JP2008164292A - プローブ検査装置、位置ずれ補正方法、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

プローブ検査装置、位置ずれ補正方法、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プローブ針が一の電極パッドに複数回接触する場合においてもプローブ針の接触位置の位置ずれを適切に補正することで、プローブ針の接触位置を常に最適に保つこと。
【解決手段】プローブ検査装置100は、CCDカメラ6によりチップ30の各パッド40へのプローブ針8aのコンタクト前画像51とコンタクト後画像52を撮像し、画像処理用PC10により、両画像の差分画像53を抽出して、この差分画像53中の最新の針跡41bの位置と目標位置との位置ずれ量をパッド30毎に算出し、この各位置ずれ量からプローブカード8全体としての補正量を算出して、この補正量を次の検査対象のチップ30の各パッド40の検査において反映させて位置ずれ補正を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置、当該プローブ検査装置における位置ずれ補正方法、当該プローブ検査装置に用いられる情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムに関する。
従来から、例えば半導体ウェハ(以下、単にウェハともいう)に形成された半導体チップ(以下、単にチップともいう)等の電子デバイスの電気的特性を検査するためのプローブ検査装置が知られている。このプローブ検査装置においては、プローブカードに設けられたプローブ針をチップ上の電極パッドに接触させ、プローブカードに接続されたテスタにより所定の電圧をかけて出力を測定して、期待値と比較することでチップの良否を判定する。
このプローブ検査においては、プローブ針を電極パッドの目標位置に正確に接触させることが重要となる。プローブ針が電極パッドの中心からずれた周縁部や電極パッド外の位置に接触してしまうと誤検査に繋がってしまう。また、一のチップに対して複数回の測定を行うために、電極パッド上の領域を複数の測定毎に使い分ける場合もあり、プローブ針がその測定毎の異なる領域からずれて接触してしまうと、複数回の測定が困難となってしまう。
このようなプローブ針の位置ずれを補正するための技術として、下記特許文献1には、プローブカードの触針の針跡をカラーカメラによって観察し、この針跡が電極パッド上の適正な位置(例えば電極パッドの中心)に付けられているかを判断し、その針跡の位置が適正な位置からずれている場合には、例えば針跡の中心と電極パッドの中心との位置ずれをなくすようにステージを微小移動させる方法が開示されている。また、その他下記特許文献2〜5にも、プローブ針の位置合わせに関する技術が記載されている。
特開2004−63877号公報(段落[0006)等) 特公平06−005690号公報 特公平07−013990号公報 特許第2575072号公報 特許第2984541号公報
ところで、上記プローブ検査においては、一の電極パッドに対して種々の電気的条件毎に複数回の測定が行われる場合があり、この場合には一の電極パッド上に複数の針跡が付くこととなる。しかしながら、上記各特許文献の技術においては、このような複数の針跡が付いた電極パッドを撮像しても、どの針跡が最新の針跡であるかが判別できないため、現在の位置ずれ量が算出できず、位置ずれ補正ができなくなってしまう。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、プローブ針が一の電極パッドに複数回接触する場合においてもプローブ針の接触位置の位置ずれを適切に補正することで、プローブ針の接触位置を常に最適に保つことが可能なプローブ検査装置、当該プローブ検査装置における位置ずれ補正方法、当該プローブ検査装置に用いられる情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及びプログラムを提供することにある。
上述の課題を解決するため、本発明の主たる観点に係るプローブ検査装置は、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置であって、前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドと、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドとをそれぞれ撮像する撮像手段と、前記撮像された接触前の前記電極パッドの画像を第1の画像として記憶し、前記撮像された接触後の前記電極パッドの画像を第2の画像として記憶する記憶手段と、前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出する差分抽出手段と、前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と、前記算出された補正量を基に前記被検査体と前記プローブ針との相対位置を可変させて前記位置ずれを補正する補正手段とを具備する。
ここで被検査体とは、例えば複数の半導体チップが形成された半導体ウェハやその他の電子デバイスである。この構成により、被検査体にプローブ針が複数回接触することがあっても、上記差分画像を抽出することで常に最新の針跡のみを抽出できるため、プローブ針の接触毎に位置ずれを補正することで、接触状態を常に最適位置に保つことができる。したがって、接触不良に起因する被検査体の電気的特性の測定の失敗を防止し、結果として被検査体の歩留まりを向上させることができる。なお、上記補正手段による相対位置の可変は、例えば、上記プローブ針の接触方向に対して垂直な平面上で上記被検査体をX方向やY方向へ移動させることで行われる。また、上記被検査体が、複数の電極パッドが設けられた複数の半導体チップを有する半導体ウェハである場合には、現在の検査対象である一の半導体チップの各電極パッドについて算出された補正量を、次の検査対象である他の半導体チップの各電極パッドについて反映させるようにしてもよい。
