JP2008130880A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シリコン基板および該シリコン基板上に設けられた低誘電率膜と配線との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部を備えた半導体装置において、低誘電率膜を剥離しにくいようにする。
【解決手段】 低誘電率膜配線積層構造部3のうち配線5が配置された部分は平面方形枠状の溝6内に設けられ、その上には酸化シリコン等からなるパッシベーション膜8が設けられている。そして、溝6の内側における低誘電率膜配線積層構造部3およびパッシベーション膜8の側面は、溝6内およびその上方に設けられたポリイミド系樹脂等からなる保護膜10によって覆われている。これにより、溝6の内側における低誘電率膜4を剥離しにくいようにすることができる。この場合、溝6の外側における低誘電率膜4の側面が露出されているが、この露出された低誘電率膜4が剥離しても、保護膜10の側面が露出されるだけであり、溝6の内側における低誘電率膜4がそれに続いて剥離することはない。
【選択図】 図1

Description

この発明は半導体装置の製造方法に関する。
従来の半導体装置には、CSP(chip size package)と呼ばれるもので、半導体基板上に設けられた絶縁膜の上面に配線が設けられ、配線の接続パッド部上面に柱状電極が設けられ、配線を含む絶縁膜の上面に封止膜がその上面が柱状電極の上面と面一となるように設けられ、柱状電極の上面に半田ボールが設けられたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−349461号公報
ところで、上記のような半導体装置には、半導体基板と絶縁膜との間に、層間絶縁膜と配線との積層構造からなる層間絶縁膜配線積層構造部を設けたものがある。この場合、微細化に伴って層間絶縁膜配線積層構造部の配線間の間隔が小さくなると、当該配線間の容量が大きくなり、当該配線を伝わる信号の遅延が増大してしまう。
この点を改善するために、層間絶縁膜の材料として、誘電率が層間絶縁膜の材料として一般的に用いられている酸化シリコンの誘電率4.2〜4.0よりも低いLow−k(低誘電率)材料が注目されている。Low−k材料としては、酸化シリコン(SiO2)に炭素(C)をドープしたSiOCやさらにHを含むSiOCH等が挙げられる。また、誘電率をさらに低くするため、空気を含んだポーラス(多孔性)型のLow−k膜の検討も行われている。
しかしながら、Low−k膜は、機械的強度が低く、また水分の影響を受けやすく、ひいては剥離しやすいという問題がある。
そこで、この発明は、Low−k膜等の低誘電率膜を剥離しにくいようにすることができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、半導体ウエハと、前記半導体ウエハ上に積層された低誘電率膜と配線との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部とを備えたものを用意する工程と、前記低誘電率膜配線積層構造部のダイシングラインの対応領域部にレーザを照射して少なくとも1つの溝を形成し、前記ダイシングラインを境界として前記低誘電率膜配線積層構造部を分離する工程と、前記溝内を含む前記低誘電率膜配線積層構造部上に、前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に対応する部分に開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に前記絶縁膜の開口部を介して前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に接続された上層配線を形成する工程と、前記上層配線の接続パッド部上に外部接続用電極を形成する工程と、前記絶縁膜上における前記外部接続用電極間に封止膜を形成する工程と、前記封止膜および前記半導体ウエハを前記ダイシングラインに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得る工程と、を含むことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記低誘電率膜は、BCB、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材のいずれかからなることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された2本の溝からなり、該2本の溝間に残存された前記低誘電率膜配線積層構造部の幅は前記ダイシングラインの幅よりも広いことを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された2本の溝からなり、該2本の溝間に残存された前記低誘電率膜配線積層構造部の幅は前記ダイシングラインの幅よりも狭いことを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された1本の溝からなり、該1本の溝の幅は前記ダイシングラインの幅よりも広いことを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記用意したものは、前記低誘電率膜配線積層構造部の上面に、前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