JP2008149871A - フラットハーネス用保護材およびフラットハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】フラットハーネスに保護材を容易に外装可能としつつ、保護材からのフラットハーネスの露出や脱落を確実に防止でき、かつ、フラットハーネスの周囲を最小限のサイズで保護する。
【解決手段】可撓性を有する樹脂製の帯状材からなり、その長さ方向と直交する幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部と第2ヒンジ部が長さ方向に連続して延在し、前記第1ヒンジ部と第2ヒンジ部で幅方向に3つに区画して、第1折り畳み部、中央載置部、第2折り畳み部を設け、前記中央載置部にフラットハーネスを載置した状態で、前記第1折り畳み部が折り畳まれて前記フラットハーネスに被せられ、前記第2折り畳み部が折り畳まれて前記第1折り畳み部に被せられる構成としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、フラットハーネス用保護材および該フラットハーネス用保護材で外装されるフラットハーネスに関するものであり、詳しくはフラットハーネス用保護材をフラットハーネスに容易に外装でき、フラットハーネスがフラットハーネス用保護材から露出することなく確実にフラットハーネスを保護できるものである。
従来、自動車に配索されるワイヤハーネスは、周辺部品等との干渉による電線の損傷を防止するため、合成樹脂製のコルゲートチューブなどの保護材で外装されている。
コルゲートチューブは、環状の山部と谷部が軸線方向に交互に設けられた蛇腹状の筒状体であり、屈曲箇所に配索される場合にはその屈曲に応じて自由に屈曲させることができるため、ワイヤハーネスの保護材として有効である。
また、図12に示すようなスリット2をコルゲートチューブ1の長手方向に設けた、所謂、割り形状のコルゲートチューブ1とすることにより、スリット2を開いてワイヤハーネスW/Hに対して軸直角方向(側方)からコルゲートチューブ1を被せるだけで、容易にコルゲートチューブ1をワイヤハーネスW/Hに取り付けることができる(特開平11−289630号公報参照)。
一方、スライドドアなどの可動部材と車体との間に配索されるハーネスは、車体と可動部材との間にU字状に折り返すように余長を持たせて配索され、可動部材の動きに追従可能としている。このように、可動部材の動きに追従して、屈曲、伸長を繰り返す必要がある部位に配索されるハーネスとして、従来より、帯状の導体を絶縁樹脂材で被覆したフラットハーネスが多用されている。
しかし、このようなフラットハーネスの保護材として前記割り形状のコルゲートチューブを外装した場合には、湾曲時に前記コルゲートチューブのスリットが開いて扁平なフラットハーネスが露出したり、脱落したりしやすいという問題がある。
そして、このような問題を防止するためには、コルゲートチューブのスリットにロックを設けるなど、フラットハーネスの露出、脱落を防止する機構を前記スリットに加える必要があり、そのために部品点数が増加したり、組み付け工数が増加したりするという問題がある。
さらに、コルゲートチューブは、前記したように山部と谷部が連続する蛇腹形状であるため、内部に挿通するフラットハーネスに比べて保護材の方がかなり大型となり、スライドドアと車体との間などの狭い空間に配索しにくいという問題もある。
特開平11−289630号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、フラットハーネスに保護材を容易に外装可能としつつ、保護材からのフラットハーネスの露出や脱落を確実に防止でき、かつ、フラットハーネスの周囲を最小限のサイズで保護することができることを課題としている。
前記課題を解決するため、第1の発明は、可撓性を有する樹脂製の帯状材からなり、その長さ方向と直交する幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部と第2ヒンジ部が長さ方向に連続して延在し、前記第1ヒンジ部と第2ヒンジ部で幅方向に3つに区画して、第1折り畳み部、中央載置部、第2折り畳み部を設け、
前記中央載置部にフラットハーネスを載置した状態で、前記第1折り畳み部が折り畳まれて前記フラットハーネスに被せられ、前記第2折り畳み部が折り畳まれて前記第1折り畳み部に被せられる構成としていることを特徴とするフラットハーネス用保護材を提供している。
