JP2008170049A - 水々熱交換器 - Google Patents

水々熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP2008170049A
JP2008170049A JP2007002792A JP2007002792A JP2008170049A JP 2008170049 A JP2008170049 A JP 2008170049A JP 2007002792 A JP2007002792 A JP 2007002792A JP 2007002792 A JP2007002792 A JP 2007002792A JP 2008170049 A JP2008170049 A JP 2008170049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
exchange liquid
heat
lead
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007002792A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Saito
正信 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2007002792A priority Critical patent/JP2008170049A/ja
Publication of JP2008170049A publication Critical patent/JP2008170049A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D7/00Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D7/10Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically
    • F28D7/103Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits being arranged one within the other, e.g. concentrically consisting of more than two coaxial conduits or modules of more than two coaxial conduits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】熱交換の効率が高く、熱交換能力の異なる要求にも対応できる水々熱交換器を提供すること。
【解決手段】追焚き用熱交換器29は中央部の熱交換部60と、該熱交換部60の両側部に設けられる導出入分配部61、62とから構成される。通路84Aに熱交換液導入管82を介して導入された熱交換液が第1通路63、第3通路67、第5通路71及び第7通路75内に流れるように、通路84Bに熱交換部60から導入された被熱交換液が第2通路65、第4通路69及び第6通路73内を流れて被熱交換液導出管83から導出できるように構成する。通路94Aに第1通路63、第3通路67、第5通路71及び第7通路75からの熱交換液が熱交換液導出管92から導出するように、被熱交換液導入管93を介して導入された被熱交換液が第2通路65、第4通路69及び第6通路73内に流れるように構成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、水々熱交換器、例えばヒートポンプ式給湯装置における追焚き用熱交換器等の水々熱交換器に関する。
この種のヒートポンプ式給湯装置は、例えば、特許文献1などで知られており、追焚き用熱交換器等の水々熱交換器も広く知られている。
特開2004−232978号公報
そして、このような水々熱交換器は、市場において、熱交換の効率の高いものが要求され、ときに市場において熱交換能力が異なるものが求められる。
そこで本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、熱交換の効率が高く、熱交換能力の異なる要求にも対応できる水々熱交換器を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、熱交換液か被熱交換液が流れる管とこの管との間に被熱交換液か熱交換液が流れる管を同心円状に配設した熱交換部と、この熱交換部の一側部に熱交換液導入口及び被熱交換液導出口を備えた第1の導出入分配部と、前記熱交換部の他側部に被熱交換液導入口及び熱交換液導出口を備えた第2の導出入分配部とを備え、前記第1の導出入分配部の熱交換液導入口から導入された熱交換液を該第1の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入すると共に前記第2の導出入分配部の被熱交換液導入口から導入された被熱交換液を該第2の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入することにより熱交換液と被熱交換液と熱交換させ、この熱交換の後、記第2の導出入分配部の熱交換液導出口から熱交換液を導出させると共に前記第1の導出入分配部の被熱交換液導出口から被熱交換液を導出させることを特徴とする。
