが当接して小型三脚55にデジタルカメラ2が取り付けられる。このとき、雲台58と電池蓋22との間には0.8mmの隙間が設けられる。
【選択図】図5
【解決手段】デジタルカメラ2は、カメラ本体の底面に三脚用ネジ穴が設けられた三脚取付部と、係止位置で電池室を閉じ、かつカメラ本体3に係止される電池蓋22と、足部とが設けられている。電池蓋22は、係止位置で底面と略同一面を形成している。三脚取付部は、係止位置の電池蓋22より下方に突出して設けられている。足部は底面の四隅に設けられている。デジタルカメラ2と小型三脚55とを相対的に回転させて雄ネジが三脚用ネジ穴に螺合されると、雲台58と三脚用取付部とが当接して小型三脚55にデジタルカメラ2が取り付けられる。このとき、雲台58と電池蓋22との間には0.8mmの隙間が設けられる。
【選択図】図5
Description
本発明は、カメラ本体の底面に三脚が取り付けられるデジタルカメラに関するものである。
CCDイメージセンサ等の撮像素子を使用して被写体を撮像し、画像を得るデジタルカメラが普及している。デジタルカメラはその底面に三脚用ネジ穴を備えていることが一般的であり、三脚に設けられた取付ネジを三脚用ネジ穴に螺合させることでデジタルカメラを三脚に固定する。また、カメラ本体の底面には、電池を装填する電池室とこの電池室を閉じる電池蓋とが設けられている。電池蓋は電池室を開放する開放位置と、電池室を閉じる閉じ位置との間で回動自在とされ、かつ閉じ位置と同一面上でカメラ本体に係止させる係止位置との間でカメラ本体の前後方向にスライド自在とされる。また、カメラ本体には電池蓋が係止位置にあるか否かを検出する検出スイッチが設けられており、検出スイッチによって電池蓋が係止位置にないことが検出されると、デジタルカメラの電源が強制的にオフとなる。
特許文献1に記載のカメラには、カメラの下面にフイルムカートリッジの挿入口と、三脚用ネジ穴が設けられており、三脚用ネジ穴に取り付けられた三脚が挿入口を開閉する蓋の回動経路と重ならないように蓋の回動軸が位置決めされている。また、特許文献2に記載のカメラには、カメラ本体に設けられた電池室を開閉する電池蓋がカメラ本体に着脱自在に設けられており、三脚をカメラ本体に取り付ける際には、三脚用ネジ穴が設けられた電池蓋に取り替えている。
また、デジタルカメラの小型化に伴って小型三脚が各種提供されている。小型三脚は携帯性を向上させるために、基台に伸縮自在の脚と雄ネジだけを突出させた雲台とが取り付けられたシンプルな構成で軽量化が図られている。1眼レフカメラを取り付けるような一般的な三脚に小型のデジタルカメラを取り付ける場合、雲台に回転自在に設けられた取付ネジを回転させることで、取付ネジを三脚用ネジ穴に螺合させている。しかし、小型三脚の場合は、雲台から雄ネジだけが突出しているので、小型三脚とデジタルカメラとを相対的に回転させて雄ネジを三脚用ネジ穴に螺合させている。
実開平5−45678号公報
特開2003−131314号公報
ところで、小型のデジタルカメラと小型三脚とを相対的に回転させ、デジタルカメラに小型三脚を着脱させる場合、三脚用ネジ穴に近設された電池蓋と雲台とが摺接し、電池蓋が係止位置から閉じ位置にスライドしてしまう。これにより、検出スイッチによって電池蓋が係止位置にないことが検出されて電池からの給電が停止される。よって、デジタルカメラの電源が突然にオフとなる。これにより、電源をオフにするための各種終了処理が行われずに電源がオフとなるので、メモリカードに記録した画像データに不具合が発生することがある。そのため、特許文献1に記載のように、電池蓋(挿入口の蓋)と三脚用ネジ穴とを離して配置したいが、小型のデジタルカメラの場合、電池室を設置するスペースや外観のデザイン性の問題から電池蓋と三脚用ネジ穴とを離した位置に設置することは難しい。また、特許文献2に記載のように三脚の使用状況に合わせて三脚用ネジ穴が設けられた電池蓋と、三脚用ネジ穴が設けられていない電池蓋と交換することは、常に2種類の電池蓋を携帯しなければならず、煩わしいという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するために、カメラ本体と三脚とを相対的に回転させて三脚を取付けた際に電池蓋がスライドしないデジタルカメラを提供する。