前記のように、帯状材の幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部と第2ヒンジ部を長さ方向に連続して延在させ、前記第1、第2ヒンジ部により幅方向に3つに区画された第1折り畳み部、中央載置部、第2折り畳み部からなる三つ折り構造のフラットハーネス用保護材としている。したがって、前記中央載置部にフラットハーネスを載置し、該フラットハーネスの長辺側両側より、第1折り畳み部および第2折り畳み部を順に折り畳むという簡単な作業で、フラットハーネス用保護材のフラットハーネスへの外装が完了し、フラットハーネスの外側面を前記フラットハーネス用保護材で完全に覆うことができる。
また、前記フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを、スライドドア等の可動部材の動きに追従して屈曲させる際、第1、第2折り畳み部の面が曲げ応力によって内部のフラットハーネス側に押さえ付けられた状態となるため、前記第1、第2折り畳み部が開いてフラットハーネスが露出したり、脱落したりすることも防止される。
さらに、フラットハーネス用保護材を前記のような折り畳み構造とすることにより、外装するフラットハーネスに沿わせて薄型化でき、フラットハーネスの周囲を最小限のサイズで保護することができる。したがって、狭い配索空間であっても周辺部品に干渉することなく容易に配索することが可能となる。
なお、中央載置部に載置するフラットハーネスは、1枚であっても、複数枚積層した状態としてもよく、載置するフラットハーネスの枚数によって、第1、第2ヒンジ部の幅方向の長さを適宜調節すればよい。
また、前記のように、可撓性を有する樹脂製の帯状材から前記フラットハーネス保護材を形成することによって、フラットハーネス用保護材で外装されたフラットハーネスがスライドドア等の可動部材と車体との間に架け渡される場合でも、可動部材の動きに追従して、スムーズに屈曲・伸長動作を繰り返すことができる。
前記帯状材を形成する樹脂としては、可撓性を有するものであれば特に限定されるものではないが、例えば、エチレン−プロピレンゴム(EPDM)等のゴムや各種エラストマーなどを用いることができ、特に、オレフィン系エラストマーが好適に用いられる。
また、前記第1折り畳み部、中央載置部および第2折り畳み部の幅は、すべて等しくしてもよいし、前記第1折り畳み部の幅を第2折り畳み部の幅より若干小さくしていてもよい。
さらに、前記第1、第2折り畳み部の折り畳みをよりスムーズに行わせるために、前記第1、第2ヒンジ部を薄肉状として成形してもよい。
また、第1折り畳みと中央載置部に介在させる第1ヒンジ部の幅は、フラットハーネスを第1折り畳み部と中央載置部との間に挟み込めるよう、少なくともフラットハーネスの厚み以上の長さを有している一方、第2折り畳み部と中央載置部に介在させる第2ヒンジ部の幅は、フラットハーネスと第1折り畳み部とを第2折り畳み部と中央載置部との間に挟み込めるよう、少なくともフラットハーネスと第1折り畳み部の厚み分以上の長さを有している。
また、前記第1ヒンジ部および第2ヒンジ部を、前記第1、第2折り畳み部および中央載置部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形しているか、あるいは、前記第1ヒンジ部、第2ヒンジ部および中央載置部を、前記第1、第2折り畳み部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形していることが好ましい。
前記のように、フラットハーネス用保護材における第1、第2ヒンジ部を、第1、第2折り畳み部および中央載置部より柔軟な樹脂で成形するか、あるいは、前記第1ヒンジ部、第2ヒンジ部および中央載置部を、前記第1、第2折り畳み部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形することで、フラットハーネス用保護材はより屈曲させやすくなり、スライドドア等の可動部材への追従性を一層向上させることができる。また、前記構成とすることにより、前記第1、第2折り畳み部の折り畳みが容易になり、フラットハーネスへの外装作業性も一層向上させることができる。
第1、第2ヒンジ部を形成する樹脂としては、例えば、前記第1、第2折り畳み部および中央載置部を形成するオレフィン系エラストマーの配合割合などを変化させて、硬度を下げたものが好ましく用いられる。このように硬度の異なる2種類の樹脂からなる前記フラットハーネス用保護材は、例えば、二色押出成形によって成形することが可能である。