第2の発明は、多重に同心円状に管が配設されて各管との間に熱交換液と被熱交換液が交互に流れるように構成された熱交換部と、この熱交換部の一側部に熱交換液導入口及び被熱交換液導出口を備えた第1の導出入分配部と、前記熱交換部の他側部に被熱交換液導入口及び熱交換液導出口を備えた第2の導出入分配部とを備え、前記第1の導出入分配部の熱交換液導入口から導入された熱交換液を該第1の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入すると共に前記第2の導出入分配部の被熱交換液導入口から導入された被熱交換液を該第2の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入することにより熱交換液と被熱交換液と熱交換させ、この熱交換の後、記第2の導出入分配部の熱交換液導出口から熱交換液を導出させると共に前記第1の導出入分配部の被熱交換液導出口から被熱交換液を導出させることを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、内側の管の外方へ複数の間隔形成部を突出させて、外側の管に前記間隔形成部を当接するようにして、熱交換液か被熱交換液が流れる通路の間隔を形成するようにしたことを特徴とする。
本発明によれば、熱交換の効率が高く、熱交換能力の異なる要求にも対応できる水々熱交換器を提供することができる。
以下、図1乃至図4に基づき、本発明の実施形態について説明する。先ず、本発明に係る水々熱交換器である追焚き用熱交換器を備えたヒートポンプ式給湯装置の実施形態について、説明する。全体構成の概略構成図である図1において、ヒートポンプ式の給湯装置10はヒートポンプユニット11と、このヒートポンプユニット11に配管接続される貯湯タンクユニット12とで構成され、これらヒートポンプユニット11及び貯湯タンクユニット12は、通常屋外に設置される。
前記ヒートポンプユニット11は、ユニット本体11A内に、ロータリー2段圧縮機などの能力可変の圧縮機13、加熱装置としての水冷媒熱交換器14、電動膨張弁などの減圧装置15、空気熱交換器である蒸発器16、該蒸発器16に通風して空気と熱交換させる熱交換用送風機19、アキュームレータ17及びヒートポンプ側制御装置18が収容されている。
そして、前記圧縮機13、水冷媒熱交換器14を構成する放熱器14A、減圧装置15、蒸発器16及びアキュームレータ17は、冷媒配管20にて環状に接続されており、二酸化炭素を冷媒として圧縮機13で超臨界圧に圧縮するヒートポンプサイクル(冷媒回路)Xを構成している。また、前記水冷媒熱交換器14は前記放熱器14Aと受熱器14Bとで構成される。
前記貯湯タンクユニット12は、ユニット本体12A内に、貯湯タンク22、この貯湯タンク22の底部に接続される給水配管23、給水開閉弁24、分岐給水配管25、貯湯用配管26、貯湯用・追焚き用循環ポンプ27、追焚き用配管28、水々熱交換器である追焚き用熱交換器29、風呂水用配管30、風呂水用循環ポンプ31、給湯用配管33、混合弁34、風呂給湯開閉弁35、タンク側制御装置36等を収容している。21は圧力逃し弁で、給湯用配管33に接続される。
また、前記貯湯用配管26の出口部26Aは前記貯湯タンク22の底部に接続され、貯湯用配管26の入口部26Bは前記貯湯タンク22の頂部に接続されている。また、追焚き用配管28の出口部28A及び前記給湯用配管33は、それぞれ前記貯湯タンク22の頂部に接続されている。
そして、前記水冷媒熱交換器14と貯湯タンク22との間で貯湯水を循環させることにより前記水冷媒熱交換器14で前記ヒートポンプサイクル(冷媒回路)Xの冷媒と熱交換して加熱された高温水を前記貯湯タンク22に貯湯する第1温水循環路50が形成される。また、風呂の浴槽40内の浴槽水を追焚きするための前記追焚き用熱交換器29と前記貯湯タンク22との間で貯湯水を循環させる第2温水循環路51が形成される。更に、前記浴槽水を追焚きするための前記追焚き用熱交換器29と浴槽40との間で浴槽水を循環させる第3温水循環路53とが形成される。