上記課題を解決するために本発明のデジタルカメラは、カメラ本体の底面に設けられ、電池が装填される電池室と、前記カメラ本体に対して前後方向にスライド自在に設けられ、前記電池室を閉じ、かつ前記カメラ本体に係止される蓋と、前記蓋の近傍で前記底面に設けられ、三脚の雲台に設けられた雄ネジが螺合されるネジ穴とを備えたデジタルカメラにおいて、前記底面に前記カメラ本体に係止された前記蓋より下方に突出した三脚取付部を備え、前記ネジ穴は前記三脚取付部に設けられていることを特徴とするものである。
また、前記カメラ本体の底面に前記三脚取付部と略同じ突出量となるように前記底面から下方に突出させた足部を備え、前記足部は前記電池室を挟んで前記三脚取付部とは反対側に設けられていることが好ましい。
また、前記三脚取付部は前記カメラ本体に係止された前記蓋よりも下方に0.8mm以上突出していることが好ましい。
また、前記蓋が前記カメラ本体に係止されているか否かを検出する蓋検出手段を備え、前記蓋検出手段によって前記蓋が前記カメラ本体に係止されていないことが検出された場合、前記電池からの給電を停止することが好ましい。
本発明によれば、蓋よりも三脚取付部を下方に突出させたので、三脚とカメラ本体とを相対的に回転させてデジタルカメラを三脚に取付けた際に蓋と雲台が摺接しないので、蓋が開くことがない。
また、蓋を挟んで、三脚取付部の反対側に足部を設けたので、カメラ本体の底面より広い雲台を有した三脚に取り付けられた場合、雲台が蓋に摺接することがない。さらに、デジタルカメラが雲台上で安定する。
また、三脚取付部を蓋の表面から下方に0.8mm以上突出させたので、雲台がコルクやゴムなどの柔らかい材質で形成された三脚を取り付けても、雲台と蓋が摺接することはない。
また、蓋がカメラ本体に係止されているか否かを検出する検出スイッチを備え、蓋が係止されていないことが検出された場合に電池からの給電を停止したので、デジタルカメラの電源が突然にオフとなり、記録媒体に記録した画像データに不具合が発生することを防止できる。
図1に示す本発明のデジタルカメラ2は、カメラ本体3の前面3aの中央にレンズ鏡筒4が配置されている。このレンズ鏡筒4内には、撮影レンズ5と、絞りやシャッタ機構等が組みこまれている。前面3aの右上部には、撮影時に被写体に向けて光を照射するフラッシュ発光部6が設けられている。
カメラ本体3の上面3bには、電源ボタン9、モードダイヤル10、レリーズボタン11等が配置されている。電源ボタン9は、例えば、押圧式の操作ボタンであり、デジタルカメラ2の電源のオン/オフを切り替える。モードダイヤル10は、回転式の操作ダイヤルであり、撮影を行なう撮影モード、撮影済みの画像を再生する再生モード等の動作モードの切り替えに用いられる。レリーズボタン11は、押圧式の操作ボタンであり、撮影時に操作される。
図2に示すように、デジタルカメラ2の背面3cには、液晶モニタ14、ズームボタン15、十字ボタン16、メニューボタン17等が設けられている。液晶モニタ14は、撮影時のスルー画像や、撮影済みの再生画像、各種設定メニュー等を表示する。ズームボタン15は、左右に並んで配置された一対の押圧式操作ボタンであり、ズーム操作に用いられる。十字ボタン16は、円環状の操作部材の上下左右方向を押圧操作できるようにした操作ボタンであり、各種設定時の項目選択等に用いられる。メニューボタン17は、十字ボタン16の内側に設けられた押圧式の操作ボタンであり、設定メニューの呼び出しや、設定時のOKボタンとして用いられる。
カメラ本体3の底面3dには、三脚用ネジ穴20が設けられた三脚取付部21と、長方形状に形成された電池蓋22と、足部23とが設けられている。電池蓋22は、図3に示すように電池室25を閉じ、かつカメラ本体3に係止される係止位置では、カメラ本体3の底面3dと同一面となっており、電池蓋22が底面3dの一部を構成している。
三脚取付部21は略円柱形状をしており、鉄またはステンレスなどの金属で形成されている。そして、三脚取付部21は、三脚用ネジ穴20が形成されている一端を底面3dから下方に突出させ、他端はカメラ本体3内に配置されている。三脚取付部21は、図4および図7に示すように係止位置にある電池蓋22より下方に突出しており、この突出量Hとしては0.8mmである。また、三脚用ネジ穴20は、「JIS B 7103:カメラの三脚取付部」で規定されている1/4インチサイズのネジ穴である。なお、本実施形態では、三脚取付部21を係止位置の電池蓋22より下方に0.8mm突出させたが、突出量Hは0.8mm以上であればよい。
