JP2008116915A - ズームレンズ - Google Patents

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尹豪 康
Yi-Tien Lu
怡▲てぃえん▼ 呂
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Abstract

【課題】結像品質を向上することのできるズームレンズを提供する。
【解決手段】本発明によるズームレンズは負の屈折力を有する第一のレンズ群と正の屈折力を有する第二のレンズ群を含む。第一のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズを含み、当該レンズの屈折力は、夫々、負、負、負、正である。第一のレンズと第二のレンズは共に、凸面が対象物側に向ける凹凸レンズであり、第二のレンズの両表面は非球面である。第三のレンズは両凹レンズである。第四のレンズは両凸レンズである。第二のレンズ群は画像側と第一のレンズ群の間に配置される。第二のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズを含み、当該レンズの屈折力は、夫々、正、正、正、負、正である。第七のレンズと第八のレンズは、凸面が対象物側に向ける接合複レンズを形成し、第九のレンズは両凸レンズである。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズに関し、特に、ズームレンズに関する。
現代科学技術の進歩につれて、投影機、デジタル撮影機及びデジタルカメラなどの映像装置は、広い範囲で用いられている。これらの映像装置における主要な素子のうち一つは、ズームレンズである。映像がズームレンズにより結像されるので、ズームレンズの光学的品質が結像された映像の品質に大きな影響を与える。従って、各メーカは、ズームレンズの光学的品質を向上し、製造コストを削減することができる技術の開発に力を入れている。
従来技術では、広角且つコンパクトを達成するために、一般的に、ズームレンズが二つのレンズ群より構成され、そのうち、対象物側(Object Side)に接近する第一のレンズ群は、負の屈折力(Refractive Power)を有し、第二のレンズ群は、正の屈折力を有する。即ち、第一のレンズ群は、光線を発散するために用いられが、第二のレンズ群は、光線を収束するために用いられる。
しかし、広角で且つ二つのレンズ群からなる従来のズームレンズのF値(F−number)が、全て3.5より大きいので、大きい口径比(Relative Aperture)を得ることができない。また、このようなズームレンズが広角端(Wide End)にあるときに、解消されにくい歪み(Distortion)が生じることがある。従来技術では、通常、二種類の方法を用いてこの歪み問題を改善する。そのうち、一つは、第一のレンズ群における正のレンズまたは第二のレンズ群における負のレンズの位置を開口絞り(Aperture Stop)から離れさせる方法であり、しかし、この方法は、第一のレンズ群または第二のレンズ群のレンズのサイズを大きくさせるのみならず、ズームレンズ全体の長さを長くさせるので、コンパクトの構造を達成することができない。もう一つは、第一のレンズ群における正のレンズまたは第二のレンズ群における負のレンズの屈折力を大きくさせる方法である。ところが、第一のレンズ群における正のレンズの屈折力を大きくすると、第一のレンズ群における他の負のレンズの屈折力を大きくしなければならないので、高階の歪み収差(Distortion Aberration)とコマ収差(Coma Aberration)を生成し、結像の品質が悪くなる。同様に、第二のレンズ群における負のレンズの屈折力を大きくすると、結像の品質も悪くなる。
本発明の目的は、結像の品質を向上することのできるズームレンズを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明によるズームレンズは、負の屈折力を有する第一のレンズ群と、正の屈折力を有する第二のレンズ群とを有する。第一のレンズ群は、対対象側から画像側(Image Side)へ順に配列される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズを有し、且つ、その屈折力は、それぞれ、負、負、負、正である。第一のレンズと第二のレンズは共に、その凸面が対象物側に向ける凹凸レンズ(Meniscu Lens)であり、且つ、第二のレンズの両表面が非球面である。また、第三のレンズは両凹レンズであり、第四のレンズは両凸レンズである。また、第二のレンズ群は、第一のレンズ群と画像側との間に配置され、且つ、第一のレンズ群と第二のレンズ群は、対象物側と画像側との間で移動する。第二のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズを有し、且つ、その屈折力は、それぞれ、正、正、正、負、正である。第七のレンズと第八のレンズとは、凸面が対象物側に向ける接合複レンズ(Cemented Doublet Lens)を形成するが、第九のレンズは、両凸レンズである。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、(1)1<|F|/|F|<2と(2)0.8<F/|F|<1.3との条件を満たす。そのうち、FとFはそれぞれ第一のレンズ群と第二のレンズ群の焦点距離であり、Fは、ズームレンズが広角端にあるときの焦点距離である。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、(1)0.2≦n-n≦0.4、(2)d>d及び(3)45≦v−v≦65との条件を満たす。そのうち、nとnは、それぞれ、第七のレンズと第八のレンズのd線(d line)に対する屈折率であり、dとdは、それぞれ、第七のレンズと第八のレンズの中心厚みであり、vとvは、それぞれ、第七のレンズと第八のレンズのアッベ数(Abbe Number)である。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、さらに、第二のレンズ群に配置される開口絞りを有する。
本発明の一実施例において、前述した開口絞りは、第八のレンズの表面に配置され、且つ、この表面は、第九のレンズと対向する。
また、本発明による他のズームレンズは、負の屈折力を有する第一のレンズ群と正の屈折力を有する第二のレンズ群とを有する。第一のレンズ群は、対象側から画像側へ順に配置される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズを有し、且つ、その屈折力は、それぞれ、負、負、負、正である。第一のレンズと第二のレンズは、全て凸面が対象物側に向ける凹凸レンズであり、且つ、第二のレンズの両表面は、全て非球面である。第三のレンズは両凹レンズであるが、第四のレンズは両凸レンズである。また、第二のレンズ群は、第一のレンズ群と画像側との間に配置され、且つ、第一のレンズ群と第二のレンズ群は、対象物側と画像側との間で移動する。また、第一のレンズ群の焦点距離をFとし、第二のレンズ群と第三のレンズ群の焦点距離をそれぞれFL2とFL3とすれば、FとFL2とFL3とは、7<FL2/F<13と0.5<FL3/F<1.5を満たす。
