JP2008164989A - 撮像光学系 - Google Patents

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JP2008164989A JP2006355109A JP2006355109A JP2008164989A JP 2008164989 A JP2008164989 A JP 2008164989A JP 2006355109 A JP2006355109 A JP 2006355109A JP 2006355109 A JP2006355109 A JP 2006355109A JP 2008164989 A JP2008164989 A JP 2008164989A
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Toshiyuki Nagaoka
利之 永岡
Yojin Adachi
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Abstract

【課題】近接撮影可能でありながら広いエリアを撮影可能で物体側の入射光線が略テレセントリックである小型の撮像光学系。
【解決手段】少なくとも1枚の正レンズからなる結像光学系1と撮像素子を含み、結像光学系1よりも物体側に、少なくとも1枚のフレネル光学素子2が配置されている。その少なくとも1つのフレネル光学素子2が正の屈折力を有し、条件(1)を満足する。
(1) 0.05<LP /φP <1
ただし、LP はフレネル光学素子2から結像光学系1までの距離、φP はフレネル光学素子2の有効直径である。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像光学系に関し、特に、比較的近接で撮影する広画角小型光学系に関するものである。
近年、撮像光学系を用いてバーコードやQRコードといったパターン画像を撮影し、取得した画像を処理することで所望の情報を得る装置が普及している。また、パターン画像だけでなく、生体認証で用いられる指紋や静脈あるいは目の虹彩等の画像を取得し個人を認証する装置もある。これらの装置は、例えば、携帯電話や携帯端末機、あるいはノートパソコン等に搭載して用いられる場合が多い。これらの装置は、撮像光学系を有している。撮像光学系に対する要望としては、小型かつ薄型であることがあげられる。また、他の要望としては、物体に近接しつつある程度の広いエリアを撮影することから、広画角であることがあげられる。さらに、撮影した後の画像処理の容易さの観点からは、光学系で発生する収差、特に歪曲収差は良好に補正されている必要がある。さらに、撮影時の物体までの距離が一定でない場合、例えば手振れ等の影響で、距離が微少量変わる場合がある。このような場合でも、撮影倍率の変化を小さく抑えるため、物体側の入射光線は略テレセントリック入射であることが望まれている。
比較的近接で撮影する広画角小型光学系としては、特許文献1や特許文献2に記載のものが知られている。これらは広画角で比較的コンパクトな光学系であるが、物体側での略テレセントリック性は確保できていない。また、歪曲収差が極めて大きくなっているため望ましくない。
特開平2−90118号公報 特許第3450543号公報
本発明は従来技術のこれらの問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、物体側の入射光線が略テレセントリックである小型の撮像光学系であって、近接撮影と広いエリアの撮影が可能でありながら、良好な結像性能を維持した撮像光学系を提供することである。
上記目的を達成する本発明の撮像光学系は、少なくとも1枚の正レンズからなる結像光学系と撮像素子を含み、前記結像光学系よりも物体側に、少なくとも1枚のフレネル光学素子が配置されていることを特徴とする。
また、前記の少なくとも1つのフレネル光学素子が正の屈折力を有することを特徴とする。
また、以下の条件(1)を満足することを特徴とする。
(1) 0.05<LP /φP <1
ただし、LP は前記フレネル光学素子から前記結像光学系までの距離、φP は前記フレネル光学素子の有効直径である。
以上の本発明によると、物体側の入射光線が略テレセントリックである小型の撮像光学系であって、近接撮影と広いエリアの撮影可能でありながら、良好な結像性能を維持した撮像光学系を得ることができる。
本実施形態の撮像光学系について説明する。本実施形態の撮像光学系は、少なくとも1枚の正レンズからなる結像光学系と撮像素子を含み、結像光学系よりも物体側に、少なくとも1枚のフレネル光学素子が配置されていることを特徴とするものである。
