JP2008161412A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の遊技機では、通常遊技状態から直接RT遊技に移行させるか、CT遊技を経由させるか、2通りのうちどちらか1ルートしかないため、その遊技中における1遊技(例えば、RT移行図柄を揃えるための遊技)又は1チャンス(例えば、RT移行抽選)等でRT遊技に移行できるか否かが決まってしまうという問題があった。
【解決手段】
通常遊技状態におけるRT遊技移行条件は、RT移行図柄として設定された所定の入賞役(例えば、小役「ベル」)が入賞した場合であり、CT遊技中にRT遊技へ移行する条件は、所定の入賞役(例えば、普通役物「SB(シングルボーナス)」に当選し、且つRT移行図柄として設定された所定の入賞役が入賞した場合とし、通常遊技状態だけではなく、CT遊技状態のいずれからもRT遊技に移行できるようにした。
【選択図】図9

Description

本発明は、図柄が配列された複数のリールを回転表示し、遊技者のリール停止ボタン操作によって、すべてのリールの回転が停止した時に現れる図柄の組み合わせに基づいて入賞が決定され、所定の払出しが行われるスロットマシンに代表される遊技機に関する。
従来のスロットマシンに代表される遊技機は、遊技機正面の表示窓内に外周に図柄が配列された3個の回転リールを備えており、外周に配列された図柄は遊技中に遊技者が図柄を目視しやすいように、各リール内側に設けられたランプ又はLED(以下バックライトという)によって背面から照らされている。
遊技者が、メダル投入口にメダルを投入し、スタートレバーを操作すると、各リールは回転を開始してゲームがスタートする。各リールが一斉に回転を始めると、表示窓には図柄が移動して表示される。
遊技者が移動表示される図柄を見ながら各リールに対応する停止ボタンを操作すると、夫々のリールが停止し、入賞ライン上にいずれかの図柄が停止する。入賞ラインは5本設けられており、メダルの投入枚数が1枚、2枚、3枚と増えるにつれて、有効となるラインの本数も1本、3本、5本と増えるようになっている。その結果、有効となっているライン上に所定の図柄組み合わせが揃うと入賞となり、メダルの払出しが行われる。
遊技者は、入賞役の内部当選が報知された場合等に、役に対応する図柄を有効となっているライン上に停止させるようにタイミングを計って停止ボタンを操作する。そして有効となっているライン上に入賞役に対応する図柄を揃えることができれば、その役に対応する枚数のメダルの払出しを受けることができる。また、役に対応する図柄を揃えることができなければ投入したメダルを失うことになる。
図柄組合わせの種類に対応する入賞役(役物ともいう)は、予め決められており、それらの図柄を入賞ライン上に停止させ、入賞させることができた場合には、その役に応じて払出しが行われる。停止した図柄がビッグボーナス(BB)、或いはレギュラーボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBB遊技、或いはRB遊技等の特別遊技(ボーナ遊技ともいう)に移行でき、遊技者に有利な特典(大きな利益)が付与される。ボーナスゲームは、それぞれ所定の遊技構成が設定されており、例えば、RB遊技は、所定の入賞役を高確率で入賞させることが可能であり、入賞毎に、例えば、15枚のメダルが払出される。RB遊技は最大12回のゲーム数を消化するか、或いは最大8回の入賞が達成されることにより終了となる。BB遊技は、小役が高確率で発生するBB中一般ゲーム(小役ゲームとも言う)と上記RB遊技を組合わせたものであり、BB遊技中一般ゲームを30回消化するか、BB遊技中のRB遊技が3回実行されると終了となる。尚、近年、BB遊技中のメダル獲得枚数が規定の上限値に達したことを条件に、BB遊技を終了させるようにしたものもある。
また、このような遊技機においては、内部抽選によって当選した入賞役がボーナス役(BB又はRB)であった場合、そのゲームにおいてボーナス役に対応する図柄組合わせを停止させられずに入賞できなくても、次回以降のゲームで入賞させることができるまでフラグは持ち越され、いわゆる内部当選状態となる。
また、このボーナス内部当選状態において、ボーナス役の入賞を取りこぼした場合、所定のハズレ図柄の組合わせ(リーチ目と呼ばれる)を導出表示させ、ボーナスが内部当選中であることを遊技者に告知する遊技機が知られている。
内部抽選による入賞役の抽選確率は、射倖性が適正の数値範囲内となるように、遊技状態や、メダルの賭け数に対応して予め設定されている。特に遊技者に大きな利益を付与するボーナス役の当選確率の違いは、遊技者によって投入されたメダル数と遊技者に対して払い出されるメダル数の比率(以下ペイアウト率)に大きな影響が出るため、これらの設定値は、従業員が、遊技機毎に設定手段を操作し、例えば、6段階の設定の中から一つの設定値を選択して設定することができるようになっている。
