JP2008165479A - 情報再生装置及び情報再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】再生手段1dは、再生しているコンテンツデータに関するコンテンツ情報1gと、コンテンツデータの提供元の情報提供装置の接続装置情報1fと、を記憶手段1aに格納する。ネットワーク3から切断され、再度接続したとき、情報提供装置検出手段1bは、現時点でネットワークに接続する情報提供装置を検出する。再生制御手段1cは、記憶手段1aの接続装置情報1fに基づき、適合する情報提供装置を検出された情報提供装置2a,2b,・・・,2nから検索する。そして、検索された情報提供装置と接続し、コンテンツ情報1gに設定されるコンテンツデータの再生要求を行う。再生手段1dは、再生要求されたコンテンツデータを取得し、その再生を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は情報再生装置及び情報再生方法に関し、特にネットワークに接続される少なくとも1つの情報提供装置に接続し、情報提供装置から提供された情報を再生する情報再生装置及びその情報再生方法に関する。
近年、コンピュータ技術やネットワーク技術の発達に伴い、各種情報処理装置をネットワーク上に設けられたサーバ装置に接続し、サーバ装置が保有する種々のコンテンツデータを取得して利用することが広く行われている。以下、主として取得したコンテンツデータを再生する装置を情報再生装置と呼ぶ。家庭向けにも、たとえば、オーディオデータ、ビデオデータ、AV(Audio/Visual)データ(同期が取られているオーディオデータとビデオデータ)、静止画データなどのコンテンツデータを蓄積するサーバ装置と、これらのコンテンツデータを再生する情報再生装置とをLAN(Local Area Network)で接続し、サーバ装置から目的とするコンテンツデータの供給を受け、情報再生装置で再生するホームネットワークシステム環境が提供されている。
このようなホームネットワークシステムでは、ネットワーク上に複数台のサーバ装置と情報再生装置とを配置しておき、任意のサーバ装置と情報再生装置とを相互に接続することによって、複数のサーバ装置が保有する大量のコンテンツデータを情報再生装置で再生して楽しむことができる。しかしながら、情報再生装置は、サーバ装置からコンテンツデータを受信しながら再生を行っているため、何らかの要因によってサーバ装置との接続が切れてしまうと、コンテンツデータの再生ができなくなってしまった。そして、その後、ネットワークに再び接続された場合には、最初にネットワークに接続されたときと同様の処理手順が実行されていた。このため、ネットワークが切断される前に接続していたサーバ装置と接続したいユーザは、情報再生装置によって検出された接続可能なサーバ装置のリストから前回接続していたサーバ装置を検索し、その選択操作を行わなければならず、面倒であった。
そこで、何らかの要因でクライアントのネットワーク接続が切れ、再び接続された場合は、自動的に接続されていたサーバを検索し、発見されたサーバに接続する自動ネットワーク接続機能付きクライアントが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−252214号公報(図1)
上記のように、情報再生装置が一旦ネットワークから切り離され、再び接続したときには、情報再生装置がネットワーク切断前の状態に戻ることが望ましい場合が多い。特に、コンテンツデータを再生中に、ネットワークなどの軽微な異常によって情報再生装置がわずかな時間ネットワークから切り離されたような場合には、ネットワーク接続が回復したときにはコンテンツデータを続きから再生することが要望される。また、携帯型の情報再生装置であれば、意図的に電源をオフして場所を移動した後、続きを再生したいような場合もある。さらに、近年、電気製品の省電力化が進んでおり、一定時間操作入力がないなどの条件によって、必要部位以外への電力供給を停止する待機モードへ移行する製品が増えてきている。省電力化の観点から、情報再生装置についても、条件が整えば、待機状態へ移行することが望ましい。しかし、待機状態から復帰し、ネットワークに再接続したときに、最初から設定を行わなければならないのでは、利便性が低い。
しかしながら、従来の情報再生装置では、一旦、サーバ装置との接続が切断されると、ネットワーク接続が回復しても、再度操作を行ってサーバ装置と接続し、再生コンテンツデータを指定し、また先頭からコンテンツデータを再生しなければならないという問題点があった。たとえば、前回接続時に再生が行われていた位置まで進めようと思うと、さらに、煩雑な操作を行わなければならず、利便性が低かった。このような操作は、切断前のサーバ装置との再接続が自動で行われる場合も同様である。
また、通常、コンテンツデータの再生は、情報再生装置内にある程度のコンテンツデータを蓄積してから開始される。このため、コンテンツデータの再生を要求しても、開始までに時間がかかるという問題もあった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、特にネットワークに再接続されたときのユーザの利便性を向上させることが可能な情報再生装置及びその情報再生方法を提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、ネットワークに接続される少なくとも1つの情報提供装置に接続し、情報提供装置から提供された情報を再生する情報再生装置であって、記憶手段、情報提供装置検出手段、再生制御手段、及び再生手段を有する情報再生装置が提供される。記憶手段には、少なくともネットワークを介して最新に接続した情報提供装置を特定する接続装置情報と、情報提供装置から取得して再生したコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、が記憶される。情報提供装置検出手段は、新たにネットワークに接続されると、情報提供装置の装置情報を収集し、装置情報が収集できたか否かに応じてネットワークに接続する情報提供装置を検出する。再生制御手段は、ネットワークへの接続が復帰したときは、記憶手段に格納される接続装置情報とコンテンツ情報とを読み出し、接続装置情報に基づき、接続装置情報に適合する情報提供装置を情報提供装置検出手段によって検出された情報提供装置から選択して接続するとともに、コンテンツ情報に基づき、前回接続時に再生していたコンテンツデータの再生要求を行う。再生手段は、再生要求されたコンテンツデータを情報提供装置から取得し、取得したコンテンツデータを再生するとともに、この情報提供装置に関する接続装置情報、及び再生しているコンテンツデータに関するコンテンツ情報を生成し、記憶手段に格納する。
このような情報再生装置によれば、情報提供装置から提供されるコンテンツデータを再生するとき、この情報提供装置を特定する接続装置情報と、コンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、が記憶手段に格納される。何らかの要因によって、ネットワークから切り離され、新たにネットワークに接続したとき、情報提供装置検出手段は、情報提供装置から装置情報を収集して、現時点でネットワークに接続する情報提供装置を検出する。再生制御手段は、記憶手段に格納される接続装置情報とコンテンツ情報とを読み出し、接続装置情報に適合する情報提供装置を情報提供装置検出手段によって検出された情報提供装置から選択する。そして、選択された情報提供装置と接続し、コンテンツ情報に設定されるコンテンツデータの再生要求を行う。再生制御手段からの再生要求を受付けた再生手段は、再生制御手段によって接続された情報提供装置から再生要求されたコンテンツデータを取得し、再生を行う。このとき、接続している情報提供装置の接続装置情報と、再生しいているコンテンツデータのコンテンツ情報を生成し、記憶手段に格納する。これにより、何らかの要因によってネットワークから切り離され、再度ネットワークに接続したとき、前回接続時に再生していたコンテンツデータの再生ができる。