また、前記第1ヒンジ部および第2ヒンジ部は、その長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面が湾曲状あるいは傾斜状、あるいは、内面側に波型を施した湾曲状あるいは傾斜状としていることが好ましい。
前記のように、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を湾曲状とすると、フラットハーネス用保護材の屈曲時の柔軟性を高めることができる。
また、前記のように、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を傾斜状とすると、フラットハーネス用保護材の幅方向の長さを短めに抑えることができる。
さらに、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を、内面側に波型を施した湾曲状あるいは傾斜状とすると、フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを屈曲させる際、内周面と外周面との間に生じるズレの吸収がされやすく、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
さらに、前記第1、第2折り畳み部が中央載置部に折り畳まれた状態で、長さ方向と直交する断面において、一面側が凹面、他面側が凸面となる湾曲状としてもよい。
即ち、前記第1、第2折り畳み部および中央載置部は、それぞれ、その長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面が湾曲状として、前記中央載置部にフラットハーネスを載置して前記第1、第2折り畳み部を折り畳んだ状態において、一面側が凹面、他面側が凸面となる湾曲状としている。
該構成とすると、フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスの屈曲時に一定の曲がり角度で屈曲させることができ、可動部材の動きに追従した、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
前記長さ方向と直交する断面の湾曲形状の曲率半径は、前記フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを固定部材と可動部材との間に屈曲させて配索した場合の屈曲部の曲率半径の2倍程度とすることが好ましい。
また、フラットハーネスに外装して折り畳まれる前記帯状材の所要領域に、さらに、前記帯状材より高硬度樹脂で成形した筒状ブーツで被覆し、あるいは、前記第1折り畳み部と、その表面に被せられる前記第2折り畳み部の間に板バネを介在させ、あるいは、折り畳み状態の外面となる前記中央載置部の外面あるいは/および第2折り畳み部の外面に高硬度樹脂で成形したガイド板を接着していることが好ましい。
フラットハーネス用保護材で外装されたフラットハーネスが、例えばスライドドア等の可動部材と車体との間に架け渡され、該フラットハーネスを前記可動部材の動きに応じて屈曲させる場合、フラットハーネスと周辺部品との干渉を防止するために、所定領域において、フラットハーネスの曲がり角度を規制しなければならない場合がある。
しかし、前記構成によれば、フラットハーネスの曲がり角度を規制する必要のある領域に、フラットハーネス用保護材よりも高硬度な樹脂で成形した筒状ブーツやガイド板、あるいは板バネを適宜配置するだけで、フラットハーネスの曲がり角度を適切に規制することが可能となり、可動部材の動きにフラットハーネスをスムーズに追従させつつ、フラットハーネスと周辺部品との干渉も効果的に防止することができる。
第2の発明は、前記第1の発明のフラットハーネス用保護材で外装して自動車に配索していることを特徴とするフラットハーネスを提供している。
特に、前記フラットハーネスは、スライドドアと車体との間に配索され、スライドドアの開閉動作に応じて湾曲されるものであり、湾曲時に曲がり角度を規制する必要がある領域には、前記フラットハーネス用保護材に前記筒状ブーツ、板バネあるいはガイド板を取り付けており、前記筒状ブーツあるいはガイド板は長さ方向にスリットあるいは薄肉部を設けていることが好ましい。
フラットハーネスをスライドドアと車体との間に配索する場合、フラットハーネスはスライドドアの開閉動作に追従して湾曲される。特に、スライドドア全開時には、フラットハーネスの車体との固定端側が大きくドア開放方向に屈曲されるため、この湾曲領域の曲がり角度が大きすぎるとフラットハーネスが車体に干渉してしまうおそれがある。したがって、車体との固定端側のフラットハーネスの曲がり角度を規制することは車体との干渉を防止する点で重要である。
