JP2008175610A - 電力変換装置の故障監視装置 - Google Patents

電力変換装置の故障監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マイクロコンピュータにかかる負荷を抑制しつつ、サンプリング周期の異なるゲートパルスデータとモニタデータとをモニタ用メモリに格納するとともに、モニタ用メモリのデータバス幅が取得できるゲートパルス点数の制約になるのを低減する。
【解決手段】モニタデータ書込み手段1aは、モニタデータを書込み先アドレスとともにバッファ手段2aに書込み、ゲートパルスデータ書込み手段1bは、ゲートパルスデータを書込み先アドレスとともにバッファ手段2bに書込み、アクセス制御手段3は、アクセスの対象となるバッファ手段2a、2bを周期的に切り替えながら、モニタデータおよびゲートパルスデータをバッファ手段2a、2bからそれぞれ順次読出し、それらのモニタデータおよびゲートパルスデータをモニタ用メモリ4に順次書込む。
【選択図】 図1

Description

本発明は電力変換装置の故障監視装置に関し、特に、電力変換装置のゲートパルスデータ(ゲートパルスの点弧データ)およびモニタデータをモニタ用メモリに格納する方法に適用して好適なものである。
商用交流電源などから得られた入力電力を半導体スイッチング素子にて所定の周波数の電力に変換して出力するために、インバータなどの電力変換装置が用いられている。
ここで、電力変換装置に用いられる半導体スイッチング素子の破壊などの解析を有効に行えるようにするため、半導体スイッチング素子を駆動するゲートパルスやセンサからのアナログ信号をゲートパルスデータやモニタデータとしてサンプリングして故障監視装置に蓄積し、電力変換装置の故障時にそれらのゲートパルスデータやモニタデータを故障監視装置から読出して、電力変換装置の故障の原因解析に使用することが行われている。
ここで、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ:Insulated Gate Bipolar Transistor)のような半導体スイッチング素子のゲートパルスを、半導体スイッチング素子のゲート破壊の要因であるグリッジの発生も含めてモニタするには、数μsオーダーでのサンプリングが必要となるが、そのような周期でサンプリングされたゲートパルスデータをマイクロコンピュータのソフトウェアにて処理すると、マイクロコンピュータに非常に重い負荷がかかる。
このため、特許文献1には、ゲートパルスのサンプリング処理と蓄積処理とをハードウェアに担わせる方法が開示されている。
図11は、従来の電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。
図11において、ゲートパルス用ハードウェア部1000には、今回ラッチ部1111、前回ラッチ部1112、コンパレータ1113およびクロック発生器1114が設けられている。そして、ゲートパルス100のラッチ信号がμsオーダーの間隔でクロック発生器1114で発生され、今回ラッチ部1111および前回ラッチ1112に供給されるとともに、ゲートパルス100が今回ラッチ部1111および前回ラッチ1112に順次供給され、今回ラッチ部1111にてゲートパルス100の今回値がラッチされるとともに、前回ラッチ1112にてゲートパルス100の前回値がラッチされる。そして、今回ラッチ部1111および前回ラッチ1112にてそれぞれラッチされたゲートパルス100の今回値および前回値はコンパレータ1113にて比較され、ゲートパルス100の今回値および前回値に差異が検出されると、ゲートパルス100の今回値が2ポートメモリ1120にゲートパルスデータとして格納される。
一方、サンプリング周期が数100μsオーダーの各種モニタ信号112は、CPU1121のソフトウェア処理にて2ポートメモリ1120に他ポートを介してモニタデータとして格納される。そして、故障検知信号111がCPU1121に入力されると、2ポートメモリ1120に格納されたゲートパルスデータやモニタデータがCPU1121にて読出され、これらのゲートパルスデータやモニタデータが電力変換装置の故障の原因解析に使用される。
特開2000−65881号公報
しかしながら、図11の電力変換装置の故障監視装置では、ゲートパルスデータやモニタデータが格納されるモニタ用メモリに市販メモリを用いると、データバス幅に8ビットや16ビットの制約があることから、ゲートパルスデータのサンプリング処理と蓄積処理とをハードウェアに担わせると、市販メモリのデータバス幅が取得できるゲートパルス点数の制約になり、多相モータや、マルチレベルインバータ、電力変換容量を増加させるためのインバータの多重運転などのようにゲートパルス点数の多いアプリケーションに適用できなくなるという問題があった。
また、データの同期性を確保するために、サンプリング処理と蓄積処理とがハードウェアにて行われるゲートパルスデータとソフトウェアにて行われるモニタデータとが同一のモニタ用メモリに格納される場合、ハードウェアの格納動作に関わらずにソフトウェアの格納処理が行えるようにするためには、マルチポートメモリのような特殊なメモリが必要となることから、メモリ容量が小さいにもかかわらず、コストアップを招くという問題があった。
そこで、本発明の目的は、マイクロコンピュータにかかる負荷を抑制しつつ、サンプリング周期の異なるゲートパルスデータとモニタデータとをモニタ用メモリに格納するとともに、モニタ用メモリのデータバス幅が取得できるゲートパルス点数の制約になるのを低減することが可能な電力変換装置の故障監視装置を提供することである。
上述した課題を解決するために、請求項1記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、ゲートパルスデータおよびモニタデータを格納するモニタ用メモリと、前記モニタ用メモリに格納されるゲートパルスデータおよびモニタデータをそれぞれ独立かつ並列に先入れ先出しで記憶可能な複数の書込み用バッファ手段と、前記ゲートパルスデータおよびモニタデータを前記複数の書込み用バッファ手段にそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なデータ書込み手段と、前記複数の書込み用バッファ手段からそれぞれ出力されるゲートパルスデータまたはモニタデータを周期的に切り替えて読込みながら、前記モニタ用メモリに書込むアクセス制御手段と、前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータおよびモニタデータを先入れ先出しで記憶可能な読出し用バッファ手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記モニタ用メモリは、ゲートパルスデータ用領域およびモニタデータ用領域に区分された上で、前記ゲートパルスデータ用領域および前記モニタデータ用領域はリングバッファとして使用され、前記ゲートパルスデータ用領域および前記モニタデータ用領域内のどのオフセットアドレスが最新または最古のデータであるかを指し示すレコードポインタを格納する位置がそれぞれ定められていることを特徴とする。
また、請求項3記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記書込み用バッファ手段は、前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを入力する第1書込みアドレス用FIFOと、前記ゲートパルスデータを入力する第1書込みデータ用FIFOと、前記モニタデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを入力する第2書込みアドレス用FIFOと、前記モニタデータを入力する第2書込みデータ用FIFOとを備えることを特徴とする。
また、請求項4記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記データ書込み手段は、前記モニタデータを前記第2書込みデータ用FIFOに書込むとともに、前記書込み先アドレスを前記第2書込みアドレス用FIFOに書込むモニタデータFIFO書込みデータ発生回路を備え、前記モニタデータFIFO書込みデータ発生回路にはレコードポインタが設けられ、前記モニタデータFIFO書込みデータ発生回路は、前記モニタデータが書込まれると、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域のトップオフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記モニタデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを算出し、前記算出した書込み先アドレスを前記第2書込みアドレス用FIFOに入力するとともに、前記書込まれたモニタデータを第2書込みデータ用FIFOに入力し、前記モニタデータの書込みごとに、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタを変更し、前記モニタデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記第2書込みアドレス用FIFOおよび前記第2書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする。
また、請求項5記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記データ書込み手段は、前記ゲートパルスデータを前記第1書込みデータ用FIFOに書込むとともに、前記書込み先アドレスを前記第1書込みアドレス用FIFOに書込むゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路を備え、前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路にはレコードポインタが設けられ、前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路は、前記ゲートパルスデータを定周期でラッチし、前記ゲートパルスデータのサンプリングごとに前記モニタ用メモリへの格納が必要かを判定し、前記モニタ用メモリに前記ゲートパルスデータを格納する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域の先頭オフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを算出し、前記算出した書込み先アドレスを前記第1書込みアドレス用FIFOに入力するとともに、前記ラッチしたゲートパルスデータを第1書込みデータ用FIFOに入力し、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタを変更し、前記ゲートパルスデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記第1書込みアドレス用FIFOおよび前記第1書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする。