また、上記課題を解決するために、ネットワークに接続される少なくとも1つの情報提供装置に接続し、情報提供装置から提供された情報を再生する情報再生装置の情報再生方法において、情報提供装置検出手段が、新たにネットワークに接続されると、情報提供装置の装置情報を収集し、装置情報が収集できたか否かに応じてネットワークに接続する情報提供装置を検出するステップと、再生制御手段が、ネットワークへの接続が復帰したときは、前回ネットワークに接続されたときに最後に接続した情報提供装置を特定する接続装置情報と、情報提供装置から取得して再生したコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、を記憶する記憶手段から接続装置情報及びコンテンツ情報を読み出し、接続装置情報に基づき、接続装置情報に適合する情報提供装置を情報提供装置検出手段によって検出された情報提供装置から選択して接続するとともに、コンテンツ情報に基づき、前回接続時に再生していたコンテンツデータの再生要求を行うステップと、再生手段が、再生制御手段によって再生要求されたコンテンツデータを情報提供装置から取得し、取得したコンテンツデータを再生するとともに、接続している情報提供装置に関する接続装置情報、及び再生しているコンテンツデータに関するコンテンツ情報を生成し、記憶手段に格納するステップと、を実行させることを特徴とする情報再生方法、が提供される。
このような情報再生方法によれば、情報再生装置では、コンテンツデータ再生時、再生しているコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、そのコンテンツデータを提供している情報提供装置を特定する接続装置情報とを記憶手段に記憶しておく。そして、ネットワーク接続が切断され、再度接続されたとき、この時点でネットワークに接続する情報提供装置を検出すると、接続装置情報とコンテンツ情報とに基づき、前回接続時の相手の情報提供装置と接続し、そのとき再生していたコンテンツデータの再生を開始させる。
本発明によれば、情報再生装置は、再生しているコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、このコンテンツデータを提供する情報提供装置を特定する接続装置情報とを記憶しておく。そして、一旦ネットワークから切り離されてから再び接続されたとき、接続装置情報に設定される情報提供装置を選択して接続するとともに、コンテンツ情報に設定されるコンテンツデータの再生を開始する。これにより、再度ネットワークに接続されたとき、ネットワーク切断前に再生されていたコンテンツデータの再生を自動的に再開することが可能となる。このとき、情報提供装置の選択や、コンテンツデータの選択などの煩わしい操作は必要ないため、ユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
本発明に係る情報再生装置が適用される情報再生システムは、ネットワーク3にコンテンツデータを提供する情報提供装置2a,2b,・・・,2nと、情報提供装置2a,2b,・・・,2nから提供されたコンテンツデータを再生する情報再生装置1と、が接続する構成をとる。情報再生装置1は、情報提供装置2a,2b,・・・,2nのうち、ユーザが選択する1台とネットワーク3を介して相互に接続し、コンテンツデータを順次受け取りながら、これを再生する。なお、ネットワーク3には、複数の情報再生装置1が接続されていてもよい。以下、特に情報提供装置2a,2b,・・・,2nを特定する必要がないときは、情報提供装置2と表記する。
この情報再生装置1は、各種情報を記憶する記憶手段1a、ネットワーク3に接続する情報提供装置2を検出する情報提供装置検出手段1b、コンテンツデータの再生を制御する再生制御手段1c、コンテンツデータを再生する再生手段1d、及びネットワーク3を介した通信を制御する通信制御手段1eを有する。
記憶手段1aは、再生手段1dが再生を行っているコンテンツデータを提供している情報提供装置2を特定する接続装置情報1fと、コンテンツデータを特定するコンテンツ情報1gと、を記憶する。このうち、接続装置情報1fとしては、情報提供装置2に固有に付与されるID、ネットワーク上のアドレス、ポート番号などが設定される。また、コンテンツ情報として、コンテンツデータを一意に特定する情報(たとえば、コンテンツデータが保持されるURL(Uniform Resource Locator)など)、タイトルなどに加え、再生途中であれば経過時間や再生済みのバイト数などが設定される。記憶手段1aに格納される接続装置情報1f及びコンテンツ情報1gは、情報再生装置1の電源がオフされたときにも残しておく必要があるので、記憶手段1aは、電源断でもその内容が保持される不揮発性メモリや、バッテリによってバックアップされるメモリなどで構成される。
情報提供装置検出手段1bは、情報再生装置1が新たにネットワーク3に接続されたとき、ネットワーク3に接続する情報提供装置2a,2b,・・・,2nを検出する。たとえば、ネットワーク3に接続後、ネットワーク3に接続するすべての情報提供装置2a,2b,・・・,2nが受信可能なマルチキャストで装置情報を要求するメッセージを発行する。そして、所定時間が経過するまでに、装置情報を含む応答を受け取れた情報提供装置2は、検出されたと見なす。
再生制御手段1cは、再生手段1dに対し再生要求などの指示を行って、コンテンツデータの再生を制御する。切り離されていたネットワーク3への接続が復帰したときは、記憶手段1aに格納される接続装置情報1fとコンテンツ情報1gとを読み出す。そして、情報提供装置検出手段1bによって検出された情報提供装置2a,2b,・・・,2nの装置情報と、接続装置情報1fに設定されている前回接続時に接続されていた情報提供装置2の装置情報とを照合し、一致するものを選択して、接続する。情報提供装置検出手段1bによって、検出された情報提供装置2a,2b,・・・,2nの中に接続装置情報1fに登録されている情報提供装置2がないときは、接続装置情報1fに基づき、前回接続時に接続されていた情報提供装置2に対し起動要求を発行して、ウェイクアップさせる。ウェイクアップされれば、接続する。そして、再生手段1dに対し、コンテンツ情報に基づき、前回接続時に再生していたコンテンツデータの再生要求を行う。また、ネットワーク3への接続が復帰したときでないとき、あるいは、接続装置情報1fに何も登録されていないときは、情報提供装置検出手段1bが検出した情報提供装置2の一覧を図示しない表示部に表示し、ユーザの選択を待つ。そして、情報提供装置2が選択され、コンテンツデータが選択されたときは、そのコンテンツデータの再生要求を行う。
再生手段1dは、再生制御手段1cに従って、コンテンツデータを再生する。再生要求が、ネットワーク3への接続復帰時のコンテンツ情報1gに基づくものであれば、コンテンツ情報1gを参照して再生を行う。前回接続時に再生途中であり、どこまで再生したかを示す再生位置情報が設定されているときには、再生位置情報に基づいて途中から再生を行う。再生処理では、再生要求があったコンテンツデータを保有する情報提供装置2からコンテンツデータを取得し、一旦バッファに蓄積する。通常、コンテンツデータがある程度蓄積されてから再生処理を開始し、コンテンツデータにデコード処理などを施した後、音声あるいは画像信号を再生する。バッファ領域のコンテンツデータは、再生が終了すれば、順次新たなコンテンツデータに書き換えられる。このようにして、コンテンツデータの提供を受けながら、再生が行われる。このとき、接続装置情報1f及びコンテンツ情報1gを、再生しているコンテンツデータを提供する情報提供装置2及び再生しているコンテンツデータに関するものに更新し、記憶手段1aに格納する。再生の途中であれば、コンテンツデータをどこまで再生したかを示す経過時間や再生済みのバイト数などが設定される。
