JP2008152383A - 洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラム - Google Patents

洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】生産システムにおける製造計画の立案において、対象となる生産設備、生産環境条件、生産品目、製造方法等に応じた多様な要素を考慮する必要のある複雑な洗浄工程の立案を的確かつ効率よく実現する。
【解決手段】洗浄作業割付操作画面151のガントチャート表示部152に、前段取410、製造作業420、後段取430等を含む製造プラン400を表示し、ユーザがポップアップメニュー153の選択メニュー154で洗浄作業440を前段取410の前、または後段取430の後に挿入する際に、空きスペースの有無や非作業時間帯450との干渉、製造作業420の作業内容による洗浄作業440の種類、CIP未実施許容時間内での洗浄作業440の実行、等の条件を勘案して、洗浄作業440の割り付けを行う洗浄作業割付方法である。
【選択図】図14

Description

本発明は、洗浄作業割付技術に関し、たとえば、医薬品や食品等の製造設備における洗浄作業計画の立案等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、薬品、食品、飲料製品等の製造工程では、衛生的で清潔な環境が保たれることが製品の品質の維持向上等の観点から必須である。また、一つの製造設備を多品目の製造工程にて共用する、いわゆるハイブリット生産の場合には、相前後して生産される複数の製品間において味や匂い等が混じり合わないような清浄な環境を各品目毎に確実に実現することが要求される。
このような、製造設備の衛生環境や清浄環境を実現する技術は、一般にCIP(clean−in−place)と呼ばれ、通常は、タンクや配管等の製造設備の洗浄によって実現されるため、製造設備を洗浄する作業は、CIPオペレーション、あるいは単にCIPとも呼称されている。
ところで、上述のような洗浄作業(CIP)は生産に使用する設備、生産環境条件、生産品目、製造方法・手順、相前後する生産品目の切替関係等のような製造過程の要求に応じて、所定の洗剤(CIP液)でCIPする場合もあれば、清水のみで洗浄する場合もある、等のように、様々な洗浄方式(仕様)を有する。そして、使用設備に応じて、配管洗浄とタンク洗浄のように洗浄対象も異なる。
また、製造手順、製造対象により、生産前洗浄と生産後洗浄の使い分けがある。更に、製造品目及び使用設備により、生菌を発生させないようにする為に一定の時間間隔を超えない内に洗浄が要求される場合もある。
一方、当然ながら、各種方式での洗浄作業の内容の相違により、作業にかかる時間も異なる。
このような、多様な対象及び多様な洗浄方法や洗浄時間を設定することが必要される洗浄作業の計画を如何に製造作業に合せて効率的に的確に洗浄計画を立案できる技術が求められている。
従来技術として、たとえば、特許文献1には、洗浄時間設定表を用いて、洗浄時間を自動的に挿入する機能を実現しようとするスケジューリングシステムが開示されている。
しかし、当該特許文献1の技術は、洗浄作業における時間的な情報にのみ着目して製造計画を立案するものであり、上述のように時間以外にも多様な要素を考慮する必要のある複雑なCIPオペレーションの立案については言及されていない。
特開平05−28164号公報
本発明の目的は、生産システムにおける製造計画の立案において、対象となる生産設備、生産環境条件、生産品目、製造方法等に応じた多様な要素を考慮する必要のある複雑なCIPオペレーションの立案を的確かつ効率よく実現することが可能な技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段と、
前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する洗浄作業割付手段と、
前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける洗浄作業時間割付手段と、
を含む洗浄作業割付装置を提供する。
本発明の第2の観点は、製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段を準備する第1ステップと、
前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する第2ステップと、
前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける第3ステップと、
を含む洗浄作業割付方法を提供する。
本発明の第3の観点は、製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段を準備する第1ステップと、
前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する第2ステップと、
前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける第3ステップと、
をコンピュータに実行させる洗浄作業割付プログラムを提供する。
上記した本発明では、製造工程における製品の切替、各種環境条件に応じた多様な洗浄方式をCIP仕様としてコード化することによって定義し、CIP仕様情報記憶手段に設定して管理する。
そして、生産に使用する設備、生産環境条件、生産品目、製造方法・手順、相前後する生産品目の切替関係等の製造過程における要求に応じて、定義されたCIP仕様の情報と照合して、選択すべき洗浄仕様に合致するCIP仕様を自動で取得し、洗浄作業の計画にパターンコードで割付ける。
また、各種洗浄パターンについて、それぞれの作業内容と作業に必要とする時間を事前に設定して置くことで、洗浄作業の割付時に、このCIP仕様情報記憶手段を照合することにより洗浄作業の所要時間を得る。
更に、使用する設備毎に、生菌を発生させないような未洗浄許容時間を事前に設定して置くことで、洗浄作業の割付時に、洗浄作業を未実施期間が許容期間を超える場合、強制的に洗浄作業を割付ける。
本発明によれば、生産システムにおける製造計画の立案において、対象となる生産設備、生産環境条件、生産品目、製造方法等に応じた多様な要素を考慮する必要のある複雑なCIPオペレーションの立案を的確かつ効率よく実現することが可能な技術を提供することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムが適用される生産システムの構成の一例を示す概念図であり、図2は、本実施の形態の洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムを実施する洗浄作業割付装置の構成の一例を示す概念図である。
本実施の形態の生産システム300は、複数の上流タンク310、調合タンク320、充填ライン配管330、充填・包装ライン340を備えている。
上流タンク310には、製品注入配管311を介して原料の液体が注入される。上流タンク310に貯留された原料は、タンクバルブ312、製品注入配管313を介して調合タンク320に送られる。
