JP2008128906A - マイクロ流体チップの駆動制御方法 - Google Patents
マイクロ流体チップの駆動制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008128906A JP2008128906A JP2006316128A JP2006316128A JP2008128906A JP 2008128906 A JP2008128906 A JP 2008128906A JP 2006316128 A JP2006316128 A JP 2006316128A JP 2006316128 A JP2006316128 A JP 2006316128A JP 2008128906 A JP2008128906 A JP 2008128906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- microfluidic chip
- flow path
- light
- drive control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Images
Landscapes
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
【解決手段】基板内に形成された液流路に沿って液処理部が配設されたマイクロ流体チップ100に対して、液流路内に供給された液体を物理的作用力の印加により移動させ、液処理部で液処理を行うマイクロ流体チップ100の駆動制御方法であって、液流路の特定位置において液流路内の液体の先端部、後端部の少なくともいずれかを検出し、この検出のされたタイミングに応じて液体の制御動作条件を決定する。
【選択図】図1
Description
また、特許文献2においては、マイクロ流体チップと、このチップ内において流体を検出する方法が開示されているが、この検出は、送液動作の制御のためのものではなく、送液の結果が正常であるか、異常であるかを判定するためのものであり、高度な送液制御による正確かつ信頼性の高い分析結果を得るための手段としては利用されていなかった。また、検出はチャンバーで行われるものであり、マイクロ流路において、液体の位置を検出する方法については開示されていない。さらに、検出方法は、光の液体による散乱を利用したものであり、水などの散乱の小さい液体の検出や、試薬や検体に含まれている物質の種類やその濃度が変化した場合に、安定的に検出することができないという問題があった。
一方、特許文献3にはターゲット遺伝子のみを増幅し、これを比較的簡便な検出系で分析する核酸の増幅法及び核酸増幅用プライマーセットが提案されているが、この反応を一般の生化学分析で用いられているマイクロチューブを用いたピペット操作による方法で行う場合、試薬類の準備、ピペッティングの操作、装置への出し入れ等、操作が煩雑であるとともに、熟練が必要であるという問題があった。特に、複数のターゲット遺伝子を分析する場合、操作の煩雑さにより薬液のとり間違いやコンタミの危険性が増大し、検査結果の信頼性が不足するという問題があった。
(1) 基板内に形成された液流路に沿って液処理部が配設されたマイクロ流体チップに対して、前記液流路内に供給された液体を物理的作用力の印加により移動させ、前記液処理部で液処理を行うマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液流路の特定位置において前記液流路内の前記液体の先端部、後端部の少なくともいずれかを検出し、該検出のされたタイミングに応じて前記液体の制御動作条件を決定することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。
前記液体の制御動作条件が、前記液体に対する移動の方向、移動速度、移動のための駆動力のうち、少なくとも1つを含む条件であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。
前記液処理の制御動作条件が、前記液体を前記液処理部で加熱処理するための加熱設定温度を含む条件であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。
前記液流路の前記特定位置に光を照射して前記液流路からの反射光を検出し、前記特定位置おける液流路内の液体の有無を、前記反射光の空気と液体との屈折率変化に基づく光量変化から判定することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。
前記液流路の前記特定位置を照射する光を投光側光ファイバーを通じて供給し、前記液流路からの反射光を受光側光ファイバーに導入して検出することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。
前記液流路の前記特定位置への光照射方向と、前記特定位置からの反射光の検出方向とが、前記特定位置の光照射面の法線に対してそれぞれ傾斜する方向に設定されることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。
前記物理的作用力が、前記液流路の始点と終点に設けた接続ポートからエア供給又はエア吸引することにより発生する空気圧作用力であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。
前記液体が生態細胞を有する検体液、前処理試薬、反応増幅試薬を含み、
前記液処理部の一つには核酸の断片であるプライマーが実装されており、この液処理部に前記液体を定量分注し、加熱しながら励起光を照射する事により、前記液処理部内で発生する蛍光を検出することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。
図1は本発明に係るマイクロ流体チップを検査装置の概略構成と共に表したブロック図である。
