JP2008170169A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザーの使用感に適合した電池の残量レベルを算出するための手段を提供することを目的とする。
【解決手段】 充電池を装填可能な電池装填部と、前記充電池の残容量を検出する残量レベル検出部と、正規化の基準となる基準電池の満充電容量値に基づいて、前記充電池の残容量を正規化して出力する残量レベル算出部と、を備えることを特徴とする電子機器。
【選択図】 図1
【解決手段】 充電池を装填可能な電池装填部と、前記充電池の残容量を検出する残量レベル検出部と、正規化の基準となる基準電池の満充電容量値に基づいて、前記充電池の残容量を正規化して出力する残量レベル算出部と、を備えることを特徴とする電子機器。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子機器の電池残容量の算出および表示に関する。
一般的な電子機器では、装填している電池の電圧を測定し、この電圧に基づいて残容量を算出して、残量レベルの表示や電子機器の動作制御を行っている。
また、上記の電子機器の一例として、特許文献1には、複数の電池が装填された場合、個々の電池電圧の平均電圧に基づいて残容量を決定して、残量レベルを表示する方法が開示されている。
特開平5−99998
また、上記の電子機器の一例として、特許文献1には、複数の電池が装填された場合、個々の電池電圧の平均電圧に基づいて残容量を決定して、残量レベルを表示する方法が開示されている。
ところで、満充電容量の異なる電池を電子機器に接続する場合、残容量の割合が同じであっても、残容量の値は各電池ごとに相違することとなる。したがって、上記の場合には、残容量減少に伴う残量レベルの表示の変化が一定にならない。そのため、実際の残りの動作時間等がユーザーにとって把握しづらい点で改善の余地があった。
そこで本発明は、ユーザーの使用感に適合した電池の残量レベルを算出するための手段を提供することを目的とする。
そこで本発明は、ユーザーの使用感に適合した電池の残量レベルを算出するための手段を提供することを目的とする。
請求項1に記載の電子機器は、充電池を装填可能な電池装填部と、前記充電池の残容量を検出する残量レベル検出部と、正規化の基準となる基準電池の満充電容量値に基づいて、前記充電池の残容量を正規化して出力する残量レベル算出部と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記充電池は、残容量を検出する残量検出部を有し、前記残量レベル検出部は、前記残量検出部と通信を行う電池通信部をさらに備えることを特徴とする。
請求項2に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記充電池は、残容量を検出する残量検出部を有し、前記残量レベル検出部は、前記残量検出部と通信を行う電池通信部をさらに備えることを特徴とする。
請求項3に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、前記残容量を表示する残量レベル表示部をさらに備えることを特徴とする。
請求項4に記載の電子機器は、請求項3に記載の電子機器において、前記残量レベル表示部は、前記基準電池の満充電容量値が100%となるように、前記残容量を表示することを特徴とする。
請求項4に記載の電子機器は、請求項3に記載の電子機器において、前記残量レベル表示部は、前記基準電池の満充電容量値が100%となるように、前記残容量を表示することを特徴とする。
請求項5に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、電子機器の動作制御を行う制御部をさらに備え、前記制御部は、前記残容量に応じて、電子機器の動作制御を変更することを特徴とする。
請求項6に記載の電子機器は、請求項5に記載の電子機器において、前記制御部は、前記残容量が閾値以下の場合、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで電子機器の動作制御を行うことを特徴とする。
請求項6に記載の電子機器は、請求項5に記載の電子機器において、前記制御部は、前記残容量が閾値以下の場合、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで電子機器の動作制御を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の電子機器は、請求項1に記載の電子機器において、満充電容量の異なる複数の充電池が給電可能に接続されている場合、前記制御部は、複数の前記充電池のうち、一つの充電池を基準電池として設定し、前記残量レベル算出部は、前記基準電池の満充電容量値に基づいて、個々の前記充電池の残容量を正規化して、複数の前記充電池の総残容量を出力することを特徴とする。
