JP2008119704A - プレス加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】製品の加工精度を良好に維持することができるとともに、パンチとダイスとの干渉を回避することができるプレス加工装置を提供する。
【解決手段】板材を載置し得るダイス3が配設された下型1と、該下型1に対して近接及び離間可能な上型2と、該上型2に形成され、当該上型2が下型1に対して近接したとき、ダイス3上の板材に対して所定のプレス加工(抜き加工)を施し得るパンチ5とを具備したプレス加工装置において、ダイス3がその平面に対して移動自在とされるとともに、上型2の下型1への近接に伴い、ダイス3を移動させ、これらダイス3及びパンチ5の相対位置を予め定められた状態とするガイドバー6及びガイド穴7を具備したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、上型が下型に対して近接及び離間することによって板材をプレス加工するためのプレス加工装置に関するものである。
従来のプレス加工装置として、板材の外形抜き加工とその内側の孔明け加工とを同時に行うための所謂コンパウンド金型(総抜き金型)と呼ばれる抜き加工装置が挙げられる。この抜き加工装置は、例えば特許文献1にて開示されているように、板材を載置し得る雌刃型(ダイス)が設置された下型と、該下型に対して近接及び離間可能な上型と、上型が下型に近接したときダイス上の板材の外形抜き加工及びその内側の孔明け加工とを同時に行う雄刃型(パンチ)とを具備している。
そして、このようなプレス加工装置(抜き加工装置)は、雌刃型と雄刃型との間のクリアランスを微少に設定することにより、製品の剪断面にだれやバリ等が生じてしまうのを回避することができ、当該剪断面を良好とすることができる。また、孔明け加工により抜かれたスクラップを雌刃型(パンチ)内部に複数保持可能とされるため、抜き加工一回毎の当該スクラップの取り除き作業が不要となり、間欠的な定尺送りにて抜き加工が可能とされている。
特開2006−239711号公報
しかしながら、上記従来のプレス加工装置においては、製品の剪断面を良好とすべく雌刃型と雄刃型との間のクリアランスを微少に設定する必要があるが、構成部材間にガタや設計誤差が生じていると、上型が下型に近接したとき、雌刃型と雄刃型(即ち、ダイスとパンチ)とが干渉してしまう虞があった。即ち、上型が下型に近接したとき、構成部材間のガタや設計誤差に起因してパンチのダイスに対する相対的位置がずれてしまい、これらが干渉してしまうのである。
一方、構成部材間のガタや設計誤差を予め見越しておき、当該パンチとダイスとの間のクリアランスに余裕を持たせて比較的大きなクリアランス寸法とすることも考えられるが、その場合、製品の剪断面にだれやバリ等が生じてしまい、当該剪断面を良好に維持するのが困難になってしまうという問題がある。尚、このような現象は、抜き加工に限らず、例えば深絞り加工など他のプレス加工装置においても、パンチとダイスとの間のクリアランスが正規の寸法からずれることにより生じ得るものである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、製品の加工精度を良好に維持することができるとともに、パンチとダイスとの干渉を回避することができるプレス加工装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、板材を載置し得るダイスが配設された下型と、該下型に対して近接及び離間可能な上型と、該上型に形成され、当該上型が前記下型に対して近接したとき、前記ダイス上の板材に対して所定のプレス加工を施し得るパンチとを具備したプレス加工装置において、前記ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされるとともに、前記上型の下型への近接に伴い、前記ダイス又はパンチを移動させ、これらダイス及びパンチの相対位置を予め定められた状態とする可動手段を具備したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のプレス加工装置において、前記可動手段は、上型側から下型側又は下型側から上型側に突設されたガイドバーと、前記上型が下型へ近接する過程で前記ガイドバーを挿通し得るガイド穴とから成り、これらガイドバー及びガイド穴をそれぞれ前記パンチ若しくはそれと連なる部位、又は前記ダイス若しくはそれと連なる部位にそれぞれ形成して成ることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のプレス加工装置において、前記ダイス又はパンチは、所定寸法のクリアランスを有しつつピン状部材にて前記下型又は上型に連結され、当該クリアランス寸法だけ前記ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のプレス加工装置において、前記ダイス又はパンチの周縁を囲んでL字状部材が配設され、当該L字状部材にて前記ダイス又はパンチの側面及び表面を覆うことにより抜け止めが図られていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のプレス加工装置において、前記パンチは、ダイス上の板材に対して外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を同時に行うとともに、孔明け加工によるスクラップを内部に保持し得るものであることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされるとともに、上型の下型への近接に伴い、ダイス又はパンチを移動させ、これらダイス及びパンチの相対位置を予め定められた状態とし得るので、製品の加工精度を良好に維持することができるとともに、パンチとダイスとの干渉を回避することができる。
請求項2の発明によれば、上型の下型への近接に伴いガイドバーがガイド穴に挿通することにより、ダイス又はパンチを移動させるので、これらダイス及びパンチの相対位置を簡易な構成で且つ正確に予め定められた状態とすることができる。
請求項3の発明によれば、ダイス又はパンチは、所定寸法のクリアランスを有しつつピン状部材にて下型又は上型に連結され、当該クリアランス寸法だけダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされているので、上型が下型に近接する過程において、簡易な構成で且つスムーズにダイス又はパンチをその平面に対して移動させることができる。
請求項4の発明によれば、ダイス又はパンチの周縁を囲んでL字状部材が配設され、当該L字状部材にてダイス又はパンチの側面及び表面を覆うことにより抜け止めが図られているので、簡易な構成で且つよりスムーズにダイス又はパンチをその平面に対して移動させることができる。
請求項5の発明によれば、パンチは、ダイス上の板材に対して外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を同時に行うとともに、孔明け加工によるスクラップを内部に保持し得るものであるので、環状の製品を素早く且つ精度よく得ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るプレス加工装置は、金属製板材Bを抜き加工して製品を得るものであって、当該板材Bの外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を同時に行うことができる所謂コンパウンド金型と呼ばれる装置に適用されたものである。かかる抜き加工装置は、図1に示すように、ダイス3等を具備した下型1と、パンチ5等を具備した上型2と、ガイドバー6及びガイド穴7から成る可動手段とから主に構成されている。
板材Bは、帯状を成す長尺状板材から成り、例えばアンコイラ等に装着されたコイル材からレベラフィーダ等を介して間欠的に巻き出されたものから成る。かかる板材Bは、図1中右方向に順次送り出され、ダイス3上に至り、その後、更に同方向へ送り出されて切断され得るようになっている。即ち、板材Bは、間欠的に定尺送りされつつパンチ5下に至ってプレス加工(抜き加工)されるようになっているのである。
下型1は、装置に固定されつつ、その上面側にはダイス3が配設されているとともに、上型2は、不図示の駆動機構によって下降及び上昇し、下型1に対して近接及び離間可能とされたものである。また、下型1のダイス3に対応した位置には、上型2のパンチ5が形成されている。更に、ダイス3の所定位置(図2に示す4カ所)にはガイド穴7が形成されているとともに、上型2のガイド穴7に対応する位置にはガイドバー6が下方に向けて突設されている。然るに、板材Bは、上型2が下型1に近接した際に停止、当該上型2が下型1から離間した際に送りといった動作が繰り返されることにより間欠的に送られるようになっている。
ダイス3には、固定部3aと、該固定部3aの外周縁に沿って下降可能に配設された可動部3bとを有しており、当該可動部3bの外周縁に沿って開口3cが形成されている。可動部3bは、製品形状に倣った輪郭(外輪郭及び内輪郭)を有しており(図2参照)、固定部3a及び開口3cに対して相対的に下降可能とされているとともに、その下面に図示しないノックアウトピンの先端が突き当てられている。
更に、本実施形態におけるダイス3は、図5に示すように、所定寸法tのクリアランスを有しつつピン状部材8にて下型1に連結され、当該クリアランス寸法tだけダイス3がその平面(図中左右方向)に対して移動自在とされている。具体的には、金属等から成るピン状部材8を下型1から上方に突設させ、その先端側をダイス3に設けられた穴hに挿通させるとともに、当該穴hの半径がピン状部材8の半径より寸法tだけ大きくなるよう設定されている。これにより、ダイス3は、下型1上をクリアランス寸法tだけ平行に移動(即ち、水平面内で滑動)自在となっている。
