JP2008121849A - 動圧流体軸受装置、スピンドルモータおよび記録再生装置 - Google Patents

動圧流体軸受装置、スピンドルモータおよび記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ラジアル軸受に隣接する開口部および潤滑流体溜りを有する構造の動圧流体軸受においてオイル漏れを防止する。
【解決手段】シャフト10とスラストフランジ16とスリーブ11と、シールプレート21と、抜け止め板20とを備え、シャフト10とスリーブ11とのラジアル間隙には、ラジアル動圧軸受、スリーブ11とスラストフランジ16とのスラスト方向間隙には、スラスト動圧軸受が形成されている。スリーブ11とシールプレート21との間隙と、スリーブ11とスラストフランジ16とのスラスト方向間隙とを連通する連通孔11dが形成されている。このときラジアル方向間隙をA、シャフト10の外周部とシールプレート21の内周部の間の間隙をB、シールプレート21の下面とスリーブ11の上端面との間隙をCとするとA<B<Cの関係であることを特徴とする動圧流体軸受装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、動圧流体軸受装置、モータ及びディスク駆動装置、特に、ディスク状の記録媒体を回転駆動するモータ等に用いられる流体の動圧を利用する動圧流体軸受装置、その動圧流体軸受装置を用いたモータ、及びディスク駆動装置に関するものである。
近年、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等のディスク状の記録媒体を回転駆動するディスク駆動装置は、そのメモリー容量が増大するとともにデータの転送速度も高速化している。そのため、この種のディスク駆動装置に用いられるモータの軸受装置には、高速に回転駆動する軸を高精度に保持することができる動圧流体軸受装置が用いられている。
一般的な動圧流体軸受装置においては、シャフトの外周面とこのシャフトを保持する保持部の内周面との間に潤滑剤である潤滑流体としてのオイルを充填し、シャフトの外周面又は保持部の内周面に形成されたヘリングボーン状の溝により動圧を発生させて、回転時のラジアル方向(半径方向)の回転体の荷重を支持するラジアル軸受が形成されている。また、シャフトの端部に固着された円盤状のスラスト板と保持部との間にオイルを充填し、スラスト板と保持部との対向面のいずれかの面に形成されたスパイラル状の溝により動圧を発生させて、回転時のアキシャル方向(回転軸方向)の回転体の荷重を支持するスラスト軸受が形成されている。
動圧流体軸受装置の方式としては軸固定型と軸回転型があるがそのうち軸回転型で、片袋構造の動圧流体軸受において、オイル漏れを起こさない隙間関係は図11に示すように軸受内の各隙間をA〜Hとすると、G<H,かつA<B,A<D,かつ、C<B,C<D,かつ、B<H,D<H、かつ、E<D,E<F,E<H、かつ、G<F,G<D,F<Hの関係となる。上記の関係にある場合、図12に示すようにE,G,A,C部ではシール力が大きく、オイルは隙間が小さいこの部分に集まるためオイル漏れが防止される。
特開2004−183865号公報
前記の軸回転型、片袋構造の動圧流体軸受においては、潤滑流体(例えばオイル)漏れを起こさない隙間関係は見出されていた。しかしながら、例えば、軸固定型で、シングルスラスト構造の動圧流体軸受については、オイル漏れ等を未然に防止する手段(設計思想)が十分ではなく、部品精度バラツキや組立誤差によってはオイル漏れが発生する可能性があった。また、上記構造のみに関わらず、ラジアル軸受に隣接する大気への開口部および潤滑流体溜りを有する構造においても同様であった。
本発明は、軸固定型等でシングルスラスト構造の動圧流体軸受または、ラジアル軸受に隣接する大気への開口部と潤滑流体溜りと潤滑流体循環経路を有する構造の動圧流体軸受においてオイル漏れを起こさないように軸受内の隙間関係を設定し、より信頼性の高い動圧流体軸受装置、それを用いたモータおよびディスク駆動装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の動圧流体軸受装置は、シャフトと、前記シャフトの外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、前記シャフトの一端近傍に設けられ、前記シャフトより大径で、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するスラストフランジと、前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、前記第2の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第2の間隙の半径方向隙間Bと、前記第3の軸方向隙間Cは、A<B<Cの関係とすることを特徴としたものである。
また、本発明は、シャフトと、前記シャフトの外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向し、前記スリーブの一方開口端を封止するスラストプレートと、前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、前記第2の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第2の間隙の半径方向隙間Bと、前記第3の軸方向隙間Cは、A<B<Cの関係とすることを特徴としたものである。
