JP2008145611A - 情報処理装置、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】コンピュータに対して処理を容易に指示できるようにする。
【解決手段】読取部41は、処理対象の答案用紙と、答案用紙フォームに処理すべき記入欄と当該記入欄への書込内容に対する処理を指示する処理指示情報が記入された処理指示書とを一連の読取処理により読み取る。処理指示部42は、処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、紙面上における処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識する。解析部43は、認識された書込領域への書込内容を、認識された処理内容に従った処理を行うことで当該各書込領域への書込内容を解析する。出力部44は、解析された書込内容に関する情報を書込内容情報記憶部46に保存する。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムに関する。
従来から、コンピュータを用いてスキャナによる用紙の読取画像を解析し、紙面上に記載された文字等を認識する技術がある。この技術を利用すれば、例えば多数の学生に対して実施したテストの答案用紙に記載された氏名や得点等を容易に抽出することができ、また抽出したデータを採点等の処理に入力させることができる。ただ、以上の処理を自動化するためには、紙面上のどの位置にどのような種類のデータがあるのかをコンピュータに指示する必要がある。
従来においては、例えば、専用のエディタを用いて紙面上のどの位置にデータが書き込まれ、またその書き込まれたデータに対してどのような処理を施すのかということをコンピュータに指示するスクリプトを作成する技術があった(例えば、特許文献1)。なお、コンピュータへ指示するための専用のサンプルテンプレートを予め用意しておき、このサンプルテンプレートに処理対象の電子文書に対応した処理内容を書き込んでコンピュータへ指示する技術がある(例えば、特許文献2)。
特開平5−244387号公報 特開2005−110243号公報
しかしながら、専用のエディタを用いる従来技術は、専用のエディタの操作方法を新たに習得する手間を利用者に強いる問題がある。また、専用のエディタで作成したスクリプトは、処理対象とする電子文書とは別個に管理されるため、電子文書の読取データとスクリプトとを対応づける手間がかかるという問題があった。
従って、専用のエディタやテンプレートを用いなくても、用紙等の媒体のどの位置にデータが書き込まれ、またその書き込まれたデータに対してどのような処理を施すのかということをコンピュータに対して容易に指示できるような技術が望まれる。
本発明は、このようにコンピュータに対して処理を容易に指示できる技術を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る情報処理装置は、全てが同一形式であって媒体表面上に設けられた書込領域に書込みがされた媒体と、媒体と同一形式であって書込領域に対する処理指示情報が記載された処理指示書とを読み取る読取手段と、処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識する認識手段と、認識された書込領域への書込内容を、認識された処理内容に従った処理を行うことで当該各書込領域への書込内容を解析する解析手段と、解析された書込内容に関する情報を出力する出力手段とを有することを特徴とする。
また、処理指示情報には、処理対象とする書込領域を指定するための領域指定記号と、各書込領域に対する処理内容を指定する処理指定記号とが含まれることを特徴とする。
また、前記認識手段は、領域指定記号として記載された線画により形成された閉領域に含まれる書込領域を、処理対象とする書込領域と認識することを特徴とする。
また、前記認識手段は、領域指定記号に対応付けして記載された処理指定記号の形状を解析することによって、当該領域指定記号により特定された書込領域に対する処理内容を認識することを特徴とする。
また、前記認識手段は、前記読取手段による一連の読取処理によって媒体と共に読み取られた処理指示書を、当該媒体に対する処理指示書と特定することを特徴とする。
また、処理指示書の読取データを、当該処理指示書の識別情報と対応付けして記憶する処理指示書記憶手段と、処理指示書の識別情報を受け付ける受付手段とを有し、前記認識手段は、一連の読取操作によって媒体と共に処理指示書が読み取られなかった場合、前記処理指示書記憶手段に読取データが記憶され、前記受付手段により受け付けられた識別情報から特定される処理指示書を、当該文書に対する処理指示書と特定することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、コンピュータに、全てが同一形式であって媒体表面上に設けられた書込領域に書込みがされた媒体と、媒体と同一形式であって書込領域に対する処理指示情報が記載された処理指示書とを読み取らせ、処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識させ、認識された書込領域への書込内容を、認識された処理内容に従った処理を行うことで当該各書込領域への書込内容を解析させ、解析された書込内容に関する情報を出力させることを特徴とする。
