JP2008156819A - スライドドアのストッパ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、バンパ部材の変更を強いずに、バンパ部材の脱落が防げるスライドドアのストッパ装置を提供する。
【解決手段】本発明のストッパ装置は、アーム部材15との衝突に伴うバンパ部材22の振れを、衝突がもたらすバンパ部材自身の変形で抑える構成を採用した。同構成により、アーム部材15とバンパ部材22との衝突時、バンパ部材22は自身の変形で規制されるので、バンパ部材22の振れが抑えられる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スライドドアの位置を規制するスライドドアのストッパ装置に関する。
自動車(車両)には、スライドドアにより、車体側部の乗降口が開閉される車種がある。
こうしたスライドドアの多くは、乗降口を挟んだ車体の上・下部分にアッパ・ロアガイドレールを設け、乗降口の中段となる後側の車体部分に乗降口の縁部から車体後方へ延びるセンタガイドレールを設ける。またスライドドアの前側の上・下部に、アーム部材を介して、アッパ・ロアガイドローラを設け、スライドドアの後側の中段部分にセンサガイドローラを設けて、アッパ・ロアガイドローラをアッパ・ロアガイドレールで案内させ、センタガイドローラをセンタガイドレールで案内させるスライドドア機構が用いられている。つまり、各ガイドローラが、車体前後方向に延びる各ガイドレールによりガイドされることで、全閉位置から全開位置までスライドドアが案内される構造となっている。
こうしたスライドドア機構には、スライドドアの全開位置や全閉位置を規制するための全開ストッパ装置や全閉ストッパ装置が装備されている。
このようなストッパ装置の多くは、アッパ側のガイドレールの開側の端部に、バンパブラケットを介して、弾性変形可能なバンパ部材を支持させた構造が用いられる。そして、スライドドアを全開又は全閉させると、全開位置又は全閉位置でアーム部材がバンパ部材と衝突して、スライドドアを、それ以上、動かないよう規制する。
ところが、バンパ部材は、支持されたガイドレールからずれた地点がアーム部材と衝突する部分になるために、モーメントの作用により、変位や回動といった車幅方向の振れが生じやすい。このため、衝突の具合によっては、発生する振れにより、バンパブラケットから脱落するおそれがある。
バンパ部材の脱落を抑える対策には、従来、特許文献1に示されるようにバンパ部材の内部に芯金を埋め込んで、バンパ部材自体の剛性や支持剛性を高めることが行なわれている。
特開2003−27829号公報
ところが、このような構造だと、バンパ部材が振れないようにするためには、バンパ部材を大幅に変更する必要があるうえ、バンパ部材を支持する支持構造も補強構造に合わせて変更する必要がある。このため、全開ストッパ措置の構造は、かなり複雑になる。
そこで、本発明の目的は、バンパ部材の変更を強いずに、バンパ部材の脱落が防げるスライドドアのストッパ装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、アーム部材との衝突に伴うバンパ部材の振れを、衝突がもたらすバンパ部材自身の変形で抑える構成を採用した。同構成により、バンパ部材を変更せずに、バンパ部材の振れが抑えられる。
請求項2に記載の発明は、効果的にバンパ部材の振れを抑えるよう、規制手段には、バンパ部材を挟んでガイドレールとは反対側に配置されるバンパ部材の第1の面の側に、該第1の面と離間対向して、変形する第1面と接触する第1の規制面を設けた構造を採用した。
請求項3に記載の発明は、バンパ部材が所定の姿勢に保たれるよう、第1の面と第1の規制面とは、ほぼ平行な面から構成した。
請求項4に記載の発明は、各種方向のバンパ部材の振れも抑えられるよう、さらに、規制手段には、第1の面とは異なる方向に向くアーム部材先端側の第2の面の側に、該第2の面と離間対向して、変形する第2の面と接触する第2の規制面を設けた構造を採用した。
請求項5に記載の発明は、バンパ部材が所定の姿勢に保たれるよう、第2の面と第2の規制面とは、ほぼ平行な面から構成した。