通信制御手段1eは、ネットワーク3に接続する情報提供装置2a,2b,・・・,2nと、情報再生装置1との間の通信を制御する。
情報提供装置2a,2b,・・・,2nは、種々のコンテンツデータを蓄積しており、情報再生装置1からの要求を受付けると、要求されたコンテンツデータを供給する。また、コンテンツデータの他、情報再生装置1からの要求に応じて、自身の装置情報、保有するコンテンツデータに関するコンテンツデータ関連情報などを提供する。
このような構成の情報再生システムでは、通常動作時、情報再生装置1は、情報提供装置2a,2b,・・・,2nのいずれかひとつと接続し、コンテンツデータを再生している。このとき、再生しているコンテンツデータに関するコンテンツ情報1gと、このコンテンツデータを提供している情報提供装置2に関する接続装置情報1fと、が生成されて記憶手段1aに格納される。たとえば、情報提供装置2aと接続していれば、情報提供装置2aを特定する情報が接続装置情報1fに設定される。
情報再生装置1が、ネットワーク3から切り離された後、再び接続されると、情報提供装置検出手段1bは、通信制御手段1eを介して情報提供装置2a,2b,・・・2nの装置情報を要求し、応答を待つ。要求は、情報提供装置2a,2b,・・・,2nが受信可能な要求コマンドをマルチキャストで送る。ここで、情報提供装置2a,2bから応答が得られたとする。情報提供装置検出手段1bは、応答が得られた情報提供装置2aと情報提供装置2bがネットワーク3に接続していると判断する。再生制御手段1cは、記憶手段1aから、接続装置情報1fと、コンテンツ情報1gを読み出す。接続装置情報1fに設定されている情報提供装置(ここでは、情報提供装置2aとする)と、検出された情報提供装置2a,2bとを照合し、一致する情報提供装置2aを選択して接続する。次に、再生制御手段1cは、コンテンツ情報1gに設定されるコンテンツデータの再生要求を再生手段1dに対して行う。再生手段1dは、再生要求されたコンテンツデータを情報提供装置2aから取得し、その再生を開始する。
これにより、ネットワーク3から切り離される前に再生されていたコンテンツデータの再生が可能となる。ユーザは、情報提供装置2の選択や、コンテンツデータの指定などの煩わしい操作を行うことなく、コンテンツデータの続きを楽しむことが可能となり、利便性を向上させることができる。
なお、ネットワーク3から切り離されたとき、コンテンツデータの再生が途中であったときは、どこまで再生したのかを示す再生位置情報をコンテンツ情報1gに残しておく。そして、再生手段1dは、再度ネットワーク3に接続したときは、再生位置情報に基づき、前回再生を行っていた続きから再生を行う。ただし、途中からの再生は、情報提供装置2及びそのコンテンツデータが、タイム・シークまたはバイト・シークに対応できなければならない。
また、コンテンツデータを再生するためには、ある程度の量のデータをバッファに蓄積しておかなければならないため、先行して情報提供装置2からデータを取得する。情報再生装置1は、自動でコンテンツデータの再生を開始する場合であっても、ユーザに対し、どの情報提供装置2に接続し、どのようなコンテンツデータを再生するのかなどを示さなければならない。そこで、起動時には、図示しない表示部に、検出された情報提供装置2の一覧表示などの初期画面や、接続した情報提供装置2の接続装置情報と保有するコンテンツ情報、再生を開始したコンテンツデータに関する情報などを順次表示させる必要がある。通常の操作では、コンテンツデータに関する情報などが表示された後に、コンテンツデータの取得などの再生処理が開始されるが、自動でコンテンツデータの再生を再開する場合には、相手の情報提供装置2に接続されるとすぐにコンテンツデータの取得を開始し、取得データをバッファに蓄積しておく。これにより、再生を再開するまでの時間を短くすることができる。また、記憶手段1aに前回取得したコンテンツデータの残りを少し残しておき、その続きからデータの取得を開始させてもよい。これにより、さらに再開までの時間を短縮することができる。
以下、実施の形態を、家庭内に形成されるLAN(Local Area Network)システム(ホームネットワークシステム)に適用した場合を例に図面を参照して詳細に説明する。また、このLANシステムを通じて送受信されるコンテンツデータの例として、オーディオデータを適用する。
[ホームネットワークの構成]
図2は、本発明の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成例を示す図である。本発明の実施の形態のホームネットワークシステムは、サーバ装置21〜23と、オーディオ再生装置11〜13とが、LAN30を通じて接続された構成となっている。
サーバ装置21〜23は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置や、オーディオコンテンツのレコーダなどであり、LAN30への接続機能を備えるとともに、HDD(Hard Disk Drive)などの大容量記憶媒体を備えている。そして、HDDに蓄積されているオーディオデータを、LAN30を通じてオーディオ再生装置11〜13に対して提供することが可能となっている。オーディオ再生装置11〜13は、それぞれLAN30への接続機能を備えており、サーバ装置21〜23からLAN30を介して送信されるオーディオデータを受信して再生する。
なお、このホームネットワークシステムにおいては、実際には、たとえば、サーバ装置21〜23とオーディオ再生装置11〜13とが図示しないブロードバンドルータにそれぞれ接続することにより、LANシステムが形成される。この場合、ブロードバンドルータは、LAN30上の機器に対するDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能及びNAT(Network Address Translation)機能を備え、これにより、LAN30上の各機器が外部ネットワーク(WAN:Wide Area Network)側の回線を共有できるようにもなっている。
以上のようなホームネットワークシステムでは、サーバ装置21〜23は、オーディオデータを提供する情報提供装置としての機能を備え、オーディオ再生装置11〜13は、サーバ装置21〜23からのオーディオデータの提供を受けて再生するクライアント装置(情報再生装置)としての機能を備えたものとなっている。そして、ユーザは、オーディオ再生装置11〜13のそれぞれを通じて、サーバ装置21〜23のいずれかが提供する異なったオーディオコンテンツを楽しむことが可能である。すなわち、オーディオ再生装置11〜13は、再生しようとするオーディオデータ(オーディオコンテンツ)に応じて、サーバ装置21〜23のいずれか一方を、オーディオデータの配信元として選択することが可能となっている。
さらに、本実施の形態のオーディオ再生装置11〜13は、電子機器間の接続やコンテンツデータのやり取りを簡単に行うようにするため、例として、DLNA(Digital Living Network Alliance)が推奨するガイドラインに準拠した機器であるものとする。DLNAガイドラインでは、電子機器の検出や制御、コンテンツデータの管理の手順として、米マイクロソフト社が発表したUPnP(Universal Plug & Play)に標準で対応するよう求めている。