また、足部23は底面3dから下方に突出しており、この突出量は三脚取付部21と略同じである。足部23は、略長方形状の底面3dの四隅に設けられている。これにより、電池室25は底面3dの図中左側に設けられた足部23と三脚取付部21とによって挟まれている。三脚取付部21および足部23は、デジタルカメラ2を三脚の雲台に安定して載置させる。
図3に示すように、電池蓋22を開放するとその奥には、電池24が収納される電池室25と、記録媒体であるメモリカード26がセットされるカードスロット27とが設けられている。なお、詳しくは図示しないが、電池室25とカードスロット27には、収納された電池24とメモリカード26を保持する保持機構が設けられているので、電池蓋22が開放された状態で底面3dが下方に向けられても、電池24とメモリカード26が脱落することはない。
電池25は充電可能な二次電池である。電池25への充電は、図示しないがデジタルカメラ2に設けられたDC入力端子にAC電源アダプタを接続し、内蔵した充電回路を動作させることでデジタルカメラ2から電池25を取り出さずに容易に充電を行うことができる。このように、電池25は充電が可能で繰り返し使用できるのでランニングコストを抑えることもできる。
メモリカード26は、例えばxDピクチャーカードである。このxDピクチャーカードは、デジタルカメラ3の動作中に抜き差し(いわゆる、活電挿抜)されたときに、メモリカード26に対して読み書き中の画像データを保護する機能が設けられていない。そのため、読み書き中の画像データが消失することがある。
電池蓋22の内面で、かつ一方の長辺22aの両端には、一対の軸着部30が形成されている。図4(A)に示すように、軸着部30の外側には、略円柱状の支持軸31が立設されている。電池蓋22は、これらの支持軸31がカメラ本体3内に設けられた長穴32に挿入されることでカメラ本体3に装着される。長穴32はカメラ本体3の前後方向に沿って形成されており、電池蓋22は同図(A)に示す係止位置と、同図(B)に示す閉じ位置との間でスライド自在とされ、この閉じ位置と同図(B)の点線に示す開放位置の間で回動自在となる。このように電池蓋20はデジタルカメラ2の前後方向にスライド自在に設けられているので、スライド代が比較的短い。
電池蓋22の内面で、かつ他方の長辺22b側の両端縁には、外側に突出された突起35を有する被係止部36が設けられている。また、カメラ本体3内には、突起35を係止するスリット37が形成された係止部材38が設けられている。図4(B)に示すように、電池蓋22が開放位置から閉鎖位置に回動されると、被係止部36は係止部材38に設けられた切欠部38aに挿入される。そして、同図(A)に示すように、電池蓋22が閉じ位置から係止位置にスライドされると突起35がスリット37に挿入されるので、電池蓋22は回動が禁止される。
電池室25の側方には、カメラ本体3内に通じる長穴41が形成されている。また、電池蓋22の内面で長穴41に対面する位置には、略L字状の蓋検出レバー42が設けられている。蓋検出レバー42の外側には、補強用のリブ42aが形成されている。長穴41の奥には、電池蓋22を検出する蓋検出スイッチ43が配置されている。この蓋検出レバー42と蓋検出スイッチ43により、本発明の蓋検出手段が構成される。
図4(A)に示すように、電池蓋22が係止位置にあるときには、蓋検出レバー42が長穴41に挿入され、その先端42bで蓋検出スイッチ43の検出子43aを押圧して揺動させる。これにより、蓋検出スイッチ43がオンとなり電池蓋22が検出される。また、同図(B)に示すように、電池蓋22が閉じ位置にスライドすると蓋検出レバー42は検出子43aの揺動を行わないので、蓋検出スイッチ43による電池蓋22の検出が終了する。これにより、蓋検出レバー43は電池蓋22が係止位置にあるか否かを検出している。
また、図4にも示すように、電池室25に装填された電池24からの電力は、電源スイッチ50、蓋検出スイッチ43を介してカメラ本体3内に設けられた回路基板51に給電される。電源スイッチ50は、電源ボタン9が一度押圧操作されるとオンとなり、再び押圧操作されるとオフとなる。蓋検出スイッチ43は、蓋検出レバー42によって検出子43aが揺動するとオンとなり。検出子43aの揺動が終了するとスイッチがオフとなる。つまり、電池蓋22が係止位置にあるときには蓋検出スイッチ43が通電状態となり、電池蓋22が閉じ位置および開き位置のときには通電不能状態となる。
