JP2008170178A - レゾルバシステムおよびこれを用いた電気式動力舵取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】レゾルバによる回転角の検出精度を向上し得るレゾルバシステムおよび電気式動力舵取装置を提供する。
【解決手段】本電気式動力舵取装置のレゾルバシステムでは、CPU61は、振幅値計算部61aにより、第1レゾルバ等から出力される出力信号の振幅値A・sinθ+N,A・cosθ+Nを取得し、補正値出力部61cにより、回転トランスによる磁束が入力側検出コイルまたは出力側検出コイルに誘導して発生するノイズによる誤差分N(=N’)を振幅値計算部61aにより取得された振幅値A・sinθ+N,A・cosθ+Nに対して減算して補正する。そして、アークタンジェント計算部61fにより、ステータに対するロータの回転角度θを補正後の振幅値A・sinθ,A・cosθに基づいて算出する。
【選択図】図6

Description

本発明は、レゾルバとその信号処理部とを備えるレゾルバシステムおよびこれを用いた電気式動力舵取装置に関するものである。
ステータ(固定子)に設けられる一次側コイルと該一次側コイルに対向してロータ(回転子)に設けられる二次側コイルとからなる回転トランスを有するレゾルバにおいては、回転トランスから漏れ出る磁束(以下「漏れ磁束」という)が、ロータやステータの鉄心あるいはこれらに巻回されている入力コイルや出力コイルに干渉し易い。これは、ロータに一次側コイルが設けられ、ステータに二次側コイルが設けられている場合においても、同様である。
このような回転トランスからの漏れ磁束がステータの鉄心等に干渉すると、レゾルバの出力信号に誘導ノイズとなって重畳されてしまうため、回転角の検出精度に悪影響を与えることがある。このため、下記特許文献1に開示される「ブラシレスタイプ回転検出装置」の発明では、回転トランスとステータの鉄心等との間に磁気を遮蔽し得るステータ磁気遮蔽部を設けることにより、回転トランスからの漏れ磁束がステータの鉄心等に干渉し難くして、漏れ磁束が出力信号に与える影響を抑制している。
特開2005−102374号公報
しかしながら、上記特許文献1により開示される技術のように、回転トランスとステータの鉄心等との間にステータ磁気遮蔽部を設けたとしても、回転トランスからの漏れ磁束を完全に遮蔽することは難しい。このため、ステータ磁気遮蔽部により遮蔽しきれなかった漏れ磁束の一部がステータの鉄心等に干渉することで、回転角の検出精度を低下させるおそれがあるという問題が生じる。
また、レゾルバを構成するうえで、このようなステータ磁気遮蔽部が必要になる分、部品点数の増加を招くとともに、当該部品の増加による管理工数や当該部品自体のコスト増からレゾルバとして製品コストの増加に直結するという問題も生じる。
さらに、このようなステータ磁気遮蔽部を設ける必要上、回転トランスとステータの鉄心等との間にスペースを確保せざるを得ないため、ロータの回転軸方向にレゾルバが長くなってしまう。このため、必然的にレゾルバの大型化に繋がるという問題が生じ、またレゾルバ自体の重量が増えて小型軽量化の時流に逆らうという問題も生じる。
また、回転トランスからの漏れ磁束の干渉を避けるため、回転トランスとステータの鉄心等との間隔を拡げる構成を採る場合においても、ロータの回転軸方向にレゾルバが長くなることから、この場合にもレゾルバの大型化に繋がるという問題が生じる。
さらに、このような検出精度の低下したレゾルバを用いて電気式動力舵取装置を構成した場合には、レゾルバにより検出された操舵状態(例えば操舵トルクや操舵角)に応じてアシスト力を発生させることから、運転者に対して違和感のある操舵感覚を与えるおそれがあるという問題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、(1) レゾルバによる回転角の検出精度を向上し得るレゾルバシステムを提供すること、(2) レゾルバの製品コストの低減や小型軽量化を可能にし得るレゾルバシステムを提供すること、(3) 運転者に与える操舵感覚を向上し得る電気式動力舵取装置を提供すること、である。