また、請求項6記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記読出し用バッファ手段は、前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを入力する読出しアドレス用FIFOと、前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータおよびモニタデータを記憶する読出しデータ用FIFOとを備え、マイクロプロセッサは、前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを前記読出しアドレス用FIFOに入力し、前記モニタ用メモリに格納されたゲートパルスデータおよびモニタデータを前記読出しデータ用FIFOを介して読出すことを特徴とする。
また、請求項7記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記アクセス制御手段は、前記第1書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記第1書込みデータ用FIFOからゲートパルスデータを取得することで、前記ゲートパルスデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、前記第2書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記第2書込みデータ用FIFOからモニタデータを取得することで、前記モニタデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、前記読出しアドレス用FIFOから読出し先アドレスを取得し、前記モニタ用メモリから読出したゲートパルスデータおよびモニタデータを前記読出しデータ用FIFOに格納することを特徴とする。
また、請求項8記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記アクセス制御手段は、予め決められた規則に従って値が変化するカウンタを備え、前記カウンタの値に基づいて、前記ゲートパルスデータおよびモニタデータの書込みおよび読出しの対象となるFIFOを切り替えることを特徴とする。
また、請求項9記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、ゲートパルスデータを格納するモニタ用メモリと、前記モニタ用メモリに格納されるゲートパルスデータを複数の組に分けてそれぞれ独立かつ並列に先入れ先出しで記憶可能な複数の書込み用バッファ手段と、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを前記複数の書込み用バッファ手段にそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なデータ書込み手段と、前記複数の書込み用バッファ手段からそれぞれ出力されるゲートパルスデータを周期的に切り替えて読込みながら、前記モニタ用メモリに書込むアクセス制御手段と、前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータを先入れ先出しで記憶可能な読出し用バッファ手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記モニタ用メモリは、複数の組に分けられたゲートパルスデータに対応して複数のゲートパルスデータ用領域に区分された上で、前記ゲートパルスデータ用領域はリングバッファとして使用され、前記ゲートパルスデータ用領域内のどのオフセットアドレスが最新または最古のデータであるかを指し示すレコードポインタを格納する位置がそれぞれ定められていることを特徴とする。
また、請求項11記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記書込み用バッファ手段は、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスをそれぞれ入力する複数の書込みアドレス用FIFOと、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータをそれぞれ入力する複数の書込みデータ用FIFOとを備えることを特徴とする。
また、請求項12記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記データ書込み手段は、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを前記複数の書込みデータ用FIFOにそれぞれ書込むとともに、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータについての書込み先アドレスを前記複数の書込みアドレス用FIFOにそれぞれ書込む複数のゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路を備え、前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路にはそれぞれレコードポインタが設けられ、前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路は、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを定周期でそれぞれラッチし、前記ゲートパルスデータのサンプリングごとに前記モニタ用メモリへの格納が必要かをそれぞれ判定し、前記モニタ用メモリに前記ゲートパルスデータを格納する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域の先頭オフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスをそれぞれ算出し、前記算出した書込み先アドレスを前記書込みアドレス用FIFOにそれぞれ入力するとともに、前記ラッチしたゲートパルスデータを書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力し、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタをそれぞれ変更し、前記ゲートパルスデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記書込みアドレス用FIFOおよび前記書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする。
また、請求項13記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記読出し用バッファ手段は、前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを入力する読出しアドレス用FIFOと、前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータを記憶する読出しデータ用FIFOとを備え、マイクロプロセッサは、前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを前記読出しアドレス用FIFOに入力し、前記モニタ用メモリに格納されたゲートパルスデータを前記読出しデータ用FIFOを介して読出すことを特徴とする。
また、請求項14記載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記アクセス制御手段は、前記書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記書込みデータ用FIFOからゲートパルスデータを取得することで、前記ゲートパルスデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、前記読出しアドレス用FIFOから読出し先アドレスを取得し、前記モニタ用メモリから読出したゲートパルスデータを前記読出しデータ用FIFOに格納することを特徴とする。
また、請求項15載の電力変換装置の故障監視装置によれば、前記アクセス制御手段は、予め決められた規則に従って値が変化するカウンタを備え、前記カウンタの値に基づいて、前記ゲートパルスデータの書込みおよび読出しの対象となるFIFOを切り替えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、ゲートパルスデータおよびモニタデータの書込みをハードウェアに担わせることが可能となるとともに、ゲートパルスデータを複数の組に分けてモニタ用メモリに書込むことができる。このため、マイクロコンピュータにかかる負荷を抑制しつつ、サンプリング周期の異なるゲートパルスデータとモニタデータとをモニタ用メモリに格納するとともに、モニタ用メモリのデータバス幅が取得できるゲートパルス点数の制約になるのを低減することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、電力変換装置の故障監視装置には、ゲートパルスデータおよびモニタデータを格納するモニタ用メモリ4、モニタ用メモリ4に格納されるモニタデータおよびゲートパルスデータをそれぞれ独立かつ並列に先入れ先出しで記憶可能なバッファ手段2a、2b、モニタデータおよびゲートパルスデータをバッファ手段2a、2bにそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なモニタデータ書込み手段1a、1bおよびバッファ手段2a、2bからそれぞれ出力されるモニタデータおよびゲートパルスデータを周期的に切り替えて読込みながら、モニタ用メモリ4に書込むアクセス制御手段3が設けられている。
そして、モニタデータ書込み手段1aは、モニタデータが入力されると、そのモニタデータを書込み先アドレスとともにバッファ手段2aに書込むことができる。また、ゲートパルスデータ書込み手段1bは、ゲートパルスデータが入力されると、そのゲートパルスデータを書込み先アドレスとともにバッファ手段2bに書込むことができる。そして、アクセス制御手段3は、アクセスの対象となるバッファ手段2a、2bを周期的に切り替えながら、モニタデータおよびゲートパルスデータをバッファ手段2a、2bからそれぞれ順次読出し、それらのモニタデータおよびゲートパルスデータをモニタ用メモリ4に順次書込むことができる。
これにより、ゲートパルスデータおよびモニタデータの書込みをハードウェアに担わせることが可能となるとともに、ゲートパルスデータの取り込みとモニタデータの取り込みとを独立かつ並列に行うことができる。このため、マルチポートメモリのような特殊なメモリを用いることなく、サンプリング周期の異なるゲートパルスデータとモニタデータとをモニタ用メモリに格納することが可能となり、モニタ用メモリ4のコストを抑制することが可能となるとともに、ゲートパルスデータが数μsオーダーで高速サンプリングされた場合においても、マイクロコンピュータにかかる負荷を抑制することが可能となる。
図2は、本発明の第2実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。
図2において、電力変換装置の故障監視装置には、ゲートパルスデータを格納するモニタ用メモリ8、モニタ用メモリ8に格納されるゲートパルスデータをN個(Nは2以上の整数)の組に分けて先入れ先出しでそれぞれ独立かつ並列に記憶可能なN個のバッファ手段6a、6b、・・・、6n、N個の組に分けられたゲートパルスデータをN個のバッファ手段6a、6b、・・・、6nにそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なゲートパルスデータ書込み手段5a、5b、・・・、5n、N個のバッファ手段6a、6b、・・・、6nからそれぞれ出力されるゲートパルスデータを周期的に切り替えて読込みながら、モニタ用メモリ8に書込むアクセス制御手段7が設けられている。