前記構成によれば、このような曲がり角度を規制する必要がある領域に、筒状ブーツ、板バネあるいはガイド板をフラットハーネス用保護材に取り付けているため、フラットハーネスの曲がり角度を適切に規制することが可能となり、スライドドアの開閉動作にフラットハーネスをスムーズに追従させつつ、フラットハーネスと車体との干渉も効果的に防止することができる。
また、前記のように、筒状ブーツあるいはガイド板は長さ方向にスリットあるいは薄肉部を設けることで、曲がり角度の規制の程度を適宜調節することができる。即ち、曲がり角度の規制を十分に行う必要のある領域では長さ方向に設けるスリットあるいは薄肉部の間隔を広くしておく一方、曲がり角度の規制を緩和してよい領域では、長さ方向に設けるスリットあるいは薄肉部の間隔を狭め、柔軟性を徐々に高めていくこともできる。
前述したように、本発明によれば、帯状材の幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部と第2ヒンジ部を長さ方向に連続して延在させ、前記第1、第2ヒンジ部により幅方向に3つに区画された第1折り畳み部、中央載置部、第2折り畳み部からなる三つ折り構造のフラットハーネス用保護材としているため、前記中央載置部にフラットハーネスを載置し、該フラットハーネスの長辺側両側より、第1折り畳み部および第2折り畳み部を順に折り畳むという簡単な作業で、フラットハーネス用保護材のフラットハーネスへの外装が完了し、フラットハーネスの外側面を前記フラットハーネス用保護材で完全に覆うことができる。
また、前記フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを、スライドドア等の可動部材の動きに追従して屈曲させる際、前記第1、第2折り畳み部の面が曲げ応力によって内部のフラットハーネス側に押さえ付けられた状態となるため、前記第1、第2折り畳み部が開いてフラットハーネスが露出したり、脱落したりすることも防止される。
さらに、フラットハーネス用保護材を前記のような折り畳み構造とすることにより、外装するフラットハーネスに沿わせて薄型化でき、フラットハーネスの周囲を最小限のサイズで保護することができる。したがって、狭い配索空間であっても周辺部品に干渉することなく容易に配索することが可能となる。
また、前記のように、可撓性を有する樹脂製の帯状材から前記フラットハーネス保護材を形成することによって、フラットハーネス用保護材で外装されたフラットハーネスがスライドドア等の可動部材と車体との間に架け渡される場合でも、可動部材の動きに追従して、スムーズに屈曲・伸長動作を繰り返すことができる。
さらに、前記のように、フラットハーネス用保護材における第1、第2ヒンジ部を、第1、第2折り畳み部および中央載置部より柔軟な樹脂で成形するか、あるいは、前記第1ヒンジ部、第2ヒンジ部および中央載置部を、前記第1、第2折り畳み部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形することで、フラットハーネス用保護材はより屈曲させやすくなり、スライドドア等の可動部材への追従性を一層向上させることができると共に、前記第1、第2折り畳み部の折り畳みが容易になり、フラットハーネスへの外装作業性も一層向上させることができる。
また、前記のように、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を湾曲状とすると、フラットハーネス用保護材の屈曲時の柔軟性を高めることができる。一方、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向と直交する断面を傾斜状とすると、フラットハーネス用保護材の幅方向の長さを短めに抑えることができる。さらに、第1ヒンジ部および第2ヒンジ部の長さ方向と直交する断面を、内面側に波型を施した湾曲状あるいは傾斜状とすると、フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを屈曲させる際、内周面と外周面との間に生じるズレの吸収がされやすく、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
また、前記のように、第1、第2折り畳み状態において、長さ方向と直交する断面が、一面側を凹面、他面側を凸面とした湾曲状とすると、フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスの屈曲時に一定の曲がり角度で屈曲させることができ、可動部材の動きに追従した、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