上記目的を達成するため、請求項1のレゾルバシステムでは、固定子および回転子のいずれか一方に設けられる一次側コイルならびにこの一次側コイルに対向して固定子および回転子の残りの他方に設けられる二次側コイルからなる回転トランスと、この回転トランスの二次側コイルが設けられる固定子または回転子に設けられて前記二次側コイルに並列に接続される入力コイルと、前記回転トランスの一次側コイルが設けられる固定子または回転子に設けられて前記一次側コイルに交流信号が入力されると前記固定子に対する前記回転子の回転角に応じて振幅が増加または減少する出力信号を出力する出力コイルと、を有するレゾルバと、
前記レゾルバから出力される前記出力信号の振幅値を取得する振幅値取得処理と、前記回転トランスによる磁束が前記入力コイルまたは前記出力コイルに誘導して発生するノイズによる誤差分を前記振幅値取得処理により取得された前記振幅値に対して補正する振幅値補正処理と、前記固定子に対する前記回転子の回転角を前記振幅値補正処理による補正後の振幅値に基づいて算出する回転角算出処理と、を有する信号処理部と、
を備えることを技術的特徴とする。
また、請求項2のレゾルバシステムでは、請求項1において、前記回転トランスの一次側コイルと前記入力コイルもしくは前記出力コイルとの間、または前記回転トランスの二次側コイルと前記入力コイルもしくは前記出力コイルとの間、には、磁気を遮蔽し得る磁気遮蔽体を備えていないことを技術的特徴とする。
さらに、請求項3のレゾルバシステムでは、請求項1または2において、前記信号処理部は、前記レゾルバの回転子をその回転可能範囲内で回転させて得られる前記出力信号の最大振幅値と最小値振幅値の和を2で除した値を、前記振幅値補正処理による補正値とする補正値生成処理を備え、前記振幅値補正処理は、前記補正値生成処理により生成された前記補正値を前記レゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて前記補正後の振幅値とすることを技術的特徴とする。
さらにまた、請求項4のレゾルバシステムでは、請求項3において、前記補正値生成処理により生成された前記補正値を記憶する半導体記憶装置を備え、前記振幅値補正処理は、前記半導体記憶装置に記憶されていた前記補正値を前記レゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて前記補正後の振幅値とすることを技術的特徴とする。
また、上記目的を達成するため、請求項5の電気式動力舵取装置では、操舵状態を検出し、この操舵状態に応じたアシスト力をモータにより発生させて操舵をアシストする電気式動力舵取装置であって、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のレゾルバシステムを用いて、前記操舵状態を検出することを技術的特徴とする。
請求項1に係るレゾルバシステムの発明では、信号処理部は、振幅値取得処理によりレゾルバから出力される出力信号の振幅値を取得し、振幅値補正処理により、回転トランスによる磁束が入力コイルまたは出力コイルに誘導して発生するノイズによる誤差分を振幅値取得処理により取得された振幅値に対して補正する。そして、回転角算出処理により、固定子に対する回転子の回転角を振幅値補正処理による補正後の振幅値に基づいて算出する。これにより、回転トランスからの漏れ磁束が、固定子や回転子あるいは入力コイルや出力コイルに干渉してもそれによって発生したノイズによる誤差分を振幅値に対して補正するので、このような漏れ磁束の干渉によって検出精度が低下するのを防止することができる。したがって、レゾルバによる回転角の検出精度を向上することができる。
請求項2に係るレゾルバシステムの発明では、レゾルバは、回転トランスの一次側コイルと入力コイルもしくは出力コイルとの間、または回転トランスの二次側コイルと入力コイルもしくは出力コイルとの間、には、磁気を遮蔽し得る磁気遮蔽体を備えていない。これにより、前述した特許文献1により開示される技術のように、回転トランスとステータの鉄心等(固定子)との間にステータ磁気遮蔽部(磁気遮蔽体)を設けたものに比べると、部品点数を削減することができる。したがって、このような磁気遮蔽体を備えていない分、レゾルバの製品コストの低減や小型軽量化を可能することができる。