さらに、上記特別遊技状態とは異なる遊技状態であって、所定の開始条件が成立した場合に、所定の確率で発生する特定遊技状態がある。この特定遊技状態としては、例えば、複数のリールのうち、少なくとも1つのリールを無制御にし、遊技者の停止ボタンの操作タイミングによってリールを停止させるCT(チャレンジタイム)や、メダル、或いはクレジットを賭けることなく、次回のゲームを開始できる再遊技(リプレイ)ゲームを、所定回数、又はその他の所定終了条件が成立するまで継続して実行でき、再遊技(リプレイ)当選確率が、通常遊技状態における当選確率よりも高確率に設定されたRT(リプレイタイム)と呼ばれるものがある。
また、近年、RTの発生をCTにおける遊技と関連させることにより遊技の興趣を高めたものが開発されている。例えば、遊技状態がCTにあるときに、「スイカ」の小役に入賞したときにRT抽選を行うものや、CTにおいて、リプレイ当選してなく、中のリール3C、左のリール3L,右のリール3Rの順番で停止された場合に、「ベル」にしか入賞できないが、RT移行権が付与されるものが提案されている。また、内部抽選でSB賞(シングルボーナス)に当選し、入賞させることがきた場合、SBゲームにSB専用役である小役D賞に当選するとRTゲームを付与するようにしたものが提案されている。
しかしながら、上記従来の遊技機では、通常遊技状態から所定開始条件の成立に伴ってRT遊技に移行させるか、又は通常遊技状態からCT遊技に移行した後、このCT遊技中にRT遊技に移行させるための条件を設定しているかのどちらか一方であった。つまり、通常遊技状態から直接RT遊技に移行させるか、CT遊技を経由させるか、2通りのうちどちらか1ルートしかないため、その遊技中における1遊技(例えば、RT移行図柄を揃えるための遊技)又は1チャンス(例えば、RT移行抽選)等でRT遊技に移行できるか否かが決まってしまうため、それ以降の遊技に期待感を持つことがきない。また、RT遊技に移行するまでの遊技も単純となりがちになるという問題があった。
特開2005−237488 特開2006−87466 特開2006−223852
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、RT遊技への移行を複数の遊技状態から可能とするとともに、移行可能な遊技状態における遊技性をも向上させた遊技機を提供する事にある。
上記課題を解決するため、本発明においては、外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選の結果に基づいて複数の入賞役の中から一つの入賞役を決定し、有効な入賞ラインのいずれかに、前記複数のリールを停止制御する遊技制御手段を備えた遊技機において、前記遊技制御手段は、少なくとも、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技状態と、前記通常遊技状態とはリールの停止制御が異なる第1特定遊技状態と、前記複数の入賞役のうち、再遊技の当選確率が前記通常遊技状態よりも高く設定された第2特定遊技状態とを有し、所定の条件が成立した場合に、前記複数の遊技状態のうち、少なくとも2つの遊技状態のいずれからも前記第2の特定遊技状態に移行できるように制御されることを特徴とする。
また、前記第2特定遊技状態に移行可能な前記複数の遊技状態のうち、1つは前記通常遊技状態であり、他の1つは前記第1特定遊技状態であり、前記第2特定遊技状態に移行するための前記所定の条件は、前記通常遊技状態においては、少なくとも1つの所定の特定遊技移行役が入賞した場合であり、前記第1特定遊技状態においては、前記所定の特定遊技移行役とは異なる少なくとも1つの前記所定の入賞役に当選し、且つ少なくとも1つの前記所定の特定遊技移行役が入賞した場合であることを特徴とする。
さらには、前記第2特定遊技状態に移行する突入率は、前記通常遊技状態から移行する場合よりも、前記第1特定遊技状態から移行する場合の方が高くなるように設定されていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、通常遊技状態だけではなく、CT遊技状態からもRT遊技に移行できる可能性が発生するため、遊技者は、通常遊技中になかなかRT遊技に移行できないような状況であっても、また、万一通常遊技中にRT遊技への移行を失敗しても、その後CT遊技に移行できれば、RT遊技に移行できる可能性が残るため、期待感を維持したまま遊技を楽しむことができる。
また、通常遊技状態におけるRT遊技移行条件は、RT移行図柄として設定された所定の入賞役(例えば、小役「ベル」)が入賞した場合であり、CT遊技中にRT遊技へ移行する条件は、所定の入賞役(例えば、普通役物「SB(シングルボーナス)」に当選し、且つRT移行図柄として設定された所定の入賞役が入賞した場合となる。CT遊技中に小役「ベル」が単に入賞したとしてもRT遊技には移行しない。従って、CT遊技中の「ベル」入賞が、全てRT遊技に移行するとは限らないため、遊技者は、小役「ベル」入賞がRT遊技に移行するものなのか否かを想像しながら遊技することになり、CT遊技中の遊技性を向上させることができる。
さらには、SB当選はCT遊技の終了条件の一つであるため、CT遊技中にSBに当選した場合、SBが入賞する可能性もある一方で、CT遊技も終了してしまう。しかしながら、本発明の構成によれば、CT遊技中のRT遊技移行が、SBの当選と関連して(SBが入賞せずに、ベルを入賞させることができた場合)作動するため、CT遊技中のSB当選は、SB入賞とRT遊技移行の両方の可能性を有することになる。従って、CT遊技がSB当選によって途中で終了することになっても、遊技者にとって有利な遊技状態の一つであるRT遊技に移行できる可能性が残るため、遊技者は遊技に対する興味を持続させることができる。