調合タンク320では、上流タンク310から送られた複数の原料を調合して製品液体とし、タンクバルブ321、充填ライン元バルブ331を介して充填ライン配管330に送出する。充填ライン配管330に送出された製品液体は、充填ライン吐出バルブ332を介して充填・包装ライン340を移動する容器341に充填される。
このような製造設備のCIP(洗浄)を実現するために、本実施の形態の生産システム300は、CIP制御装置350の配下で稼働する以下のようなCIP設備を備えている。
すなわち、上流タンク310のCIPのためにCIP回収タンク360、CIP液供給配管361、CIP液供給バルブ362、スプレーボール363、CIP液回収配管364、が設けられている。CIP液供給バルブ362、タンクバルブ312は、CIP制御装置350から制御線351を介して開閉が制御され、上流タンク310に関するCIP設備は、ステーション番号SAとしてCIP制御装置350により認識され、管理される。
そして、CIP制御装置350から、CIP液供給バルブ362、タンクバルブ312を開いて、CIP液365をCIP回収タンク360から、スプレーボール363に供給して上流タンク310の内部に噴射することで、上流タンク310の内部を洗浄し、洗浄後のCIP液365は、タンクバルブ312、CIP液回収配管364を介してCIP回収タンク360に回収される。これにより、上流タンク310のCIPが実現される。
同様に、調合タンク320のCIPのために、CIP回収タンク370、CIP液供給配管371、CIP液供給バルブ372、スプレーボール373、CIP液回収配管374、CIP液供給配管381、CIP液回収配管384、が設けられている。CIP液供給バルブ372、タンクバルブ321は、CIP制御装置350から制御線352を介して開閉が制御され、調合タンク320に関するCIP設備は、ステーション番号SBとして認識され、管理される。
そして、CIP制御装置350から、CIP液供給バルブ372を開いてCIP回収タンク370からCIP液375をスプレーボール373に供給して、調合タンク320の内部に噴射することで、調合タンク320の内部を洗浄し、洗浄後のCIP液375は、タンクバルブ321、CIP液回収配管374を介してCIP回収タンク370に回収される。
同様に、充填ライン配管330のCIPのために、CIP液供給配管381、CIP液回収配管384が設けられている。CIP制御装置350は、制御線353を介して充填ライン元バルブ331、充填ライン吐出バルブ332を制御することが可能であり、ステーション番号SCとして認識され、管理される。
そして、充填ライン配管330の内部にCIP液385を流通させることで、充填ライン配管330のCIPを実現する。通常、配管を分解せずにCIP液385の液体の流速を調整することにより配管を洗浄する。
本実施の形態では、図2に例示される洗浄作業割付装置100によって、上述のような生産システム300における、ステーション番号SA、ステーション番号SB、ステーション番号SC等を用いたCIPの工程を、当該生産システム300の製造計画の中に組み込むための、製造計画立案処理が行われる。
本実施の形態の洗浄作業割付装置100は、情報処理部110、メモリ120、外部記憶装置130、入力部140、出力部150、可搬性記憶媒体駆動部170、を備えたコンピュータで構成されている。
情報処理部110は、メモリ120に格納されたプログラムを実行することにより、情報処理部110の全体の動作を制御する。本実施の形態の場合には、メモリ120に格納された洗浄作業割付プログラム700を実行することにより、後述のようなCIPを含む製造計画の立案処理を実現する。
外部記憶装置130は、例えば持久的な記憶装置からなり、洗浄作業割付プログラム700にて用いられる、後述のような、CIPコード定義テーブル210(CIP仕様情報記憶手段)、切替情報定義テーブル220(切替定義情報記憶手段)、設備マスタテーブル230(洗浄未実施許容時間記憶手段)、等の情報が格納される。
入力部140は、キーボードやマウス等の情報入力インタフェースを洗浄作業割付装置100のユーザに提供する。
出力部150は、ディスプレイ等からなり、洗浄作業割付装置100を操作するユーザに対して情報を可視化して提示する。
可搬性記憶媒体駆動部170は、着脱される可搬性記憶媒体171に対する情報の記録/再生を行う。洗浄作業割付プログラム700は、たとえば、可搬性記憶媒体171に格納された状態で流通し、可搬性記憶媒体駆動部170に装着された可搬性記憶媒体171から読み込まれて、外部記憶装置130やメモリ120に実装される。
本実施の形態の場合、洗浄作業割付装置100の洗浄作業割付プログラム700は、作業計画データ800と、CIPコード定義テーブル210、切替情報定義テーブル220、設備マスタテーブル230を入力して、CIP作業計画データ900を出力する。
この作業計画データ800には、製造計画情報が格納されている。図3に例示されるように、この作業計画データ800は、作業ID811、品目ID812、設備ID813、製造開始日時814、製造終了日時815、等の情報が格納されている。
作業ID811は、作業工程を識別するための識別情報である。
品目ID812は、この作業工程によって製造される製品の品目や中身を示す識別情報である。
設備ID813は、当該作業工程にて使用される設備を特定する識別情報である。
製造開始日時814は、当該作業工程の開始日時である。
製造終了日時815は、当該作業工程の終了日時である。
この作業計画データ800に基づいて、後述の洗浄作業割付操作画面151等に表示されるガントチャートにおける前段取410、製造作業420、後段取430等の「ガント」が表示される。
また、本実施の形態の洗浄作業割付装置100から出力されるCIP作業計画データ900は、作業計画データ800に基づいて、CIPの情報が付加されたデータである。
図4に例示されるように、CIP作業計画データ900は、ロット行910と、詳細行920からなる。
ロット行910は、レコード識別情報911、シリアル番号912、製造開始日時913、製造終了日時914、生産品目コード915、中身品目コード916、充填量917、ラインコード918、変更区分919からなる。
複数の詳細行920の各々は、レコード識別情報921、生産前後区分922、CIPステーション番号923、対象設備コード924、CIP開始日時925、CIP終了日時926、変更区分927を含んでいる。
本実施の形態の場合には、洗浄作業割付装置100は、後述のように、この作業計画データ800から必要な製造プランの情報を読み出して、当該製造プランに適切なCIP工程を付加してCIP作業計画データ900に書き込む処理を行う。
図5は、本実施の形態の洗浄作業割付装置100にて立案された洗浄作業440を含む、上述の生産システム300における各製造設備の製造プラン400の一例を示す概念図である。この製造プラン400は、上述のCIP作業計画データ900を可視化して、たとえば出力部150に表示される。
