JP2008157392A - 自動変速機用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トルクコンバータのロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出し、その検出結果に応じた適切な変速線図を選択して使用することにより、よりエンジンのポテンシャルを引き出して、動力性能のさらなる改善を図る。
【解決手段】 ロックアップ検出手段(S3)でトルクコンバータ(12)のロックアップ状態が検出されていた場合はロックアップ用変速線図(33)を参照する一方、ロックアップ検出手段でトルクコンバータの非ロックアップ状態が検出されていた場合は、少なくともエンジン負荷が所定値以上の高負荷領域におけるアップシフト線が前記ロックアップ用変速線図のアップシフト線よりも低速側に設定されている非ロックアップ用変速線図(32)を参照する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動変速機用制御装置に関し、特に、ロックアップ装置付きトルクコンバータを備えた自動変速機に適用する制御装置に関する。
一般的に自動車等車両の動力源である内燃機関(以下、エンジンという。)は、仕様上の最大回転数が定められており、その回転数を「許容最大回転数」ということにすると、この許容最大回転数を超えた過回転(いわゆるオーバレブまたはレッドゾーン)での使用は、様々なトラブルの元になるものとして避けるものとされている。
一方、自動変速機は、運転者のアクセルペダルの踏み込み具合と車速とに応じた最適なギヤ比を自動的に選択することにより、運転者の操作負担を軽減するものであるが、かかる自動変速機においても、上記の制限(過回転)が適用されることは当然である。
すなわち、一般的に自動変速機は、トルクコンバータと変速歯車装置で構成されており、エンジンから出力されたエンジントルクを、トルクコンバータを介して変速歯車装置に伝達し、この変速歯車装置で所望の変速比に変速して車輪に伝達する仕組みになっている(たとえば、特許文献1参照)。
自動変速機における変速制御は、エンジン負荷(すなわちスロットル開度)と車速とを入力パラメータとした、いわゆる変速線図に基づいて行われる。この変速線図は、たとえば、縦軸をスロットル開度、横軸を車速とする二次元グラフの形で書き表すことができる。
図4は、従来の変速線図を示す図であり、図中の二つの特性線は、それぞれダウンシフト線1、アップシフト線2である。これらのシフト線をスロットル開度と車速の組み合わせが越えたときにダウンシフト(低速側変速段への変速)又はアップシフト(高速側変速段への変速)が行われるようになっている。なお、この図では、簡単化のために二つの変速段の変速線図を示しており、以下、説明の便宜上、その二つの変速段の低速側変速段を1速、その高速側変速段を2速として説明することにする。
この図において、今、車両が停止しているときは、車速とスロットル開度はほぼゼロである。このときのスロットル開度と車速の組み合わせは変速線図のほぼ原点に位置する。この位置を点P1とする。この状態で運転者によってアクセルペダルが踏み込まれると、スロットル開度が増加すると同時に、車速も増加するので、結局、点P1は、これら二つのパラメータ(スロットル開度と車速)の合成増加方向に移動することになる。ここで、移動後の点P1の位置を点P2とすると、アップシフト線2を左から右へと横切るのでアップシフト(1速から2速への変速)が行われる。ダウンシフトは、この逆である。すなわち、アクセルペダルの踏み込み量が少なくなったり、または、登坂路等で車速が落ちたりして、スロットル開度と車速の組み合わせがダウンシフト線1を右から左に横切ったとき、たとえば、点P2が点P3に移動したときに、ダウンシフト(2速から1速への変速)が行われる。