また、前記のように、フラットハーネスの曲がり角度を規制する必要のある領域のみに、フラットハーネス用保護材よりも高硬度な樹脂で成形した筒状ブーツやガイド板、あるいは板バネを適宜配置することで、スライドドア等の可動部材の動きにフラットハーネスをスムーズに追従させつつ、フラットハーネスの曲がり角度を適切に規制することができ、フラットハーネスと周辺部品との干渉を効果的に防止することができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6は、本発明の第1実施形態を示し、フラットハーネス用保護材10は、スライドドア30と車体31との間に配索されるフラットハーネス20に外装されるものである。
図1、図2に示すように、フラットハーネス用保護材10は、オレフィン系エラストマー樹脂の帯状材11からなり、その長さ方向と直交する幅方向の中間部の二か所に、薄肉状の第1ヒンジ部12と第2ヒンジ部13を長さ方向に連続して延在させ、第1ヒンジ部12と第2ヒンジ部13で帯状材11を幅方向に3つに区画して、第1折り畳み部14、中央載置部15、第2折り畳み部16を設けている。中央載置部15は、フラットハーネス20(本実施形態においては1枚のフラットハーネス20)を載置する部分であり、第1折り畳み部14は、折り畳まれて中央載置部15に載置したフラットハーネス20に被せられる部分、第2折り畳み部16は、折り畳まれて前記第1折り畳み部14に被せられる部分である。なお、本実施形態における第1ヒンジ部12および第2ヒンジ部13は、長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を湾曲状としている。
また、第1ヒンジ部12および第2ヒンジ部13は、第1折り畳み部14、中央載置部15および第2折り畳み部16と同様、オレフィン系エラストマーから形成しているが、配合割合をかえることにより、第1折り畳み部14、中央載置部15および第2折り畳み部を形成するオレフィン系エラストマーの硬度より低い硬度として、柔軟性を高めている。
さらに、第1ヒンジ部12の幅は、フラットハーネス20を第1折り畳み部14と中央載置部15との間に挟み込めるよう、フラットハーネス20の厚みより長くしている。第2ヒンジ部13の幅は、フラットハーネス20および第1折り畳み部14を第2折り畳み部16と中央載置部15との間に挟み込めるよう、フラットハーネス20と第1折り畳み部14の厚み分より長くしている。
また、本実施形態においては、中央載置部15の幅は載置するフラットハーネス20の幅と同程度とし、第1折り畳み部14の幅を第2折り畳み部16の幅より若干小さめにしている。
前記のように、第1、第2ヒンジ部12、13と、第1、第2折り畳み部14、16および中央載置部15との間で硬度の異なる2種類のオレフィン系エラストマーを用いる本実施形態のフラットハーネス用保護材10は、二色押出成形により成形している。
フラットハーネス用保護材10のフラットハーネス20への外装は、まず、図2(A)に示すように、フラットハーネス20をフラットハーネス用保護材10の中央載置部15に載置した後、図2(B)に示すように、第1折り畳み部14を折り畳んで載置したフラットハーネス20に被せ、さらに、図2(C)に示すように、第2折り畳み部16を折り畳んで第1折り畳み部14に被せることで、外装は完了する。
次に、フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20を、図6に示すように自動車のスライドドア30と車体31との間に平面視U形状に配索している。具体的には、フラットケーブル20を水平方向に延在させて配索し、U字状に折り返して屈曲部20aを設け、車体31とスライドドア30間で余長を持たせている。
なお、フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20は、図3に示すように、第2折り畳み部16を外周側とした姿勢で配索すると共に、図4に示すように、フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20の、車体側支持部材33との固定端側領域Aを、帯状材11より高硬度樹脂で成形した筒状ブーツ17で被覆している。これにより、配索後における領域Aの曲がり角度の規制を行えるようにしている。また、筒状ブーツ17には、図4および図5に示すように、長さ方向にスリット17aを設けており、車体側支持部材33との固定端から離れるにつれスリット17a間の間隔を狭めている。
