JP2008142565A - ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ - Google Patents

ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ Download PDF

Info

Publication number
JP2008142565A
JP2008142565A JP2008017126A JP2008017126A JP2008142565A JP 2008142565 A JP2008142565 A JP 2008142565A JP 2008017126 A JP2008017126 A JP 2008017126A JP 2008017126 A JP2008017126 A JP 2008017126A JP 2008142565 A JP2008142565 A JP 2008142565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
syringe
barrel
needle
needle holding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008017126A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas J Shaw
ジェイ. ショー,トーマス
Judy Zhu
チュー,ジュディ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Retractable Technologies Inc
Original Assignee
Retractable Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Retractable Technologies Inc filed Critical Retractable Technologies Inc
Priority to JP2008017126A priority Critical patent/JP2008142565A/ja
Publication of JP2008142565A publication Critical patent/JP2008142565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5013Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
    • A61M5/502Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the piston
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/50Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests having means for preventing re-use, or for indicating if defective, used, tampered with or unsterile
    • A61M5/5013Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe
    • A61M5/502Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the piston
    • A61M2005/5033Means for blocking the piston or the fluid passageway to prevent illegal refilling of a syringe for blocking the piston by use of an intermediate blocking member positioned between the syringe barrel and the piston rod to prevent retraction of the latter, e.g. toothed clip placed on the piston rod