本発明によれば、処理指示情報を媒体に書き込ませるだけで情報処理装置に処理を指示する処理指示書を作成させることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示したハードウェア構成図である。本実施の形態における情報処理装置100は、図1に示したようにCPU1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)4を接続したHDDコントローラ5、入力手段として設けられたマウス6とキーボード7、及び表示装置として設けられたディスプレイ8、更に周辺機器であるプリンタ9及びスキャナ10をそれぞれ接続する入出力コントローラ11、通信手段として設けられたネットワークインタフェース(I/F)12を内部バス13に接続して構成される。本実施の形態における情報処理装置100は、従前から存在する汎用的なパーソナルコンピュータ(PC)に、プリンタ9及びスキャン10を外部接続して構成することができる。
なお、本実施の形態では、後述する処理に用いるデータを、入出力コントローラ11を介して入力することを想定しているが、例えば外部機器から送られてくるデータを、ネットワークインタフェース12を介して入力しても処理可能である。
図2は、本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態として、情報処理装置を搭載した画像形成装置のハードウェア構成図である。本実施の形態における画像形成装置200は、コピー機能、スキャナ機能等各種機能を搭載した複合機を想定している。すなわち、図2において、CPU21は、ROM29に格納されたプログラムにしたがってスキャナ24やプリンタエンジン26等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス22は、CPU21の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル23は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う。スキャナ24は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD25等に蓄積する。HDD25は、スキャナ24を使用して読み取った電子文書などを格納する。プリンタエンジン26は、CPU21で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)27は、ネットワーク31を接続し、本装置が生成した書込内容情報の送信、またブラウザ経由による本装置へのアクセスなどに利用される。RAM28は、プログラム実行時のワークメモリ等に利用される。ROM29は、本装置の制御や電子データの暗号、電子データの送受信に関する各種プログラムが格納されている。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)30は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。
図3は、本実施の形態における情報処理装置のブロック構成図である。本実施の形態における情報処理装置は、読取部41、処理指示認識部42、解析部43、出力部44、受付部45、書込内容情報記憶部46及び処理指示書記憶部47を有している。読取部41は、答案用紙と、答案用紙に対する処理指示情報が記載された処理指示書とを読み取る。処理指示認識部42は、処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、読み取った答案用紙において処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識する。処理指示認識部42は、認識した書込領域と処理内容を含む指示内容情報を生成するが、解析部43は、この指示内容情報により特定される書込領域への書込内容を、指示内容情報により特定される処理内容に従った処理を行うことで答案用紙の各書込領域への書込内容を解析する。出力部44は、解析部43により解析された書込内容に関する情報を出力する。書込内容情報記憶部46には、出力部44から出力される書込内容情報が記憶される。
本実施の形態では、以上の構成で基本的な処理を実行できるが、機能拡張のために受付部45と処理指示書記憶部47を別途設けた。通常処理では、処理指示書は読取部41による一連の読取処理によって答案用紙と共に読み取られることになるが、処理指示認識部42は、読み取られなかった場合にも対応できるように読取部41から受け取った処理指示書の読取データに処理指示書の識別情報(指示書ID)を付与し、その読取データと指示書IDを対応付けて処理指示書記憶部47に登録する。受付部45は、ユーザにより入力された指示書IDを受け付ける。
情報処理装置における各構成要素41〜45は、情報処理装置と、情報処理装置に搭載されたCPU1,21で動作するプログラムとの協調動作により実現される。特に、読取部41は、後述する読取処理を行うプログラムとスキャナ10,24との連携動作により実現される。また、受付部45は、後述する受付処理を行うプログラムと、マウス6、キーボード7及びディスプレイ8、画像形成装置200の場合は操作パネル23との連携動作により実現される。書込内容情報記憶部46及び処理指示書記憶部47は、HDD4,25にて実現される。もちろん、外部機器で実現することも可能である。本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