一般に、光学系の焦点距離を短くすることで広画角は達成可能である。しかしながら、広画角の状態で物体側入射光線を略テレセントリックとするには、物体側に光学素子を配置して入射光線角をコントロールすることが必要である。さらに、薄型化を達成するためは、物体側に配置した光学素子を通常のレンズではなく、フレネル光学素子とすることが望ましい。フレネル光学素子(フレネルレンズ)は、レンズの屈折に寄与する部分だけを残して全体の厚みを薄くしたレンズ素子である。そのため、フレネル光学素子を物体側に配置することで、小型化を達成したまま、物体側入射光線を略テレセントリックとすることが可能である。
また、本実施形態の撮像光学系において、フレネル光学素子は正の屈折力を有することが望ましい。フレネル光学素子が正の屈折力を持つことで、良好な結像性能を維持しつつ、物体側の入射光線を略テレセントリックにすることが可能である。もし、フレネル光学素子が負の屈折力を有した場合は、入射光線の角度がきつくなる。また、結像光学系の屈折力を大きくする必要が生じる。そのため、諸収差を良好に補正することが極めて困難になる。このようなことから、フレネル光学素子が負の屈折力を持つのは望ましくない。
また、本実施形態の撮像光学系において、以下の条件(1)を満足することが望ましい。
(1) 0.05<LP /φP <1
ただし、LP はフレネル光学素子から結像光学系までの距離、φP はフレネル光学素子の有効直径である。
上記条件を満足すると、広いエリアを撮影しつつも良好な結像性能を維持して、小型の撮像光学系を実現することができる。もし、条件(1)の下限の0.05を越えると、結像光学系では極めて広画角な光学系が必要となるため、特に非点収差等の軸外収差の補正が困難となる。また、フレネル光学素子の屈折力も大きくする必要があるので、軸外収差の補正が困難となる。また、上限の1を越えると、撮像光学系が大きくなってしまい、これを無理に小型化するには結像性能を劣化させることになる。
また、本実施形態の撮像光学系においては、以下の条件(2)を満足することが望ましい。
(2) 0.01<f/fP <0.1
ただし、fは結像光学系の焦点距離、fP はフレネル光学素子の焦点距離である。
上記条件を満足すると、フレネル光学素子の製造性も加味しつつ、諸収差を補正して結像性能が良好な小型の撮像光学系を実現することができる。もし、条件(2)の下限の0.01を越えると、結像光学系の焦点距離が短く(屈折力が強く)なる、この場合、特に軸外収差の補正が困難となってしまう。また、諸収差を良好に補正するため、光学系も大きくなってしまう。また、上限の1を越えると、撮像光学系に対して、フレネル光学素子の焦点距離が短くなってしまうため、特に、非点収差の補正が困難となる。また、フレネル光学素子を角度のきつい溝形状にする必要があるため、製造も困難となる。
また、本実施形態においては、フレネル光学素子を1枚用い、該フレネル光学素子の両面がフレネル形状であることが望ましい。このようにすると、フレネル光学素子で発生する諸収差を良好に補正することができる。
図1は、本実施形態においてフレネル光学素子の両面をフレネル形状とした模式図である。図中、αj は光軸O−O’からの距離jにおける像側の輪帯状の屈折面のエッジ角度、βk は光軸O−O’からの距離kにおける物体側の輪帯状の屈折面のエッジ角度である。ここで、片側の面のみをフレネル形状とすることもできるが、片面に屈折力を持たせると、特にフレネル光学素子で発生する軸外収差の発生量が大きくなる。また、片面の場合はエッジ角度が大きくなり、加工が困難となる。そこで、両面をフレネル形状とすることが望ましい。このようにすることで、加工性に優れ、良好な結像性能が維持されたフレネル光学素子を得ることができる。
また、本実施形態において、フレネル光学素子の両面がフレネル形状である場合、以下の条件(3)を満足することが望ましい。
(3) αj <βk
ただし、αj はフレネル光学素子の中心から周辺に向けて距離jにおける像側の面のエッジ角度、また、βk はフレネル光学素子の中心から周辺に向けて距離kにおける物体側の面のエッジ角度である。ここで、j,kは何れも半径の50%以上の距離で、0.9<k/j<1.1を満足する。
本実施形態においては、結像光学系では画角が広いため、フレネル光学素子の像側のエッジ角度が大きいと、この面の反射により、効率を落とすことになる。さらに、軸外収差の発生量も増大させ、結像性能を劣化させる要因ともなる。そこで、本実施形態では、特に結像光学系の画角が大きい、半径の50%以上の距離においては、条件(3)を満足することが望ましい。
また、本実施形態の光学系においては、条件(4)を満足することが望ましい。
(4) 0<DP /f<5
ただし、DP はフレネル光学素子から物体までの距離、fは結像光学系の焦点距離である。
上記条件を満足すると、近接撮影することを鑑みつつ、小型化を達成することができる。もし、条件(4)の下限の0を越えると、フレネル光学素子が機能しなくなってしまう。また、上限の5を越えると、結像光学系の焦点距離に比して、物体距離が長くなるために装置が大きくなってしまう。