また、SBの当選確率に伴ってRT遊技への移行確率(突入率)も高くなる結果となり、従って、通常遊技状態からよりもCT遊技状態からの方がRT遊技に高確率で突入できることとなる。このように、CT遊技をRT遊技突入の高確率状態とすることによって、CT遊技に新たな付加価値を与え、興趣に富んだ遊技性を実現することができる。
また、RT遊技では、メダルを賭けることなく多くの遊技を行うことができるため、保有しているメダルの消費を抑え、RT遊技中におけるメダル純増枚数を他の遊技状態よりも増加させることができる。従って、CT遊技中のRT遊技突入率が高くなる本発明においては、遊技者にとって有利なRT遊技状態を多く発生させることができるため、遊技者は、単にCT遊技を消化する以外に、RT遊技高確率突入という、より大きな期待を持ってCT遊技を楽しむことができる。
以下、本発明の好ましい実施形態を、添付図面を参照して説明する。尚、同一の構成部分については、同一の符号を記すものとする。図1は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の外観を示す正面図であり、図2は、図1のスロットマシンの前扉を開放した状態で視認される内部構造を示す正面図である。また、図3は、本発明によるスロットマシンの一実施形態の遊技処理制御回路を示す概略ブロック図である。
図1、図2及び図3において、スロットマシン本体1には、前面パネル2が取り付けられており、この前面パネル2内の透明な3つの表示窓7、8、9を通して、スロットマシン本体内部に並設されている3個のリール4、5、6を観察できる。各リールの外周面には、例えば21個の図柄が等間隔で配列されており、図柄は、ビッグボーナス(BBRB)図柄、CTボーナス図柄(BBCT)、レギュラーボーナス図柄(RB)、シングルボーナス図柄(SB)、シングルCT図柄(SCT)等のボーナス図柄の他、複数種類の小役図柄、リプレイ図柄等から構成され、各リールはそれぞれ異なる図柄配列となっている。
前面パネル2の表示窓7〜9には、入賞ラインが横方向に3本(L1、L2a、L2b)と、斜め方向に2本(L3a、L3b)の合計5本のラインが表示されるようになっている。各リールが順次停止し、この入賞ライン上のいずれかに特定の図柄が揃った場合に入賞となり、所定のメダルの払出しが行われる。
入賞ライン数は、メダル投入口3から投入されたメダル枚数、或いは、クレジット表示部20にメダルがクレジットされている場合には、BETスイッチ49の押下操作によって設定されたメダル投入数に応じて有効本数が異なる。例えば1枚のメダルが投入された場合は、入賞ライン表示ランプ10の数字「1」が点灯し、1本の入賞ラインL1が表示され、2枚のメダル投入があった場合は、数字「2」が点灯し、3本の入賞ラインL1、L2a、L2bが表示さる。そして3枚のメダルが投入されると数字「3」が点灯して、5本全ての入賞ラインが表示される。
前面パネル2の両側にはサイドランプ18及びサイドスピーカー11、上方には上部ランプ16、また表示窓7〜9の上部には液晶表示部17が設けられ、これらは各駆動回路を介して駆動され、ゲーム中の一般的な入賞報知やマシン動作の効果音、効果サウンド等を出力する他、様々な内部抽選の結果を遊技者に告知するための表示手段を構成している。なお、ゲーム中の内部当選の告知は、上記表示手段の他に、別途個別の告知表示部を設け、そこで行わせるようにしてもよい。
スロットマシン1の前面中央には、各リール4〜6を回転させるための可変表示始動手段であるスタートレバー12が設けられ、更に、各リールの回転を停止させるためのリール停止手段であるリール停止ボタン13〜15が各リールに対応して3個設けられている。また、スロットマシンの前面下部には、メダル受皿25が設けられており、投入されたメダルを返却する返却口(図示せず)や入賞時に獲得したメダルを払い出すメダル払出口(図示せず)から排出されたメダルが貯留される。
図2において、リール4〜6は、リールユニット26として構成され、各リール毎にリール駆動手段の一部であるリールステッピングモータ27が連結されており、このリールステッピングモータの駆動によって各リールを回転させ、各表示窓7〜9内にそれぞれリール4〜6を移動表示させる。各リール4〜6の内部には3個のランプケース28がそれぞれ設けられており、各ランプケース内にバックライト29が取り付けられている。各バックライト29はランプ駆動回路(図示せず)を介して個別に点灯制御され、各リール毎に3個ずつ図柄を背面から照らすことができる。
また、リールユニット26の下方には、メダルホッパー30と電源ユニット31が設けられている。電源ユニット31は、後述する内部抽選の当選確率の設定値(例えば設定1から設定6までの6段階)を変更するための設定段階選択スイッチ32、設定スイッチの操作を有効とするための設定キースイッチ33等を備え、これらは、設定手段の一部を構成するものである。