に対応する部分および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に対応する部分に第1、第2の開口部を有するパッシベーション膜が形成されたものであることを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記切断はダイシングブレードを用いて行なうことを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記外部接続用電極は柱状電極であることを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記封止膜を形成した後に、前記柱状電極上に半田ボールを形成する工程を有することを特徴とするものである。
この発明によれば、半導体ウエハの状態において、低誘電率膜配線積層構造部のダイシングラインの対応領域部にレーザを照射して少なくとも1つの溝を形成し、ダイシングラインを境界として低誘電率膜配線積層構造部を分離し、溝内を含む低誘電率膜配線積層構造部上に、低誘電率膜配線積層構造部の配線の接続パッド部に対応する部分に開口部を有する絶縁膜を形成し、最終的にダイシングラインに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得ているので、得られた半導体装置の低誘電率膜配線積層構造部のうち配線が配置された部分の側面が絶縁膜で覆われ、これにより低誘電率膜配線積層構造部を剥離しにくいようにすることができる。
図1はこの発明の製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図を示す。この半導体装置はシリコン基板(半導体基板)1を備えている。シリコン基板1の上面には所定の機能の集積回路が設けられ、上面周辺部には、2個のみを図示するが実際には多数の、アルミニウム系金属等からなる接続パッド2が集積回路に接続されて設けられている。
シリコン基板1の上面には低誘電率膜配線積層構造部3が設けられている。低誘電率膜配線積層構造部3は、複数層例えば4層の低誘電率膜4と同数層のアルミニウム系金属等からなる配線5とが交互に積層された構造となっている。この場合、シリコン基板1上において接続パッド2の外側の周辺部に設けられた4層の低誘電率膜4およびシリコン基板1の上面周辺部には平面方形枠状の溝6が設けられている。溝6の底面は、シリコン基板1の上面より陥没した位置に位置付けられている。
そして、各層の配線5は溝6の内側に配置されている。したがって、溝6の外側における低誘電率膜配線積層構造部3は4層の低誘電率膜4のみからなっている。各層の配線5は層間で互いに接続されている。最下層の配線5の一端部は、最下層の低誘電率膜4に設けられた開口部7を介して接続パッド2に接続されている。最上層の配線5の接続パッド部5aは溝6の内側における最上層の低誘電率膜4の上面周辺部に配置されている。
ここで、低誘電率膜4の材料としては、BCB(ベンゾシクロブテン)、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材等が挙げられ、比誘電率が3.9〜1.5のものを用いることができ、特に、比誘電率が3.9〜2.5のものを好適に用いることができる。
溝6の内側において最上層の配線5を含む最上層の低誘電率膜4の上面には酸化シリコン等の無機材料または低誘電率膜からなるパッシベーション膜8が設けられている。最上層の配線5の接続パッド部5aに対応する部分におけるパッシベーション膜8には開口部9が設けられている。
溝6内、該溝6の上方およびパッシベーション膜8の上面にはポリイミド系樹脂等の有機材料からなる保護膜(絶縁膜)10が設けられている。この場合、保護膜10は、溝6の外側における最上層の低誘電率膜4の上面には設けられていない。また、パッシベーション膜8の開口部9に対応する部分における保護膜10には開口部11が設けられている。そして、この状態では、溝6の内側における低誘電率膜配線積層構造部3の4層の低誘電率膜4およびパッシベーション膜8の側面は、溝6内およびその上方に設けられた保護膜10によって覆われている。
保護膜10の上面には銅等からなる下地金属層12が設けられている。下地金属層12の上面全体には銅からなる上層配線13が設けられている。下地金属層12を含む上層配線13の一端部は、パッシベーション膜8および保護膜10の開口部9、11を介して最上層の配線5の接続パッド部5aに接続されている。
上層配線13の接続パッド部上面には銅からなる柱状電極(外部接続用電極)14が設けられている。上層配線13を含む保護膜10の上面および溝6の外側における最上層の低誘電率膜4の上面にはエポキシ系樹脂等の有機材料からなる封止膜15がその上面が柱状電極14の上面と面一となるように設けられている。柱状電極14の上面には半田ボール16が設けられている。
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明する。まず、図2に示すように、ウエハ状態のシリコン基板(以下、半導体ウエハ21という)上に、接続パッド2と、各4層の低誘電率膜4および配線5と、パッシベーション膜8とが設けられ、最上層の配線5の接続パッド部5aの中央部がパッシベーション膜8に設けられた開口部9を介して露出されたものを用意する。なお、図2において、符号22で示す領域はダイシングラインに対応する領域である。そして、ダイシングライン22およびその両側に対応する部分におけるパッシベーション膜8には開口部23が形成されている。