つまり、スロットル開度と車速の組み合わせが点P1から点P2へと移動している過程においては、アップシフト線2を境に、その左側領域が低速側変速段領域(ここでは1速)、その右側領域が高速側変速段領域(ここでは2速)となり、また、スロットル開度と車速の組み合わせが点P2から点P3へと移動している過程においては、ダウンシフト線1を境に、その左側領域が低速側変速段領域(ここでは1速)、その右側領域が高速側変速段領域(ここでは2速)となる特性となっている。このように、ダウンシフト線1とアップシフト線2の間の領域を、スロットル開度と車速の組み合わせの移動方向に応じて、低速側変速段領域(ここでは1速)又は高速側変速段領域(ここでは2速)のいずれかとして使用するようヒステリシスを設けるのは、シフト線付近で発生する、いわゆる変速ビジーを防止するための常套的対策である。
さて、図示の変速線図は、エンジン負荷が所定値以上の高負荷領域での加速時において、ダウンシフトし易いように、エンジン負荷が所定値以上の高負荷領域の、いわゆるキックダウン領域において、アップシフト線及びダウンシフト線が高車速側に突出して設定されている。このことについて説明すると、今、スロットル開度と車速の組み合わせが点P2にあると仮定し、このとき、運転者によってアクセルペダルが大きく踏み込まれ、スロットル開度が急増してスロットル開度と車速の組み合わせが点P2から点P4に移動したとする。この点P4はキックダウン領域のダウンシフト線1を超えた位置にあるので、この場合、車速にかかわらず高速側変速段から低速側変速段への強制的なダウンシフト、すなわち、キックダウンが発生し、運転者の意図に沿った急加速が行われる。
したがって、このキックダウンにおいては、運転者によるアクセルペダルの踏み込みが継続されている限り、車速が増え続け、点P4が右方向へ移動して、アップシフト線2を超えた位置(点P5)に至ると、キックダウンが終了し、アップシフトが行われる。
このように、図4の変速線図を用いた変速制御によれば、巡航走行中にアクセルペダルを急激に大きく踏み込むことにより、変速段を少なくとも1段ダウンシフトする、いわゆるキックダウン制御を実行するので、たとえば、追い越しをスムーズに行うことができる。
特開平2−176263号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、エンジンの過回転を防止しつつ、エンジンの最高回転域まで低速側変速段を継続し、よりエンジンのポテンシャルを引き出して、動力性能のさらなる改善を図る点で、未だ不十分であり改善すべき課題がある。
このことについて詳述する。変速線図は、図4に示すように、スロットル開度と車速とを入力パラメータとして所望の変速段を決定するものであるが、この入力パラメータの「車速」は、一般的に自動変速機の出力軸回転数を用いているため、トルクコンバータの滑り(スリップ)を無視すると、「自動変速機の出力軸回転数÷変速比(その時に選択されている自動変速機のギヤ比)=エンジン回転数」になる。このように、トルクコンバータの滑りを無視した場合は、車速とエンジン回転数との間に選択ギヤ比に対応した一定の関係が成立するので、図4の変速線図におけるキックダウン領域のアップシフト線2の上限車速aを、エンジンの許容最大回転数に対応する車速に設定しておくことにより、エンジンの過回転を防止することができる。
しかしながら、多くのトルクコンバータにはロックアップ装置が組み込まれており、キックダウン領域でのロックアップ装置の状態は、キックダウン領域に入る直前のロックアップ装置の状態に応じて滑りがないロックアップ状態(直結状態)のみならず、ある程度の滑りを伴う非ロックアップ状態もとり得るので、とりわけ、非ロックアップ状態においては、その滑りの分だけ、エンジン回転数が上回ることとなり、その結果、上記のように、「図4の変速線図におけるキックダウン領域のアップシフト線2の上限車速aを、エンジンの許容最大回転数に対応する車速に設定」しただけでは、トルクコンバータの滑りに伴い、エンジンが過回転になることがあるという不都合がある。
この不都合を避けるためには、たとえば、図4の変速線図におけるキックダウン領域のアップシフト線2の上限車速aを所要のマージン分だけ低くすればよいが、そのようにすると、今度は、許容最大回転数までエンジンを回せなくなるから、エンジンのポテンシャルを最大限に引き出せなくなるという不都合を招く。この新たな不都合は、とりわけ、許容最大回転数が低いエンジン(ディーゼルエンジン等)において、加速性能の低下といった問題点を招来する。