前記筒状ブーツ17の端部17bを車体側支持部材33に嵌合固定していると共に、フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20の一端をクリップ等で車体側支持部材33に固定し、端末に接続したコネクタ(図示せず)を車体31に配索したワイヤハーネス端末のコネクタに接続する一方、フラットハーネス20の他端もクリップ等でスライドドア側支持部材32に固定して端末のコネクタ(図示せず)をスライドドア30内に配索したドアハーネス端末のコネクタに接続している。
図6のP1は、スライドドア30の全開状態を示し、P3は全閉状態を示している。また、P2は、その中間段階である半開状態を示している。フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20は、スライドドア30の開閉動作に追従し、屈曲部20aもスライドドア30の開閉方向に移動する。
前記のように、帯状材11の幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部12と第2ヒンジ部13を長さ方向に連続して延在させ、第1、第2ヒンジ部12、13により幅方向に3つに区画された第1折り畳み部14、中央載置部15、第2折り畳み部16からなる三つ折り構造のフラットハーネス用保護材10としているため、中央載置部15にフラットハーネス20を載置し、フラットハーネス20の長辺側両側より、第1折り畳み部14および第2折り畳み部16を順に折り畳むという簡単な作業で、フラットハーネス用保護材10のフラットハーネス20への外装が完了し、フラットハーネス20の外側面をフラットハーネス用保護材10で完全に覆うことができる。
また、フラットハーネス用保護材10で外装したフラットハーネス20を、スライドドア30の開閉動作に追従して屈曲させる際、第1、第2折り畳み部14、16の面が曲げ応力によって内部のフラットハーネス20側に押さえ付けられた状態となるため、第1、第2折り畳み部14、16が開いてフラットハーネス20が露出したり、脱落したりすることも防止される。
さらに、フラットハーネス用保護材10を前記のような折り畳み構造とすることにより、外装するフラットハーネス20に沿わせて薄型化でき、フラットハーネス20の周囲を最小限のサイズで保護することができる。したがって、狭い配索空間であっても車体に干渉することなく容易に配索することが可能となる。
また、前記のように、可撓性を有するオレフィン系エラストマーの帯状材11からフラットハーネス用保護材10を形成することによって、フラットハーネス用保護材10で外装されたフラットハーネス20がスライドドア30と車体31との間に架け渡されても、スライドドア30の開閉動作に追従して、スムーズに屈曲・伸長動作を繰り返すことができる。
さらに、前記のように、フラットハーネス用保護材10における第1、第2ヒンジ部12、13を、第1、第2折り畳み部14、16および中央載置部15より硬度の低い柔軟な樹脂で成形することで、フラットハーネス用保護材10はより屈曲させやすくなり、スライドドア30への追従性を一層向上させることができる。また、第1、第2ヒンジ部12、13をより柔軟な材質とすることで、前記第1、第2折り畳み部14、16の折り畳みが容易になり、フラットハーネス20への外装作業性も一層向上させることができる。
また、前記のように、第1ヒンジ部12および第2ヒンジ部13の長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面を湾曲状とすることにより、フラットハーネス用保護材10の屈曲時の柔軟性を高めることができる。
さらに、前記のように、フラットハーネス20の曲がり角度を規制する必要のある車体側支持部材33との固定端側領域Aに、フラットハーネス用保護材10よりも高硬度な樹脂で成形した筒状ブーツ17をフラットハーネス用保護材10に被せることで、スライドドア30の開閉動作にフラットハーネス20をスムーズに追従させつつ、フラットハーネス20の曲がり角度を適切に規制することができ、特に、スライドドア30全開時にフラットハーネス20が車体31と干渉するのを効果的に防止することができる。