請求項3に係るレゾルバシステムの発明では、信号処理部は、補正値生成処理により、レゾルバの回転子をその回転可能範囲内で回転させて得られる出力信号の最大振幅値と最小値振幅値の和を2で除した値を振幅値補正処理による補正値とし、また振幅値補正処理により、補正値生成処理により生成された補正値をレゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて補正後の振幅値とする。これにより、比較的単純な演算処理によって補正値を得ることができるので、信号処理部の構成を簡易にすることができる。
請求項4に係るレゾルバシステムの発明では、補正値生成処理により生成された補正値を記憶する半導体記憶装置を備え、振幅値補正処理は、半導体記憶装置に記憶されていた補正値をレゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて補正後の振幅値とする。これにより、例えば、当該レゾルバシステムの検査工程等において、得られた補正値を半導体記憶装置に記憶しておくことで、信号処理部は、振幅値補正処理に際し、補正値生成処理により補正値を毎回、算出する必要がなくなり、適宜、当該半導体記憶装置から補正値を読み出して補正処理に用いることができる。したがって、信号処理部の演算速度を遅くすることはない。
請求項5に係る電気式動力舵取装置の発明では、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のレゾルバシステムを用いて操舵状態を検出する。これにより、検出精度の高い操舵状態に応じて、アシスト力をモータにより発生させて操舵をアシストすることができるので、運転者の操舵状態に適したアシストが可能となる。したがって、運転者に与える操舵感覚を向上させることができる。
以下、本発明のレゾルバシステムおよびこれを用いた電気式動力舵取装置の実施形態について図を参照して説明する。まず本実施形態に係る電気式動力舵取装置20の構成等を図1〜図3を参照して説明する。
図1および図2に示すように、電気式動力舵取装置20は、主に、ステアリングホイール21、ステアリング軸22、ピニオン軸23、ラック軸24、トルクセンサ30、モータ40、モータレゾルバ44、ボールねじ機構50、ECU60等から構成されており、ステアリングホイール21による操舵状態をトルクセンサ30により検出し、その操舵状態に応じたアシスト力をモータ40により発生させて運転者による操舵をアシストするものである。なお、ラック軸24の両側には、それぞれタイロッド等を介して図略の車輪が連結されている。
即ち、図1および図2に示すように、ステアリングホイール21には、ステアリング軸22の一端側が連結され、このステアリング軸22の他端側には、ピニオンハウジング25内に収容されたトルクセンサ30の入力軸23aおよびトーションバー31がピン32により連結されている。またこのトーションバー31の他端側31aには、ピニオン軸23の出力軸23bがスプライン結合によって連結されている。
このピニオン軸23の入力軸23aはベアリング33aにより、また出力軸23bもベアリング33bにより、それぞれピニオンハウジング25内を回動自在に軸受されており、さらに入力軸23aとピニオンハウジング25との間には、第1レゾルバ35が、また出力軸23bとピニオンハウジング25との間には、第2レゾルバ37が、それぞれ設けられている。トルクセンサ30を構成する第1レゾルバ35および第2レゾルバ37は、ステアリングホイール21による回転角を検出し得るもので、端子39を介してECU60にそれぞれ電気的に接続されている。一方、ピニオン軸23の出力軸23bの端部には、ピニオンギヤ23cが形成されており、このピニオンギヤ23cにはラック軸24のラック溝24aが噛合可能に連結されている。これにより、ラックアンドピニオン式の操舵機構を構成している。
ラック軸24は、ラックハウジング26およびモータハウジング27内に収容されており、その中間部には、螺旋状にボールねじ溝24bが形成されている。このボールねじ溝24bの周囲には、ラック軸24と同軸に回転可能にベアリング29により軸受される円筒形状のモータ軸43が設けられている。このモータ軸43は、ステータ41や励磁コイル42等とともにモータ40を構成するもので、ステータ41に巻回された励磁コイル42により発生する界磁が、回転子に相当するモータ軸43の外周に設けられた永久磁石に作用することにより、モータ軸43が回転し得るように構成されている。