そして、ゲートパルスデータ書込み手段5a、5b、・・・、5nはゲートパルスがそれぞれ入力されると、そのゲートパルスをサンプリングしたゲートパルスデータを書込み先アドレスとともにバッファ手段6a、6b、・・・、6nにそれぞれ書込むことができる。そして、アクセス制御手段7は、アクセスの対象となるバッファ手段6a、6b、・・・、6nを周期的に切り替えながら、ゲートパルスデータをバッファ手段6a、6b、・・・、6nからそれぞれ順次読出し、それらのゲートパルスデータをモニタ用メモリ8に順次書込むことができる。
これにより、ゲートパルスデータの書込みをハードウェアに担わせることが可能となるとともに、ゲートパルスデータを複数の組に分けてモニタ用メモリ8に書込むことができる。このため、ゲートパルスデータが数μsオーダーで高速サンプリングされた場合においても、マイクロコンピュータにかかる負荷を抑制することが可能となるとともに、モニタ用メモリ8のデータバス幅が取得できるゲートパルス点数の制約になるのを低減することが可能となる。
図3は、本発明の一実施形態に係る故障監視装置が適用される電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。
図3において、電力変換装置には、ゲートパルスを生成するゲートパルス生成部12a〜12n、13a〜13n、スイッチング素子16a〜16n、17a〜17nをそれぞれ駆動するゲートドライブユニット14a〜14n、15a〜15nおよびゲートパルスに従ってスイッチング動作を行うスイッチング素子16a〜16n、17a〜17nが設けられている。
そして、ゲートパルス生成部12a〜12n、13a〜13nにてそれぞれ生成されたゲートパルスは、ゲートドライブユニット14a〜14n、15a〜15nにそれぞれ入力され、ゲートドライブユニット14a〜14n、15a〜15nはゲートパルスに従ってスイッチング素子16a〜16n、17a〜17nをそれぞれ駆動することにより、スイッチング素子16a〜16n、17a〜17nにて電力変換を行わせながら、多相モータ18の回転数やトルクなどの制御を行うことができる。
ここで、故障監視装置11には、ゲートパルス生成部12a〜12n、13a〜13nにてそれぞれ生成されたゲートパルスが入力されるとともに、多相モータ18に流れる電流を検出するセンサなどからのアナログ信号がモニタデータとして入力される。
そして、故障監視装置11は、スイッチング素子16a〜16n、17a〜17nを駆動するゲートパルスや各種センサからのアナログ信号をゲートパルスデータやモニタデータとしてサンプリングして蓄積し、電力変換装置の故障時にそれらのゲートパルスデータやモニタデータを読出して、電力変換装置の故障の原因解析に使用することができる。
図4は、本発明の第3実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。
図4において、故障監視装置11には、CPU21、モニタ用LSI30およびモニタ用RAM95が設けられている。そして、CPU21は、データバス213を介してレジスタ40、50、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60、読出しアドレス用FIFO81および読出しデータ用FIFO82と接続されている。
そして、図3の各種センサからのアナログ信号が各種モニタ信号112としてCPU21に入力されるとともに、図3のスイッチング素子16a〜16n、17a〜17nを駆動するゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnがモニタ用LSI30に入力されるように構成されている。ここで、図3のスイッチング素子16a〜16n、17a〜17nを駆動するゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnはN(Nは2以上の整数)個の組に分けられ、例えば、ゲートパルスGPaはゲートパルスGP0〜GP15、ゲートパルスGPbはゲートパルスGP16〜GP31、ゲートパルスGPnはゲートパルスGP16×(n−1)〜GP16×(n−1)+15から構成することができる。また、モニタ用RAM95は、故障が発生するたびに切り替えて使用できるようにページに区分され、各ページはゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnおよびモニタデータごとに領域が区分されている。
図5は、図4のモニタ用RAM95の内部構成を示すブロック図である。
図5において、モニタ用RAM95の内部はページP1〜P4ごとに領域951〜954に区分され、故障が発生するたびにページP1〜P4を切り替えて使用できるように構成されている。そして、モニタ用RAM95の各領域951〜954の先頭には、ページトップアドレスPT〜PTがそれぞれ付与されている。
そして、各領域951〜954は、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnにそれぞれ対応したゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nおよびモニタデータ用領域9516に区分され、ゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nおよびモニタデータ用領域9516の先頭には、トップオフセットアドレスGOF、GOF、・・・、GOF、MOFがそれぞれ付与されている。
また、ゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nおよびモニタデータ用領域9516はリングバッファとしてそれぞれ使用され、ゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nおよびモニタデータ用領域9516のどのオフセットアドレスが最新または最古のデータであるかを指し示すレコードポインタを格納するためのレコードポインタオフセットアドレスGRPOF、GRPOF、・・・、GRPOF、MRPOFがそれぞれ定められている。
そして、図4のモニタ用LSI30には、モニタデータについてのモニタ用RAM95の書込み先アドレス633を先入れ先出しで入力する書込みアドレス用FIFO(A−FIFO)61、モニタデータについてのモニタ用RAM95への書込みデータ634を先入れ先出しで入力する書込みデータ用FIFO(WD−FIFO)62、N個の組に分けられたゲートパルスデータについてのモニタ用RAM95の書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nを先入れ先出しでそれぞれ入力する書込みアドレス用FIFO(A−FIFO)71a、71b、・・・、71n、N個の組に分けられゲートパルスデータについてのモニタ用RAM95の書込みデータ734a、734b、・・・、734nを先入れ先出しでそれぞれ入力する書込みデータ用FIFO(WD−FIFO)72a、72b、・・・、72n、モニタ用RAM95の読出し先アドレス843を入力する読出しアドレス用FIFO(A−FIFO)81およびモニタ用RAM95から読出された読出しデータ846を記憶する読出しデータ用FIFO(RD−FIFO)82が設けられている。
また、モニタ用LSI30には、CPU21から入力されたモニタデータをラッチしてモニタ用RAM95への書込みデータ634として書込みデータ用FIFO62に書込むとともに、そのモニタデータについての書込み先アドレス633を算出し、その書込み先アドレス633を書込みアドレス用FIFO61に書込むモニタデータFIFO書込みデータ発生回路60、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnをそれぞれサンプリングして得られたゲートパルスデータをモニタ用RAM95の書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ書込むとともに、各ゲートパルスデータについての書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nをそれぞれ算出し、その書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nを書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nにそれぞれ書込むゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nが設けられている。
ここで、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60およびゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nには、書込み先アドレス633、733a、733b、・・・、733nをそれぞれ算出するために使用されるレコードポインタMRP、GRP、GRP、・・・、GRPがそれぞれ格納される領域601、701a、701b、・・・、701nが設けられている。
なお、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60およびゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、それぞれ独立かつ並列に動作することができる。
具体的には、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタデータがCPU21から書込まれると、そのモニタデータをラッチするとともに、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516のトップオフセットアドレスMOFと領域601のレコードポインタMRPとから、そのモニタデータについての書込み先アドレス633を算出し、その書込み先アドレス633を書込みアドレス用FIFO61に入力するとともに、そのモニタデータを書込みデータ634として書込みデータ用FIFO62に同時に入力することができる。
そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタデータを書込みデータ用FIFO62に書込むごとに、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516がリングバッファとして使用されるようにレコードポインタMRPを変更することができる。
そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタデータのモニタ用RAM95への書込みを停止する場合、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516のレコードポインタの格納位置のレコードポインタオフセットアドレスMRPOFとレコードポインタMRPの値を書込みアドレス用FIFO61および書込みデータ用FIFO62にそれぞれ入力することができる。
