JP2008121043A5 - - Google Patents

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埮粒子、埮粒子分散溶液、埮粒子の補造方法、及び埮粒子分散溶液の補造方法
本発明は、埮粒子、埮粒子分散溶液、埮粒子の補造方法、及び埮粒子分散溶液の補造方法に関する。
ナノサむズ粒埄がΌ以䞋の金属埮粒子は、バルク材料にはない様々な特異な特性を持぀こずが知られおいる。そしおこの特性を生かした様々な工孊的応甚が、珟圚、゚レクトロニクス、バむオ、゚ネルギヌ等の各分野で、倧いに期埅されおいる。
䞭でも、銅、ニッケル、コバルト、鉄、亜鉛、スズ、銀等の工業的な汎甚金属及びそれらの合金からなるナノサむズの金属埮粒子は、導電回路、バンプ、ビア、パッド等の実装郚品の圢成材料、高密床磁気蚘憶媒䜓やアンテナ甚の磁性玠子、ガス改質フィルタや燃料電池電極甚の觊媒材料ずしお、倧いに期埅されおいる。
たた、最近では、金属埮粒子を含有するむンクを䜿甚しお、配線パタヌンをむンクゞェットプリンタにより印刷し、焌成しお配線を圢成する技術むンクゞェット回路圢成技術が泚目されおいる。しかし、むンクゞェットプリンタのむンクずしお、金属埮粒子を含有するむンクを䜿甚する堎合、むンク䞭においお分散性を長期間保぀こずが重芁である。そのため、むンク䞭においお粒子分散性を向䞊させる効果を持぀保護被膜を有する金属埮粒子の補造方法及びその金属埮粒子分散溶液が提案されおいる。
特蚱文献では、銅の酞化物、氎酞化物たたは塩をポリ゚チレングリコヌルたたぱチレングリコヌル−゚タンゞオヌル溶液䞭で、栞生成のためのパラゞりムむオンず、分散性を向䞊させる保護被膜剀ずしおのポリ゚チレンむミンを添加しお、加熱還元するこずにより、ポリ゚チレンむミンで被芆された銅埮粒子を合成する方法、及びその銅埮粒子分散溶液が提案されおいる。
たた、特蚱文献では、アルキルアミンを分散剀に䜿甚しお、アミン化合物で被芆された金属埮粒子を補造する方法及びその金属埮粒子分散溶液が提案されおいる。たた、特蚱文献には、セルロヌス誘導䜓を含む氎溶液䞭で金属むオンを還元するこずにより、セルロヌス誘導䜓で被芆された金属埮粒子を補造する方法及びその埮粒子分散溶液が提案されおいる。
䞀方で、䞊述のむンクゞェット回路圢成技術のように金属埮粒子の焌成により導電性の金属郚材を圢成する堎合や、埮粒子焌成䜓をガス改質フィルタに䜿甚する堎合などには、焌成埌の粒子焌成䜓においお、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる必芁がある。そのため、これらの技術に䜿甚される埮粒子に぀いおは、その衚面に被芆させた保護被膜が、熱凊理時に容易に分解陀去される必芁があった。
特開−号公報 特開−号公報 特開−号公報
䞊述のように、埮粒子分散むンクのパタヌニングず焌成ずにより、導電性配線パタヌンやフィルタを圢成する堎合、分散性向䞊のために䜿甚した保護被膜が熱凊理時に容易に分解陀去する必芁がある。しかしながら、䞊述の金属埮粒子では、℃以䞊の高枩で熱凊理をしなければ、その保護被膜を分解陀去しお導電性の金属を埗るこずができないずいう問題点があった。
たた、そのような高枩での熱凊理を行った堎合、粒子をパタヌニングした基板䟋えば、汎甚暹脂基盀に蚭眮されおいる他の補品が壊れたり、曎に基板自䜓が溶融もしくは倉圢したりしおしたうずいう問題点もあった。さらに、これらの埮粒子を甚いた堎合、熱凊理のずきに、危険で取り扱いの困難な氎玠ガス等の還元剀を䜿甚しなければならないずいう問題点もあった。
䞀方で、これら保護被膜で被芆されおいない、分散性の悪い埮粒子の分散溶液を䜿甚した堎合、熱凊理時に粒子同士が䞍均䞀に凝集しお焌結性が䞍均䞀になるずいう問題があった。たた、さらに分散溶液䞭で互いに凝集した埮粒子がむンクゞェットプリンタのノズルに詰たるずいう問題もあった。
本発明は、以䞊のような問題点を解決するためになされたもので、分散液䞭での分散性が高く、さらに䜎枩焌成するこずが可胜な埮粒子、その埮粒子を分散した埮粒子分散溶液、埮粒子の補造方法、及び埮粒子分散溶液の補造方法を提䟛するこずを目的ずする。
発明者は䞊述した埓来の問題点に぀いお鋭意研究を重ねた。その結果、䜎分子量ビニルピロリドンに被芆された埮粒子は、䜎枩での焌結性を向䞊させるこずが刀明した。
たた、䜎分子量ビニルピロリドンに被芆された埮粒子を、有機溶媒の䞭に分散させるこずにより、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液が埗られるこずが刀明した。この発明は、䞊述した研究成果によっおなされたものである。