図3において、制御部はメイン制御部34とサブ制御部35とを備えている。メイン制御部34はCPU36、クロック発生回路37、ROM38、RAM39、抽選処理部40、遊技制御部41、遊技数カウント部42、サブ制御部35にデータを送出するための送出タイミング制御回路43及びデータ送出回路44等から主に構成されている。CPU36は入力ポート45及び出力ポート46を備えており、入力ポート45を介してメダルセンサ47、リール停止ボタン13〜15、スタートレバー12、第1,2,3リールインデックス48、BETスイッチ49等が接続されている。また、出力ポート46には、メダルブロックソレノイド50、スタートレバーLED51、BET表示ランプ21、リール表示部7〜9を通してそれぞれ視認可能なリール4〜6と、第1,2,3リールステッピングモータ27等の周辺装置が電気的に接続されている。各リールステッピングモータ27は、リール4〜6と同軸で連結されており、一定のステップ角で各リール4〜6を回転させる。第1,2,3リールインデックス48は、各リール4〜6が一回転する毎に発生するリセットパルスを検出し、その所定の基準位置からの回転角度をリールの回転位置として計数し、その計数値がCPU36に入力される。
また、ROM38には、スロットマシンで実行されるゲームシーケンスプログラムの他、図柄テーブル、入賞組合わせテーブル、抽選確率テーブル等、固定データが格納されており、RAM39は、CPU36が実行するプログラムの一時的なデータ記憶領域として使用される。
一方、サブ制御部35は、CPU54、音声LSI55、データ入力回路56、クロック発生回路57、制御用ROM58、RAM59、音声用ROM60、アンプ回路61等を備え、液晶(ドット)表示部17、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及びスピーカー11等が接続されている。
CPU36は、ゲームの状況に応じて、データ送出回路44に出力タイミング情報信号を出力し、データ送出回路44に出力されたこの出力タイミング情報信号を一時的に蓄えた後、送出タイミング制御回路43からの出力信号に基づいて、サブ制御部35のデータ入力回路56に出力する。さらに、CPU36は、遊技の進行状況に応じて、上記固定データの中から必要なデータを呼び出すと共に、入出力ポートに接続されている各周辺機器からの入出力信号に基づいて遊技機の動作を制御している。
次に本発明のゲーム方法の概要を説明する。遊技者は、メダル投入口3からメダルを投入するか、クレジット表示部20にクレジットされたメダルがある場合にはBETスイッチ49を操作して投入するメダル枚数を任意に決定する。その投入されたメダル枚数に応じて入賞ラインが有効化され、スタートレバー12の操作によってゲームがスタートする。スタートレバー12が操作されるとリール4〜6が順次回転を開始し、遊技者は各リールに対応する各リール停止ボタン13〜15を操作してリールの回転を停止させる。通常、スタートレバー操作後に行われる内部抽選の結果、所定の抽選役に当選し、且つ、全てのリールが停止した時に特定の図柄が5本の入賞ラインのいずれかに沿って揃った場合に入賞となる。図柄組合わせの種類に対応した入賞役は、予め決められており、その役に応じて払出しが行われる。入賞役が特別遊技(BBRB)に移行する図柄、或いは単独ボーナス(RB)図柄であった場合は、それぞれBBRBゲーム、或いはRBゲーム等の特別遊技(ボーナス遊技)に移行でき、更なる払出しの増加が期待できる。特別遊技及び単独ボーナス遊技の詳細については、従来の遊技機と同様であるため、ここでは説明を省略する。
また、入賞役が他の特別遊技として設定された第1特定遊技であるBBCTに移行する図柄であった場合は、BBCT遊技に移行する。BBCT遊技では、通常遊技とは設定されている入賞役が異なり、小役、SB、RB等一部の入賞役が抽選対象となり、BBRB及びBBCTは抽選されないように設定されている。従って、BBCT遊技では、少なくとも1つのリールが無制御となるため、遊技者は目押しのタイミングを計って上記所定の入賞役を停止させることができた場合のみメダルを獲得することができる。そして、メダル獲得枚数が規定枚数に達するか、或いは、RB役、SB役に当選した場合に終了する(BBCT遊技パンク処理が実行される)。
入賞役が、シングルボーナス(SB)、小役及びリプレイの場合は、フラグが持ち越されない。従って、そのゲームでSB図柄の組合わせを停止させることができた場合は、SB遊技へ移行することができ、そのゲームで小役図柄の組合わせを停止させることができた場合は、所定の払出しが行われてゲームが終了となる。リプレイ図柄の場合はコインを投入することなしに再度ゲームをスタートさせることができる。
第2特定遊技であるRT遊技は、通常遊技中にRT遊技移行図柄の組合わせとして設定されている小役「ベル」が入賞した場合、小役「ベル」に対応する所定のメダルが払出されると共にRT遊技に移行することができる。さらには、通常遊技からBBCT又はSCTに移行した後、SBに当選した場合にもRT遊技に移行することが可能性である。BBCT遊技からRT遊技へ移行させるためには、SBに内部当選し、且つそのSB遊技においてRT移行図柄である小役「ベル」を入賞させることができた場合に可能となり、RT遊技では、リプレイ役が高確率で発生するようになるため、メダルを投入しなければならい回数が減り、手元のメダル数の消費を抑えながら、小役を入賞させて獲得メダル数を増加させつつ、さらに特別遊技の当選も期待することができる。