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】シリンジの1回使用の後、針を引き込み、針が刺すことを防止する。
【解決手段】1回使用の引き込み式シリンジ10は、ハンドル38とプランジャ40を有し、ハンドルはプランジャとして、またハンドルが前の注入完了位置を越えて前進したときに引き込み機構を始動する。ポジティブなロック構造66は、ハンドルが後方に引き出されて可変流体室を充填すること、及びハンドルが1回前方に移動して可変流体室を空にすることを許すが、針保持筒及び/又はハンドルの後方移動を規制し、シリンジを再使用できなくする。ポジティブなロック構造は、シリンジバレル内のストッパであり、前進し、2つの部分に分離可能なハンドルを有するとき、針保持筒の直径方向に膨らんだ箇所がロック機構を通過することを許す。ハンドル部は1回使用後は、単に分離し、バレルによって保護されている針保持筒又は針を引き出すことなく、シリンジから取り外されるだけである。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体用の医療機器に関するものであって、特に注入がされた後は再使用できない引込み可能な針を具えたシリンジに関する。
AIDS及び他の感染性疾病の脅威、及び健康管理供給者が感染患者へ針を使用することによって被る偶発的な針を刺す危険が避けられないことにより、この数年、シリンジの技術は急速に進化した。延びた針を有する使用済みシリンジは、医療関係者、衛生従業員、及び廃棄関連業者に危険を与える。従来技術は引き込み式の針を具えた多数のシリンジ及び他の医療機器を開示しており、普通はバレル内、又はシリンジバレル内の針受け室内に引き込まれる。最新の引き込みシリンジは、我々の米国特許5,385,551号、5,578,011号、5,632,733号、6,015,438号、6,090,077号であり、これら全てを引用を持って本願の一部とする。前述の特許に開示されたシリンジは、注入が終了しようとしている時に、プランジャハンドル上を引き続いて押すことにより、自動的に引き込まれるものであり、健康管理従事者が汚染された針に晒されることがないように、片手によるシリンジの操作及び引き込みを提案している。
これらの機器のプランジャの自動的な引き込みは、針が患者から外される前に生じる。これらの引き込み可能なシリンジは、高度の信頼性と動作の再現性を具え、低コストで大量生産に適している。それらは、多数の異なるサイズのバレル、異なるサイズの針、及び異なる用途に於いて、部品の自動生産及び自動組立に適している。
上記のシリンジ及び他の引き込み可能なシリンジは、針を刺す問題を解消し、又は十分に少なくしているが、如何なる状況でも再使用できない1回使用シリンジの必要性を表明している者もいる。全てでなくとも大部分の引き込み可能なシリンジは、注入がされた後に、針の引き込みを開始する動作を使用者に要求する。これは、使用者が1回使用後に針の引き込みを怠ると、引き込み可能なシリンジが再使用可能であることを残している。引き込み不可能なシリンジの場合、シリンジの最初の使用後はプランジャハンドルを機械的にロックする種々の装置を用いて、この問題を解決することが提案されてきた。しかし、これらの装置は引き込み可能な針を有さない。従って、プランジャは2回目の引き出しはできないから、シリンジは再使用できないが、針が刺す可能性を残した状態で針は露出状態を保つ。プランジャハンドルをロックするが引き込まないシリンジの例は、Freeらの米国特許5,000,737号「1回使用使い捨てのシリンジ」、Allisonらの米国特許5,205,825号「プラスチックシリンジの再使用を防ぐ挿入可能な要素」、Kosinskiの米国特許4,973,310号「1回使用シリンジ」、Kosinskiの米国特許4,961,728号「誤使用を防ぐ特徴を有する1回使用シリンジ」、Shonfeldらの米国特許5,531,691号「1回使用のシリンジアセンブリー」、及びShonfeldらの米国特許5,562,623号「バネクリップロック及びプランジャを含む1回使用のシリンジアセンブリー」である。これらの特許の開示は、引用を持って本願の一部とする。
上記の1回使用シリンジは、1回注入後は再使用できない、しかし、汚染された針は未だ延びており、覆われるか、取り除かれるか、さもなくばシリンジが安全に放棄される前に処分されなければならない。このようにして、使用後はシリンジバレル内に引っ込む針を具え、針が引っ込もうと引っ込まなかろうと、再使用できない改善された1回使用のシリンジへのニーズがある。
発明の要旨
本発明は、針保持筒(40)を動かすハンドルを有する1回使用の引き込み式シリンジであり、ハンドルはシリンジバレルから取り外すことができない。引き込み式の特徴は、注入がされた後に、露出した針に関係する危険を未然に防ぐことである。ポジティブなロック構造は、シリンジが当に1回使用のシリンジであって、再使用できないことを確実にする。種々の実施例に於いて、ハンドル部と針保持筒(40)とを具える可動部分は、シリンジを流体にて充填するハンドルの1回の後方移動及びシリンジから流体を放出するハンドルの1回の前方移動の後は、後方への移動を規制され、シリンジ内に収納される。
本発明は、1回使用後はシリンジを引き込むとされている引込み式シリンジであれば、作業者は引込み機構を働かせることを選択し、又はそれを忘れて、そのため2回目の使用ができるように残しておくという危険をなくするのに役立つ。
針を露出したままにすることは起こり得ない、なぜならロック構造は、針保持筒(40)の取り外しを阻止することにより、針保持筒(40)が取り外されることを阻止するからである。針保持筒(40)は、引き込み機構が作動しようと、作動しまいと、及び針が引き込まれようと、引き込まれまいと、バレルに保持される。これは、本発明の利点は、バレルの前端に針が固定される引き込み式でないシリンジにも適用できることを意味し、これはここに開示された本発明の他の特徴であると考えられる。引き込み式でないシリンジについては、本発明は同様に働き、バレルからハンドル(プランジャ)が引き出されることを制限し、又は阻止する。ハンドルが2回目に引き戻されることができなければ、シリンジは流体にて再充填され得ない。
前端及び開口した後端を有する長く延びた中空のシリンジバレルは、シリンジバレルの前端に位置する引き込み構造内に引き込み可能に取り付けられ、後方軸方向に引き込むように付勢されている引き込み可能な針を有するのが好ましい。針保持筒(40)に取り付けられるハンドルを具える可動部分は、バレル内にて通常のシリンジプランジャの機能を果たす。針保持筒(40)の前端部は、スライド時にバレルの内面に密接するように取り付けられたピストンを有する。可動部分は、バレルの後部開口から延びるハンドルによって動かされる。ハンドル部の後端部は、ハンドルに親指の力を加える為のキャップを有する。針保持筒(40)は、開き可能な封止開口を前に有して、患者への注入中に流体が放出した後に、プランジャを前に動かすことにより引き込み機構が作動したときに、引き込まれた針を針保持筒(40)内に受け入れる。針の針保持筒(40)内への引き込みは、注入完了後にハンドルの動きに対応して引き込み構造に対して針保持筒(40)を前に動かすことにより開始する。
ポジティブなロック構造は、シリンジバレル内に位置して、針保持筒(40)の後方への移動を規制し、1回使用後にシリンジバレルから針保持筒(40)が取り外されることを阻止する。ポジティブなロック構造は、可動部分が後方へ1回、及び前方へ1回、そして前方へ最大量移動するのに影響を与えないのに適しているが、その後の針保持筒(40)の後方への移動は制限されて、針保持筒(40)をシリンジバレル内に維持する。
第1実施例に於いては、ポジティブなロック構造は、バレル内の固定位置に固定される。ロック構造は、第1ストッパを構成するバレル半径方向のくびれを具え、一方、針保持筒(40)は第2ストッパを構成する半径方向に膨らんだ部分を有し、ハンドルを押すことにより、第2ストッパは第1ストッパを通って前に押し付けられる、しかし、第2ストッパはハンドルを引くことにより生じる後方への動きには抵抗する。更に、第1実施例は、針保持筒(40)に取り外し可能に取り付けられ、第1ストッパを通って第2ストッパを後方に押し付けるのに要する力よりも小さな分離力にて針保持筒(40)から分離できるハンドル部を有する。ハンドルは、分離部分を壊すことなく、該分離部分を取り外すことにより針保持筒(40)から分離できるのが好ましい。