UPnPは、10/100BASE−Tのイーサネット(Ethernet,登録商標)を用いたネットワーク通信において代表的なIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802ネットワーク上で用いることが可能な、IP(Internet Protocol)及びIP上のTCP(Transmission Control Protocol)、UDP(User Datagram Protocol)などで構成されるプロトコル群とデータフォーマットの仕様であり、インターネット標準通信(TCP/IP通信)における機能を拡充するものである。
そして、UPnPをオーディオ再生装置などのいわゆるCE(Consumer Electronics)機器に採用することにより、オーディオ再生装置などのCE機器が、他のCE機器やパーソナルコンピュータとの間で簡単に相互認証し、ネットワークを通じたサービスの提供や提供されたサービスの実行を、ユーザに面倒な作業をさせることなく、簡単かつ適正に行うことを可能にするものである。
[UPnPの概要]
図3は、UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。
図3に示すように、UPnPでは、実際のデータの送受信はインターネット標準通信プロトコルによって行われる。また、以下に説明するようなUPnPの独自の機能を実現するために、SSDP(Simple Service Discovery Protocol)、GENA(General Event Notification Architecture)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、HTTP(HyperText Transfer Protocol)などのプロトコル群が用いられる。
さらに、UPnPでは、図3に示すように、ベンダ定義(UPnP Vendor Defined)、UPnPフォーラム作業委員会定義(UPnP Forum Working Committee Defined)、デバイス仕様(構造)定義(UPnP Device Architecture Defined)がなされることになっている。
そして、UPnPは、アドレッシング(Addressing)、ディスカバリ(Discovery)、ディスクリプション(Description)、コントロール(Control)、イベンティング(Eventing)、プレゼンテーション(Presentation)の6つの機能を提供している。以下、UPnPが提供する6つの機能について説明する。
オーディオ再生装置などのUPnP機器(UPnPが搭載された電子機器)では、UPnPの機能を用いてオーディオデータを利用するために、UPnP・AV・アーキテクチャという規定に従うことなる。UPnP・AV・アーキテクチャにおけるUPnP機器は、以下のように3種類に分類されている。
すなわち、UPnP・AV・アーキテクチャでは、UPnP機器を、コンテンツを提供するメディアサーバ(Media Server)と、制御端末装置として機能するコントロールポイント(Control Point)と、再生装置として機能するメディアレンダラ(Media Renderer)との3つに分類している。ここで、メディアサーバは、ネットワークシステムにおいて一般にサーバ装置と呼ばれているものに相当し、メディアレンダラは、ネットワークシステムにおいて一般にクライアント装置と呼ばれているものに相当する。
また、コントロールポイント(制御装置)は、ネットワークに接続された各UPnP機器を制御することができるものである。コントロールポイントとしての機能は、メディアサーバにもメディアレンダラにも搭載することが可能であり、ネットワークを構成するすべての電子機器にコントロールポイントを搭載することも、また、ネットワークを構成する任意の電子機器にコントロールポイントを搭載することも可能となっている。本実施の形態では、オーディオ再生装置11〜13のそれぞれにコントロールポイントとしての機能が搭載されているものとする。
また、UPnPにおけるアドレッシングは、各UPnP機器が、IEEE802ネットワーク上で自機を特定するためのアドレスを取得する機能であり、DHCPまたはAuto−IPが用いられる。
ディスカバリは、アドレッシングの後に行われ、これによりコントロールポイントは、コントロールしたいターゲット機器(メディアサーバまたはメディアレンダラ)を発見することができる。ここで用いられるプロトコルは、上述のSSDPである。ネットワークシステムを構成する各電子機器は、IEEE802ネットワークに接続されたときに、自分自身が備えるデバイスやサービスを通知するメッセージを、IEEE802ネットワーク上にブロードキャストする。コントロールポイントは、このブロードキャストされたメッセージを受信することで、IEEE802ネットワークにどのような機器が接続されたかを知ることができる。
ディスカバリによって、コントロールポイントが発見したコントロール対象の電子機器が出力したSSDPパケットには、デバイスディスクリプション(Device Description)のURLが記述されている。コントロールポイントは、そのURLにアクセスすることにより、その電子機器のさらに詳しいデバイス情報をデバイスディスクリプションから取得することができる。
このデバイス情報には、アイコン情報、モデル名、生産者名、商品名や、そのデバイスが有するサービスの詳しい情報が記載されているサービスディスクリプション(Service Description)などが記述されている。コントロールポイントは、これらのデバイスディスクリプションやサービスディスクリプションから、ターゲット機器に対するアクセスの方法を知ることができる。デバイスディスクリプションやサービスディスクリプションは、XML(eXtensible Markup Language)で表現されている。
コントロールの機能は、アクション(Action:実行)とクエリ(Query:問い合わせ)の2つの機能に大きく分類される。アクションは、サービスディスクリプションのアクション情報に規定された方法で行われ、アクションを実施(Invoke)することによって、コントロールポイントはターゲット機器を操作することができる。クエリは、サービスディスクリプションの機器情報(State Variable)の値を取り出すために用いられる。コントロールでは、上述のSOAPというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。
イベンティングは、機器情報の値が変更されたとき、そのことをターゲット機器からコントロールポイントに通知させるために用いられる。このイベンティングでは、上述のGENAというトランスポートプロトコルが利用され、その表現としてはXMLが用いられる。プレゼンテーションは、ユーザにユーザインタフェースを用いたコントロール手段を提供するために用いられる。
各UPnP機器は、以上のようなUPnP機能を用いることにより、ユーザに複雑な操作を求めることなく、ネットワークに参加し、通信が行える状態になるだけでなく、他のUPnP機器の検出や接続までも自動的に行うことができるようにされる。
図4は、メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。