そこで、本発明の目的は、トルクコンバータのロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出し、その検出結果に応じた適切な変速線図を選択して使用することにより、よりエンジンのポテンシャルを引き出して、動力性能のさらなる改善を図ることができる自動変速機用制御装置を提供することにある。
本発明に係る自動変速機用制御装置は、ロックアップ装置付きトルクコンバータを有する自動変速機の制御装置において、エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記トルクコンバータのロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出するロックアップ検出手段と、前記負荷検出手段及び車速検出手段の検出結果を基にアップシフト線とダウンシフト線とを有する変速線図を参照して前記自動変速機の最適変速段を選択し前記自動変速機のギヤ比を制御するギヤ比制御手段とを備え、前記ギヤ比制御手段は、前記ロックアップ検出手段で前記トルクコンバータのロックアップ状態が検出されていた場合はロックアップ用変速線図を参照する一方、前記ロックアップ検出手段で前記トルクコンバータの非ロックアップ状態が検出されていた場合は、少なくとも前記エンジン負荷が所定値以上の高負荷領域におけるアップシフト線が前記ロックアップ用変速線図のアップシフト線よりも低速側に設定されている非ロックアップ用変速線図を参照することを特徴とする。
又、好ましい態様は、前記ロックアップ用変速線図の前記高負荷領域におけるアップシフト線の上限車速を、エンジンの許容最大回転数に対応する車速相当としたことを特徴とする。
又、好ましい態様は、前記ギヤ比制御手段は、前記自動変速機が変速中でないときに、前記ロックアップ用変速線図の参照を許容することを特徴とする。
又、好ましい態様は、前記ギヤ比制御手段は、前記車速検出手段で検出された車速が前記ロックアップ用変速線図のダウンシフト線の前記高負荷領域における車速を越えているときに、前記ロックアップ用変速線図の参照を許容することを特徴とする。
本発明によれば、トルクコンバータのロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出し、その検出結果に応じた適切な変速線図を選択して使用するので、よりエンジンのポテンシャルを引き出して、動力性能のさらなる改善を図ることができる自動変速機用制御装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、実施形態の全体構成図であり、詳細には、ロックアップ装置付きトルクコンバータを備えた自動変速機を含む車両のパワートレーン構成を、その制御システムと共に示すもので、このパワートレーンは、エンジン10と、自動変速機11と、これらの間を駆動結合するトルクコンバータ12とで構成されている。
エンジン10は、アクセルペダル13の踏み込み量に応じて開度がコントロールされるスロットルバルブ14を備え、そのスロットルバルブ14の開度(以下、スロットル開度)およびエンジン回転数に応じた空気量を、エアクリーナ15を経て吸入する。また、エンジン10は、気筒毎に設けられたインジェクタの群(以下、インジェクタ群16)および不図示の点火装置を備え、これらをエンジンコントローラ18により制御する。エンジンコントローラ18には、エンジン吸気量Qを検出する吸気量センサ19からの信号Q、アクセルペダル13の解放時にONされるアイドルスイッチ20からの信号I、及びエンジン回転数を検出するエンジン回転センサ17からの信号Neが入力される。