本実施の形態では、学校においてテストを実施し、そのテストにおいて答案用紙に書き込まれた回答やアンケート結果等を取り込む処理に使用される場合を例にして説明する。従って、本実施の形態における動作について説明する前に、本実施の形態で用いる答案用紙及び処理指示書について説明する。
図4は、本実施の形態において用いる答案用紙のフォームの例を示した図である。答案用紙には、受講者の記入欄と採点者である講師の記入欄が書込領域として設けられている。受講者が書き込む内容としては、学籍番号、名前、受講日、テストに対する回答及びアンケートに対する回答であり、受講者は、テスト実施時に該当する記入欄に書き込む。講師が書き込む内容としては、評点と講師使用欄であり、講師は、答案用紙回収後に該当する記入欄に必要に応じて所定の書込事項を書き込む。
答案用紙は、テストを受ける受講者に対して配布されることになるが、各受講者に対して同一形式の答案用紙が配布されることになる。つまり、図4に示した所定フォーマットの答案用紙の複製が各受講者に配布されることになるので、各受講者は、配布された答案用紙の紙面上の同じ位置に設けられた記入欄に所定事項を書き込むことになる。また、講師は、複数枚の答案用紙に対して評点等を書き込むことになるが、その書込位置は、全ての答案用紙において同じ位置となる。
図5は、本実施の形態において用いる処理指示書のフォームの例を示した図である。処理指示書は、講師等処理を指示する者(以下、単に「講師」)が、答案用紙と同一形式の用紙に後述する処理指示情報を書き込むことで作成される。端的に言うと、図4に示した答案用紙の複製に処理指示情報が書き込まれると、その用紙は処理指示書となる。本実施の形態では、処理対象とする書込領域を指定するための領域指定記号と、各書込領域に対する処理内容を指定する処理指定記号とを事前に答案用紙に書き込んで処理指示書を作成しておく必要がある。ここで、講師が答案用紙に書き込む処理指示情報について説明する。
後述する動作の説明において明らかになるが、本実施の形態では、記入欄への書込内容を電子データ化して取得することになる。このために、講師は、処理指示情報として、どの記入欄に書き込まれた内容を取得するかということと、書込内容をどのようなデータ形式にて取得するかということを少なくとも指定する必要がある。つまり、講師は、処理対象とする記入欄と、書込内容を記号データあるいはビットマップデータとして抽出するのかという処理内容を記入欄毎に指定して、本実施の形態における情報処理装置に処理内容を指示する必要がある。本実施の形態では、この処理指示を答案用紙上で行うようにしたので、講師は、以下の記入の規則に従って答案用紙に処理指示情報を記載することになる。なお、処理指示情報を書き込む媒体は、処理対象とする媒体、すなわち上記例では図4に示した答案用紙と同一形式であることは前提条件である。
まず、講師は、処理指示情報を、答案用紙の印刷に用いられていない色を用いて書き込む。答案用紙は、一般に黒インク単色で作成される場合が多いので、本実施の形態において用いる赤ペンのように黒色以外の筆記用具を用いる。これは、答案用紙への印刷内容か、処理指示情報として書き込まれた内容かを簡単に識別できるようにするためである。本実施の形態では、この例のように処理指示情報を色で特定できるようにしたが、この方法に限定する必要はない。例えば、未記入の答案用紙と処理指示書との差分を処理指示情報として抽出することも可能である。
次に、講師は、処理対象とする記入欄を丸で囲むように赤ペンで線を引く。つまり、閉領域が線画で形成されることによって、その書込内容が処理指定記号ではなく領域指定記号であると認識できるようにする。なお、記入欄は、学籍番号や名前等の必要事項を記入するための書込領域として答案用紙に設けられるが、記入者によっては、所定の記入欄からはみ出して記入する場合も考えられる。従って、記入欄の領域だけを書込内容の取得範囲として処理すると、実際の書込内容全体を取得できなくなる可能性がある。そこで、本実施の形態では、記入欄の周囲に閉領域を形成することによって処理対象とする記入欄を指定するのみならず、書込領域を記入欄の大きさから拡張可能にした。その一方、他の閉領域と重なってしまうほど閉領域を大きく形成してしまうと、情報処理装置が閉領域を誤認してしまう可能性がある。従って、閉領域の記入の規則としては、閉領域を形成する際には他の閉領域を形成する線画とつながらないようにする。
次に、講師は、各書込領域に対する処理内容を指定する処理指定記号を、閉領域の内部に記入する。これにより、情報処理装置は、処理対象とする記入欄と、その記入欄に対する処理内容との対応付けを簡単に行うことができる。なお、処理指定記号は、閉領域を形成する線画と重ならないようにする。これは、情報処理装置が閉領域及び処理指定記号を誤認してしまうことから回避するためである。なお、処理指定記号については後述する。
図6は、受講者及び講師によって答案用紙の所定の記入欄に必要な事項が書き込まれた答案用紙を示した図である。また、図7は、情報処理装置に接続されたスキャナ10に読み取らせるための処理指示書51及び答案用紙52の重ね方を示した概念図である。複数枚の答案用紙52は、上下、表裏が揃えられた状態で重ねられる。さらに、答案用紙52の束の先頭に処理指示書51を重ねる。本実施の形態では、処理対象の答案用紙52と、答案用紙52に対する処理内容を指示する処理指示書51をこのように重ねた状態にして情報処理装置に読み取らせる。なお、情報処理装置での処理の簡便化のために、本実施の形態では、読み取らせる用紙全ての上下を統一するようにしたが、仮に統一されていなくても画像処理にて所定の書込領域への書込内容を認識することは可能である。また、用紙の表裏についてもスキャナが用紙の表裏を反転させる機能を有していれば対応可能である。また、処理指示書には、答案用紙に対する処理指示が記載されているので、処理対象となる答案用紙を読み取る前に読取りが終了していることが望ましい。しかしながら、先に読み取った答案用紙の画像データを一時記憶するようにしておけば、答案用紙読取後に処理指示書を読み取るようにしても正常に後述する処理を実施することは可能である。つまり、処理指示書と答案用紙を図7に示したように重ねることが最適であるが、これに限定されるものではない。