また、本発明は、円筒部と、前記円筒部の一方の端部に隣接する段差面を介して設けられ前記円筒部の外径より小径の小径円筒部とを有するシャフトと、前記シャフトの前記円筒部の外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの小径円筒部の外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記シャフトの前記段差面と第5の間隙を介して軸方向に対向するとともに、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、前記シャフトの他端側近傍に設けられ、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向する端面を有する前記シャフトの前記円筒部より大径のスラストフランジと、前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、前記第5の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第5の間隙の軸方向隙間Dと、前記第3の軸方向隙間Cは、A<D<Cの関係とすることを特徴としたものである。
また、本発明は、円筒部と、前記円筒部の一方の端部に隣接する段差面を介して設けられ前記円筒部の外径より小径の小径円筒部とを有するシャフトと、前記シャフトの前記円筒部の外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの小径円筒部の外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記シャフトの前記段差面と第5の間隙を介して軸方向に対向するとともに、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向し、前記スリーブの一方開口端を封止するスラストプレートと、前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、前記第5の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第5の間隙の軸方向隙間Dと、前記第3の軸方向隙間Cは、A<D<Cの関係とすることを特徴としたものである。
本発明の動圧流体軸受装置は上記のように軸受隙間部の大小関係を最適に設定することで、オイルが外部に漏れずに内部に蓄えられて循環し、軸受隙間にオイル切れが生じない高精度かつ長寿命な動圧流体軸受装置の構成が得られる。
以下に、本発明の動圧流体軸受装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1である、両端開放軸固定型の動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの構成を示す半断面図である。実質的に左右対称形状を有しているため、図1においては右側半分の断面図で示す。また図2には同実施の形態における両端開放軸固定型の動圧流体軸受の内部構成を示す。
(全体構成)
図1において、シャフト10は、スリーブ11の軸受孔11aに相対的に回転可能に挿入されている。ここでシャフト10の外周面と、スリーブ11の半径方向に対向する内周面は、第1の間隙(半径方向隙間A)を構成し、その値は数μm程度である。
スリーブ11の上端面(回転軸と直交する面)と対向する位置には、シール部材としてのシールプレート21が配設されており、このシールプレート21はロータハブ17の内周側に固着され、スリーブと一体的に構成されている。ここでシールプレート21の内周部に開口部21aが設けられ、この開口部21aはシャフトの外周面と第2の間隙(半径方向隙間B)を介して半径方向に対向する。またスリーブ11の上端面とシールプレート21の下面との間は軸方向に第3の間隙を介して対向している。この第3の間隙における軸方向隙間をCとする。
またシャフト10の下側には、中心軸と直交する方向(半径方向)に延設する円板状のスラストフランジ16が固着/配設されている。スラストフランジ16は、スリーブ11に形成された凹部11eに収納されており、回転するスリーブ11を保持するよう構成されている。スラストフランジ16の上面はスリーブ11の下面と軸方向に第4の間隙を介して互いに対向配置している。
さらにスリーブ11には回転軸と並行に延設された少なくとも1つの連通孔11dが形成されている。連通孔11dはスリーブ11とシールプレート21との対向する隙間である第3の間隙と、スリーブ11とスラストフランジ16との対向する隙間である第4の間隙とを連通させている。なお連通路は、スリーブ内に形成された連通孔に限らず、スリーブ外周部に溝を形成しロータハブ内周部とで連通路を形成したようなもの等でもよい。
シャフト10の下端は、ビス14によりベース12に固定されており、シャフト10の上端には、カバー13がビス15により取付けられている。
スリーブ11の外周面には、ロータハブ17が固着されている。ロータハブ17における装着されたディスク1の下側(ベース12が配設されている方向を下方向とする)にはロータ磁石18が固着されており、このロータ磁石18は、ベース12に固着されたモータ部のステータであるコア19と対向するよう配設されている。