上記プローブ検査装置は、前記電極パッドに対して複数回に亘って前記プローブ針の接触による前記電気的特性の検査が行われる場合に、一の回の次回の検査において前記撮像手段による前記第1の画像の撮像を規制する規制手段を更に具備し、前記記憶手段は、前記一の回の検査において前記第2の画像として記憶された画像を、前記次回の検査における前記第1の画像として記憶するようにしても構わない。
これにより、前回の検査時に撮像した第2の画像を次回の検査時に第1の画像として用いることができるため、検査毎に第1の画像を撮像する手間を省くことができ、また記憶手段の記憶容量を削減することもできる。
上記プローブ検査装置において、前記記憶手段は、前記差分抽出後に前記第1の画像を削除する手段を有していてもよい。これにより、前記記憶手段の記憶容量を更に削減することができる。
上記プローブ検査装置において、前記被検査体は、複数の前記電極パッドが設けられた複数の半導体チップを有する半導体ウェハであり、前記プローブ針は、前記各半導体チップのうち一の半導体チップの前記各電極パッドに一度に接触可能なように複数存在し、前記撮像手段は、前記一の半導体チップの前記各電極パッドの前記第1及び第2の画像をそれぞれ連続的に撮像可能であり、前記記憶手段は、前記各電極パッドの前記第2の画像を、前記一の半導体チップを識別する第1の識別情報と、当該一の半導体チップの前記各電極パッドを識別する第2の識別情報と対応付けて記憶し、前記算出手段は、前記各プローブ針の針跡位置と前記各電極パッド上の各目標位置との間の各位置ずれを一度に補正するための補正量を算出するようにしてもよい。
これにより、各電極パッドにおける各第1及び第2の画像を連続的に撮像して各電極パッドにおける位置ずれを一度に補正することができ、補正にかかる処理効率を向上させることができる。また、各電極パッドの第1及び第2の画像を上記第1及び第2の識別情報にそれぞれ対応付けて記憶するため、複数の半導体チップの各電極パッドについて検査をしながら、一の半導体チップの各電極パッドについて複数回検査をする場合にも、上記各識別情報を参照して前回の第2の画像を次回の第1の画像として容易に呼び出すことができる。これにより、第1の画像の上記連続撮像処理を省略して、撮像手段の処理負担及び記憶手段の使用容量を削減することにより、効率よく位置ずれを補正することができる。なお、この場合に算出される補正量は、上記X及びY方向のみならず、上記平面上における回転(θ)方向の移動も考慮して算出され、上記補正手段は、その補正量に基づいて被検査体を上記平面上のX、Y及びθ方向のうち少なくとも一方向に移動させることで位置ずれを補正する。
上記プローブ検査装置において、前記被検査体は、複数の前記電極パッドが設けられた複数の半導体チップを有する半導体ウェハであり、前記プローブ針は、前記各半導体チップのうち少なくとも2つの半導体チップのそれぞれの前記各電極パッドに一度に接触可能なように、当該少なくとも2つの半導体チップのそれぞれに対して複数存在し、前記撮像手段は、前記少なくとも2つの半導体チップのそれぞれの前記各電極パッドの前記第1及び第2の画像をそれぞれ連続的に撮像可能であり、前記記憶手段は、前記各電極パッドの前記第2の画像を、前記少なくとも2つの半導体チップをそれぞれ識別する第1の識別情報と、当該少なくとも2つの半導体チップの前記各電極パッドをそれぞれ識別する第2の識別情報と対応付けて記憶し、前記算出手段は、前記少なくとも2つの半導体チップにおいて前記各プローブ針の針跡位置と前記各電極パッド上の各目標位置との間の各位置ずれを一度に補正するための補正量を算出するようにしても構わない。
これにより、複数の半導体チップの各電極パッドの位置ずれを一度に補正することができ、補正の処理効率が更に向上する。また、この複数の半導体チップについて複数回検査を行う場合でも、上記第1及び第2の識別情報を参照して前回の第2の画像を次回の第1の画像として容易に呼び出すことで、第1の画像の撮像処理を省略して、効率よく位置ずれを補正することができる。
本発明の他の観点に係る位置ずれ補正方法は、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置における位置ずれ補正方法であって、前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドと、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドとをそれぞれ撮像するステップと、前記撮像された接触前の前記電極パッドの画像を第1の画像として記憶し、前記撮像された接触後の前記電極パッドの画像を第2の画像として記憶するステップと、前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップと、前記算出された補正量を基に前記被検査体と前記プローブ針との相対位置を可変させて前記位置ずれを補正するステップとを具備する。
本発明の他の観点に係る情報処理装置は、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置であって、前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶する記憶手段と、前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出する差分抽出手段と、前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段とを具備する。