図8は、本実施の形態における情報処理装置が実施する処理の全体の流れを示したフローチャートであり、以下、本実施の形態における動作についてこれらのフローチャートを用いて説明する。
処理装置の読取部41は、図7に示した並び順でスキャナ10にセットされた用紙を順番に読み取る(ステップ100)。スキャナ10にオートドキュメントフィーダーが装備されていると用紙の読取作業をより短時間で行うことができる。なお、本実施の形態では、先頭の1枚目が処理指示書であるが、読取画像を解析して領域指定記号及び処理指定記号の有無等で読み取った用紙が処理指示書であるか、答案用紙であるかを判別するようにしてもよい。
通常であれば、答案用紙と共に処理指示書は読み取られるので(ステップ110でY)、続いて、処理指示認識部42は、処理指示書の読取画像データから処理指示情報を検出し解析することによって、答案用紙上の処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を次のようにして認識する(ステップ200)。この処理指示認識部42における処理指示認識処理を図9に示したフローチャート用いて説明する。
まず、処理指示認識部42は、読取部41で読み取られた処理指示書の画像データを受け取ると、その処理指示書に対して識別情報(以下、「指示書ID」)を付与し(ステップ201)、その指示書IDと処理指示書の画像データとを対応付けして処理指示書記憶部47に登録する(ステップ202)。なお、ここまでの処理は、後述する変形例のための処理であるので、通所処理の場合は必ずしも実施する必要はない。
処理指示認識部42は、読み取られた処理指示書の画像データから処理指示情報を検出することになるが、そのために、まず情報の記載位置を座標データ化するために処理指示書の画像データから原点53となる点として処理指示書の左上の角を検出する(ステップ203)。そして、原点53から図10において破線54で示したように左から右、上から下と処理指示書の画像データを順次走査して赤色で書かれた手書き部分(ドット)を検出し、各検出位置の座標を一時記憶する(ステップ204)。そして、処理指示認識部42は、用紙全体の走査が終了すると、連続した点を一つにまとめてつなげていく。これにより、閉領域を検出することができる。また、処理指定記号も同様に検出することができる。検出された閉領域を包含する矩形形状を考えた場合、その矩形形状のうち原点に最も近い点と最も遠い点を求める。本実施の形態では、用紙の左上の角を原点としたので、矩形形状の左上の角が原点に最も近い点(以下、「近点」ともいう)となり、矩形形状の右下の角が原点に最も遠い点(以下、「遠点」ともいう)となる。この近点と遠点の各座標データを、閉領域の座標データとして取り扱う。処理指示認識部42は、以上のようして閉領域を検出し、また閉領域を特定する座標データを検出する(ステップ205)。
閉領域を認識すると、処理指示認識部42は、続けて閉領域内に存在する処理指定記号を解析することで処理内容を認識する(ステップ206)。ここで、処理指定記号について詳述する。
本実施の形態では、処理内容として3種類の処理を定義する。3種類としたのは、答案用紙への書込内容からは3種類のデータ形式で認識できればよいからである。本実施の形態では、全ての処理指定記号を矩形形状で表しており、横棒、縦棒、そして点という記号を用いることにしている。図10に示したように紙面上の横方向をX軸方向、縦方向をY軸方向とすると、横棒はx>y、縦棒はx<y、点はx=yと表すことができる。前記式のx,yは、各記号の各軸方向の辺の長さである。なお、本実施の形態では、ペンで処理指定記号を手書きするので、各式の短辺、具体的には横棒の場合はyが、縦棒の場合はxが、点の場合はx,yがペンの太さに相当すると言うことができる。
さて、本実施の形態においては、次のように各処理指定記号を定義した。横棒は、閉領域内部をビットマップデータとして抽出する処理を指示する。縦棒は、閉領域の内部に書き込まれた記号の形状を認識する処理を指示する。点は、閉領域内部への記入の有無を判定する処理を指示する。
なお、本実施の形態では、各処理指定記号を以上のように定義したが、各記号は、講師により手書きされる。従って、特に点の場合、忠実にx=yとなるように正確に記入されるとは限らないため、x=yと判定するための許容範囲を設定しておくことが望ましい。本実施の形態では、その記号が記載されたかを断定する処理として、まず、xとyの比率x/yが0.5≦x/y≦2.0であればx=yと判定する。x=y出ないと判定した場合、x/y<0.5であれば縦棒、2.0<x/yであれば横棒と判定するようにした。もちろん、処理指定記号の判別基準や閾値は、この例に限られるものではなく、処理指定記号の形状等によって適切な基準を適宜定義すればよい。