そして、前記水冷媒熱交換器14と貯湯タンク22との間の前記第1温水循環回路50と前記追焚き用熱交換器29と前記貯湯タンク22との間の前記第2温水循環回路51とを一部重複させるように接続し、この重複した回路中の接続始点(一方の接続端部)に、前記水冷媒熱交換器14に前記貯湯タンク22内下部の水を取り出して供給するか、前記貯湯タンク22上部からの温水を前記追焚き用熱交換器29で追焚きして前記貯湯タンク22の中間部に戻すように供給するか、に切り替える第1三方弁54を設け、重複した回路中の接続終点(他方の接続端部)に、この第1三方弁54を介する前記貯湯タンク22内下部の水を前記水冷媒熱交換器14に供給するか、前記第1三方弁54を介する前記追焚き用熱交換器29で追焚きされた温水を前記貯湯タンク22の中間部に戻すように供給するか、に切り替える第2三方弁55を設ける。また、この前記第1三方弁54と第2三方弁55との間に前記貯湯用・追焚き用循環ポンプ27を配設する。
37は前記ヒートポンプ側制御装置18とタンク側制御装置36とを配線接続する通信線、38は台所用リモートコントローラ、39は風呂用リモートコントローラであり、これら各リモートコントローラ38、39はタンク側制御装置36に配線接続されている。
次に、前記追焚き用熱交換器29について、以下図2乃至図5に基づいて詳述する。図2は前記追焚き用熱交換器29の外観図であり、図3は同じく右側面図であり、図4は同じく縦断面図であり、図5は図4のA−A断面図である。
前記追焚き用熱交換器29は、大きく分けて中央部の熱交換部60と、この熱交換部60の両側部に設けられる導出入分配部61、62とから構成される。前記熱交換部60は、前記追焚き用配管28内を流れる一方の温度の高い熱交換液である温水が通る第1通路63を形成する円筒状の中央第1管64と、この中央第1管64の外側に風呂水用配管30内を流れる被熱交換液である水(又は温水)が通る第2通路65を形成する円筒状の第2管66と、この第2管66の外側に前記熱交換液が通る第3通路67を形成する円筒状の第3管68と、この第3管68の外側に前記被熱交換液が通る第4通路69を形成する円筒状の第4管70と、この第4管70の外側に前記熱交換液が通る第5通路71を形成する円筒状の第5管72と、この第5管72の外側に前記被熱交換液が通る第6通路73を形成する円筒状の第6管74と、この第6管74の外側に前記熱交換液が通る第7通路75を形成する円筒状の第7管76とから構成される。
即ち、中央第1管64の外側に間隔を存して同心円状に第2管66、第3管68、第4管70、第5管72、第6管74及び第7管76が配設されて形成される。そして、中央第1管64が一番長く、その外側の管に向けて徐々に短くなり、第7管76が一番短い。なお、中央第1管64の内側には、流れる熱交換液の速度を遅くして、より熱交換を促進できるように、複数の邪魔板77が配設される。
次に、図4の右方の導出入分配部61について説明すると、前記熱交換部60を構成する各管と同心円状に外側に円筒状の外管80が配設され、この外管80の右開口部を閉塞する円板状の外閉塞板81には貯湯タンク22上部から前記追焚き用配管28を介して温水が導入される熱交換液導入管82が中央部まで貫通して、また前記熱交換部60からの水(又は温水)を浴槽40へと導出させる被熱交換液導出管83の先端が貫通した状態で配設される。
また、前記外管80の内側であって前記第7管76の外側に、熱交換液又は被熱交換液が通る通路84A、84Bを形成するように内管85が前記熱交換部60を構成する各管と同心円状に配設される。そして、前記外管80より短い内管85の右開口部を閉塞する円板状の内閉塞板86には前記被熱交換液導出管83の先端が貫通した状態で配設される。
更に、前記通路84Aに熱交換液導入管82を介して導入された熱交換液が第1通路63、第3通路67、第5通路71及び第7通路75内に流れるように、また前記通路84Bに熱交換部60から導入された被熱交換液が第2通路65、第4通路69及び第6通路73内を流れて被熱交換液導出管83から導出できるように、内管85内に中央第1管64〜第7管76の各右端部が貫通して固定される各閉塞板88が配設されると共に内管85には各連通口89A、89Bが開設される。
一方、図4の左方の導出入分配部62について説明すると、前記熱交換部60を構成する各管と同心円状に外側に円筒状の外管90が配設され、この外管90の左開口部を閉塞する円板状の外閉塞板91には熱交換液が導出される熱交換液導出管92が中央部まで貫通して、また前記浴槽40から被熱交換液が導入される被熱交換液導入管93の先端が貫通した状態で配設される。
また、前記外管90の内側であって前記第7管76の外側に、熱交換液又は被熱交換液が通る通路94A、94Bを形成するように内管95が前記熱交換部60を構成する各管と同心円状に配設される。そして、前記外管90より短い内管95の左開口部を閉塞する円板状の内閉塞板96には前記熱交換液導出管92の先端が貫通した状態で配設される。
