JP2008137734A - 紙葉類分離機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズの異なる紙葉類が混在して投入された場合、ピックアップローラに当接した2枚の紙葉類が同時に繰り出され、紙葉類がジャムや分離不良になってしまうという問題があった。
【解決手段】ピックアップローラ1と繰り出しローラ2と分離ローラ3とを備えた紙葉類分離機構であって、紙葉類10の搬送方向Aに対して垂直な方向に右、中央、左の3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を搬送方向Aに複数列設け、一列目の紙葉類検出装置のセンサ7の遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ8の遮光状態の順序が異なる場合に、紙葉類が異常と判断して紙葉類10を紙葉類投入口9に戻すようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、現金自動取引装置、現金整理機等に搭載される紙葉類分離機構に関するものである。
現金自動取引装置等では、紙葉類例えば紙幣が装置に投入されると、紙葉類分離機構で紙幣が1枚ずつ分離されて次の処理系に搬送されるように構成されている。
従来、この種の紙葉類分離機構として、一列に配置された複数個のセンサから成る検出装置を備えた現金自動取引装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開昭63−075994号公報
しかしながら、従来の紙葉類分離機構では、サイズの異なる紙葉類が投入された際、その紙葉類が複数あるピックアップローラの全てに当接している場合は制御可能であるが、ピックアップローラのいずれか1つが次の紙葉類に当接するようなサイズの異なる紙葉類が投入された場合は、ピックアップローラに当接した2枚の紙葉類が同時に繰り出され、分離繰り出し直後に異常なサイズの紙葉類の存在を検出することができずに、紙葉類がジャムや分離不良になってしまうという問題点があった。
上記した課題を解決するため、本発明は、堆積された紙葉類を繰り出すピックアップローラと、紙葉類を搬送する繰り出しローラと、繰り出しローラに対向して配置され、紙葉類を紙葉類投入口へ戻す方向にのみ回転可能な分離ローラとを備えた紙葉類分離機構であって、紙葉類の搬送方向に対して垂直な方向に少なくとも3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を搬送方向に複数列設け、一列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序が異なる場合に、紙葉類を紙葉類投入口に戻すようにしたものである。
本発明は少なくとも3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を複数列設け、一列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序が異なる場合に、紙葉類を紙葉類投入口に戻すようにしたので、正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類が投入されても、分離繰り出し直後にサイズの異常な紙葉類を検出して紙葉類投入口に戻すことができ、紙葉類のジャムや分離不良を防止することができる。
本発明は、堆積された紙葉類を繰り出すピックアップローラと、紙葉類を搬送する繰り出しローラと、繰り出しローラに対向して配置され、紙葉類を紙葉類投入口へ戻す方向にのみ回転可能な分離ローラとを備えた紙葉類分離機構であって、紙葉類の搬送方向に対して垂直な方向に少なくとも3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を搬送方向に複数列設け、正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類の両方がピックアップローラに当接している状態で投入されても一列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序が異なる場合に、その正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類を紙葉類投入口に戻すことにより、紙葉類のジャムや分離不良を防止することを実現した。
