JP2008155231A - プレス成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス成形金型において、小さな据付けスペースで、圧縮コイルバネの破損防止を可能としつつ、ワークの成形開始時の位置ずれ防止、成形時の拘束及び成形後の押出しを確実に行うこと。
【解決手段】プレス成形金型90は押圧機構100を備える。押圧機構100は、バネ定数の異なる2つの圧縮コイルバネ3、4と、2つの圧縮コイルバネ3、4の間に介在した調整ガイドピン2と、突き出しピン1とからなり、調整ガイドピン2のフランジ部2bとピン部2aとを別部材とし、フランジ部2bの取付け位置をピン軸方向に調整可能とすると共に、プレス成形の途中で調整ガイドピン2のピン部2aと突き出しピン1とが当接してバネ定数が小さい方の圧縮コイルバネ3の収縮を制限。
【選択図】図1

Description

本発明は、プレス成形金型に係り、特にワークの押圧機構を備えたプレス成形金型に好適なものである。
プレス成形金型によるワークのプレス成形は、ワークをプレス成形金型の所定位置にセットし、上下一対の金型を相対昇降して目的形状の成形を行う。このプレス成形を行う際、成形直前のワークの位置ずれ防止や成形後の金型からワークの離脱を行うための押圧機構を備えたプレス成形金型が広く使用されている。
この種のプレス成形金型としては、例えば特開平8−257657号公報(特許文献1)や、特開2002−321013号公報(特許文献2)に示されたものがある。
特許文献1では、金型エジェクタユニットを使用して、バネ定数の異なる2つの圧縮コイルバネを直列に形成して、バネ張力を段階的にすることで、ワークの押さえとワークの離脱を行うことが提案されている。
また、特許文献2では、圧縮コイルバネを並列に配設してバネ張力を段階的にし、プレス成形することが提案されている。
特開平8−257657号公報 2002−321013号公報
しかしながら、前記特許文献1では、エジェクタピンにてワークを押圧した場合、バネ定数の組合せによっては、バネ定数の小さい圧縮コイルバネが縮長限界を超えているにも係わらず、更にバネ定数の大きい圧縮コイルバネが縮む構造となり、縮長限界を超えた圧縮コイルバネが破損することが生じる。
一方、特許文献2では、2つの異なるバネ定数の圧縮コイルバネを並列配設させるため、大きな据付スペースが必要である。
また、特許文献1、2では、ワーク成形状態によって圧縮コイルバネの荷重を変更する場合が生じた時は、圧縮コイルバネを交換する必要があり、コストアップしてしまうという問題が生ずる。
本発明の目的は、小さい据付けスペースで、圧縮コイルバネの破損防止を可能としつつ、ワークの成形開始時の位置ずれ防止、成形時の拘束及び成形後の押出しを確実に行うことができるプレス成形金型を得ることにある。
前述の目的を達成するために、本発明は、水平維持したまま相対的に昇降してワークをプレス成形する一対の上金型及び下金型と、圧縮コイルバネのバネ力を突き出しピンを介してワークに付与する押圧機構と、を備えたプレス成形金型において、前記押圧機構は、同軸で直列に配置したバネ定数の異なる2つの圧縮コイルバネで構成した前記圧縮コイルバネと、前記2つの圧縮コイルバネの間に介在したフランジ部とこのフランジ部の両側から前記2つの圧縮コイルバネの内部に延びるピン部とを有する調整ガイドピンと、前記2つの圧縮コイルバネのバネ定数が小さい方の端部が当接するフランジ部とこのフランジ部から当該バネ定数が小さい方の圧縮コイルバネの内部に延びるピン部とを有する前記突き出しピンとからなり、前記調整ガイドピンのフランジ部とピン部とを別部材とすると共にこのフランジ部のピン部への取付け位置をピン軸方向に調整可能とし、プレス成形の途中で前記調整ガイドピンのピン部と前記突き出しピンとが当接して前記バネ定数が小さい方の圧縮コイルバネの収縮を制限するように前記調整ガイドピン及び前記突き出しピンの間隔を設定したことにある。
係る本発明のより好ましい具体的な構成例は次の通りである。
(1)前記押圧機構を前記下金型のベースと成形パットとの間に配置し、前記突き出しピンを前記成形パットの貫通孔を通してワーク側に突出するように設置したこと。