次に、図3に示すように、レーザ照射によるレーザ加工により、パッシベーション膜8の開口部23内においてダイシングライン22の両側の領域における4層の低誘電率膜4および半導体ウエハ21の上面に2本の溝6を形成する。溝6は、その底面が半導体ウエハ21の上面よりも多少陥没するように加工する。また、2本の溝6間に残存された4層の低誘電率膜4の幅はダイシングライン22の幅よりもある程度大きくなっている。
ここで、低誘電率膜4は脆いため、ブレードにより切断して溝6を形成する場合には、切断面において低誘電率膜4に多数の切欠け、破損が生じてしまうので、溝6の形成はレーザ照射によるレーザ加工が好ましい。
次に、図4に示すように、スクリーン印刷法、スピンコート法等により、パッシベーション膜8等が形成された上記状態の半導体ウエハ21上全面に、すなわち、溝6内およびその上方と、2本の溝6間に残存された4層の低誘電率膜4の上面と、パッシベーション膜8の開口部9を介して露出された最上層の配線5の接続パッド部5aの上面を含むパッシベーション膜8の上面とにポリイミド系樹脂等の有機材料からなる保護膜10を形成する。この状態では、溝6の内側における4層の低誘電率膜4およびパッシベーション膜8の側面は、溝6内およびその上方に形成された保護膜10によって覆われている。
次に、図5に示すように、フォトリソグラフィ法により、パッシベーション膜8の開口部9に対応する部分における保護膜10に開口部11を形成し、且つ、ダイシングライン22を挟む2本の溝6間に残存された4層の低誘電率膜4の上面に対応する部分における保護膜10に開口部24を形成する。
次に、図6に示すように、パッシベーション膜8および保護膜10の開口部9、11を介して露出された最上層の配線5の接続パッド部5aの上面および開口部24を介して露出された4層の低誘電率膜4の上面を含む保護膜10の上面全体に下地金属層12を形成する。この場合、下地金属層12は、無電解メッキにより形成された銅層のみであってもよく、またスパッタにより形成された銅層のみであってもよく、さらにスパッタにより形成されたチタン等の薄膜層上にスパッタにより銅層を形成したものであってもよい。
次に、下地金属層12の上面にメッキレジスト膜25をパターン形成する。この場合、メッキレジスト膜25には、形成される上層配線13のパターンに対応する開口部26が形成されている。次に、下地金属層12をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行なうことにより、メッキレジスト膜25の開口部26内の下地金属層12の上面に上層配線13を形成する。次に、メッキレジスト膜25を剥離する。
次に、図7に示すように、上層配線13を含む下地金属層12の上面にメッキレジスト膜27をパターン形成する。この場合、上層配線13の接続パッド部(柱状電極14形成領域)に対応する部分におけるメッキレジスト膜27には開口部28が形成されている。次に、下地金属層12をメッキ電流路とした銅の電解メッキを行うことにより、メッキレジスト膜27の開口部28内の上層配線13の接続パッド部上面に柱状電極14を形成する。次に、メッキレジスト膜27を剥離し、次いで、上層配線13をマスクとして下地金属層12の不要な部分をエッチングして除去すると、図8に示すように、上層配線13下にのみ下地金属層12が残存される。
次に、図9に示すように、スクリーン印刷法、スピンコート法等により、上層配線13、柱状電極14を含む保護膜10の上面および保護膜10の開口部24を介して露出された4層の低誘電率膜4の上面にエポキシ系樹脂等の有機材料からなる封止膜15をその厚さが柱状電極14の高さよりも厚くなるように形成する。したがって、この状態では、柱状電極14の上面は封止膜15によって覆われている。
次に、封止膜15の上面側を適宜に研削し、図10に示すように、柱状電極14の上面を露出させ、且つ、この露出された柱状電極14の上面を含む封止膜15の上面を平坦化する。次に、図11に示すように、柱状電極14の上面に半田ボール16を形成する。次に、図12に示すように、図示しないダイシングブレードを用いて、封止膜15、2本の溝6間に残存された4層の低誘電率膜4および半導体ウエハ21をダイシングライン22に沿って切断すると、図1に示す半導体装置が複数個得られる。
このようにして得られたこの半導体装置では、溝6の内側における低誘電率膜配線積層構造部3およびパッシベーション膜8の側面が封止膜15によって覆われているので、低誘電率膜配線積層構造部3を剥離しにくいようにすることができる。
この場合、溝6の外側における低誘電率膜配線積層構造部3の4層の低誘電率膜4の側面が露出されているので、この露出された4層の低誘電率膜4が剥離しやすいが、この露出された4層の低誘電率膜4が剥離されても、溝6内に形成された保護膜10の側面が露出されるだけであり、溝6の内側における低誘電率膜4がそれに続いて剥離することはない。
次に、図13はこの発明の製造方法により製造された半導体装置の他の例の断面図を示す。この半導体装置において、図1に示す半導体装置と異なる点は、溝6の底面をシリコン基板1の側面まで延ばし、溝6内に形成された保護膜10の側面をシリコン基板1の側面と面一とした点である。このようにした場合には、半導体装置の側面から低誘電率膜4が露出されることはないから、低誘電率膜4の剥離による異物の発生を防止することができる。