また、特に携帯電話やパソコン等に搭載し、小型化を優先する場合、フレネル光学素子から物体までの距離、DP は0mm〜5mmであることが望ましい。
また、本実施形態において、結像光学系が、物体側より順に、少なくとも1枚の負レンズを有する負群と少なくとも1枚の正レンズを有する正群で、いわゆるレトロフォーカスタイプに構成されることが望ましい。このような構成とすることで、広範囲な撮影が可能となる。
また、本実施形態において、負群と正群の間に明るさ絞りが配置されることが望ましい。このような構成とすれば、特に光学系の径方向のサイズを小さくすることが可能である。このような構成とすることで、結像光学系の小型化を達成することができる。
また、本実施形態において、結像光学系の負群に少なくとも1枚の非球面レンズを用い、該非球面レンズの少なくとも1つの面が光軸中心から周辺にかけて負の屈折力を弱める形状を持つことが望ましい。このような構成とすることで、特にディストーションを良好に補正することができる。
また、本実施形態において、結像光学系の正群に少なくとも1枚の非球面レンズを用い、該非球面レンズの少なくとも1つの面が光軸中心から周辺にかけて正の屈折力を弱める形状を持つことが望ましい。このような構成とすることで、特にディストーションを良好に補正することができる。
また、本実施形態の光学系においては、明るさ絞りの直後のレンズの少なくとも1面は非球面形状であることが望ましい。このような構成とすることで、特に球面収差を良好に補正することが可能である。
また、本実施形態において、条件(1)に代えて、以下の条件(1’)を満足することが望ましい。
(1’) 0.1<LP /φP <0.5
上記条件を満足することで、広いエリアを撮影しつつも良好な結像性能を維持して、小型の撮像光学系を実現することができる。
また、本実施形態においては、条件(2)に代えて、以下の条件(2’)を満足することが望ましい。
(2’) 0.02<f/fP <0.08
上記条件を満足することで、フレネル光学素子の製造性も加味しつつ、諸収差を補正して結像性能が良好な小型の撮像光学系を実現することができる。
また、本実施形態の光学系においては、条件(4)に代えて、条件(4’)を満足することが望ましい。
(4’) 0<DP /f<3
上記条件を満足することで、近接撮影することを鑑みつつ、小型化を達成することができる。
以下に、本発明の撮像光学系の実施例1〜4について、図面を参照にして説明する。
実施例1
実施例1は、図2(a)に断面を示す構成である。
図中、1は結像光学系、2はフレネル光学素子、3は物体面を表している。物体面3にCCD等の撮像素子が配置される。
フレネル光学素子2は結像光学系1よりも物体側に配置され、正の屈折力を有している。また、本実施例のフレネル光学素子2では、両方の面をフレネル面としている。
結像光学系1は、図2(b)に断面を示す構成であり、物体側より順に、負レンズ、正レンズの2枚で構成された負群と、明るさ絞りと、正レンズ、正レンズの2枚で構成された正群とで構成されている。また、負の第1レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて負の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。また、正の第3レンズの両面に非球面を用い、特に物体側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて負の屈折力が強くなる、つまり、正の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。
また、実施例1の非球面を持つレンズは全て有機材料を用いている。
また、実施例1では特に、負群を負レンズ、正レンズの2枚で構成しているため、特に色収差を良好に補正したことを特徴としており、カラー画像の取得に適した撮像光学系となっている。
この実施例の数値データは後記するが、r1 、r2 …は各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は各レンズのアッベ数である。また、r0 は物体面の曲率半径、d0 は物体面とフレネル光学素子の第1面との距離である。なお、非球面形状は、xを光の進行方向を正とした光軸とし、yを光軸と直交する方向にとると、下記の式にて表される。
x=(y2 /r)/[1+{1−(K+1)(y/r)2 1/2
+A4 4 +A6 6 +A8 8
ただし、rは近軸曲率半径、Kは円錐係数、A4 、A6 、A8 はそれぞれ4次、6次、8次の非球面係数である。
以下。同じ。
実施例2
実施例2は、図3(a)に断面を示す構成である。
図中、1は結像光学系、2はフレネル光学素子、3は物体面を表している。物体面3にCCD等の撮像素子が配置される。