ボールねじ機構50は、モータ軸43の内周に取り付けられたボールねじナット52と、このボールねじナット52のボールねじ溝とラック軸24のボールねじ溝との間に転動可能に介在する多数のボールと、により構成されており、モータ軸43の回転によりラック軸24を軸方向に移動可能にしている。これにより、モータ軸43の正逆回転の回転トルクをラック軸24の軸線方向における往復動に変換することができ、この往復動がラック軸24とともにラックアンドピニオン式の操舵機構を構成するピニオン軸23を介してステアリングホイール21の操舵力を軽減するアシストカとなる。なお、モータ40のモータ軸43とモータハウジング27との間には、モータ軸43の回転角(電気角)θMeを検出し得るモータレゾルバ44が設けられており、このモータレゾルバ44は図略の端子を介してECU60に電気的に接続されている。
図3に示すように、ECU60は、CPU61、不揮発性メモリ62、バッファアンプ63、64、65等から構成されている。CPU61には、バッファアンプ63、64、65を介して、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37およびモータレゾルバ44が電気的に接続されているほか、システムバスを介して不揮発性メモリ62(EEPROMやEPROM等)や図略の主記憶装置としての半導体メモリ装置等が接続されている。この主記憶装置には、上述したモータ40によるアシスト制御処理や後述するレゾルバ信号処理に関するプログラムやデータ等が格納されている。
これにより、CPU61の出力ポートPoからは、バッファアンプ63を介して第1レゾルバ35等に励磁信号を出力可能にする一方で、CPU61のアナログ−デジタル変換入力A/Dに、第1レゾルバ35から出力されるsin相およびcos相の各出力信号をバッファアンプ64,65を介して入力可能にしている。
なお、図3に示すCPU61は特許請求の範囲に記載の「信号処理部」に相当し、第1レゾルバ35等は特許請求の範囲に記載の「レゾルバ」に相当し得るものである。また、この両者を合わせた概念が、本願発明のレゾルバシステムの実施形態に相当し得るもので、図3においては符号RSが付されている。
このように構成することにより、ステアリング軸22の回転角、即ちステアリングホイール21による回転角θTmを、第1レゾルバ35による電気角θT1および第2レゾルバ37による電気角θT2により検出することができる。また電気角θT1と電気角θT2との角度差や、角度比等からトーションバー31の捻れ量(操舵トルクに対応するもの)を捻れ角として検出することができる。そして、このトーションバー31の捻れ角度である相対回転角度差△θとトーションバー31のバネ係数とから操舵トルクTを算出することができるので、この操舵トルクTに応じて操舵力をアシストするための公知のアシスト制御をECU60のCPU61によって行う。これにより、前述したモータ40により発生する操舵力によって運転者よる操舵をアシスト可能となる。なお、このようなステアリングホイール21(ステアリング軸22)の回転角θTmや操舵トルクTは、特許請求の範囲に記載の「操舵状態」に相当し得るものである。
次に、第1レゾルバ35、第2レゾルバ37およびモータレゾルバ44の構成等を図4および図5を参照して説明する。なおここでは、これらのうち第1レゾルバ35を代表して説明する。
図4(A) に示すように、第1レゾルバ35は、いわゆるブラシレスタイプのレゾルバで、ステータSt、ロータRt、回転トランスTR、入力側検出コイルSC-r、出力側検出コイルSC-s1,SC-s2等から構成されている。
ステータStは、円筒形からなる図略のハウジング内に収容可能な円環帯状の基部と、この基部から円中心方向に突出する複数のステータ鉄心SX-sとから構成されており、固定子とも称される。そして、このステータ鉄心SX-sには、出力側検出コイルSC-s1,SC-s2が巻回されている。出力側検出コイルSC-s1と出力側検出コイルSC-s2とは、互いに電気角が90度ずれるように巻かれており、さらに対極数が1(いわゆる1X)の場合には機械的にも90度ずれて配置されている。以下、説明を容易にするため、1Xの場合を例示する。なお、図4(B) に示すように、これらの出力側検出コイルSC-s1,SC-s2には、前述したバッファアンプ64,65に対して出力信号を出力可能な出力端子t3〜t6がそれぞれ電気的に接続されている。