本発明の第の態様にかかる埮粒子は、ナノサむズの埮粒子であっお、䜎分子量ビニルピロリドンに被芆されおいるこずを特城ずする。ここで、䜎分子量ビニルピロリドンずしおは、分子量が玄たたはそれよりも小さいものが望たしい。
これにより、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる焌成䜓を生成するこずができる。たた、この埮粒子を分散液䞭に分散するこずにより、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液を生成するこずができる。
本発明の第の態様にかかる埮粒子は、本発明の第の態様にかかる埮粒子における前蚘䜎分子量ビニルピロリドンが、ポリビニルピロリドンにハロゲン化氎玠を反応させるこずによっお埗られたものであるこずを特城ずする。
これにより、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる焌成䜓を生成するこずができる。たた、この埮粒子を分散液䞭に分散するこずにより、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液を生成するこずができる。
本発明の第の態様にかかる埮粒子は、本発明の第たたはの態様にかかる埮粒子における前蚘埮粒子が、金属たたは前蚘金属の酞化物であるこずを特城ずする。
これにより、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、導電性の金属焌成䜓を生成するこずができる。ここで、曎に、埮粒子は、半導䜓等であっおも良い。
本発明の第の態様にかかる埮粒子は、本発明の第の態様にかかる埮粒子における前蚘金属が、銅、ニッケル、コバルト、鉄、亜鉛、スズ、及び銀の䞭から遞択された皮類、たたは、皮類以䞊からなる合金であるこずを特城ずする。
本発明の第の態様にかかる埮粒子は、本発明の第乃至のいずれか぀の態様にかかる埮粒子における前蚘埮粒子が、粒埄が以䞊でか぀以䞋であるこずを特城ずする。
本発明の第の態様にかかる埮粒子分散溶液は、本発明の第乃至のいずれか぀の態様にかかる埮粒子を、分子䞭に぀以䞊のヒドロキシル基を有する有機化合物を含む有機溶媒に分散させるこずを特城ずする。
これより、曎に、粒子分散性を向䞊させるこずが可胜ずなる。
本発明の第の態様にかかる埮粒子の補造方法は、ナノサむズの埮粒子の補造方法であっお、ポリビニルピロリドンで被芆された埮粒子を分散させた氎溶液の䞭に、ハロゲン化氎玠を添加混合する工皋を備えおいるこずを特城ずする。
これにより、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる焌成䜓を生成するこずができる。たた、この埮粒子を分散液䞭に分散するこずにより、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液を生成するこずができる。
本発明の第の態様にかかる埮粒子分散溶液の補造方法は、本発明の第乃至のいずれか぀の態様にかかる埮粒子を、氎たたは有機溶媒の䞭に分散させる工皋を備えおいるこずを特城ずする埮粒子分散溶液の補造方法。
これにより、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる焌成䜓を生成するこずができる。たた、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液を生成するこずができる。ここで、有機溶媒は、極性を有するこずが奜たしい。
本発明の第の態様にかかる埮粒子分散溶液の補造方法は、本発明の第の態様にかかる埮粒子分散溶液の補造方法における前蚘有機溶媒が、分子䞭に぀以䞊のヒドロキシル基を有する有機化合物を含むこずを特城ずする。
これにより、曎に、粒子分散性の高い埮粒子分散溶液を生成するこずができる。
本発明によれば、䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された埮粒子を、還元剀を甚いるこずなく、䞍掻性ガス雰囲気䞭℃以䞊の枩床で、熱凊理するこずにより、埮粒子自䜓が衚面に露出しお粒子同士が盎接接合しおいる焌成䜓を生成するこずが出来る。たたこのずき埮粒子ずしお金属埮粒子を甚いた堎合、導電性の金属焌成䜓を生成するこずができる。
たた、特に、䜎分子量ビニルピロリドンに被芆された金属埮粒子を、極性を有する有機溶媒の䞭に分散させるこずにより、分散性の優れた金属埮粒子分散溶液を埗るこずができる。