エンジンコントローラ18はこれら入力情報を基に、エンジン10の運転状態に応じて、インジェクタ群16から所定気筒に所定量の燃料を噴射する。また、運転者がアクセルペダル13から足を離したアクセルペダル解放時には、コースト走行中の燃料消費の無駄を防止するためこの燃料供給を中止するフューエルカットを行う。さらに、フューエルカット実行中は、コースト走行中に回転する車輪に連れ回される車輪側の回転要素と、エンジン側の回転要素とをロックアップ装置(後述のロックアップクラッチ12c)によって機械的に連結して、エンジンストールを防止するための制御、具体的には、スリップ締結によるロックアップ(スリップロックアップともいう)を行って、エンジン回転が0になることを防止するための制御を実行する。あるいは、エンジンストール防止等のため燃料供給を再開するフューエルカットリカバーを行う。このようなフューエルカット機能を備えることにより、コースト走行(エンジン非駆動状態である惰性走行)中はエンジン10の燃焼室への燃料供給を停止して燃料消費率を向上させることができる。フューエルカットの始動(フューエルカットインともいう)は、走行中にスロットルバルブ14が全閉した後、所定のカットインディレー時間経過後に行う。カットインディレー時間は一般に、全閉したスロットルバルブ14とエンジン10の燃焼室との間にある管内空気が全てエンジン10の燃焼室へ吸気されるのに要する時間とする。
また、エンジンコントローラ18は前記入力情報を基に、エンジンの運転状態に応じて、不図示の点火装置を介して所定気筒の点火栓を所定タイミングで点火させる。これにより、エンジン10は所定の通りに運転され、コースト走行中は所定の通りにフューエルカットされる。さらに、エンジンコントローラ18は、エンジン回転が所定値以下に低下すると、インジェクタ群16から所定気筒に所定量の燃料を再噴射するフューエルカットリカバーを行うことによりエンジンストールを防止する。
エンジン10で発生した回転トルク(エンジントルクともいう。)は、トルクコンバータ12を介して自動変速機11に伝達される。この自動変速機11は、コントロールバルブ21内におけるシフトソレノイド22、23のON/OFFの組み合わせにより選択変速段を決定し、その選択変速段に応じたギヤ比で、トルクコンバータ12を介して自動変速機11に伝達されたエンジン10からの回転トルクを変速し、この変速動力を出力軸25から駆動車輪26に出力する。
トルクコンバータ12は、エンジン10の回転トルクで駆動されるエンジン側入力要素(ポンプインペラ12a)と、作動流体を介して、このポンプインペラ12aと対向するトランスミッション側出力要素(タービンランナ12b)と、これらの入出力要素(ポンプインペラ12a及びタービンランナ12b)間を作動流体を介することなく機械的に直結することが可能なロックアップ装置(ロックアップクラッチ12c)とを備える。
ロックアップクラッチ12cは、コントロールバルブ21内におけるロックアップソレノイド24の駆動デューティ指令により締結圧(ロックアップ圧ともいう)が決定され、トルクコンバータ入出力要素(ポンプインペラ12a及びタービンランナ12b)間を機械的に結合させることにより、トルクコンバータ12のスリップ回転を制限する。
ロックアップ圧はロックアップクラッチ12cのロックアップ容量を決定する。ロックアップ容量を0に決定すると、入出力要素が全く結合しない非締結の状態(非ロックアップ状態)となる。この非ロックアップ状態においては、トルクコンバータ12の入出力要素(ポンプインペラ12a及びタービンランナ12b)間が作動流体を介して結合され、トルクの増大機能やトルクの変動吸収機能が発揮される。また、エンジントルクよりも小さいロックアップ容量を与えると、トルクコンバータ12の入出力要素(ポンプインペラ12a及びタービンランナ12b)間が作動流体を介するとともに、ロックアップクラッチ12cをも介して動力が伝達される、いわゆるスリップロックアップ状態(非ロックアップ状態)になる。一方、エンジントルクよりも大きなロックアップ容量を与えると、トルクコンバータ12の入出力要素(ポンプインペラ12a及びタービンランナ12b)間が作動流体を介することなく、機械的に結合して連結された状態(ロックアップ状態)となり、このロックアップ状態においては、トルクの増大機能やトルクの変動吸収機能が得られないものの、エンジン10の回転トルクを無駄にすることなく自動変速機11に伝達できるので、燃費の改善を図ることができる。