更に、第1実施例は、前端部に留めを有するのが好ましく、留めは第2ストッパが第1ストッパを通過して動く前に、ハンドルを押すことにより第1ストッパを通って前に押し付けられる。第2ストッパが第1ストッパを通って前進しない限り、ハンドルは引き出されてシリンジを充填する。針保持筒(40)の前端部上の留めは、可動部分の後方への移動量を制限して、シリンジの最大充填量を定める。留めは第1ストッパに接する。しかし、プランジャが押圧されて注入されるときに、針保持筒(40)の後部の第2ストッパ、又は針保持筒(40)上の幾つかの中間位置は、第1ストッパを通って動き、それによってハンドルが後方に引かれたときに、2つのハンドル部分が分離するとの前述した限定された特徴を付与する。バレル内の第1ストッパを越えて、ハンドルが全ての留めとともに一旦前に押されると、シリンジは空になり、ハンドルを更に前に動かすと、引き込み機構が作動する。
本発明の第2実施例は、長く延びた中空のシリンジバレルを具え、シリンジバレルの前端部に位置する引き込み構造内にて引き込み可能に取り付けられ、引き込むために後方に付勢された引き込み可能な針を有する。シリンジバレル内には可動ハンドルがあり、該可動ハンドルはスライド時にバレル内面に密接するピストンを有する前端部と、ハンドルへ親指の力を加える為のキャップを後部に有する後端部と、ハンドルの前端部内にて引き込み可能な針を受け入れる針保持筒(40)を具える。第2実施例に於いて、ポジティブなロック構造は、尚、シリンジバレル内に位置する。ロック構造は、ハンドルの後方への移動を制限し、1回使用後にシリンジバレルからハンドルが取り外されることを阻止する。しかし、第2実施例にあっては、ロック構造はバレルに対して移動する。
ハンドルは、ロック構造を運び、該ロック構造はハンドルの後部近傍の第1位置から、ハンドルの前部に一層近い第2位置へ一方向にのみ移動可能である。ロック構造は、第1位置の前に動かされた後に、シリンジバレルに積極的に係合し、針保持筒(40)の後方への移動を制限するのに適している。針保持筒(40)は、ロック構造の第2位置の直ぐ前に位置するのが好ましい。ハンドルは、複数の階段状の鋸歯を有するのが好ましく、ポジティブなロック構造は、階段状の鋸歯に対して内向きに傾いたタブを有するクリップであるのが好ましく、鋸歯はクリップが後方に移動するのを阻止する一方、クリップがハンドル上を前方に動くことを許す。
クリップは外向きに傾いた少なくとも1つの尖点を有し、該尖点はシリンジバレルに係合して、ハンドルが引き出されることを阻止する。尖点は単にハンドルの表面に沿ってスライドする、なぜなら尖点は後方に傾いているが、尖点をバレル内面に埋め込ませるハンドルの後方移動を阻止するからである。クリップは、半円形よりも稍延びた形状をしているバレルの後端部の階段状の鋸歯の全てではないが、一部を囲むのが好ましい。
本発明の第3実施例は、ポジティブなロック構造が異なることを除き、第1及び第2実施例のシリンジの他の全ての特徴を含む。第3実施例にあっては、ハンドルの後方移動を規制する為のポジティブなロック構造は、シリンジバレル内に位置して、バレルに対して固定位置にある。もっと詳しく述べると、該ロック構造はバレルの後部開口の内側に配置されている。バレルに対して固定位置にあるバレルの後部開口の内側に取り付けられたロック構造は、バネクリップであるのが好ましく、該バネクリップは1又は2以上の傾いた尖点を有し、該尖点は、バレルに流体を引き入れるべくハンドルが最初に移動する間に、ハンドルによって運ばれるスライディングカラーによってハンドルに接しないように保護される。これにより、バネクリップの尖点をハンドルに係合させることなく、バレルに対する最初の前位置からハンドルを後方に1回引くことができる。プランジャが前方に押圧されると、スライディングカラーはバネクリップの尖点との接触を離れて、前に動き、直ぐにバネクリップはハンドルに係合してハンドルの引き出しを阻止する。
第3実施例に於いて、ハンドルの後端部は、第2実施例と同様の、複数の階段状の鋸歯を有し、その上にハンドルによって運ばれるスライディングカラーがある。スライディングカラーは傾斜面を有し、該傾斜面はプランジャハンドルがカラーに対して後方に移動することを許すが、カラーは階段状の鋸歯の縁を捉える留めを有し、留めは鋸歯をハンドルとともに前進させ、バネクリップから離れさせる。ハンドルが前進する際には、バネクリップは邪魔することなく、単に鋸歯に乗るが、ハンドルが後方に動くと直ぐに、歯はハンドルに埋まり、ハンドルの如何なる後方移動も止める。針保持筒(40)の後部上の停止面は、ハンドルが最大量まで引き戻された後に、カラーに接してハンドルの更なる引き出しを阻止する。カラーはバレル内で捉えられる。
シリンジの前方の引き込み構造内に取り付けられた引き込み可能な針と組み合わせたときに、本発明は最も効果的であるが、本発明は本来1回使用の問題に関し、故に引き込み可能に取り付けられた針を具えたシリンジと同様に、針が固定されたシリンジにも適用可能である。
本発明の詳細な記載
以下の記載では、同様の部品は同じ符号にて言及される。図示される部品は、現実には、円形又は円筒状であることが好ましい。
第1実施例の1回使用の引き込み可能なシリンジは、米国特許5,632,733号の図1−図3に開示された引き込み可能シリンジを修正したものと関連して、図1−図7に開示されている。好ましい引き込み可能シリンジの詳細は、ここでの従来技術の背景に挙げられた他の引用例と同様に、上記引用例内に見ることができるが、その主たる特性は、本発明に関連してここで簡潔に記載する。本発明は、シリンジが最初の使用後、引き込まれなくとも再使用を防ぐプランジャハンドルの積極的なロックを提供する。本発明が特殊な引き込み装置又は構造に限定されず、他の引き込み可能な針を設けた装置、特に注入完了後、プランジャハンドルを前方に押すことによって作動する装置にも用いられることが理解されるだろう。
針を後方に引き、プランジャの開口内に引き込む多数の装置がある。例えば、Toftの米国特許5,407,436号、又はPressly,Srの米国特許5,713,952号は、本発明を用いて改善されるかもしれない。後者の場合、プランジャハンドルは2度目の使用を阻止する特徴を有しているが、それはシリンジが実際に引き込まれたときのみ機能する。
本発明の1回使用の引き込み可能シリンジは、図1の符号(10)によって概ね示される。シリンジ(10)は、前端部(14)と後端部(16)を有する細長い中空のシリンジバレル(12)を具える。引き込み可能な針(18)は、引き込み構造(20)内に引き込み可能に取り付けられ、該構造は前部に肩を有する細長い針ホルダ(22)を具え、該ホルダは、前部が前端部(14)の前面開口に当たって前方への動きが阻止される。針ホルダの小さな部分は、図1のバレルを越えて前方に延びることが示されている。分離可能な保持部材(26)は、環状の構造であって、針ホルダ(22)の拡大頭部(30)のあるインターフェイス(28)に沿って分離可能で摩擦を持って係合する。インターフェイスは、引き込み方向に向けられている。保持部材(26)は針ホルダ(20)の頭部(30)と一緒に、前端部(14)の内壁(32)に圧入されるのが好ましく、該圧入箇所でそれらは圧縮バネ(34)にて加えられる引き込み力に抗して保持される。バネ(34)は一端部が前端部(34)の出張り上に位置し、及び後端部が取り外し可能な保持部材(26)を押すことなく、針ホルダ(22)の頭部(30)の下側を押す。針(18)は、粘着剤(36)によって針ホルダ(22)に固定される。
シリンジは、可動部品によって作動され、該可動部品は係合接続(42)によって針保持筒(40)に取り外し可能に取り付けられるハンドル(38)を具え、係合接続(42)はハンドル(38)の前端部(44)を針保持筒(40)の後端にパチンと嵌めて(snup fit)構成するのが好ましい。ハンドル(38)は、図2に示されるように、ガイド条(78)と親指キャップ(70)を具えたコア(76)を有するのが好ましい。指グリップ(80)は親指キャップ(70)と関連して作動し、片手での操作を可能にする。図7に示されるように、ハンドル(38)の前部(44)は溝(46)を有し、該溝は針保持筒(40)の後端部で1又は複数の突起(48)と取り外し可能に結合して、係合接続(42)を構成する。針保持筒(40)からハンドル部(38)を外すのに必要な力の総量は、針保持筒を引いてバレル内のストッパ(stop)を通過するのに必要な力より小さい。ハンドルは針保持筒から分離して、針保持筒をバレル内に残す。