本発明に係るマイクロ流体チップ(以下、単に「チップ」とも称す。)100は、検査装置11にセットされて使用され、一回の使用後に廃棄される。本実施の形態は、検体である血液(全血)がマイクロ流体チップ100に注入される。マイクロ流体チップ100は、検査装置11にセットされることで、チップ外部からの物理的作用力によって検体液がハンドリングされ、例えば一塩基多型の複数ターゲット遺伝子が検査されるものであり、特開2005-160387に示されているような、ターゲット配列の核酸を等温で特異的に増幅するための反応とその検出をチップ100上で実現可能とするものである。これにより、例えば、標的核酸を増幅してこれを検出することで、感染症の原因となる病原体に特異的な標的核酸の増幅及び検出が可能となり、検体中の該病原体の存否等が判定可能となる。
マイクロ流体チップ100は、図2に示すように、流路基板21と、この流路基板21の一方の面(下面)22に貼着される蓋材23とにより構成されている。流路基板21は、熱可塑性の高分子ポリマーの射出成形により製作される。使用する高分子ポリマーは、特に限定されないが、光学的に透明であり、耐熱性が高く、化学的に安定であり、射出成形が容易なものが望ましく、COP、COC、PMMA等が好適である。光学的に透明とは、検出に用いる励起光や蛍光の波長において透過性が高く、散乱が小さく、自家蛍光が少ないことである。チップ100は、蛍光を検出可能とする透光性を有していることで、検出試薬に例えばサイバーグリーンが用いられ、反応によって増幅された2本鎖DNAにインターカレートすることで発する蛍光が測定可能となる。これにより、ターゲットとする遺伝子配列の存在の有無が検出可能となる。
流路基板21には、液体に必要な操作(詳しくは後述)するためのポート、セル、流路等が構成されている。すなわち、図4に示すように、流路基板21は、生体細胞を含む検体液と前処理試薬とを投入する第1ポートPT−Aと、反応増幅試薬を投入する第2ポートPT−Dと、流路内に空気圧を供給する第3ポートPT−Bと、減圧される流路終端の第4ポートPT−Cと、第1ポートPT−Aから投入された検体液と前処理試薬とを混合して第1混合液を生成する第1の流路(検体混合部)Aと、第1混合液を加熱して生体細胞よりDNAを抽出し1本鎖に分解する第2の流路(被加熱部)Bと、被加熱部Bで処理された第1混合液に反応増幅試薬を合流させる第3の流路(試薬合流部)Cと、試薬合流部Cで合流された第2混合液が通過することにより溶解が進む酵素を固化実装した第4の流路(酵素保持部)Dと、酵素保持部Dで処理される第2混合液への酵素の混合を助長する第5の流路(酵素混合部)Eと、酵素混合部Eに接続され、流路内に固化実装されたプライマーの溶解、加熱によるDNA増幅、DNA増幅の検出を同一位置で行う複数の第6の流路(反応部)Fと、反応部Fの流路に接続され酵素混合部Eで処理された第2混合液を反応部Fの複数の反応検出セル27それぞれに定量分注するための第7の流路(定量分注流路)Gとを備える。
この反応検出セル27a〜27mを60℃に加熱することにより、固化したゼラチンが溶解し、各反応検出セル27a〜27m内に分散し、等温増幅反応が行われる。プライマーの水溶液のみを反応検出セル27に点着し、乾燥固定化することもできるが、この場合、セル内に液体が流入した際に、プライマーが流れ方向に流されてしまい、セル内での反応、検出が行えない。このため、常温の水溶液では溶解しにくいゼラチンを0.5%含有させて点着、固化した。
各反応検出セル27a〜27mの前後には反応検出セル入り口流路69と反応検出セル出口流路71が配置され、この入り口出口流路69,71は細い流路となっている。分注後の液体の端面は、入り口流路69と主流路73の接続面、及び出口流路71と排気流路75の接続面に留まっている。反応部Fには加熱部77が形成され、加熱部77は、加熱を均一に行うために、上記の掘り込み31によって、流路基板21の厚みが1.2mm程度に薄くなっている。加熱部77は、反応検出セル27全体と、入り口出口流路69,71の一部分までを加熱する配置になっており、加熱部77以外は、他の温度調整手段によって常温に温度調節されている。すなわち、反応検出セル27内の液体の両端面は、加熱されることなく、常温に保持される。このことにより、加熱により水分が蒸発することを防ぐことができる。この加熱部77及びその周りの温度調節手段が、図1の温調部15を構成している。
反応検出セル27a〜27mは、光学系により、約490nmの波長で励起し、インターカレートしたサイバーグリーンの約520nmの蛍光を測定することにより、ターゲットDNAの増幅が確認される。すなわち、図9に示すように、ターゲットとする核酸配列が存在する場合には、蛍光強度Iの増加が確認され、存在しない場合には蛍光強度Iの増加が確認されない。
図10は反応検出部の発泡状況を(a)〜(c)に表した平面図、図11は反応検出部の発泡防止策を表した要部断面図である。
反応検出セル27a〜27mを加熱する際、反応検出セル27内に気泡が発生すると、蛍光検出の精度が低下するという問題がある。このため、流路では気泡発生を防止する必要がある。気泡の発生メカニズムは、図10に示すように、反応検出セル27内に混合液が流入する際に、反応検出セル27に、流路断面R(流路隅部の面取り半径)、接着剤塗布ムラ、ウエルドライン等の何らかの原因により微小空間が形成されていると、この微小空間内に混合液が流入することができず、微小な濡れ残り、すなわち、微小な空気だまりができることによる。この空気だまりが加熱により膨張、増大することによって気泡が発生する。
マイクロ流体チップ100には液位置検出のためのセンシング部PH1〜5(図1,図4参照)が配置されている。本実施の形態では、このセンシング部PH1〜5に対向する位置に、液位置検出部16が配置される。図1には纏めて1つの液位置検出部16を示しているが、センシング部PH1〜5の合計5箇所それぞれに対向して配置される。この液位置検出部16の具体例として、図12に示す反射型光ファイバーセンサー87が使用されている。各ファイバーセンサー87の先端は、図12に示すように、チップ100の蓋材23側から流路83に向けて配置されている。