シフトソレノイド22、23のON/OFF、およびロックアップソレノイド24の駆動デューティ指令は変速機コントローラ27により制御される。この変速機コントローラ27には、アイドルスイッチ20からの信号Iと、スロットルバルブ14の開度(スロットル開度TVO)を検出するスロットル開度センサ28からの信号と、トルクコンバータ12の出力回転数Ntを検出するタービン回転センサ30からの信号と、変速機出力軸25の回転数No(車速に相当)を検出する変速機出力回転センサ31からの信号とがそれぞれ入力される。
変速機コントローラ27は、これら入力情報に基づき周知の演算により以下の通りに自動変速機11の変速制御を行う。先ず、変速機出力回転数Noから求めた車速VSPと、スロットル開度TVOとから予定の変速線図を基に、現在の車両運転状態に最適な変速段を選択し、この最適変速段への変速が行われるようシフトソレノイド22、23のON/OFFを制御する。
変速機コントローラ27は更に、上記の入力情報からトルクコンバータ12のトルク増大機能やトルク変動吸収機能が不要なロックアップ領域か否かをチェックし、その判定結果に基づくロックアップソレノイド24のデューティ制御を実行して、ロックアップ領域ならトルクコンバータ12をロックアップクラッチ12cの締結(ロックアップ容量の上昇)により入出力要素間が直結されたロックアップ状態にし、それ以外の非ロックアップ領域ならロックアップクラッチ12cの解放(ロックアップ容量の低下)により入出力要素間の直結が解かれた非ロックアップ状態(非締結の状態)にする。
ちなみに、ロックアップ状態は、トルク増大作用およびトルク変動吸収作用を必要としない高車速での定速ドライブ走行の下で実行される。この状態のことを一般的にオーバードライブ(OD)という。
なお、エンジンコントローラ18と変速機コントローラ27との間では、双方向通信を可能とし、ロックアップクラッチ12cの締結および解放に合わせ、エンジン10に対するフューエルカットまたはフューエルカットリカバーを実行する協調制御を行うものとする。
次に、本実施形態における変速制御について説明する。
図2は、変速機コントローラ27で実行される変速制御プログラムの概略的なフローを示す図である。この図において、所定の短い時間ごとに定期的に実行されるこの変速制御プログラムは、まず、スロットル開度センサ28からの信号TVOと変速機出力回転センサ31からの信号Noとタービン回転センサ30からの信号Ntとエンジン回転センサ17からの信号Neとを読み込む(ステップS1)。ここで、信号Noは「車速」に相当する。
次いで、「変速中でない」か否かを判定する(ステップS2)。「変速中でない」とは、この変速機コントローラ27によって、最適変速段への変速が行われるようシフトソレノイド22、23のON/OFFが制御されていない状態のことをいい、要するに、変速過渡期でないことをいう。ステップS2の判定結果がYESのとき、すなわち、「変速中でない」場合には、次に、「ロックアップ中」か否かを判定する(ステップS3)。「ロックアップ中」とは、この変速機コントローラ27によって、トルクコンバータ12のロックアップクラッチ12cが締結制御されている状態のことをいい、要するに、トルクコンバータ12のロックアップクラッチ12cがロックアップ状態にあるときのことをいう。具体的には、エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとの差が略ゼロに近い所定回転数以内であればロックアップ中と判定している。
ステップS3の判定結果がNoのとき、すなわち、「変速中でない」場合で、且つ、「ロックアップ中」でない場合には、後述の「非ロックアップ用変速線図」を選択する(ステップS4)。そして、その選択変速線図に基づいて、先に読み込んでおいたスロットル開度TVOと車速(No)とに対応した最適変速段を選択し、所要の変速制御(アップシフト又はダウンシフト若しくは現状変速段の維持)を実行(ステップS5)した後、今回の変速制御プログラムを終了する。