請求項6に記載の発明は、バンパ部材の変形が十分に得られるよう、バンパ部材には、変形を促進するための変形促進部を有するものとした。
請求項1に記載の発明によれば、アーム部材との衝突に伴うバンパ部材の振れを、衝突がもたらすバンパ部材自身の変形で抑えることができる。
したがって、バンパ部材に変更を強いずに、バンパ部材の脱落を防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、特に脱落を招きやすい、車幅方向の変位や回動といったバンパの振れを効果的に抑えることができる。
請求項3、5に記載の発明によれば、どのようにアーム部材と衝突しても、バンパ部材は、所定の姿勢に保ち続けることができる。
請求項4に記載の発明によれば、アーム部材とバンパ部材との衝突時、バンパ部材は、第1の規制面および第2の規制面により、異なる2方向から規制されるので、バンパ部材の各種方向の振れに対しても、十分に抑えることができる。
請求項6に記載の発明によれば、バンパ部材は、アーム部材との衝突時における変形が促進されるため、振れの抑えに求められるバンパ部材の変形が十分に確保できる。特に、バンパ部材をバンパブラケットに支持させる支持構造の場合、バンパ部材のバンパブラケットに対する組付性の確保から、支持部以外のバンパ部材とバンパブラケットの間にクリアランスを設定しているが、変形促進部でバンパ部材の変形を促進すると、上記クリアランスが十分に確保できるので、バンパ部材の組付性と衝突時におけるバンパ部材の規制性能との双方を十分に満足させることができる。
以下、本発明を図1〜図7に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1はスライドドア付の自動車(車両)の一部を示していて、同図中1は自動車の車体である。車体1の車幅方向一側のリヤ側には乗降口2が設けられている。そして、同車幅方向一側部に設けたスライドドア3にて、この乗降口2が開閉されるようにしてある。
このスライドドア3は、例えば3本のガイドレールを用いたスライドドア機構8にて、全閉位置から全開位置までスライド支持される。同スライドドア機構8を説明すると、乗降口2を挟んだ上部分のルーフサイドレール部分2a(車体1を構成する部分)には、アッパガイドレール5が設けられている。詳しくは、図2に示されるようにアッパガイドレール5は、ルーフサイドレール部分2aに形成した段差空間、詳しく縦壁4aと横壁4bとがなす車体全長に延びるL形の段差4内に取り付けてある。また乗降口2を挟んだ下部分のサイドシル部分2b(車体1を構成する部分)にはロアガイドレール7が設けられ、乗降口2の内側のリヤクォータパネル部分12の中段には乗降口2の縁部から後方へ延びるセンタガイドレール6が設けられている。なお、アッパガイドレール5とロアガイドレール7には、前側を車体内側へ退避させた断面がU字形のレール部材が用いてあり、センタガイドレール6には、車体後方へ直線状に延びる断面がU字形のレール部材が用いてある。これらガイドレール5〜7と組合うガイドローラ構造には、図1に示されるようにスライドドア3の前側の上部および下部と、スライドドア3の後側の中段部分の3個所にガイドローラ10〜12を設けた構造が用いられている。このうち上側のガイドローラ10と下側のガイドローラ12には、例えば図2に示されるようにドア内面から突き出したアーム部材15の先端部に、横向きのローラ部材16(軸心が縦方向に向く姿勢)を回転自在に支持させた構造が用いられる(アッパ側しか図示せず)。上側のガイドローラ10は、アッパガイドレール5内に転動可能に嵌挿され、下側のガイドローラ12は、ロアガイドレール7内に転動可能に嵌挿され、中間のガイドローラ11は、センタガイドレール6内に転動可能に嵌挿される。これにより、ガイドローラ10〜12は、ガイドレール5〜7で案内され、図1の実線で示すスライドドア3が閉まる全閉位置から、図1中の二点鎖線で示すスライドドア3が最大に開く全開位置まで案内されるようにしてある。なお、図2中13は、アッパガイドレール5を上部から固定するため、ルーフサイドレール部2aの前面からアッパガイドレール5の上部に向かって張り出したレール据付壁を示す