流路83中の液滴のあり/なしは、主に蓋材23の流路側面からの反射率が流路中に空気がある場合と、水がある場合の反射率の違いにより検出することができる。
液滴なしの場合・・・n2(空気)=1.00
液滴ありの場合・・・n2(水)=1.33
とおいて計算すると、流路83中の流体が空気の場合と水の場合とで図14のような反射率の違いを求めることができる。
(1)検体液と理試薬とを投入する第1ポートPT−Aと、
(2)反応増幅試薬を投入する第2ポートPT−Dと、
(3)流路内に空気圧を供給する第3ポートPT−Bと、
(4)第1ポートPT−Aから投入された検体液と前処理試薬とを混合して第1混合液を生成する検体混合部Aと、
(5)第1混合液を加熱して生体細胞よりDNAを抽出し1本鎖に分解する被加熱部Bと、
(6)被加熱部Bで処理された第1混合液に反応増幅試薬を合流させる試薬合流部Cと、
(7)試薬合流部Cで合流された第2の混合液が通過することにより溶解が進む酵素を固化実装した酵素保持部Dと、
(8)酵素保持部Dで処理される第2の混合液への酵素の混合を助長する酵素混合部Eと、
(9)酵素混合部Eに接続され、流路内に固化実装されたプライマーの溶解、加熱によるDNA増幅、このDNA増幅の検出を同一位置で行う複数の反応検出セル27からなる反応部Fと、
(10)複数の反応検出セル27に接続され酵素混合部Eで処理された第2混合液を複数の反応検出セル27のそれぞれに定量分注するための定量分注流路Gと、
を備えたので、立体的に複雑な構造を必要とせず、簡単な構造で複雑な送液制御が行えるとともに、ピペッティングの操作、装置への出し入れ等の煩雑な操作が不要になり、熟練を要さない簡単な操作で、正確かつ信頼性の高い分析結果を低コスト、短時間で得ることができる。
図16はマイクロ流体チップの駆動制御に伴う各要素の作動状態を時間軸に沿って表したタイムチャート、図17は液セットから最初の加熱までの動作説明図、図18は酵素混合までの動作説明図、図19は反応部注入までの動作説明図、図20は分注から検査完了までの動作説明図である。
以下の説明においては、図16の制御動作V1〜V13と図17〜図20の各ステップS1〜S20における状態を対応させて説明する。
先ず、チップ100を準備し、検査装置11のREADYスイッチを押す(V1、S1)。そして、第2ポートPT−Dに反応増幅試薬を投入する(S2)。第2ポートPT−Dにおける流路の毛細管力の大小関係は、ポートD出口流路45>主流路47>第2ポートPT−Dという関係になっており、ポートD出口流路45と主流路47の接続部はラプラス圧バルブが構成されている。このため、反応増幅試薬は主流路47に流出することなく、ポートD出口流路45と主流路47の接続面で留まる。
被加熱部Bを液が低速(30μl/min)で通過することにより(S6)、血液と前処理試薬の混合液Lは一定時間(例えば15秒間)、98℃に加熱され、白血球中のDNAが抽出され、1本鎖となる。
液がセンシング位置PH2に到達し、センサーPH−2がONすると(V5)、第2ポートPT−Dが大気開放となり、同時に第1ポートPT−Aが閉となり、吸引により、第2ポートPT−Dのみから増幅反応試薬が流出し(S7)、血液と前処理試薬の混合液Lと泡を含むことなく合流する(S8)。
そして、第1ポートPT−Aが大気開放となり(V7)、さらに15μL吸引され、第2ポートPT−Dは空になり、第1混合部49で混合される(S11)。
さらに高速(500μl/min)で80μL吸引されることにより(V8)、混合液Lは第1保持部53、第2保持部55を通過し、酵素が溶解され、第2混合部51で混合される(S12)。
さらに高速(500μl/min)で80μL吸引されることにより(V10)、第1保持部53、第2保持部55の酵素は完全に溶解され、また液体は第2混合部51で均一に混合される(S14)。
次に、第3ポートPT−Bより、0.2kPaで吸引することにより(V11)、第2混合部51の混合液Lは、反応部Fの流路に搬送される(S15)。
次に、第4ポートPT−Cを閉状態とし(V13)、第3ポートPT−Bより100μl/minの速度で加圧することにより、反応検出セル27を連結している主流路73内の混合液は第2混合部51に押し戻され(S19)、各反応検出セル27には、2.5μLの混合液Lが秤量分注され、これらはお互いに液で連結していない状態となる(S20)。
このとき、反応検出セル27両端の細い反応検出セル入り口流路69と反応検出セル出口流路71との液体端面は60℃に加熱されることなく、常温に保たれており、反応検出セル27内の液体が蒸発してしまうことがない。
61,63,65 プライマー
83 流路
89 投光側光ファイバー
91 受光側光ファイバー
93 法線
100 マイクロ流体チップ
PT−A 第1ポート(接続ポート)
PT−B 第3ポート(接続ポート)
PT−C 第4ポート(接続ポート)
PT−D 第2ポート(接続ポート)
PH−1 センシング位置PH1のセンサー
PH−2 センシング位置PH2のセンサー
PH−3 センシング位置PH3のセンサー
PH−4 センシング位置PH4のセンサー
PH−5 センシング位置PH5のセンサー
Claims (8)