ロータRtは、ステータSt内でその軸中心に回転自在に構成される円柱形状からなるロータ軸Jと、前述したステータStのステータ鉄心SX-sに対して対向可能に周方向外側に突出する複数のロータ鉄心SX-rとから構成されており、回転子とも称される。このロータ鉄心SX-rには、入力側検出コイルSC-rが巻回されており、次に説明する回転トランスTRの二次側励磁コイルDC-rに対して電気的に並列に接続されている。
図4(A) に示すように、回転トランスTRは、一次側鉄心DX-sに巻回された一次側励磁コイルDC-sと、二次側鉄心DX-rに巻回された二次側励磁コイルDC-rとから構成されている。一次側励磁コイルDC-sは、ステータStの内周全周に亘って断面が内周側に開口したコ字形状の円環状に形成された一次側鉄心DX-sに巻回されている。なお、図4(B) に示すように、一次側励磁コイルDC-sには、前述したバッファアンプ63を介して励磁信号を入力可能な入力端子t1,t2が電気的に接続されている。
これに対して、二次側励磁コイルDC-rは、一次側励磁コイルDC-sに対して同心状に対向可能に二次側鉄心DX-rに巻回されている。即ち、二次側鉄心DX-rは、ロータRtの外周全周に亘って断面が外周側に開口したコ字形状の円環状に形成されており、ステータSt側の一次側鉄心DX-sの断面コ字形状とともに矩形状の磁路を形成可能に構成されている。これにより、ロータRtの二次側鉄心DX-rに二次側励磁コイルDC-rが巻回されることで、ステータSt側の一次側励磁コイルDC-sに対して電磁的に結合可能となる。このため、一次側励磁コイルDC-sに入力された励磁信号を二次側励磁コイルDC-rから取り出すことが可能となる。なお、図4(B) に示すように、二次側励磁コイルDC-rには、前述した入力側検出コイルSC-rが電気的に接続されている。
以上のように第1レゾルバ35、第2レゾルバ37やモータレゾルバ44を構成することにより、バッファアンプ63を介してCPU61から所定周波数の正弦波の励磁信号が入力端子t1,t2に入力されると、回転トランスTRの一次側励磁コイルDC-sから二次側励磁コイルDC-rに励磁信号が誘起されて入力側検出コイルSC-rに入力される。そして、この励磁信号は、入力側検出コイルSC-rに対向する出力側検出コイルSC-s1,SC-s2に誘導されることで、それぞれの出力端子t3〜t6からバッファアンプ64、65を介してCPU61に出力される。
このとき第1レゾルバ35等から出力される出力信号は、ステータStに対するロータRtの回転角度θによって振幅が増減する。例えば、1Xのレゾルバの場合、図5(A) に示すように、sin相の出力信号とcos相の出力信号とは、それぞれの振幅値の包絡線として電気角(位相)が90度ずれた1周期分の正弦波(または余弦波)が得られることから、この位相差からステータStに対するロータRtの回転角度θを算出することができる。なお、対極数nの場合には、当該包絡線としてn周期の正弦波等が得られる。
即ち、出力側検出コイルSC-s1からは、sin相の出力信号A・sinθが出力され、また出力側検出コイルSC-s2からは、cos相の出力信号A・cosθが出力される(Aは、バッファアンプ64,65による増幅率)による。このため、両者のアークタンジェント(tan−1)をとることで、ステータStに対するロータRtの回転角度θを求めることが可能となり、対極数nが増えるほど分解能が向上する。本実施形態では、例えば、第1レゾルバ35の対極数を「5」、第2レゾルバ37の対極数を「6」にそれぞれ設定している。
このように、第1レゾルバ35等から出力される出力信号をCPU61により信号処理することによって、ステータStに対するロータRtの回転角度θを算出することが可能となる。ところが、[背景技術]の欄で述べたように、回転トランスTRからの漏れ磁束(図4(A) および図4(B) に示す破線Mn)がステータ鉄心SX-sや出力側検出コイルSC-s1,SC-s2等に干渉すると、第1レゾルバ35等の出力信号に誘導ノイズとなって重畳されてしまう。