図1に示すように、スリーブ11の外周部分の下側には段部11bが形成されており、この段部11bに抜け止め板20が固着されている。スリーブ11の軸受孔11aの内周面にはラジアル動圧発生溝11cが形成されている。
また、スラストフランジ16の上面における、スリーブ11との対向面にはスラスト動圧発生溝16aが形成されている。ラジアル動圧発生溝11c及びスラスト動圧発生溝16aが形成されている面により構成される隙間を含む、シャフト10とスリーブ11の対向面により構成される隙間(第1の間隙)とスリーブ11とシールプレート16との対向面により構成される潤滑流体溜り21b(第3の間隙)、及びスラストフランジ16とスリーブ11の対向面により構成される隙間(第4の間隙)には潤滑流体としてのオイル9が保持されている。
なお、潤滑流体としては、オイルの他に、高流動性グリス、イオン性液体等も使用できる。
(軸受の構成)
ラジアル動圧発生溝11cはスリーブ11の軸受孔11aの内周面に形成され、スラスト動圧発生溝16aは、スラストフランジ16の上面で、スリーブ11の対向面上に形成され、潤滑流体溜り21bにおけるオイル9がスリーブ11の内周側から外周側に向かって循環するように形成されている。具体的には、スラスト軸受はオイルが外周側から内周側に向かって移動するように図3(a)に示すスパイラル形状もしくは図3(b)に示すように折返しピッチ円60が内周側にあるヘリングボーン形状とし、ラジアル軸受は図3(d)に示すように、ラジアル折返し部61よりも下側の溝部が長い非対称のヘリングボーン形状とすればよい。
また、シールプレート21は、その内周端面がシャフト10の外周面と所定の距離(B)を介して開口21aを形成しているため、潤滑流体であるオイル9からの気泡を大気側に排出する機能を有している。
さらに、スリーブ11に形成された連通孔11dにより、スリーブ11とシールプレート21で構成された潤滑流体溜り21bがスリーブ11とスラストフランジ16との対向する面で構成されたスラスト軸受と連通しているため、スラスト軸受の圧力調整を行う機能を有している。
上記のような軸固定/シングルスラスト構造の動圧流体軸受で、図2中において矢印方向にオイルが循環する構造を持ち、シャフト10の外周部とシールプレート21内周部の間に気液境界面がある場合について説明する。
オイルはラジアル隙間(第1の間隙)を図中下から上に向かって循環する力を受け移動する。ラジアル隙間を通過したところで、オイルは開口部21a(第2の間隙)および潤滑流体溜り21b(第3の間隙)に向かう。ここで隙間設定が適切でないとオイルは開口部21aに移動し、開口部21aから漏出してしまうことになる。そこで、オイルが潤滑流体溜り21bに移動しやすくするために、ラジアル軸受隙間をA、大気への開口部21aの隙間をB、潤滑流体溜り21bの軸方向隙間をCとするとき、A<B<Cが成り立つ寸法関係に設定する。
例えば、各隙間がA:0〜5μm,B:5〜35μm,C:35〜60μmであるとき各隙間のオイルシール力は図3のようになる。すなわち各隙間の流路抵抗はA>B>Cとなり、隙間AからBとCの分岐点にオイルが流れるとき開口部Bではなく流路抵抗の小さいCの方向に循環し易くなるため、オイルは潤滑流体溜りの方へスムーズに流れ、開口部からのオイル漏れを防止することが出来る。
なお、上記説明で潤滑流体はラジアル隙間(第1の間隙)を図中下から上に向かって循環する力を受け移動して開口部21aから潤滑流体が漏出しない条件に関して説明したが、逆方向に循環する場合は、開口部21aから気泡が入り込まない条件を求める必要がある。潤滑流体が図中上から下へ向かって循環する例として、例えばスラスト動圧発生溝の形状が図3(c)に示すように折返しピッチ円60が外周側にあるヘリングボーン形状とし、ラジアル軸受は図3(e)に示すように、ラジアル折返し部61よりも上側の溝部が長い非対称のヘリングボーン形状とすればよい。このように動圧発生溝形状を設定することで潤滑流体は図2において、ラジアル軸受部では図中、上から下に向かって流動する。この時に開口部21aの半径方向隙間Bが潤滑流体溜まり21bの軸方向隙間Cよりも大きいと、開口部21aにおける流動抵抗が潤滑流体溜まり21bよりも小さくなるので、気泡が開口部21aから入り込みやすくなり、ラジアル軸受部でオイル切れを発生してしまう。
このような状態でオイル切れを発生しないようにするには、開口部21aにおける流動抵抗を、潤滑流体溜まり21bの流動抵抗よりも大きくすればよい。すなわちこの場合もA<B<Cとすることにより、流路抵抗がBよりもCが大きいので、軸受内部に気泡が入り込むことを抑制できる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について図5を用いて説明する。図5は両端軸固定型の動圧流体軸受の内部を表した断面図である。本実施の形態2の動圧流体軸受装置においてはシャフト10にシャフト段部30が設けられており、このシャフト段部30とシールプレート21の下面の間に気液境界面がある。その他の構成は実施の形態1と同じである。