また、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnを定周期でそれぞれラッチし、ラッチされたゲートパルスデータのサンプリングごとにモニタ用RAM95への格納が必要かを判定することができる。そして、モニタ用RAM95にゲートパルスデータを格納する場合、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nのトップオフセットアドレスGOF、GOF、・・・、GOFと領域701a、701b、・・・、701nのレコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPとから、ゲートパルスデータについての書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nをそれぞれ算出し、その書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nを書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nにそれぞれ入力するとともに、ラッチしたゲートパルスデータを書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ同時に入力することができる。
そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nがリングバッファとして使用されるようにレコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPをそれぞれ変更することができる。
そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、ゲートパルスデータのモニタ用RAM95への書込みを停止する場合、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nのレコードポインタの格納位置のレコードポインタオフセットアドレスGRPOF、GRPOF、・・・、GRPOFとレコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPの値とを、書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ入力することができる。
さらに、モニタ用LSI30には、アクセス対象となる書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71n、書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72n、読出しアドレス用FIFO81および読出しデータ用FIFO82を周期的に切り替えながら、モニタ用RAM95との間でデータの書込み処理や読出し処理を行うFIFO/RAMアクセス制御回路90、モニタ用RAM95へのデータの書込みの実行または停止を指定するレジスタ40、データの書込み時や読出し時にモニタ用RAM95のどのページを使用するかを指定するレジスタ50、レジスタ40からの指定を遅延させてFIFO/RAMアクセス制御回路90に伝える遅延手段41が設けられている。
ここで、FIFO/RAMアクセス制御回路90には、アクセス対象となる書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71n、書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72n、読出しアドレス用FIFO81および読出しデータ用FIFO82を周期的に切り替える周期を規定するカウンタ910が設けられている。
具体的には、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nから書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nをそれぞれ取得するとともに、書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nからゲートパルスデータをそれぞれ取得し、その書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nに従ってゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込むことができる。
また、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、書込みアドレス用FIFO61から書込み先アドレス633を取得するとともに、書込みデータ用FIFO62からモニタデータを取得し、その書込み先アドレス633に従ってモニタデータをモニタ用RAM95に書込むことができる。
また、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、読出しアドレス用FIFO81から読出し先アドレス843を取得し、その読出し先アドレス843に従ってモニタ用RAM95から読出したゲートパルスデータおよびモニタデータを読出しデータ用FIFO82に格納することができる。
ここで、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、モニタ用RAM95との間でデータの書込み処理や読出し処理を行う場合、カウンタ910にて規定される周期に従って、アクセス対象となる書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71n、書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72n、読出しアドレス用FIFO81および読出しデータ用FIFO82を切り替えることができる。
すなわち、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、例えば、(書込みアドレス用FIFO61および書込みデータ用FIFO62)→(書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72a)→(書込みアドレス用FIFO71bおよび書込みデータ用FIFO72b)→・・・→(書込みアドレス用FIFO71nおよび書込みデータ用FIFO72n)というように、所定の周期でアクセス対象を順次切り替えることができる。
そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、アクセス対象となった書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nと、モニタ用RAM95との間でデータの書込み処理や読出し処理を行うことができる。なお、このアクセス対象となる頻度は、全ての書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nで平等とは限らず、重みを付けるようにしてもよい。
そして、単位時間T当たりにFIFO/RAMアクセス制御回路90が書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nからアクセス要求を取得し、モニタ用RAM95の入出力を行う能力R[ワード/T]と、単位時間T当たりのゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnにそれぞれ対応したゲートパルスデータの格納要求Ga、Gb、・・・、Gn[ワード/T]およびモニタデータの格納要求M[ワード/T]との関係が、Ga+Gb+・・・+Gn+M≦Rという条件を満たすならば、FIFO/RAMアクセス制御回路90がゲートパルスデータの格納要求Ga、Gb、・・・、Gnとモニタデータの格納要求Mに対する処理を適切なスケジュールで行うことができる。また、書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nのサイズ(深さ)が適切に設定されていれば、格納要求された全てのデータを単位時間T内にモニタ用RAM95に格納し終えることができる。
ここで、ゲートパルスGPaについて、FIFO/RAMアクセス制御回路90の適切なスケジュールとは、単位時間T当たりにFIFO/RAMアクセス制御回路90が書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aからアクセス要求を取得し、モニタ用RAM95の入出力を行う能力Rfor Ga[ワード/T]が、Ga≦Rfor Gaという条件を満たすようにスケジュールされることである。
同様に、ゲートパルスGb、・・・、Gnおよびモニタデータについて、FIFO/RAMアクセス制御回路90の適切なスケジュールとは、単位時間T当たりにFIFO/RAMアクセス制御回路90が書込みアドレス用FIFO71b、・・・、71n、61および書込みデータ用FIFO72b、・・・、72n、62からアクセス要求をそれぞれ取得し、モニタ用RAM95の入出力を行う能力Rfor Gb、・・・、Rfor Gn、Rfor M[ワード/T]が、Gb≦Rfor Gb、・・・、Gn≦Rfor Gn、M≦Rfor Mという条件をそれぞれ満たすようにスケジュールされることである。
ゲートパルスGPaに対応したゲートパルスデータにおける格納要求Gaの発生と、FIFO/RAMアクセス制御回路90が実行するモニタ用RAM95への格納処理には時間差があるが、モニタ用RAM95への格納処理が終わる前にゲートパルスデータの新た菜格納要求Gaが発生したとしても、書込みデータ用FIFO72aによるデータの先入れ先出し処理によってモニタ用RAM95への格納処理の実行順序を維持することができ、オフセットアドレスのインクリメントの順序も維持することができる。これは、ゲートパルスGb、・・・、Gnおよびモニタデータについても同様である。
また、ゲートパルスGPaに対応した書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aのサイズ(深さ)は、単位時間T当たりのゲートパルスGPaに対応したゲートパルスデータの格納要求Gaと余裕分を考慮して設定することができ、書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aのサイズ(深さ)が適切であれば、書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aのオーバーフローを起すことなく、モニタ用RAM95への格納処理を終了させることができる。これは、ゲートパルスGb、・・・、Gnおよびモニタデータについても同様である。
以下、図4の故障監視装置11の動作について説明する。なお、以下の説明では、モニタデータは、CPU21から200μmの周期で100ワード連続書込みされ、ゲートパルスGPa〜GPdは4組に組み分けされるとともに、1μmの周期でサンプリングされる場合を例にとる。なお、CPU21によるモニタデータの100ワード連続書込みとは、ゲートパルスデータの書込み状況を考慮することなく、50ns/1ワードの間隔で100ワード分をバースト状に書込むことを言う。