すると、例えば、図5(B) に示すように、本来出力されるべき振幅値の包絡線としてのsin相の出力信号A・sinθやcos相の出力信号A・cosθが、誘導ノイズ分、シフトして出力される。つまり、sin相の出力信号はA・sinθ+N、cos相の出力信号はA・cosθ+Nとなる。このため、このノイズ成分(ノイズによる誤差分)を含んだまま両者のアークタンジェント(tan−1)で回転角度θを求めると、θの精度が低下してしまい、前述したような種々の問題を生じる原因となる。
そこで、本実施形態に係る電気式動力舵取装置20に用いられるレゾルバシステムRSでは、図6に示すような信号処理部を設けることで、このような誘導ノイズによる影響を回避可能なレゾルバ信号処理を行っている。
即ち、図6に示すように、本実施形態のレゾルバシステムRSでは、CPU61によって、振幅値計算部61a、補正値生成部61b、補正値出力部61c、減算部61d,61e、アークタンジェント計算部61f等からなるレゾルバ信号処理を行うことにより回転角度θを求めている。
バッファアンプ64,65を介してCPU61に第1レゾルバ35等からの出力信号が入力されると、まず振幅値計算部61aにより振幅値が算出される。具体的には、sin相の出力信号として、A・sinθ・sinωt+Nsinωt=(A・sinθ+N)sinωt、またcos相の出力信号として、A・cosθ・sinωt+Nsinωt=(A・cosθ+N)sinωt、がそれぞれ入力されるため、公知の信号処理技術(例えば特許第3508718号公報に開示される信号処理技術)によって振幅値A・sinθ+NおよびA・cosθ+Nを算出する。
次に、補正値出力部61cにより、不揮発性メモリ62から補正値N’(ノイズによる誤差分)を読み出して、それを減算部61d,61eに出力すると、減算部61d,61eでは、振幅値A・sinθ+NおよびA・cosθ+Nに、補正値N’をそれぞれ減算する。なお、この補正値N’(−N)は、後述する補正値生成部61bによって生成されたもので、ノイズ成分Nの絶対量とほぼ等しく設定されている。
これにより、減算部61d,61eからは、ノイズ成分N相当が除かれた振幅値A・sinθ(=A・sinθ+N−N)およびA・cosθ(=A・cosθ+N−N)が出力されて、アークタンジェント計算部61fに入力される。このため、アークタンジェント計算部61fでは、ノイズ成分Nを含まないsin相の出力信号A・sinθおよびcos相の出力信号A・cosθに基づいて、前述したように、ステータStに対するロータRtの回転角度θを算出することができる。
ここで、図7を参照して、補正値生成部61bによる補正値生成処理の流れを説明する。なお、この補正値生成処理は、当該レゾルバシステムRSの検査工程等において、検査作業者または検査治具等が、第1レゾルバ35等のロータRtを回転可能な範囲(例えば0度〜360度の範囲)で回転させながら行われるもので、これにより得られた補正値N’は不揮発性メモリ62に記憶される。このため、通常のレゾルバ信号処理では必ずしも行う必要のないものである。
図7に示すように、補正値生成処理では、第1レゾルバ35等のロータRtが回転している間において、ステップS101により、第1レゾルバ35等から出力される出力信号を取得し、さらにステップS103により、振幅値を算出する処理を行う。このステップS101、103による各処理は、前述した通常のレゾルバ信号処理と同様で、振幅値計算部61aにより行われる。次にステップS105により振幅値の最大値および最小値を記憶する処理を行い、ステップS107によりロータRtが1回転したか否かの判断を行う。つまり、ステップS101〜S107により、ロータRtが1回転している間に、第1レゾルバ35等から出力されてくる振幅値の最大値・最小値を記憶する。
ステップS107によりロータRtが1回転したと判断すると(S107;Yes)、続くステップS109により主記憶装置等に記憶された振幅値の最大値Max・最小値Minを読み出して、次のステップS111によって補正値N(ノイズによる誤差分)’を演算する処理を行う。具体的には、最大値Maxと最小値Minとの和を2で除した値を補正値N’(=(最大値Max+最小値Min)/2)とする。