更に、前記通路94Aに熱交換部60の第1通路63、第3通路67、第5通路71及び第7通路75からの熱交換液が熱交換液導出管92から導出するように、また被熱交換液導入管93を介して導入された被熱交換液が第2通路65、第4通路69及び第6通路73内に流れるように、内管95内に中央第1管64〜第7管76の各左端部が貫通して固定される各閉塞板98が配設されると共に内管95には各連通口99A、99Bが開設される。
なお、前記通路84Aと84Bとが右端部において連通しないように分岐板100Aが水平状態に設けられ、また前記通路94Aと94Bとが左端部において連通しないように分岐板100Bが水平状態に設けられる。即ち、図4における分岐板100Aの右側面は外閉塞板81内側に固定され、前後面は内管85の内側に固定され、左端部は内閉塞板86内に食い込むように固定されると共に、図5に示すように、前記内管85は断面概ね楕円形状を呈して、その長径部分を外方に更に膨出させて、この膨出部分を外管80の内面に固定させている。また、図4における分岐板100Bの左側面は外閉塞板91内側に固定され、前後面は内管95の内側に固定され、右端部は内閉塞板96内に食い込むように固定されると共に、前記内管95は断面概ね楕円形状を呈して、その長径部分を外方に更に膨出させて、この膨出部分を外管90の内面に固定させている。
ここで、風呂の浴槽40に注湯する湯張りを行う場合は、風呂用リモートコントローラ39の風呂湯張りスイッチ(図示せず)を押すと、貯湯タンク22上部から給湯用配管33へ押し出された高温の湯が混合弁34へ流れ、ここで水道配管23及び分岐給水管25から給水される水道水と混合されて、給湯管41を介して予め設定された温度の湯が浴槽40へ注湯され、所定の湯量が注湯されると湯張りが完了する。
次に、お湯の沸き上げ運転について説明する。先ず、ヒートポンプユニット11の運転開始により、ヒートポンプサイクルXの圧縮機13が起動すると、二酸化炭素の冷媒が圧縮機13によって2段圧縮され、この圧縮機13で圧縮されて吐出した超臨界圧の高温・高圧の液状の冷媒は放熱器14Aで放熱して受熱器14Bを流れる水と熱交換し、その水を加熱する。
そして、前記放熱器14Aで放熱して温度の低下した冷媒は、減圧装置15で減圧されて低圧となった後、蒸発器16に流れ、この蒸発器16で空気から吸熱して蒸発し、低温・低圧のガス状の冷媒となり、アキュームレータ17に流れ、このアキュームレータ17から前記圧縮機13に吸入され再び圧縮される。
上述のヒートポンプユニット11の運転開始に伴い、貯湯タンクユニット12内の貯湯用・追焚き用循環ポンプ27が起動し、前記水冷媒熱交換器14に前記貯湯タンク22内下部の水を取り出して供給するように第1三方弁54が切り替わると共にこの第1三方弁54を介する前記貯湯タンク22内下部の水を前記水冷媒熱交換器14に供給するように第2三方弁55が切り替わり、前記貯湯用・追焚き用循環ポンプ27の運転により、前記貯湯タンク22内下部の低温或いは常温の水が、その出口部26Aから貯湯用配管26内へ流れ、第1三方弁54、貯湯用・追焚き用循環ポンプ27及び第2三方弁55を介して受熱器14Bへ流れ、ここで前記放熱器14A内に流れる高温・高圧の冷媒と熱交換して加熱される。
そして、この受熱器14Bで加熱された高温の湯は前記入口部26Bから貯湯タンク22の上部に流入し、沸き上げ運転の時間の経過に伴って、貯湯タンク22内には80℃以上の湯の貯留量が徐々に増加し、この高温の湯の湯層が貯湯タンク22内の下部の一定位置に至ると、沸き上げ運転が完了する。
また、風呂水用循環ポンプ31、前記貯湯用・追焚き用循環ポンプ27が運転し、また前記貯湯タンク22上部からの温水を前記追焚き用熱交換器29で追焚きして前記貯湯タンク22の中間部に戻すように第1三方弁54が切り替わると共にこの第1三方弁54を介する前記追焚き用熱交換器29で追焚きされた温水を前記貯湯タンク22の中間部に戻すように第2三方弁55が切り替わると、貯湯タンク22の高温水と浴槽40の温水とを追焚き用熱交換器29で熱交換して、浴槽40の温水の追焚きを行うこともできる。
即ち、前記貯湯タンク22内上部の高温水が、出口部28Aから追焚き用配管28内へ流れ、追焚き用熱交換器29、第1三方弁54、貯湯用・追焚き用循環ポンプ27及び第2三方弁55を介して貯湯タンク22の中間部に戻され、また浴槽40内の温水が風呂水用配管30へ流れ、風呂水用循環ポンプ31及び追焚き用熱交換器29を介して浴槽40に戻され、貯湯タンク22の高温水と浴槽40の温水とが追焚き用熱交換器29で熱交換されて、浴槽40の温水の追焚きが行われる。