上流タンク310の製造プラン400は、前段取410、製造作業420、後段取430で構成され、後段取430の後にステーション番号SAの洗浄作業440が実行されるように立案されている。
調合タンク320の製造プラン400は、前段取410、製造作業420、後段取430で構成され、後段取430の後に、ステーション番号SBの洗浄作業440が実行されるように設定されている。
充填ライン配管330の製造プラン400は、前段取410、製造作業420、後段取430で構成され、前段取410の前に、ステーション番号SCの洗浄作業440が実行されるように立案されている。
また、生産システム300におけるこれらの洗浄作業440は、一つのCIP制御装置350によって制御されるため、本実施の形態では、ステーション番号SA〜ステーション番号SCの実行期間が重ならないように、すなわち、ステーション番号SA〜ステーション番号SCのCIPの実行によるCIP制御装置350の占有が競合しないように、製造プラン400が立案が行われる。
図6、図7、図8は、本実施の形態の洗浄作業割付装置100にて用いられる情報の一例を示す概念図である。
図6に例示されるCIPコード定義テーブル210は、本実施の形態の洗浄作業割付装置100において、多様なCIPをコード化して管理するためのテーブルである。
すなわち、CIPは製品切替等の製造過程の要求に応じて、所定洗剤(CIP液)でCIPする場合もあれば、清水のみで洗う場合もある、というように、各種の洗浄方式を有する。これらの洗浄方式をCIPパターン(CIP仕様)と言い、本実施の形態の場合には、このCIPパターンをコード化して管理する。
このCIPコード定義テーブル210は、CIPコード211に対応して、CIP名称212、生産前/後実施識別子213、自動実施識別子214、適用時間区分子215、CIP時間216が設定されている。
CIPコード211は、個々の実行単位のCIP(洗浄作業)に付与されたコードである。
CIP名称212は、個々の実行単位のCIP(洗浄作業)に付与された名称である。本実施の形態の場合には、作業の内容が名称として設定されている。
生産前/後実施識別子213には、そのCIPが適用される対象設備での生産工程の前または後のいずれにおいて実行されるかが設定されている。
自動実施識別子214には、当該CIPコード211で特定されるCIPを用いて製造プラン400を立案する際に、製造プラン400に対する洗浄作業440の組み込みを、洗浄作業割付装置100が自動的に行うか、ユーザの介入よる手動で行うか、の情報が設定されている。
適用時間区分子215には、CIP時間216に定義された複数の洗浄作業の実行時間の内のいずれの値を用いるかの情報か設定される。
CIP時間216には、洗浄作業の互いに異なる複数の実行時間の値が設定されている。
図7に例示された切替情報定義テーブル220は、本実施の形態の洗浄作業割付装置100において、同一生産設備で相前後して製造される製品間で、味や臭い等の影響が生じることを防ぐために実施されるCIPを定義するために用いられるテーブルである。
この切替情報定義テーブル220には、切替コード221、切替名称222、先行品目223、後継品目224、洗浄コード225が互いに対応付けられて設定されている。
切替コード221は、製品の切り替えの組み合わせに付与されたコードである。
切替名称222は、当該切替コード221によって特定される製品の切り替えに付与された名称である。
先行品目223は、先行して製造される製品の名称である。
後継品目224は、後続して製造される製品の名称である。
洗浄コード225には、当該切替コード221によって特定される先行品目223と後継品目224の組み合わせの切り替え時に実行すべきCIPを特定する上述のCIPコード211が設定される。
図8に例示される設備マスタテーブル230は、生産システム300の個々の設備毎に適用されるCIPのCIPコード211、ステーション番号が設定されるテーブルである。この設備マスタテーブル230には、当該設備におけるCIPの実行間隔の未実施許容時間の最大値が設定されている。
この設備マスタテーブル230は、設備コード231、設備名232、CIP未実施許容時間233、CIPコード234、CIPステーション番号235、受CIPパターンコード236、CIPパターンコード237を含んでいる。
設備コード231は、生産システム300の個々の設備に付与されたコードである。
設備名232は、設備コード231によって特定される設備の名称である。
CIP未実施許容時間233は、当該設備に許容されるCIPの実行間隔の最大値である。当該設備では、この間隔を超過しないように、洗浄作業440を割りつけることが必要である。
CIPコード234には、CIP未実施許容時間233を超えてCIPが実施されない場合に強制的に実施される洗浄作業440の種別を示すCIPコード211が設定される。
CIPステーション番号235には、当該設備の洗浄作業440で使用されるステーション番号が設定される。
受CIPパターンコード236およびCIPパターンコード237は、当該設備に対応して設定された上述のCIPコード定義テーブル210における生産前/後実施識別子213、自動実施識別子214、適用時間区分子215、等の具体的な設定内容をコード化したものである。なお、受CIPパターンコード236は後述の受CIPにおいて用いられるCIPの詳細を示している。
以下、本実施の形態の作用の一例について説明する。
本実施の形態の洗浄作業割付装置100は、生産システム300に例示されるように、調合タンク320及び上流タンク310の製造計画に合せて、製造前又は製造後に指定される方法で、タンク内を洗浄する作業(CIP)の計画(設備毎の開始・終了時刻、CIPの種類)を立案する。また、その結果を、図5に例示されるような作業のガントチャートバーにして、出力部150の画面に表示する。
また、充填・包装ライン340の製造計画に合せて、製造前又は製造後に指定される方法で充填ライン配管330を洗浄する作業(CIP)の計画(設備毎の開始・終了時刻、CIPの種類)を立案し、その結果を、図5に例示されるようなガントチャートバーにして出力部150の画面上に表示する。
本実施の形態の洗浄作業割付装置100における洗浄作業割付プログラム700で実行されるCIP割付のロジックは、一例として以下のようになる。
このロジックを実現するため、本実施の形態の洗浄作業割付プログラム700では、製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、CIPコード定義テーブル210に基づいて設定されるCIP仕様の詳細、すなわちCIPパターン(CIPパターンコード237)にて定義される洗浄作業を製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する洗浄作業割付機能(洗浄作業割付手段)と、製造工程の前後に割り付けられたCIPパターン(CIPコード定義テーブル210)に設定されている所要時間に基づいて、製造工程における洗浄作業の所要時間を割付ける洗浄作業時間割付機能(洗浄作業時間割付手段)を備えている。
(I)CIPの割付位置