例えば、振幅値としてA・sinθ+NやA・cosθ+Nが得られるが、ロータRtを1回転回すことによって、−1≦sinθ≦+1(−1≦cosθ≦+1)となるので、最大値MaxはA+N、最小値Minは−A+Nになることから、両者の和は、(A+N)+(−A+N)=2Nとなる。このため、この2Nを2で割ることによってノイズ成分相当のNを算出することができる。
このようにステップS111により算出された補正値N’(=N)は、続くステップS113による補正値N’の書き込み処理により不揮発性メモリ62に記憶されて、一連の本補正値生成処理が終了する。
このように不揮発性メモリ62に記憶された補正値N’は、前述したレゾルバ信号処理の振幅値補正部61cにより不揮発性メモリ62から適宜読み出されて、振幅値A・sinθ+NおよびA・cosθ+Nから減算されることで、振幅値の補正が行われる。
なお、この補正値生成部61bは、各レゾルバに対応して個々に行われる。このため、本実施形態では、ECU60により記憶される補正値N’は、各レゾルバ(第1レゾルバ35、第2レゾルバ37、モータレゾルバ44)についてそれぞれ生成されて、不揮発性メモリ62に記憶される。また、レゾルバごとにECUの信号処理部が設けられている場合には、それぞれ個別に上述した補正値生成部61bにより補正値生成処理を行う。
また、上述した例では、レゾルバの検査工程等により補正値生成処理を行ったが、このようなレゾルバを所定範囲内で回転させるマニピュレータ等を搭載する電気式動力舵取装置であれば、適宜それを可動させて上述した補正値生成部61bによる補正値生成処理を行うようにしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る電気式動力舵取装置20のレゾルバシステムRSでは、ECU60のCPU61は、振幅値計算部61aにより、第1レゾルバ35等から出力される出力信号の振幅値A・sinθ+N,A・cosθ+Nを取得し、補正値出力部61cにより、回転トランスTRによる磁束が入力側検出コイルSC-rまたは出力側検出コイルSC-s1,SC-s2に誘導して発生するノイズによる誤差分N(=N’)を振幅値計算部61aにより取得された振幅値A・sinθ+N,A・cosθ+Nに対して減算して補正する。そして、アークタンジェント計算部61fにより、ステータStに対するロータRtの回転角度θを補正後の振幅値A・sinθ,A・cosθに基づいて算出する。これにより、回転トランスTRからの漏れ磁束Mmが、ステータStやロータRtあるいは入力側検出コイルSC-rや出力側検出コイルSC-s1に干渉してもそれによって発生したノイズによる誤差分Nを振幅値に対して補正するので、このような漏れ磁束Mmの干渉によって検出精度が低下するのを防止することができる。したがって、第1レゾルバ35等による回転角の検出精度を向上することができる。
また、ステアリングホイール21(ステアリング軸22)の回転角θTmや操舵トルクTの検出精度が高まるため、これらに応じてモータによりアシスト力を発生させて操舵をアシストすることで、運転者の操舵状態に適したアシストが可能となる。したがって、運転者に与える操舵感覚を向上させることができる。
さらに、第1レゾルバ35等は、回転トランスTRの一次側励磁コイルDC-sと入力側検出コイルSC-rの間もしくは出力側検出コイルSC-s1,SC-s2、または回転トランスTRの二次側励磁コイルDC-rと入力コイルもしくは入力側検出コイルSC-rの間もしくは出力側検出コイルSC-s1,SC-s2との間、には、磁気を遮蔽し得る磁気シールド板(磁気遮蔽体)を備えていない。これにより、前述した特許文献1により開示される技術のように、回転トランスとステータの鉄心等(固定子)との間にステータ磁気遮蔽部(磁気遮蔽体)を設けたものに比べると、部品点数を削減することができる。したがって、このような磁気シールド板(磁気遮蔽体)を備えていない分、第1レゾルバ35等の製品コストの低減や小型軽量化を可能することができる。
