JP2008171985A - 残留光除去用ファイバ、これを用いた残留光除去構造及び光増幅器並びにファイバレーザ - Google Patents
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Abstract
【課題】ダブルクラッドファイバを用いた光増幅システムにおいて、低コストで確実に残留光を除去可能な残留光除去用ファイバの提供。
【解決手段】増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に一端を接続し、増幅媒質の励起に使用されずにダブルクラッドを伝播してきた励起光の一部の残留光を除去する残留光除去用ファイバであって、コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、前記ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質が添加されていることを特徴とする残留光除去用ファイバ。
【選択図】図2
【解決手段】増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に一端を接続し、増幅媒質の励起に使用されずにダブルクラッドを伝播してきた励起光の一部の残留光を除去する残留光除去用ファイバであって、コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、前記ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質が添加されていることを特徴とする残留光除去用ファイバ。
【選択図】図2
Description
この発明は、光増幅用のダブルクラッドファイバの出力端に接続し、このダブルクラッドファイバの励起に使用されずに伝播してきた励起光の一部の残留光を除去する機能を有する残留光除去用ファイバ、これを用いた残留光除去構造及び光増幅器並びにファイバレーザに関する。
コアに希土類元素を添加し、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行う光増幅用のダブルクラッドファイバは、光増幅器やファイバレーザの光増幅媒体として用いられる。近年、光増幅器やファイバレーザにおける増幅光の高出力化が強く要望され、そのための研究が進められている。ダブルクラッドファイバを光増幅媒体とし、その第1クラッドに励起光を入射する場合、励起光の一部は、増幅媒体の励起に使用されずに第1クラッドを伝播し、残留光となって出射端面に伝搬される。残留光は接続されたファイバとの接続点でコアに伝播されないため、接続点で放射されることになる。接続点で放射された光は、光ファイバ被覆樹脂に吸収され、熱劣化、光劣化を起こす。熱が適切に放熱されない場合は、被覆が燃えてしまうということが起こってしまう。
従来、ダブルクラッドファイバから出射される励起光の対策に関し、例えば、特許文献1に開示された技術が提案されている。
特許文献1には、増幅媒質がドープされたコア、該増幅媒質を励起する励起光が伝播する第1クラッド、及び第2クラッドを有するダブルクラッドファイバと、コア、及び該コアを囲みかつ多数の細孔を含むエアクラッド層を有するフォトニック結晶ファイバと、を備え、上記ダブルクラッドファイバの出射端面に、フォトニック結晶ファイバの入射端面が光学的に接続されて、上記ダブルクラッドファイバの第1クラッドから出射された励起光が、上記フォトニック結晶ファイバのエアクラッド層に入射されるように構成されていることを特徴とする光学装置が開示されている。
特開2004−272026号公報
特許文献1には、増幅媒質がドープされたコア、該増幅媒質を励起する励起光が伝播する第1クラッド、及び第2クラッドを有するダブルクラッドファイバと、コア、及び該コアを囲みかつ多数の細孔を含むエアクラッド層を有するフォトニック結晶ファイバと、を備え、上記ダブルクラッドファイバの出射端面に、フォトニック結晶ファイバの入射端面が光学的に接続されて、上記ダブルクラッドファイバの第1クラッドから出射された励起光が、上記フォトニック結晶ファイバのエアクラッド層に入射されるように構成されていることを特徴とする光学装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術には、次のような問題があった。
特許文献1では、フォトニック結晶ファイバを用いているが、フォトニック結晶ファイバは製造が難しく、コストが高く、部品として使用するとコスト高になる問題がある。
また、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバとを接続した構造になっているが、空孔を持つフォトニック結晶ファイバとダブルクラッドファイバとの接続が難しく、接続方法が複雑であり、コスト高になる問題がある。
さらに、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバとを接続した場合、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバの接続部でフレネル反射がおこり(ダブルクラッドファイバの第1クラッド層(ガラス層)とフォトニック結晶ファイバの空孔層(空気)による反射)、反射光(戻り光)が励起光源(レーザダイオード、以下、LDと記す。)へと戻り、LDが壊れる可能性がある。
特許文献1では、フォトニック結晶ファイバを用いているが、フォトニック結晶ファイバは製造が難しく、コストが高く、部品として使用するとコスト高になる問題がある。