請求項8に記載の電子機器は、請求項7に記載の電子機器において、前記基準充電池の選択入力をユーザーから受け付ける操作部をさらに備え、前記残量レベル算出部は、前記選択入力された基準電池の満充電容量値に基づいて、個々の前記充電池の残容量を正規化して、前記総残容量を出力することを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、ユーザーの使用感に適合した電池の残量レベルを算出することが可能となる。
図1は、本実施形態の電子カメラシステムのブロック図である。なお、図1に示すように電子カメラシステムは、電子カメラと、電子カメラに増設可能なバッテリパックとから構成されている。
電子カメラは、第1電池装填部1と、DC−DCコンバータ3と、第1電池検出SW4と、電池装填検出部6と、閃光発光部7と、撮像レンズ8と、AFモータ9と、絞り10と、絞りモータ11と、撮像部12と、制御部13と、残量レベル表示部14と、操作部15とを備える。なお、DC−DCコンバータ3と、電池装填検出部6と、閃光発光部7と、AFモータ9と、絞りモータ11と、撮像部12と、残量レベル表示部14と、操作部15は、制御部13にそれぞれ接続されている。
電子カメラは、第1電池装填部1と、DC−DCコンバータ3と、第1電池検出SW4と、電池装填検出部6と、閃光発光部7と、撮像レンズ8と、AFモータ9と、絞り10と、絞りモータ11と、撮像部12と、制御部13と、残量レベル表示部14と、操作部15とを備える。なお、DC−DCコンバータ3と、電池装填検出部6と、閃光発光部7と、AFモータ9と、絞りモータ11と、撮像部12と、残量レベル表示部14と、操作部15は、制御部13にそれぞれ接続されている。
バッテリパックは、第2電池装填部2と、第2電池検出SW5とを備える。なお、バッテリパックの第2電池検出SW5の出力は、電子カメラの電池装填検出部6に接続されている。
第1電池装填部1は、電池を装填可能な電池ボックスである。
第1電池装填部1には、第1電池1aが装填されている。第1電池1aは、リチウム電池等の二次電池である。第1電池1aは、CPU1bと、充電可能なバッテリ1cとを有する。CPU1bは、バッテリ1cの電圧情報と充放電電流情報と温度情報などにより、第1電池1aの残容量を算出する。バッテリ1cは、接続されている電子機器(電子カメラ)に電力の供給を行う。なお、このCPU1bは、第1電池1aの満充電容量値を基準(100%)として、第1電池1aの残容量を0%から100%までの割合に換算して算出する。本実施形態では、第1電池1aの満充電容量値を1500mAhとして説明する。
第1電池装填部1は、電池を装填可能な電池ボックスである。
第1電池装填部1には、第1電池1aが装填されている。第1電池1aは、リチウム電池等の二次電池である。第1電池1aは、CPU1bと、充電可能なバッテリ1cとを有する。CPU1bは、バッテリ1cの電圧情報と充放電電流情報と温度情報などにより、第1電池1aの残容量を算出する。バッテリ1cは、接続されている電子機器(電子カメラ)に電力の供給を行う。なお、このCPU1bは、第1電池1aの満充電容量値を基準(100%)として、第1電池1aの残容量を0%から100%までの割合に換算して算出する。本実施形態では、第1電池1aの満充電容量値を1500mAhとして説明する。
第2電池装填部2は、電池を装填可能な電池ボックスである。
第2電池装填部2には、第2電池2aが装填されている。第2電池2aの構成は、図1に示すように第1電池1aと同様であるため、重複説明は省略する。本実施形態では、第2電池2aの満充電容量値を3000mAhとして説明する。
DC−DCコンバータ3は、制御部13の指示により、第1電池装填部1または第2電池装填部2の電池から供給される電力を、電子カメラの各部で必要な電圧に変換する。
第2電池装填部2には、第2電池2aが装填されている。第2電池2aの構成は、図1に示すように第1電池1aと同様であるため、重複説明は省略する。本実施形態では、第2電池2aの満充電容量値を3000mAhとして説明する。
DC−DCコンバータ3は、制御部13の指示により、第1電池装填部1または第2電池装填部2の電池から供給される電力を、電子カメラの各部で必要な電圧に変換する。
第1電池検出SW4は、第1電池検出部1に装填された電池を検出するためのスイッチである。第1電池検出SW4は、第1電池装填部1に電池を装填したときにオン状態となり、電池装填検出部6に電池装填を示す検出信号を出力する。