[S01].上流タンク310、調合タンク320、充填ライン配管330等の主資源(生産設備)での作業として、その生産設備が生産する前、又は生産した後に割付ける。生産前にするか、生産後にするかについては生産の切替により(切替ごとに)予めCIPコード定義テーブル210で指定される。
[S02].CIP制御装置350、CIP回収タンク360、CIP回収タンク370等のCIPシステムという副資源(CIP設備)の割り当ては、上記の主資源なる生産設備(ライン、タンク)でのCIPとタイミング的に合せて割付ける。
(II).CIPの割付方式
[S03].洗浄作業割付プログラム700におけるCIPの割付けは、自動割付と、ユーザの介入による手動割付の2つの割付方式を有する。手動割付にするか、自動割付にするかについては生産の切替により(切替ごとに)予めCIPコード定義テーブル210で指定する。
[S04].デフォルトでは、手動割付を優先的に選択する。
(III).CIPの自動割付
上述の[S03]に記載されるCIPコード定義テーブル210で、自動実施識別子214が自動割付に指定されるように定義された場合、切替が発生する場合の生産前又は生産後(これはCIPコード定義テーブル210の生産前/後実施識別子213)でCIPを自動的に割付ける。
製品の切替がなくても、長期間に渡って使用される特定な設備について、黴菌等を繁殖させない為、CIPを一定の時間を超えないように実施しなければならない場合がある。
本実施の形態の場合、この一定の時間間隔は、設備毎に予め設備マスタテーブル230のCIP未実施許容時間233で定義されている。洗浄作業割付プログラム700は、割り付け時における、この設備毎の未実施期間をチェックし、CIP未実施許容時間233で定義された許容時間を超える場合、設備を使用する前に、CIPが強制的に実施されるように、CIPコード234で示されるCIPを割りつける。
ここで言う「CIP未実施許容時間233で定義された許容時間を超える場合」とは、前回のCIP完了時間から今度その設備を使用してその設備での作業が完了するまでの時間が、CIP未実施許容時間233で定義された許容時間を超える場合のことをいい、その時間がCIP未実施許容時間233を超過するか否かをチェックする。
なぜなら、設備を一旦使用し始めたら、途中でCIPを挿入することができない為、設備の作業完了までの期間が、CIP未実施許容時間233で定義された許容時間を超えないかをチェックする必要があるからである。
従って、洗浄作業割付プログラム700は、CIPを生産前に実行する場合では、前回のCIP完了時間からの今度設備の作業終了までの期間はCIP未実施許容時間を超える場合、たとえ、上述の[S03]で手動割付に設定されたとしてもその作業の生産前にCIPを強制的に割付ける。
洗浄作業割付プログラム700は、CIP未実施許容時間233の設定値が“0”、又はブランクの場合、内に調合オペレーションが来る場合、許容間隔時間を考慮しない。
CIPが生産後に実行するように指定された場合、タンクの生産後にCIPを自動的に割付けるが、実施タイミングの調整が必要な場合がある。この場合、洗浄作業割付プログラム700における実施タイミングの調整の方法は、後述する「CIP実施タイミングの例外調整」を行う。
(IV).CIPの手動割付
CIPの手動割付は、洗浄作業割付プログラム700が提供する計画対話修正画面(洗浄作業割付操作画面151)で、計画者がマウス操作で指定されたオペレーションの前段取作業の前に、又は後段取作業の後にCIPオペレーション(洗浄作業440)を割付けることによって行われる。
(V).CIPのパターン、生産前実行/生産後実行、CIPステーション番号、自動割付/手動割付、及びCIPの占有時間の取得/指定方法
CIPパターンは予めCIPコード定義テーブル210で切替ごとにコードを定義されており、洗浄作業割付プログラム700は、割付時、設備マスタテーブル230で定義されているパターン情報(CIP名称212〜CIP時間216)を参照して必要なデータを取得して割付に指定する。
洗浄作業割付プログラム700は、CIP未実施許容時間チェックによるCIPの強制的な割付に使用するCIPパターンとして、設備マスタテーブル230のCIPコード234に設定されたCIPコード211を取得して割付に指定する。
CIP未実施許容時間チェックによるCIP割付の場合、CIPステーション番号を指定する必要がある。CIPステーション番号は設備毎の設備マスタテーブル230のCIPステーション番号235に定義され、設備マスタテーブル230を参照してCIPステーション番号235のデータを取得して割付に指定する。
但し、洗浄作業割付プログラム700は、同一CIPステーション番号が同時に重なって実行されることがないように、洗浄作業440の割り付け位置を設定する。
洗浄作業割付プログラム700は、CIPを生産前/生産後実行のいずれに割り当てるかは、CIPコード定義テーブル210にコード化して定義されているCIPパターン情報(生産前/後実施識別子213)を参照して割付に使用する。
CIPを自動割付/手動割付は予めマスタで切替ごとにコード化してCIPコード定義テーブル210に定義されているCIPパターン情報を取得して割付に指定する。
CIPの時間はCIP仕様(切り替え仕様、生産品目仕様)によって異なり、洗浄作業割付プログラム700は、CIPコード毎にCIPコード定義テーブル210に定義されている適用時間区分子215(CIP時間216)の値を用いる。
(VI).CIP実行タイミングの例外調整
洗浄作業割付プログラム700は、上流タンク310の生産前にCIPオペレーション(洗浄作業440)を割付る際に、洗浄作業440が、休転、故障、休日オペレーションと重なった場合には、休転、故障、休日オペレーションの前にCIPオペレーションを割付ける。
洗浄作業割付プログラム700は、CIPオペレーション(洗浄作業440)の割付後、下記の条件J1、J2に従ってCIPの開始時間をずらす処理を行う。
(J1).CIPステーション番号が同じCIPオペレーションの時間が重なっていた場合、開始時間の遅いCIPオペレーションの開始時間をずらす。
(J2).比較するCIPオペレーションの開始時間が同じ場合、下流工程のオペレーション開始時間をずらす(上流工程優先)。
上述の洗浄作業割付プログラム700による洗浄作業440の割り付け処理の一例を図式化して例示すると、以下の図9、図10、図11、図12、図13のようになる。
図9に例示されるように、洗浄作業割付プログラム700は、CIP未実施許容時間T0(CIP未実施許容時間233)内に他の作業が割付けられていない場合、CIP(洗浄作業440)を、その空き時間に合せて割付ける。
図10に例示されるように、洗浄作業割付プログラム700は、CIP未実施許容時間T0(CIP未実施許容時間233)内に他の作業が割付けられている場合にはその作業の前にCIPを割付ける。
図11に例示されるように、洗浄作業割付プログラム700は、調合タンク320、又は上流タンク310で、生産前にCIP(洗浄作業440)を割付る際に非作業時間帯450を無視しない仕様の場合において、休転、故障、休日と重なった場合には、休転、故障、休日の前にCIP(洗浄作業440)を割付ける。