一方、ステップS3の判定結果がYESのとき、すなわち、「変速中でない」場合で、且つ、「ロックアップ中」の場合(エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとの差が略ゼロに近い所定回転数未満の場合)には、次に、「車速>所定値」であるかを判定する(ステップS6)。ここで、“所定値”は、変速線を切り替えた際にスロットル開度が一定にもかかわらず、ダウンシフトが不用意に発生しない車速に相当する値であって、後述する非ロックアップ時ダウンシフト上限車速Bに設定されている。そして、「車速>所定値」でない場合は、後述の「非ロックアップ用変速線図」を選択し(ステップS4)、一方、「車速>所定値」である場合は、後述の「ロックアップ用変速線図」を選択する(ステップS7)。そして、前記と同様に、その選択変速線図に基づいて、先に読み込んでおいたスロットル開度TVOと車速(No)とに対応した最適変速段を選択し、所要の変速制御(アップシフト又はダウンシフト若しくは現状変速段の維持)を実行(ステップS5)した後、今回の変速制御プログラムを終了する。
図3は、本実施形態における二つの変速線図を示す図である。なお、本明細書では“変速線図”と称するが、この呼び方に特段の意味はない。変速マップ、変速テーブル又はその他の呼称であってもよい。要は、スロットル開度と車速とに対応した最適変速段を出力するものであればよく、その名称及び構造は問わない。
(a)は非ロックアップ用変速線図32であり、(b)はロックアップ用変速線図33である。これらの変速線図は、いずれも、縦軸をスロットル開度、横軸を車速とする二次元グラフの形で書き表したものであり、且つ、簡単化のために、低速側と高速側の二つの変速段を代表にして、その変速段の切り替えに用いられるものを模式化したものである。なお、以下では、その低速側変速段を1速、その高速側変速段を2速とするが、これは説明上の便宜である。
非ロックアップ用変速線図32とロックアップ用変速線図33は、共に、二つのシフト線が設定されている。非ロックアップ用変速線図32の左側のシフト線はダウンシフト線34、右側のシフト線はアップシフト線35であり、同様に、ロックアップ用変速線図33の左側のシフト線はダウンシフト線36、右側のシフト線はアップシフト線37である。
これらのダウンシフト線34、36及びアップシフト線35、37は、所定スロットル開度以上(例えば7/8開度以上)の領域である各図のキックダウン領域を除き、ほぼ相似形をなしている。つまり、ダウンシフト線34、36は、所定の低車速イにおいて、スロットル開度が0からある開度に達するまでは一定の値を維持し、それ以降、キックダウン領域に至るまでの間、車速とスロットル開度の増加に応じて線形的に漸増する特性となっており、同様に、アップシフト線35、37も、前記の低車速イよりも若干高めの車速ロにおいて、スロットル開度が0からある開度に達するまでは一定の値を維持し、それ以降、キックダウン領域に至るまでの間、車速とスロットル開度の増加に応じて線形的に漸増する特性となっている。
非ロックアップ用変速線図32とロックアップ用変速線図33の相違は、キックダウン領域の形状(特に上限車速)にある。すなわち、ロックアップ用変速線図33のダウンシフト線34の上限車速(以下、ロックアップ時ダウンシフト上限車速Aという。)が非ロックアップ用変速線図32のダウンシフト線34の上限車速(非ロックアップ時ダウンシフト上限車速Bという。)よりも高車速側にある点、及び、ロックアップ用変速線図33のアップシフト線37の上限車速(ロックアップ時アップシフト上限車速Cという。)が非ロックアップ用変速線図32のアップシフト線35の上限車速(非ロックアップ時アップシフト上限車速Dという。)よりも高車速側にある点で相違する。
ここで、各々の上限車速の定義は、以下のとおりである。
(1)ロックアップ時ダウンシフト上限車速A:
ロックアップ時ダウンシフト上限車速Aは、上限車速Cに対して、変速ビジーを防止するためにヒステリシスを設けた車速である。
(2)非ロックアップ時ダウンシフト上限車速B:
非ロックアップ時ダウンシフト上限車速Bは、上限車速Cに対して、変速ビジーを防止するためにヒステリシスを設けた車速である。
(3)ロックアップ時アップシフト上限車速C:
ロックアップ時アップシフト上限車速Cは、エンジン10の許容最大回転数(過回転状態に陥らないときの最大エンジン回転数)に対応する車速である。