以上のようにして、処理指定記号の種類を判別して処理内容を認識すると、処理指示認識部42は、ステップ205において検出した閉領域の座標データとステップ206において判別した書込内容に対する指示内容とを含む指示内容情報を生成する(ステップ207)。この生成された指示内容情報のデータ構成例を図11に示す。図11では、答案用紙の学籍番号、名前及び受講日をビットマップ、評点を記号、アンケート及び講師使用欄をチェックボックスという各データ形式にて取り扱うことが処理指示認識処理にて得られたことを示している。
処理指示認識部42により指示内容情報が生成されると、解析部43は、読み取られた答案用紙の各画像データを画像処理することで、指示内容情報に含まれる閉領域内に書き込まれている書込内容を、指示内容情報に含まれる指示内容に従って解析処理を実施する(ステップ300)。この解析部43における書込内容解析処理を図12に示したフローチャートを用いて説明する。
前述したように、各答案用紙は、読取部41による一連の読取処理によって読み取られて画像データが形成されることになる。解析部43は、これらの答案用紙の画像データそれぞれに対して、以下に説明する処理を繰り返し行うことになる。
まず、解析部43は、未処理の答案用紙の画像データを取得し(ステップ301)、その画像データから取得できる書込内容に関する情報を保存するためのフォルダAを書込内容情報記憶部46に作成する(ステップ302)。処理指示認識部42により生成された処理内容情報には、処理指示書の紙面上に形成された閉領域の数に等しいレコードが含まれることになるが、解析部43は、続いてこの処理内容情報から後述する処理を施していない未解析のレコードを読み出す(ステップ303)。そして、解析部43は、そのレコードに指定された閉領域に対応する指示内容を確認する。この指示内容に“ビットマップ”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内に含まれるビットマップデータを答案用紙の画像データから抽出する。出力部44は、解析部43により抽出されたビットマップデータを含むファイルを新規に作成して、フォルダAに格納する(ステップ304,305)。なお、作成するファイル名は、閉領域座標データを文字列として並べて自動作成するようにした。これにより、ファイル名を自動的に決定しても重複することはない。つまり、上書きによりデータが消失することはない。以降の処理においても同様とする。
また、閉領域に対応する指示内容に“記号”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内に含まれるビットマップデータと予め用意した記号とのマッチングを行い、閉領域内に書き込まれている記号を判別する(ステップ304,306)。具体例を用いて説明すると、本実施の形態では、講師によって答案用紙の評点の欄には、丸“○”、三角“△”あるいはバツ“×”のうちいずれかの記号が記入されることになっている。従って、予め用意した記号の形状というのは上記3つの記号であり、閉領域内に含まれるビットマップデータは、これらの記号の形状とマッチングされ、いずれかに判別されることになる。そして、解析部43は、以上の判定結果が丸の場合は“1”を、三角の場合は“2”を、バツの場合は“3”を、そして未記入であった場合、あるいは結果として判別不能だった場合には“0”を解析結果とする。出力部44は、この解析結果を含むファイルを新規に作成して、フォルダAに格納する(ステップ307)。
また、閉領域に対応する指示内容に“チェックボックス”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内に含まれるビットマップデータと処理指示書の該当する閉領域内のビットマップデータとの差分を取ることで、記入の有無を判定する(ステップ304,308)。そして、記入有りと判定した場合は“1”を、未記入と判定した場合は“0”を解析結果とする。出力部44は、この解析結果を含むファイルを新規に作成して、フォルダAに格納する(ステップ309)。
以上のようにして、解析部43は、閉領域内のビットマップデータを解析することにより閉領域内への書込内容を抽出し、そして、出力部44は、解析結果、すなわち抽出した書込内容に関する情報を出力先として指定された書込内容情報記憶部46に保存する。
解析部43は、以上の解析処理を紙面上に丸で囲まれることで処理対象として指定された書込領域毎に行う(ステップ310)。そして、1枚の答案用紙につき全ての書込領域に対して書込内容を解析すると、次に未処理の答案用紙の画像データに処理を移行して、前述した解析処理(ステップ302〜310)を繰り返し実行する。図6に示した答案用紙に対して以上の処理を実施して取得できた書込内容情報のデータ構成例を図13に示す。
ところで、上記処理では、解析結果毎にファイルを作成するようにしたが、1つのまとめるようにしてもよい。この場合の書込内容情報のデータ構成例を図14に示す。図14によると、ただ1つのファイルとして“A”が作成されているが、ビットマップデータ以外は、閉領域座標データと解析結果とがカンマにて区切られて登録されている。指示内容が“ビットマップ”の場合は、閉領域座標データに対応させて解析結果、すなわちビットマップデータを対応付けしてファイル“A”に含めることができないので、閉領域座標データにビットマップデータファイル名を対応付けして登録することにした。
図15は、以上の解析結果を表計算ソフトウェアに入力して表示させた場合の例を示した図である。このように、解析結果を表計算ソフトウェアに処理させることで、テスト結果の集計処理を極めて簡単に行うことができる。