この場合、貯湯タンク22からの高温水は右の導出入分配部61から熱交換部60に導入され、また浴槽40からの温水は左の導出入分配部62から熱交換部60に導入されるので、この熱交換部60で熱交換されることとなる。
詳述すると、貯湯タンク22からの高温水は熱交換液導入管82を介して右の導出入分配部61の通路84A内に導入され、各連通口89Aを介して各通路63、67、71及び75内に流れるように分配される。一方、浴槽40からの温水は被熱交換液導入管93を介して左の導出入分配部62の通路94B内に導入され、各連通口99Bを介して各通路65、69及び73内に流れるように分配される。
従って、上述するように、貯湯タンク22からの高温水と浴槽40からの温水が熱交換部60に導入されて、熱交換率の高い熱交換がされることとなる。
この熱交換後は、貯湯タンク22からの温水は各連通口99Aを介して通路94Aに導出されて、熱交換液導出管92から導出して、第1三方弁54、貯湯用・追焚き用循環ポンプ、第2三方弁55を介して前記貯湯タンク22の中間部に戻され、一方浴槽40からの温水は各連通口89Bを介して通路84Bに導出されて、被熱交換液導出管83から導出して再び浴槽40に戻される。
また、図6に示すように、中央第1管64、第2管66、第3管68、第4管70、第5管72、第6管74には、外方へ複数の間隔形成部101を突出させて点在させ、各管の外側の管内側面にこの間隔形成部101の頂部を当接させることにより、各通路65、67、69、71、73、75の幅を一定することができ、この各通路内を流れる温水の流れを乱流にすることができ、伝熱面積を増加することと相俟って、熱交換率の更なる向上を図ることができる。
なお、図7に示すように、熱交換液導入管82及び被熱交換液導出管83を右の導出入分配部61の右側部ではなく、円筒側面部に設けてもよく、熱交換液導出管92及び被熱交換液導入管93を左の導出入分配部61の左側部ではなく、円筒側面部に設けてもよい。
以上のように、本発明によれば、熱交換の効率が高く、また熱交換部60や導出入分配部61、62の長さの異なるものや、熱交換部60等を構成する多重管の数を変えたものを複数用意することによって、熱交換能力の異なる仕様の要求にも対応できる水々熱交換器を提供することができる。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
ヒートポンプ式給湯装置の全体構成の概略構成図である。 水々熱交換器である追焚き用熱交換器の外観図である。 同じく追焚き用熱交換器の右側面図である。 同じく水々熱交換器である追焚き用熱交換器の縦断面図である。 図4のA−A断面図である。 同じく追焚き用熱交換器の部分縦断面図である。 同じく他の実施形態の追焚き用熱交換器の外観図である。
符号の説明
X ヒートポンプサイクル
10 給湯装置
11 ヒートポンプユニット
12 貯湯タンクユニット
22 貯湯タンク
29 追焚き用熱交換器
60 熱交換部
61、62 導出入分配部
64 中央第1管
66 第2管
68 第3管
70 第4管
72 第5管
74 第6管
76 第7管
82 熱交換液導入管
83 被熱交換液導出管
84A、B 通路
89A、B 連通口
92 熱交換液導出管
93 被熱交換液導入管
94A、B 通路
99A、B 連通口
101 間隔形成部

Claims (3)

  1. 熱交換液か被熱交換液が流れる管とこの管との間に被熱交換液か熱交換液が流れる管を同心円状に配設した熱交換部と、この熱交換部の一側部に熱交換液導入口及び被熱交換液導出口を備えた第1の導出入分配部と、前記熱交換部の他側部に被熱交換液導入口及び熱交換液導出口を備えた第2の導出入分配部とを備え、前記第1の導出入分配部の熱交換液導入口から導入された熱交換液を該第1の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入すると共に前記第2の導出入分配部の被熱交換液導入口から導入された被熱交換液を該第2の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入することにより熱交換液と被熱交換液と熱交換させ、この熱交換の後、記第2の導出入分配部の熱交換液導出口から熱交換液を導出させると共に前記第1の導出入分配部の被熱交換液導出口から被熱交換液を導出させることを特徴とする水々熱交換器。
  2. 多重に同心円状に管が配設されて各管との間に熱交換液と被熱交換液が交互に流れるように構成された熱交換部と、この熱交換部の一側部に熱交換液導入口及び被熱交換液導出口を備えた第1の導出入分配部と、前記熱交換部の他側部に被熱交換液導入口及び熱交換液導出口を備えた第2の導出入分配部とを備え、前記第1の導出入分配部の熱交換液導入口から導入された熱交換液を該第1の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入すると共に前記第2の導出入分配部の被熱交換液導入口から導入された被熱交換液を該第2の導出入分配部を介して前記熱交換部に導入することにより熱交換液と被熱交換液と熱交換させ、この熱交換の後、記第2の導出入分配部の熱交換液導出口から熱交換液を導出させると共に前記第1の導出入分配部の被熱交換液導出口から被熱交換液を導出させることを特徴とする水々熱交換器。