こうしたスライド機構8のアッパガイドレール5には、図2および図3に示されるように全開ストッパ装置18(本願のストッパ装置に相当)が設けられている。
全開ストッパ装置18には、図2に示されるようにアッパガイドレール5の開側の端部に、バンパブラケット20を介して、バンパ部材22を支持させた構造が用いられている。このうちバンパブラケット20には、図3に示されるような例えば板金を加工して形成されたブラケットが用いられる。同板金製のバンパブラケット20には、アッパガイドレール端の車幅方向両側部に組付く略U字形のホルダ部24と、同ホルダ部24のレール端と向き合う端壁部24aを下方へ延長して形成されるバンパ据付部25とを形成した構造が用いられている。これで、バンパ据付部25をアッパガイドレール端から直下へ突き出させている。このバンパ据付部25の下側の板面中央には、バンパ部材支持用(係合用)の通孔26が形成されている。なお、27は、バンパブラケット20をレール据付座13でも支持させるために形成された、端壁部24aの上端を上方へ延長させてなる支持座である。
バンパ部材22は、図3に示される弾性変形可能なゴム材で成形された直方体形状のブロックで形成されている。このバンパ部材22は、一方の端部が他方の端部より幅が狭い先細形状に形成されている。また他方の端面は平坦な面に形成されていて、先細状の端部が有る先端部をバンパ受け部28とし、平坦面の有る基端部をバンパ取付面29としている。またバンパ取付面29の上段側には、係合部としての係合ピン部30が突設されている。係合ピン部30は、通孔26の径寸法に応じた軸部31a、フランジ部で形成される弾性係合壁31b、該弾性係合壁31bの外形から次第に細くなるテーパ部31cを連ねて形成される。これにより、図3に示されるように係合ピン部30の先端部(テーパ部31c)が、レール端側から通孔26へ差し込まれると、通孔26と軸部31aとが係合して、バンパ部材22がバンパ据付部25に固定(支持)される。この固定により、バンパ部材22は、図2に示されるように、先端がアッパガイドレール端へ向く姿勢で、アッパガイドレール5端の直下に組み付けてある。これにより、バンパ部材22のバンパ受け部28は、アーム部材15が通過する位置に決められ、スライドドア3を全開させると、全開位置で、スライドドア3のアーム部材15とレール端のバンパ部材22とが衝突して、スライドドア3を、それ以上、動かないよう規制する。
またバンパ部材22の周囲には、バンパ部材22の振れを抑える抑え部35(本願の抑え手段に相当)が設けられている。抑え部35には、バンパ部材22の周囲に配置された部材をそのまま流用した構造が用いられている。すなわち、バンパ部材22のうち、バンパ部材22を挟んでアッパガイドレール5と反対側となる面となる下面22a(本願の第1の面に相当)は、アッパガイドレール5を収めるための段差4の横壁4bと対向して配置されている。そこで、今まで無かった横壁4bに規制機能をもたらすよう、図4に示されるように横壁4bの上面(本願の第1の規制面に相当)と下面22aとの間の隙間α1を、アーム部材15と衝突したとき、下面22aで生ずる下方への変形部分が横壁4bの上面と接触(当接)する値に定めて、両者を離近接対向させてある。これは、アーム部材15の位置を下側へずらしたり、横壁4bの位置を上方へずらしたりすることで設定してある。こうした構造により、衝突がもたらすバンパ部材22自身のスライド方向への圧縮変形によるスライド方向と直交する方向への膨張変形で、衝突時に発生するバンパ部材22の振れが抑えられるようにしてある。なお、アーム部材15と衝突したとき、バンパ部材の下面22aが横壁4bの上面と接触するのであれば、変形の形態にはこだわらない。