可動部品(38)(40)は、バレル(12)内を往復する為に取り付けられた可動プランジャとして一緒に作動し、スライド時にバレル(12)内面に密接するピストンシールを具える。針保持筒(40)は、ピストンシール(52)がその上に取り付けられた前端部(50)を有する。シール(52)はスライド時にバレル(12)の内面(54)に密接し、それによって針保持筒(40)の前端部(50)の下方に、可変の流体室(56)を造る。針保持筒は、取り外し可能なプラグ部材、又は他のシール(60)によって塞がれる開口を前端部に有しており、プラグ部材又は他のシールは、開口内に摩擦係合によって保持されるのが好ましい。
針保持筒(40)は、引き込まれた針及び取り外し可能なプラグ部材(60)を保持する保持空間(58)を有し、プラグ部材はスライドして室(58)の開口を塞ぐ。前端部(50)の前端には、突端(62)を有し、該突端は保持部材(26)に接して保持部材(26)を頭部(30)から前端部(14)内の頭部(30)の下方にある空間(64)内へ動かすのに役立つ。これは、図4に示すように、”注入完了位置”からハンドル(可動部品)を押圧することにより、自動的になされる。図4の可動部品の位置から、ハンドルを更に押圧すると、リング状の保持部材が取り外され、プラグ部材(60)が取り外され、それによって図6に示すように、保持空間(58)を開き、針(18)を解放して空間(58)内へ引き込ませる。
これまで記載されてきた構造は、針刺しを防ぎ、容易に再使用できない針引き込みシリンジを提供する。なぜなら引き込み後は、部品は互いにバラバラになり、親指キャップはバレル(12)の後部(16)の開口内に密に受け入れられるからである。
本発明は、シリンジが引き込まれる構造の場合は、更になお、針又は他の部品に近づくことを不可能にし、シリンジが引き込まれない構造の場合には、再充填されることを防ぐ。
シリンジバレル(12)の内面(54)の最も重要なのは、ポジティブなロック構造(66)を配備したことであり、ロック構造は1又は複数の半径方向内向きに突出したくびれ(constriction)を具え、針保持筒(40)が後方へ動くことを規制し、1回使用後に針保持筒がシリンジバレルから除去されることを防ぐように造られている。
針保持筒(40)は、拡大後端(68)を有してシリンジバレル内側のポジティブなロック構造(66)と協働するのが好ましい。その隙間は、親指キャップ(70)上の親指の力により、針保持筒がロック構造(66)を通り過ぎて強制的に前に押されるようになる程度の隙間である。しかし、一旦シリンジハンドル(38)(40)が前に押されて、針保持筒(40)の後端(68)がくびれ(66)を通ると、この横切り動作を逆方向に如何に試みても、それはできない、なぜなら図5及び図7に示すように、ハンドル部(38)は針保持筒(40)から分離するからである。
図1は、充填待機位置にあるシリンジの位置を示している。ハンドル(38)(40)は押圧されて、針保持筒の後端を、第1ストッパ(66)と呼ばれるであろう箇所、即ちバレル内側の固定位置にてバレル直径のくびれを具える箇所に接するまで押し込み移動させる。針保持筒(40)の後端(68)には、著しい力が加わらない限り、第1ストッパと協働して可動部分の更なる前進を規制する、第2ストッパと呼ばれる箇所を具えるのが好ましい。第2ストッパは図1に示されるように、針保持筒の後部にて最も適切な位置にて円筒状の針保持筒が直径方向に膨らんだものであるのが好ましい。しかし、直径方向に膨らんだ箇所は、寸法的な要求によって、針保持筒の後端から前方に動かすことができる。
針保持筒にて直径方向に膨らんだ箇所が異なる位置にある理由は、充填ストロークを変えて、異なる投薬量に応じて異なる充填量とする為である。第1及び第2ストッパ(66)(68)は、ポジティブなロック構造を構成する。充填待機位置にある可変の流体室(56)はむしろ大きく見えるけれども、それはシリンジ最大量に対する比較的小さな部分でしかなく、1cc又は1/2ccのシリンジに対しては、絶対的に(absolute terms)非常に小さい。
図から判るように、ストッパ(66)の位置、針保持筒(40)及びバレル(12)の長さ、直径により、充填量が決定される。針保持筒(40)は、針(18)全体を受け入れる大きさに作られ、位置決めされ、尖った先端は引き込みの後には、露出しない。
図3は、充填工程の次のステップを示し、それによって針保持筒(40)上の前端の留め(72)が第1ストッパ(66)で留まるまで、ユーザはシリンジハンドルを自由に後方に引くことができる。これによってユーザは、シリンジが注入流体が十分に充填されたことを示す触感を感じる。
図4は、シリンジ動作の次の工程を示し、該工程では針は患者(図示せず)の中に挿入され、プランジャは注入完了位置にまで押圧される。ここで、針保持筒(40)の前端部は、突端(62)が前進することにより、プラグ部材(60)を針保持筒(40)の開口から除去し始め、引き込み構造(20)の針ホルダ(22)のヘッド(30)から保持部材(26)を滑らせて、離し始めることができるような位置にある。これは、親指キャップ(70)がバレル(12)の拡大後端(16)内の開口(74)内に密に受け入れられるまで、親指キャップ(70)を押すことにより達成される。図6の針引き込み位置になり、該位置では引き込み可能な針は、プラグ部材と一緒に針保持筒内に引き込まれる。親指キャップ(70)は開口(74)内に受け入れられる。この位置にて、針は安全に引き込まれ、ハンドルはきちんとシリンジバレルの後部開口に押し込まれて、再使用を防ぐ。
しかし、図4の位置に達した後に、ユーザがシリンジを引き込むことを拒絶すれば、図6に進まず、むしろ図5に進む。図5は、ハンドル部(38)を引くことにより可動部品を除去しようとしても、針保持筒(40)の後部に位置することが好ましい第2ストッパ(68)が、単に第1ストッパ(66)に接するにすぎない結果になることを示しており、第1ストッパ(66)からそれ以上進めない。ハンドル部(38)は、係合接続(42)を解除しても、単に針保持筒(40)から離れるだけであり、シリンジ内の内部部品に触れることはできない。ハンドル(38)の前部(44)の溝(46)は、突起(68)から離れる。解除中に部品の僅かな歪みが発生するかも知れない。図4及び図5に示すように、ハンドル部(38)がバレル内の後部に再度挿入されたとしても、可変室内には、シリンジを再使用するには不十分な充填容積しか形成されていない。
図5Aは、図5に示す破断線間に於ける、図5の中間部の拡大図である。ここで、留め(72)はより詳細に示され、前端部(50)上の環状の歯形をした半径方向の突起であるのが好ましい。針保持筒(40)の後端部(68)は、第1ストッパ(66)に当たる縁を有する、直径方向に膨らんだ表面(82)を有している。爪突起(48)が針保持筒(40)の後端に示されており、これは除去されたハンドル部(38)の図5に示す溝(46)に嵌まる。
図5Bは、第1ストッパ(66)がバレル(12)の内部直径の周りで連続したくびれとなっていることを示す断面図である。図5Cは、第1ストッパ(66)が複数の膨らんだ領域、又は半径方向内向きに突出した部分であって、針保持筒(40)の後端(68)に接してロックする位置にあることを示しており、このようにして、針保持筒(40)がハンドル(38)によって除去されることを防止している。同様に、ストッパ(66)が繋がっているなら、第2のストッパ(68)を構成する針保持筒(40)の後端は、繋がっていなくともよい。一方又は他方は連続的であるべきであり、針保持筒(40)をどの角度に向けても、ハンドルによってバレルから針保持筒が引き出されることはなあいようにすべきである。
図5Dは、針保持筒(40)の後端が図5Dの直線状の後端部(68')のように変更され得ることを示し、ストッパ(66)にて生じるように、くびれ内の開口を通って嵌合する大きさに作られる。或いは、針保持筒(40)の外側の直径方向の膨らみ部(69)を軸方向に異なった位置に形成して、それに対してポジティブなストッパ(66)が働く当り部にしてもよい。