また、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバとを接続した構造になっているが、空孔を持つフォトニック結晶ファイバとダブルクラッドファイバとの接続が難しく、接続方法が複雑であり、コスト高になる問題がある。
さらに、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバとを接続した場合、ダブルクラッドファイバとフォトニック結晶ファイバの接続部でフレネル反射がおこり(ダブルクラッドファイバの第1クラッド層(ガラス層)とフォトニック結晶ファイバの空孔層(空気)による反射)、反射光(戻り光)が励起光源(レーザダイオード、以下、LDと記す。)へと戻り、LDが壊れる可能性がある。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、希土類元素などの増幅媒質をコアに添加したダブルクラッドファイバを用いた光増幅システムにおいて、低コストで確実に残留光を除去可能な残留光除去用ファイバ、これを用いた残留光除去構造及び光増幅器並びにファイバレーザの提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に一端を接続し、増幅媒質の励起に使用されずにダブルクラッドを伝播してきた励起光の一部の残留光を除去する残留光除去用ファイバであって、
コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、前記ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質が添加されていることを特徴とする残留光除去用ファイバを提供する。
コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、前記ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質が添加されていることを特徴とする残留光除去用ファイバを提供する。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、残留光の波長が900nm〜1100nmの範囲であることが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、この残留光除去用ファイバがダブルクラッド構造を有し、前記吸収媒質が、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能なクラッド領域に設けられたことが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、クラッドに添加されている吸収媒質による吸収量は、励起光の波長において10〜30dB/mの範囲であることが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、コアのモードフィールド径の外側のクラッド領域にのみ吸収媒質が添加されていることが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、クラッドに添加された吸収媒質は、クラッドの外側の領域になるほど添加量が多く、吸収量が大きくなっていることが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、シングルモードコア径は、接続するダブルクラッドファイバのコアのモードフィールド径と同じかそれ以上であることが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、接続するダブルクラッドファイバの第1クラッド径よりも大きい第1クラッド径を有することが好ましい。
本発明の残留光除去用ファイバにおいて、クラッドに添加されている吸収媒質がコバルトであることが好ましい。
また本発明は、コアに増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に、本発明に係る前記残留光除去用ファイバの一端を接続したことを特徴とする残留光除去構造を提供する。
本発明の残留光除去構造において、残留光除去用ファイバを放熱構造体と接続して残留光除去時に発生する熱を該ファイバから放熱させることが好ましい。
また本発明は、前述した本発明に係る残留光除去構造を有する光増幅器を提供する。
また本発明は、前述した本発明に係る残留光除去構造を有するファイバレーザを提供する。
本発明の残留光除去用ファイバは、クラッドに、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質を添加したものなので、光増幅用のダブルクラッドファイバの出力端に該残留光除去用ファイバを接続した際に、ダブルクラッドファイバのコアを通して伝搬する増幅光は、該残留光除去用ファイバのコアを伝播して低損失で出力される一方、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播した残留光は、該残留光除去用ファイバのクラッドに入射され、ここに添加した吸収媒質に吸収されることで除去される。従って、本発明の残留光除去用ファイバを用いることにより、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播した残留光を確実に除去することができ、この残留光による出力側ファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を防止できる。