フレネル光学素子2は結像光学系1よりも物体側に配置され、正の屈折力を有している。また、本実施例のフレネル光学素子2では、両方の面をフレネル面としている。
結像光学系1は、図3(b)に断面を示す構成であり、物体側より順に、負レンズ1枚で構成された負群と、明るさ絞りと、正レンズ、正レンズの2枚で構成された正群とで構成されている。また、負の第1レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて負の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。また、正の第3レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて正の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。
また、実施例2の非球面を持つレンズは全て有機材料を用いている。
この実施例の数値データは後記する。
実施例3
実施例3は、図4に断面を示す構成である。
図4では、フレネル光学素子は省略しているが、実施例1、2と略同様に、最も物体側に配置され、各条件を満足するものである。結像光学系は、物体側より順に、負レンズ、負レンズの2枚で構成された負群と、明るさ絞りと、正レンズ、正レンズの2枚で構成された正群とで構成されている。本実施例では、負の第1レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて負の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。また、正の第3レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて正の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。
この実施例の数値データは後記する。
実施例4
実施例4は、図5に断面を示す構成である。
図5では、フレネル光学素子は省略しているが、実施例1、2と略同様に、最も物体側に配置され、各条件を満足するものである。結像光学系は、物体側より順に、負レンズ1枚で構成された負群と、明るさ絞りと、正レンズと、正レンズと負レンズの接合レンズとからなる合計3枚で構成された正群とで構成されている。本実施例では、負の第1レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて負の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。また、正の第2レンズの両面に非球面を用い、特に像側の非球面形状は、光軸から周辺にかけて正の屈折力が弱くなるような形状で構成されている。
実施例4は接合レンズを用いることで、特に色収差を良好に補正したことを特徴としており、カラー画像の取得に適した撮像光学系となっている。
なお、上記実施例1〜4のフレネル光学素子2の像側の輪帯状の屈折面のエッジ角度αと物体側の輪帯状の屈折面のエッジ角度βは、図10に示した通りである。
以下に、上記実施例1〜4の数値データを示す。
実施例1
P =13.539 φP =49 f=0.828 fP =25 DP =0.5
FNo.2.6
0 = ∞(物体面) d0 = 0.5000
1 = ∞ d1 = 1.0000 nd1 =1.51633 νd1 =64.06
2 = ∞ d2 = 13.5391
3 = ∞ (非球面) d3 = 0.5000 nd2 =1.52542 νd2 =55.78
4 = 1.1254(非球面) d4 = 1.4736
5 = 11.1208 d5 = 0.9376 nd3 =1.92286 νd3 =18.90
6 = -9.0196 d6 = 1.1564
7 = ∞(絞り) d7 = 0.6053
8 = ∞ (非球面) d8 = 1.3180 nd4 =1.52542 νd4 =55.78
9 = -0.9895(非球面) d9 = 0.1000
10= 581.7635 d10= 0.7866 nd5 =1.77250 νd5 =49.60
11= -7.4892 d11= 0.5000
12= ∞ d12= 0.6000 nd6 =1.51633 νd6 =64.06
13= ∞ d13= 0.5083
14= ∞(像面)
非球面係数
第3面
K = 0
4 = -2.9028 ×10-3
6 = 2.6496 ×10-4
8 = 0.0000
第4面
K = -2.3562
4 = 1.0761 ×10-1
6 = -4.7455 ×10-2
8 = 8.8730 ×10-3
第8面
K = 0
4 = -1.2036 ×10-1
6 = 4.2284 ×10-2
8 = 0.0000
第9面
K = -0.9212
4 = 1.6002 ×10-3
6 = -1.8590 ×10-2
8 = 0.0000