入賞役の内部抽選の結果は、複数の報知形態で遊技者に告知される。その一つはリーチ目予告であり、リーチ目とは、ボーナスフラグが成立している時にのみ出現するようリールが停止制御される図柄組合わせ(出目)であって、このリーチ目は機種によっては百種類以上存在する。熟練した遊技者はこのリーチ目を覚えることによって、ボーナスフラグの内部当選を瞬時に判別することができる。
また別の報知形態としては、遊技者が内部当選の有無を判別し易いように、視覚、聴覚、触感で遊技者に報知する演出手段を備えている。例えば、上部ランプ16、サイドランプ18、リールバックライト29、及び専用の告知ランプ(図示せず)等を点灯、点滅表示したり、スピーカー11から特定のサウンドを出力したり、さらには、液晶表示部等を設けて演出表示される。さらに、リール4〜6が回転を停止するときに通常回転とは異なる動作、例えば、逆回転や振動させて停止するように制御させることも可能である。また、これらの様々な手段を組み合わせることによって、入賞役の内部当選の発生を異なる確率で遊技者に知らせることができる。例えば、専用の告知ランプが点灯したときは、100%の確率で所定の入賞役に内部当選していることを遊技者に告知し、その他例えばリールのバックライトの点滅パターンとスピーカーから出力される遊技音の組み合わせによっては、所定の入賞役に100%内部当選している場合もあるし、内部当選していない場合(ガセ)もあるという、擬似演出を表示させることも可能である。
さらには、液晶表示部17では、所定の入賞役の内部当選の確率を、動画像を用いた複数の演出パターンの中から所定の選択条件に基づいて、ひとつ或いは複数のパターンの組合わせを選択して演出表示することができる。
図4は、リールの図柄テープを例示した図である。リール図柄テープには、左側に図柄番号を配し、左リール、中リール、右リールには、それぞれ21個の図柄に対応する数字が付されている。メイン制御部は、各リールが回転を停止した時に、入賞ライン上にどの図柄が停止しているかをこのテーブルを参照して判定する。本図においては、説明をわかり易くするために、説明上必要な図柄のみをシンボル画像で表し、その他の図柄を省略して空白としている。
本実施例において、第1特定遊技移行図柄を兼ねる小役の一つとして「ベル」図柄が、SB役の図柄として「カラス」が設定されている。左リール、中リール、右リールの各リールには、各図柄が、リールの引き込み制御によって、入賞ライン上に引き込める所定の間隔で配列されている。
本図に示す図柄の数及び配置間隔は、CT遊技の際に左リールを無制御とし、1駒の引き込み制御が行われ、中リール及び右リールは通常遊技状態と同じ4コマの引き込み制御がされると想定した場合における、フリー打ちでの図柄引き込み率(図5参照)と関連して決定されている。ここで、フリー打ちとは、無作為のタイミングで各リール停止ボタンを操作することであり、引き込み率とは、フリー打ちされた場合に所定図柄が停止する確率を算出したものである。本実施例では、図5に示す通り、図4に示す図柄配列に基づいてフリー打ちが行われた場合、SB図柄である「カラス」は、1/77.175の確率で停止し、逆に「カラス」図柄の取りこぼし率(停止させることができない確率)は、1/289.4063となり、RT移行図柄(兼小役「ベル」図柄)の引き込み率が1/1.016687となる。
図6は、ある設定段階における抽選確率テーブルを例示したものである。各遊技状態と各遊技状態中に抽選される各内部抽選役とが対応づけられ、それぞれの確率が定められている。本実施例においては、通常遊技中及びBBCT中に小役A(小役「ベル」)が抽選される確率は1/100に設定され、BBCT遊技中のSB「カラス」の抽選確率は1/10となっている。
通常遊技からRT遊技への移行確率(突入率)は、通常遊技中の小役A「ベル」の抽選確率である1/100と、ベル引き込み率1/1.016687(図5参照)の積から算出することができ、1/101.6687となる。また、BBCT遊技中に一小役として「ベル」が抽選される確率も同様となる。
BBCT遊技からRT遊技に移行するためには、BBCT遊技中にSBに当選し、且つ小役A「ベル」が入賞した場合であるので、BBCT遊技からRT遊技に移行する突入率は、BBCT中のSB抽選確率である1/10と、ベル引き込み率1/1.016687との積である1/10.16687となる。
本発明によれば、通常遊技状態だけではなく、CT遊技状態のいずれからもRT遊技に移行できる可能性が発生するため、遊技者は、通常遊技中になかなかRT遊技に移行できないような状況であっても、また、万一通常遊技中にRT遊技への移行を失敗しても、その後CT遊技に移行できれば、RT遊技に移行できる可能性が残るため、期待感を維持したまま遊技を楽しむことができる。