この場合も、オイルはラジアル隙間(第1の間隙)を図中下から上に向かって循環する力を受け移動する。ラジアル隙間(第1の間隙)を通過したところで、オイルは開口部21cおよび潤滑流体溜り21b(第3の間隙)に向かう。ここで隙間設定が適切でないとオイルは開口部に移動し、開口部から漏出してしまうことになる。そこで、オイルが潤滑流体溜り21bに移動しやすくするために、ラジアル軸受隙間をA、大気への開口部21cの隙間をD、潤滑流体溜り21bの軸方向隙間をC、とするとき、形態2においてA<D<Cが成り立つ寸法関係に設定することによりオイルは流路抵抗の大きい開口部21cではなく潤滑流体溜り21bの方向に循環しやすくなり、オイル漏れを防止することができる。
なお、上記説明で潤滑流体はラジアル隙間(第1の間隙)を図中下から上に向かって循環する力を受け移動して開口部21cから潤滑流体が漏出しない条件に関して説明したが、逆方向に循環する場合は、開口部21cから気泡が入り込まない条件を求める必要がある。この場合も前記実施の形態1における説明と同様であって、A<D<Cを成立させれば良い。
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3の片側閉塞軸回転型の動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの構成を示す半断面図である。また図7には同実施の形態における動圧流体軸受の内部構成を示す。
ベース12に、スリーブホルダ3を介してスリーブ11が固定されている。このスリーブ11には回転軸であるシャフト10が回転自在に挿入されている。またシャフト10の下端にスラストフランジ16が固定され、その上下面にはスラスト動圧発生溝16aが形成されている。さらにスリーブ10の下方側の開口端はスラストプレート2によって封止されている。スリーブ11の外周には縦溝が形成されて、スリーブホルダ3との間で連通路である連通孔11dを構成している。以下、前記実施の形態と同様である部分は説明を省略する。
実施の形態1と同様に、本実施の形態においてもオイル漏れを防ぐために、流動抵抗を適切に設定することが重要である。その条件はA<B<Cである。なお、この条件は潤滑流体の循環方向に依存しない。これによってオイル漏れを防ぐことが可能になる。
(実施の形態4)
図8は本発明の実施の形態4の片側閉塞軸回転型の動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの構成を示す半断面図である。また図9には同実施の形態における動圧流体軸受の内部構成を示す。
ベース12に、スリーブホルダ3を介してスリーブ11が固定されている。このスリーブ11には回転軸であるシャフト10が回転自在に挿入されている。またシャフト10の下端にスラストフランジ16が固定され、その下面にはスラスト動圧発生溝16aが形成されている。さらにスリーブ10の下方側の開口端はスラストプレート2によって封止されている。スリーブ11の外周には縦溝が形成されて、スリーブホルダ3との間で連通路である連通孔11dを構成している。シャフト10にシャフト段部30が設けられており、このシャフト段部30とシールプレート21の下面の間に気液境界面がある。その他の構成は実施の形態3と同じである。以下、前記実施の形態と同様である部分は説明を省略する。
実施の形態2と同様に、本実施の形態においてもオイル漏れを防ぐために、流動抵抗を適切に設定することが重要である。その条件はA<D<Cである。なお、この条件は潤滑流体の循環方向に依存しない。これによってオイル漏れを防ぐことが可能になる。
(実施の形態5)
図10は本発明の実施の形態5における片側閉塞軸回転型の動圧流体軸受装置の内部構成を示す。本実施の形態は、前記実施の形態4と異なり、シャフト10の下端にスラストフランジを有しない。その代わりにシャフト10の下端面とスラストプレート2との間にスラスト動圧発生溝16aが形成されて、スラスト軸受を構成している。またシール部材であるシールプレート21の内周部下端とシャフト10上に設けたシャフト段部30とが軸方向隙間Dを介して対向することで、シャフト10が固定部側から抜け落ちることを防止している。以下、前記実施の形態と同様である部分は説明を省略する。
実施の形態2と同様に、本実施の形態においてもオイル漏れを防ぐために、流動抵抗を適切に設定することが重要である。その条件はA<D<Cである。なお、この条件は潤滑流体の循環方向に依存しない。これによってオイル漏れを防ぐことが可能になる。
なお上記実施の形態においてシール部材であるシールプレート21はハブ17もしくはスリーブホルダ3の内周に固定された構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、スリーブ11に直接固定した構成であっても良い。また実施の形態3〜実施の形態5においてスリーブ11はスリーブホルダ3を介してベース12に固定したものを例示したが、本発明はこれに限定されるものでないことは言うまでもない。
なお、上記実施の形態では両端軸固定型のシングルスラスト構造および片側閉塞軸回転型の動圧流体軸受で説明したが、本発明はこの構造に限るものではなく、ラジアル軸受に隣接して、大気への開口部を有し、また潤滑流体溜り部を有する構造の動圧流体軸受について適応できるものである。
また実施の形態2,実施の形態4,実施の形態5において、潤滑流体と大気との界面は第5の間隙としたが、実施の形態1と同様に第2の間隙であるB部を大気との界面にしても良い。その場合、A<B<Cとなるように設定すればよいことは言うまでもない。