また、コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質を添加したものなので、低コストで提供できる。
本発明の残留光除去用ファイバは、エアクラッド層がないため、ダブルクラッドファイバとの接続点でフレネル反射が発生せず、戻り光によってLDにダメージを受け難くなり、LDの長寿命化が可能となる。
また、本発明の残留光除去用ファイバは、フォトニック結晶ファイバではないため、光増幅用のダブルクラッドファイバとの接続が容易である。
また、コアのモードフィールド径より大きい領域のクラッドにのみ吸収媒質を添加することで、コアを伝播してくる光は減衰せずに、クラッドを伝播してくる残留光のみ除去することができる。
また、コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質を添加したものなので、低コストで提供できる。
本発明の残留光除去用ファイバは、エアクラッド層がないため、ダブルクラッドファイバとの接続点でフレネル反射が発生せず、戻り光によってLDにダメージを受け難くなり、LDの長寿命化が可能となる。
また、本発明の残留光除去用ファイバは、フォトニック結晶ファイバではないため、光増幅用のダブルクラッドファイバとの接続が容易である。
また、コアのモードフィールド径より大きい領域のクラッドにのみ吸収媒質を添加することで、コアを伝播してくる光は減衰せずに、クラッドを伝播してくる残留光のみ除去することができる。
本発明の残留光除去構造は、コアに増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に、本発明に係る前記残留光除去用ファイバの一端を接続した構造なので、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播した残留光を確実に除去することができ、この残留光による出力側ファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を、低コストで確実に防止できる。
本発明の光増幅器及びファイバレーザは、前記残留光除去構造を有するものなので、残留光を確実に除去することができ、この残留光による出力側ファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を、低コストで確実に防止でき、安全性、耐久性に優れたものとなる。
本発明の光増幅器及びファイバレーザは、前記残留光除去構造を有するものなので、残留光を確実に除去することができ、この残留光による出力側ファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を、低コストで確実に防止でき、安全性、耐久性に優れたものとなる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、比較例において、光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、通常のシングルモードファイバ2を融着接続した接続構造における残留光の挙動を説明する。図1は、比較例として、光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、通常のシングルモードファイバ2を融着接続した接続構造を例示する概略縦断面図である。
まず、比較例において、光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、通常のシングルモードファイバ2を融着接続した接続構造における残留光の挙動を説明する。図1は、比較例として、光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、通常のシングルモードファイバ2を融着接続した接続構造を例示する概略縦断面図である。
ダブルクラッドファイバ1は、希土類元素、例えば、エルビウム、イッテルビウム、ツリウムなどの1種又は2種以上からなる増幅媒質が添加され、信号光が伝播するコア3と、該コア3を囲んで設けられ、励起光が伝播する第1クラッド4と、該第1クラッド4を囲んで設けられた第2クラッド5とを有している。各部の屈折率は、コア>第1クラッド>第2クラッドの関係になっている。このダブルクラッドファイバ1は、第1クラッド4に入射した励起光によりコア3を伝播する光が増幅され、増幅光はコア3を伝播して出力端から出射される。
このダブルクラッドファイバ1の出力端に接続されたシングルモードファイバ1は、コア6とそれを囲むクラッド7と該クラッド7を囲む被覆8とからなっている。ダブルクラッドファイバ1の出力端とシングルモードファイバ2の一端とは、接続点Cで融着接続されている。
前記の通り、ダブルクラッドファイバ1の図示していない入射端側から、第1クラッドにLDから励起光を入射すると、この励起光によってコア3の増幅媒質が励起され、このコア3に信号光を伝播させると、増幅媒質が信号光を増幅するが、一方、第1クラッド4に入射した励起光の一部は、励起されずに第1クラッド4内を伝播し、残留光9となり、出射端面に伝播される。接続されたシングルモードファイバ2との接続点Cにおいて、コア6に伝播されない残留光9は、接続点Cで放射されることになる。接続点Cで放射された光は、シングルモードファイバ2の合成樹脂製の被覆8で吸収され、その結果、被覆8は熱劣化、光劣化を起こす。さらに、熱が適切に放熱されない場合は、その被覆8が燃えてしまう可能性がある。本発明は、この残留光9による不具合の発生を防止するための残留光除去用ファイバと残留光除去構造を提供する。