- 基板内に形成された液流路に沿って液処理部が配設されたマイクロ流体チップに対して、前記液流路内に供給された液体を物理的作用力の印加により移動させ、前記液処理部で液処理を行うマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液流路の特定位置において前記液流路内の前記液体の先端部、後端部の少なくともいずれかを検出し、該検出のされたタイミングに応じて前記液体の制御動作条件を決定することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。 - 請求項1記載のマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液体の制御動作条件が、前記液体に対する移動の方向、移動速度、移動のための駆動力のうち、少なくとも1つを含む条件であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。 - 請求項1又は請求項2記載のマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液処理の制御動作条件が、前記液体を前記液処理部で加熱処理するための加熱設定温度を含む条件であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。 - 請求項1又は請求項2記載のマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液流路の前記特定位置に光を照射して前記液流路からの反射光を検出し、前記特定位置おける液流路内の液体の有無を、前記反射光の空気と液体との屈折率変化に基づく光量変化から判定することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。 - 請求項4記載のマイクロ流体チップの駆動方法であって、
前記液流路の前記特定位置を照射する光を投光側光ファイバーを通じて供給し、前記液流路からの反射光を受光側光ファイバーに導入して検出することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。 - 請求項4又は請求項5記載のマイクロ流体チップの駆動方法であって、
前記液流路の前記特定位置への光照射方向と、前記特定位置からの反射光の検出方向とが、前記特定位置の光照射面の法線に対してそれぞれ傾斜する方向に設定されることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動方法。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記物理的作用力が、前記液流路の始点と終点に設けた接続ポートからエア供給又はエア吸引することにより発生する空気圧作用力であることを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。 - 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載のマイクロ流体チップの駆動制御方法であって、
前記液体が生態細胞を有する検体液、前処理試薬、反応増幅試薬を含み、
前記液処理部の一つには核酸の断片であるプライマーが実装されており、この液処理部に前記液体を定量分注し、加熱しながら励起光を照射する事により、前記液処理部内で発生する蛍光を検出することを特徴とするマイクロ流体チップの駆動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316128A JP2008128906A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | マイクロ流体チップの駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006316128A JP2008128906A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | マイクロ流体チップの駆動制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008128906A true JP2008128906A (ja) | 2008-06-05 |
Family
ID=39554864
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006316128A Abandoned JP2008128906A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | マイクロ流体チップの駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008128906A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169695A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Sharp Corp | 送液装置 |
JP2011209037A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Fujifilm Corp | 測定装置 |
JP2011209036A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Fujifilm Corp | 測定装置 |
WO2012111429A1 (en) * | 2011-02-16 | 2012-08-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Flow passage device and method of transporting liquid using the same |
JP2013068546A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sharp Corp | 送液装置及び送液方法 |
US8691561B2 (en) | 2011-05-16 | 2014-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Thermal treatment apparatus and fluid treatment method with fluidic device |