本発明の一実施例において、前述した第二のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配列される第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズを含み、その屈折力は、それぞれ、正、正、正、負、正である。第七のレンズと第八のレンズは、凸面が対象物に向ける接着複レンズを形成するが、第九のレンズは、両凸レンズである。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、(1)0.2≦n−n≦0.4、(2)d>d及び(3)45≦v−v≦65という条件を満たす。そのうち、nとnは、それぞれ、第七のレンズと第八のレンズの中心厚みであり、vとvは、それぞれ、第七のレンズと第八のレンズのアッベ数である。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、開口絞りをさらに含み、該開口絞りは、第八のレンズの一表面に配置され、該表面は、第九のレンズと対向する。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、第二のレンズ群に配置される開口絞りをさらに含む。
本発明の一実施例において、前述したズームレンズは、(1)1<|F|/|F|<2と(2)0.8<F/|F|<1.3という条件を満たす。そのうち、FとFは、それぞれ、第一のレンズ群と第二のレンズ群の焦点距離であり、Fは、ズームレンズが広角端にあるときの焦点距離である。
本発明は、第一のレンズ群における第二のレンズが二つの非球面を有するレンズを採用するので、歪み収差を有効に改善することができる。これにより、本発明のズームレンズは、焦点距離を変更する際においても良好な結像品質を維持することができる。
次に、添付した図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係わるズームレンズが広角端と望遠端(Tele End)に位置するときの様子を示す図である。そのうち、図1の上半部は、ズームレンズが広角端に位置するときの様子を示す図であり、図1の下半部は、ズームレンズが望遠端に位置するときの様子を示す図である。図1に示すように、本実施例のズームレンズ100は、負の屈折力を有する第一のレンズ群110と正の屈折力を有する第二のレンズ群120を有する。第一のレンズ群110は、対象物側から画像側へ順に配置される第一のレンズ112、第二のレンズ114、第三のレンズ116及び第四のレンズ118を含み、且つ、その屈折力は、それぞれ、負、負、負、正である。第一のレンズ112と第二のレンズ114は共に、凸面が対象物側に向ける凹凸レンズであり、第二のレンズ114の両表面S3、S4は共に非球面であり、第三のレンズ116は両凹レンズであり、第四のレンズ118は両凸レンズである。また、第二のレンズ群120は、第一のレンズ群と画像側との間に配置される。
続いて、第二のレンズ群120は、例えば、対象物側から画像側へ順に配置される第五のレンズ122、第六のレンズ124、第七のレンズ126、第八のレンズ127及び第九のレンズ128を含み、且つ、その屈折力は、それぞれ、正、正、正、負、正である。第五のレンズ122は、例えば、両凸レンズであり、第六のレンズ124は、例えば、凸面が対象物側に向ける凹凸レンズであり、第七のレンズ126と第八のレンズ127は、凸面が対象物側に向ける接着複レンズを形成するが、第九のレンズ128は、両凸レンズである。
前述したズームレンズ100には、第一のレンズ群100と第二のレンズ群120が対象物側と画像側と間で移動する。具体的に言えば、ズームレンズ100の倍率を広角端から望遠端に調整しようとするときに、第一のレンズ群110と第二のレンズ群120を互いに接近する方向に移動させ、ズームレンズ100の倍率を望遠端から広角端に調整しようとするときに、第一のレンズ群110と第二のレンズ群120を互いに離れる方向に移動させる。また、ズームレンズ110は、開口絞り(図示せず)をさらに含み、それは第二のレンズ群120に配置される。例えば、開口絞りは、第九のレンズ128に向ける第八のレンズ127の表面S15に配置されても良い。
本実施例において、第一のレンズ群110と第二のレンズ群120の屈折力がそれぞれ負と正である組合せを採用し、また、二つの非球面を有する第二のレンズ114と一緒に使用するので、歪み収差を有効に改善することができる。これにより、ズームレンズ100は、焦点距離を変更する際においても、良好な結像品質を維持することができる。また、本実施例において、歪み問題を改善するための従来の二つの方法を使用する必要がないので、高階の歪み収差とコマ収差の生成を避けることができるのみならず、ズームレンズ100全体の構造をコンパクトにさせることもできる。また、開口絞りを第二のレンズ群120に設置することにより、焦点距離を変更する際に生じる歪み収差を減少し、ズームレンズ100の長さを有効に短くすることができるので、ズームレンズ100の構造がよりコンパクトになる。
結像の品質を確保するために、ズームレンズ100に(1)7<FL2/F<13と(2)0.5<FL3/F<1.5の条件を満足させる。そのうち、Fは第一のレンズ群の焦点距離であり、FL2とFL3はそれぞれ第二のレンズ114と第三のレンズ116の焦点距離である。また、結像の品質を確保するために、ズームレンズ100に(1)1<|F|/|F|<2と(2)0.8<F/|F|<1.3の条件を満足させても良い。そのうち、FとFはそれぞれ第一のレンズ群と第二のレンズ群の焦点距離であり、Fはズームレンズが広角端にあるときの焦点距離である。
本実施例では、第七のレンズ126と第八のレンズ127の屈折率、厚み及びアッベ数を設計することにより、ズームレンズ100の結像品質を確保することができる。より詳細に言えば、本実施例において、ズームレンズ100に(1)0.2≦n−n≦0.4、(2)d>d及び(3)45≦v−v≦65との条件を満足させる。そのうち、nとnは、それぞれ第七のレンズ126と第八のレンズ127がd線(波長が587.6mmである光線)に対する屈折率であり、dとdはそれぞれ第七のレンズと第八のレンズの中心厚みであり、vとvはそれぞれ第七のレンズ126と第八のレンズ127のアッベ数である。
次の表1は、ズームレンズ100の好適な一実施例を示すものである。しかし、本発明は、次の表1に挙げられているデータに限られず、本発明に基づいて本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
Figure 2008116915