UPnP機器であるメディアサーバには、CDS(Contents Directory Service)という機能(Service)が組み込まれており、メディアサーバはこの機能により、コントロールポイントに対して、メディアサーバにどのようにコンテンツが格納されているかを通知する。CDSには、コンテナ(Container)とアイテム(Item)という二つの抽象化されたオブジェクト(Object)があり、これらはいわば、米マイクロソフト社が提供するOS(Operating System)であるWINDOWS(登録商標)におけるフォルダ(Folder)とファイル(File)に相当する。コンテナとアイテムは、図4に示すように常にツリー構造を作ることになっている。なお、本実施の形態では、配信されるオーディオコンテンツ(オーディオデータ)が、図4におけるアイテムを意味している。
コントロールポイントは、図4に示したツリー構造をメディアサーバから取得することにより、各コンテンツのURL(情報が書いてあるリンク(Link))を得ることができる。そして、所望のオーディオコンテンツ(アイテム)の情報が取得できた場合、メディアサーバのAVトランスポート(AV Transport)という機能を用いてオーディオコンテンツの再生や停止など、オーディオトラック(オーディオデータ)についての操作を行うことができるようにされる。
本実施の形態のサーバ装置21〜23とオーディオ再生装置11〜13のそれぞれは、上述のように、UPnPのアドレッシング機能を用いて、TCP/IPの通信が可能な状態になり、UPnPのディスカバリ機能を用いてお互いの機器認証を行う。これによって、各機器は、ネットワークの構成を把握し、目的とする電子機器との間で通信を行うことができるようにされる。
[オーディオ再生装置の構成例]
次に、本実施の形態のホームネットワークシステムを構成するオーディオ再生装置の構成について説明する。
図5は、オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、ここでは例としてオーディオ再生装置11の構成について説明するが、オーディオ再生装置12,13も同様のハードウェア構成により実現できる。
図5に示すように、オーディオ再生装置11は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、フラッシュメモリ104、入力インタフェース(I/F)105、入力部105a、グラフィック処理部106、表示部106a、通信インタフェース(I/F)107、オーディオデコーダ108、イコライザ109、D/A変換部110、オーディオアンプ111、及びスピーカ112を備えている。これらのうち、スピーカ112を除く各ブロックは、内部バス120を介して接続されている。
CPU101は、このオーディオ再生装置11全体に対する制御をつかさどる。ROM102には、CPU101において実行するプログラムや処理に必要なデータなどが記録されている。RAM103は、主に各種の処理において作業領域として用いられるものである。なお、これらのCPU101、ROM102、及びRAM103は、マイクロコンピュータとして実現されてもよい。フラッシュメモリ104は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、たとえば、オーディオ再生装置11の電源が落とされても保持しておくべき種々のデータが記録されるものである。ネットワークへ再接続するときに参照する接続装置情報やコンテンツ情報を記憶する記憶手段として使うこともできる。
入力I/F105は、入力部105aからの信号を、内部バス120を介してCPU101に送信する。入力部105aには、操作キーなどの各種入力スイッチが設けられている。グラフィック処理部106は、CPU101からの命令に従って、表示部106aの画面上に画像を表示させる。表示部106aは、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)などから構成される。
通信I/F107は、図示しないLANケーブルを介してLAN30に接続し、他の機器との間でデータの送受信を行う。また、通信I/F107は、LAN30を通じて受信したパケットからオーディオ符号化データを抽出し、オーディオデコーダ108に直接受け渡すことが可能になっている。
オーディオデコーダ108は、通信I/F107から受信したオーディオ符号化データをデコードする。このオーディオデコーダ108は、たとえば、MP3(Moving Picture Experts Group・Audio Layer-3)などの圧縮符号化方式のオーディオデータをデコード可能となっている。また、LPCM(Linear Pulse Code Modulation)方式のオーディオデータを受けて、そのままイコライザ109に出力する機能も備えている。
イコライザ109は、オーディオデコーダ108から供給されたオーディオデータに音質調整を施し、D/A変換部110に出力する。音質調整のパラメータは、入力部105aを通じて受け付けたユーザからの指示入力に応じて、CPU101からイコライザ109に対して指示される。
D/A変換部110は、イコライザ109から供給されたデジタルオーディオデータを、アナログオーディオ信号に変換する。オーディオアンプ111は、D/A変換部110から供給されたアナログオーディオ信号を、所定のレベルに増幅し、これをスピーカ112に供給する。これにより、スピーカ112からは、これに供給されたアナログオーディオ信号に応じた音声が再生出力される。
なお、オーディオデコーダ108及びイコライザ109の各機能は、CPU101において実行されるソフトウェアによって実現されてもよい。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、図5には、オーディオ再生装置のハードウェア構成を示したが、オーディオデコーダ108からスピーカ112の音声再生処理部を有していないこと、及びコンテンツデータを蓄積する記憶装置を有していることを除き、サーバ装置21〜23のハードウェア構成も同様である。
[ホームネットワークの動作]
上述したホームネットワークシステムでは、ユーザが、オーディオ再生装置11にて、メディアサーバであるサーバ装置21〜23のいずれかに蓄積されているオーディオコンテンツを再生させようとする場合には、サーバ装置を選択し、再生するオーディオコンテンツを指定するという操作が必要になる。本発明の実施の形態では、このような操作によってオーディオコンテンツを選択して再生を行ったときは、その後、何らかの要因によってオーディオ再生装置11がLAN30から切り離されても、LAN30に再び接続したときには、LAN30から切り離される前に再生していたオーディオコンテンツを自動的に再生する。
以下、LAN30への接続が切り離される前後、すなわち、LAN30への接続が切り離される前と、切り離された後に接続が復帰した後の動作について説明する。
(1)接続が切り離される前の動作
最初にLAN30に接続されてからの処理手順を示す。図6は、本発明の実施の形態のオーディオ再生装置の最初の立ち上がりからの処理手順を示したフローチャートである。ネットワーク(LAN30)に接続されて、処理が開始される。
[ステップS11] SSDP M−Searchを発行する。SSDP M−Searchでは、ネットワークに接続されたときに、サーバ装置に対し、サーバ装置が備えるデバイスやサービスを通知することを要求するメッセージをマルチキャストで送信する。そして、所定の応答待ち時間を設定し、応答を待つ。このメッセージを受信したサーバ装置は、自装置を特定する識別情報などを含むSSDP応答パケットを返す。
[ステップS12] SSDPの応答パケットを受信したかどうかを判断する。受信したときは処理を次ステップへ進め、受信しないときは、処理をステップS14に進める。
[ステップS13] SSDPの応答パケットを受信したときは、応答パケットより取得した情報をサーバ情報に設定する。また、応答パケットに基づいて、サーバ装置の詳細を定義するDevice Descriptionを取得する。