(2)前記押圧機構を前記上金型のベースとダイとの間に配置し、前記突き出しピンを前記ダイの貫通孔を通してワーク側に突出するように設置したこと。
(3)前記2つの圧縮コイルバネを同径とすると共に、前記調整ガイドピンのフランジ部の両側から延びるピン部の外径を前記2つの圧縮コイルバネの内径より若干小さくしたこと。
(4)前記2つの圧縮コイルバネのバネ定数が小さい方の長さをバネ定数が大きい方の長さより短くした。
本発明によれば、小さな据付けスペースで、圧縮コイルバネの破損防止を可能としつつ、ワークの成形開始時の位置ずれ防止、成形時の拘束及び成形後の押出しを確実に行うことができるプレス成形金型を実現できる。
以下、本発明の複数の実施形態について図を用いて説明する。各実施形態の図における同一符号は同一物または相当物を示す。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態のプレス成形金型を図1から図8を用いて説明する。図1から図8は第1実施形態のプレス成形金型90に係わる図である。
まず、本実施形態のプレス成形金型90の全体の構成、機能及び動作等に関して説明する。
プレス成形金型90は、図1に示すように上下一対の金型10、20で構成され、上金型10及び下金型20の水平を維持したまま相対的に昇降してワーク30をプレス成形する。図1は本実施形態のプレス成形金型90を示す要部断面図であり、プレス成形金型90にワーク30をセットした直後の状態を示す。
上金型10は、上型ベース11、ダイベース12、ダイ13、ストリッパボルト14、成形パット15及び押圧機構100等を備えて構成されている。下金型20は、下型ベース21、パンチ22等を備えて構成されている。パンチ22は、ワーク30を成形する金型の一部を構成するものであり、下型ベース21の上面に配置されている。
上金型10の上型ベース11は、下型ベース21に対して水平状態を維持したまま駆動機構(図示せず)により上下動される。
ダイベース12は、ダイ13及び成形パット15を支持するように設けられ、上型ベース11の下面に固定されて上型ベース11と共に上下動される。このダイベース12は、ストリッパボルト14を挿入する複数の孔12aと、圧縮コイルバネ4を挿入する複数の孔12bとを有している。孔12aは下面を開口した有底孔で形成され、孔12bは上面及び下面に開口し且つ上側の大径部と下側の小径部とからなる貫通孔で形成されている。
ダイ13は、ワーク30を成形する金型の一部を構成するものであり、ダイベース12の下面に固定されてダイベース12と共に上下動される。
ストリッパボルト14は、その上部がダイベース12の孔12bに上下動可能に遊嵌され、その頭部が下方に移動した際に孔12bの段部に係止されてそれ以上の下動を制限するように設置されている。ストリッパボルト14の下端螺子部はダイベース12の下面より突出して成形パット15の上面に螺子込まれている。
成形パット15は、ワーク30を成形する金型の一部を構成するものであり、ストリッパボルト14を介してダイベース12に支持されると共に上下動可能に設置されている。この成形パット15は突き出しピン1及び圧縮コイルバネ3を挿入する複数の孔15aを有している。この孔15aは成形パット15の上面及び下面に開口し且つ上側の大径部と下側の小径部とからなる貫通孔で形成されている。孔15aと孔12aとは、同一の径で、同一の開口位置を有して対向して形成されている。
押圧機構100は、ワーク30の成形開始時の位置ずれ防止、ワーク30の成形時の拘束、及びワーク30の成形後の押出しを行うために設けられ、突き出しピン1、調整ガイドピン2、圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4から構成されている。
突き出しピン1は、図2に示すように、下ピン部1a、フランジ部1b及び上ピン部1cを一体に形成した部材で構成され、孔15a内に上下動可能に遊嵌されている。図2は押圧機構100の具体的構造を示す断面図であり、プレス成形金型90によるワーク30の成形開始時の状態を示す。