表1において、曲率半径は、各表面の曲率半径であり、距離は、隣接する二つの表面間の距離であり、例えば、表面S1の距離は、表面S1から表面S2までの距離である。備考欄における各レンズの対応する厚み、屈折率及び色拡散値は、同列における各距離、屈折率及びアッベ数の対応する値を参照する。また、表1には、表面S1、S2は、それぞれ、第二のレンズ114と離れる及び隣接する第一のレンズ112の表面である。表面S3、S4は、それぞれ、第三のレンズ116と離れる及び隣接する第二のレンズ114の表面である。表面S5、S6は、それぞれ、第四のレンズ118と離れる及び隣接する第三のレンズ116の表面である。表面S7、S8は、それぞれ、第五のレンズ122と離れる及び隣接する第四のレンズ118の表面である。表面S9、S10は、それぞれ、第六のレンズ124と離れる及び隣接する第五のレンズ122の表面である。表面S11、S12は、それぞれ、第七のレンズ126と離れる及び隣接する第六のレンズ124の表面である。表面S13は、第八のレンズ127と離れる第七のレンズ126の表面である。表面S14は、第七のレンズ126と第八のレンズ127との接合面である。表面S15は、第九のレンズ128と隣接する第八のレンズの表面であり、且つ、開口絞りは、表面S15に配置される。表面S16、S17は、それぞれ、第八のレンズ127と隣接する及び離れる第九のレンズの表面である。
また、表面S3、S4は、非球面であり、非球面の公式は、次の通りである。
X=(1+R)H2/(1+(1-(1+K)(H/R)2))1/2)+AH4+BH6+CH8+DH10
そのうち、Xは光軸方向の偏移量である。Rは接触球の半径であり、即ち、光軸に接近するところの曲率半径(表1に示すS3、S4の曲率半径)である。Kは円錐定数である。Hは非球面の高さであり、即ち、レンズ中心からレンズ縁部までの高さであり、前記公式によれば、様々なHが様々なXに対応する。A、B、C、Dは、非球面係数である。表面S3、S4の非球面係数及びKの値は、表2に示されている。
Figure 2008116915
Figure 2008116915