さらには、RT遊技では、メダルを賭けることなく多くの遊技を行うことができるため、保有しているメダルの消費を抑え、RT遊技中におけるメダル純増枚数を他の遊技状態よりも増加させることが可能となる。従って、CT遊技中のRT遊技突入率が高くなる本発明においては、CT遊技中に遊技者にとって有利なRT遊技状態を多く発生させることができるため、遊技者は、単にCT遊技を消化する以外に、RT遊技高確率突入という、より大きな期待を持ってCT遊技を楽しむことができ、CT遊技に新たな付加価値を与え、興趣に富んだ遊技性を実現することができる。
また、通常遊技状態におけるRT遊技移行条件は、RT移行図柄として設定された所定の入賞役(例えば、小役「ベル」)が入賞した場合であり、CT遊技中にRT遊技へ移行する条件は、所定の入賞役(例えば、普通役物「SB(シングルボーナス)」に当選し、且つRT移行図柄として設定された所定の入賞役が入賞した場合であるため、CT遊技中に小役「ベル」が単に入賞したとしてもRT遊技には移行しない。従って、CT遊技中の「ベル」入賞が、全てRT遊技に移行するとは限らないため、遊技者は、小役「ベル」入賞がRT遊技に移行するものなのか否かを想像しながら遊技することになり、CT遊技中の遊技性を向上させることができる。
また、SB当選はCT遊技の終了条件の一つであるため、CT遊技中にSBに当選した場合、SBが入賞する可能性もある一方で、CT遊技も終了してしまう。しかしながら、本発明の構成によれば、CT遊技中のRT遊技移行が、SBの当選と関連して(SBが入賞せずに、ベルを入賞させることができた場合)作動するため、CT遊技中のSB当選は、SB入賞とRT遊技移行の両方の可能性を有することになる。従って、CT遊技がSB当選によって途中で終了することになっても、遊技者にとって有利な遊技状態の一つであるRT遊技に移行できる可能性が残るとともに、さらには、SBの当選確率に伴ってRT遊技への移行確率(突入率)も高くなるため、通常遊技状態からよりもCT遊技状態からの方がRT遊技に高確率で突入できる、CT遊技に新たな付加価値を与え、興趣に富んだ遊技性を実現することができる。
さらに詳細に説明すると、SBの当選確率に伴ってRT遊技への移行確率(突入率)も高くなるように設定することが可能であり、例えば、本実施例で示すように、BBCT遊技中からのRT遊技突入率(SB当選確率)を1/10とし、通常遊技状態のRT遊技突入率1/100となるように設定した場合、通常遊技よりも高確率でRT遊技に移行させることで、BBCT遊技を早期に終了させることが可能となる。従って、目押し技術を駆使して小役等の役物を確実に入賞させて規定枚数(例えば、250枚)を獲得するか、低確率で抽選されるRB役に当選し、BBCT遊技が強制終了(パンク)されるまで出玉を減らすことになるようなBBCT遊技が有する、遊技者にとって不利な状況を早期に解消することができる。
図7を参照して、本実施例における遊技機のメイン遊技動作について説明する。尚、メイン遊技とは、遊技機の一連の操作によって行われる1ゲームであって、スタートレバーの操作から3個のリールの停止までを1ゲームとし、さらには、ゲームを実行する上で行われるメダルの投入操作、賭け数の設定、入賞判定、及びメダルの払出し処理等、通常遊技状態以外の遊技状態に移行するまでの付属的な動作、処理が含まれるものとする。
遊技機に電源が投入されると、再遊技自動投入処理が実行され(ステップ1)、割り込み処理を1回許可(ステップ2)した後、遊技メダル投入チェック(ステップ3)、投入ボタンチェック(ステップ4)、精算ボタンチェック(ステップ5)、設定キーチェック(ステップ6)、スタートレバーチェック(ステップ7)がそれぞれ実行される。次に、スタートレバーが遊技者によって操作されたかを判定(ステップ8)し、Noの場合は、ステップ2に戻り、Yesの場合は、メダル投入信号を遊技制御基板に送信(ステップ9)し、遊技開始時の設定処理が実行される(ステップ10)。その後、確率抽選処理が行われる(ステップ11)。リールが回転を開始してから一定の時間が経過すると、遊技者はリール停止ボタン操作が可能となり、遊技者によってリール停止ボタンが操作されると、遊技機は、リール停止処理を実行(ステップ12)する。リール停止処理は、具体的には、リール停止ボタン操作が行われるまでリール回転処理を続行し、一方、リールの回転開始から所定時間経過してもリール停止ボタンが操作されない場合には、自動停止処理が実行される。その後、停止した図柄の組み合わせに応じて入賞チェック処理が実行され(ステップ13)、入賞していた場合にはメダルの払出しが行われる(ステップ14)。
次いで、図8を参照して、通常遊技状態の入賞判定処理について説明する。尚、図柄を入賞ライン上に停止させる場合において、抽選処理の結果が内部当選となり、入賞フラグが立っている場合であっても入賞が発生しない(所定の内部当選図柄が入賞ライン上に揃わない)場合がある。つまり、リールの停止制御は、全てが機械的に行われるのではなく、遊技者の各停止ボタンの操作タイミングに影響され、リールの停止制御に際しては、例えば、4コマの引き込み制御がされており、4コマの中に特定の入賞図柄が存在していない場合は入賞図柄が揃わないためである。