(4)非ロックアップ時アップシフト上限車速D:
非ロックアップ時アップシフト上限車速Dは、エンジン10の許容最大回転数に対応する車速よりも若干低い車速であり、たとえば、上記のロックアップ時アップシフト上限車速Cよりも5〜10Km/h程度低い車速である。この車速差(5〜10Km/h程度)も、トルクコンバータ12の滑りを考慮して決定する。
これら4つの上限車速A〜Dは、「B<A<D<C」の関係にある。
以上のとおり、本実施形態では、トルクコンバータ12のロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出し、それらの状態に応じて二つの変速線図(非ロックアップ用変速線図32、ロックアップ用変速線図33)のいずれかを選択すると共に、その選択変速線図を用いて、そのときのスロットル開度TVOと車速(No)とに適合した最適変速段を選ぶようにしているので、とりわけ、トルクコンバータ12がロックアップ状態にある時にキックダウン領域まで踏みこまれた場合に、エンジン10の回転数が過回転領域に入らないギリギリの最大回転数(許容最大回転数)に達するまで、同一の変速段を用いて加速を継続することができるようになるから、エンジン10のポテンシャルを最大限に引き出して、動力性能のさらなる改善を図ることができるという特有の効果が得られる。
つまり、現在のスロットル開度と車速の組み合わせが、たとえば、ロックアップ状態で点P2にあると仮定し、このとき、運転者によってアクセルペダルが大きく踏み込まれ、スロットル開度が急増してスロットル開度と車速の組み合わせが点P2から点P4に移動したとする。この点P4はキックダウン領域のダウンシフト線36を超えた位置にあるので、この場合、車速にかかわらず高速側変速段から低速側変速段への強制的なダウンシフト、すなわち、キックダウンが発生し、運転者の意図に沿った急加速が行われる。このキックダウン領域においては、ロックアップ中であるため、ロックアップ用変速線図33が選択されて、運転者によるアクセルペダルの踏み込みが継続されている限り、車速が増え続け、点P4が右方向へ移動して、アップシフト線37を超えた位置(点P5´)に至ったときにキックダウンが終了し、アップシフトが行われる。
また、現在のスロットル開度と車速の組み合わせが、たとえば、ロックアップ状態で点P6にあると仮定し、このとき、運転者によってアクセルペダルが大きく踏み込まれ、スロットル開度が急増してスロットル開度と車速の組み合わせが点P6から点P7に移動したとする。このキックダウン領域においては、ロックアップ中であるため、ロックアップ用変速線図33が選択されて、運転者によるアクセルペダルの踏み込みが継続されている限り、車速が増え続ける。
点P4と点P5´の間に示された点P5は、対比のための、非ロックアップ用変速線図32又は従来技術(図4)のキックダウン終了点(低速側変速段から高速側変速段へのアップシフト)を表している。このキックダウン終了点P5は、非ロックアップ用変速線図32の上限車速D(非ロックアップ時アップシフト上限車速D)を越えた位置にあるが、ロックアップ用変速線図33のキックダウン終了点P5´は、それよりも高車速側、すなわち、「車速(No)と、そのときの自動変速機のギヤ比とから割り出されたエンジン回転数が過回転領域に入らないギリギリの最大回転数(許容最大回転数)」を超えた位置にある。これに対して、非ロックアップ用変速線図32又は従来技術(図4)のキックダウン終了点P5は、少なくとも上記の許容最大回転数よりもトルクコンバータ12の滑り分だけ低車速側にある。したがって、本実施形態におけるロックアップ用変速線図33のキックダウン終了点P5´は、エンジン10の回転数が過回転領域に入らないギリギリの最大回転数(許容最大回転数)を超えた位置にあるから、少なくとも、点P5〜上限車速Cの分だけ、エンジン10のポテンシャルを引き出すことができ、動力性能のさらなる改善を図ることができるのである。