また、本実施の形態では、洗浄作業割付プログラム700は、たとえば、上流タンク310の生産後におけるCIP(製造プラン400)については、はロット(オーダー)毎にまとめてCIPを割付ける。
すなわち、図12に例示されるように、生産後(後段取430の後)にCIPを指定された場合、製造の都合上、バッチとバッチの間に時間を空けることがある(例えば、交互運転の場合)。この場合、洗浄作業割付プログラム700は、後段取430の後のCIPの割り付けに際しては、個々のバッチ完了後にCIPを個別に割付けるのではなく、ロット(オーダー)完了後に纏めてCIPを割付ける。
すなわち、前段取410と後段取430の間に複数回反復される製造作業420の各々の後に洗浄作業440を設定するのではなく、最後の製造作業420の後段取430の後に一回だけ、洗浄作業440を割り当てる。
図13に例示されるように、洗浄作業割付プログラム700は、CIPの割付時、同一CIPステーション番号のCIP(洗浄作業440)の実施期間が重なる場合(すなわち、CIP制御装置350の使用が競合する場合)、開始時間の遅いCIPの開始時間を開始時間の早いCIPの完了時刻までに開始時刻をΔTだけ後方にずらす。
また、製造工程の上流と下流の間で、上述の同一のCIPステーション番号のCIP(洗浄作業440)の実施期間が重なる場合、洗浄作業割付プログラム700は、下流側の工程のCIPの開始時間を順次ずらす。つまり、上流工程のCIPの実行を優先するように洗浄作業440の割り付けを実行する。
次に、CIPコード定義テーブル210の自動実施識別子214に「手動割り付け」が設定されている場合の洗浄作業割付プログラム700の動作を説明する。
この場合、洗浄作業割付プログラム700は、ユーザインタフェースとして、図14に例示される洗浄作業割付操作画面151を出力部150に表示して、ユーザによる洗浄作業440の手動割り付けを支援する。
洗浄作業割付操作画面151には、ガントチャート表示部152が設けられ、上述の図5に例示した製造プラン400を示すガントチャートが表示される。
洗浄作業割付プログラム700による手動割り付け野支援機能の概要は、一例として、以下のようになる。
[S11].手動CIP割付は、計画者(ユーザ)がマウスでガントチャート表示部152上にある作業(製造プラン400)を指定(選択)して、その作業の前段取410、または後段取430にCIP(洗浄作業440)を挿入する。
[S12].作業を指定した後、マウスでポップアップメニュー153を表示させて、表示された「CIP作業挿入」または「CIP作業削除」を用いて、挿入の場合(「CIP作業挿入」を選択した場合)、CIPを生産前に割付けるかそれとも生産後に割付けるかを選択できるようにする。
[S13].CIP作業(洗浄作業440)を削除する場合、削除対象のCIP作業を指定(選択)して、マウスでポップアップメニュー153を出して、「CIP作業削除」を選択すると、該当CIP作業は削除される。
[S14]、CIPのパターン、CIPステーション番号、及びCIPの占有時間の取得は、CIPコード定義テーブル210を参照し、上述の自動割り付けの(V)と同様の方法で行う。
[S15].上述の[S12]で指定された前段取410のCIPまたは後段取430の後のCIPの割り付けに基づいて、ガントチャート表示部152のガントチャート上における指定された作業(製造プラン400)の前段取410の前、または後段取430の後に、上述の[S14]で取得されたCIP占有時間(適用時間区分子215で指定されたCIP時間216)を幅として、洗浄作業440のガントバーを追加する。
[S16].上述の[S15]で、指定された作業(製造プラン400)の前段取410の前にCIPガントバー(洗浄作業440)を追加する時、前段取410の開始時刻の1秒前をCIP(洗浄作業440)の終了時刻とし、CIPの開始時刻はCIP占有時間で前方に遡って決定する。
この場合、図15の右側に例示されるように、前段取410の前にCIP(洗浄作業440)に用いる十分な空きスペースTSがない場合、洗浄作業割付プログラム700は、「CIPに割付けるスペースが足りませんので、スペースを開けてからもう一度割付けてください」というエラーメッセージを出力し、割付は実行しない。
非作業時間帯450を無視する仕様の場合には、非作業時間帯450の時間帯に洗浄作業440を嵌め込んで割り付ける。
[S17].上述の[S15]で、指定された作業(製造プラン400)の後段取430の後にCIPガントバーを追加する時、後段取430の終了時刻の1秒後をCIP(洗浄作業440)の開始時刻とし、CIPの終了時刻はCIP占有時間(CIP時間216)だけ後方に延長して決定する。
この場合、図15の右上のように、後段取430の後にCIPに用いる十分な空きスペースTSがない場合、「CIPに割付けるスペースが足りませんので、スペースを開けてからもう一度割付けてください」というエラーメッセージを出力し、割付は実行しない。
[S18].設備側にCIPを割付けた後、同じ時刻にCIP制御装置350の割付を設備側のCIPに合せて割付ける(上述の図5の下段参照)。
[S19].同一のCIPステーション番号のCIPが、時間的に重なって実行される状態となる場合、「同一CIPステーション番号が重なりますので、調整してください」というエラーメッセージを出力し、割付を実行しない。
上述のような、本実施の形態の洗浄作業割付装置100における洗浄作業割付プログラム700の動作の一例を図16および図17のフローチャートを参照して説明する。
なお、図16は、自動割り付けの場合の処理フロー例を示し、図17は、手動割り付けの場合の処理フロー例を示している。
図16に例示されるように、洗浄作業割付装置100に実装された洗浄作業割付プログラム700は、作業計画データ800を入力することにより、CIPを割り当てるべき製造プラン400を読み出して、洗浄作業割付操作画面151のガントチャート表示部152に表示する。
そして、製造プラン400で使用される設備の設備コード231に基づいて設備マスタテーブル230をアクセスしてCIPコード234を取得し、このCIPコード234をキーとしてCIPコード定義テーブル210を検索することで、CIPパターン(CIPコード211〜CIP時間216)を取得する(ステップ502)。
その後、CIPパターンの自動実施識別子214を参照して自動割り付けか、手動割り付けかを判別する(ステップ504)。手動割り付けの場合には、後述の図17のフローチャートに例示される手動割り付け処理600を実行する(ステップ520)。
一方、ステップ504で自動割り付けと判別された場合には、上述した方法によって、製造プラン400における洗浄作業440の割り付け位置を仮に決定する(ステップ506)。
さらに、上述のようにして取得したCIPパターンの適用時間区分子215に基づいてCIP時間216を決定する(ステップ508)。
その後、当該設備に対応した設備マスタテーブル230のCIP未実施許容時間233が0または空でない場合には、CIP未実施許容時間T0としてCIP未実施許容時間233の値を設定し、CIP未実施許容時間233未満の一定時間毎のCIPの強制実行の要否を判別する(ステップ510)。