WO2014102944A1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-03 | 株式会社日立製作所 | 生体分子標識化反応容器、それを使用する反応装置及び反応方法 |
US10309976B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-06-04 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
CN109917147A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-21 | 武汉纺织大学 | 一种自动进样装置和方法 |
WO2019205780A1 (zh) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 广州万孚生物技术股份有限公司 | 一种微流控芯片及具有该微流控芯片的分析仪器 |
US10520521B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-12-31 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
US10539583B2 (en) | 2014-12-12 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
US10539560B2 (en) | 2014-06-30 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, and sample analysis apparatus |
US10539582B2 (en) | 2014-06-30 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and method for removing liquid from liquid that contains magnetic particles |
CN113125693A (zh) * | 2021-03-08 | 2021-07-16 | 中山大学 | 一种小型便携式全自动酶联免疫分析仪及其应用 |
CN114405563A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-29 | 深圳清华大学研究院 | 微流控芯片以及基因测序*** |
CN114832875A (zh) * | 2022-05-28 | 2022-08-02 | 深圳市宝鼎丰科技有限公司 | 一种集成化微流控芯片设备 |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006316128A patent/JP2008128906A/ja not_active Abandoned
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011169695A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Sharp Corp | 送液装置 |
JP2011209037A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Fujifilm Corp | 測定装置 |
JP2011209036A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Fujifilm Corp | 測定装置 |
WO2012111429A1 (en) * | 2011-02-16 | 2012-08-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Flow passage device and method of transporting liquid using the same |
US9592509B2 (en) | 2011-02-16 | 2017-03-14 | Canon Kabushiki Kaisha | Flow passage device and method of transporting liquid using the same |
US8691561B2 (en) | 2011-05-16 | 2014-04-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Thermal treatment apparatus and fluid treatment method with fluidic device |
JP2013068546A (ja) * | 2011-09-22 | 2013-04-18 | Sharp Corp | 送液装置及び送液方法 |
WO2014102944A1 (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-03 | 株式会社日立製作所 | 生体分子標識化反応容器、それを使用する反応装置及び反応方法 |
JP5857075B2 (ja) * | 2012-12-26 | 2016-02-10 | 株式会社日立製作所 | 生体分子標識化反応容器、それを使用する反応装置及び反応方法 |
US9421284B2 (en) | 2012-12-26 | 2016-08-23 | Hitachi, Ltd. | Biomolecule labeling reaction container, and reactor and reaction method using the same |
US10309976B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-06-04 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