入賞判定では、まず、いずれのボーナス入賞であるかを判定し(ステップ101)、Yesの場合は、それぞれのボーナス遊技に移行し、各ボーナス遊技に対応して設けられている入賞図柄判定テーブル(図示せず)に基づいて処理が実行される。ここでボーナス遊技(特別遊技)とは、一般的に広義の意味において、役物連続作動装置であるBBRB及びBBCT,第一種特別役物(RB)、第二種特別役物(SCT)、普通役物(SB)全てを含めて定義されるが、本実施例においては、説明を分かり易くするために、通常遊技以外の遊技のうち、特別遊技(BBRB)及び第1特定遊技(BBCT)を示すものとする。従って、ステップ101において、通常遊技状態から直接各ボーナス役に入賞した場合で、ボーナス役の種類がBBRB又はBBCTであった場合は、後述する図9のボーナス遊技入賞判定処理に移ることになるが、上記以外のボーナス役(例えば、RB、SCT,SB)であった場合は、それぞれの役に対応して設定されている遊技構成に基づいた遊技が実行される。これらのボーナス遊技は、従来の遊技機で行われるもの同様であるため、ここでは説明を省略する。
ステップ101においてNoの場合は、次に現在の遊技状態が通常遊技中であるので、各入賞役に対応する図柄組合わせであるか否かを順次判定していくことになる。入賞役が小役Aに対応とする「ベル」図柄の組合わせが停止した場合(ステップ102)、小役Aの当選フラグを解除して(ステップ103)、メダルの払出しを実行(ステップ104)した後、RT遊技への移行処理(ステップ105)が行われ、その後はRT遊技状態で遊技が行われることになる。ステップ102においてNoの場合は、次に小役A以外の入賞役が揃っているかを順次判定し(ステップ106、109、112)、いずれかの入賞役が入賞している場合はそれぞれに対応するフラグの解除とメダルの払出し処理が行われる(ステップ107及び108、ステップ110及び111、113)。ステップ112でNoの場合とは、いずれの入賞もなかった場合、つまり外れであるため、外れのフラグを解除して遊技を終了する。
ステップ101においてYesの場合には、図9のボーナス遊技状態入賞判定処理に移行し、現在の遊技状態の確認が行われる。まず、BBRB遊技中であるかが判定され(ステップ201)、Yesの場合は、BB遊技が実行される(ステップ202)。BB遊技中の払出し枚数は、常にメイン制御基板のCPU上に設けられた内部カウンタによってRAMの所定領域中に計数されており、規定枚数に達するまでBB遊技が実行される。一方、メダルの払出し枚数が規定枚数に達しない場合は、規定枚数に到達するまでBB遊技が継続する(ステップ203)。
ステップ201でNoの場合は、BBCT遊技中となり(ステップ204)、BBCT遊技中のSCTの発動により(ステップ205)、全小役のフラグがセットされ(ステップ206)、少なくとも一つの所定のリールを無制御としたBBCT遊技が実行される。
次いで、SBに当選しているかが判定され(ステップ207)、Yesの場合は、まず、SBフラグがセット(ステップ208)される一方で、SB当選は、BBCT遊技の終了条件に該当するため、BBCT遊技のパンク処理(ステップ209)を実行して、BBCT遊技を終了させた後、リール停止後の図柄の組合わせがSB図柄の組合わせで停止(入賞)しているかを判定し(ステップ210)し、Yesの場合はSB遊技へ移行する。SB遊技では、所定の入賞役(例えば、小役Aを除くその他の小役及びリプレイ)を抽選対象として1回の遊技が行えるものである。Noの場合は、リプレイが入賞しているかを判定し(ステップ211)、Yesの場合は、通常遊技状態に戻った初回の1遊技をメダルを投入することなく行うことができる。リプレイ入賞がなかった場合は、次に小役Aの入賞であるかを判定する(ステップ212)。Yesの場合は、小役Aに対応するメダルを払出し(ステップ213)、そのままRT遊技への移行処理が実行される(ステップ214)。ステップ212でNoの場合は、小役A以外の他の小役の入賞があるか否かを判定し(ステップ215)、Yesの場合はそれぞれの小役に対応するメダルの払出し処理が行われ(ステップ216)、Noの場合は、何れの入賞図柄も停止していない(外れ図柄)ため、SB遊技を終了して通常遊技状態に復帰する。
ステップ207に戻って、Noの場合は、次にRBに当選したか否かが判定される(ステップ217)。RBが当選している場合は、まず、RBフラグがセット(ステップ218)される一方で、RB当選は、BBCT遊技の終了条件に該当するため、BBCT遊技のパンク処理(ステップ219)を実行して、BBCT遊技を終了させた後、リール停止後の図柄の組合わせがRB図柄の組合わせで停止(入賞)しているかを判定し(ステップ220)し、Yesの場合はRB遊技へ移行する。Noの場合は、リプレイが入賞しているかを判定し(ステップ221)、Yesの場合は、RB内部当選フラグを持ち越して通常遊技状態に戻り、初回の1遊技をメダルを投入することなく行うことができる。リプレイ入賞がなかった場合は、次にいずれかの小役入賞があるかを判定する(ステップ222)。Yesの場合は、入賞した小役に対応するメダルを払出し(ステップ223)、Noの場合は、何れの入賞図柄も停止していない(外れ図柄)ため、RB内部当選フラグを持ち越したまま通常遊技状態に復帰させる。