図1は本発明の実施例1を示す図で、(a)は平面図、(b)はその要部を示す側面図、(c)は同じく正面図である。
図1において、1はピックアップローラで、紙葉類投入口9に設けられ、外周の一部に紙葉類10に対しその繰り出し、搬送のために充分な摩擦力を有した高摩擦部材1aを有している。このピックアップローラ1は所定の間隔で複数個(本実施例では左右に2個)配置されている。
2は繰り出しローラで、ピックアップローラ1と同様に外周の一部に紙葉類10に対しその繰り出し、搬送のために充分な摩擦力を有した高摩擦部材2aを有しており、また、円周方向全域にわたるリング状の溝2bが左右それぞれ2本ずつ並んで設けられている。この繰り出しローラ2は、2個所定の間隔で、ピックアップローラ1に対応してピックアップローラ1の繰り出し方向Aに配置されている。
3は繰り出しローラ2と対向して配置される分離ローラで、円周方向全域にわたるリング状の溝3bを1本有している。この分離ローラ3は繰り出しローラ2と同間隔となるように取り付けられており、繰り出しローラ2とお互いのリング状の溝2b,3bは所定量噛み合っており、紙葉類10が1枚通過できるゲートを構成している。分離ローラ3には図示しないワンウェイクラッチが設けられ、紙葉類10を繰り出し方向Aと反対側へ押し戻す方向にのみ回転するように構成されている。
4,5は全周が高摩擦部材からなるローラであり、紙葉類10の大きさにより搬送方向の位置は適宜配置されるものである。ローラ1〜5は図示せぬモータで駆動され、モータの回転方向により、紙葉類10の繰り出しと戻しができる。
6は紙葉類投入口9の繰り出し方向のガイドで、(a)の平面図ではその位置を示している。7は発光素子と受光素子を一対にして対向配置させたセンサであり、繰り出しローラ2と分離ローラ3とで構成されるゲートとローラ4の間に、一列に複数個(本実施例では右、中央、左の3個)配置して紙葉類検出装置を構成している。
8は発光素子と受光素子を一対にして対向配置させたセンサであり、ローラ4とローラ5の間に、一列に複数個(本実施例では右、中央、左の3個)配置して紙葉類検出装置を構成している。センサ8はローラ4とローラ5の間にあれば数や配置は任意で良いが、考え方を分かりやすくするため、センサ7とセンサ8が搬送方向において、同一ライン上に配置されている実施例により説明する。
なお、紙葉類検出装置を構成するセンサ7,8として、3個の例を示しているが、右、中央、左の少なくとも3個有していればそれ以上であっても良いことは勿論である。
また、紙葉類検出装置として二列に配置した例を示しているが、複数列であれば良い。
図2〜図9は実施例1の動作を説明するための図で、図2は紙葉類の投入状態を示す図、図3は紙葉類がゲートを通過した直後の状態を示す図、図4はセンサ7の右側が遮光した状態を示す図、図5はセンサ7の中央が遮光した状態を示す図、図6はセンサ7の左側が遮光した状態を示す図、図7はセンサ8の中央が遮光した状態を示す図で、図8は正常な紙葉類を右先行で繰り出した場合のセンサ出力を示す図、図9は正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。
紙葉類10を紙葉類投入口9に投入すると、図示せぬモータによりピックアップローラ1、繰り出しローラ2及びローラ4,5を繰り出し方向に回転させる。すると紙葉類10はピックアップローラ1により繰り出しローラ2と分離ローラ3で構成されるゲートに搬送され、そのゲートにより1枚に分離され、その1枚がローラ4,5により搬送されて、図示せぬ次の処理系へと搬送される。
ここで、正常な紙葉類とサイズの小さな紙葉類が混在して投入された場合をみると、正常な紙葉類は上記動作により次の処理系へ搬送されるが、図2に示すように、正常な紙葉類12の下にサイズの小さな紙葉類11が存在する事象が現れる。この時、紙葉類11は左側のピックアップローラ1に当接し、紙葉類12は右側のピックアップローラ1に当接した状態である。
この状態からピックアップローラ1を回転させると紙葉類11と12が共にピックローラ1により高摩擦部材1aの長さ分繰り出されようとするが、紙葉類12は左側に紙葉類11があるため、紙葉類11に遮られ、左側のピックアップローラ1のフィード力が発生しない。そのため、繰り出しローラ2と分離ローラ3により構成されるゲートを通過しにくいため、図3のように紙葉類12の右側が先行状態となり、先行した紙葉類12の右側先端はローラ4に噛み込まれる。