第2電池検出SW5は、第2電池検出部2に装填された電池を検出するためのスイッチである。第2電池検出SW5は、第2電池装填部2に電池を装填したときにオン状態となり、電池装填検出部6に電池装填を示す検出信号を出力する。
第2電池検出SW5は、第2電池検出部2に装填された電池を検出するためのスイッチである。第2電池検出SW5は、第2電池装填部2に電池を装填したときにオン状態となり、電池装填検出部6に電池装填を示す検出信号を出力する。
電池装填検出部6は、電子カメラおよびバッテリパックに電池が装填されているか否かを判定する。
閃光発光部7は、被写体に閃光を照射する。この閃光発光部7は、発光制御部(不図示)により駆動される。
撮像レンズ8は、フォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成される。この撮像レンズ8は、撮像部12の撮像素子(不図示)の撮像面に被写体像を結像させる。なお、撮像レンズ8のレンズ位置はAFモータ9によって調整される。
閃光発光部7は、被写体に閃光を照射する。この閃光発光部7は、発光制御部(不図示)により駆動される。
撮像レンズ8は、フォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成される。この撮像レンズ8は、撮像部12の撮像素子(不図示)の撮像面に被写体像を結像させる。なお、撮像レンズ8のレンズ位置はAFモータ9によって調整される。
絞り10は、撮像レンズ8を通過する光量を制御する。この絞り10の絞り値は、絞りモータ11によって調整される。
撮像部12は、被写体像を撮像して、画像のデータを生成する。撮像部12は、撮像レンズ8を通過した光束による被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、A/D変換後のデータに画像処理を施す画像処理部とから構成される。なお、撮像部12の構成の詳細な図示は省略する。
撮像部12は、被写体像を撮像して、画像のデータを生成する。撮像部12は、撮像レンズ8を通過した光束による被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子の出力信号のA/D変換を行うA/D変換部と、A/D変換後のデータに画像処理を施す画像処理部とから構成される。なお、撮像部12の構成の詳細な図示は省略する。
制御部13は、所定のシークエンスプログラムにしたがって、電子カメラの総括的な制御を行うプロセッサである。制御部13は、図1に示すように、残量レベル検出部13aと、残量レベル算出部13bとを有している。
残量レベル検出部13aは、第1電池装填部1および第2電池装填部2に装填された電池とシリアル通信を行って、それぞれの電池の満充電容量値と残容量とを受信する。
残量レベル検出部13aは、第1電池装填部1および第2電池装填部2に装填された電池とシリアル通信を行って、それぞれの電池の満充電容量値と残容量とを受信する。
残量レベル算出部13bは、正規化の基準となる基準電池の満充電容量値に基づいて、第1電池装填部1および第2電池装填部2に装填された電池の少なくとも一方の残容量を正規化して出力する。なお、上記の残容量の算出の詳細な説明については後述する。
ここで、基準電池について説明する。基準電池とは、残量レベル算出部13bが電子カメラに接続されている電池の残容量を算出するときに正規化の基準とする電池の容量である。例えば、第1電池1aを基準電池とする場合には、残量レベル算出部13bは、第1電池1aの満充電容量値1500mAhを100%として、電子カメラに接続されている電池の残容量の割合を算出する。なお、本実施形態では、電子カメラまたはバッテリパックに装填されている電池のほか、メモリ(不図示)に予め記録されている電池の容量を基準電池とすることもできる。
ここで、基準電池について説明する。基準電池とは、残量レベル算出部13bが電子カメラに接続されている電池の残容量を算出するときに正規化の基準とする電池の容量である。例えば、第1電池1aを基準電池とする場合には、残量レベル算出部13bは、第1電池1aの満充電容量値1500mAhを100%として、電子カメラに接続されている電池の残容量の割合を算出する。なお、本実施形態では、電子カメラまたはバッテリパックに装填されている電池のほか、メモリ(不図示)に予め記録されている電池の容量を基準電池とすることもできる。
そして、制御部13は、残量レベル算出部13bが算出した残容量に応じて、各部の動作制御を変更する。例えば、制御部13は、電子カメラに接続されている電池の残容量が所定の閾値以下の場合、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで各部動作を制御する。なお、上記の省電力モードの詳細な説明については後述する。