回路基板51には、デジタルカメラ2を駆動させる各種電気部品や装置が接続されている。これにより、電源スイッチ50および蓋検出スイッチ43を介して回路基板51に給電された電力は各種電気部品や装置に送られ、デジタルカメラ2が駆動状態となる。また、蓋検出スイッチ43が図4(A)に示す係止位置から図4(B)に示す閉じ位置にスライドすると、蓋検出スイッチ43がオフとなることで電池24からの給電が停止される。
また、三脚取付部21に取り付けられる三脚には、1眼レフカメラ等の大型カメラまで保持できるようにした一般的なものや、小型のカメラに特化した小型のものなどがある。図5に示すように、小型三脚55は、基部56、伸縮自在な脚57、雲台58から構成されており、携帯性を良くするために脚57や雲台58などが小さくシンプルな構成となっており、軽量化が図られている。
基部56の側面には、脚57の一端が接続される連結部60が設けられており、各脚57はこの連結部60を中心に開脚位置と閉脚位置の間で回動自在に設けられている。また、基部56の上面には雲台58を揺動自在に保持する揺動部61を備えている。雲台58の上面には、三脚用ネジ穴20に螺合させる雄ネジ62が設けられている。雲台59は、その側面に設けられたハンドル63によって揺動される。
また、図6に示すように、本実施形態で用いているデジタルカメラ2の寸法としては、例えば幅W1が95mm、縦L1が30mm程度であり、小型三脚の雲台58の寸法としては、幅W2が50mm、縦L2が30mm程度である。なお、デジタルカメラ2の寸法及び雲台58の寸法はこれに限るものではない。
次に上記実施形態の作用について説明する。電源ボタン9を操作すると、電池室25に装填された電池24から回路基板51に接続されている各種電気部品及び装置に給電が開始される。モードダイヤルで撮影モードが選択されている場合には、撮像部による撮像が開始され、液晶モニタ14にはスルー画が表示される。また、再生モードが選択されている場合には、最も近時に撮影された画像が液晶モニタ14に再生表示される。
デジタルカメラ2の電源をオンしてから小型三脚55に取り付けて撮影を行なう場合がある。このとき、デジタルカメラ2または小型三脚55を回転させるか、もしくはデジタルカメラ2と小型三脚55の両方を回転させて、雄ネジ62を三脚用ネジ穴20に螺合させる。そして、図7に示すように雲台58を三脚取付部21に当接するまで雄ネジ62を螺合させる。これにより、小型三脚55はデジタルカメラ2に取り付けられる。このとき、三脚取付部21は、係止位置にある電池蓋22の表面より下方に突出しているので、デジタルカメラ2と小型三脚55とを相対的に回転させても雲台58と電池蓋22とが摺接することがない。これにより、小型三脚55にデジタルカメラ2を取り付ける際に、電源が突然にオフとなることがないので、メモリカード26に記録された画像データに不具合が発生することを防止できる。
また、デジタルカメラ2から小型三脚55を取り外す際も、デジタルカメラ2と小型三脚55とを相対的に回転させて雄ネジ62と三脚用ネジ穴20との螺合を解除するが、三脚用取付部21が底面3dより下方に突出しているので、電池蓋22と雲台58とが摺接して電池蓋22がスライドすることはない。
また、本実施形態では、デジタルカメラ2に小型三脚55を取り付けたが、図8に示すように一般的な三脚にデジタルカメラ2を取り付けても良い。一般的な三脚は、雲台65の上面65aがデジタルカメラ2の底面3dと同程度の大きさを有し、回動自在の取付ネジ66が設けられている。
三脚にデジタルカメラ2と取り付ける際には、取付ネジ66に設けられた把持部67を回転させることで、取付ネジ66を三脚用ネジ穴20に螺合させる。これにより、雲台65の上面65aに三脚取付部21と足部23とが当接してデジタルカメラ2が三脚に固定される。このとき、三脚取付部21および足部23が係止位置にある電池蓋22よりも下方に突出しているので、電池蓋22と雲台65とが当接することがない。さらに、三脚取付部21と足部23とはほぼ同じ高さを有しているので、雲台65の上面65aに三脚取付部21と足部23とが当接することで、デジタルカメラ2が安定して固定される。また、電池蓋22を挟んで三脚取付部21と足部23とが設けられているので、確実に電池蓋22と雲台65との間に隙間が設けられ、三脚の着脱時に電池蓋22が係止位置から閉じ位置にスライドすることはない。なお、小型三脚55の雲台58がデジタルカメラ2の底面3dと同程度の大きさを有している場合も同様である。