また、前記のように、筒状ブーツ17の長さ方向にスリット17aを設けることで、曲がり角度の規制の程度を適宜調節することができる。即ち、曲がり角度の規制を十分に行う必要のある車体側支持部材33との固定端近傍領域では長さ方向に設けるスリット17aの間隔を広くしておく一方、固定端から離れるにつれ曲がり角度の規制を緩和してもよい領域では、長さ方向に設けるスリット17aの間隔を狭め、柔軟性を徐々に高めていくこともできる。
第2実施形態では、図7に示すように、第1、第2ヒンジ部12、13を薄肉状としない湾曲状の垂直断面とし、中央載置部15に載置するフラットハーネスの積層枚数を4枚としている点以外は第1実施形態と同様としている。
第2実施形態のように、フラットハーネスの積層枚数を増やしても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
第3実施形態では、図8に示すように、第1、第2ヒンジ部12、13の長さ方向と直交する断面を傾斜状としている点以外は、第2実施形態と同様としている。
第3実施形態においては、フラットハーネス用保護材10の屈曲時の柔軟性が第2実施形態に比べてやや劣るものの、その他の点は第2実施形態と同様の効果が得られ、さらに、第1、第2ヒンジ部12、13を傾斜状の垂直断面とすることにより、フラットハーネス用保護材10の幅方向の長さを第2実施形態よりも短く抑えることができる。
第4実施形態では、図9に示すように、第1、第2ヒンジ部12、13の長さ方向と直交する断面を傾斜状とし、その内面側に波型を施している点以外は第3実施形態と同様としている。
第4実施形態においても、第3実施形態と同様の効果が得られ、さらに、フラットハーネス用保護材10で外装したフラットハーネス20の屈曲時における内周面と外周面との間に生じるズレの吸収がされやすく、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
第5実施形態では、図10に示すように、第1、第2折り畳み部14、16および中央載置部15の幅方向の長さを同程度とすると共に、第1、第2折り畳み部14、16および中央載置部15の長さ方向の全長において、長さ方向と直交する断面を湾曲状に成形し、中央載置部15にフラットハーネス20を載置して前記第1、第2折り畳み部14、16を折り畳んだ状態において、一面側が凹面としていると共に、他面側が凸面としている点以外は第4実施形態と同様としている。なお、第1、第2折り畳み部14、16および中央載置部15の垂直断面の湾曲形状の曲率半径としては、フラットハーネス用保護材10で外装したフラットハーネス20をスライドドア30と車体31との間に屈曲させて配索した際の屈曲部の曲率半径の2倍程度としている。
第5実施形態においては、第4実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、フラットハーネス用保護材10で外装したフラットハーネス20の屈曲時に一定の曲がり角度で屈曲させることができ、スライドドア30の動きに追従した、よりスムーズな屈曲動作が可能となる。
第6実施形態では、筒状ブーツ17にかえて、図11に示すような、長さ方向に薄肉部18aを設けたガイド板18を中央載置部15の外面に接着した点以外は、第1実施形態と同様とした。なお、ガイド板18の材質は筒状ブーツ17と同様とし、薄肉部18aの設置位置も、筒状ブーツ17のスリット17aと同様に、車体側支持部材33との固定端から離れるにつれて薄肉部18a間の間隔を狭めている。
第6実施形態においても、第1実施形態同様、スライドドア30の開閉動作にフラットハーネス20をスムーズに追従させつつ、フラットハーネス20の曲がり角度を適切に規制することができ、特に、スライドドア30全開時にフラットハーネス20が車体31と干渉するのを効果的に防止することができる。
本発明の第1実施形態のフラットハーネス用保護材を示し、(A)は展開図、(B)はフラットハーネスを中央載置部に載置する前の状態を示す図である。 フラットハーネスにフラットハーネス用保護材を外装する工程を示す図であり、(A)はフラットハーネスを載置した状態、(B)は第1折り畳み部を折り畳んでフラットハーネスに被せた状態、(C)は第2折り畳み部を折り畳んで第1折り畳み部に被せた状態を示す図である。 フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスの配索姿勢を示す概略図である。 フラットハーネス用保護材で外装したフラットハーネスを車体とスライドドアとの間に配索した状態の車体側要部拡大図である。 筒状ブーツを示す図であり、(A)は平面図、(B)は正面図である。 スライドドアが開閉される際のフラットハーネスの動きを示す概略平面図である。 