  3. 内側の管の外方へ複数の間隔形成部を突出させて、外側の管に前記間隔形成部を当接するようにして、熱交換液か被熱交換液が流れる通路の間隔を形成するようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水々熱交換器。
JP2007002792A 2007-01-10 2007-01-10 水々熱交換器 Pending JP2008170049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002792A JP2008170049A (ja) 2007-01-10 2007-01-10 水々熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002792A JP2008170049A (ja) 2007-01-10 2007-01-10 水々熱交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008170049A true JP2008170049A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39698315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002792A Pending JP2008170049A (ja) 2007-01-10 2007-01-10 水々熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008170049A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI470181B (zh) * 2010-07-12 2015-01-21 Cku Inc 熱交換器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI470181B (zh) * 2010-07-12 2015-01-21 Cku Inc 熱交換器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3977382B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP2010196992A (ja) 温水器
JP2010043759A (ja) 貯湯式給湯装置
JP4715439B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2009103387A (ja) 貯湯式給湯装置
JP5245217B2 (ja) 貯湯式給湯暖房装置
JP2004286307A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2005345006A (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP5434955B2 (ja) ヒートポンプ給湯機
JP5655695B2 (ja) 貯湯式給湯機
JP2008170049A (ja) 水々熱交換器
JP3888117B2 (ja) 貯湯式給湯装置
JP5423558B2 (ja) 貯湯式給湯機
CN109458735A (zh) 热水器
JP2010112648A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2014190612A (ja) 暖房装置および熱交換器
JP2015078773A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2004116889A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2006046877A (ja) ヒートポンプ式給湯暖房装置
JP6014435B2 (ja) 三流体熱交換器
JP4058447B2 (ja) ヒートポンプ式給湯暖房機
JP2007003188A (ja) 貯湯式給湯装置
JP2014092310A (ja) ヒートポンプ給湯機
JP2007333335A (ja) 貯湯式給湯暖房装置
JP5741256B2 (ja) 貯湯式給湯機