また更に、ダイス3の周縁を囲んでL字状部材9が配設されており、当該L字状部材9にてダイス3の側面(対向する1対の側面)及び表面(上面縁部)を覆うことにより抜け止めが図られている。即ち、L字状部材9は、下型1におけるダイス3の周縁から略垂直に上方へ突出してダイス3の側面を覆うとともに、上端から略水平方向に屈曲してL字状を成し、その屈曲部がダイス3の上面縁部を覆うようになっており、平面に対して移動自在となっているダイス3が上方へ抜けてしまうのを回避しているのである。尚、ダイス3とL字状部材9との間には、図6に示すように、寸法tより大きく設定された所定寸法uのクリアランスが形成されており、平面に対して移動するダイス3の動作を妨げないようになっている。
パンチ5は、略円筒状に形成され、先端面が固定部3aと略同一形状とされるとともに、その外側縁端が外形抜き加工を行う抜き刃5aを成し、内側縁端が孔明け加工を行う抜き刃5bを成すものである。また、パンチ5の内部には、収容空間5cが形成されており、当該収容空間5cに積層状態にて複数のスクラップが保持され得るよう構成されている。尚、パンチ5の収容空間5cに通じる開口縁には、内側に向かって膨出部5dが形成されている。
そして、図3に示すように、上型2が下型1に対して下降するのに伴ってパンチ5の先端面が板材Bを介して可動部3bに合致するよう設定されており、その合致状態から更に上型1を下降させれば、図4に示すように、可動部3bが図示しないノックアウトピンと共に下降する。このとき、パンチ5の抜き刃5aと開口3cの縁端との間、及び抜き刃5bと固定部3aの外縁端との間で剪断作用を生じさせ得るようになっている。
即ち、上型2が下型1に対して下降するのに伴いパンチ5がダイス3内に挿通されると、抜き刃5aと開口3cの縁端との間の剪断により外形抜き加工が施されると同時に、抜き刃5bと固定部3aの外縁端との間の剪断により、外形抜き加工の内側での孔明け加工が施されるのである。このように、外形抜き加工とその内側の孔明け加工を同時に行うことにより、環状の製品W(例えば多板式クラッチのクラッチ板等)を素早く且つ精度よく得ることができる。
更に、上記の如き外形抜き加工及びその内側の孔明け加工が行われると、孔明け加工により生じたスクラップがパンチ5の内部における収容空間5cに嵌入して保持されることとなる。また、既述の如くパンチ5の収容空間5cに通じる開口縁には、内側に向かって膨出部5dが形成されているため、上型2が下型1に対して上昇するのに伴ってパンチ5が上昇する際、保持したスクラップが脱落してしまうのを回避することができる。
ここで、本実施形態においては、上型2の所定部位からガイドバー6が下方に向けて突出形成されており、当該上型2が下型1に近接すると、ガイドバー6が下型1に形成されたガイド穴7に挿通されるようになっている。このガイドバー6は、図7(a)に示すように、その先端縁にテーパ形状6aが形成されており、ガイド穴7に挿通される過程で、テーパ形状6aがガイド穴7の開口縁を押圧して芯出し(ガイド穴7中心とガイドバー6中心とを合致させる作用)がなされるようになっている。
この芯出し作用に伴って、同図(b)に示すように、ガイド穴7が形成されたダイス3がその平面に対して移動することとなり、パンチ5に対する相対位置を予め定められた状態(パンチ5の抜き刃5aと開口3cの縁端との間、及び抜き刃5bと固定部3aの外縁端との間のクリアランスが予め定められた微少寸法となった状態)とすることができる。従って、製品Wの剪断面を良好とすることができるので、製品Wの加工精度を良好に維持することができるとともに、パンチとダイスとの干渉を回避することができる。また、上型2の下型1への近接に伴いガイドバー6がガイド穴7に挿通することにより、ダイス3を移動させるので、ダイス3及びパンチ5の相対位置を簡易な構成で且つ正確に予め定められた状態とすることができる。
尚、上型2におけるパンチ5の外側には、軟性部材から成るパッド4が配設されており、当該上型2が下型1に近接すると、図3に示すように、パッド4が板材Bを押圧するよう構成されている。そして、更に上型2が下降するのに伴い、上型2に対して相対的に上昇し、パンチ5による加工を妨げないようになっている。パンチ5が上昇すると、図示しないノックアウトピンにより可動部3bが初期位置より更に上昇し、製品Wの取り出しが可能とされる。このように、板材Bが順次送られる過程で、パンチ5による外形抜き加工及びその内側の孔明け加工が施されることとなる。
ところで、上型2が下型1に対して繰り返し近接及び離間することにより、パンチ5による外形抜き加工及びその内側の孔明け加工が繰り返し施されるので、積層状態にて複数のスクラップが収容空間5c内に保持されることとなる。尚、このスクラップに対し、予め孔明け加工を施しておけば、保持したスクラップの径方向に対する応力が内側(即ち、予め形成しておいた孔方向)に向かうこととなり好ましい。
従って、本実施形態によれば、ダイス3は、所定寸法tのクリアランスを有しつつピン状部材8にて下型1に連結され、当該クリアランス寸法tだけダイス3がその平面に対して移動自在とされているので、上型2が下型1に近接する過程において、簡易な構成で且つスムーズにダイス3をその平面に対して移動させることができる。