本実施の形態によれば、講師に処理指示情報を答案用紙に書き込ませるだけで情報処理装置に処理を指示する処理指示書を作成させることができる。従って、講師にとってみれば、フォーム作成エディタの操作の習得や、スキャン時のスクリプト選択など多大な労力が不要となるばかりか、コンピュータ操作に不慣れなユーザでも処理の指示を行うことが可能となる。また、処理対象である答案用紙に処理指示情報を手書きにより書き込めばよいので、処理指示を直感的に、また思いのままに書き込むことが可能になる。また、媒体を作成した時点では、読ませるつもりでなかった場合でも、後から手書きにより処理の指示を書き込めばよい。更に、処理指示書は、処理対象とする答案用紙と同一形式であるため、処理指示書のための専用シートを別途用意する必要がない。
ところで、上記説明では、講師は、処理指示書と答案用紙とを重ねてスキャナ10に読み取らせるようにしたので、処理指示書と答案用紙との対応関係が極めて簡単に行うことができた。ただ、例えば、会場での一斉テストではなく宿題形式で実施したテストの場合、答案用紙の提出遅れなどにより前述した処理の実施後に1乃至数枚の答案用紙に対して同じ処理を別途実施しなくてはならない場合があり、またそのときに使用した処理指示書を手元に準備できない場合も考えられる。本実施の形態では、このような場合も対処できるようにした。
すなわち、図8において、答案用紙と共に処理指示書が読み取られなかった場合(ステップ110でN)、処理指示認識部42は、指示書IDの入力画面をディスプレイ8に表示する。講師は、その入力画面から該当する指示書IDを入力すると、受付部45は、その指示書IDを受け付ける(ステップ120)。
ところで、処理指示認識部42は、以前の処理において読み取られた処理指示書に対して指示書IDを付与して処理指示書記憶部47に登録しているので(図9のステップ201,202)、受付部45が受け付けた指示書IDにより処理指示書記憶部47を検索することで、処理指示書の画像データを取得することができる(ステップ130)。処理指示書の画像データを取得できれば、その後は前述したステップ200,300を実施すればよい。
これにより、一連の読取処理にて答案用紙と共に処理指示書が読み取られなかった場合にも対処することは可能である。
実施の形態2.
上記実施の形態1が、本発明を答案用紙を取り扱うシステムに適用した場合を例にして説明した。本実施の形態では、一般企業の各種帳票を取り扱うシステムに適用した場合を例にして説明する。なお、本実施の形態が有するハードウェア構成及び機能は、図1乃至図3に示した実施の形態1と同じでよい。
図16は、本実施の形態において用いる帳票のフォームの例を示した図である。組織活動では、経理、総務、人事など多くの伝票が使用されるが、ここでは、運送業において使用する配送伝票を例にした。なお、この帳票伝票は、帳票システムにより印刷される。
図17は、本実施の形態において用いる処理指示書のフォームの例を示した図である。処理指示書は、運送業の帳票管理者等処理を指示する者(以下、単に「担当者」)が、伝票と同一形式の用紙に後述する処理指示情報を書き込むことで作成される。端的に言うと、図16に示した未記入の伝票に処理指示情報が書き込まれると、その用紙は処理指示書となる。
本実施の形態においても、担当者が、上記実施の形態1と同じように処理対象とする書込領域を指定するための領域指定記号と、各書込領域に対する処理内容を指定する処理指定記号とを事前に伝票に書き込むことで処理指示書を作成する。また、担当者が伝票に処理指示情報を書き込む際の規則についても基本的には実施の形態1と同じである。なお、図17には、閉領域の中に閉領域が書き込まれている例が示されているが、閉領域を形成する際に他の閉領域を形成する線画とつながらないようにするという閉領域の記入規則は、守られている。また、閉領域の内部に記入する処理指定記号の種類は、実施の形態1と異なるが、処理指定記号については後述する。
図18は、担当者及び配送先の物品受領者によって伝票の所定の記入欄に必要な事項が書き込まれ、また押印された伝票を示した図である。また、図19は、情報処理装置に接続されたスキャナ10に読み取らせるための処理指示書55及び伝票56の重ね方を示した概念図である。複数枚の伝票56は、上下、表裏が揃えられた状態で重ねられる。さらに、伝票56の束の先頭に処理指示書55を重ねる。本実施の形態では、実施の形態1と同様に、処理対象の伝票56と、伝票56に対する処理内容を指示する処理指示書55をこのように重ねた状態にして情報処理装置に読み取らせる。
次に、本実施の形態における動作について説明するが、基本的な処理自体は、実施の形態1と同じなので説明を適宜簡略する。
処理装置の読取部41が図19に示した並び順でスキャナ10にセットされた用紙を順番に読み取ると、処理指示認識部42は、その中の1枚目に読み取られた処理指示書の読取画像データから処理指示情報を検出し解析することによって、答案用紙上の処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を次のようにして認識する。この処理については、実施の形態1で説明したとおりなので説明を省略するが、本実施の形態で用いる処理指定記号は、実施の形態1と異なるので、この処理指定記号について説明する。