そして、モニタデータおよびゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込む場合、CPU21は、モニタ用RAM95のどのページを使用するかを指定するページデータをレジスタ50に送る。そして、レジスタ50は、ページデータをCPU21から受け取ると、CPU21から出力されたCPU−WR信号211に従ってそのページデータを取り込み、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60およびゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nに送る。
また、CPU21は、モニタ用RAM95へのデータの書込みの実行または停止を指定するMNTOPEとして、モニタ用RAM95へのデータの書込みの実行を指定するrunデータをレジスタ40に送る。そして、レジスタ40は、runデータをCPU21から受け取ると、CPU21から出力されたCPU−WR信号211に従ってそのrunデータを取り込み、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60およびゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nに送るとともに、遅延手段41を介してそのrunデータをMNTOPEdly411としてFIFO/RAMアクセス制御回路90に送る。
また、各種モニタ信号112がCPU21に入力されると、数100μsオーダーのサンプリング周期でサンプリングされ、そのサンプリングされたモニタデータがデータバス213を介してモニタデータFIFO書込みデータ発生回路60に出力される。そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、runデータがレジスタ40にセットされ送られる状態では、CPU21から出力されたCPU−WR信号211に従って、CPU21から送られたモニタデータをラッチする。
そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516のトップオフセットアドレスMOFと領域601のレコードポインタMRPとから、そのモニタデータについての書込み先アドレス633を算出し、その書込み先アドレス633を書込みアドレス用FIFO61に入力するとともに、そのモニタデータを書込みデータ634として書込みデータ用FIFO62に同時に入力する。
図6は、図4のモニタデータFIFO書込みデータ発生回路60の動作を示すフローチャートである。
図6において、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、runデータがレジスタ40にセットされ送られる状態では(ステップS601)、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60を対象とするCPU−WR信号211がアクティブかどうかを判断する(ステップS602)。そして、CPU−WR信号211がアクティブの場合、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、CPU21から送られたモニタデータをラッチする(ステップS603)。
次に、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、レジスタ50から送られたページデータからページトップアドレスPTを決定し、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516のトップオフセットアドレスMOFと領域601のレコードポインタMRPとから、そのモニタデータについての書込み先アドレス633=PT+MOF+MRPを算出する。そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、FIFO−WR信号632をアクティブにして、その書込み先アドレス633=PT+MOF+MRPを書込みアドレス用FIFO61に入力するとともに、そのモニタデータを書込みデータ634として書込みデータ用FIFO62に同時に入力する(ステップS604)。
次に、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、レコードポインタMRPをインクリメントする(ステップS605)。なお、レコードポインタMRPのインクリメントは、ステップS604の処理前に行うようにしてもよい。ここで、ステップS604の処理後にインクリメントされる場合は、後述するステップS610の処理でレコードポインタ格納位置に保存された値は最古のモニタデータを指し示すが、ステップS604の処理前にインクリメントされる場合は、レコードポインタ格納位置に保存された値は最新のモニタデータを指し示すことができる。
次に、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタ用RAM95のモニタデータ用領域9516をリングバッファとして使用するために、レコードポインタMRPの値がレコードポインタオフセットアドレスMRPOF以上である場合(ステップS606)、レコードポインタMRPの値をトップオフセットアドレスMOFにする(ステップS607)。
次に、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタデータの100ワード分の処理を終わったかどうかを判断し、モニタデータの100ワード分の処理を終わっていない場合、ステップS602に戻って以上の処理を繰り返す(ステップS608)。
そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、レジスタ40からstopデータが送られると(ステップS609)、モニタデータのラッチを停止する。そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、モニタデータのラッチの停止時に、レコードポインタMRPの値をモニタ用RAM95のレコードポインタ格納位置に保存するために、FIFO−WR信号632をアクティブにして、書込み先アドレス633=PT+MOF+MRPOFを書込みアドレス用FIFO61に入力するとともに、レコードポインタMRPの値を書込みデータ634として書込みデータ用FIFO62に同時に入力する(ステップS610)。
なお、蓄積処理中のモニタデータの格納要求の量はM=100[ワード/200μs]となる。
また、図4において、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、runデータがレジスタ40にセットされ送られる状態では、1μsオーダーのサンプリング周期でゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnをそれぞれサンプリングする。
そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nのトップオフセットアドレスGOF、GOF、・・・、GOFと領域701a、701b、・・・、701nのレコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPとから、ゲートパルスデータについての書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nをそれぞれ算出し、その書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nを書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nにそれぞれ入力するとともに、ラッチしたゲートパルスデータを書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ同時に入力する。
図7は、図4のゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a〜70の動作を示すフローチャートである。
図7において、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、runデータがレジスタ40にセットされ送られる状態では(ステップS701)、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnを1μsのタイミングでそれぞれ16点分だけサンプリングする(ステップS702、S703)。
次に、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、レジスタ50から送られたページデータからページトップアドレスPTを決定し、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nのトップオフセットアドレスGOF、GOF、・・・、GOFと領域701a、701b、・・・、701nのレコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPとから、そのゲートパルスデータについての書込み先アドレス633=PT+GOF+GRP、PT+GOF+GRP、・・・、PT+GOF+GRPをそれぞれ算出する。そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、FIFO−WR信号732a、732b、・・・、732nをそれぞれアクティブにして、その書込み先アドレス733a、733b、・・・、733n=PT+GOF+GRP、PT+GOF+GRP、・・・、PT+GOF+GRPを書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nにそれぞれ入力するとともに、そのゲートパルスデータを書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ同時に入力する(ステップS704)。
次に、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPをそれぞれインクリメントする(ステップS705)。なお、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPのインクリメントは、ステップS704の処理前に行うようにしてもよい。ここで、ステップS704の処理後にインクリメントされる場合は、後述するステップS709の処理でレコードポインタ格納位置に保存された値は最古のモニタデータを指し示すが、ステップS704の処理前にインクリメントされる場合は、レコードポインタ格納位置に保存された値は最新のモニタデータを指し示すことができる。
次に、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、モニタ用RAM95のゲートパルスデータ用領域9517a、9517b、・・・、1917nをそれぞれリングバッファとして使用するために、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPの値がそれぞれレコードポインタオフセットアドレスGRPOF、GRPOF、・・・、GRPOF以上である場合(ステップS706)、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPの値をそれぞれトップオフセットアドレスGOF、GOF、・・・、GOFにする(ステップS707)。
そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、レジスタ40からstopデータが送られると(ステップS708)、ゲートパルスデータのラッチを停止する。そして、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、ゲートパルスデータのラッチの停止時に、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPの値をモニタ用RAM95のレコードポインタ格納位置にそれぞれ保存するために、FIFO−WR信号732a、732b、・・・、732nをそれぞれアクティブにして、書込み先アドレス733a、733b、・・・、733n=PT+GOF+GRPOF、PT+GOF+GRPOF、・・・、PT+GOF+GRPOFを書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nにそれぞれ入力するとともに、レコードポインタGRP、GRP、・・・、GRPの値を書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nにそれぞれ同時に入力する(ステップS709)。
なお、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnに対応した蓄積処理中のゲートパルスデータの格納要求の量はそれぞれGn=200[ワード/200μs]となる。
そして、図4において、書込みアドレス用FIFO61は、FIFO−WR信号632がアクティブになると、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60から入力された書込み先アドレス633を先入れ先出しで記憶する。また、書込みデータ用FIFO62は、FIFO−WR信号632がアクティブになると、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60から入力されたモニタデータを書込みデータ634として先入れ先出しで記憶する。
また、書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nは、FIFO−WR信号732a、732b、・・・、732nをそれぞれアクティブになると、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nからそれぞれ入力された書込み先アドレス733a、733b、・・・、733nを先入れ先出しでそれぞれ記憶する。また、書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nは、FIFO−WR信号732a、732b、・・・、732nをそれぞれアクティブになると、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nからそれぞれ入力されたゲートパルスデータを書込みデータ734a、734b、・・・、734nとして先入れ先出しで記憶する。
また、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、レジスタ40に格納されたrunデータをMNTOPEdly411として受け取ると、カウンタ910にて規定される周期に従って、FIFO−RD信号642、742a、742b、・・・、742nを順次アクティブにすることにより、アクセス対象となる書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nを切り替えながら、書込みアドレス用FIFO61から書込み先アドレス643を読出すとともに、書込みデータ用FIFO62からモニタデータを書込みデータ644として読出したり、書込みアドレス用FIFO71a、71b、・・・、71nから書込み先アドレス743a、743b、・・・、743nをそれぞれ読出すとともに、書込みデータ用FIFO72a、72b、・・・、72nからゲートパルスデータを書込みデータ744a、744b、・・・、744nとしてそれぞれ読出したりすることができる。
そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nから書込み先アドレス643、743a、743b、・・・、743nをそれぞれ読出すとともに、書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nから書込みデータ644、744a、744b、・・・、744nをそれぞれ読出すと、RAM−WR信号912をアクティブにし、書込み先アドレス643、743a、743b、・・・、743nをRAMアドレス913としてモニタ用RAM95に出力するとともに、書込みデータ644、744a、744b、・・・、744nをRAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力する。
そして、モニタ用RAM95は、RAMアドレス913として書込み先アドレス643、743a、743b、・・・、743nを受け取るとともに、RAMデータ914として書込みデータ644、744a、744b、・・・、744nを受け取ると、書込み先アドレス643、743a、743b、・・・、743nにて指定される領域に書込みデータ644、744a、744b、・・・、744nをそれぞれ記憶することができる。
図8は、図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90によるモニタ用RAM95への書込み動作時のスケジューリング方法を示す図である。
図8において、カウンタ910は、例えば、200nsごとにステップ=0〜4に周期的に変化することができる。そして、カウンタ910のステップ=0の場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、アクセス対象を書込みアドレス用FIFO61および書込みデータ用FIFO62に切り替え、書込みアドレス用FIFO61から出力される書込み先アドレス643および書込みデータ用FIFO62から出力される書込みデータ644をそれぞれRAMアドレス913およびAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力することができる。
また、カウンタ910のステップ=1の場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、アクセス対象を書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aに切り替え、書込みアドレス用FIFO71aから出力される書込み先アドレス743aおよび書込みデータ用FIFO72aから出力される書込みデータ744aをそれぞれRAMアドレス913およびAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力することができる。
また、カウンタ910のステップ=2の場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、アクセス対象を書込みアドレス用FIFO71bおよび書込みデータ用FIFO72bに切り替え、書込みアドレス用FIFO71bから出力される書込み先アドレス743bおよび書込みデータ用FIFO72bから出力される書込みデータ744bをそれぞれRAMアドレス913およびAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力することができる。
一方、故障検知信号111がCPU21に入力されると、CPU21は、モニタ用RAM95へのデータの書込みの実行または停止を指定するMNTOPEとして、モニタ用RAM95へのデータの書込みの停止を指定するstopデータをレジスタ40に送る。そして、レジスタ40は、stopデータをCPU21から受け取ると、CPU21から出力されたCPU−WR信号211に従ってそのstopデータを取り込み、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60およびゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nに送るとともに、遅延手段41を介してそのstopデータをMNTOPEdly411としてFIFO/RAMアクセス制御回路90に送る。
そして、モニタデータFIFO書込みデータ発生回路60は、レジスタ40からstopデータが送られると、CPU21から送られたモニタデータのラッチを停止する。また、ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a、70b、・・・、70nは、レジスタ40からstopデータが送られると、ゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnのサンプリング処理を停止する。
また、CPU21は、CPU−WR信号211をアクティブにして、読出しアドレス用FIFO81にモニタ用RAM95の読出し先アドレス843を出力する。そして、読出しアドレス用FIFO81は、CPU−WR信号211がアクティブの状態で、読出し先アドレス843をCPU21から受け取ると、その読出し先アドレス843を記憶する。
また、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、レジスタ40に格納されたstopデータをMNTOPEdly411として受け取ると、読出しアドレス用FIFO81から読出し先アドレス843を読出す。そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、RAM−RD信号911をアクティブにして、読出し先アドレス843をRAMアドレス913としてモニタ用RAM95に出力する。
そして、モニタ用RAM95は、RAMアドレス913として読出し先アドレス843を受け取ると、読出し先アドレス843にて指定された領域からRAMデータ914を読出して、FIFO/RAMアクセス制御回路90に出力する。
そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、モニタ用RAM95からRAMデータ914を受け取ると、そのRAMデータ914を読出しデータ846として読出しデータ用FIFO82に出力する。そして、読出しデータ用FIFO82は読出しデータ846をFIFO/RAMアクセス制御回路90から受け取ると、その読出しデータ846を記憶し、CPU−RD信号212がCPU21から出力されると、データバス213を介し読出しデータ846をCPU21に出力する。
図9は、図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90の動作を示すフローチャートである。
図9において、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、遅延手段41を介して送られたMNTOPEdly411がrunであるかstopであるかを判断し(ステップS901)、MNTOPEdly411がrunである場合、図8のスケジュールに従って、モニタデータおよびゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込む。