さらに、制御部13は、撮影時に必要となる各種演算(AF、AEなど)を実行する。そして、制御部13は、AFモータ9を介して撮像レンズ8を制御するとともに、絞りモータ11を介して絞り10を制御する。
さらに、制御部13は、撮影時に必要となる各種演算(AF、AEなど)を実行する。そして、制御部13は、AFモータ9を介して撮像レンズ8を制御するとともに、絞りモータ11を介して絞り10を制御する。
残量レベル表示部14は、本実施形態の例では、液晶モニタで構成されている。残量レベル表示部14は、制御部13の指示により残量レベル算出部13bが算出した残容量を表示する。また、残量レベル表示部14には、GUI(Graphical User Interface)形式の入力が可能なメニュー画面なども表示することができる。上記のメニュー画面では、制御部13に対してユーザーが上記の基準電池の選択入力を行うことができる。
操作部15は、レリーズ釦や操作釦などを有している。操作部15の操作釦は、例えば上記の基準電池の選択入力をユーザーから受け付ける。
以下、本実施形態の電子カメラの動作を説明する。
図2は、残容量の算出処理を示すフローチャートである。なお、図2では、電子カメラにバッテリパックが装着された状態を前提として説明する。
以下、本実施形態の電子カメラの動作を説明する。
図2は、残容量の算出処理を示すフローチャートである。なお、図2では、電子カメラにバッテリパックが装着された状態を前提として説明する。
ステップS1で、電池装填検出部6は、第1電池1aが第1電池装填部1に装填されているか否かを判定する。第1電池1aが装填されている場合(Y)には、S2に移行する。一方、第1電池1aが装填されていない場合(N)には、S3に移行する。
ステップS2で、残量レベル検出部13aは、第1電池1aとのシリアル通信により、第1電池1aの満充電容量値および残容量を受信する。
ステップS2で、残量レベル検出部13aは、第1電池1aとのシリアル通信により、第1電池1aの満充電容量値および残容量を受信する。
ステップS3で、電池装填検出部6は、第2電池2aが第2電池装填部2に装填されているか否かを判定する。第2電池2aが装填されている場合(Y)には、S4に移行する。一方、第2電池2aが装填されていない場合(N)には、S5に移行する。
ステップS4で、残量レベル検出部13aは、第2電池2aとのシリアル通信により、第2電池2aの満充電容量値および残容量を受信する。
ステップS4で、残量レベル検出部13aは、第2電池2aとのシリアル通信により、第2電池2aの満充電容量値および残容量を受信する。
ステップS5で、制御部13は、基準電池の選択入力をユーザーから受け付ける。
まず、制御部13は、操作部15からの操作に応じて、基準電池の選択に関するメニュー画面を残量レベル表示部14に立ち上げる。上記のメニュー画面では、ユーザーの選択項目として、S1、S3で装填されていると判定された電池と、メモリ(不図示)に記録されている電池の容量とが表示される。
まず、制御部13は、操作部15からの操作に応じて、基準電池の選択に関するメニュー画面を残量レベル表示部14に立ち上げる。上記のメニュー画面では、ユーザーの選択項目として、S1、S3で装填されていると判定された電池と、メモリ(不図示)に記録されている電池の容量とが表示される。
そして、制御部13は、ユーザーから基準電池の選択入力を操作部15を介して受け付ける。
例えば、第1電池1aと第2電池2aがいずれも装填されている場合は、ユーザーの選択項目として第1電池1aと、第2電池2aと、上記の記録されている電池の容量とが表示される。一方、第1電池1aのみが装填されている場合は、ユーザーの選択項目として第1電池1aと、上記の記録されている電池の容量とが表示される。
例えば、第1電池1aと第2電池2aがいずれも装填されている場合は、ユーザーの選択項目として第1電池1aと、第2電池2aと、上記の記録されている電池の容量とが表示される。一方、第1電池1aのみが装填されている場合は、ユーザーの選択項目として第1電池1aと、上記の記録されている電池の容量とが表示される。
ステップS6で、電池装填検出部6は、第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されているか否かを判定する。第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されている場合(Y)には、S7に移行する。一方、第1電池1aおよび第2電池2aの少なくとも一方が装填されていない場合(N)には、S8に移行する。
ステップS7で、残量レベル算出部13aは、第1電池1aと第2電池2aとの残容量の合計を総残容量(%)として算出する。