処理指定記号として、実施の形態1では、横棒、縦棒及び点という記号を用いたが、本実施の形態では、横棒、英大文字“T”及び英大文字“Q”という記号を用いることにした。横棒は、閉領域内部をビットマップデータとして抽出する処理を指示する。この横棒については、実施の形態1と同じである。“T”は、閉領域内部のビットマップデータに対してOCR(Optical Code Reader:文字認識)処理を指示する。処理結果として、閉領域内ビットマップデータから情報処理装置が扱えるコード、例えばASCIIコードなどに変換された文字データが得られる。“Q”は、閉領域内部のビットマップデータをQRコードとしてデコード処理を指示する。処理結果として、コード化されたデータが得られる。
処理指示認識部42は、処理指定記号の種類を判別し、更に処理内容を認識すると、閉領域の座標データ及び指示内容を含む指示内容情報を生成する。本実施の形態において生成する指示内容情報のデータ構成例を図20に示す。図20では、QRコード印刷部分をQRコード、物品受領書全体をビットマップ、送品No.をOCR認識による文字という各データ形式にて取り扱うことが処理指示認識処理にて得られたことを示している。
処理指示認識部42により指示内容情報が生成されると、解析部43は、読み取られた帳票の各画像データを画像処理することで、指示内容情報に含まれる閉領域内に書き込まれている書込内容を、指示内容情報に含まれる指示内容に従って解析処理を実施する(ステップ300)。この解析部43における書込内容解析処理のフローチャートを図21に示す。本実施の形態における書込内容解析処理は、実施の形態1と基本的に同じであり、処理指定記号により指示される処理内容が異なる。なお、実施の形態1と同じ処理には同じ符号を付け、本実施の形態における解析処理について簡単に説明する。
解析部43は、未処理の帳票の画像データを取得し(ステップ301)、書込内容に関する情報の保存用のフォルダAを作成する(ステップ302)。解析部43は、未解析のレコードを読み出し(ステップ303)、そのレコードに指定された閉領域に対応する指示内容を確認する。この指示内容に“ビットマップ”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内に含まれるビットマップデータを帳票の画像データから抽出すると、出力部44は、その抽出したビットマップデータを保存するためにファイルを作成してフォルダAに格納する(ステップ321)。そして、出力部44は、作成したファイルの名称、この例では“A.162.17.270.1”をファイルAに登録する(ステップ322)。ファイル名は、閉領域座標データを用いて決定する。なお、実施の形態1では、解析毎にファイルを作成してフォルダAに登録する場合をフローチャートに図示したが、本実施の形態では、解析結果を1つのファイルAにまとめる処理をフローチャートに図示するようにした。
また、閉領域に対応する指示内容に“OCR”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内に含まれるビットマップデータに対してOCR処理を実施し、文字データに抽出する(ステップ323)。そして、出力部44は、抽出した文字データを、当該閉領域の座標データと対応付けしてファイルAに登録する(ステップ324)。
また、閉領域に対応する指示内容に“QR−Code”が設定されている場合、解析部43は、閉領域内にはQRコードが含まれているとものとして、印刷されたQRコードに対してデコード処理を実施し、文字列で表される伝票管理番号を抽出する(ステップ325)。そして、出力部44は、抽出した文字データを、当該閉領域の座標データと対応付けしてファイルAに登録する(ステップ326)。
解析部43は、以上の解析処理を紙面上に丸で囲まれることで処理対象として指定された書込領域毎に行う(ステップ310)。そして、1枚の帳票につき全ての書込領域に対して書込内容を解析すると、次に未処理の帳票の画像データに処理を移行して、前述した解析処理(ステップ302〜310)を繰り返し実行する。図18に示した帳票に対して以上の処理を実施して取得できた書込内容情報のデータ構成例を図22に示す。また、図23は、以上の解析結果を表計算ソフトウェアに入力して表示させた場合の例を示した図である。このように、解析結果を表計算ソフトウェアに処理させることで、テスト結果の集計処理を極めて簡単に行うことができる。
本実施の形態によれば、担当者に処理指示情報を帳票に書き込ませるだけで情報処理装置に処理を指示する処理指示書を作成させることができ、帳票管理の簡便化を図ることができる。
以上説明したように、本発明を、答案用紙を取り扱う処理に利用した場合の例を実施の形態1に、帳票を取り扱う処理に利用した場合の例を実施の形態2に、それぞれ示して説明した。ただ、本発明の適用可能なシステムは、この例に限られるものではなく、答案用紙や帳票のフォームに依存しないことは明らかであり、また、答案用紙や帳票以外の媒体にも容易に適用することは可能である。
本発明に係る情報処理装置の一実施の形態を示したハードウェア構成図である。 本発明に係る情報処理装置の他の実施の形態として、情報処理装置を搭載した画像形成装置のハードウェア構成図である。 実施の形態1における情報処理装置のブロック構成図である。 実施の形態1において用いる答案用紙のフォームの例を示した図である。 実施の形態1において用いる処理指示書のフォームの例を示した図である。 実施の形態1において記入欄に必要な事項が書き込まれた答案用紙を示した図である。 実施の形態1においてスキャナに読み取らせるための処理指示書及び答案用紙の重ね方を示した概念図である。 実施の形態1における情報処理装置が実施する処理の全体の流れを示したフローチャートである。 実施の形態1における処理指示認識処理を示したフローチャートである。 実施の形態1において処理指示書に書き込まれた処理指示情報を検出する手法を説明するために用いる図である。 