US10520521B2 (en) | 2014-06-30 | 2019-12-31 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
US10539560B2 (en) | 2014-06-30 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, and sample analysis apparatus |
US10539582B2 (en) | 2014-06-30 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and method for removing liquid from liquid that contains magnetic particles |
US10539583B2 (en) | 2014-12-12 | 2020-01-21 | Phc Holdings Corporation | Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system |
WO2019205780A1 (zh) * | 2018-04-27 | 2019-10-31 | 广州万孚生物技术股份有限公司 | 一种微流控芯片及具有该微流控芯片的分析仪器 |
CN109917147A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-21 | 武汉纺织大学 | 一种自动进样装置和方法 |
CN109917147B (zh) * | 2019-03-20 | 2023-02-28 | 武汉纺织大学 | 一种自动进样装置和方法 |
CN113125693A (zh) * | 2021-03-08 | 2021-07-16 | 中山大学 | 一种小型便携式全自动酶联免疫分析仪及其应用 |
CN113125693B (zh) * | 2021-03-08 | 2022-09-16 | 中山大学 | 一种小型便携式全自动酶联免疫分析仪及其应用 |
CN114405563A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-29 | 深圳清华大学研究院 | 微流控芯片以及基因测序*** |
CN114405563B (zh) * | 2022-01-13 | 2023-06-27 | 深圳清华大学研究院 | 基因测序*** |
CN114832875A (zh) * | 2022-05-28 | 2022-08-02 | 深圳市宝鼎丰科技有限公司 | 一种集成化微流控芯片设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008128906A (ja) | マイクロ流体チップの駆動制御方法 | |
JP2008151771A (ja) | マイクロ流体チップ | |
US20080153152A1 (en) | Microfluidic chip | |
JP5140386B2 (ja) | マイクロ流路内混合方法および装置 | |
US7122153B2 (en) | Self-contained microfluidic biochip and apparatus | |
US7482585B2 (en) | Testing chip and micro integrated analysis system | |
US7906318B2 (en) | Testing microreactor, testing device and testing method | |
JP4888394B2 (ja) | マイクロリアクタおよびそれを用いた送液方法 | |
JP2008151772A (ja) | マイクロ流体チップの温調方法及び検体分析システム並びにマイクロ流体チップ | |
JP4682874B2 (ja) | マイクロリアクタ | |
US20060239862A1 (en) | Testing chip and micro analysis system | |
JP2007136322A (ja) | 反応物質同士の拡散および反応を効率化したマイクロリアクタ、およびそれを用いた反応方法 | |
JP2007120399A (ja) | マイクロ流体チップおよびマイクロ総合分析システム | |
JP2007083191A (ja) | マイクロリアクタ | |
JP2007136379A (ja) | マイクロリアクタおよびその製造方法 | |
JP4915072B2 (ja) | マイクロリアクタ | |
WO2007099736A1 (ja) | マイクロ検査チップ、光学的検出装置およびマイクロ総合分析システム | |
JP2009121984A (ja) | マイクロ流路内泡除去方法及びマイクロ流路内溶解分散方法 | |
JP2007135504A (ja) | 増幅部位にビーズを保持する核酸検査用マイクロリアクタ | |
JPWO2007058077A1 (ja) | 遺伝子検査方法、遺伝子検査用マイクロリアクタ、および遺伝子検査システム | |
JP2007139501A (ja) | マイクロチップへの試薬の充填方法 | |
JP4687413B2 (ja) | マイクロチップにおける2種類以上の液体の混合方法およびマイクロ総合分析システム | |
JP2008151773A (ja) | マイクロ流路内混合方法 | |
JP2006266924A (ja) | 検査用マイクロチップおよびそれを用いた検査装置 | |
JP2009543548A (ja) | 分析装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110601 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20110705 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20110728 |