[ステップS14] ステップS11で設定した応答待ち時間が経過したかどうかを判定する。経過していなければ、ステップS12に戻って、SSDPの応答を待つ。経過していれば、処理を次ステップへ進める。
[ステップS15] ステップS14までの処理により、接続可能なサーバ装置が検出されたので、ユーザに対し、接続相手のサーバ装置の選択を促すため、表示部106aに検出されたサーバ装置に関するサーバリストを表示する。これにより、ユーザは、所望のサーバ装置の選択ができるようになる。
[ステップS16] ユーザによって、サーバ装置を選択する操作入力が行われたかどうかを判断する。サーバ装置が選択されていなければ、待ち状態を継続する。選択されていれば、処理を次ステップへ進める。
[ステップS17] サーバ装置が選択されたので、このサーバ装置に接続する。また、選択されたサーバ装置に組み込まれるCDSを用いて、サーバ装置が蓄積するオーディオコンテンツの種類や付属情報、格納場所などの関連情報を取得し、コンテンツリストやコンテンツのタイトルなど、コンテンツの選択をユーザに促すための情報を表示部106aに表示する。
[ステップS18] ユーザによって、コンテンツを選択する操作入力が行われたかどうかを判断する。サーバ装置が選択されていなければ、待ち状態を継続する。選択されていれば、処理を次ステップへ進める。
[ステップS19] 選択されたオーディオコンテンツの取得を開始する。ステップS17で接続したサーバ装置が提供するオーディオコンテンツを取得し、データが所定の量蓄積されれば、再生処理を行う。オーディオデコーダ108で、取得したデータをデコードし、イコライザ109、D/A変換器110、オーディオアンプ111、及びスピーカ112を経て音声を出力する。また、ネットワークに再接続したときに、再生を再開するために必要な情報、接続するサーバ装置を特定する接続装置情報と、コンテンツ及び再生状態を特定するコンテンツ情報と、をフラッシュメモリ104など、電源断でも情報が保持される記憶手段に設定する。
以上の処理手順が実行されることにより、ユーザが選択したサーバ装置が保有するオーディオコンテンツが、オーディオ再生装置11によって再生される。
なお、図は、1曲目を再生するまでの処理である。同じサーバ装置に接続して他の曲を再生するときには、ステップS18に戻り、次のコンテンツの選択待ちからの処理が行われる。また、他のサーバ装置に接続するときには、一旦このサーバ装置との接続を切り離し、ステップS15に戻って、サーバリストの表示からの処理を行う。
このようにして、オーディオ再生装置11がネットワークから切り離されるまで、再生処理が何回か繰り返される。
そして、オーディオ再生装置11が、ネットワークから切り離されたときには、最後に接続したサーバ装置の接続装置情報と、再生したコンテンツに関するコンテンツ情報とが記憶手段に保存されている。
ここで、コンテンツ再生に関する再生情報とサーバ装置に関するサーバ情報とについて説明する。
図7は、本発明の実施の形態のオーディオ再生装置の再生情報の一例を示した図である。
リスト管理用の情報であるlist_statusは、コンテンツのリストの処理状態を表している。たとえば、リスト未使用(=0)、情報取得済み(=1)、情報・音データ取得済み(=2)などが設定される。サーバ情報であるcurrent_server_idには、このコンテンツを提供するサーバ装置に関するサーバ情報の番号が設定される。オーディオ再生装置11には、サーバ装置に対応して図8に示すサーバ情報が複数登録されているため、どのサーバ情報のサーバ装置であるかが設定される。
以下は、コンテンツ再生に関するコンテンツ再生情報である。コンテンツ再生情報には、まず、コーデックなどの再生処理に関し、codec_id(コーデックの種類)、bitrate(ビットレート)、frequency(サンプリング周波数)、channel(チャンネル数、モノかステレオかを示す)、bit_per_sample(1サンプル当たりのビット数)が設定される。total_timeには、コンテンツの再生に要する全時間、total_sizeには、コンテンツの全サイズが設定される。current_timeには、現在再生している位置が、コンテンツの先頭から再生したときの経過時間で設定される。current_sizeは、現在の再生位置を再生済みのデータのバイト数で示している。current_time及びcurrent_sizeは、再生処理の進行に応じて適宜更新される。parent_idには、現在再生しているコンテンツの上位層(コンテナまたはフォルダ)のID文字列、object_idには、現在再生しているコンテンツのID文字列が設定される。また、total_child_countには、parent_idによって特定されるコンテンツの上位層の中にあるアイテム(ファイルとフォルダ)数が、current_child_countには、現在再生中のコンテンツがparent_idによって特定される上位層の中にあるアイテムのうちの何番目かを示す。sort_flagと、filter_flagとには、それぞれリストを取得するときのソート方法とフィルタ方法が設定される。コンテンツを取得するための情報として、remote_host(コンテンツのIPアドレス)、remote_port(コンテンツのポート番号)、及びremote_path(コンテンツのURL)が設定される。また、remote_typeには、サーバの種類が設定される。さらに、コンテンツに付随する情報として、title_name(曲名文字列)、artist_name(アーティスト名文字列)、及びalbum_name(アルバム名文字列)が設定される。
再生処理再開のためには、少なくともコンテンツデータの取得に必要な、remote_hostと、remote_portと、remote_pathと、コンテンツのIDであるobject_idを、処理再開時まで情報が保持されるメモリに保存しておく必要がある。
このとき、コンテンツの上位置のIDであるparent_idも保存しておけば、コンテンツと同じコンテナの中にある他のコンテンツの再生を要求できるようになる。
前回接続時に再生途中であれば、その位置を示したcurrent_time(経過時間)、あるいはcurrent_size(再生済みのバイト数)を保存しておけば、コンテンツを途中から再生することができる。
さらに、再生情報に加え、再生しているコンテンツデータの一部、たとえば、サーバ装置から取得し、まだ再生されていないコンテンツデータなどを残しておくこともできる。
図8は、本発明の実施の形態のオーディオ再生装置のサーバ情報の一例を示した図である。図は、1台のサーバ装置のサーバ情報を示したものであり、このようなサーバ情報が少なくとも検出されたサーバ装置の台数分設定される。
