JP2008154767A - チャックとこれを用いた袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】袋体の口を清潔に保ち、仮に前記袋体の口が開いていたとしても雑菌の侵入を防止するほか、従来のチャックに見られなかった付加価値を持たせた樹脂製のチャックと、前記チャックを袋体の口に取り付けた袋を提供する。
【解決手段】テープ基材111に雄条112を設けた樹脂製の雄テープ11と、テープ基材121に雌条122を設けた樹脂製の雌テープ12とからなる樹脂製のチャック1において、テープ基材111に合成樹脂エラストマー又は防虫剤、防ダニ剤、抗菌剤又は芳香剤等、周辺環境に特定作用を発揮する機能剤2を、雄テープ11のテープ基材111、雄条112、雌テープ12のテープ基材121及び雌条122を形成する樹脂材料のいずれか又は全部に混合させたチャック1と、前記チャック1を樹脂フィルム製又は不織布製の袋体31の口32に取り付けた袋3である。
【選択図】図2
【解決手段】テープ基材111に雄条112を設けた樹脂製の雄テープ11と、テープ基材121に雌条122を設けた樹脂製の雌テープ12とからなる樹脂製のチャック1において、テープ基材111に合成樹脂エラストマー又は防虫剤、防ダニ剤、抗菌剤又は芳香剤等、周辺環境に特定作用を発揮する機能剤2を、雄テープ11のテープ基材111、雄条112、雌テープ12のテープ基材121及び雌条122を形成する樹脂材料のいずれか又は全部に混合させたチャック1と、前記チャック1を樹脂フィルム製又は不織布製の袋体31の口32に取り付けた袋3である。
【選択図】図2
Description
本発明は、樹脂製の雄テープ及び雌テープからなるチャックと、前記チャックを用いた袋とに関する。
通称「ポリファスナー」や「ポリチャック」とも呼ばれる樹脂製のチャックは、テープ基材に雄条を設けた樹脂製の雄テープと、テープ基材に雌条を設けた樹脂製の雌テープとからなり、前記雄条を雌条に嵌合及び離脱させて封止及び開封する。この樹脂製のチャックは、封止及び開封が容易で、しかも封止された状態での気密性又は液密性も良好であることから、例えば樹脂袋の袋体の口に取り付けられ、前記袋の密封性を実現する封止部材として広く利用されている。
樹脂製のチャックは、例えば特許文献1に見られるように、弾性変形する一対の鉤状壁(フック部)からなる雌テープの雌条(雌状突起)に対し、前記鉤状壁を弾性変形させながら雄テープの雄条(雄条突起)の頭部を嵌め込む構成である。特許文献1の樹脂製チャックは、雌条の鉤状壁に雄条の頭部をしっかりと係合させるため、雌条の底部に弾性粘着材を設けることを提案している。弾性粘着材は、雌条の押し出し成形に際して押し出し供給して塗布したり、既に形成された雌条に対して後から塗布したりする。この弾性粘着材は、合成ゴム系重合体を主成分とし、粘着付与剤を含有させて構成される。
樹脂製のチャックは、樹脂フィルム製の袋体の口に取り付けられ、密封性の高い袋を構成する。これにより、前記袋は、例えば収納された食品を外界と遮断し、以後外界から雑菌を混入させることなく、長期保存を可能にする。しかし、袋に食品を収納する際、少なからず雑菌が混入する虞は否定しきれない。この場合、雑菌は、特に袋へ食品を収納する際に触れる袋体の口に付着していた雑菌が食品に触れることにより混入する。これから、チャックはできる限り清潔に保つ必要がある。
また、チャックが開いた状態で袋を放置しておくと、当然袋体の口から雑菌等が袋内に侵入してくる虞があり、従来のチャックはこうした雑菌の侵入を防ぐ手段がなかった。そのほか、従来のチャックはただ袋体の口を封止するのみで、特に別の働きを有するものではなく、付加価値がほとんど見られなかった。そこで、袋体の口を清潔に保ち、仮に前記袋体の口が開いていたとしても雑菌の侵入を防止するほか、従来のチャックに見られなかった付加価値を持たせるため、樹脂製のチャックについて検討した。
検討の結果、テープ基材に雄条を設けた樹脂製の雄テープと、テープ基材に雌条を設けた樹脂製の雌テープとからなり、前記雄条を雌条に嵌合及び離脱させて封止及び開封する樹脂製のチャックにおいて、周辺環境に特定作用を発揮する機能剤を、雄テープのテープ基材、雄条、雌テープのテープ基材及び雌条を形成する樹脂材料のいずれか又は全部に混合させたチャックを開発した。本発明は、前記チャックを樹脂フィルム製の袋体の口に取り付けて袋としたり、前記チャックを不織布製の袋体の口に取り付けて袋を構成したりする。