また、図13に示すように、上記動圧流体軸受を有するスピンドルモータ40を磁気ディスク装置のような記録再生装置43に適用することにより、オイル漏れのない信頼性の高い記録再生装置を提供することができる。
本発明に係る動圧流体軸受装置は、小型化、軽量化及び薄型化を図ることができ、かつ、作動流体漏れのない信頼性の高い軸受を提供できるため、この動圧流体軸受装置を用いた機器の信頼性を大幅に改善することができる。
本発明の実施の形態1における動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの断面図 本発明の実施の形態1における動圧流体軸受内部の構成を示す図 動圧発生溝形状を示す図 本発明の実施の形態1における動圧流体軸受内の各隙間のオイルシール力を示す図 本発明の実施の形態2における動圧流体軸受内部の構成を示す図 本発明の実施の形態3における動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの断面図 本発明の実施の形態3における動圧流体軸受内部の構成を示す図 本発明の実施の形態3における動圧流体軸受装置を用いたディスク駆動装置用モータの断面図 本発明の実施の形態4における動圧流体軸受内部の構成を示す図 本発明の実施の形態5における動圧流体軸受内部の構成を示す図 従来の動圧流体軸受装置の軸受の断面図 従来の動圧流体軸受装置における軸受内の各隙間のオイルシール力を示す図 記録再生装置の断面図
符号の説明
1 ディスク
2 スラストプレート
3 スリーブホルダ
9 オイル
10 シャフト
11 スリーブ
11a 軸受孔
11b 段部
11c ラジアル動圧発生溝
11d 連通孔
12 ベース
13 カバー
14,15 ビス
16 スラストフランジ
16a スラスト動圧発生溝
17 ロータハブ
18 ロータ磁石
19 コア
20 抜け止め板
20a 固着部
21 シールプレート
21a,21c 開口部
21b 潤滑流体溜り
30 シャフト段部
40 スピンドルモータ
42 記録再生ヘッド
43 記録再生装置
60 折返しピッチ円
61 ラジアル折返し部

Claims (14)

  1. シャフトと、
    前記シャフトの外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、
    前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、
    前記シャフトの一端近傍に設けられ、前記シャフトより大径で、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するスラストフランジと、
    前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、
    少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、
    前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、
    前記第2の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、
    前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第2の間隙の半径方向隙間Bと、前記第3の軸方向隙間Cは、
    A<B<C
    の関係であることを特徴とする動圧流体軸受装置。
  2. 前記ラジアル動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第2の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項1に記載の動圧流体軸受装置。
  3. 前記第4の間隙にはスラスト動圧軸受が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の動圧流体軸受装置。
  4. 前記ラジアル動圧発生溝または前記スラスト動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第2の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項3に記載の動圧流体軸受装置。
  5. シャフトと、
    前記シャフトの外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、
    前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、
    前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向し、前記スリーブの一方開口端を封止するスラストプレートと、
    前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、
    少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、
    前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、