そして、必要と判別された場合には、たとえば、上述の図9、図10、図11等に例示した方法で、CIPの実行間隔がCIP未実施許容時間T0を超過しないように、製造プラン400に対するCIP(洗浄作業440)の割り当てを実行する(ステップ512)。
さらに、洗浄作業440の割り付け位置が、洗浄作業440の非作業時間帯450等に重なるか否か、すなわち、CIPの実行タイミングの例外調整の要否を判別し(ステップ514)、重なる場合には、図11に例示されるように、非作業時間帯450の手前側に洗浄作業440を割りつける(ステップ516)。
こうして得られた洗浄作業440を含む製造プラン400をCIP作業計画データ900として出力する(ステップ518)。
上述の手動割り付け処理600では、図17に例示されるように、ガントチャート表示部152の製造プラン400の選択を検出すると(ステップ602)、ポップアップメニュー153を表示する(ステップ604)。
そして、CIPの挿入が選択されたか否かを判別し(ステップ606)、挿入でない(すなわち削除)の場合には、ガントチャート表示部152から、ユーザが指定した洗浄作業440のガントバーを検出して削除し(ステップ636)、ステップ602に戻る。
一方、ステップ606でCIPの挿入が選択された場合には、生産前CIP/生産後CIPの選択メニュー154を表示し(ステップ608)、選択された製造プラン400に含まれる設備に関するCIPコード234を、設備マスタテーブル230から取得し、当該CIPコード234に基づいて、CIPコード定義テーブル210を検索して該当するCIPコード211のCIPパターン(CIPコード211〜CIP時間216)を取得する(ステップ610)。
そして、前段取410の前への挿入を指示されたか判別し(ステップ612)、前段取410の前への挿入の場合には、CIPの開始時刻の遡及決定を実行し(ステップ614)、挿入スペースの有無を判別する(ステップ616)。
そして、挿入スペースがない場合には、エラーメッセージを表示してステップ602に戻る(ステップ626)。
上述のステップ612で、洗浄作業440の後への挿入が選択されている場合には、後段取430の後にCIPを挿入するために、CIPの終了時刻を、適用時間区分子215(CIP時間216)で特定される占有時間分だけ後方に繰り延べる(ステップ630)。
そして、洗浄作業440の挿入スペースの有無を判別し(ステップ632)、挿入スペースがない場合には、エラーメッセージを表示して(ステップ634)、ステップ602に戻る。
そして、上述のステップ616またはステップ632で挿入スペース有りと判定された場合には、まず、製造プラン400に含まれる上流タンク310等の製造設備の側にCIP(洗浄作業440)を割り付ける(ステップ618)。
さらに、CIP制御装置350のステーション番号の割り付けを実行し(ステップ620)、ステーション番号の重複、すなわち、CIP制御装置350の使用の競合が発生するか否かを判別する(ステップ622)。
そして、ステーション番号の重複が発生する場合には、エラーメッセージを表示して(ステップ628)、ステップ602に戻る。
ステーション番号の重複が発生しない場合には、製造プラン400に対するCIP(洗浄作業440)の割り付けを確定する(ステップ624)。
次に、調合タンク等の設備において、生産後CIPの受け、払いを考慮したCIPの割り付け例を示す。
調合タンクでは、受パイプラインと払パイプラインで同種のタンク(調合タンク)を複数繋いで、バルブの開閉により使用するタンクの切替えを行い、交互運転を実現することができる。
すなわち、図18のように、複数の調合タンク320A、調合タンク320Bを、受パイプライン313Aと払パイプライン330Aの間に、受バルブ312A、受バルブ312Bおよび払バルブ331Aおよび払バルブ331Bを介して共通に接続した構成の場合、受バルブ312A、受バルブ312B、払バルブ331A、払バルブ331Bの操作によって、交互運転を実現できる。
このような設備構成において、複数の調合タンク320A、調合タンク320Bの交互運転により複数バッチで生産する場合、先に払いが終了したタンクでは、他方のタンクで払パイプライン330Aをまだ使用中である場合がある為、スプレーボール373と、払パイプライン330Aを用いた払いCIPをすることができない。
しかし、先に払い終了したタンクをできるだけCIPを早めに実施することが望ましい。このため、たとえば、調合タンクに限って、CIPを受CIPと払いCIPに分けて、以下の図19および図20に例示されるロジックで調合タンクの生産後CIPを行う。
受CIPとは、受パイプライン313Aを介して調合タンク320Aまたは調合タンク320Bに洗浄液を導入することで受パイプライン313Aおよび調合タンク320A(調合タンク320B)の内部のCIPを行うことである。
払CIPとは、調合タンク320A、調合タンク320Bの各々に設けられたスプレーボール373と、払パイプライン330Aを用いて、調合タンク320A、調合タンク320Bの内部の洗浄を行うことである。
すなわち、図19に例示されるように、調合タンクで複数バッチにて製造する場合、先に払いが終了する方に割り付くCIPは受CIP440Aとなり、後に払いが終了する方に割り付くCIPは払CIP440Bとなる。
一方、調合タンク320A、調合タンク320Bで1バッチで製造する場合、図20のように、運転していない調合タンク320BにもCIPオペレーションを割付ける。
この場合、使用していない調合タンク320Bの方を先に払いが終了するタンクとして受CIP440Aを割り当て、実際に製造を行う調合タンク320Aを、後に払いが終了するタンクとして払CIP440Bを割り当てる。
また、この場合でも上記と同様に、先に払いが終了する方に割り付くCIPは受CIP440Aとなり、後に払いが終了する方に割り付くCIPは払CIP440Bとなる。
調合タンク320A、調合タンク320Bで0バッチで製造する場合では、二つをグループとして、同一グループの調合タンクを対象となる。
この場合、調合タンク320Aと調合タンク320Bの受CIP440Aと払CIP440Bのパターンコードは、上述の設備マスタテーブル230に定義される、受CIPパターンコード236およびCIPパターンコード237を基に決定する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、生産システムにおける洗浄作業の計画立案において、上流タンク310、調合タンク320等の製造プラン400に合せて、製造前又は製造後に、指定される方法でタンクの洗浄作業(CIP)の計画(設備毎の開始・終了時刻、CIPの種類)を的確に効率良く立案でき、また、その結果を作業のガントチャートバーに可視化して表示することができる。
また、充填・包装ライン340等の充填(フィラー)ラインの製造計画(製造プラン400)に合せて、製造前又は製造後に、指定される方法で充填・包装ライン340の充填ライン配管330を洗浄する作業(CIP)の計画(設備毎の開始・終了時刻、CIPの種類)を、的確に効率良く立案でき、また、その結果を作業のガントチャートバーに可視化して表示することができる。