第2実施形態のフラットハーネス用保護材を示し、(A)はフラットハーネスを中央載置部に載置する前の状態を示す正面図、(B)はそのA−A断面図、(C)はフラットハーネスへの外装後の状態を示す断面図である。 第3実施形態のフラットハーネス用保護材を示し、(A)はフラットハーネスを中央載置部に載置する前の状態を示す正面図、(B)はそのA−A断面図、(C)はフラットハーネスへの外装後の状態を示す断面図である。 第4実施形態のフラットハーネス用保護材を示し、(A)はフラットハーネスを中央載置部に載置する前の状態を示す正面図、(B)はそのA−A断面図、(C)はフラットハーネスへの外装後の状態を示す断面図である。 第5実施形態のフラットハーネス用保護材を示し、(A)はフラットハーネスを中央載置部に載置する前の状態を示す正面図、(B)はそのA−A断面図、(C)はフラットハーネスへの外装後の状態を示す断面図である。 第6実施形態で用いるガイド板の概略斜視図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 フラットハーネス用保護材
11 帯状材
12 第1ヒンジ部
13 第2ヒンジ部
14 第1折り畳み部
15 中央載置部
16 第2折り畳み部
17 筒状ブーツ
17a スリット
18 ガイド板
18a 薄肉部
20 フラットハーネス
20a 屈曲部
30 スライドドア
31 車体
32 スライドドア側支持部材
33 車体側支持部材

Claims (8)

  1. 可撓性を有する樹脂製の帯状材からなり、その長さ方向と直交する幅方向の中間部の二か所に第1ヒンジ部と第2ヒンジ部が長さ方向に連続して延在し、前記第1ヒンジ部と第2ヒンジ部で幅方向に3つに区画して、第1折り畳み部、中央載置部、第2折り畳み部を設け、
    前記中央載置部にフラットハーネスを載置した状態で、前記第1折り畳み部が折り畳まれて前記フラットハーネスに被せられ、前記第2折り畳み部が折り畳まれて前記第1折り畳み部に被せられる構成としていることを特徴とするフラットハーネス用保護材。
  2. 前記第1ヒンジ部および第2ヒンジ部は、前記第1、第2折り畳み部および中央載置部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形している請求項1に記載のフラットハーネス用保護材。
  3. 前記第1ヒンジ部、第2ヒンジ部および中央載置部は、前記第1、第2折り畳み部と比較して柔軟性を有する樹脂で成形している請求項1に記載のフラットハーネス用保護材。
  4. 前記第1ヒンジ部および第2ヒンジ部は、その長さ方向の全長において、該長さ方向と直交する断面が湾曲状あるいは傾斜状、あるいは、内面側に波型を施した湾曲状あるいは傾斜状としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフラットハーネス用保護材。
  5. 前記第1、第2折り畳み部が中央載置部に折り畳まれた状態で、長さ方向と直交する断面において、一面側が凹面、他面側が凸面となる湾曲状としている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフラットハーネス用保護材。
  6. フラットハーネスに外装して折り畳まれる前記帯状材の所要領域に、さらに、
    前記帯状材より高硬度樹脂で成形した筒状ブーツで被覆し、あるいは、
    前記第1折り畳み部と、その表面に被せられる前記第2折り畳み部の間に板バネを介在させ、あるいは、
    折り畳み状態の外面となる前記中央載置部の外面あるいは/および第2折り畳み部の外面に高硬度樹脂で成形したガイド板を接着している請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のフラットハーネス用保護材。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のフラットハーネス用保護材で外装して、自動車に配索していることを特徴とするフラットハーネス。
  8. スライドドアと車体との間に配索され、スライドドアの開閉動作に応じて湾曲されるものであり、湾曲時に曲がり角度を規制する必要がある領域には、前記フラットハーネス用保護材に前記筒状ブーツ、板バネあるいはガイド板を取り付けており、
    前記筒状ブーツあるいはガイド板は長さ方向にスリットあるいは薄肉部を設けている請求項7に記載のフラットハーネス。
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