さらに、バンパ部材22のうち、下面22aとは異なる方向に向く、アーム部材15の先端側に位置する側面22b(本願の第1の面とは異なる方向に向く第2の面に相当)は、バンパブラケット20の側壁20aと対向して配置してある。そこで、今まで無かった側壁20aに規制機能をもたらすよう、側壁20aの内面(本願の第2の規制面に相当)と側面22bとの間の隙間α2を、アーム部材15と衝突したとき、側面22bに生ずる変形部分が内面と接触(当接)する値に定めて、両者を近接対向させてある。これは、側壁20aをバンパ部材22へ近づけたり、バンパ部材22を側壁20aへ近づけたりすることで設定してある。こうした構造により、衝突がもたらすバンパ部材22自身の膨張変形で、衝突時に発生するバンパ部材22の振れが抑えられるようにしてある。そして、各方向での振れが効果的に抑えられるよう、バンパ部材22の下面22aと横壁4bの上面、バンパ部材22の側面22aと側壁20aの内面bとは、いずれもほぼ平行な面で形成してある。
またバンパ部材22には、衝突時におけるバンパ部材22自身の膨張変形を促進するため、変形促進部、例えば複数の穴部36が用いられている。穴部36は、例えば上側に2つ、下側に1つという配列で設けられている。これら穴部36により、衝突時の膨出変形量を増加させて、アーム部材15の先端側に位置する段差4の縦壁4aに対しても変形した側面22bが接触するようにしてある。すなわち、側面22bの変形量が増大することで、側面22bと縦壁4a(本願の第2の規制面に相当)との隙間α3の設定により、今まで無かった縦壁4aのバンパ部材22と隣接する部分にも、バンパブラケット20のときと同様の規制機能をもたらせている。
つぎに、このように構成された全開ストッパ装置18の作用について説明する。
今、図7に示されるように自動車のスライドドア3を全開させるとする。すると、スライドドア3は、アッパガイドレール5、センタガイドレール6、ロアガイドレール7にガイドされて、車体後方へスライドする。続いて、全開位置で、スライドドア3のアッパ側のアーム部材15がバンパ部材22と衝突して、スライドドア3を、それ以上、動かないように規制する。
ここで、バンパ部材22は、ガイドローラ10が通るアッパガイドレール5から、下方へずれて配置されるために、モーメントの作用などにより、図5中の二点鎖線および二点鎖線の矢印に示されるようにバンパ部材22が、係合ピン部30を支点に車幅方向外側へ変位したり、同係合ピン部30を支点に回動変位したりするなどの振れFが発生する。
このとき、バンパ部材22の下面22aや側面22bは、段差4の横壁4bやバンパブラケット20の側壁20aや段差4の縦壁4aと微小間隔で近接対向させてあるから、図5および図6中の矢印に示されるように衝突により変形を起こすバンパ部材22の下面22aが段差4の横壁4bの上面と強く当接して、バンパ部材22が車幅方向外側へ振れるのを抑える。と同時に、膨張変形を起こすバンパ部材22の側面22bは、図6中の矢印に示されるようにバンパブラケット20の側壁20aと強く当接して、バンパ部材22が他の方向に振れるのを抑えたり、図5中の矢印に示されるように段差4の縦壁4aと強く当接して他の方向に振れるのを抑えたりして、ダンパ部材22が不要に動くのを規制する。
かくして、アーム部材15との衝突に伴うバンパ部材22の変位や回動といった振れは、該衝突がもたらすバンパ部材自身の変形で抑えることができる。それ故、構造の複雑化やコスト高を伴うバンパ部材の変更を強いずに、バンパ部材22の脱落を防ぐことができる。特に、バンパ部材22を挟んでアッパガイドレール5とは反対側にある下面22aの膨張変形で、バンパ部材22の振れを抑える構造は、バンパ部材22の脱落を招きやすい、車幅方向の変位や回動といったバンパ22の振れを効果的に抑え込むことができる。
しかも、バンパ部材22の下面22aだけでなく、それとは異なる方向の側面22bの膨張変形を用いて、バンパ部材22の振れを押さえ込むようにすると、バンパ部材22は異なる2方向から規制されるので、各種の振れに対しても、十分にバンパ部材22を抑え込むことができる。
特に、バンパ部材22の下面22aと横壁4b、バンパ部材22の側面22bと側壁20a,縦壁4aを平行な面にすると、バンパ部材22は、どのような衝突でも、所定の姿勢に保ち続けることができる。