すると、紙葉類12はローラ4により搬送され、図4に示すようにセンサ7の右側が遮光される。この時ローラ4により搬送される紙葉類12により紙葉類11が引き出され、図4のように紙葉類11も右先行状態になる。
この状態で搬送されると、図5のように紙葉類11によりセンサ7の中央が遮光され、次に紙葉類11により、図6に示すようにセンサ7の左側が遮光される。ここで、紙葉類12は左側が繰り出しローラ2と分離ローラ3で構成されるゲートに残っているため、抵抗が大きくなり、搬送される量が小さくなる。
一方、紙葉類11はローラ4により搬送され、図7のようにセンサ8の中央を遮光する状態となる。ここで、図9に示すように、センサ7の遮光順序は右、中央、左であったものが、センサ8では中央が先に遮光した状態となり、遮光順序が変化することになる。
正常な紙葉類12のみが繰り出される場合は、図8に示すように、センサ7とセンサ8の遮光順序は変化しないため、センサ7とセンサ8の遮光順序は変化した場合は、異常なサイズの紙葉類11が混入されていると判断し、ローラ1〜5を駆動しているモータを停止させ、繰り出し方向Aと逆方向にローラ1〜5を回転させて紙葉類投入口9に紙葉類11,12を戻し、装置使用者に紙葉類の再セットを促す。
なお、異常の判断は図示せぬ例えばCPUで行い、CPUはモータを制御する。
以上のように実施例1によれば、少なくとも3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を複数列設け、一列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序が異なる場合に、紙葉類を紙葉類投入口に戻すようにしたので、正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類の両方がピックアップローラに当接している状態で投入されても、分離繰り出し直後にサイズの異常な紙葉類の存在を検出して紙葉類を紙葉類投入口に戻すことができるため、紙葉類のジャムや分離不良を防止することができる。
図10〜図16は本発明の実施例2の動作を説明するための図で、実施例1は一列目のセンサ7の遮光状態の順序と二列目のセンサ8の遮光状態の順序が異なる場合に異常と判断しているが、実施例2では一列目又は二列目の左右のセンサが遮光し、中央のセンサが遮光しない場合に異常と判断している。
図10は紙葉類の投入状態を示す図、図11は紙葉類がゲートを通過した直後の状態を示す図、図12はセンサ7の右側が遮光した状態を示す図、図13はセンサ7の左側が遮光した状態を示す図、図14は中央に破れがある紙葉類を繰り出した状態を示す図、図15及び図16は正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。
実施例1と同様に正常な紙葉類12とサイズの小さな紙葉類11を混在して投入した場合、正常な紙葉類12は次の処理系へ搬送されるが、図10に示すように、正常な紙葉類12の下にサイズの小さな紙葉類11が存在する事象が現れる。この時、紙葉類11は左側のピックアップローラ1に当接し、紙葉類12は右側のピックアップローラ1に当接した状態である。
この状態からピックアップローラ1を回転させると紙葉類11と12が共にピックローラ1により高摩擦部材1aの長さ分繰り出されようとするが、紙葉類12は左側に紙葉類11があるため、紙葉類11に遮られ、左側のピックアップローラ1のフィード力が発生しない。そのため、繰り出しローラ2と分離ローラ3により構成されるゲートを通過しにくいため、図11のように紙葉類12の右側が先行状態となり、先行した紙葉類12の右側の先端はローラ4に噛み込まれる。
すると、紙葉類12はローラ4により搬送され、図12に示すようにセンサ7の右側が遮光される。この時紙葉類11はピックアップローラ1と繰り出しローラ2の高摩擦部材1a,2aで搬送され、紙葉類12は左側が繰り出しローラ2と分離ローラ3で構成されるゲートに残っているため、抵抗が大きくなり、搬送される量が少なくなる。すると紙葉類11により図13に示すようにセンサ7の左側が遮光される。