    前記第2の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、
    前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第2の間隙の半径方向隙間Bと、前記第3の軸方向隙間Cは、
    A<B<C
    の関係であることを特徴とする動圧流体軸受装置。
  6. 前記ラジアル動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第2の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項5に記載の動圧流体軸受装置。
  7. 円筒部と、前記円筒部の一方の端部に隣接する段差面を介して設けられ前記円筒部の外径より小径の小径円筒部とを有するシャフトと、
    前記シャフトの前記円筒部の外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、
    前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの小径円筒部の外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記シャフトの前記段差面と第5の間隙を介して軸方向に対向するとともに、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、
    前記シャフトの他端側近傍に設けられ、前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向する端面を有する前記シャフトの前記円筒部より大径のスラストフランジと、
    前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、
    少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、
    前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、
    前記第5の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、
    前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第5の間隙の軸方向隙間Dと、前記第3の軸方向隙間Cは、
    A<D<C
    の関係であることを特徴とする動圧流体軸受装置。
  8. 前記ラジアル動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第5の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項7に記載の動圧流体軸受装置。
  9. 前記第4の間隙にはスラスト動圧軸受が形成されたことを特徴とする請求項7に記載の動圧流体軸受装置。
  10. 前記ラジアル動圧発生溝または前記スラスト動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第5の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項9に記載の動圧流体軸受装置。
  11. 円筒部と、前記円筒部の一方の端部に隣接する段差面を介して設けられ前記円筒部の外径より小径の小径円筒部とを有するシャフトと、
    前記シャフトの前記円筒部の外周面と第1の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、前記シャフトと相対的に回転可能なスリーブと、
    前記スリーブと一体的に設けられ、前記シャフトの小径円筒部の外周面と第2の間隙を介して半径方向に対向する内周面を有し、かつ、前記シャフトの前記段差面と第5の間隙を介して軸方向に対向するとともに、前記スリーブの一方側端面と第3の間隙を介して軸方向に対向する端面を有するシール部材と、
    前記スリーブの他方側端面と第4の間隙を介して軸方向に対向し、前記スリーブの一方開口端を封止するスラストプレートと、
    前記第3の間隙と前記第4の間隙との間には、それぞれを連通する少なくとも1つの連通路が設けられ、
    少なくとも前記第1の間隙と前記第3の間隙と前記第4の間隙と前記連通路に保持される潤滑流体を備え、
    前記第1の間隙には、ラジアル動圧軸受が形成され、
    前記第5の間隙には潤滑流体が大気との界面を形成しており、
    前記第1の間隙の半径方向隙間Aと、前記第5の間隙の軸方向隙間Dと、前記第3の軸方向隙間Cは、
    A<D<C
    の関係であることを特徴とする動圧流体軸受装置。
  12. 前記ラジアル動圧発生溝が発生する動圧力は、前記潤滑流体を第1の隙間から第5の隙間または第3の隙間に向かって循環させる方向に発生することを特徴とする請求項11に記載の動圧流体軸受装置。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の動圧流体軸受装置を備えたスピンドルモータ。
  14. 請求項13に記載のスピンドルモータを備えた記録再生装置。
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