次に、この半導体装置の製造方法の一例について説明する。この場合、図3に示すような工程において、図14に示すように、パッシベーション膜8の開口部23内においてダイシンライン22の両側の領域における4層の低誘電率膜4および半導体ウエハ21の上面に2本の溝6を形成する。この場合、2本の溝6間に残存された4層の低誘電率膜4の幅はダイシングライン22の幅よりもある程度狭くなっている。以下、上記とほぼ同様の工程を経ると、図13に示す半導体装置が得られる。
次に、図13に示す半導体装置の製造方法の他の例について説明する。この場合、図3に示すような工程において、図15に示すように、パッシベーション膜8の開口部23内においてダイシンライン22およびその両側の領域における4層の低誘電率膜4および半導体ウエハ21の上面に1本の溝6を形成する。以下、上記とほぼ同様の工程を経ると、図13に示す半導体装置が得られる。
この発明の製造方法により製造された半導体装置の一例の断面図。 図1に示す半導体装置の製造方法の一例において、当初用意したものの断面図。 図2に続く工程の断面図。 図3に続く工程の断面図。 図4に続く工程の断面図。 図5に続く工程の断面図。 図6に続く工程の断面図。 図7に続く工程の断面図。 図8に続く工程の断面図。 図9に続く工程の断面図。 図10に続く工程の断面図。 図11に続く工程の断面図。 この発明の製造方法により製造された半導体装置の他の例の断面図。 図13に示す半導体装置の製造方法の一例において、所定の工程の断面図。 図13に示す半導体装置の製造方法の他の例において、所定の工程の断面図。
符号の説明
1 シリコン基板
2 接続パッド
3 低誘電率膜配線積層構造部
4 低誘電率膜
5 配線
6 溝
8 パッシベーション膜
10 保護膜
12 下地金属層
13 上層配線
14 柱状電極
15 封止膜
16 半田ボール
21 半導体ウエハ
22 ダイシングライン

Claims (9)

  1. 半導体ウエハと、前記半導体ウエハ上に積層された低誘電率膜と配線との積層構造からなる低誘電率膜配線積層構造部とを備えたものを用意する工程と、
    前記低誘電率膜配線積層構造部のダイシングラインの対応領域部にレーザを照射して少なくとも1つの溝を形成し、前記ダイシングラインを境界として前記低誘電率膜配線積層構造部を分離する工程と、
    前記溝内を含む前記低誘電率膜配線積層構造部上に、前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に対応する部分に開口部を有する絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に前記絶縁膜の開口部を介して前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に接続された上層配線を形成する工程と、
    前記上層配線の接続パッド部上に外部接続用電極を形成する工程と、
    前記絶縁膜上における前記外部接続用電極間に封止膜を形成する工程と、
    前記封止膜および前記半導体ウエハを前記ダイシングラインに沿って切断して個々の半導体装置を複数個得る工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発明において、前記低誘電率膜は、BCB、フッ素化ポリイミド、ポリオレフィン、フィラーを加えたポリイミド樹脂、有機ポリマー系のLow−k材のいずれかからなることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された2本の溝からなり、該2本の溝間に残存された前記低誘電率膜配線積層構造部の幅は前記ダイシングラインの幅よりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された2本の溝からなり、該2本の溝間に残存された前記低誘電率膜配線積層構造部の幅は前記ダイシングラインの幅よりも狭いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 請求項1に記載の発明において、前記溝は前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に形成された1本の溝からなり、該1本の溝の幅は前記ダイシングラインの幅よりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項1に記載の発明において、前記用意したものは、前記低誘電率膜配線積層構造部の上面に、前記低誘電率膜配線積層構造部の前記配線の接続パッド部に対応する部分および前記低誘電率膜配線積層構造部の前記ダイシングラインの対応領域部に対応する部分に第1、第2の開口部を有するパッシベーション膜が形成されたものであることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項1に記載の発明において、前記切断はダイシングブレードを用いて行なうことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項1に記載の発明において、前記外部接続用電極は柱状電極であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 請求項8に記載の発明において、前記封止膜を形成した後に、前記柱状電極上に半田ボールを形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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