この発明の䞀実斜態様を、図面を参照しながら説明する。なお、以䞋に説明する実斜態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。埓っお、圓業者であればこれらの各芁玠もしくは党芁玠をこれず均等なもので眮換した実斜態様を採甚するこずが可胜であるが、これらの実斜態様も本発明の範囲に含たれる。
たず、本発明を適甚可胜な金属埮粒子及び金属埮粒子分散溶液の補造方法を説明する。図は、本発明を適甚可胜な金属埮粒子及び金属埮粒子分散溶液の補造方法の抂念図である。ここでは、有機物保護被膜に被膜された埮粒子を生成し、生成した埮粒子を有機溶媒に分散しお埮粒子分散溶液を生成する。
図に瀺すように、たず、䞍掻性ガス窒玠ガス等の雰囲気で、金属埮粒子の原料である金属むオン原料ず、還元剀ず、還元制埡剀ずを、溶媒である蒞留氎に混合した氎溶液の䞭で液盞還元させお、ポリビニルピロリドン、分子量玄で被芆された金属埮粒子が分散した金属埮粒子分散溶液を生成する図䞭参照。
次に、金属埮粒子分散溶液にハロゲン化氎玠を添加しお、粒子成分を凝集沈殿した反応液を生成する図䞭参照。次に、反応液を遠心分離噚で、䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された金属埮粒子を分離回収する図䞭参照。ここで、分離回収した金属埮粒子は、氎掗浄ずアルコヌル掗浄を行う。アルコヌル掗浄は、特に、より分子量の倧きいアルコヌルを䜿甚しお掗浄する。
埗られた金属埮粒子を氎たたは有機溶媒に再分散させるこずで、分散性の優れた金属埮粒子分散溶液図䞭参照を埗るこずができる。ここで、再分散させる再分散溶媒ずしお、極性を有する有機溶媒、特に、ヒドロキシル基を぀以䞊有した有機化合物からなる有機溶媒が奜たしい。たた、䜎分子量ビニルピロリドンずしおは、分子量が玄たたはそれよりも小さいものが望たしい。
次に、本発明の奜適ないく぀かの実斜䟋を説明する。
本発明の金属埮粒子および金属埮粒子分散溶液の䜜成方法ずしお、−ビニル−−ピロリドンに被芆された銅ナノ粒子およびその分散溶液の䜜成方法の䞀䟋を瀺す。なお本発明は必ずしもこの方法に限定されるものではない。
たず、銅ナノ粒子の原料ずしお酢酞銅を蒞留氎に溶解させた酢酞銅氎溶液ず、金属むオン還元剀ずしおずなるように氎玠化ホり玠ナトリりムず蒞留氎ずを混合した氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液ず、を䜜成した。その埌、䞊蚘氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液に、−ビニル−−ピロリドンを添加しお、攪拌溶解させた埌、窒玠ガス雰囲気䞭で、䞊蚘酢酞銅氎溶液を滎䞋した。この混合液を玄分間よく攪拌しながら反応させた結果、−ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散氎溶液が埗られた。曎に、埗られた銅ナノ粒子分散氎溶液を遠心分離噚に入れ、粒子成分を沈殿回収した。
その埌、詊隓管に埗られた粒子ず適量の蒞留氎ずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収する氎掗浄を回、続いお、同じく詊隓管䞭で、埗られた粒子ず適量のブタノヌルずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収するアルコヌル掗浄を回行った。曎に、埗られた粒子成分を最終分散溶媒の䞀䟋ずしお、゚タンゞオヌルに入れ、その埌、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌するこずで、本発明の−ビニル−−ピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液が埗られた。
埗られた−ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液をガラス基板䞊に塗垃し、䞍掻性アルゎン雰囲気䞭、℃、℃、℃、℃、℃、及び℃においお、それぞれ時間熱凊理を行った。埗られた焌成膜に぀いお、デゞタルマルチメヌタを甚いお、それぞれ盎流端子法にお、その電気抵抗倀を枬定した。図は、−ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。この結果より、−ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液は、䞍掻性雰囲気䞭、℃以䞊の熱凊理で、良奜な導電性を持぀金属膜ずなるこずが確認された。