サーバ情報には、管理用の情報と、SSDPによって取得した情報と、Device Descriptionから取得した情報と、が設定される。コントロールポイントとして機能するオーディオ再生装置11は、ネットワークに接続すると、SSDP M−Searchによってサーバ装置の検出を行う。SSDP M−Searchによって得られたSSDP応答パケットから取得したserver Addr(サーバ装置のアドレス情報)、uuid(Universally Unique IDentifier; サーバ装置を一意に特定する固有識別子)、location(Device DescriptionのURL)、max age(Cache−Controlのサーバの有効期間)などが、サーバ情報に設定される。サーバ装置のアドレスは可変であるが、uuidによって個々のサーバ装置を識別することができる。続いて、SSDPによって取得したlocationに基づいてDevice DescriptionのURLをアクセスし、デバイス情報を取得する。取得したDevice Descriptionのうち、friendly name(サーバ名文字列)、service cds Addr(コマンドの宛先アドレス)、service cds url(コマンドの送り先URL)、control url(コントロール機能のためのコマンドの送り先URL)などが、サーバ情報に設定される。管理用の情報は、サーバ装置との間の接続状況や接続履歴などが設定される。statusは、このサーバ装置の検出確認状況が設定され、「SSDP M−Searchの応答を受信」、「Device Dscription読込み中」、「Device Description読込み完了」などのうちどの状態にあるのかを示す。current sv.flagにはサーバ装置が選択されているかどうか、typeにはサーバ種類、connectedには、過去に接続されたことがあるかどうか、そしてmac addressにはサーバ装置のMACアドレスが設定される。
再生処理再開のためには、ネットワーク切断前に接続されていたサーバ装置を特定するため、少なくともUUID、IPアドレスとポート、control URLを含む接続装置情報を、処理再開時まで情報が保持されるメモリに保存しておく必要がある。
(2)接続が復帰した後の動作
上記の接続が切り離される前の動作によって、少なくとも切り離される直前に接続していたサーバ装置に関する接続装置情報(UUID、IPアドレスとポート、control URL)と、再生していたコンテンツに関するコンテンツ情報(コンテンツのURL、object ID、parent ID)とが、メモリに保持されている。また、再生途中であれば、さらに、再生位置を示す経過時間と再生済みバイト数とが設定されている。
本発明の実施の形態では、このような前回接続時の再生状態が記録された保存情報に基づき、ネットワークへの接続が復帰したときは、オーディオ再生装置11の状態を接続が切り離される前の再生状態に戻す。以下、詳細な処理手順を説明する。
図9は、本発明の実施の形態のオーディオ再生装置がネットワークに再接続されてからの処理手順を示したフローチャートである。オーディオ再生装置11が、ネットワーク(LAN30)から切り離された後に再接続され、処理が開始される。
[ステップS21] SSDP M−Searchを行う。SSDP M−Searchによる処理は、図6のステップS11〜ステップS14までの処理と同じであるので、ここでの説明を省略する。SSDP M−Searchにより、現在ネットワークに接続するサーバ装置について、図8に示したサーバ情報が取得される。
[ステップS22] ステップS21で取得されたサーバ情報を検索し、接続装置情報に登録されているUUID、IPアドレス、及びポートと対応箇所が一致しているものを検出する。なお、IPアドレスとポートは、替わっている可能性があるので、IPアドレスとポートが一致していなくても、UUIDが一致していれば、接続装置情報に設定されたサーバ装置と同一であると見なす。
[ステップS23] ステップS22の検索処理において、接続装置情報と同じサーバ装置、すなわち、前回接続していた接続サーバ装置が検出されたかどうかを判定する。検出されなかったときは、処理をステップS31に進め、検出されたときは、処理を次ステップへ進める。
[ステップS24] 前回接続していた接続サーバ装置が検出されたときは、検出されたサーバ装置と接続する。
[ステップS25] コンテンツ情報に前回接続時に再生していたコンテンツに関する情報が設定されていれば、そのコンテンツURLに基づいて、コンテンツデータの取得を開始する。前回接続時にはコンテンツの再生途中であり、コンテンツ情報に経過時間あるいは再生済みバイト数が設定されていれば、経過時間あるいは再生済みバイト数に応じた再生位置の続きからコンテンツデータの取得を開始する。また、前回接続時に取得したコンテンツデータがメモリに保持されているときには、その続きから取得を行うようにする。なお、途中からのコンテンツデータ取得は、相手側のサーバ装置及びコンテンツがタイム・シークまたはビト・シーク動作ができる場合に限って実行可能である。実行できないときは、先頭からのコンテンツデータを取得する。
[ステップS26] 表示部に、ステップS21で検出されたサーバ装置のサーバリストや、自動接続したサーバ装置の通知などの初期表示を行う。この表示によって、ユーザに対し、どのサーバ装置と接続しているのかを知らせる。なお、初期表示の間も、ステップS25で開始されたコンテンツデータの取得は、並行して実行されている。
[ステップS27] 再生するコンテンツがあるかどうかを判定する。前回接続時に再生していたコンテンツがないときは、処理をステップS30へ進める。前回接続時に再生していたコンテンツがあり、ステップS25の処理でコンテンツデータの取得が開始されていれば、処理を次ステップへ進める。
[ステップS28] 前回接続時再生していたコンテンツがコンテンツ情報に登録され、コンテンツデータの取得が開始されていれば、再生処理に必要なデータが蓄積された時点でコンテンツデータの再生を開始する。相手のサーバ装置に接続した後、先行してコンテンツデータの取得を開始しているので、短い時間でコンテンツデータの再生を開始することができる。ネットワークから切り離されたときには再生途中であり、サーバ装置からその続きのコンテンツデータを取得できた場合には、前回中断したコンテンツの途中から再生を行う。
[ステップS29] 表示部に、再生しているコンテンツのタイトルなどのコンテンツ再生時の情報を表示し、処理を終了する。
[ステップS30] 接続時に再生していたコンテンツがないときは、コンテンツ情報にparentIDが登録されていれば、parentIDに基づいて、表示部に、同じ階層のコンテンツリストを表示する。本発明の実施の形態では、コンテンツのobjectIDに加え、その上位層のparentIDを保存している。図4では、objectIDは、アイテムのIDに相当し、parentIDはobjectIDを含むコンテナのIDに相当する。したがって、objectIDのみを保持していてもユーザに他のアイテムを提示することはできないが、parentIDを保持していれば、それに属するアイテム、すなわち、objectIDと同じコンテナに属する他のアイテムを提示することができる。そこで、同じコンテナに属する他のコンテンツも含むコンテンツリストを表示して、処理を終了する。
[ステップS31] 前回接続時に接続していたサーバ装置が検出されなかったときは、表示部にステップS21で検出されたサーバ装置のサーバリストを表示し、ユーザにサーバ装置の選択からの操作を要求して処理を終了する。なお、相手側のサーバ装置がウェイクアップ機能を有する場合は、接続装置情報に基づいて相手サーバ装置を起動することもできる。この場合、相手サーバ装置が起動すれば、ステップS24に戻って、コンテンツ再生を再開する処理を行う。
以上の処理手順が実行されることにより、オーディオ再生装置が、ネットワークから切り離され、再びネットワークに接続したときは、前回の接続時に接続していたサーバ装置に関する接続装置情報と、再生を行っていたコンテンツに関するコンテンツ情報とに基づいて、前回接続していたサーバ装置に接続し、さらに、コンテンツの再生を再開する。これにより、ユーザは、オーディオ再生装置が再度ネットワークに接続したときは、もう一度煩雑な操作を繰り返すことなく、前回の続きからコンテンツを楽しむことが可能となり、利便性が向上する。再生途中で中断していた場合は、最初からでなく、途中から再生することもできる。また、コンテンツ再生の再開に必要な情報は保持されており、かつ、サーバ装置に接続するとともに他の処理に先行してコンテンツデータの取得が開始されるため、ネットワークに接続してからコンテンツの再生開始までの時間を短くすることができる。