直径方向の膨らみ部(69)は、第1ストッパ(66)と協働して針保持筒の後方への動きを規制する第2ストッパと考えられ得る。膨らみ部(69)は、親指キャップ(70)に加えられた力に応じて前方に動くときに、くびれの開口を通って押しつけられる点で、以前の図面の針保持筒(40)の拡大された後端部(68)とまさに同様な作動をする。ユーザがその後、ハンドルを後方に引いたとき、直径方向の膨らみ部(69)は、くびれ(66)に接して、針保持筒(40)からハンドル(38)を分離するのに要する力よりも大きな引く力を要求する。
これが単にバレルに対してハンドルの別の動きを付与する他の方法であり、これは特定のシリンジのストロークを設定して、所望の投与量を供給するのに有用である。
図8−図14は、以前の図面に開示された好ましい引き込み機構を有する1回使用の引き込み可能なシリンジの第2実施例を示し、同じ符号が付される。これまでの開示からの変更箇所は、ダッシュを用いて示される。第2実施例のシリンジは、概ね符号(10')で示される。引き込み可能なシリンジ(10')は、第1実施例の引き込み可能に取り付けられた針(18)及び引き込み構造と全く同じものを有している。第1実施例とは異なるシリンジバレル(12')を有しており、それは同じポジティブなロック構造は有さず、拡大された後端部(16)は有さない。シリンジバレル(12')は、前端部(14)及び後部開口(84)を有している。可動ハンドルは、シリンジバレル(12')内に往復可能に取り付けられ、シリンジバレルはハンドル部(38')に取り付けられた針保持筒(40')を具える。可動ハンドルの前端部(50)は、既に述べた第1実施例と同じピストンシール(52)及びスライド可能に取り外されるプラグ部材(60)を含む。可動ハンドルの後端部は、キャップ部材(86)を有し、キャップ部材は親指の力をハンドルに加える為の親指キャップをハンドルの後端部に具えている。針保持筒(40')はハンドル部(38')に取り付けられ、又は製造の為のみであるが、取り外し可能に取り付けられる。可動部材のこれら2つの部分が別々に製造されたなら、それらは溶接、接着、又は他の永久的な固定法のような方法で結合され、或いは好ましくは1つの可動ハンドルとして成形される。
第2実施例は、図9に示すように、ポジティブなロック構造が金属クリップ(88)であることが好ましい点で、第1実施例と異なる。クリップ(88)は、本体(94)上にタブ(90)及び1又は2以上の対のロック歯(92)を有する。タブ(90)は僅かに内向きに曲がっていて、これは針保持筒(40')の後方で可動部品のハンドル部に沿って延びている複数の階段状の鋸歯(96)と協働している。
図8は、第2実施例の1回使用の引き込み可能シリンジのスタート位置を示している。スタート位置に於いて、可動ハンドルはシリンジ本体内で十分前方に押されて、引き込みを起こすことなく、引き込み機構(20)に軽く接する。これは作業者が針ホルダ頭部(30)に対してプラグ部材(60)を接触させる作業者の触感によって容易になされる。ポジティブなロック構造(88)は、ハンドル部(38')によって運ばれ、図8に示す第1位置(98)から第2位置(100)に移動可能である。これはシリンジバレルに対して可動ハンドルを後方に引く簡単な措置によってなされる。クリップ(88)を具えるポジティブなロック構造は、ハンドルの後部近傍の第1位置から、ハンドルの前部により近い第2位置へ一方向にのみ移動可能である。ロック歯(92)の尖点は、クリップをハンドルとともに後方に動かそうとすれば、バレル(12')の内面(102)に係合するように設計されている。ロック歯(92)の尖点は後方を向けているから、クリップがバレル内で前進すると、尖点は内面(102)に沿って自由にスライドする。ハンドルがクリップ(88)に対して後方に動くと、タブ(90)は鋸歯(96)の縁を越え、ハンドルが後方に引かれると、階段状の鋸歯は単にクリップに対してスライドし、クリップは図8に示す第1位置(98)から図10の第2位置(100)に位置することができる。図10は、流体の最大量が針(18)を通って流体室(56)内に引かれた後の、クリップ(88)に対するハンドルの位置を示している。針保持筒(40')はクリップ(88)の第2位置の直ぐ前に位置する。このようにして、クリップがロック構造を構成することが判る。
図11は、全ての流体が可変流体室(56)から放出された後の、注入完了位置に於ける可動ハンドルの位置を示している。内向きに曲がったクリップ(88)のタブ(90)が、鋸歯(96)の縁を掴み、可動ハンドル(38')(40')とともに前方に動くのが判るだろう。後方に傾いたロック歯(92)の尖点は、可動ハンドルの前進を邪魔することなく、単にシリンジバレル(12')の内面に沿ってスライドする。
図12は、第2実施例のシリンジ(10')が、単に親指キャップ(86)を押して、可動ハンドルを図11の注入完了位置から図12の引き込まれた位置に移動させるだけで、どのようにして針を抜かせるかを示している。保持リング(26)は、突端(62)によって針ホルダ(22)の頭部(30)から空間(64)中へ除去され、プラグ部材が針保持筒(40')の前端部から除去されると、バネ(34)によりバネ付勢された針ホルダと針は、後方に移動して、室内に引き込まれ、そこで保持されることが判るだろう。突端点を含む針全体がバレル(12')内に引き込まれるように、部品のサイズが決定される。これまで記載されてきたことは、バレルの内側に位置するロック構造であり、該ロック構造は可動ハンドルの後方移動及び前方移動に何の影響も与えない。
しかし、ポジティブなロック構造のクリップ(88)は、図12に示す第2位置に配置されている。針保持筒の後方へ向かういかなる逆移動も、クリップ(88)によって制限される、なぜならスライド可能なロック歯(92)の尖点はバレル(12')の内面内に掘り込むように位置し、それによって、クリップ(88)のボトムが針保持筒(40')の後端(104)と接することにより、ハンドルの後方移動を規制する。クリップが後方に動くことができず、針保持筒(40')の後方移動を阻止しているから、ハンドルは1回使用の後にシリンジから除去できないことが判るだろう。図11と図12のクリップの位置を比較することにより、シリンジが引き込まれるか、引き込まれないかに関係なく、可動ハンドルは依然として除去できないことが判る。従って、ハンドルは1回使用の後に、シリンジ内に積極的にロックされる。従来技術の背景で述べられたShonfeldその他による米国特許5,531,691号、及び米国特
許5,562,623号にて説明されているように、充填量は、ハンドル部(38')に対するクリップ(88)の初期位置に基づいて調整されることは明らかである。
図13及び図14は、夫々図11及び図12に対応している。シリンジ(10'')は図11及び図12のシリンジ(10')とは、ハンドル(38'')が取り外し可能接続(106)によって、針保持筒(40'')に取り外し可能に接続される点のみ異なる。針保持筒(40'')の後端部は、環状溝であることが好ましい溝(108)を有し、ハンドル部(38'')の前端は、好ましくは環状
の半径方向の突出部(110)を有し、突出部はハンドル部(38'')の前端部に固定された***
領域の形をして、溝(108)に嵌合する。取り外し可能接続(106)は、ハンドル部(38'')及び針保持筒(40'')を具える可動部分を、2つの部分構造にし、該2つの部分構造は成形及び組立を容易にし、他の取り外し可能な部分が標準サイズのままであっても、部分の1つを交換することができる。例えば、ハンドル部を長く又は短くでき、同じ針保持筒とともに用いることができ、又は標準的なハンドル部(38'')を用いていても、針保持筒の長さを変えることができる。針保持筒を変える理由の1つは、異なる長さの針を使用することである。それはまた、最大投与量を変える為に、ストロークを変えるもう1つの方法である。バレルの長さは変えられる、しかし、バレルの長さは重要ではない、なぜならクリップ(88)は、図8−図12について前述したように、正確に同様に作動し、最初の注入がされた後に、ハンドル(38'')及び針保持筒(40'')が引き出されることを規制するからである。ハンドルは引き込み機構(20)が作動しても、しなくても、引き出されることが規制される。