ステップ217でNoの場合は、次いでリプレイ入賞かを判定し(ステップ224)、Noの場合は、いずれかの小役入賞があるかを判定する(ステップ225)。Yesの場合は、入賞している小役に対応する規定のメダルを払出し(ステップ226)、BBCT遊技の終了条件で規定枚数に到達したかを判定する(ステップ227)。ここでは、現時点でのBBCT遊技中の全メダル払出し枚数がカウントされ、規定枚数に未だ達していない場合には、BBCT遊技中フラグは保持されて、ステップ204に戻ってBBCT遊技中の入賞確率テーブルを用いた遊技が続行される。規定枚数に達した場合は、BBCT遊技中フラグを解除(ステップ228)して、BBCT遊技を終了して通常遊技状態となる。
本実施例においては、ボーナス遊技状態の入賞判定処理として、第1特定遊技(BBCT遊技)について説明しているが、前述した通り、通常遊技においてSCTに当選した場合も同様の処理が実行されるものである。但し、SCTは1遊技で終了するため、図9のステップ227における規定枚数に関する判定は行われない。
また、本実施例に関して、図5及び図6に例示されている入賞役と遊技状態の対応関係及びそれぞれに設定された数値は、これらに限定されるものではない。さらには、入賞役の種類及びそれぞれの役に対応する図柄組合わせの数も限定されるものではない。例えば、SB役に対応する図柄組合せを複数種類設定したり、或いは、各リールテープに配置するSB図柄の数を増やす事によって、SB引き込み率及びベルの引き込み率を変化させ、RT突入率を変化させることも可能である。
また、本実施例では、CT遊技(BBCT及びSCT)遊技中に無制御とするリールを、左リール1つを対象として説明しているが、無制御の対象とするリール及び数はこれらに限定されるものではなく、中リール又は右リールとすることも、2つ以上のリールを対象とすることも可能である。
本発明の実施に係る遊技機を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の内部構造を示す正面図である。 本発明の実施に係る遊技機の概略ブロック図である。 本発明の実施に係る遊技機のリールテープの主な図柄配置を示す図である。 本発明の実施に係る遊技機の主な入賞役の引き込み率を示す図である。 本発明の実施に係る遊技機の抽選確率テーブルである。 本発明の実施に係るメイン遊技処理のフローチャートである。 本発明の実施に係る通常遊技入賞判定処理のフローチャートである。 本発明の実施に係るボーナス遊技入賞判定処理のフローチャートである。
符号の説明
1…スロットマシン
2…前面パネル
3…メダル投入口
4、5、6…第1、第2、第3リール
7、8、9…表示窓
10…入賞ライン表示ランプ
11…スピーカー
12…スタートレバー
13、14、15…リール停止ボタン
16…上部ランプ
17…液晶表示部
18…サイドランプ
20…クレジット表示部
21…BET表示ランプ
25…メダル受皿
26…リールユニット
27…ステッピングモータ
28…ランプケース
29…リールバックライト
30…メダルホッパー
31…電源ユニット
32…設定段階選択スイッチ
33…設定キースイッチ
34…メイン制御部
35…サブ制御部

Claims (4)

  1. 外周に図柄を配列した複数のリールと、前記複数のリールを個々に回転させるためのリール駆動手段と、前記複数のリールに対応し、前記複数のリールを個々に停止させるための複数のリール停止手段と、遊技毎に抽選を行う抽選手段と、前記抽選手段による抽選の結果に基づいて複数の入賞役の中から一つの入賞役を決定し、有効な入賞ラインのいずれかに、前記複数のリールを停止制御する遊技制御手段を備えた遊技機において、
    前記遊技制御手段は、少なくとも、通常遊技状態と、前記通常遊技状態よりも遊技者に大きな利益を付与する特別遊技状態と、前記通常遊技状態とはリールの停止制御が異なる第1特定遊技状態と、前記複数の入賞役のうち、再遊技の当選確率が前記通常遊技状態よりも高く設定された第2特定遊技状態とを有し、
    所定の条件が成立した場合に、前記複数の遊技状態のうち、少なくとも2つの遊技状態のいずれからも前記第2特定遊技状態に移行できるように制御されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記第2特定遊技状態に移行可能な前記複数の遊技状態のうち、1つは前記通常遊技状態であり、他の1つは前記第1特定遊技状態であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第2特定遊技状態に移行するための前記所定の条件は、前記通常遊技状態においては、少なくとも1つの所定の特定遊技移行役が入賞した場合であり、前記第1特定遊技状態においては、前記所定の特定遊技移行役とは異なる少なくとも1つの前記所定の入賞役に当選し、且つ少なくとも1つの前記所定の特定遊技移行役が入賞した場合であることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第2特定遊技状態に移行する突入率は、前記通常遊技状態から移行する場合よりも、前記第1特定遊技状態から移行する場合の方が高くなるように設定されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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