図2は、本発明に係る残留光除去用ファイバと残留光除去構造の一実施形態を示す概略縦断面図であり、図3(a)は同じ残留光除去構造に用いたダブルクラッドファイバ1の横断面図、(b)は残留光除去用ファイバ10の横断面図である。
なお、本実施形態では、ダブルクラッド構造の残留光除去用ファイバ10を例示しているが、残留光除去用ファイバ10の構造は本例示に限定されず、シングルクラッド構造等としてもよい。
なお、本実施形態では、ダブルクラッド構造の残留光除去用ファイバ10を例示しているが、残留光除去用ファイバ10の構造は本例示に限定されず、シングルクラッド構造等としてもよい。
図2に示す残留光除去構造は、前述した光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、本発明に係る残留光除去用ファイバ10の一端を、接続点Cにおいて融着接続した構成になっている。
この残留光除去用ファイバ10は、シングルモードのコア11と、該コア11を囲む第1クラッド12と、該第1クラッド12を囲む第2クラッド13とからなるダブルクラッド構造を有し、第1クラッド12に、残留光を吸収可能な吸収媒質が添加された構成になっている。この残留光除去用ファイバ10の各部の屈折率は、コア>第1クラッド>第2クラッドの関係になっている。
本実施形態において、この残留光除去用ファイバ10の第1クラッド12は、コア11に接して吸収媒質を添加していない非ドープ領域14と、その外側の吸収媒質を添加したドープ領域15とからなっている。また、ドープ領域15は、コア11のモードフィールド径よりも外側に設けられている。さらに、このドープ領域15は、第1クラッド12の外側の領域になるほど吸収媒質の添加量が多く、残留光の吸収量が大きくなっている。
第1クラッド12のドープ領域15に添加される吸収媒質としては、残留光を吸収可能な材料であれば良く、特に限定されないが、一般の光増幅器やファイバレーザで使用する励起光の波長(即ち、残留光の波長)が900nm〜1100nmの範囲であり、この波長領域の残留光を効率よく吸収できるものが好ましく、例えば、コバルトなどが挙げられる。第1クラッド12のドープ領域15で吸収される光は、残留光のみで、信号光の波長の光は吸収しないことが望ましい。
このドープ領域15に添加される吸収媒質による吸収量は、励起光の波長において10〜30dB/mの範囲であることが好ましい。本実施形態の残留光除去構造は、ダブルクラッドファイバ1からの残留光9を残留光除去用ファイバ10の第1クラッド12に吸収させて放熱することを目的とした構造なので、吸収量が前記範囲よりも大きいと、局所的に残留光除去用ファイバ10の温度が上昇して放熱に問題が生じる。一方、吸収量が前記範囲未満であると、吸収して放熱するのに長いファイバが必要となり、大きな構造となってしまうため、好ましくない。
本実施形態において、ダブルクラッドファイバ1と残留光除去用ファイバ10との接続点Cにおける接続損失を低減し、且つ戻り光の発生を抑制するために、残留光除去用ファイバ10のコア径は、接続するダブルクラッドファイバ1のコア3のモードフィールド径と同じかそれ以上であることが好ましい。また、残留光除去用ファイバ10は、接続するダブルクラッドファイバ1の第1クラッド径4よりも大きい第1クラッド径12を有することが好ましい。
本実施形態の残留光除去構造は、光増幅用のダブルクラッドファイバ1の出力端に、本発明に係る残留光除去用ファイバ10の一端を、接続点Cにおいて融着接続した構成としたので、ダブルクラッドファイバ1のクラッドを伝播した残留光を確実に除去することができ、この残留光によるファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を、低コストで確実に防止できる。
本実施形態の残留光除去構造において、残留光除去用ファイバ10の少なくとも一部を放熱構造体と接続し、残留光除去時に発生する熱を該ファイバから放熱させることが好ましい。この放熱構造体としては、空冷式或いは液冷(水冷)式の従来周知の各種放熱機器、熱交換器の中から適宜選択して用いることができる。
本実施形態の残留光除去構造は、従来周知の各種光増幅器及びファイバレーザに適用することができる。本実施形態の残留光除去構造を適用した本発明に係る光増幅器及びファイバレーザは、残留光を確実に除去することができ、この残留光による出力側ファイバ被覆の破損・燃焼などの不具合を、低コストで確実に防止でき、安全性、耐久性に優れたものとなる。
[実施例]
ダブルクラッドファイバを2種類用意した。
ダブルクラッドファイバ(A)は、コアにエルビルム、イッテルビウムを添加してあり、モードフィールド径(以下、MFDと記す)7μm、第1クラッド径125μm、第2クラッド径250μm(第2クラッドは低屈折率樹脂)のファイバである。
ダブルクラッドファイバ(B)は、MFD7.5μm、第1クラッド径130μm、第2クラッド径250μmであり、第1クラッドに吸収媒質としてコバルトを添加したファイバである。コバルトはコア中心から7.5μm以上の領域の第1クラッドに添加した。
ダブルクラッドファイバを2種類用意した。
ダブルクラッドファイバ(A)は、コアにエルビルム、イッテルビウムを添加してあり、モードフィールド径(以下、MFDと記す)7μm、第1クラッド径125μm、第2クラッド径250μm(第2クラッドは低屈折率樹脂)のファイバである。
ダブルクラッドファイバ(B)は、MFD7.5μm、第1クラッド径130μm、第2クラッド径250μmであり、第1クラッドに吸収媒質としてコバルトを添加したファイバである。コバルトはコア中心から7.5μm以上の領域の第1クラッドに添加した。