ステップS7で、残量レベル算出部13aは、第1電池1aと第2電池2aとの残容量の合計を総残容量(%)として算出する。
まず、制御部13は、S5の選択入力に応じて、残量レベル算出部13bに基準電池を指定する。
そして、残量レベル算出部13bは、上記の基準電池の満充電容量値に基づいて、それぞれの電池ごとの残容量を正規化して、上記の総残容量を算出する。ここで、基準電池の満充電容量値に基づいて、電池Aと電池Bとの総残容量を算出する式は以下の式で表される。なお、補正係数は、電池や電子カメラの特性に応じて、総残容量を補正する係数である。
そして、残量レベル算出部13bは、上記の基準電池の満充電容量値に基づいて、それぞれの電池ごとの残容量を正規化して、上記の総残容量を算出する。ここで、基準電池の満充電容量値に基づいて、電池Aと電池Bとの総残容量を算出する式は以下の式で表される。なお、補正係数は、電池や電子カメラの特性に応じて、総残容量を補正する係数である。
総残容量(%)=電池A残容量(%)×(電池A満充電容量値/基準電池満充電容量値)+電池B残容量(%)×(電池B満充電容量値/基準電池満充電容量値)×補正係数
例えば、第1電池1aを基準電池とする場合、総残容量は、以下の式で算出することができる。
総残容量(%)=第1電池1a残容量(%)+第2電池2a残容量(%)×(第2電池2a満充電容量値/第1電池1a満充電容量値)×補正係数
より具体的に、本実施形態において第1電池1a(1500mAh)と第2電池2a(3000mAh)とのいずれも残容量が100%であって、補正係数を1とすると、上記の総残容量は以下の式により300%となる。
例えば、第1電池1aを基準電池とする場合、総残容量は、以下の式で算出することができる。
総残容量(%)=第1電池1a残容量(%)+第2電池2a残容量(%)×(第2電池2a満充電容量値/第1電池1a満充電容量値)×補正係数
より具体的に、本実施形態において第1電池1a(1500mAh)と第2電池2a(3000mAh)とのいずれも残容量が100%であって、補正係数を1とすると、上記の総残容量は以下の式により300%となる。
100+100×(3000/1500)×1=300(%)
ステップS8で、電池装填検出部6は、第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されていないか否かを判定する。第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されていない場合(Y)には、制御部13は図2の処理を終了する。一方、第1電池1aまたは第2電池2aのいずれかが装填されている場合(N)には、S9に移行する。
ステップS8で、電池装填検出部6は、第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されていないか否かを判定する。第1電池1aおよび第2電池2aがいずれも装填されていない場合(Y)には、制御部13は図2の処理を終了する。一方、第1電池1aまたは第2電池2aのいずれかが装填されている場合(N)には、S9に移行する。
ステップS9で、残量レベル算出部13aは、電子カメラに接続されている電池の正規化された残容量を算出する。
まず、制御部13は、S5の選択入力に応じて、残量レベル算出部13bに基準電池を指定する。
そして、残量レベル算出部13bは、上記の基準電池の満充電容量値に基づいて、S1またはS3で検出された電池の残容量を正規化して出力する。基準電池の満充電容量値に基づいて、電池Aの残容量を算出する式は、以下の式で表される。
まず、制御部13は、S5の選択入力に応じて、残量レベル算出部13bに基準電池を指定する。
そして、残量レベル算出部13bは、上記の基準電池の満充電容量値に基づいて、S1またはS3で検出された電池の残容量を正規化して出力する。基準電池の満充電容量値に基づいて、電池Aの残容量を算出する式は、以下の式で表される。
残容量(%)=電池A残容量(%)×(電池A満充電容量値/基準電池満充電容量値)×補正係数
例えば、基準電池として、予めメモリ(不図示)に記録された満充電容量値が2000mAhの電池が選択されて、装填されている第1電池1aの残容量が50%、補正係数を1とすると、正規化された残容量は以下の式により37.5%となる。
例えば、基準電池として、予めメモリ(不図示)に記録された満充電容量値が2000mAhの電池が選択されて、装填されている第1電池1aの残容量が50%、補正係数を1とすると、正規化された残容量は以下の式により37.5%となる。
50×(1500/2000)×1=37.5(%)