本発明の他の観点に係る情報処理方法は、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置における情報処理方法であって、前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶するステップと、前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップとを具備する。
本発明の他の観点に係るプログラムは、被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置に、前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶するステップと、前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップとを実行させるためのものである。
また、このプログラムを記録した記録媒体として本発明を構成してもよい。ここで記憶媒体とは例えばCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等である。
以上のように、本発明によれば、プローブ針が一の電極パッドに複数回接触する場合においてもプローブ針の接触位置の位置ずれを適切に補正することで、プローブ針の接触位置を常に最適に保つことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るプローブ検査装置の構成を示した図である。
同図に示すように、プローブ検査装置100は、例えばシリコン製の半導体ウェハ1(以下、単にウェハ1とも称する)を保持するウェハテーブル2と、当該ウェハテーブル2を同図X、Y、Z及びθ方向へ移動させるためのステージ3と、ウェハ1を上方から撮像するCCDカメラ6と、このCCDカメラ6による撮像時にウェハ1を照明する光源7と、複数のプローブ針8aが設けられたプローブカード8と、これら各部の動作を制御するとともに後述する画像処理を行う画像処理用PC(Personal Computer)10とを有する。
ウェハ1は、図示しない搬送アーム等によりウェハテーブル2上へ搬送され、例えば図示しない真空ポンプ等の吸着手段によりウェハテーブル2に吸着され固定される。なお、ウェハ1をウェハテーブル2に直接吸着させるのではなく、例えば別途ウェハ1を保持可能なトレイ(図示せず)を用意して、ウェハ1が当該トレイに保持された状態でトレイを吸着固定するようにしても構わない。ウェハ1に孔が形成されている場合等にはウェハを直接真空吸着させることが困難な場合もあるため、このトレイを用いた吸着方法は有効である。
図3は、ウェハ1の上面図である。同図に示すように、ウェハ1上には、例えば88個の半導体チップ(ダイ)30(以下、単にチップ30と称する)がグリッド状に形成されている。もちろんチップ30の数は88個に限られるものではない。
図4は、ウェハ1の各チップ30の拡大上面図である。同図に示すように、各チップ30(30a〜30e)には、例えば周縁部に沿ってバンプ状の複数の電極パッド40(以下、単にパッドと称する)が設けられている。本実施形態においては、各パッド40はチップ30の各辺に12個、計48個設けられているが、パッド40の数はこれに限られない。またパッド40のレイアウトも、各チップ30の周縁部に設けられる場合に限られず、各チップ30の全面に亘って設けられていても構わない。各電極パッド40は、例えば金、銀、銅、半田、ニッケル、アルミ等の金属でなり、各チップ30内部に形成された集積回路に接続されている。
上記プローブカード8は、上記各チップ30の電極パッドの数及びレイアウトに対応した複数のプローブ針8aを基板上に固定して構成される。例えば本実施形態においては、48本のプローブ針8aが上記各チップ30のレイアウトに従って設けられる。各プローブカード8はテスタ9に接続されており、各プローブ針8aを各パッド40にコンタクトさせ、この各プローブ針8aを介して各パッド40にテスタ9から種々の条件により電圧をかけ、その出力値を測定し、所定の期待値と比較等することで、各チップ30の電気的特性を検査することができる。
図1を再度参照し、CCDカメラ6は、ウェハ1の上方の所定位置に固定されており、レンズやシャッタ(図示せず)等を内蔵している。CCDカメラ6は、画像処理用PC10から出力されるトリガ信号に基づいて、内蔵のレンズにより拡大された、各チップ30上の各パッド40の像(各パッド40に付いた針跡の像)を、光源7により発せられた閃光下において撮像し、撮像画像を画像処理用PC10へ転送する。具体的には、CCDカメラ6は、一のチップ30に対する電気的特性の検査において、各パッド40に各プローブ針8aがコンタクトする前の画像(以下、コンタクト前画像と称する)と、コンタクトした後の画像(以下、コンタクト後画像と称する)とを撮像する。なお、CCDカメラ6の代わりにCMOSセンサ等の他の撮像素子を内蔵したカメラを用いても構わない。
光源7は、ウェハ1の上方の所定位置に固定されており、例えば高輝度の白色LEDやキセノンランプ等からなるフラッシュランプ及び当該フラッシュランプの点灯を制御するフラッシュ点灯回路等を有する。光源7は、画像処理用PC10から出力されるフラッシュ信号に基づいて、例えば数μ秒程度の所定時間、高輝度の閃光を発することにより、各チップ30の各パッド40を照明する。