この結果、生産システムにおける製造計画の立案において、対象となる上流タンク310、調合タンク320、充填ライン配管330、充填・包装ライン340等の生産設備、生産環境条件、生産品目、製造方法等に応じた多様な要素を考慮する必要のある複雑なCIPオペレーションの立案を的確かつ効率よく実現することができる。
なお、本発明は、上述の実施の形態に例示した構成に限らず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムが適用される生産システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムを実施する洗浄作業割付装置の構成の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムにて用いられる作業計画データの一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムにて得られるCIP作業計画データの一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置にて立案された製造プランの一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置にて用いられる情報の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置にて用いられる情報の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置にて用いられる情報の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置における洗浄作業割付プログラムの実行画面の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムが適用される設備の変形例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の変形例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である洗浄作業割付装置、洗浄作業割付方法、洗浄作業割付プログラムの作用の変形例を示す概念図である。
符号の説明
100 洗浄作業割付装置
110 情報処理部
120 メモリ
130 外部記憶装置
140 入力部
150 出力部
151 洗浄作業割付操作画面
152 ガントチャート表示部
153 ポップアップメニュー
154 選択メニュー
170 可搬性記憶媒体駆動部
171 可搬性記憶媒体
210 CIPコード定義テーブル
211 CIPコード
212 CIP名称
213 生産前/後実施識別子
214 自動実施識別子
215 適用時間区分子
216 CIP時間
220 切替情報定義テーブル
221 切替コード
222 切替名称
223 先行品目
224 後継品目
225 洗浄コード
230 設備マスタテーブル
231 設備コード
232 設備名
233 CIP未実施許容時間
234 CIPコード
235 CIPステーション番号
236 受CIPパターンコード
237 CIPパターンコード
300 生産システム
310 上流タンク
311 製品注入配管
312 タンクバルブ
312A,312B 受バルブ
313 製品注入配管
313A 受パイプライン
320 調合タンク
320A 調合タンク
320B 調合タンク
321 タンクバルブ
330 充填ライン配管
330A 払パイプライン
331 充填ライン元バルブ
331A,331B 払バルブ
332 充填ライン吐出バルブ
340 充填・包装ライン
341 容器
350 CIP制御装置
351 制御線
352 制御線
353 制御線
360 CIP回収タンク
361 CIP液供給配管
362 CIP液供給バルブ
363 スプレーボール
364 CIP液回収配管
365 CIP液
370 CIP回収タンク
371 CIP液供給配管
372 CIP液供給バルブ
373 スプレーボール
374 CIP液回収配管
375 CIP液
381 CIP液供給配管
384 CIP液回収配管
385 CIP液
400 製造プラン
410 前段取
420 製造作業
430 後段取
440 洗浄作業
440A 受CIP
440B 払CIP
450 非作業時間帯
600 手動割り付け処理
700 洗浄作業割付プログラム
800 作業計画データ
811 作業ID
812 品目ID
813 設備ID
814 製造開始日時
815 製造終了日時
900 CIP作業計画データ
910 ロット行
911 レコード識別情報
912 シリアル番号
913 製造開始日時
914 製造終了日時
915 生産品目コード
916 中身品目コード
917 充填量
918 ラインコード
919 変更区分
920 詳細行
921 レコード識別情報
922 生産前後区分
923 CIPステーション番号
924 対象設備コード
925 CIP開始日時
926 CIP終了日時
927 変更区分
SA ステーション番号
SB ステーション番号
SC ステーション番号

Claims (18)

  1. 製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段と、
    前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する洗浄作業割付手段と、
    前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける洗浄作業時間割付手段と、
    を含むことを特徴とする洗浄作業割付装置。
  2. 請求項1記載の洗浄作業割付装置において、
    前記製造設備によって生産される複数種の製品品目の時系列な切替パターンにより、どのような洗浄仕様の前記CIP仕様で洗浄するかを予め設定するための切替定義情報記憶手段を備え、
    前記洗浄作業割付手段は、自動又は手動で洗浄作業を割付ける時に、前記切替定義情報記憶手段を参照して、前記CIP仕様を決定し、
    前記洗浄作業時間割付手段は、決定された前記CIP仕様に定義された所要時間を更に参照して、洗浄作業の占有時間を決定することを特徴とする洗浄作業割付装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の洗浄作業割付装置において、
    前記CIP仕様情報記憶手段には、前記洗浄作業の対象となる製造設備または製品の相違に応じた、互いに異なる複数の洗浄作業の前記所要時間が定義され、
    前記CIP仕様が適用される前記製造設備または製品の種別に応じて、異なる所要時間を設定可能にしたことを特徴とする洗浄作業割付装置。
  4. 請求項1記載の洗浄作業割付装置において、
    さらに、使用する前記製造設備毎に、未洗浄許容時間を事前に設定するための洗浄未実施許容時間記憶手段を備え、
    前記洗浄作業時間割付手段は、前記製造設備に対する前記CIP仕様の割付時に、前記洗浄未実施許容時間記憶手段を参照することにより、前記洗浄作業の未実施期間が未洗浄許容時間を超過しないように、前記CIP仕様を強制的に割付けることを特徴とする洗浄作業割付装置。