図15−図19は、シリンジ(11)に言及する本発明の第3実施例を示している。シリンジ(11)は、以下に列挙する幾つかの例外をも具えた図1−図7の引き込まれるシリンジであるのが好ましい。図15−図19に示されない部分は、針保持筒の後端に至るまでは、第1実施例のそれらと同様であると考えられる。バレル(12)の後端部(112)は、図16に示すバネクリップ構造(114)を受け入れるべく変更されている。
バレルは指グリップ(80)の後ろに拡大後端を有し、第1実施例の後端(16)に酷似している。バレルは尚、ハンドル(116)の後部に親指キャップ(70)を受け容れる開口(74)を有しているが、開口(74)の直ぐ前に締付け突合せ面(118)を有している。突合せ面(118)はバレル(12)の拡大後端部(112)の周りに溝(120)を形成し、バネクリップ(114)は溝内でバレルに対する固定位置に受け入れられている。示されるように、バネクリップ(114)はバレルの内側に位置する構造を具え、シリンジの1回使用の後で、針保持筒が後方に更に動くことを規制する。
ハンドル(116)は、針保持筒(122)(図17)の後ろに延び、第2実施例の階段状の鋸歯(96)に近似した複数の階段状の鋸歯(124)によって、長手方向に沿って鋸状になっている(serrated)。カラー(126)の形をしたスライドする部分は、ハンドル(116)によって運ばれる。カラー(126)はどの階段状の鋸歯(124)をも捕捉するのに適した留め(128)を含む。それは、環状部分又は分断した環状部分で、カラーをハンドル上に取り付けるのに役立つ。親指キャップ(70)は、カラーがハンドル(116)上のシャフトに取り付けられた後に、所定位置に取り付けられて固定され、即ちハンドルは2つの部分となる。
バネクリップ(114)は、環状の本体(132)、及び環状の本体を軽く押圧して、当り面(118)を通って溝(120)内に挿入されることを許すギャップ(134)を有するのが好ましい。バネクリップ(114)は、図15に示されるように、スライディングカラー(126)の後端部によって最初はハンドルから離れている複数のバネ歯(136)を有する。これがハンドルの初期位置であり、図1又は図8の開始位置に対応している。バレル(12)内の僅かなくびれ(138)により、ハンドル(116)が図17の位置に引き戻されたときに、カラー(126)が後方に移動することが阻止される。それによって、図3のように、流体を可変流体室(116)(図示せず)内に引き込む。鋸歯及び留めは図示のために、図面にて稍誇張しているが、ハンドルが難なく図17の注入待機位置に引き戻されることを許す。これはハンドル(116)及び針保持筒(122)の最初の引き込みを表している。針保持筒(122)の後端は、図17に示すように、ハンドルが一杯に引き込まれたときに、カラー(126)に対向する(come up)停止面(140)を有する。カラー(126)はなお、バネ歯(136)が図17のハンドルに接しないように維持している。
図18は、シリンジ(11)のハンドル(116)が、キャップ(70)上に親指の力が加わったことに応じて前進を開始するときに、図17の位置から図18の位置及び最終的には図19の位置まで、なにが起こるかを示す。起こるのは、スライド部分の留め(128)又はカラー(126)が階段状の鋸歯(124)上の縁(130)を捕らえ、バネクリップ(114)から前進することである。これにより、ハンドル(116)が前進する際に、バネ歯(136)は、階段状の鋸歯(124)を乗り越えることができる。これは図19の位置に達するまで続く。
図19は、注入完了位置を示しており、他の部分は図4又は図13の位置に対応している。図1に似た針保持筒(50)の前端部は、シリンジの前にある引き込み機構(20)に達し、流体は針(18)を通って放出される。バネ歯は、ハンドル(116)の後部に位置する溝(142)内にある。しかし、なお階段状の鋸歯(124)に対してバネ歯(136)は鋭角をなし、図18の位置又は図15及び図19の位置間のどの位置からも、ハンドル(116)を引くことができないと理解されるべきである、なぜならバネ歯は、何れかの階段状の鋸歯に埋まり、ハンドルをバレル内に詰め込む(jam)からである。従って、バネクリップ(114)は、バレルの内側に位置し、可動部分と係合するポジティブなロック構造を固定位置に配備し、該バネクリップは、可動部分(ハンドル及び針保持筒)が前方移動の最大限度にまで、後方一方向及び前方一方向に移動するのに影響を与えない、しかし、針保持筒の更なる後方への動きは制限されて、針保持筒をシリンジバレル内に保つ、なぜならハンドルは2回引き戻すことはできないからである。
最終的に、図19に示す注入完了位置の後に、図19の位置から親指キャップ(70)を最後に前方に押すと、図6、図12及び図14に示すように、ハンドルの動きによって引き込み可能部分が引き込み動作をする。針は針保持筒(122)に引き込まれて、バレル内に収
納される。このようにして、引き込まれたプランジャ及び引き込み機構は、3つの実施例全てについて同じであり、針保持筒の後方移動を規制すべく配備された異なるポジティブなロック機構を具えている。
最良の実施形態では、部品は従来とおりの注入成形可能なプラスチック、通常はポリプロピレンから作られる。ピストンシールは従来からのものであり、クリップは金属であるのが好ましい。
本発明の実施例を図面とともに説明したが、本発明はこれらの明確な実施例に限定されず、種々の変更及び修正が本発明の思想の範囲から離れることなく、当業者によって達成されることが理解されるだろう。
針保持筒及び充填待機位置にて示される分離可能なハンドルを有する本発明の第1実施例の縦断面図である。 第1実施例のハンドル及び親指キャップの図1の線2−2に沿った断面図である。 図1の第1実施例の縦断面図であり、プランジャが最大充填位置にて停止するまで引き戻されている。 ハンドルが注入位置の端部にまで押圧された後の前記図面のシリンジの縦断面図である。 前記図面のシリンジの縦断面図であり、引き込みを開始せずに、ハンドルが図4の位置から図5の位置へ引き戻されたときのハンドル解除状態を示す。 図5に示す第1実施例の中間部分の拡大縦断面図であり、引き込みが生じる前の図5の位置にある針保持筒及びプランジャシールを示す。 図5の線5B−5Bに沿うバレル内のストッパを示す。 図5Bのストッパの別の形であり、ストッパは1又は2以上の半径方向の一組の突起である。 図5B及び図5Cのストッパの別の位置であり、シリンジのストロークを設定するのに役立つ。 前記図面のシリンジの縦断面図であり、針が針保持筒内に引き込まれ、親指キャップがシリンジバレル後部の開口内に捕らえられた状態で、ハンドルは前進完了位置にある。 図6の縦断面図であり、針が引き込まれた後にハンドルが引き戻されたときに、ハンドルがどのように図6のシリンジ内の針保持筒から分離するかを示している。 本発明の第2実施例の縦断面図であり、引き込み可能に取り付けられた針、針保持筒、複数の階段状の鋸歯を有する階段状のハンドル、及びハンドル後部近傍の第1位置に示されるクリップを具えたポジティブロック構造を有する。 図8−図14に示すクリップの例示的な仕様の斜視図である。 図8のシリンジの縦断面図であり、ハンドルは引き戻されて流体をシリンジ内に引き込み、それによってクリップをハンドル前部へ一層近い第2位置に動かす。 図8及び図10の1回使用の引き込み可能なシリンジの縦断面図であり、ハンドルは十分前に押されて、注入を完了する。 図11のシリンジの縦断面図であり、ハンドルは十分な注入位置を越えた最大限度まで前に押されて、針を針保持筒に引き込む。 本発明の第2実施例の別の構造の縦断面図であり、ハンドルは第1実施例と同様に、プランジャが注入完了位置にある状態で、針保持筒の後部に分離可能に取り付けられる。 図13のシリンジであり、プランジャは図13の位置から更に前に押されて、針を針保持筒内に引き込む。 本発明の第3実施例の縦断面図であり、前記図面と同じ引き込み可能な針及び針保持筒を有するが、ハンドルが一度引き戻されて、シリンジを充填することを許す異なるポジティブロック構造を示している。 図15のバネクリップの斜視図であり、好ましい複数のバネ尖点を示す。 図10の実施例の位置に対応した位置にまでハンドルが引き戻された後の、図15の第3実施例の縦断面図である。 注入中にハンドルが前進すると、どのようにして、直ちにバネクリップが解放されてハンドルと係合し、それによって、ハンドルの著しい後方移動を防ぐかを示す縦断面図である。 ハンドルが前方に押されて注入完了位置に達した後の図18に示す第3実施例のシリンジの縦断面図である。