ステージ3は、Xステージ11及びYステージ12を移動軸13に沿ってそれぞれ(またはまとめて)X方向、Y方向、Z方向及びθ方向へ移動させるためのモータ4と、当該Xステージ11及びYステージ12の各方向への移動距離を判別するためのエンコーダ5を有する。モータ4は例えばACサーボモータ、DCサーボモータ、ステッピングモータ、リニアモータ等であり、エンコーダ5は例えば各種モータエンコーダやリニアスケール等である。エンコーダ5は、Xステージ11及びYステージ12がX、Y、Z及びθ方向へ単位距離だけ移動する毎に、その移動情報(座標情報)であるエンコーダ信号を生成し、当該エンコーダ信号を画像処理用PC10へ出力する。
各チップ30に対して電気的特性の検査を行う場合には、まず検査対象のチップ30がプローブカード8の各プローブ針8aの真下に位置するようにステージ3をXY平面において移動させ、次にステージ3を真上(Z1方向)に移動させることで各パッド40に各プローブ針8aをコンタクトさせ、この状態でテスタ9から電圧をかける。検査が終了した場合には、再度ステージ3を真下(Z2方向)に移動させて元の状態に戻す。検査対象のチップ30を他のチップ30に変更する場合には、ステージ3をそれらのチップ間の距離の分だけXY平面上で移動させた上で、同様の動作を繰り返す。
また、各チップ30の各パッド40をCCDカメラ6により撮像する場合には、ステージ3をCCDカメラ6が撮像対象のパッド40の真上に位置するようにXY平面上で移動させ、上記光源7からの閃光下で撮像する。なお、プローブカード8による検査時においては、ステージ3の上昇によりウェハ1とCCDカメラ6とが接触することがないよう、CCDカメラ6は別の位置へ待避させておき、撮像時にのみ同図のようにウェハ1の上方にセットされる。
画像処理用PC10は、エンコーダ5から上記エンコーダ信号を入力し、当該エンコーダ信号に基づいて、光源7に対してフラッシュ信号を出力し、一方でCCDカメラ6に対してトリガ信号を出力する。また画像処理用PC10は、エンコーダ5から入力したエンコーダ信号を基に、各チップ30の検査時及び各パッド40の撮像時において、モータ4の駆動を制御するモータ制御信号をモータ4へ出力する。
図2は、当該画像処理用PC10の構成を示したブロック図である。
同図に示すように、画像処理用PC10は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、入出力インタフェース24、HDD25、表示部26及び操作入力部27を有し、各部は内部バス28で相互に電気的に接続されている。
CPU21は、画像処理用PC10の各部を統括的に制御し、後述する画像処理等における各種演算を行う。ROM22は、画像処理用PC10の起動時に必要なプログラムやその他の書き換え不要のプログラムやデータを記憶する不揮発性のメモリである。RAM23は、CPU21のワークエリアとして用いられ、HDD25やROM22から各種データやプログラムを読み出して一時的に格納する揮発性のメモリである。
入出力インタフェース24は、操作入力部27や、上記モータ4、エンコーダ5、光源7及びCCDカメラ6と内部バス28とを接続して、操作入力部27からの操作入力信号の入力や、モータ4、エンコーダ5、光源7及びCCDカメラ6との各種信号のやり取りを行うためのインタフェースである。
HDD25は、OS(Operating System)や後述する撮像処理及び画像処理を行うための各種プログラム、その他の各種アプリケーション、そして上記CCDカメラ6で撮像した各パッド40の画像や、各パッド40に対して各プローブ針8aがコンタクトするための目標位置を示すデータ、その他の各種データ等を内蔵のハードディスクへ記憶する。なお、上記撮像処理や画像処理を行うための各種プログラムは、これらを記録した例えばCD、DVD、BD、フラッシュメモリ等の記録媒体からインストールするようにしても構わない。
表示部26は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等からなり、上記CCDカメラ6で撮像した画像や画像処理用の各種操作画面等を表示する。操作入力部27は、例えばキーボードやマウス等からなり、後述する画像処理等におけるユーザからの操作を入力する。
次に、本実施形態におけるプローブ検査装置100の動作について説明する。このプローブ検査装置100は、各チップ30の電気的特性を検査する際に、各パッド40に対する各プローブ針8aのコンタクト位置が、予め設定した目標位置とずれている場合に、この位置ずれを補正することが可能である。以下、この位置ずれ補正に係る動作を中心に説明する。
図5は、各チップ30の電気的特性の検査を行う場合の動作の流れを示したフローチャートである。なお、本実施形態においては、上記図3で示した88個のチップ30それぞれについて順次検査が行われる。例えば、図3に示した各チップ30のうち、最上行(Y座標が最大)の左端のチップ30から順に例えば行毎に検査が行われる。また、各チップ30に対して全て検査が終了した場合でも、同一のチップ30に対して電気的条件を変えて複数回の検査が行われる場合もある。したがって、各チップ30を検査する際に各チップ30の各パッド40に既にプローブ針8aによる針跡が付いている場合もある。同図においては、各チップ30のうち一のチップ30(例えば図4のチップ30a)を検査対象として検査する場合で、かつ、その検査の前に他のチップ30(例えば図4のチップ30e)に対して同様の検査が行われていることを前提として説明する。
同図に示すように、まず、プローブ検査装置100は、今回の検査の一つ前の検査対象となった他のチップ30の検査において算出された補正量を基に、プローブ針8aのコンタクト位置の位置ずれを補正する(ステップ101)。この動作の詳細については後述する。