さらに、実施の形態では、オーディオ再生装置を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、ビジュアルデータを再生する情報再生装置であっても、前回接続された情報再生装置が選択され、コンテンツが自動的に再開されることにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報再生装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本発明の実施の形態に係るホームネットワークシステムの構成例を示す図である。 UPnPのプロトコルスタック(プロトコル群の構造)について説明するための図である。 メディアサーバに格納されたコンテンツを管理するツリー構造の例を示す図である。 オーディオ再生装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のオーディオ再生装置の最初の立ち上がりからの処理手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態のオーディオ再生装置の再生情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態のオーディオ再生装置のサーバ情報の一例を示した図である。 本発明の実施の形態のオーディオ再生装置がネットワークに再接続されてからの処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
1・・・情報再生装置、1a・・・記憶手段、1b・・・情報提供装置検出手段、1c・・・再生制御手段、1d・・・再生手段、1e・・・通信制御手段、2a,2b,〜,2n・・・情報提供装置、3・・・ネットワーク、1f・・・接続装置情報、1g・・・コンテンツ情報

Claims (7)

  1. ネットワークに接続される少なくとも1つの情報提供装置に接続し、前記情報提供装置から提供された情報を再生する情報再生装置において、
    少なくとも前記ネットワークを介して最新に接続した情報提供装置を特定する接続装置情報と、前記情報提供装置から取得して再生したコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、を記憶する記憶手段と、
    新たに前記ネットワークに接続されると、前記情報提供装置の装置情報を収集し、前記装置情報が収集できたか否かに応じて前記ネットワークに接続する前記情報提供装置を検出する情報提供装置検出手段と、
    前記ネットワークへの接続が復帰したときは、前記記憶手段に格納される前記接続装置情報及び前記コンテンツ情報を読み出し、前記接続装置情報に基づき、前記接続装置情報に適合する前記情報提供装置を前記情報提供装置検出手段によって検出された前記情報提供装置から選択して接続するとともに、前記コンテンツ情報に基づき、前回接続時に再生していた前記コンテンツデータの再生要求を行う再生制御手段と、
    前記再生制御手段によって再生要求された前記コンテンツデータを前記情報提供装置から取得し、取得した前記コンテンツデータを再生するとともに、接続している前記情報提供装置に関する前記接続装置情報、及び再生している前記コンテンツデータに関する前記コンテンツ情報を生成し、前記記憶手段に格納する再生手段と、
    を有することを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記再生手段は、再生時に、再生中の前記コンテンツデータに関し、再生開始からの経過時間または再生済みの前記コンテンツデータのサイズに応じた現時の再生位置情報を前記コンテンツ情報に設定しておき、前記ネットワークへの接続復帰に応じて前記再生制御手段から前回接続時に再生していた前記コンテンツデータの再生要求を取得したときには、前記コンテンツ情報に設定されている前記経過時間または前記再生済みの前記コンテンツデータのサイズに基づき、前記コンテンツデータを前記再生位置情報に応じた再生位置から再生させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 前記再生制御手段は、前記情報提供装置に接続するとともに前記コンテンツデータの取得を他の処理に先行して開始させ、接続した前記情報提供装置の提示を含む初期画面を表示部に表示しながら前記コンテンツデータを取得し、再生処理の開始に先行して前記コンテンツデータを蓄積する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  4. 前記再生手段は、再生時に、前記記憶手段の所定の領域に、再生を行った前記コンテンツデータの残りを記憶しておき、
    前記再生制御手段は、前記ネットワークへの接続が復帰したときは、前記記憶手段に格納された前記コンテンツデータの残りの続きから前記コンテンツデータの取得を開始させる、
    ことを特徴とする請求項3記載の情報再生装置。
  5. 前記情報提供装置では、複数の前記コンテンツデータをツリー構造で管理しており、
    前記再生手段は、再生中の前記コンテンツデータに関する情報とともに、少なくとも前記コンテンツデータに関する情報を導出できる前記コンテンツデータのひとつ上位の階層を特定する階層情報を前記コンテンツ情報に登録しておき、
    前記再生制御手段は、前記ネットワークへの接続が復帰したときは、前記記憶手段に格納された前記階層情報に基づき、ユーザに対し、少なくとも前回再生していた前記コンテンツデータと同じ階層に属する他のコンテンツデータに関する情報を提供する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  6. 前記再生制御手段は、前記接続装置情報に適合する前記情報提供装置が検出されなかった場合は、前記接続装置情報に基づき、前記ネットワークへの接続が切断する前に接続相手だった前記情報提供装置に対し、起動を要求する、
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  7. ネットワークに接続される少なくとも1つの情報提供装置に接続し、前記情報提供装置から提供された情報を再生する情報再生装置の情報再生方法において、
    情報提供装置検出手段が、新たに前記ネットワークに接続されると、前記情報提供装置の装置情報を収集し、前記装置情報が収集できたか否かに応じて前記ネットワークに接続する前記情報提供装置を検出するステップと、
    再生制御手段が、前記ネットワークへの接続が復帰したときは、前回前記ネットワークに接続されたときに最後に接続した前記情報提供装置を特定する接続装置情報と、前記情報提供装置から取得して再生したコンテンツデータを特定するコンテンツ情報と、を記憶する記憶手段から前記接続装置情報及び前記コンテンツ情報を読み出し、前記接続装置情報に基づき、前記接続装置情報に適合する前記情報提供装置を前記情報提供装置検出手段によって検出された前記情報提供装置から選択して接続するとともに、前記コンテンツ情報に基づき、前回接続時に再生していた前記コンテンツデータの再生要求を行うステップと、
    再生手段が、前記再生制御手段によって再生要求された前記コンテンツデータを前記情報提供装置から取得し、取得した前記コンテンツデータを再生するとともに、接続している前記情報提供装置に関する前記接続装置情報、及び再生している前記コンテンツデータに関する前記コンテンツ情報を生成し、前記記憶手段に格納するステップと、
    を実行させることを特徴とする情報再生方法。
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