Claims (11)

  1. 1回使用後はシリンジバレルから取り外しできない作動ハンドルを有する1回使用の引き込み可能なシリンジに於いて、
    前端及び後端開口を有する長く延びた中空のシリンジバレル(12)と、
    シリンジバレル(12)の前端に位置する引き込み構造内に引き込み可能に取り付けられ、後方に引き込むように付勢された引き込み可能な針(18)と、
    スライド時にバレルの内面に密接するピストンを有する前端部と、後端にハンドルへの親指の力が加わるキャップを有する後端部とを具えたシリンジバレル(12)内を可動なハンドル(38)と、
    ハンドルの前端部にて、引き込まれた針(18)を受け入れる針保持筒(40)を具え、
    シリンジバレル内に位置して、ハンドルの後方移動を規制し、1回使用後はシリンジバレルから取り外されることを防ぐロック構造とを具え、
    それによって使用後の引き込まれた針(18)は、シリンジバレル内の針保持筒(40)に安全に収納され、プランジャの操作又は引き出しによっては、取り外せないシリンジ。
  2. ハンドル(38)は、ロック構造を具え、該ロック構造はハンドル後部近傍の第1位置から、ハンドル前部により近い第2位置までの一方向のみ移動可能であり、ロック構造は、第1位置の前方に移動した後は、積極的にシリンジバレルに係合し、針保持筒(40)の後方への移動を規制する様に構成されている、請求項1に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  3. 針保持筒(40)は、ロック構造の第2位置の直ぐ前に位置する、請求項2に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  4. 針(18)は、注入のためにプランジャが十分に押された後に、プランジャ後部にて、キャップに親指圧力が及ぼされることによって引き込まれる、請求項3に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  5. ハンドル(38)の後端部は、複数の階段状の鋸歯を有し、ロック構造は、階段状の鋸歯に対し内向きに傾いたタブを有するクリップを具え、階段状の鋸歯は、クリップの後方移動を規制する一方、クリップの前進を許し、クリップはシリンジバレルに係合してハンドルの引き出しを防ぐ少なくとも1つの外向きに傾いた尖点を有する、請求項3に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  6. クリップはハンドル(38)の後端部上にて、階段状の鋸歯の全部ではなく一部を囲む、請求項5に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  7. シリンジバレル内に位置してハンドルの後方移動を規制するロック構造は、バレルに対して固定位置に取り付けられた構造を構成する、請求項1に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  8. 前記構造は、バレルの後部開口の内側に位置する、請求項7に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  9. ハンドル(38)は、ハンドル(38)を前に押すための親指キャップ(70)を具え、プランジャを十分に押圧することにより針(18)の引き込みを開始したときに、親指キャップ(70)はバレルの後部開口に密に受け入れられる、請求項8に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  10. バレルに対し固定位置にてバレルの後部開口内側に取り付けられた前記構造は、前に傾いた1又は2以上の尖点を有するバネクリップであり、バレル内に流体を引き入れるためにハンドル(38)を最初に引き込み、バレルに対する最初の前位置からハンドル(38)が後方に引かれることを許す間は、尖点は、ハンドル(38)に接することがないようにハンドル(38)近傍のスライディングカラーによって保護されて、プランジャが押圧されて注入する際に、スライディングカラーは、バネクリップとの接触から外れて前進し、直ぐにバネクリップはハンドル(38)に係合して、引き出しを阻止する、請求項8に記載の1回使用引込み式シリンジ。
  11. ハンドル(38)の後端部には、複数の階段状の鋸歯があり、該鋸歯の上にハンドル(38)によって運ばれたスライディングカラーが位置し、スライディングカラーは、プランジャハンドルがカラーに対して後方に動くことを許す傾斜面を有し、スライディングカラーは、傾斜面がハンドルの鋸歯の1つに係合することにより、ハンドル(38)とともに前進する、請求項10に記載の1回使用引込み式シリンジ。
JP2008017126A 2008-01-29 2008-01-29 ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ Pending JP2008142565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008017126A JP2008142565A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008017126A JP2008142565A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004564613A Division JP2005524513A (ja) 2001-10-15 2002-12-02 ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008142565A true JP2008142565A (ja) 2008-06-26