そのうえ、バンパ部材22は、穴部36の形成により、衝突時の膨張変形量を大きくしてあるので、十分に膨張変形が得られ、バンパ部材22の振れ抑え機能を十分に確保できる。このため、バンパブラケット20だけでなく、縦壁4aといった他の部位でも、振れを抑える機能を確保できる(図5)。特に、バンパ部材22をバンパブラケット20に支持させる構造の場合、バンパ部材22のバンパブラケット20に対する組付性の確保から、係合ピン部30が有る支持部以外は、バンパ部材22とバンパブラケット20の間にクリアランスを設定するが、穴部36でバンパ部材22の膨張変形を促進すると、上記クリアランスが十分に確保できるので、バンパ部材22の組付性と衝突時におけるバンパ部材22の規制性能との双方を満足させることができる。
なお、本発明は上述した一実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々可変して実施しても構わない。例えば、上述した一実施形態では、スライドドアの全開位置を規制する全開ストッパを用いて説明したが、スライドドアの全閉位置を規制する全閉ストッパでも同様の効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るストッパ装置を組付けた車両の斜視図。 同車両のストッパ装置が付いたスライドドア機構の部位を示す斜視図。 同ストッパ装置の各部の構造を示す斜視図。 図2中のA−A線に沿うストッパ装置の側断面図。 アーム部材との衝突によりダンパ部材が変形したときの状態を説明するための断面図。 その異なる地点においてダンパ部材が変形したときの状態を示す断面図。 図2中のB矢視方向から見たスライド機構をダンパ部材と共に示す下面図。
符号の説明
1…車体、2…乗降口、3…スライドドア、4…段差、4a,20a…縦壁,側壁(第2の規制面)、4b…横壁(第1の規制面)、5…アッパガイドレール(ガイドレール)、8…スライドドア機構、10…ガイドローラ、15…アーム部材、18…全開ストッパ装置、20…バンパブラケット、22…バンパ部材、22a…下面(第1の面)、22b…側面(第1の面)、35…抑え部(抑え手段)、36…穴部(変形促進部)。

Claims (6)

  1. 車体側にスライドドア開閉案内用のガイドレールを設け、スライドドアに車室内側へ突き出るアーム部材を介してガイドローラを設け、前記ガイドローラを前記ガイドレールで案内させて、前記スライドドアを車両の全閉位置〜全開位置までを案内としたスライドドア機構のうち、
    前記スライド装置のガイドレールの端部に、バンパブラケットを介して、前記アーム部材と当接可能な地点に、弾性変形可能なバンパ部材を支持させ、スライドドアを前記アーム部材と前記バンパ部材との衝突により規制するスライドドアのストッパ装置において、
    前記アーム部材との衝突に伴う前記バンパ部材の振れを、該衝突がもたらすバンパ部材自身の変形で抑える抑え手段を設けた
    ことを特徴とするスライドドアのストッパ装置。
  2. 前記バンパ部材は、前記バンパ部材を挟んで前記ガイドレールとは反対側に第1の面を有し、
    前記抑え手段は、前記第1の面と離間対向して設けられ、前記衝突によって第1の面が変形したとき、該第1面と接触する第1の規制面を有して構成される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドドアのストッパ装置。
  3. 前記第1の面と前記第1の規制面とは、ほぼ平行な面から構成されることを特徴とする請求項2に記載のスライドドアのストッパ装置。
  4. 前記バンパ部材は、前記第1の面とは異なる方向に向く前記アーム部材先端側の第2の面を有し、
    前記抑え手段は、前記第2の面と離間対向して設けられ、前記衝突によって第2の面が変形したとき、該第2の面と接触する第2の規制面を有して構成される
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のスライドドアのストッパ装置。
  5. 前記第2の面と前記第2の規制面部とは、ほぼ平行な面から構成されることを特徴とする請求項4に記載のスライドドアのストッパ装置。
  6. 前記バンパ部材は、前記衝突時における変形を促進するための変形促進部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスライドドアのストッパ装置。
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