(1) LP /φP =0.28
(2) f/fP =0.033
(4) DP /f=0.6 。

実施例2
P =7.136 φP =43 f=0.615 fP =10 DP =1
FNo.2.1
0 = ∞(物体面) d0 = 1.0000
1 = ∞ d1 = 1.0000 nd1 =1.56864 νd1 =30.30
2 = ∞ d2 = 7.1359
3 = ∞ (非球面) d3 = 1.3009 nd2 =1.52268 νd2 =55.78
4 = 1.1828(非球面) d4 = 4.1698
5 = ∞(絞り) d5 = 0.1872
6 = -3.5252(非球面) d6 = 1.6658 nd3 =1.52268 νd3 =55.78
7 = -1.7327(非球面) d7 = 0.1500
8 = 8.2450(非球面) d8 = 1.7714 nd4 =1.52268 νd4 =55.78
9 = -1.5458(非球面) d9 = 0.5000
10= ∞ d10= 1.0000 nd5 =1.50864 νd5 =64.06
11= ∞ d11= 0.8465
12= ∞(像面)
非球面係数
第3面
K = 0
4 = 5.3699 ×10-4
6 = -8.2971 ×10-6
8 = 7.0979 ×10-8
第4面
K = -1.0056
4 = -1.4489 ×10-2
6 = -8.6417 ×10-6
8 = -1.0112 ×10-5
第6面
K = 2.3738
4 = -8.9123 ×10-2
6 = -1.3915 ×10-1
8 = 0.0000
第7面
K = 0.5112
4 = 6.5724 ×10-3
6 = 2.1670 ×10-2
8 = -6.5081 ×10-3
第8面
K = 0
4 = -2.5421 ×10-2
6 = 1.8108 ×10-2
8 = -3.2991 ×10-3
第9面
K = -1.6150
4 = -1.1575 ×10-3
6 = -4.3372 ×10-4
8 = 1.7498 ×10-3
(1) LP /φP =0.17
(2) f/fP =0.062
(4) DP /f=1.63 。

実施例3
f=0.516
FNo.1.61
0 = ∞(物体面) d0 = 0.5000
1 = ∞ d1 = 1.0000 nd1 =1.50864 νd1 =64.06
2 = ∞ d2 = 7.4323
3 = 227.2766(非球面) d3 = 0.6000 nd2 =1.52268 νd2 =55.78
4 = 2.0382(非球面) d4 = 3.3829
5 =-50150 d5 = 0.8915 nd3 =1.50871 νd3 =64.14
6 = 3.2564 d6 = 1.9592
7 = ∞(絞り) d7 = 0.1000
8 = 26.7432(非球面) d8 = 1.7854 nd4 =1.72963 νd4 =49.34
9 = -1.4130(非球面) d9 = 0.1000
10= -721.7818 d10= 1.2977 nd5 =1.75849 νd5 =49.60
11= -3.5792 d11= 0.4000
12= ∞ d12= 0.6000 nd6 =1.50864 νd6 =64.06
13= ∞ d13= 0.5093
14= ∞(像面)
非球面係数
第3面
K = 0
4 = 5.9945 ×10-4
6 = -2.7490 ×10-6
8 = 0.0000
第4面
K = -0.8411
4 = -6.3458 ×10-3
6 = -1.5177 ×10-4
8 = 0.0000
第8面
K = 0
4 = 1.4902 ×10-17
6 = 1.8855 ×10-17
8 = 0.0000
第9面
K = 0
4 = 6.4225 ×10-2
6 = 2.1097 ×10-2
8 = 0.0000 。

実施例4
f=1.44
FNo.2.61
0 = ∞(物体面) d0 = 0.5000
1 = ∞ d1 = 1.0000 nd1 =1.51633 νd1 =64.06
2 = ∞ d2 = 9.9052
3 = ∞ (非球面) d3 = 0.7000 nd2 =1.52542 νd2 =55.78
4 = 1.7765(非球面) d4 = 5.3441
5 = ∞(絞り) d5 = 0.1557
6 = -1.2415(非球面) d6 = 1.2891 nd3 =1.52542 νd3 =55.78
7 = -1.1203(非球面) d7 = 0.1000
8 = 4.0153 d8 = 2.5616 nd4 =1.77250 νd4 =49.60
9 = -1.4957 d9 = 0.4000 nd5 =1.92286 νd5 =18.90
10= -3.2619 d10= 0.5000
11= ∞ d11= 0.6000 nd6 =1.51633 νd6 =64.06