Family

ID=39603343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008017126A Pending JP2008142565A (ja) 2008-01-29 2008-01-29 ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008142565A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245180A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注射器
JP2015083147A (ja) * 2009-12-22 2015-04-30 ユニトラクト シリンジ プロプライエタリイ リミテッドUnitract Syringe Pty Ltd 輸送効率が高められた、ロック・システムを備える格納可能な注射器および注射器用針アセンブリ並びにその製造方法
JP2015171514A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社吉野工業所 定量シリンジ型噴出器
CN113891735A (zh) * 2019-03-29 2022-01-04 回缩技术股份有限公司 具有平坦标记显示表面的注射器

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03503608A (ja) * 1988-04-08 1991-08-15 バーデル モーハンデス 注射器、特に医療用注射器
JPH06500706A (ja) * 1990-11-07 1994-01-27 ボッチ,マイケル,ジェイ 皮下注射用注射器
JPH11511358A (ja) * 1995-08-22 1999-10-05 エム ディー シー インベストメント ホールディングス,インコーポレイテッド 注射針引っ込み自在の予充填医薬液注射アンプル
US6409701B1 (en) * 2000-09-29 2002-06-25 Becton, Dickinson And Company Hypodermic syringe with selectively retractable needle

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03503608A (ja) * 1988-04-08 1991-08-15 バーデル モーハンデス 注射器、特に医療用注射器
JPH06500706A (ja) * 1990-11-07 1994-01-27 ボッチ,マイケル,ジェイ 皮下注射用注射器
JPH11511358A (ja) * 1995-08-22 1999-10-05 エム ディー シー インベストメント ホールディングス,インコーポレイテッド 注射針引っ込み自在の予充填医薬液注射アンプル
US6409701B1 (en) * 2000-09-29 2002-06-25 Becton, Dickinson And Company Hypodermic syringe with selectively retractable needle

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015083147A (ja) * 2009-12-22 2015-04-30 ユニトラクト シリンジ プロプライエタリイ リミテッドUnitract Syringe Pty Ltd 輸送効率が高められた、ロック・システムを備える格納可能な注射器および注射器用針アセンブリ並びにその製造方法
JP2012245180A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注射器
JP2015171514A (ja) * 2014-03-12 2015-10-01 株式会社吉野工業所 定量シリンジ型噴出器
CN113891735A (zh) * 2019-03-29 2022-01-04 回缩技术股份有限公司 具有平坦标记显示表面的注射器
CN113891735B (zh) * 2019-03-29 2024-03-08 回缩技术股份有限公司 具有平坦标记显示表面的注射器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005524513A (ja) ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ
JP6526141B2 (ja) 双数チャンバーで受動的引き込みのニードル注射器
JP5404603B2 (ja) 安全注射器
NO20111287L (no) Innskyvbar sproyte for engangsbruk
RU2359709C2 (ru) Шприц фиксированной дозы с ограничением всасывания
US7530966B2 (en) Safety syringes
MXPA01008819A (es) Jeringa hipodermica con aguja selectivamente retractil.
JP5409614B2 (ja) 再使用防止機構を含む注射器組立体
US7544180B2 (en) Safety syringes
US20050070854A1 (en) Syringe
JP2008142565A (ja) ポジティブな針保持を具えた1回使用引込み式シリンジ
RU2284195C2 (ru) Втягивающийся одноразовый шприц с принудительным удержанием иглы
KR100673284B1 (ko) 포지티브 바늘 유지부를 구비한 일회용 수축 바늘
EP2086616A1 (en) Retractable syringe
NZ531615A (en) One-use retracting syringe with positive needle retention
NO333383B1 (no) Engangssproyte der nalen trekkes tilbake og holdes pa plass.
AU2007231844B2 (en) Retractable Syringe

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100330

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100628

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100701

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110414

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110516

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20110715

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120417

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120424

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120425