続いて、プローブ検査装置100の画像処理用PC10のCPU21は、今回の検査対象のチップ30と同一のチップ30において、前回の検査時のコンタクト後画像がHDD25に記憶されているか否かを判断する(ステップ102)。前回のコンタクト後画像が記憶されている場合(ステップ102のYes)には、当該コンタクト後画像を、今回の検査におけるコンタクト前画像として利用するためにHDD25から読み出す(ステップ103)。
前回のコンタクト後画像が記憶されていない場合(すなわち、当該一のチップ30の各パッド40に対して初めてコンタクトが行われる場合)には、CPU21は、CCDカメラ6の下方までウェハ1の検査対象のチップ30を移動させ、各パッド40のコンタクト前画像をCCDカメラ6に撮像させる(ステップ104)。
図6は、一のチップ30上におけるCCDカメラ6の撮像軌跡を示した図である。同図に示すように、CPU21は、CCDカメラ6が、チップ30の各パッド40のうち、例えば左辺の最上部のパッド40を始点として、チップ30上の撮像位置を反時計回り方向の撮像軌跡を描きながら移動させて、全てのパッド40のコンタクト前画像を連続的に撮像するように、モータ4に対してモータ駆動信号を出力する。なお、撮像時においてCCDカメラ6の位置自体は固定であるため、この場合ステージ3は同図に示した軌跡とは逆方向(時計回り方向)へ移動することとなる。CCDカメラ6は、この移動に合わせてCPU21から出力されるトリガ信号に基づいて、光源7からの閃光下で、各パッド40を連続的にフラッシュ撮像する。撮像された各コンタクト前画像は、例えばRAM23のバッファ領域に保存される。
続いて、CPU21は、CCDカメラ6を検査対象のチップ30の上方から待避させた上で、ステージ3をZ1方向へ移動させるためのモータ駆動信号をモータ4へ出力し、検査対象のチップ30の各パッド40にプローブカード8の各プローブ針8aをコンタクトさせる(ステップ105)。そして、この状態でテスタ9からプローブ針8aを介して各パッド40へ電圧が印加され、各パッド40からの出力値が測定される。
コンタクト及び測定が終了すると、CPU21は、検査対象のチップ30をCCDカメラ6の下方まで再度移動させた上で、各パッド40のコンタクト後画像を撮像させる(ステップ106)。すなわち、上記コンタクト前画像の撮像と同様に、CPU21は、CCDカメラ6が上記図6に示したように移動しながら、各プローブ針8aのコンタクト後の各パッド40を連続的に撮像するように、モータ4へモータ駆動信号を出力するとともに、CCDカメラ6へトリガ信号を出力する。撮像された各パッド40の各コンタクト後画像は、RAM23のバッファ領域等に保存される。
次に、CPU21は、各パッド40のコンタクト前画像とコンタクト後画像との差分を差分画像として抽出する(ステップ107)。図7は、各パッド40のうち一のパッド40において、この差分画像を抽出する様子を概念的に示した図である。
同図に示すように、コンタクト前画像51には、パッド40に一つの針跡41aが付いている様子が現れている。この針跡41aは、この検査対象のチップ30に対する前回の検査におけるコンタクトにより付いた針跡である。またコンタクト後画像52には、パッド40に、上記針跡41aに加えてもう一つの針跡41bが付いている様子が現れている。この針跡41bは、今回の検査におけるコンタクト(上記ステップ105)により付いた針跡である。
CPU21は、このコンタクト後画像52からコンタクト前画像51の差分を取る画像処理を行うことで、差分画像53を抽出する。この差分画像53には、コンタクト後画像52における針跡41bのみが表れている。すなわち、この差分画像53の抽出処理により、チップ30に複数回のコンタクトが行われた場合でも、最新の針跡のみを抽出することができ、今回の検査において位置ずれの補正対象となる針跡を特定することができる。この差分画像53の抽出処理は、今回の検査対象のチップ30上の全てのパッド40について行われる。
続いて、CPU21は、今回の検査対象のチップ30の全てのパッド40について、上記抽出した差分画像53に表れた針跡41bを認識し、この針跡41bと、予め設定した針跡の目標位置との間の位置ずれ量を算出する(ステップ108)。なお、この位置ずれは、例えば各プローブ針8aのコンタクト数の増加による経年劣化等に起因するものである。また、プローブ検査装置100において例えばテスタ9からプローブ針8aを介してパッド40に熱を加えて検査する場合(いわゆる熱的ストレス検査)もあり、この熱によるプローブ針8aの変異等に起因して位置ずれが発生することもある。
図8は、各パッド40のうち一のパッド40において、この位置ずれ量を算出する処理を概念的に示した図である。本実施形態のプローブ検査装置100においては、例えばパッド40の中心をコンタクトの目標位置として設定し、この目標位置データ(座標データ)をHDD25等に記憶している。一方、同図に示すように、差分画像53において、今回の検査における針跡41bは、パッド40の中心を原点とすると、X座標において+方向、Y座標において−方向にずれた位置に現れている。したがって、針跡41bと目標位置との間には、同図中のベクトルa分の位置ずれ量が存在している。CPU21は、差分画像53中から例えば2値化処理等の画像処理により針跡41bを認識し、上記目標位置データと、針跡41bの中心座標とを比較することでこの位置ずれ量を算出する。CPU21は、この処理を、今回の検査対象のチップ30の全てのパッド40について行う。