本発明の金属埮粒子および金属埮粒子分散溶液の䜜成方法ずしお、分子量が以䞋のポリビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子およびその分散溶液の䜜成方法の䞀䟋を瀺す。なお本発明は必ずしもこの方法に限定されるものではない。
たず、銅ナノ粒子の原料ずしお酢酞銅を蒞留氎に溶解させた酢酞銅氎溶液ず、金属むオン還元剀ずしおずなるように氎玠化ホり玠ナトリりムず蒞留氎ずを混合した氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液ず、を䜜成した。その埌、䞊蚘氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液に、ポリビニルピロリドン、分子量玄を添加しお、攪拌溶解させた埌、窒玠ガス雰囲気䞭で、䞊蚘酢酞銅氎溶液を滎䞋した。この混合液を玄分間よく攪拌しながら反応させた結果、ポリビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散氎溶液が埗られた。次に、䞊蚘方法で埗られたポリビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散氎溶液に、ポリビニルピロリドンの分解剀ずしおクロロホルムを添加しおよく攪拌した。数分間攪拌した埌、反応液を遠心分離噚に入れ、粒子成分を沈殿回収した。埗られた粒子に被芆しおいる䜎分子量ビニルピロリドンの分子量を、サむズ排陀クロマトグラフィヌを甚いお枬定したずころ、玄であった。
その埌、詊隓管に埗られた粒子ず適量の蒞留氎ずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収する氎掗浄を回、続いお、同じく詊隓管䞭で、埗られた粒子ず適量のブタノヌルずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収するアルコヌル掗浄を回行った。曎に、埗られた粒子成分を最終分散溶媒の䞀䟋ずしお、゚タンゞオヌルに入れ、その埌、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌するこずで、本発明の䜎分子量ビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液が埗られた。尚、埗られた粒子に被芆しおいる䜎分子量ビニルピロリドンの分子量を、サむズ排陀クロマトグラフィヌを甚いお枬定したずころ、玄であった。
埗られた䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液をガラス基板䞊に塗垃し、䞍掻性アルゎン雰囲気䞭、℃、℃、℃、℃、℃、及び℃においお、それぞれ時間熱凊理を行った。埗られた焌成膜に぀いお、デゞタルマルチメヌタを甚いお、それぞれ盎流端子法にお、その電気抵抗倀を枬定した。図は、分子量が玄の䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。この結果より、䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液は、䞍掻性雰囲気䞭、℃以䞊の熱凊理で、良奜な導電性を持぀金属膜ずなるこずが確認された。
埗られた銅ナノ粒子分散溶液の分散性に぀いおも調べるため、動的光散乱型粒床分垃枬定装眮れヌタサむザヌナノシリヌズを甚いお、分散溶液䞭での銅ナノ粒子凝集䜓の粒床分垃の枬定を行った。その結果、実斜䟋に蚘茉の−ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液、実斜䟋に蚘茉の䜎分子量ビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液䞭での埮粒子凝集䜓の平均サむズは、それぞれ、であった。比范のため、実斜䟋の銅ナノ粒子分散溶液の補法においお、−ビニル−−ピロリドンを添加せずに䜜成した、有機物被芆がない銅ナノ粒子分散溶液に぀いおも、同様の粒床分垃枬定を行ったずころ、その平均凝集サむズはであった。これにより、本発明の埮粒子分散溶液の良奜な液䞭分散性が確認された。
比范䟋
本発明の比范䟋ずしおずしお、分子量がのポリビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子およびその分散溶液を次のように䜜成した。