表3は、ズームレンズ100がそれぞれ広角端と望遠端にあるときにおける重要なパラメータをリストし、これらの重要なパラメータは、有効焦点距離、視角(Field Of View:FOV)、f数及び表面S8、S17の可変距離を含む。また、この好適な実施例において、|F|/F=1.880、FL2/F=7.675、FL3/F=1.108、F/|F|=1.027、n−n=0.31、v−v=56.7である。なお、従来技術に比べ、本実施例に係るズームレンズ100のf数が2.8のような小さい値に調整されることができるので、口径比が比較的に大きい。
図2Aないし図2Cは、ズームレンズが広角端にあるときにおける結像光学シミュレーションデータを示す図である。図3Aないし図3Cは、ズームレンズが望遠端にあるときにおける結像光学シミュレーションデータを示す図である。そのうち、図2Aと図3Aは、光学の変調伝達関数(Modulation Transfer Function:MTF)の曲線図であり、その横軸はミリメータ毎のラインペア図であり、縦軸は識別率である。図2Bと図3Bは、フィールド湾曲(Field Curvature)と非点収差(Astigmatism)図である。図2Cと図3Cは歪み図である。図2Aないし図3Cに示す図によれば、ズームレンズ100が広角端及び望遠端にあるときに測定されたMTF曲線図、フィールド湾曲、非点収差及び歪み図の図形は、全て標準の範囲内に置いてあるので、本発明のズームレンズ100は、良好な結像品質を有する。
以下、ズームレンズ100の三つの好適な実施例を例として説明する。そのうち、表4ないし表6は一実施例のデータであり、表7ないし表9は他の実施例のデータであり、表10ないし表12はもう一つの実施例のデータである。また、表4ないし表12における符号の意味は、表1ないし表3のものと同じであるので、ここでは、その説明を省略する。なお、本発明は、次の実施例に挙げられるデータに限られず、本発明に基づいて本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
Figure 2008116915
Figure 2008116915
Figure 2008116915

また、この実施例において、|F|/F=1.878、FL2/F=10.040、FL3/F=0.993、F/|F|=1.027、n−n=0.31、v−v=56.1である。
Figure 2008116915
Figure 2008116915
Figure 2008116915

また、この実施例において、|F|/F=1.881、FL2/F=8.292、FL3/F=1.057、F/|F|=1.020、n−n=0.31、v−v=56.1である。
Figure 2008116915
Figure 2008116915
Figure 2008116915

また、この実施例において、|F|/F=1.880、FL2/F=8.268、FL3/F=1.057、F/|F|=1.023、n−n=0.32、v−v=56.1である。
ゆえに、本発明のズームレンズは、少なくとも次の利点を有する。
1、第一のレンズ群と第二のレンズ群の屈折力がそれぞれ負、正である組合せを採用し、さらに、二つの非球面を有する第二のレンズと共に使用するので、歪み収差を有効に改善することができる。よって、本発明のズームレンズは、良好な結像品質を有する。
2、開口絞りを第二のレンズ群に設けることにより、ズームレンズの長さを有効に短くし、ズームレンズの構造をよりコンパクトにさせることができる。
3、本発明のズームレンズのf数が2.8まで小さくされても、良好な結像品質を維持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の範囲に属する。
本発明の一実施例に係るズームレンズが広角端及び望遠端にあるときの様子を示す図である。 本発明のズームレンズが広角端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す図である。 本発明のズームレンズが広角端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す他の図である。 本発明のズームレンズが広角端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す他の図である。 本発明のズームレンズが望遠端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す他の図である。 本発明のズームレンズが望遠端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す他の図である。 本発明のズームレンズが望遠端にあるときの結像光学シミュレーションデータを示す他の図である。
符号の説明
100 ズームレンズ
110 第一のレンズ群
112 第一のレンズ
114 第二のレンズ
116 第三のレンズ
118 第四のレンズ
120 第二のレンズ群
122 第五のレンズ
124 第六のレンズ
126 第七のレンズ
127 第八のレンズ
128 第九のレンズ
S1〜S17 表面