なお、本実施形態において、ステップS6で判断しているように、スロットル開度と車速の組み合わせが、非ロックアップ用変速線図32のダウンシフト線34におけるキックダウン領域の上限車速Bと、ロックアップ用変速線図33のダウンシフト線36におけるキックダウン領域の上限車速Aとの間の領域ハ(図3(b)のハッチング部分参照)に入っているときには、変速線図の切り替え(非ロックアップ用変速線図32からロックアップ用変速線図33への切り替え)を行わないようにすることが望ましい。スロットル開度と車速の組み合わせが上記の領域ハに入っているときに、変速線図の切り替えを行うと、例えばアクセルペダルが踏み込み後、加速中はアクセルペダルが一定状態であるにもかかわらず、ロックアップクラッチの状態の切り換わりによって変速線図の切り替えが行われ、その結果、運転者の意図しない不用意なダウンシフトが発生するおそれがあるからである。
また、本実施形態において、スロットル開度と車速の組み合わせがキックダウン領域の上限車速Dと上限車速Cの間の領域ニ(図3(b)参照)に入っているときに、トルクコンバータ12のロックアップ状態の判断によって変速線図の切り替え(ロックアップ用変速線図33から非ロックアップ用変速線図32への切り替え)を行う場合、アップシフトのイナーシャフェーズ開始までの間は、トルクコンバータ12のロックアップクラッチ12cの解放を遅らせることが望ましい。このようにすると、アップシフトのイナーシャフェーズ開始までのオーバレブを確実に防止することができる。
実施形態の全体構成図である。 変速機コントローラ27で実行される変速制御プログラムの概略的なフローを示す図である。 本実施形態における二つの変速線図を示す図である。 従来の変速線図を示す図である。
符号の説明
S3 ステップ(ロックアップ検出手段)
S5 ステップ(ギヤ比制御手段)
10 エンジン
11 自動変速機
12 トルクコンバータ
12c ロックアップクラッチ(ロックアップ装置)
27 変速機コントローラ(自動変速機用制御装置)
28 スロットル開度センサ(負荷検出手段)
31 変速機出力回転センサ(車速検出手段)
32 非ロックアップ用変速線図
33 ロックアップ用変速線図

Claims (4)

  1. ロックアップ装置付きトルクコンバータを有する自動変速機の制御装置において、
    エンジン負荷を検出する負荷検出手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    前記トルクコンバータのロックアップ状態と非ロックアップ状態とを検出するロックアップ検出手段と、
    前記負荷検出手段及び車速検出手段の検出結果を基にアップシフト線とダウンシフト線とを有する変速線図を参照して前記自動変速機の最適変速段を選択し前記自動変速機のギヤ比を制御するギヤ比制御手段とを備え、
    前記ギヤ比制御手段は、前記ロックアップ検出手段で前記トルクコンバータのロックアップ状態が検出されていた場合はロックアップ用変速線図を参照する一方、前記ロックアップ検出手段で前記トルクコンバータの非ロックアップ状態が検出されていた場合は、少なくとも前記エンジン負荷が所定値以上の高負荷領域におけるアップシフト線が前記ロックアップ用変速線図のアップシフト線よりも低速側に設定されている非ロックアップ用変速線図を参照することを特徴とする自動変速機用制御装置。
  2. 前記ロックアップ用変速線図の前記高負荷領域におけるアップシフト線の上限車速を、エンジンの許容最大回転数に対応する車速相当としたことを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用制御装置。
  3. 前記ギヤ比制御手段は、前記自動変速機が変速中でないときに、前記ロックアップ用変速線図の参照を許容することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用制御装置。
  4. 前記ギヤ比制御手段は、前記車速検出手段で検出された車速が前記ロックアップ用変速線図のダウンシフト線の前記高負荷領域における車速を越えているときに、前記ロックアップ用変速線図の参照を許容することを特徴とする請求項1に記載の自動変速機用制御装置。
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