12= ∞ d12= 0.5081
13= ∞(像面)
非球面係数
第3面
K = 0
4 = 2.4999 ×10-4
6 = 2.1410 ×10-6
8 = 0.0000
第4面
K = -0.9230
4 = -1.2303 ×10-2
6 = 1.2013 ×10-4
8 = 4.7406 ×10-6
第6面
K = 0
4 = -9.3040 ×10-2
6 = -1.3515 ×10-1
8 = 0.0000
第7面
K = -0.0940
4 = 1.2079 ×10-2
6 = 3.4421 ×10-2
8 = 0.0000 。
以上の実施例1〜4の収差図をそれぞれ図6〜図9に示す。これらの収差図において、DZYは横収差、ASは非点収差、DTは歪曲収差、CCは倍率色収差を示す。各図中、“FIY”は像高を示す。また、λ=890nmは波長890nmでの収差を示す曲線である。
以上の本発明の撮像光学系は例えば次のように構成することができる。
〔1〕 少なくとも1枚の正レンズからなる結像光学系と撮像素子を含み、前記結像光学系よりも物体側に、少なくとも1枚のフレネル光学素子が配置されていることを特徴とする撮像光学系。
〔2〕 前記の少なくとも1つのフレネル光学素子が正の屈折力を有することを特徴とする上記1記載の撮像光学系。
〔3〕 以下の条件(1)を満足することを特徴とする上記2記載の撮像光学系。
(1) 0.05<LP /φP <1
ただし、LP はフレネル光学素子から結像光学系までの距離、φP はフレネル光学素子の有効直径である。
〔4〕 以下の条件(2)を満足することを特徴とする上記2記載の撮像光学系。
(2) 0.01<f/fP <0.1
ただし、fは結像光学系の焦点距離、fP はフレネル光学素子の焦点距離である。
〔5〕 フレネル光学素子を1枚用い、該フレネル光学素子の両面がフレネル形状であることを特徴とする上記2記載の撮像光学系。
〔6〕 前記フレネル光学素子が以下の条件(3)を満足することを特徴とする上記5記載の撮像光学系。
(3) αj <βk
ただし、αj はフレネル光学素子の中心から周辺に向けて距離jにおける像側の面のエッジ角度、また、βk はフレネル光学素子の中心から周辺に向けて距離kにおける物体側の面のエッジ角度である。ここで、j,kは何れも半径の50%以上の距離で、0.9<k/j<1.1を満足する。
〔7〕 以下の条件(4)を満足することを特徴とする上記2記載の撮像光学系。
(4) 0<DP /f<5
ただし、DP はフレネル光学素子から物体までの距離、fは結像光学系の焦点距離である。
〔8〕 前記結像光学系が、物体側より順に、少なくとも1枚の負レンズを有する負群と、少なくとも1枚の正レンズを有する正群で構成されていることを特徴とする上記1〜3の何れか1項記載の撮像光学系。
〔9〕 前記結像光学系の負群と正群の間に明るさ絞りが配置されていることを特徴とする上記8記載の撮像光学系。
〔10〕 前記結像光学系の負群に少なくとも1枚の非球面レンズを用い、該非球面レンズの少なくとも1つの面が光軸中心から周辺にかけて負の屈折力を弱める形状を持つことを特徴とする上記8記載の撮像光学系。
〔11〕 前記結像光学系の正群に少なくとも1枚の非球面レンズを用い、該非球面レンズの少なくとも1つの面が光軸中心から周辺にかけて正の屈折力を弱める形状を持つことを特徴とする上記8記載の撮像光学系。
本発明においてフレネル光学素子の両面をフレネル形状とした模式図である。 本発明の撮像光学系の実施例1の断面図(a)と結像光学系の断面図(b)である。 本発明の撮像光学系の実施例2の断面図(a)と結像光学系の断面図(b)である。 本発明の撮像光学系の実施例3の結像光学系の断面図である。 本発明の撮像光学系の実施例4の結像光学系の断面図である。 実施例1の収差図である。 実施例2の収差図である。 実施例3の収差図である。 実施例4の収差図である。 実施例1〜4のフレネル光学素子の像側の輪帯状の屈折面のエッジ角度と物体側の輪帯状の屈折面のエッジ角度を示す図である。
符号の説明
1…結像光学系
2…フレネル光学素子
3…物体面

Claims (3)

  1. 少なくとも1枚の正レンズからなる結像光学系と撮像素子を含み、前記結像光学系よりも物体側に、少なくとも1枚のフレネル光学素子が配置されていることを特徴とする撮像光学系。
  2. 前記の少なくとも1つのフレネル光学素子が正の屈折力を有することを特徴とする請求項1記載の撮像光学系。
  3. 以下の条件(1)を満足することを特徴とする請求項2記載の撮像光学系。
    (1) 0.05<LP /φP <1
    ただし、LP は前記フレネル光学素子から前記結像光学系までの距離、φP は前記フレネル光学素子の有効直径である。
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