次に、CPU21は、上記算出した各パッド40における各位置ずれ量を基に、プローブカード8全体としての補正量を算出する(ステップ109)。図9は、チップ30の複数のパッド40に最新の針跡41bが付いた様子を示した図である。なお、同図においては、説明の便宜上、前回の検査における針跡41aは図示していない。同図に示すように、各パッド40における各針跡41bの位置ずれ量は、パッド40毎に異なっている場合がある。これは、プローブカード8の設計上の誤差から生じる場合もあるし、プローブ針8a毎に経年劣化等の進み具合が異なることにもよる。CPU21は、このパッド40毎に異なる位置ずれ量がそれぞれ極力0に近づくように、すなわち、各針跡41bの座標と各目標位置の座標とが極力近似するように、プローブカード8の全体の移動量としての補正量を算出する。この算出は、例えば最小二乗法等の公知の手法を用いることで行なわれる。この補正量は、プローブカード8のXY方向への移動のみならず、θ方向への移動も考慮して算出される。算出された補正量データは、HDD25へ保存される。
続いて、CPU21は、上記コンタクト前画像51のデータをRAM23のバッファ領域から消去する(ステップ110)。コンタクト前画像51は、上記差分画像53の抽出にのみ必要となるため、差分画像53の抽出後はこのコンタクト前画像51を消去することで、RAM23の使用容量を削減することができる。もちろん、この消去処理は、上記各位置ずれ量及び補正量の算出処理の前に行っても構わない。
次に、CPU21は、上記各コンタクト後画像52のデータをRAM23のバッファ領域からHDD25へ書き込む(ステップ111)。このとき、CPU21は、この各コンタクト後画像52を、今回の検査対象であるチップ30を識別するチップID及びこのチップ30の各パッド40を識別するパッドIDと対応付けてHDD25に記憶させる。これにより、今回の検査対象となったチップ30が、後に再び検査対象となった場合に、HDD25に記憶したコンタクト後画像52を上記チップID及びパッドIDを参照して読み出し、その再度の検査におけるコンタクト前画像51として利用することが可能となる。したがって、上記ステップ106におけるコンタクト前画像の撮像処理が不要となり、撮像処理に係る処理負荷が大幅に軽減され、RAM23やHDD25等の記憶容量の削減にも繋がる。
なお、各コンタクト後画像は例えばモノクロのBMP(BitMaP)のデータ形式で保存される。カラーではなくモノクロの画像とすることでHDD25の使用容量を極力抑えながら、非圧縮形式とすることでHDD25への書き込み時間の短縮を図っている。もちろん、カラー画像であっても構わないし、JPEG(Joint Photographic Experts Group)やGIF(Graphic Interchange Format)等の圧縮形式の画像であっても構わない。
そして、CPU21は、今回の検査対象のチップ30(例えば図4のチップ30a)の検査が終了し、プローブカード8が次の検査対象となる他のチップ30(例えば図4のチップ30b)を検査するようにステージ3が移動した場合に、その検査の前処理として、上記ステップ101の処理と同様に、上記ステップ109において算出した補正量を基にステージ3を移動させて、位置ずれ補正を行う(ステップ112)。この場合、パッド40単位で見ると、例えば図4に示した今回の検査対象のチップ30a上で、所定の位置(例えば左辺列の上から3つめの位置)に存在するパッド40aにおける位置ずれ量が、次の検査対象のチップ30b上で、パッド40aと同一の位置に存在するパッド40bにおいて補正されることとなる。なお、次の検査対象となる他のチップ30とは、通常、今回の検査対象となったチップ30に隣接するチップであるが、隣接するチップでなくても構わない。
CPU21は、以上の処理を、検査対象となる全てのチップ30について繰り返す。これにより、一つ前の検査対象となったチップ30の検査において算出された補正量を、次のチップ30の検査においてフィードバック制御的に反映させることができる。また、CPU21は、一のウェハ1の全てのチップ30に対する検査が終了した場合には、次の検査対象である異なるウェハ1の各チップ30に対しても同様の処理を行う。
以上説明したように、本実施形態においては、各チップ30の各パッド40に複数回プローブ検査が行われて複数の針跡が付いている場合でも、上記コンタクト前画像51及びコンタクト後画像52から差分画像53を抽出し、この差分画像53中の最新の針跡41bの位置と目標位置との位置ずれ量をパッド40毎に算出し、この各位置ずれ量からプローブカード8全体としての補正量を算出して、この補正量を次の検査対象のチップ30の検査において反映させることで、プローブ針8aのコンタクト位置を常に目標位置に保つことができる。
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態においては、パッド40の中心位置をプローブ針8aの目標位置としていたが、この位置に限られるものではない。例えば、一つのパッド40を複数の領域に分けて、異なる電気的条件下の検査において複数回のコンタクト用に使い分ける場合もある。図10は、この場合の検査におけるコンタクト前画像51、コンタクト後画像52及び差分画像53を示した図である。
同図(a)に示すように、コンタクト前画像51においては、パッド40の4分割された領域80a〜80dのうち、領域80aに針跡41aが付いている。これは、このチップ30に対する前回の検査の検査時に付いた針跡である。この前回の検査時には、領域80aの中心位置が目標位置とされている。
同図(b)に示すように、コンタクト後画像52においては、領域80bと領域80cの境界辺りに針跡41bが付いている。しかし、この検査においては、領域80bの中心位置が目標位置となるため、この目標位置と針跡41bとの間には位置ずれが生じている。