ステップS10で、残量レベル表示部14は、S7またはS9で算出した残容量に基づいて、残量表示レベルを表示する。ここで、残量レベル表示部14は、図3に示す残量表示レベルを表示する。この残量表示レベルの表示では、基準電池の満充電容量値を100%とし、残容量を5つの表示セグメントに分割してキャラクタ表示している。各表示セグメントの分割は、80%以上、80%未満−60%以上、60%未満−40%以上、40%未満−20%以上、20%未満−1%以上となる。例えば、残容量が80%未満−60%以上であれば、図3(b)の表示になる。60%未満−40%以上であれば、図3(c)の表示になる。0%になれば図3(d)の表示になる。なお、S10において、残量レベル表示部14は、残量表示レベルだけでなく、上記の残容量の割合を数値で表示してもよい。
ステップS10で、残量レベル表示部14は、S7またはS9で算出した残容量に基づいて、残量表示レベルを表示する。ここで、残量レベル表示部14は、図3に示す残量表示レベルを表示する。この残量表示レベルの表示では、基準電池の満充電容量値を100%とし、残容量を5つの表示セグメントに分割してキャラクタ表示している。各表示セグメントの分割は、80%以上、80%未満−60%以上、60%未満−40%以上、40%未満−20%以上、20%未満−1%以上となる。例えば、残容量が80%未満−60%以上であれば、図3(b)の表示になる。60%未満−40%以上であれば、図3(c)の表示になる。0%になれば図3(d)の表示になる。なお、S10において、残量レベル表示部14は、残量表示レベルだけでなく、上記の残容量の割合を数値で表示してもよい。
ステップS11で、制御部13は、S7またはS9で算出した残容量が所定の閾値以下であるか否か判定する。残容量が所定の閾値以下である場合(Y)には、S12に移行する。一方、残容量が所定の閾値より大きい場合(N)には、制御部13は、図2の処理を終了する。
ステップS12で、制御部13は、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで各部の動作制御を行う。なお、通常動作のモードから省電力モードへの切り替えは制御部13により自動的に行われる。省電力モードにおいて制御部13は、例えば、(1)電子カメラ各部の動作を所定の時間差に応じて制御する、(2)閃光発光部7の使用を制限または禁止する、(3)動作クロックの周波数を低下させる、などの動作制御を行うことができる。
ステップS12で、制御部13は、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで各部の動作制御を行う。なお、通常動作のモードから省電力モードへの切り替えは制御部13により自動的に行われる。省電力モードにおいて制御部13は、例えば、(1)電子カメラ各部の動作を所定の時間差に応じて制御する、(2)閃光発光部7の使用を制限または禁止する、(3)動作クロックの周波数を低下させる、などの動作制御を行うことができる。
具体的には、(1)の場合、制御部13は、通常の動作モードでは、発光制御部(不図示)やAFモータ9や絞りモータ11などを同時に駆動させているのに対して、省電力モードでは、若干の時間差を付けてそれぞれ駆動させる。
(2)の場合、制御部13は、閃光発光部7の発光量を抑制するか、または閃光発光部7の使用を制限する。
(2)の場合、制御部13は、閃光発光部7の発光量を抑制するか、または閃光発光部7の使用を制限する。
(3)の場合、制御部13は、電子カメラ各部の動作クロックを低下させるなどの動作制御を行う。
なお、制御部13は、電子カメラに接続されている電池の残容量が低下して、電子カメラの各部を駆動不可能なレベルであると判定した場合には、図2の処理を終了することができる。
なお、制御部13は、電子カメラに接続されている電池の残容量が低下して、電子カメラの各部を駆動不可能なレベルであると判定した場合には、図2の処理を終了することができる。
以下、本実施形態の作用効果を説明する。
上記の実施形態の電子カメラでは、基準電池の満充電容量に基づいて、電子カメラに接続されている電池の残容量を正規化している。したがって、従来では満充電容量の異なる電池を装填して、実際の残容量の減少と残量表示レベルの関係が一定にならず、ユーザーが残容量を把握しづらかった場面でも、残容量減少に伴う残量表示レベルと残りの動作等が一定になるため、ユーザーの使用感に適合した残量レベルを表示することができる。
上記の実施形態の電子カメラでは、基準電池の満充電容量に基づいて、電子カメラに接続されている電池の残容量を正規化している。したがって、従来では満充電容量の異なる電池を装填して、実際の残容量の減少と残量表示レベルの関係が一定にならず、ユーザーが残容量を把握しづらかった場面でも、残容量減少に伴う残量表示レベルと残りの動作等が一定になるため、ユーザーの使用感に適合した残量レベルを表示することができる。