なお、本実施形態の電池蓋22は、係止位置から閉じ位置にスライドさせた後、閉じ位置から開き位置に回動させる構造であったが、これに限らず、カメラ本体3に着脱自在の電池蓋に本発明を適用してもよい。この場合は、電池室25を閉じ、かつカメラ本体3に係止させた係止位置から電池蓋がスライドしたことを検出する検出スイッチを備え、電池蓋が係止位置からスライドされ、カメラ本体から取り外された際にデジタルカメラの電源をオフする構成にすることが好ましい。
また、樹脂やゴム製のリング状のスペーサを設け、カメラ本体3の底面3dに当てて、カメラ本体3と雲台58との間にスペーサを挟んで小型三脚55を取付けてもよい。この場合、スペーサに設けられた開口に底面3dから下方に突出している三脚取付部21を挿入する。このスペーサの外径としては、開口に三脚取付部21を挿入した際にスペーサの外周が電池蓋22に達しない大きさであることが好ましい。
また、本実施形態では、カメラ本体3に三脚用ネジ穴20が形成された三脚取付部21を設けたが、これに限らず、三脚用ネジ穴20をカメラ本体3の底面3dに直接形成し、この三脚用ネジ穴20が形成された底面3dの一部を係止位置の電池蓋22より下方に突出させて三脚取付部を形成してもよい。
なお、上記実施形態では、デジタルカメラ2を例に説明したが、銀塩カメラや、ビデオカメラにも適用可能である。
2 デジタルカメラ
3 カメラ本体
20 三脚用ネジ穴
21 三脚取付部
22 電池蓋
23 足部
24 電池
25 電池室
42 蓋検出レバー
43 蓋検出スイッチ
55 三脚
62 雄ネジ
3 カメラ本体
20 三脚用ネジ穴
21 三脚取付部
22 電池蓋
23 足部
24 電池
25 電池室
42 蓋検出レバー
43 蓋検出スイッチ
55 三脚
62 雄ネジ
Claims (4)
- カメラ本体の底面に設けられ、電池が装填される電池室と、前記カメラ本体に対して前後方向にスライド自在に設けられ、前記電池室を閉じ、かつ前記カメラ本体に係止される蓋と、前記蓋の近傍で前記底面に設けられ、三脚の雲台に設けられた雄ネジが螺合されるネジ穴とを備えたデジタルカメラにおいて、
前記底面に前記カメラ本体に係止された前記蓋より下方に突出した三脚取付部を備え、
前記ネジ穴は前記三脚取付部に設けられていることを特徴とするデジタルカメラ。 - 前記カメラ本体の底面に前記三脚取付部と略同じ突出量となるように前記底面から下方に突出させた足部を備え、
前記足部は、前記電池室を挟んで前記三脚取付部とは反対側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のデジタルカメラ。 - 前記三脚取付部は前記カメラ本体に係止された前記蓋よりも下方に0.8mm以上突出していることを特徴とする請求項1または2記載のデジタルカメラ。
- 前記蓋が前記カメラ本体に係止されているか否かを検出する蓋検出手段を備え、
前記蓋検出手段によって前記蓋が前記カメラ本体に係止されていないことが検出された場合、前記電池からの給電を停止することを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項に記載のデジタルカメラ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007011124A JP2008176172A (ja) | 2007-01-22 | 2007-01-22 | デジタルカメラ |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008176172A true JP2008176172A (ja) | 2008-07-31 |
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JP2007011124A Pending JP2008176172A (ja) | 2007-01-22 | 2007-01-22 | デジタルカメラ |
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2007
- 2007-01-22 JP JP2007011124A patent/JP2008176172A/ja active Pending
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