紙葉類11,12の検出は、最初に遮光された右側のセンサ7の遮光から一定時間後に判断されるが、この状態の場合、図15に示すようにセンサ7の遮光順序は右、左となり、センサ7の中央が遮光されない状態となる。正常な紙葉類12が繰り出される場合は、図8のようにセンサ7の遮光順序は右先行で繰り出されれば、右、中央、左となり、左先行で繰り出されれば、左、中央、右となる。
従ってセンサ7の中央が遮光されない場合は異常なサイズの紙葉類11が混入されていると判断し、ローラ1〜5を駆動しているモータを停止させ、繰り出し方向Aと逆方向にローラ1〜5を回転させて紙葉類投入口9に紙葉類11,12を戻し、装置使用者に紙葉類の再セットを促す。
また、図14に示すような中央が破れた紙葉類13を繰り出した場合にもセンサ7の中央が遮光状態とならないため、図15に類似したセンサ出力となり、異常な紙葉類と判断することができる。
なお、センサ7について説明したが、図16に示すように、センサ7においては正常であっても、センサ8において同様のセンサ出力が検出された場合も異常と判断することができる。
以上のように実施例2によれば、左右のセンサが遮光し、中央のセンサが遮光しない場合に異常と判断するので、実施例1より更に異常の検出精度が向上する効果がある。
図17及び図18は本発明の実施例3を説明するための図で、図17はセンサ7の中央が遮光した状態を示す図、図18は正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。
実施例2はセンサ7又はセンサ8の中央が遮光しない場合であるが、実施例3は中央のセンサ7が左右のセンサ7より先に遮光した場合に異常と判断する例である。
図17に示すように正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類が乱れた状態でセットされた位置から繰り出された場合に、センサ7の中央が先に遮光するような場合も考えられる。この場合も正常な紙葉類12が繰り出される場合は、センサ7の遮光順序は紙葉類12が右先行で繰り出されれば右、中央、左となり、左先行で繰り出されれば、左、中央、右となるため、図18に示すようにセンサ7の中央が先に遮光するような場合は異常な紙葉類と判断することができる。
なお、センサ8において同様のセンサ出力が検出された場合も異常と判断することができる。
以上のように実施例3によれば、中央のセンサが左右のセンサより先に遮光した場合に異常と判断するので、実施例2と同様の効果を奏する。
図19及び図20は本発明の実施例4を説明するための図で、図19は実施例4の平面図、図20は実施例4と比較するためにピックアップローラの配置を示す平面図である。
実施例4の構成は、ピックアップローラ1の位置が異なるだけで他は実施例1と同様である。
実施例1のように、ピックアップローラ1は繰り出しローラ2と分離ローラ3で構成されるゲートに対して、ゲート幅のセンタとピックアップローラ1の幅方向のセンタを左右それぞれ同一ラインに合わせる。すなわち左側は図1(a)に示す分離ローラ3のセンタGLとピックアップローラ1のセンタPL、右側は図1(a)に示す分離ローラ3のセンタGRとピックアップローラ1のセンタPRを同一ラインにする配置が一般的である。
これに対し、実施例4でのピックアップローラ1の配置は、左側は図19に示す分離ローラ3のセンタGLに対してピックアップローラ1のセンタPLを外側の位置にずらし、右側は図19に示す分離ローラ3のセンタGRに対してピックアップローラ1のセンタPRを外側の位置にずらして配置したものである。
実施例1,2で説明したように、正常な紙葉類12とサイズの小さな紙葉類11が混在して投入された場合、紙葉類11は左側のピックアップローラ1に当接し、紙葉類12は右側のピップアップローラ1に当接した状態であり、この状態からピックアップローラ1を回転させた際、紙葉類12の右側を先行させることが必要である。
図19はピップアップローラ1を分離ローラ3のセンタに対してピップアップローラ1のセンタが外側に位置するようにずらして配置した例であり、図20はピップアップローラ1を分離ローラ3のセンタに対してピップアップローラ1のセンタを内側の位置にずらして配置した例である。