また、本実施形態では、正規化された残容量に基づいて電子カメラの制御を行うことができるので、電池の残容量が実際には多く残っているにも関わらず、動作禁止をすることを防ぐことができる。また、逆に電池の残容量が非常に少ない状態で電子カメラが動作することを防止できる。さらに、本実施形態では、省電力モードによって、電子カメラをより多くの時間駆動させることができる。
(実施形態の補足)
図2のS5において、電子カメラに応じて、基準電池を予め設定しておいてもよい。例えば、第1電池1aのように電子カメラ本体に装填可能な電池を基準電池として予め設定しておけば、第2電池2aのように増設可能な電池を増設していない場合と増設している場合とにおいて、残量レベル算出部13bは、整合性が保たれた残容量を算出することができる。
図2のS5において、電子カメラに応じて、基準電池を予め設定しておいてもよい。例えば、第1電池1aのように電子カメラ本体に装填可能な電池を基準電池として予め設定しておけば、第2電池2aのように増設可能な電池を増設していない場合と増設している場合とにおいて、残量レベル算出部13bは、整合性が保たれた残容量を算出することができる。
また、S11〜S12で、残量レベル算出部13bにより、残容量を算出するとともに、省電力モードによる動作制御を行ったが、S10までを実施して、図2の処理を終了してもよい。
また、電子機器側で電池の残容量を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態の電子機器は電子カメラ以外であってもよい。
また、電子機器側で電池の残容量を検出するようにしてもよい。
また、本実施形態の電子機器は電子カメラ以外であってもよい。
1:第1電池装填部、2:第2電池装填部、9:制御部、9a:残量レベル検出部、9b:残量レベル算出部、10:残量レベル表示部、11:操作部
Claims (8)
- 充電池を装填可能な電池装填部と、
前記充電池の残容量を検出する残量レベル検出部と、
正規化の基準となる基準電池の満充電容量値に基づいて、前記充電池の残容量を正規化して出力する残量レベル算出部と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記充電池は、残容量を検出する残量検出部を有し、
前記残量レベル検出部は、前記残量検出部と通信を行う電池通信部をさらに備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
前記残容量を表示する残量レベル表示部をさらに備えることを特徴とする電子機器。 - 請求項3に記載の電子機器において、
前記残量レベル表示部は、前記基準電池の満充電容量値が100%となるように、前記残容量を表示することを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
電子機器の動作制御を行う制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記残容量に応じて、電子機器の動作制御を変更することを特徴とする電子機器。 - 請求項5に記載の電子機器において、
前記制御部は、前記残容量が閾値以下の場合、通常動作時よりも消費電力の少ない省電力モードで電子機器の動作制御を行うことを特徴とする電子機器。 - 請求項1に記載の電子機器において、
満充電容量の異なる複数の充電池が給電可能に接続されている場合、
前記制御部は、複数の前記充電池のうち、一つの充電池を基準電池として設定し、
前記残量レベル算出部は、前記基準電池の満充電容量値に基づいて、個々の前記充電池の残容量を正規化して、複数の前記充電池の総残容量を出力することを特徴とする電子機器。 - 請求項7に記載の電子機器において、
前記基準充電池の選択入力をユーザーから受け付ける操作部をさらに備え、
前記残量レベル算出部は、前記選択入力された基準電池の満充電容量値に基づいて、個々の前記充電池の残容量を正規化して、前記総残容量を出力することを特徴とする電子機器。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7949251B2 (en) | 2007-08-02 | 2011-05-24 | Nikon Corporation | Camera and electronic device |
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-
2007
- 2007-01-09 JP JP2007001207A patent/JP2008170169A/ja not_active Withdrawn
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