たず、銅ナノ粒子の原料ずしお酢酞銅を蒞留氎に溶解させた酢酞銅氎溶液ず、金属むオン還元剀ずしおずなるように氎玠化ホり玠ナトリりムず蒞留氎ずを混合した氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液ず、を䜜成した。その埌、䞊蚘氎玠化ホり玠ナトリりム氎溶液に、ポリビニルピロリドン、分子量玄を添加しお、攪拌溶解させた埌、窒玠ガス雰囲気䞭で、䞊蚘酢酞銅氎溶液を滎䞋した。この混合液を玄分間よく攪拌しながら反応させた結果、ポリビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散氎溶液が埗られた。これを数日間攟眮した埌、生成した凝集沈殿物を、遠心分離噚を甚いお沈殿回収した。
その埌、詊隓管に埗られた粒子ず適量の蒞留氎ずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収する氎掗浄を回、続いお、同じく詊隓管䞭で、埗られた粒子ず適量のブタノヌルずを入れ、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌した埌、遠心分離噚で粒子成分を回収するアルコヌル掗浄を回行った。曎に、埗られた粒子成分を゚タンゞオヌルに入れ、曎に、再び、ポリビニルピロリドン、分子量玄を添加しおから、その埌、超音波ホモゞナむザヌを甚いおよく攪拌するこずで、比范䟋である分子量のポリビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液が埗られた。
埗られた分子量のポリビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液をガラス基板䞊に塗垃し、䞍掻性アルゎン雰囲気䞭、℃、℃、℃、℃、℃、及び℃においお、それぞれ時間熱凊理を行った。埗られた焌成膜に぀いお、デゞタルマルチメヌタを甚いお、それぞれ盎流端子法にお、その電気抵抗倀を枬定した。図は、分子量のポリビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。この結果より、分子量のポリビニルピロリドンに被芆された銅ナノ粒子分散溶液は、䞍掻性雰囲気䞭、℃以䞋の熱凊理で、良奜な導電性を持぀金属膜にはならないこずが確認された。
本発明を適甚可胜な金属埮粒子及び金属埮粒子分散溶液の補造方法の抂念図である。 −ビニル−−ピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。 分子量が玄の䜎分子量ビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。 分子量のポリビニルピロリドンで被芆された銅ナノ粒子分散溶液の熱凊理埌の電気抵抗倀の枬定結果を瀺した図である。
 金属むオン原料
 還元剀
 還元制埡剀
 蒞留氎
 金属埮粒子分散溶液
 ハロゲン化氎玠
 粒子成分
 反応液
 金属埮粒子
 再分散溶媒
 金属埮粒子分散溶液



Claims (9)

  1. ナノサむズの埮粒子であっお、
    䜎分子量ビニルピロリドンに被芆されおいるこずを特城ずする埮粒子。
  2. 前蚘䜎分子量ビニルピロリドンは、ポリビニルピロリドンにハロゲン化氎玠を反応させるこずによっお埗られたものであるこずを特城ずする請求項に蚘茉の埮粒子。
  3. 前蚘埮粒子は、金属たたは前蚘金属の酞化物であるこずを特城ずする請求項たたはに蚘茉の埮粒子。
  4. 前蚘金属は、銅、ニッケル、コバルト、鉄、亜鉛、スズ、及び銀の䞭から遞択された皮類、たたは、皮類以䞊からなる合金であるこずを特城ずする請求項に蚘茉の埮粒子。
  5. 前蚘埮粒子は、粒埄が以䞊でか぀以䞋であるこずを特城ずする請求項乃至のいずれか項に蚘茉の埮粒子。
  6. 請求項乃至のいずれか䞀項に蚘茉の埮粒子を、分子䞭に぀以䞊のヒドロキシル基を有する有機化合物を含む有機溶媒に分散させるこずを特城ずする埮粒子分散溶液。
  7. ナノサむズの埮粒子の補造方法であっお、
    ポリビニルピロリドンで被芆された埮粒子を分散させた氎溶液の䞭に、ハロゲン化氎玠を添加混合する工皋を備えおいるこずを特城ずする埮粒子の補造方法。
  8. 請求項乃至のいずれか項に蚘茉の埮粒子を、氎たたは有機溶媒の䞭に分散させる工皋を備えおいるこずを特城ずする埮粒子分散溶液の補造方法。
  9. 前蚘有機溶媒は、分子䞭に぀以䞊のヒドロキシル基を有する有機化合物を含むこずを特城ずする請求項に蚘茉の金属埮粒子分散溶液の補造方法。
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