本発明に用いる雄テープや雌テープを形成する樹脂材料は、合成樹脂エラストマーが混合されることが望ましい。合成樹脂エラストマーは、雄テープや雌テープを形成する樹脂材料と相溶しうるエラストマーであればその種類を問わない。例えば、雄テープや雌テープを形成する樹脂材料がポリオレフィン系樹脂材料の場合、ポリオレフィン系エラストマーが好ましい。こうして、雄テープや雌テープを形成する樹脂材料に合成樹脂エラストマーが混合されることにより、雄テープや雌テープ、特に雄条及び雌条が柔軟になり、着脱操作が容易になるほか、前記雄条及び雌条相互の密着性も高められる。
本発明のチャックは、雄テープや雌テープを形成する樹脂材料又は合成樹脂エラストマーが混合された前記樹脂材料に対し、防虫剤、防ダニ剤、抗菌剤又は芳香剤等の機能材を要求に応じて1種又は2種以上混合させるとより好ましい。前記各機能剤は、周辺環境に特定作用、例えば機能剤が防虫剤であれば防虫作用を発揮し、チャック、そして前記チャックを取り付けた袋の口に防虫効果を付与する。これにより、本発明のチャックを取り付けた袋は、チャックから害虫を忌避して前記チャックを清潔に保つほか、袋の中への害虫の侵入を防止することができる。このほか、機能剤が防ダニ剤であれば防ダニ作用、機能剤が抗菌剤であれば抗菌作用、そして機能剤が芳香剤であれば芳香作用を発揮し、それぞれチャック、そして前記チャックを取り付けた袋の口に防ダニ効果、抗菌効果又は芳香効果等の付加価値をチャック及び袋に付与できる。
機能剤が固形状又は粉体状であれば、上記機能剤の特定作用及び効果はチャック自身が有することになり、前記特定作用及び効果の及ぶ範囲は狭い。しかし、機能剤が液状であれば、樹脂材料から機能剤が徐放され、例えば袋の中に収納する物品や手に適宜接触したり、外気に機能剤が蒸散することにより、前記特定作用及び効果を広く周辺に及ばせることができる。例えば機能剤が防虫剤液で、雄テープの雄条及び雌テープの雌条それぞれに混合させたチャックを樹脂フィルム製の袋体の口に取り付けて袋とした場合、雄条及び雌条から徐放された防虫剤液が外気に蒸散して、袋体の口を含む周辺に防虫作用が発揮される領域を形成する。これにより、袋体の口を含む周辺に害虫が接近しなくなり、袋体の口を開けていても、前記袋体の口を通じて害虫が袋の中に侵入しにくくなる。
機能剤は、例えば雄テープ又は雌テープがそれぞれテープ基材と雄条又は雌条とを一体成形する構成であれば前記テープ基材と雄条又は雌条とに混合されるが、テープ基材と雄条又は雌条とを別体成形する構成であれば少なくとも雄条又は雌条に混合できればよい。雄条又は雌条を含む雄テープ又は雌テープは、従来公知のチャック同様、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂又はポリスチレン樹脂等により形成される。この場合、固形状又は粉体状の機能剤であれば前記樹脂材料に直接混合させることもできるが、液状の機能剤は樹脂材料に混合しにくい。そこで、液状の機能剤の場合、別の樹脂材料により機能剤を包み込んだカプセルを、チャックを形成する樹脂材料に混合するとよい。
本発明により、袋体の口の密着性が高まり、袋体内部を清潔に保ち、仮に前記袋体の口が開いていても機能材の存在が害虫の侵入を防止する等、従来見られなかった付加価値を持たせた樹脂製のチャックとなる。本発明のテープ基材からなるチャックを用いると、テープの袋体樹脂に対する熱融着性が高まり、袋体から剥離するトラブルも無くなり、特にフィルムラミネート不織布の不織布側の口部にも熱融着ができて、樹脂製又は不織布製のいずれの袋体にも適用できるチャックを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明のチャック1を用いた袋3を表わす斜視図、図2は本例の袋3に用いたチャック1の断面図であり、そして図3はチャック1の図2中A矢視部拡大断面図である。本例の袋3は、図1及び図2に見られるように、不織布製の袋体31の口32に対し、本発明のチャック1の雄テープ11のテープ基材111と雌テープ12のテープ基材121とを対向関係で熱融着又は超音波融着し、取り付けた構成で、外観上、従来公知の同種袋と変わらない。袋体31が樹脂フィルム製でも同様である。