実施の形態1における指示内容情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1における書込内容解析処理を示したフローチャートである。 実施の形態1において得られた書込内容情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1において得られた書込内容情報の他のデータ構成例を示した図である。 実施の形態1において得られた書込内容情報を表計算アプリケーションにて表示した場合の例を示した図である。 実施の形態2において用いる帳票のフォームの例を示した図である。 実施の形態2において用いる処理指示書のフォームの例を示した図である。 実施の形態2において記入欄に必要な事項が書き込まれ、また押印された帳票を示した図である。 実施の形態2においてスキャナに読み取らせるための処理指示書及び帳票の重ね方を示した概念図である。 実施の形態2における指示内容情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態2における書込内容解析処理を示したフローチャートである。 実施の形態2において得られた書込内容情報のデータ構成例を示した図である。 実施の形態2において得られた書込内容情報を表計算アプリケーションにて表示した場合の例を示した図である。
符号の説明
1,21 CPU、2,29 ROM、3,28 RAM、4,25 ハードディスクドライブ(HDD)、5 HDDコントローラ、6 マウス、7 キーボード、8 ディスプレイ、9 プリンタ、10,24 スキャナ、11 入出力コントローラ、12,27 ネットワークインタフェース(I/F)、13 内部バス、22 アドレスデータバス、23 操作パネル、26 プリンタエンジン、30 外部メディアインタフェース(I/F)、41 読取部、42 処理指示認識部、43 解析部、44 出力部、45 受付部、46 書込内容情報記憶部、47 処理指示書記憶部、100 情報処理装置、200 画像形成装置。

Claims (7)

  1. 全てが同一形式であって媒体表面上に設けられた書込領域に書込みがされた媒体と、媒体と同一形式であって書込領域に対する処理指示情報が記載された処理指示書とを読み取る読取手段と、
    処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識する認識手段と、
    認識された書込領域への書込内容を、認識された処理内容に従った処理を行うことで当該各書込領域への書込内容を解析する解析手段と、
    解析された書込内容に関する情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1記載の情報処理装置において、
    処理指示情報には、処理対象とする書込領域を指定するための領域指定記号と、各書込領域に対する処理内容を指定する処理指定記号とが含まれることを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2記載の情報処理装置において、
    前記認識手段は、領域指定記号として記載された線画により形成された閉領域に含まれる書込領域を、処理対象とする書込領域と認識することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2記載の情報処理装置において、
    前記認識手段は、領域指定記号に対応付けして記載された処理指定記号の形状を解析することによって、当該領域指定記号により特定された書込領域に対する処理内容を認識することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1記載の情報処理装置において、
    前記認識手段は、前記読取手段による一連の読取処理によって媒体と共に読み取られた処理指示書を、当該媒体に対する処理指示書と特定することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5記載の情報処理装置において、
    処理指示書の読取データを、当該処理指示書の識別情報と対応付けして記憶する処理指示書記憶手段と、
    処理指示書の識別情報を受け付ける受付手段と、
    を有し、
    前記認識手段は、一連の読取操作によって媒体と共に処理指示書が読み取られなかった場合、前記処理指示書記憶手段に読取データが記憶され、前記受付手段により受け付けられた識別情報から特定される処理指示書を、当該文書に対する処理指示書と特定することを特徴とする情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    全てが同一形式であって媒体表面上に設けられた書込領域に書込みがされた媒体と、媒体と同一形式であって書込領域に対する処理指示情報が記載された処理指示書とを読み取らせ、
    処理指示書の読取データから処理指示情報を検出し解析することによって、処理対象とする書込領域と、各書込領域に対する処理内容を認識させ、
    認識された書込領域への書込内容を、認識された処理内容に従った処理を行うことで当該各書込領域への書込内容を解析させ、
    解析された書込内容に関する情報を出力させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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