すなわち、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、図8のステップ=0において、モニタデータをモニタ用RAM95に書込み、図8のステップ=1において、ゲートパルスGaについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込み、図8のステップ=2において、ゲートパルスGbについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込み、図8のステップ=3において、ゲートパルスGcについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込み、図8のステップ=4において、ゲートパルスGdについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込み、MNTOPEdly411がstopになるまで以上の動作を繰り返すことができる。
ここで、モニタデータをモニタ用RAM95に書込む場合、書込みアドレス用FIFO61および書込みデータ用FIFO62のFIFOFG信号641が「有」か「空」かを判断する(ステップS961)。そして、FIFOFG信号641が「有」の場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、FIFO−RD信号642をアクティブにし、書込みアドレス用FIFO61から出力される書込み先アドレス643および書込みデータ用FIFO62から出力される書込みデータ644をそれぞれ読込む(ステップS962)。そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、書込み先アドレス643および書込みデータ644をそれぞれRAMアドレス913およびRAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力し、モニタ用RAM95の書込み先アドレス643で指定される領域に書込みデータ644を書込む(ステップS963)。
また、ゲートパルスGaについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込む場合、書込みアドレス用FIFO71aおよび書込みデータ用FIFO72aのFIFOFG信号741aが「有」か「空」かを判断する(ステップS971)。そして、FIFOFG信号741aが「有」の場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、FIFO−RD信号742aをアクティブにし、書込みアドレス用FIFO71aから出力される書込み先アドレス743aおよび書込みデータ用FIFO72aから出力される書込みデータ744aをそれぞれ読込む(ステップS972)。そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、書込み先アドレス743aおよび書込みデータ744aをそれぞれRAMアドレス913およびRAMデータ914としてモニタ用RAM95に出力し、モニタ用RAM95の書込み先アドレス743aで指定される領域に書込みデータ744aを書込む(ステップS973)。
ゲートパルスGb、Gc、Gdについてのゲートパルスデータをモニタ用RAM95に書込む場合も同様である。
一方、MNTOPEdly411がstopである場合、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、図8のスケジュールに従って、モニタデータおよびゲートパルスデータをモニタ用RAM95から読出し、MNTOPEdly411がrunになるまで以上の動作を繰り返すことができる。
例えば、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、図8のステップ=0において、書込みアドレス用FIFO81のFIFOFG信号841が「有」か「空」かを判断する(ステップS981)。そして、FIFOFG信号841が「有」の場合、FIFO−RD信号842をアクティブにして、読出しアドレス用FIFO81から読出し先アドレス843を読出す(ステップS982)。
そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、RAM−RD信号911をアクティブにして、読出し先アドレス843をモニタ用RAM95に出力し、モニタ用RAM95から読出しデータ846を読出す(ステップS983)。そして、FIFO/RAMアクセス制御回路90は、モニタ用RAM95から読出しデータ846を読出すと、FIFO−WR信号845をアクティブにして、その読出しデータ846を読出しデータ用FIFO82に書込む(ステップS984)。
図8のステップ=1〜4においても同様である。
なお、上述した実施形態では、図8のステップ=0〜4は200nsごとに変化する方法について説明したが、FIFOFG信号841が「有」の場合と「空」の場合とでステップ=0〜4が変化する周期を異ならせてもよく、例えば、FIFOFG信号841が「有」の場合にはステップ=0〜4が200nsごとに変化し、FIFOFG信号841が「空」の場合にはステップ=0〜4が100nsごとに変化してもよい。
また、遅延手段41による遅延量は、モニタ用RAM95への格納要求の発生と格納要求の処理には時間差があることから、書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nに溜まっている格納要求がすべて処理されてから、MNTOPEがrunからstopに変化するように設定することができる。
図10は、図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90へのアクセス要求とモニタ用RAM95への書込み能力との関係を説明する図である。
図10において、FIFO/RAMアクセス制御回路90が書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nからアクセス要求を取得し、モニタ用RAM95の入出力を行う能力R、Rfor Ga、Rfor Gb、・・・、Rfor Gn、Rfor M[ワードW/単位時間T]と、単位時間T当たりのゲートパルスGPa、GPb、・・・、GPnにそれぞれ対応したゲートパルスデータの格納要求Ga、Gb、・・・、Gn[ワードW/単位時間T]およびモニタデータの格納要求M[ワードW/単位時間T]との関係は、以下の条件を満たす。
Ga+Gb+・・・+Gn+M≦R
Ga≦Rfor Ga
Gb≦Rfor Gb
Gc≦Rfor Gc
Gd≦Rfor Gd
M≦Rfor M
なお、書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nのサイズ(深さ)は、ハードウェア設計において2のべき乗とすると都合がよい場合が多い。このため、図10の単位時間200μsと1μsとを考慮し、例えば、ゲートパルスデータでは4ワード、モニタデータでは128ワードあれば、書込みアドレス用FIFO61、71a、71b、・・・、71nおよび書込みデータ用FIFO62、72a、72b、・・・、72nのオーバーフローを起こすことなく、モニタ用RAM95への格納処理を行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る故障監視装置が適用される電力変換装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。 図4のモニタ用RAM95の内部構成を示すブロック図である。 図4のモニタデータFIFO書込みデータ発生回路60の動作を示すフローチャートである。 図4のゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路70a〜70の動作を示すフローチャートである。 図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90によるモニタ用RAM95への書込み動作時のスケジューリング方法を示す図である。 図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90の動作を示すフローチャートである。 図4のFIFO/RAMアクセス制御回路90へのアクセス要求とモニタ用RAM95への書込み能力との関係を説明する図である。 従来の電力変換装置の故障監視装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1a モニタデータ書込み手段
1b、5a、5b、5n ゲートパルスデータ書込み手段
2a、2b、5b、6a、6b、6n バッファ手段
3、7 アクセス制御手段
4、8 モニタ用メモリ
11 故障監視装置
12a〜12n、13a〜13n ゲートパルス生成部
14a〜14n、15a〜15n ゲートドライブユニット
16a〜16n、17a〜17n スイッチング素子
18 多相モータ
21 CPU
30 モニタ用LSI
40、50 レジスタ
41 遅延手段
60 モニタデータFIFO書込みデータ発生回路
70a、70b、・・・、70n ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路
61、71a〜71n 書込みアドレス用FIFO
62、72a〜72n 書込みデータ用FIFO
81 読出しアドレス用FIFO
82 読出しデータ用FIFO
90 FIFO/RAMアクセス制御回路
95 モニタ用RAM
910 カウンタ

Claims (15)

  1. ゲートパルスデータおよびモニタデータを格納するモニタ用メモリと、
    前記モニタ用メモリに格納されるゲートパルスデータおよびモニタデータをそれぞれ独立かつ並列に先入れ先出しで記憶可能な複数の書込み用バッファ手段と、
    前記ゲートパルスデータおよびモニタデータを前記複数の書込み用バッファ手段にそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なデータ書込み手段と、
    前記複数の書込み用バッファ手段からそれぞれ出力されるゲートパルスデータまたはモニタデータを周期的に切り替えて読込みながら、前記モニタ用メモリに書込むアクセス制御手段と、
    前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータおよびモニタデータを先入れ先出しで記憶可能な読出し用バッファ手段とを備えることを特徴とする電力変換装置の故障監視装置。
  2. 前記モニタ用メモリは、ゲートパルスデータ用領域およびモニタデータ用領域に区分された上で、前記ゲートパルスデータ用領域および前記モニタデータ用領域はリングバッファとして使用され、前記ゲートパルスデータ用領域および前記モニタデータ用領域内のどのオフセットアドレスが最新または最古のデータであるかを指し示すレコードポインタを格納する位置がそれぞれ定められていることを特徴とする請求項1記載の電力変換装置の故障監視装置。
  3. 前記書込み用バッファ手段は、
    前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを入力する第1書込みアドレス用FIFO(First IN First Out バッファ)と、
    前記ゲートパルスデータを入力する第1書込みデータ用FIFOと、
    前記モニタデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを入力する第2書込みアドレス用FIFOと、
    前記モニタデータを入力する第2書込みデータ用FIFOとを備えることを特徴とする請求項2記載の電力変換装置の故障監視装置。