  5. 請求項1記載の洗浄作業割付装置において、
    洗浄対象の複数の前記製造設備における前記洗浄作業に共用される洗浄機構の各々を、CIPステーション識別番号が付与されたCIPステーションとして管理し、
    前記洗浄作業割付手段は、個々の前記CIP仕様に割り当てられた前記CIPステーション識別番号の前記CIPステーションの稼働時間帯が重複しないように、当該CIP仕様の割付を行うことを特徴とする洗浄作業割付装置。
  6. 請求項1記載の洗浄作業割付装置において、
    前記製造工程の要求は、生産に使用する前記製造設備の種別、生産環境条件、生産品目、製造方法、製造手順、当該製造工程の前後の他の製造工程の生産品目の切り替え関係、の少なくとも一つを含むことを特徴とする洗浄作業割付装置。
  7. 製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段を準備する第1ステップと、
    前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する第2ステップと、
    前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける第3ステップと、
    を含むことを特徴とする洗浄作業割付方法。
  8. 請求項7記載の洗浄作業割付方法において、
    前記製造設備によって生産される複数種の製品品目の時系列な切替パターンにより、どのような洗浄仕様の前記CIP仕様で洗浄するかを予め設定するための切替定義情報記憶手段を設け、
    前記第2ステップでは、自動又は手動で洗浄作業を割付ける時に、前記切替定義情報記憶手段を参照して、前記CIP仕様を決定し、
    前記第3ステップでは、決定された前記CIP仕様に定義された所要時間を更に参照して、洗浄作業の占有時間を決定することを特徴とする洗浄作業割付方法。
  9. 請求項7または請求項8記載の洗浄作業割付方法において、
    前記CIP仕様情報記憶手段に、前記洗浄作業の対象となる製造設備または製品の相違に応じた、互いに異なる複数の洗浄作業の前記所要時間を定義し、
    前記第3ステップでは、前記CIP仕様が適用される前記製造設備または製品の種別に応じて、異なる所要時間を設定することを特徴とする洗浄作業割付方法。
  10. 請求項7記載の洗浄作業割付方法において、
    さらに、使用する前記製造設備毎に、未洗浄許容時間を事前に設定するための洗浄未実施許容時間記憶手段を設け、
    前記第3ステップでは、前記製造設備に対する前記CIP仕様の割付時に、前記洗浄未実施許容時間記憶手段を参照することにより、前記洗浄作業の未実施期間が未洗浄許容時間を超過しないように、前記CIP仕様を強制的に割付けることを特徴とする洗浄作業割付方法。
  11. 請求項7記載の洗浄作業割付方法において、
    洗浄対象の複数の前記製造設備における前記洗浄作業に共用される洗浄機構の各々を、CIPステーション識別番号が付与されたCIPステーションとして管理し、
    前記第3ステップでは、個々の前記CIP仕様に割り当てられた前記CIPステーション識別番号の前記CIPステーションの稼働時間帯が重複しないように、当該CIP仕様の割付を行うことを特徴とする洗浄作業割付方法。
  12. 請求項7記載の洗浄作業割付方法において、
    前記製造工程の要求は、生産に使用する前記製造設備の種別、生産環境条件、生産品目、製造方法、製造手順、当該製造工程の前後の他の製造工程の生産品目の切り替え関係、の少なくとも一つを含むことを特徴とする洗浄作業割付方法。
  13. 製造設備に対して実施される洗浄作業の作業内容および所要時間を含むCIP仕様を定義するCIP仕様情報記憶手段を準備する第1ステップと、
    前記製造設備を使用する製造工程の要求に応じて、前記CIP仕様にて定義される前記洗浄作業を前記製造工程の前工程または後工程のいずれに割りつけるかを決定する第2ステップと、
    前記製造工程の前後に割り付けられた前記CIP仕様に設定されている前記所要時間に基づいて、前記製造工程における前記洗浄作業の所要時間を割付ける第3ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
  14. 請求項13記載の洗浄作業割付プログラムにおいて、
    前記製造設備によって生産される複数種の製品品目の時系列な切替パターンにより、どのような洗浄仕様の前記CIP仕様で洗浄するかを予め設定するための切替定義情報記憶手段を準備し、
    前記第2ステップでは、自動又は手動で洗浄作業を割付ける時に、前記切替定義情報記憶手段を参照して、前記CIP仕様を決定し、
    前記第3ステップでは、決定された前記CIP仕様に定義された所要時間を更に参照して、洗浄作業の占有時間を決定することを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
  15. 請求項13または請求項14記載の洗浄作業割付プログラムにおいて、
    前記CIP仕様情報記憶手段に、前記洗浄作業の対象となる製造設備または製品の相違に応じた、互いに異なる複数の洗浄作業の前記所要時間が定義され、
    前記第3ステップでは、前記CIP仕様が適用される前記製造設備または製品の種別に応じて、異なる所要時間を設定することを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
  16. 請求項13記載の洗浄作業割付プログラムにおいて、
    さらに、使用する前記製造設備毎に、未洗浄許容時間を事前に設定するための洗浄未実施許容時間記憶手段を設け、
    前記第3ステップでは、前記製造設備に対する前記CIP仕様の割付時に、前記洗浄未実施許容時間記憶手段を参照することにより、前記洗浄作業の未実施期間が未洗浄許容時間を超過しないように、前記CIP仕様を強制的に割付けることを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
  17. 請求項13記載の洗浄作業割付プログラムにおいて、
    洗浄対象の複数の前記製造設備における前記洗浄作業に共用される洗浄機構の各々を、CIPステーション識別番号が付与されたCIPステーションとして管理し、
    前記第3ステップでは、個々の前記CIP仕様に割り当てられた前記CIPステーション識別番号の前記CIPステーションの稼働時間帯が重複しないように、当該CIP仕様の割付を行うことを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
  18. 請求項13記載の洗浄作業割付プログラムにおいて、
    前記製造工程の要求は、生産に使用する前記製造設備の種別、生産環境条件、生産品目、製造方法、製造手順、当該製造工程の前後の他の製造工程の生産品目の切り替え関係、の少なくとも一つを含むことを特徴とする洗浄作業割付プログラム。
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