そこで、同図(c)に示すように、CPU21は、このチップ30の次の検査対象となる他のチップ30の各パッド40において、針跡41bが領域80bの中心位置となるような位置ずれ量を算出し、各パッド40の位置ずれ量を基に補正量を算出する。
上述の実施形態においては、プローブカード8が一のチップの各パッド40へのコンタクトに対応するようにプローブ針8aを有していたが、複数のチップ30の各パッド40へのコンタクトに一度に対応するようなプローブ針8aを有するプローブカード8により検査を行う場合にも本発明を適用することができる。この場合、CCDカメラ6は各チップ30毎に各パッド40を連続撮像し、CPU21は各チップ30毎に各パッド40における位置ずれ量を算出し、各位置ずれ量が、複数のチップ30の各パッド40について極力0に近づくような、プローブカード8全体としての補正量を算出する。
上述の実施形態においては、コンタクト後画像52をHDD25へ保存するようにしていたが、RAM23の容量が十分である場合には、コンタクト後画像52をHDD25に保存せずにRAM23に記憶するようにしてもよい。これによりコンタクト後画像52の書き込み時間及び読み出し時間を短縮して処理効率を向上させることができる。
上述の実施形態においては、チップID及びパッドIDを画像処理用PC10のHDD25へ保存するようにしていたが、このチップID及びパッドIDを、各ウェハ1を識別するウェハIDとともに管理するID管理用のサーバを別途用意してもよい。
上述の実施形態においては、検査対象のチップ30の全てのパッド40についてコンタクト前後画像を用意し、全てのパッド40における位置ずれ量を基に補正量を算出していたが、全てのパッド40ではなく、任意の数(例えば4つ)のパッド40についてのみコンタクト前後画像を撮像し、その任意の数のパッド40における位置ずれ量を基に補正量を算出しても構わない。これにより、撮像処理や差分画像抽出処理、補正量算出処理等に係る処理負荷を軽減し処理時間を短縮することができる。また、補正量の算出処理の対象とするパッド40の数を、上記操作入力部27等を介してユーザが任意に設定できるようにしても構わない。しかしながら、全てのパッド40を処理対象とした方が、位置ずれ量の補正の精度の向上という点で好ましい。また、このように処理しても、上記CCDカメラ6により各パッド40を連続的に高速スキャン撮像することで、処理時間の短縮を図ることができる。
上述の実施形態においては、各チップ30の各パッド40にプローブ針8aがコンタクトする場合のコンタクト前後の画像を撮像して両画像から差分画像を抽出することで最新の針跡を検出していたが、例えばプローブ針8aのコンタクトの瞬間の各パッド40の様子を、別途設けたカメラで撮像するようにしてもよい。これにより、それ以前にそのパッド40に針跡が付いていたとしても、その撮像画像さえあれば最新のコンタクト位置が把握でき、位置ずれ量が算出できるため、コンタクト前後で2回撮像する手間と負担が軽減されることとなる。
本発明の一実施形態に係るプローブ検査装置の構成を示した図である。 本発明の一実施形態における画像処理用PCの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態におけるウェハの上面図である。 本発明の一実施形態におけるウェハの各チップの拡大上面図である。 本発明の一実施形態において各チップの電気的特性の検査を行う場合の動作の流れを示したフローチャートである。 本発明の一実施形態において、一のチップ上におけるCCDカメラの撮像軌跡を示した図である。 本発明の一実施形態において、差分画像を抽出する様子を概念的に示した図である。 本発明の一実施形態における位置ずれ量の算出処理を概念的に示した図である。 本発明の一実施形態においてチップの複数のパッドに最新の針跡が付いた様子を示した図である。 本発明の他の実施形態において、一のパッドを複数の領域に分けてコンタクトの目標位置を各領域毎に設定した場合のコンタクト前画像、コンタクト後画像及び差分画像を示した図である。
符号の説明
3…ステージ
4…モータ
5…エンコーダ
6…CCDカメラ
7…光源
8…プローブカード
8a…プローブ針
9…テスタ
10…画像処理用PC
14…レンズ
21…CPU
23…RAM
25…HDD
30…半導体チップ(チップ、ダイ)
40…電極パッド(パッド)
41…針跡
51…コンタクト前画像
52…コンタクト後画像
53…差分画像
100…プローブ検査装置

Claims (9)

  1. 被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置であって、
    前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドと、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドとをそれぞれ撮像する撮像手段と、
    前記撮像された接触前の前記電極パッドの画像を第1の画像として記憶し、前記撮像された接触後の前記電極パッドの画像を第2の画像として記憶する記憶手段と、
    前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出する差分抽出手段と、
    前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と、
    前記算出された補正量を基に前記被検査体と前記プローブ針との相対位置を可変させて前記位置ずれを補正する補正手段と
    を具備することを特徴とするプローブ検査装置。
  2. 請求項1に記載のプローブ検査装置であって、