また、ダイス3の周縁を囲んでL字状部材9が配設され、当該L字状部材9にてダイス3の側面及び表面を覆うことにより抜け止めが図られているので、簡易な構成で且つよりスムーズにダイス3をその平面に対して移動させることができる。更に、パンチ5は、ダイス3上の板材Bに対して外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を同時に行うとともに、孔明け加工によるスクラップを内部に保持し得るものであるので、環状の製品を素早く且つ精度よく得ることができる。
即ち、本実施形態によれば、剪断作用を良好に行わせるべく、パンチ5の抜き刃5aと開口3cの縁端との間、及び抜き刃5bと固定部3aの外縁端との間のクリアランスを極めて微少に設定した場合、構成部材間にガタや設計誤差が生じていても、上型2が下型1に近接したとき、ダイス3とパンチ5との間の相対位置を予め定められた状態(クリアランスを微少設定した状態)とすることができ、当該ダイス3とパンチ5とが干渉してしまうのを回避できるのである。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばガイドバーを下型1側から突設させるとともに当該ガイドバーを挿通させ得るガイド穴を上型2側(パンチ若しくはそれと連なる部位)に形成するようにしてもよい。また、ガイドバー及びガイド穴は、パンチ若しくはそれと連なる部位、ダイス若しくはそれと連なる部位に形成され、上型が下型に近接する過程で、ガイドバーのガイド穴に対する芯出し作用にてパンチ或いはダイスの何れか一方を移動して、これらの相対位置を予め定められた状態とし得れば足りる。
また更に、本実施形態においては、抜き加工装置に適用されているが、これに限定されず、パンチとダイスとにより板材に対して種々加工(深絞り加工等)を行うプレス加工装置一般に適用することができる。勿論、製品形状も種々変更することができ、例えば外輪郭が矩形状である環状部材を製造するようにしてもよい。
ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされるとともに、上型の下型への近接に伴い、ダイス又はパンチを移動させ、これらダイス及びパンチの相対位置を予め定められた状態とする可動手段を具備したプレス加工装置であれば、外観形状が異なる他の形態のもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る抜き加工装置(上型が下型から離間した状態)を示す断面模式図 同抜き加工装置における下型を示す平面図 同抜き加工装置(上型が下型に近接した状態)を示す断面模式図 同抜き加工装置におけるパンチによる外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を説明するための模式図 同抜き加工装置におけるダイスの下型に対する連結状態を示す模式図 同抜き加工装置におけるL字状部材を示す模式図 同抜き加工装置におけるガイドバー及びガイド穴による芯出し作用を示す模式図
符号の説明
1 下型
2 上型
3 ダイス
4 パッド
5 パンチ
6 ガイドバー
7 ガイド穴
8 ピン状部材
9 L字状部材
B 板材
W 製品

Claims (5)

  1. 板材を載置し得るダイスが配設された下型と、
    該下型に対して近接及び離間可能な上型と、
    該上型に形成され、当該上型が前記下型に対して近接したとき、前記ダイス上の板材に対して所定のプレス加工を施し得るパンチと、
    を具備したプレス加工装置において、
    前記ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされるとともに、前記上型の下型への近接に伴い、前記ダイス又はパンチを移動させ、これらダイス及びパンチの相対位置を予め定められた状態とする可動手段を具備したことを特徴とするプレス加工装置。
  2. 前記可動手段は、上型側から下型側又は下型側から上型側に突設されたガイドバーと、前記上型が下型へ近接する過程で前記ガイドバーを挿通し得るガイド穴とから成り、これらガイドバー及びガイド穴をそれぞれ前記パンチ若しくはそれと連なる部位、又は前記ダイス若しくはそれと連なる部位にそれぞれ形成して成ることを特徴とする請求項1記載のプレス加工装置。
  3. 前記ダイス又はパンチは、所定寸法のクリアランスを有しつつピン状部材にて前記下型又は上型に連結され、当該クリアランス寸法だけ前記ダイス又はパンチがその平面に対して移動自在とされたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプレス加工装置。
  4. 前記ダイス又はパンチの周縁を囲んでL字状部材が配設され、当該L字状部材にて前記ダイス又はパンチの側面及び表面を覆うことにより抜け止めが図られていることを特徴とする請求項3記載のプレス加工装置。
  5. 前記パンチは、ダイス上の板材に対して外形抜き加工及びその内側の孔明け加工を同時に行うとともに、孔明け加工によるスクラップを内部に保持し得るものであることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1つに記載のプレス加工装置。
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