Claims (10)

  1. ズームレンズであって、
    負の屈折力を有する第一のレンズ群であって、当該第一のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズを含み、当該第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズの屈折力は、それぞれ、負、負、負及び正であり、当該第一のレンズと当該第二のレンズは共に、凸面が当該対象物側に向ける凹凸レンズであり、当該第二のレンズの両表面は共に、非球面であり、当該第三のレンズは、両凹レンズであり、当該第四のレンズは、両凸レンズである第一のレンズ群と、
    前記第一のレンズ群と前記画像側との間に配置され、正の屈折力を有する第二のレンズ群であって、当該第二のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズを含み、当該第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズの屈折力は、それぞれ、正、正、正、負及び正であり、当該第七のレンズと当該第八のレンズは、凸面が前記対象物側に向ける接合複レンズを形成し、当該第九のレンズは、両凸レンズである第二のレンズ群と、
    を含み、
    前記第一のレンズ群と前記第二のレンズ群は、前記対象物側と前記画像側との間で移動する、
    ズームレンズ。
  2. 前記ズームレンズは、前記第二のレンズ群に設けられる開口絞りをさらに含む、
    請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 前記開口絞りは、前記第八のレンズの一表面に設けられ、当該表面は、前記第九のレンズに対向する、
    請求項2に記載のズームレンズ。
  4. ズームレンズであって、
    負の屈折力を有する第一のレンズ群であって、当該第一のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズを含み、当該第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズの屈折力は、それぞれ、負、負、負及び正であり、当該第一のレンズと当該第二のレンズは共に、凸面が当該対象物側に向ける凹凸レンズであり、当該第二のレンズの両表面は共に、非球面であり、当該第三のレンズは、両凹レンズであり、当該第四のレンズは、両凸レンズである第一のレンズ群と、
    前記第一のレンズ群と前記画像側との間に配置され、正の屈折力を有する第二のレンズ群であって、前記第一のレンズ群と当該第二のレンズ群は、前記対象物側と前記画像側との間で移動する第二のレンズ群と、
    を含み、
    前記第一のレンズ群の焦点距離をFとし、前記第二のレンズと前記第三のレンズの焦点距離をそれぞれFL2とFL3とすれば、FとFL2とFL3とは、7<FL2/F<13と0.5<FL3/F<1.5を満たす、
    ズームレンズ。
  5. 前記第二のレンズ群は、対象物側から画像側へ順に配置される第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズを含み、当該第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズの屈折力は、それぞれ、正、正、正、負及び正であり、当該第七のレンズと当該第八のレンズは、凸面が前記対象物側に向ける接合複レンズを形成し、当該第九のレンズは、両凸レンズである、
    請求項4に記載のズームレンズ。
  6. 前記ズームレンズは、前記第二のレンズ群に配置される開口絞りをさらに含む、
    請求項4に記載のズームレンズ。
  7. 前記第一のレンズ群と前記第二のレンズ群の焦点距離を、それぞれ、FとFとし、前記ズームレンズが広角端にあるときにおける焦点距離をFとすれば、FとFとFとは、1<|F|/F<2と0.8<F/|F|<1.3を満たす、
    請求項1または4に記載のズームレンズ。
  8. 前記ズームレンズは、開口絞りをさらに含み、当該開口絞りは、前記第八のレンズの一表面に設けられ、当該表面は、前記第九のレンズに対向する、
    請求項5に記載のズームレンズ。
  9. 前記第一のレンズ群は、第一のレンズ、第二のレンズ、第三のレンズ及び第四のレンズから構成され、前記第二のレンズ群は、第五のレンズ、第六のレンズ、第七のレンズ、第八のレンズ及び第九のレンズから構成される、
    請求項1または5に記載のズームレンズ。
  10. 前記第七のレンズと前記第八のレンズがd線に対する屈折率を、それぞれ、nとnとし、前記第七のレンズと前記第八のレンズの中心厚みを、それぞれ、dとdとし、前記第七のレンズと前記第八のレンズのアッベ数を、それぞれ、vとvとすれば、n、n、d、d、v及びvは、0.2≦n−n≦0.4、d>d及び45≦v−v≦65を満たす、
    請求項1または5に記載のズームレンズ。
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