突き出しピン1は、具体的には、下ピン部1a及びフランジ部1bが孔15aの大径部内に配置され、上ピン部1cが孔15aの小径部内に配置され、フランジ部1bが下方に移動した際に孔15aの段部に係止されてそれ以上の下動を制限されるように設置されている。突き出しピン1の下端部は成形パット15の下面より突出されている。
圧縮コイルバネ3は成形パット15の孔15aの大径部内に挿入されている。この圧縮コイルバネ3の外径は孔15aの大径部の径よりも若干小さく形成され、圧縮コイルバネ3の内径は上ピン部1cの外径より若干大きく形成されている。そして、圧縮コイルバネ3の下端部は突き出しピン1のフランジ部1bの上面に当接され、圧縮コイルバネ3の上端部は調整ガイドピン2のフランジ2bの下面に当接されている。
圧縮コイルバネ4はダイベース12の孔12a内に挿入されている。この圧縮コイルバネ4の外径は孔12aの径よりも若干小さく形成されている。そして、圧縮コイルバネ4の下端部は調整ガイドピン2のフランジ2bの上面に当接され、圧縮コイルバネ4の上端部は調整ガイドピン2の孔12aの底面に当接されている。
圧縮コイルバネ3と圧縮コイルバネ4は、異なるバネ定数突き出しピン1、調整ガイドピン2、異なるコイル長さ、及び同一の径を有して構成され、調整ガイドピン2のフランジ2bを介して直列に同一軸心を有するように配列されている。かかる構成によれば、圧縮コイルバネ3と圧縮コイルバネ4とを並列に設置したものに比較して、平面設置スペースを縮小することができる。
なお、圧縮コイルバネ3のバネ定数K1は圧縮コイルバネ4のバネ定数K2より小さく設定され、圧縮コイルバネ3のコイル長さは圧縮コイルバネ4のコイル長さより短く形成されている。
調整ガイドピン2は、図8に示すように、外周に螺子山を有するピン2aと、このピン2aに螺子込まれたフランジ2bと、このフランジ2bの側面から螺子込まれた止め螺子2cとからなっており、成形するワーク30の種類に応じてピン2aにおけるフランジ2bの取付け位置をピン軸方向に調整することができる。これによって、突き出しピン1を介してワーク30に付与される2つの圧縮コイルバネ3、4のバネ力を、成形するワーク30に適したものに調整することができ、ワーク30の成形信頼性や成形精度などを向上することができる。なお、止め螺子2cは、ピン2aとフランジ2b位置ずれが生じないようにするものである。
また、調整ガイドピン2は、そのフランジ2bが圧縮された状態の圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4の間に挟持されることにより保持され、フランジ2bより上下に突出するピン2aの部分が圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4内に挿入されている。ピン2aの外径は圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4の内径より若干小さく形成され、ピン2aの下端面は上ピン部1cの上端面と対向している。これによって、2つの圧縮コイルバネ3、4の揺動を抑制することができ、2つの圧縮コイルバネ3、4を同一軸心を保って所定位置に確実に保持することができる。
次に、プレス成形金型90の動作に関して説明する。
プレス成形金型90において、プレス成形が開始される前は、上型ベース11が駆動機構により上方に移動されて、図1に示すような上金型10及び下金型20の配置状態となっている。即ち、ストリッパボルト14の頭部が孔12bの段部に係止されて成形パット15がダイベース12より下方に離れて配置され、さらには、突き出しピン1のフランジ部1bに圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4のバネ力が付与されて突き出しピン1の下端部が成形パット15の下面より突出されると共に突き出しピン1と調整ガイドピン2との間に間隔を有した状態となっている。
この状態で、図1に示すように、ワーク30を上金型10と下金型20との間の挿入してパンチ22の上面の所定位置にセットする。次いで、上型ベース11を駆動機構により下降させる。