    前記電極パッドに対して複数回に亘って前記プローブ針の接触による前記電気的特性の検査が行われる場合に、一の回の次回の検査において前記撮像手段による前記第1の画像の撮像を規制する規制手段を更に具備し、
    前記記憶手段は、前記一の回の検査において前記第2の画像として記憶された画像を、前記次回の検査における前記第1の画像として記憶する
    ことを特徴とするプローブ検査装置。
  3. 請求項2に記載のプローブ検査装置であって、
    前記記憶手段は、前記差分抽出後に前記第1の画像を削除する手段を有することを特徴とするプローブ検査装置。
  4. 請求項2に記載のプローブ検査装置であって、
    前記被検査体は、複数の前記電極パッドが設けられた複数の半導体チップを有する半導体ウェハであり、
    前記プローブ針は、前記各半導体チップのうち一の半導体チップの前記各電極パッドに一度に接触可能なように複数存在し、
    前記撮像手段は、前記一の半導体チップの前記各電極パッドの前記第1及び第2の画像をそれぞれ連続的に撮像可能であり、
    前記記憶手段は、前記各電極パッドの前記第2の画像を、前記一の半導体チップを識別する第1の識別情報と、当該一の半導体チップの前記各電極パッドを識別する第2の識別情報と対応付けて記憶し、
    前記算出手段は、前記各プローブ針の針跡位置と前記各電極パッド上の各目標位置との間の各位置ずれを一度に補正するための補正量を算出する
    ことを特徴とするプローブ検査装置。
  5. 請求項1に記載のプローブ検査装置であって、
    前記被検査体は、複数の前記電極パッドが設けられた複数の半導体チップを有する半導体ウェハであり、
    前記プローブ針は、前記各半導体チップのうち少なくとも2つの半導体チップのそれぞれの前記各電極パッドに一度に接触可能なように、当該少なくとも2つの半導体チップのそれぞれに対して複数存在し、
    前記撮像手段は、前記少なくとも2つの半導体チップのそれぞれの前記各電極パッドの前記第1及び第2の画像をそれぞれ連続的に撮像可能であり、
    前記記憶手段は、前記各電極パッドの前記第2の画像を、前記少なくとも2つの半導体チップをそれぞれ識別する第1の識別情報と、当該少なくとも2つの半導体チップの前記各電極パッドをそれぞれ識別する第2の識別情報と対応付けて記憶し、
    前記算出手段は、前記少なくとも2つの半導体チップにおいて前記各プローブ針の針跡位置と前記各電極パッド上の各目標位置との間の各位置ずれを一度に補正するための補正量を算出する
    ことを特徴とするプローブ検査装置。
  6. 被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置における位置ずれ補正方法であって、
    前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドと、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドとをそれぞれ撮像するステップと、
    前記撮像された接触前の前記電極パッドの画像を第1の画像として記憶し、前記撮像された接触後の前記電極パッドの画像を第2の画像として記憶するステップと、
    前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、
    前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップと、
    前記算出された補正量を基に前記被検査体と前記プローブ針との相対位置を可変させて前記位置ずれを補正するステップと
    を具備することを特徴とする位置ずれ補正方法。
  7. 被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置であって、
    前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶する記憶手段と、
    前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出する差分抽出手段と、
    前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出する算出手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  8. 被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶するステップと、
    前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、
    前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップと
    を具備することを特徴とする情報処理方法。
  9. 被検査体の電極パッドにプローブ針を接触させて前記被検査体の電気的特性を検査するプローブ検査装置に用いられる情報処理装置に、
    前記被検査体への前記プローブ針の接触前の前記電極パッドが撮像された第1の画像と、前記プローブ針の接触後の前記電極パッドが撮像された第2の画像とをそれぞれ記憶するステップと、
    前記記憶された第1の画像と前記第2の画像との差分を差分画像として抽出するステップと、
    前記抽出された差分画像中に表れる前記プローブ針の針跡位置と、前記プローブ針を接触させるべき前記電極パッド上の目標位置との位置ずれを補正するための補正量を算出するステップと
    を実行させるためのプログラム。
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