チャック1は、雄テープ11のテープ基材111に設けた雄条112を、同じく雌テープ12のテープ基材121に設けた雌条122に嵌合及び離脱させて封止及び開封自在とする構成で、外観上、従来公知の同種袋と変わりはない(例えば特許文献1参照)。本発明の特徴は、本例に則して説明すれば、前記雄テープ11及び雌テープ12を構成する基材テープと雄条112及び雌条122とに、それぞれ合成樹脂エラストマーの混合又は液状の機能剤2をカプセル化して混合させている点にある。
カプセル化された液状の機能剤2は、図3に見られるように、長期にわたって徐放され、蒸散して周辺環境に広く特定作用を発揮する。チャック1より徐放された機能剤2は、前記チャック1の雄条112及び雌条122の嵌合及び離脱により周囲に拡散され、チャック1を中心とする周辺環境、特に袋体31内に防虫効果をもたらす。また、開封されたチャック1を通じて袋体31に収納される物品に接触して前記袋体31内に取り込まれ、例えば前記物品の防虫、抗菌、防ダニ等を図ることができる。次に、実施例によって更に具体的に説明する。
<実施例1、比較例1>
本発明に基づいて抗菌剤を混合したチャックを袋体の口に取り付けた袋を実施例1、前記抗菌剤を混合しない通常のチャックを袋体の口に取り付けた袋を比較例1として、両者の抗菌力を比較した。実施例1は、シーアイサンプラス株式会社製のPP製チャックを原料樹脂として、これに抗菌剤アピザスAP-OKを重量比で1%練り込んで再び雄テープ及び雌テープに成形したものであり、前記チャックをOPP30μm/CPP30μmのラミネート無地のフィルム製の袋体の口に取り付けた袋について、抗菌力を確認した。
本発明に基づいて抗菌剤を混合したチャックを袋体の口に取り付けた袋を実施例1、前記抗菌剤を混合しない通常のチャックを袋体の口に取り付けた袋を比較例1として、両者の抗菌力を比較した。実施例1は、シーアイサンプラス株式会社製のPP製チャックを原料樹脂として、これに抗菌剤アピザスAP-OKを重量比で1%練り込んで再び雄テープ及び雌テープに成形したものであり、前記チャックをOPP30μm/CPP30μmのラミネート無地のフィルム製の袋体の口に取り付けた袋について、抗菌力を確認した。
比較例1の袋には、市販のチャック袋入り液体ビーフシチューを購入した。この袋はOPP30μm/VMCP25μm/L-LDPE30μmのラミネートで大きさ14cm×22cmのチャック袋に中身320gを封入したものである。この袋体を開いて、通常ほぼ半分だけ使用する時と同様の手順で、袋から中身をスープ皿に取り出し、チャック部分に付着した中身をティッシュで拭いて、残りはチャックを閉めて比較例とした。実施例1の袋にも上記スープ皿からビーフシチューを入れて比較例と同様の手順でチャック部分に付着した中身をティッシュで拭いてからチャックを閉じた。これらのチャック袋を、室温17℃〜23℃の通常環境で放置した。
この方法で、抗菌チャックと通常チャックの2種類の検体の抗菌試験をした。通常チャック品の比較例1は、6日目に、チャックに僅かに付着したシチュー残渣から、青いカビ状のものが発生し、8日目には、チャックに沿って横に広がり、異臭が感知できた。チャック袋内のシチューには変化がなかった。
一方、実施例1の抗菌チャックを使用したものは、6日目にも、8日目にも一切変化がなく、両品の差が明瞭になった。
食品類で、チャックを使用している袋は、数回に分けて飲食し、残りを後刻に食する場合が多いが、容器に移しかえる時、袋から流し込むと、チャックの凹凸部に食品が付着し、チャックを閉めても外気に触れる部分で、カビや腐敗菌が発生し易くなるが、抗菌剤を練り込んだチャックを使用すると、極めて衛生的であることが立証できた。
<実施例2>
シーアイサンプラス株式会社製のL-LDPEチャックに、実施例1と同様の方法で森林浴の香りがするシダーウッドオイルの樹脂(商品名:スロープーCW)を4%錬り込み、再びチャックに成形した。このチャックを使ってPET/VMPET/L-LDPEのラミネートフィルムのチャック袋を試作した。
シーアイサンプラス株式会社製のL-LDPEチャックに、実施例1と同様の方法で森林浴の香りがするシダーウッドオイルの樹脂(商品名:スロープーCW)を4%錬り込み、再びチャックに成形した。このチャックを使ってPET/VMPET/L-LDPEのラミネートフィルムのチャック袋を試作した。