この上型ベース11の下降に伴って成形パット15が下降し、突き出しピン1の下ピン部1aの下端面が図2に示すようにワーク30の上面に当接する。この状態が図3のE点である。図3は上金型100におけるコイルバネ収縮量δに対する荷重Fの特性を示す図である。
それから上型ベース11がさらに下降すると、突き出しピン1がワーク30で押されて圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4が収縮を始め、圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4のバネ力が突き出しピン1を介してワーク30に付与されることとなり、成形開始時のワーク30の位置ずれ防止が行われる。ここで、バネ定数の小さい圧縮コイルバネ3が圧縮コイルバネ4より多く収縮するため、図3のE点からP点に向かう比較的小さな荷重Fが突き出しピン1を介してワーク30に付与される。そして、成形パット15の下面がワーク30の上面に当接して図4に示すようにワーク30の変形を開始する。
それから上型ベース11がさらに下降すると、圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4の収縮が進み(特にバネ定数の小さい圧縮コイルバネ3の収縮が大きく進み)、図5に示すように突き出しピン1の上ピン部1cの上端面と調整ガイドピン2のピン2aの下端面とが当接し、図3のP点の状態となる。
それから上型ベース11がさらに下降しても、圧縮コイルバネ3がさらに収縮されることはなく、圧縮コイルバネ4のみが収縮されて図3のP点からR点に向かう大きな荷重Fが突き出しピン1を介してワーク30に付与されることとなり、ワーク30の成形時の拘束が行われる。従って、圧縮コイルバネ3が縮長限界を超えて収縮されることがなく、圧縮コイルバネ3の破損を防止することができる。また、ワーク30の成形時の拘束を大きな荷重とした状態で、ワーク30の大きな変形力を必要とするプレス成形を行うことができ、ワーク30を精度良くプレス成形することができる。ここで、突き出しピン1よりワーク30に付与する荷重は、P点を境にして変化する不等角度比例直線となり、圧縮コイルバネ3と圧縮コイルバネ4を併設した段階的なバネ荷重となる。
そして、上型ベース11がプレス成形終了点(図6及び図3のR点)まで降下すると、駆動機構の駆動方向が反転して上型ベース11を上昇させる。
この上型ベース11の上昇に伴い、ダイ13が上昇してワーク30から離れると共に、ダイベース12が成形パット15から離れるように上昇し、圧縮コイルバネ4が伸張を始める。この圧縮コイルバネ4の伸張により図3のR点からP点に向かう荷重Fが突き出しピン1を介してワーク30に付与されることとなる。
そして、ストリッパボルト14の頭部が孔12bの段部に当接すると、ダイベース12の上昇に伴って成形パット15も上昇するようになり、成形パット15がワーク30から離れる。ここで、図3のR点からP点に向かう大きな荷重Fが突き出しピン1を介してワーク30に付与されることにより、成形パット15がワーク30から押し出される。これによって、ワーク30を成形パット15から確実に押し出すことができ、ワーク30が成形パット15に嵌着された状態で成形工程が終了してしまうことを防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態のプレス成形金型90について図9を用いて説明する。図9は本発明の第2実施形態のプレス成形金型90の要部断面図である。この第2実施形態は、次に述べる点で第1実施形態と相違するものであり、その他の点については第1実施形態と基本的には同一であるので、重複する説明を省略する。
この第2実施形態では、押圧機構100を下金型20に設けたものであり、押圧機構100を構成する突き出しピン1、調整ガイドピン2、圧縮コイルバネ3及び圧縮コイルバネ4が第1実施形態と比較して上下逆の配置で下型ベース21とダイ13Aとの間に設置されている。