8mのダブルクラッドファイバ(A)の出力端に、2mのダブルクラッドファイバ(B)の一端を融着接続し、このダブルクラッドファイバ(B)の出力端にシングルモードファイバを融着接続した。使用したシングルモードファイバは、MFD9.4μm、第1クラッド径125μm、ファイバ径250μmである。融着部分はダブルクラッドファイバ(B)の第2クラッドと同じ低屈折率樹脂でリコートを行った。融着箇所とダブルクラッドファイバ(B)をヒートシンクに密着させた。
ダブルクラッドファイバ(A)に波長915μmの励起光14Wを入射させたところ、出力側の光ファイバの焼損は起こらなかった。ダブルクラッドファイバ(A)からの残留光はダブルクラッドファイバ(B)の第1クラッドに添加された吸収媒質で吸収され、熱に変わり、第1クラッドから第2クラッド、第2クラッドからヒートシンクと放熱され、除去される。ダブルクラッドファイバ(B)の出力端の第1クラッドには残留光が伝播しないため、シングルモードファイバと接続しても、そのファイバ被覆が焼損を起こすことはなかった。
[比較例]
ダブルクラッドファイバ(A)は、コアにエルビルム、イッテルビウムを添加してあり、MFD7μm、第1クラッド径125μm、第2クラッド径250μmのファイバである。
シングルモードファイバは、MFD9.4μm、第1クラッド径130μm、ファイバ径250μmである。
ダブルクラッドファイバ(A)は、コアにエルビルム、イッテルビウムを添加してあり、MFD7μm、第1クラッド径125μm、第2クラッド径250μmのファイバである。
シングルモードファイバは、MFD9.4μm、第1クラッド径130μm、ファイバ径250μmである。
ダブルクラッドファイバ(A)の出力端にシングルモードファイバの一端を融着接続し、融着部分は第2クラッドと同じ低屈折率樹脂でリコートを行った。融着点からシングルモードファイバをヒートシンクに密着させた。
ダブルクラッドファイバ(A)に波長915μmの励起光14Wを入射させたところ、接続点付近のシングルモードファイバの被覆が燃え、被覆が燃損してしまった。
1…ダブルクラッドファイバ、3…コア、4…第1クラッド、5…第2クラッド、9…残留光、10…残留光除去用ファイバ、11…コア、12…第1クラッド、13…第2クラッド、14…非ドープ領域、15…ドープ領域、C…接続点。
Claims (13)
- 増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に一端を接続し、増幅媒質の励起に使用されずにダブルクラッドを伝播してきた励起光の一部の残留光を除去する残留光除去用ファイバであって、
コアがシングルモードであり、該コアを囲むクラッドに、前記ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能な吸収媒質が添加されていることを特徴とする残留光除去用ファイバ。 - 残留光の波長が900nm〜1100nmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載の残留光除去用ファイバ。
- この残留光除去用ファイバがダブルクラッド構造を有し、前記吸収媒質が、ダブルクラッドファイバのクラッドを伝播してきた残留光を吸収可能なクラッド領域に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の残留光除去用ファイバ。
- クラッドに添加されている吸収媒質による吸収量は、励起光の波長において10〜30dB/mの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の残留光除去用ファイバ。
- コアのモードフィールド径の外側のクラッド領域にのみ吸収媒質が添加されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の残留光除去用ファイバ。
- クラッドに添加された吸収媒質は、クラッドの外側の領域になるほど添加量が多く、吸収量が大きくなっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の残留光除去用ファイバ。
- シングルモードコア径は、接続するダブルクラッドファイバのコアのモードフィールド径と同じかそれ以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の残留光除去用ファイバ。
- 接続するダブルクラッドファイバの第1クラッド径よりも大きい第1クラッド径を有することを特徴とする請求項3に記載の残留光除去用ファイバ。
- クラッドに添加されている吸収媒質がコバルトであることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の残留光除去用ファイバ。
- コアに増幅媒質が添加されたコアと、該コアを囲む第1クラッドと、該第1クラッドを囲む第2クラッドとを有し、前記第1クラッドに入射した励起光でコアの増幅媒質を励起して信号光の増幅を行うダブルクラッドファイバの出力端に、請求項1〜9のいずれかに記載の残留光除去用ファイバの一端を接続したことを特徴とする残留光除去構造。
- 残留光除去用ファイバを放熱構造体と接続して残留光除去時に発生する熱を該ファイバから放熱させることを特徴とする請求項10に記載の残留光除去構造。
- 請求項10又は11に記載の残留光除去構造を有する光増幅器。
- 請求項10又は11に記載の残留光除去構造を有するファイバレーザ。
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