この試作品の袋に、ハンカチ等の小物を入れ、2日間放置後チャックを開封し、ハンカチを取り出すと、開封時に爽やかな香りが心地良く、また、取り出したハンカチを使う時、僅かに香りがして、雰囲気を楽しめた。5日目、10日目、20日目にも、ほぼ同じ効果を確認した。
チャックに香料等を練り込むのに、さほどコストは上昇しないが、除放された香料が、バリア袋の中で蓄積し、効果を発揮することが確認できた。また、開閉の都度、チャック樹脂を変形させたり、摩擦が生じることなどの影響で、香料の蒸散が触発され、一層効果が出ることも効果をアップしている。この種のチャック付袋を、ギフト袋等に使用したり、アクセサリー等の小物収納袋、旅行用の肌着袋などに利用する等の利用用途の広がりを期待できる。
<実施例3>
本例の袋3に表面にナイロン(NY)/低密度ポリエチレン(LDPE)のラミネートフィルムを、裏面にナイロン不織布(NY-NWF)/低密度ポリエチレン(LDPE)のラミネートフィルムからなる精米5kg容の袋を用いた。この袋体31の口32に対し、チャックの雄テープと雌テープのテープ基材として、LDPEに対し超低密度のポリエチレンエラストマー(L-LDPE)にコクゾウムシなどの殺虫剤であるピペロニルブトキシド54%乳剤を5%混入混練した、防虫機能性樹脂を20%混練したものを用いて成形したチャックを超音波融着して、本発明のポリチャック付きの袋とした。比較例として、防虫機能性樹脂を含まない袋を用い夏期6月から9月の高温多湿下に保存しながらチャックを開閉使用したところ、本発明の袋にはコクゾウムシの発生が皆無であったのに対し、従来のものは米内にコクゾウムシの発生が見られた。
本例の袋3に表面にナイロン(NY)/低密度ポリエチレン(LDPE)のラミネートフィルムを、裏面にナイロン不織布(NY-NWF)/低密度ポリエチレン(LDPE)のラミネートフィルムからなる精米5kg容の袋を用いた。この袋体31の口32に対し、チャックの雄テープと雌テープのテープ基材として、LDPEに対し超低密度のポリエチレンエラストマー(L-LDPE)にコクゾウムシなどの殺虫剤であるピペロニルブトキシド54%乳剤を5%混入混練した、防虫機能性樹脂を20%混練したものを用いて成形したチャックを超音波融着して、本発明のポリチャック付きの袋とした。比較例として、防虫機能性樹脂を含まない袋を用い夏期6月から9月の高温多湿下に保存しながらチャックを開閉使用したところ、本発明の袋にはコクゾウムシの発生が皆無であったのに対し、従来のものは米内にコクゾウムシの発生が見られた。
<実施例4>
チャックの雄テープや雌テープを形成する低密度ポリエチレン(LDPE)に、合成樹脂エラストマーとして実施例3で用いた超低密度のポリエチレンエラストマー(L-LDPE)を20%混練りしたものは、雄テープや雌テープ、特に雄条及び雌条が柔軟になり、着脱操作が容易になるほか、前記雄条及び雌条相互の密着性も高められることが判明した。密着性を高める効果は、柔軟な合成樹脂エラストマーで認められる他、機能材の油性物質もチャックの柔軟性付与に機能することが認められ、袋体の不織布面へも熱溶融により剥離性の向上することが、手による引っ張り定性試験でも認められた。
チャックの雄テープや雌テープを形成する低密度ポリエチレン(LDPE)に、合成樹脂エラストマーとして実施例3で用いた超低密度のポリエチレンエラストマー(L-LDPE)を20%混練りしたものは、雄テープや雌テープ、特に雄条及び雌条が柔軟になり、着脱操作が容易になるほか、前記雄条及び雌条相互の密着性も高められることが判明した。密着性を高める効果は、柔軟な合成樹脂エラストマーで認められる他、機能材の油性物質もチャックの柔軟性付与に機能することが認められ、袋体の不織布面へも熱溶融により剥離性の向上することが、手による引っ張り定性試験でも認められた。
1 チャック
11 雄テープ
111 テープ基材
112 雄条
12 雌テープ
121 テープ基材
122 雌条
2 カプセル化された液状の機能剤
3 袋
31 袋体
32 口
11 雄テープ
111 テープ基材
112 雄条
12 雌テープ
121 テープ基材
122 雌条
2 カプセル化された液状の機能剤
3 袋
31 袋体
32 口
Claims (5)
- テープ基材に雄条を設けた樹脂製の雄テープと、テープ基材に雌条を設けた樹脂製の雌テープとからなり、前記雄条を雌条に嵌合及び離脱させて封止及び開封する樹脂製のチャックにおいて、