具体的には、下型ベース21に有底孔21aが設けられ、この有底孔21aに圧縮コイルバネ4が挿入され、この圧縮コイルバネ4の上に調整ガイドピン2が載置され、この調整ガイドピン2の上に圧縮コイルバネ3が載置され、この圧縮コイルバネ3の上に突き出しピン1が載置され、この突き出しピン1の上部がダイ13Aに設けられた貫通孔13Aaに挿入されて上方へ突出されている。なお、第2実施形態では、ダイ13がなく、ダイベース12の孔12aと成形パット15の孔15aとにまたがって1つの圧縮コイルバネ5が挿入されている。
係る第2実施形態の構成においても、第1実施形態と同様の機能を効果を奏することができる。
本発明の第1実施形態のプレス成形金型におけるワークがセットされた状態の断面図である。 図1のプレス成形金型における突き出しピンがワークに当接した状態の押圧機構部の断面拡大図である。 図1の押圧機構のコイルバネ収縮量と荷重との関係を示す図である。 図1のプレス成形金型におけるワークの成形途中の状態の断面図である。 図1のプレス成形金型における突き出しピンと調整ガイドピンとが当接した状態の押圧機構部の断面拡大図である。 図1のプレス成形金型におけるワークの成形が終了した状態の断面図である。 図1のプレス成形金型における上金型が下金型から上昇した状態の断面図である。 図1のプレス成形金型における調整ガイドピンの拡大図である。 本発明の第2実施形態のプレス成形金型におけるワークの成形が終了した状態の断面図である。
符号の説明
1…突き出しピン、1a…下ピン部、1b…フランジ部、1c…上ピン部、2…調整ガイドピン、2a…ピン、2b…フランジ、2c…止め螺子、3…圧縮コイルバネ、4…圧縮コイルバネ、10…上金型、11…上型ベース、12…ダイベース、12a、12b…孔、13…ダイ、14…ストリッパボルト、15…成形パット、15a…孔、20…下金型、21…下型ベース、22…パンチ、30…ワーク、60…パット、90…プレス成形金型、100…押圧機構。

Claims (5)

  1. 水平維持したまま相対的に昇降してワークをプレス成形する一対の上金型及び下金型と、圧縮コイルバネのバネ力を突き出しピンを介してワークに付与する押圧機構と、を備えたプレス成形金型において、
    前記押圧機構は、同軸で直列に配置したバネ定数の異なる2つの圧縮コイルバネで構成した前記圧縮コイルバネと、前記2つの圧縮コイルバネの間に介在したフランジ部とこのフランジ部の両側から前記2つの圧縮コイルバネの内部に延びるピン部とを有する調整ガイドピンと、前記2つの圧縮コイルバネのバネ定数が小さい方の端部が当接するフランジ部とこのフランジ部から当該バネ定数が小さい方の圧縮コイルバネの内部に延びるピン部とを有する前記突き出しピンとからなり、
    前記調整ガイドピンのフランジ部とピン部とを別部材とすると共にこのフランジ部のピン部への取付け位置をピン軸方向に調整可能とし、
    プレス成形の途中で前記調整ガイドピンのピン部と前記突き出しピンとが当接して前記バネ定数が小さい方の圧縮コイルバネの収縮を制限するように前記調整ガイドピン及び前記突き出しピンの間隔を設定した
    ことを特徴とするプレス成形金型。
  2. 請求項1において、前記押圧機構を前記下金型のベースと成形パットとの間に配置し、前記突き出しピンを前記成形パットの貫通孔を通してワーク側に突出するように設置したことを特徴とするプレス成形金型。
  3. 請求項1において、前記押圧機構を前記上金型のベースとダイとの間に配置し、前記突き出しピンを前記ダイの貫通孔を通してワーク側に突出するように設置したことを特徴とするプレス成形金型。
  4. 請求項1において、前記2つの圧縮コイルバネを同径とすると共に、前記調整ガイドピンのフランジ部の両側から延びるピン部の外径を前記2つの圧縮コイルバネの内径より若干小さくしたことを特徴とするプレス成形金型。
  5. 請求項1において、前記2つの圧縮コイルバネのバネ定数が小さい方の長さをバネ定数が大きい方の長さより短くしたことを特徴とするプレス成形金型。
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