紙葉類11と紙葉類12が共に繰り出しローラ2と分離ローラ3で構成されているゲートに入ろうとすると、紙葉類12の左側は紙葉類11によりピップアップローラ1のフィード力が遮られており、ゲートは紙葉類1枚が通過できるようになっているため、紙葉類12は左側のゲートを通過できない。一方紙葉類12の右側はフィード力Fにより繰り出され、右側のゲートを通過する。すなわち、紙葉類12には点Gを支点とした回転力が発生する。
上述したように紙葉類12は、右先行させる必要があるため、上記した点Gを支点とした回転力を大きくしたほうが良い。ピップアップローラ1のフィード力Fが等しいとすれば、図19、図20に示すようにL1>L2であるため、図19に示すピップアップローラ1の配置のほうが、実施例1〜3に示した紙葉類の異常の検出に適している。
以上のように実施例4によれば、正常な紙葉類とサイズの異常な紙葉類の両方にピックアップローラが当接しているような様態で投入された場合、分離ローラのセンタに対してピックアップローラのセンタが外側に位置するようにピックアップローラを配置することにより、異常紙葉類混在の場合に、異常紙葉類の検出確率が大きくなるため、紙葉類のジャムや分離不良をよりよく防止することができる。
本発明の実施例1を示す図である。 実施例1における紙葉類の投入状態を示す図である。 紙葉類がゲートを通過した直後の状態を示す図である。 センサ7の右側が遮光した状態を示す図である。 センサ7の中央が遮光した状態を示す図である。 センサ7の左側が遮光した状態を示す図である。 センサ8の中央が遮光した状態を示す図である。 正常な紙葉類を右先行で繰り出した場合のセンサ出力を示す図である。 正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。 実施例2における紙葉類の投入状態を示す図である。 紙葉類がゲートを通過した直後の状態を示す図である。 センサ7の右側が遮光した状態を示す図である。 センサ7の左側が遮光した状態を示す図である。 中央に破れがある紙葉類を繰り出した状態を示す図である。 正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。 正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。 実施例3におけるセンサ7の中央が遮光した状態を示す図である。 正常な紙葉類と異常サイズの紙葉類を混在させた場合のセンサ出力を示す図である。 実施例4の平面図である。 ピックアップローラの配置を示す平面図である。
符号の説明
1 ピックアップローラ
2 繰り出しローラ
3 分離ローラ
7,8 センサ
9 紙葉類投入口
10〜13 紙葉類
PR ピックアップローラ右のセンタ
PL ピックアップローラ左のセンタ
GR 分離ローラ右のセンタ
GL 分離ローラ左のセンタ

Claims (4)

  1. 堆積された紙葉類を繰り出すピックアップローラと、紙葉類を搬送する繰り出しローラと、前記繰り出しローラに対向して配置され、紙葉類を紙葉類投入口へ戻す方向にのみ回転可能な分離ローラとを備えた紙葉類分離機構であって、紙葉類の搬送方向に対して垂直な方向に少なくとも3個のセンサを一列に配置した紙葉類検出装置を前記搬送方向に複数列設け、一列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序と二列目の紙葉類検出装置のセンサ遮光状態の順序が異なる場合に、前記紙葉類を前記紙葉類投入口に戻すことを特徴とする紙葉類分離機構。
  2. 前記一列目又は二列目の紙葉類検出装置のセンサの内、左右のセンサが遮光し、中央のセンサが遮光しない場合に、前記紙葉類を前記紙葉類投入口に戻すことを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離機構。
  3. 前記一列目又は二列目の紙葉類検出装置のセンサの内、中央のセンサが左右のセンサより先に遮光した場合に、前記紙葉類を前記紙葉類投入口に戻すことを特徴とする請求項1記載の紙葉類分離機構。
  4. 前記ピックアップローラを左右一対に構成し、前記分離ローラを左右一対に構成し、左右それぞれの前記分離ローラのセンタに対して、左右それぞれの前記ピックアップローラのセンタが外側に位置するように配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の紙葉類分離機構。
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