周辺環境に特定作用を発揮する機能剤を、雄テープのテープ基材、雄条、雌テープのテープ基材及び雌条を形成する樹脂材料のいずれか又は全部に混合させたことを特徴とするチャック。 - 樹脂材料は、合成樹脂エラストマーが混合された請求項1記載のチャック。
- 機能剤は、周辺環境に特定作用を発揮する防虫剤、防ダニ剤、抗菌剤又は芳香剤のいずれか1種又は2種以上の混合物である請求項1又は2のいずれか記載のチャック。
- 請求項1乃至3のいずれか記載のチャックを樹脂フィルム製の袋体の口に取り付けた袋。
- 請求項1乃至3のいずれか記載のチャックを不織布製の袋体の口に取り付けた袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006346579A JP2008154767A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | チャックとこれを用いた袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006346579A JP2008154767A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | チャックとこれを用いた袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008154767A true JP2008154767A (ja) | 2008-07-10 |
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ID=39656311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006346579A Pending JP2008154767A (ja) | 2006-12-22 | 2006-12-22 | チャックとこれを用いた袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008154767A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013151572A1 (en) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | Illinois Tool Works Inc. | Reclosable package or bag with scented zipper |
US9896241B2 (en) | 2011-04-06 | 2018-02-20 | Illinois Tool Works Inc. | Reclosable package or bag with scented zipper |
PL424322A1 (pl) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | Elplast Europe Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Zamknięcie strunowe |
-
2006
- 2006-12-22 JP JP2006346579A patent/JP2008154767A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9896241B2 (en) | 2011-04-06 | 2018-02-20 | Illinois Tool Works Inc. | Reclosable package or bag with scented zipper |
WO2013151572A1 (en) * | 2012-04-06 | 2013-10-10 | Illinois Tool Works Inc. | Reclosable package or bag with scented zipper |
PL424322A1 (pl) * | 2018-01-19 | 2019-07-29 | Elplast Europe Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Zamknięcie strunowe |
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