  4. 前記データ書込み手段は、前記モニタデータを前記第2書込みデータ用FIFOに書込むとともに、前記書込み先アドレスを前記第2書込みアドレス用FIFOに書込むモニタデータFIFO書込みデータ発生回路を備え、
    前記モニタデータFIFO書込みデータ発生回路にはレコードポインタが設けられ、
    前記モニタデータFIFO書込みデータ発生回路は、前記モニタデータが書込まれると、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域のトップオフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記モニタデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを算出し、
    前記算出した書込み先アドレスを前記第2書込みアドレス用FIFOに入力するとともに、前記書込まれたモニタデータを第2書込みデータ用FIFOに入力し、
    前記モニタデータの書込みごとに、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタを変更し、
    前記モニタデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのモニタデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記第2書込みアドレス用FIFOおよび前記第2書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする請求項3記載の電力変換装置の故障監視装置。
  5. 前記データ書込み手段は、前記ゲートパルスデータを前記第1書込みデータ用FIFOに書込むとともに、前記書込み先アドレスを前記第1書込みアドレス用FIFOに書込むゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路を備え、
    前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路にはレコードポインタが設けられ、
    前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路は、前記ゲートパルスデータを定周期でラッチし、前記ゲートパルスデータのサンプリングごとに前記モニタ用メモリへの格納が必要かを判定し、
    前記モニタ用メモリに前記ゲートパルスデータを格納する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のトップオフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスを算出し、
    前記算出した書込み先アドレスを前記第1書込みアドレス用FIFOに入力するとともに、前記ラッチしたゲートパルスデータを第1書込みデータ用FIFOに入力し、
    前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタを変更し、
    前記ゲートパルスデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記第1書込みアドレス用FIFOおよび前記第1書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする請求項3記載の電力変換装置の故障監視装置。
  6. 前記読出し用バッファ手段は、
    前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを入力する読出しアドレス用FIFOと、
    前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータおよびモニタデータを記憶する読出しデータ用FIFOとを備え、
    マイクロプロセッサは、
    前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを前記読出しアドレス用FIFOに入力し、
    前記モニタ用メモリに格納されたゲートパルスデータおよびモニタデータを前記読出しデータ用FIFOを介して読出すことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の電力変換装置の故障監視装置。
  7. 前記アクセス制御手段は、
    前記第1書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記第1書込みデータ用FIFOからゲートパルスデータを取得することで、前記ゲートパルスデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、
    前記第2書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記第2書込みデータ用FIFOからモニタデータを取得することで、前記モニタデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、
    前記読出しアドレス用FIFOから読出し先アドレスを取得し、前記モニタ用メモリから読出したゲートパルスデータおよびモニタデータを前記読出しデータ用FIFOに格納することを特徴とする請求項6記載の電力変換装置の故障監視装置。
  8. 前記アクセス制御手段は、
    予め決められた規則に従って値が変化するカウンタを備え、
    前記カウンタの値に基づいて、前記ゲートパルスデータおよびモニタデータの書込みおよび読出しの対象となるFIFOを切り替えることを特徴とする請求項7記載の電力変換装置の故障監視装置。
  9. ゲートパルスデータを格納するモニタ用メモリと、
    前記モニタ用メモリに格納されるゲートパルスデータを複数の組に分けてそれぞれ独立かつ並列に先入れ先出しで記憶可能な複数の書込み用バッファ手段と、
    前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを前記複数の書込み用バッファ手段にそれぞれ独立かつ並列に書込み可能なデータ書込み手段と、
    前記複数の書込み用バッファ手段からそれぞれ出力されるゲートパルスデータを周期的に切り替えて読込みながら、前記モニタ用メモリに書込むアクセス制御手段と、
    前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータを先入れ先出しで記憶可能な読出し用バッファ手段とを備えることを特徴とする電力変換装置の故障監視装置。
  10. 前記モニタ用メモリは、複数の組に分けられたゲートパルスデータに対応して複数のゲートパルスデータ用領域に区分された上で、前記ゲートパルスデータ用領域はリングバッファとして使用され、前記ゲートパルスデータ用領域内のどのオフセットアドレスが最新または最古のデータであるかを指し示すレコードポインタを格納する位置がそれぞれ定められていることを特徴とする請求項9記載の電力変換装置の故障監視装置。
  11. 前記書込み用バッファ手段は、
    前記複数の組に分けられたゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスをそれぞれ入力する複数の書込みアドレス用FIFOと、
    前記複数の組に分けられたゲートパルスデータをそれぞれ入力する複数の書込みデータ用FIFOとを備えることを特徴とする請求項10記載の電力変換装置の故障監視装置。
  12. 前記データ書込み手段は、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを前記複数の書込みデータ用FIFOにそれぞれ書込むとともに、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータについての書込み先アドレスを前記複数の書込みアドレス用FIFOにそれぞれ書込む複数のゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路を備え、
    前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路にはそれぞれレコードポインタが設けられ、
    前記ゲートパルスFIFO書込みデータ発生回路は、前記複数の組に分けられたゲートパルスデータを定周期でそれぞれラッチし、前記ゲートパルスデータのサンプリングごとに前記モニタ用メモリへの格納が必要かをそれぞれ判定し、
    前記モニタ用メモリに前記ゲートパルスデータを格納する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のトップオフセットアドレスと前記レコードポインタとから、前記ゲートパルスデータについてのモニタ用メモリの書込み先アドレスをそれぞれ算出し、
    前記算出した書込み先アドレスを前記書込みアドレス用FIFOにそれぞれ入力するとともに、前記ラッチしたゲートパルスデータを書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力し、
    前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域がリングバッファとして使用されるように前記レコードポインタをそれぞれ変更し、
    前記ゲートパルスデータの前記モニタ用メモリへの書込みを停止する場合、前記モニタ用メモリのゲートパルスデータ用領域のレコードポインタを格納する位置とレコードポインタの値を前記書込みアドレス用FIFOおよび前記書込みデータ用FIFOにそれぞれ入力することを特徴とする請求項11記載の電力変換装置の故障監視装置。
  13. 前記読出し用バッファ手段は、
    前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを入力する読出しアドレス用FIFOと、
    前記モニタ用メモリから読出されたゲートパルスデータを記憶する読出しデータ用FIFOとを備え、
    マイクロプロセッサは、
    前記モニタ用メモリの読出し先アドレスを前記読出しアドレス用FIFOに入力し、
    前記モニタ用メモリに格納されたゲートパルスデータを前記読出しデータ用FIFOを介して読出すことを特徴とする請求項11または12記載の電力変換装置の故障監視装置。
  14. 前記アクセス制御手段は、
    前記書込みアドレス用FIFOから書込み先アドレスを取得するとともに、前記書込みデータ用FIFOからゲートパルスデータを取得することで、前記ゲートパルスデータを前記モニタ用メモリに書込みを行い、
    前記読出しアドレス用FIFOから読出し先アドレスを取得し、前記モニタ用メモリから読出したゲートパルスデータを前記読出しデータ用FIFOに格納することを特徴とする請求項13記載の電力変換装置の故障監視装置。
  15. 前記アクセス制御手段は、
    予め決められた規則に従って値が変化するカウンタを備え、
    前記カウンタの値に基づいて、前記ゲートパルスデータの書込みおよび読出しの対象となるFIFOを切り替えることを特徴とする請求項14記載の電力変換装置の故障監視装置。
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