本実施形態に係る電気式動力舵取装置の構成を示す構成図である。 図1に示す一点鎖線IIによる楕円内の拡大図である。 本実施形態に係る電気式動力舵取装置に用いられるレゾルバシステムの構成を示すブロック図である。 図4(A) はレゾルバの機械的な構成を示す模式的な概要図、図4(B) はレゾルバの電気的な構成を示す回路図、である。 図5(A) はレゾルバに入力される励磁信号の波形例(上段)およびレゾルバから出力される出力信号の波形例(中段、下段)を示す波形図、図5(B) はロータの回転に伴って変化する振幅による波形例を示す波形図である。 CPUによるレゾルバ信号処理の構成例を示すブロック図である。 補正値生成処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
20…電気式動力舵取装置
30…トルクセンサ
35…第1レゾルバ(レゾルバ)
37…第2レゾルバ(レゾルバ)
40…モータ
44…モータレゾルバ(レゾルバ)
60…ECU
61…CPU(信号処理部)
61a…振幅値計算部(振幅値取得処理)
61b…補正値生成部(補正値生成処理)
61c…補正値出力部(回転角算出処理)
61d、61e…減算部(振幅値補正処理)
61f…アークタンジェント計算部(回転角算出処理)
62…不揮発性メモリ62(半導体記憶装置)
DC-s…一次側励磁コイル(一次側コイル)
DC-r…二次側励磁コイル(二次側コイル)
DX-s…一次側鉄心
DX-r…二次側鉄心
RS…レゾルバシステム
Rt…ロータ(回転子)
SC-r…入力側検出コイル(入力コイル)
SC-s1…出力側検出コイル(出力コイル)
SC-s2…出力側検出コイル(出力コイル)
St…ステータ(固定子)
SX-s…ステータ鉄心
SX-r…ロータ鉄心
TR…回転トランス

Claims (5)

  1. 固定子および回転子のいずれか一方に設けられる一次側コイルならびにこの一次側コイルに対向して固定子および回転子の残りの他方に設けられる二次側コイルからなる回転トランスと、この回転トランスの二次側コイルが設けられる固定子または回転子に設けられて前記二次側コイルに並列に接続される入力コイルと、前記回転トランスの一次側コイルが設けられる固定子または回転子に設けられて前記一次側コイルに交流信号が入力されると前記固定子に対する前記回転子の回転角に応じて振幅が増加または減少する出力信号を出力する出力コイルと、を有するレゾルバと、
    前記レゾルバから出力される前記出力信号の振幅値を取得する振幅値取得処理と、前記回転トランスによる磁束が前記入力コイルまたは前記出力コイルに誘導して発生するノイズによる誤差分を前記振幅値取得処理により取得された前記振幅値に対して補正する振幅値補正処理と、前記固定子に対する前記回転子の回転角を前記振幅値補正処理による補正後の振幅値に基づいて算出する回転角算出処理と、を有する信号処理部と、
    を備えることを特徴とするレゾルバシステム。
  2. 前記回転トランスの一次側コイルと前記入力コイルもしくは前記出力コイルとの間、または前記回転トランスの二次側コイルと前記入力コイルもしくは前記出力コイルとの間、には、磁気を遮蔽し得る磁気遮蔽体を備えていないことを特徴とする請求項1記載のレゾルバシステム。
  3. 前記信号処理部は、前記レゾルバの回転子をその回転可能範囲内で回転させて得られる前記出力信号の最大振幅値と最小値振幅値の和を2で除した値を、前記振幅値補正処理による補正値とする補正値生成処理を備え、
    前記振幅値補正処理は、前記補正値生成処理により生成された前記補正値を前記レゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて前記補正後の振幅値とすることを特徴とする請求項1または2記載のレゾルバシステム。
  4. 前記補正値生成処理により生成された前記補正値を記憶する半導体記憶装置を備え、
    前記振幅値補正処理は、前記半導体記憶装置に記憶されていた前記補正値を前記レゾルバから出力される出力信号の振幅値から減じて前記補正後の振幅値とすることを特徴とする請求項3記載のレゾルバシステム。
  5. 操舵状態を検出し、この操舵状態に応じたアシスト力をモータにより発生させて操舵をアシストする電気式動力舵取装置であって、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のレゾルバシステムを用いて、前記操舵状態を検出することを特徴とする電気式動力舵取装置。
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