JP2008113119A - 家電機器通信制御システム - Google Patents

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【課題】 家電機器側の処理負担を軽減しつつ新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応可能な機器アダプタと通信制御システムを提供する。
【解決手段】 機器アダプタでは、家電機器の主機能に対してのみ予め実装しておく。家電機器の付加機能に対しては必要に応じて動的に設定する。家電機器は、機器アダプタからの付加機能の取得要求を検知したときには、予め保持していた付加機能制御情報を機器アダプタ側へ伝達する。このような構成によると、本機器アダプタ1つで、新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、機器アダプタを介してネットワーク接続された家電機器を制御する構成の通信制御システムに関する。
家電機器をネットワーク接続する機器アダプタが特許文献1に記載されている。この機器アダプタでは、伝送メディアを含む通信処理、接続された家電機器との通信処理、及び双方間のプロトコル変換処理を担当している。家電機器側との通信インターフェースを共通化することで、機器アダプタ側の汎用性を実現した構成となる。その分、家電機器側に機器オブジェクトの処理、及びネットワーク処理に関するプログラムを実装する必要がある。
また、機器アダプタを該家電機器専用に用意し、機器アダプタ側に機器オブジェクトの処理、及びネットワーク処理に関して実装することで、家電機器側のネットワーク対応処理の軽減を図ったシステムがある。このような機器アダプタでは、接続が想定される複数分の機器オブジェクト処理プログラムが予め実装されており、実際に接続された機器を判別して処理プログラムが選択的に実行されるものとなる。
特開2003−283503号公報
しかしながら、家電機器側に実装された機器オブジェクトの処理、及びネットワーク処理分の処理負担の増大を補うためには、CPUの高機能化や動作クロックの高速化が必須となってしまう。また、制御タイミング設計の複雑化、消費電力の増加、及び家電製品のコストアップにもつながってしまう。この処理負担の増大は家電機器から見て定常的に発生するものではなく、このためにCPU処理能力を強化させた構成は現実的でない。
次に、機器アダプタ側に機器オブジェクトの処理、及びネットワーク処理を実行させる構成の場合、家電機器側はどの機器から発信された電文なのか等、ネットワーク動作を意識する必要はなく、家電機器本体の制御内容に関する要求の有無だけを検知して処理するだけで良く、家電機器側の処理負担から見て有効な構成である。
しかしながら、新しい家電機器が開発される毎に新しい付加機能が追加され、それに伴って機器アダプタ側に予め保持されている機器オブジェクトの内容も更新する必要があり、開発面、及び機器アダプタの製品バージョン増大に伴う管理面での負担が増大してしまう。
実際には、家電機器が本来持つ主機能については長期的に見ても変化がない。例えば、エアコンで言うと、運転のオン、オフや、冷房/暖房等の運転モードの設定、設定温度や風量設定等は基本的なものであり、制御手法の詳細は変化があったとしても、操作対象の項目としては変化がない。従って、付加機能の追加のためだけに機器アダプタの更新対応を行うことは現実的でない。
本発明は、このような付加機能の特性に鑑み、家電機器側の処理負担を軽減しつつ新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応可能な機器アダプタを備えた通信制御システムの提供を目的としている。
本発明に係る通信制御システムは、制御対象となる家電機器に対して共通ネットワークを介して制御指令および動作状態等の情報取得を行う外部制御装置と、制御対象となる家電機器と通信接続され、家電機器との制御情報と共通ネットワーク上での制御情報との相互変換処理を司る機器アダプタと、家電機器とからなる家電機器通信制御システムである。
家電機器は、機器アダプタとの通信手段を介して検知した制御指令を本体の制御に適用させる機能と、家電機器本体の動作状態を機器アダプタ側に通知する機能とを有する。
機器アダプタは、前記相互変換処理において、家電機器の主機能に対する第1相互変換手段を有する。そして、機器アダプタは、第1相互変換手段を予め1つ以上記憶する第1相互変換記憶手段と、接続された家電機器を識別する接続機器認識手段と、該接続機器認識手段の識別結果から第1相互変換記憶手段より該家電機器に対応する第1相互変換手段を選択する選択手段とを備える。
機器アダプタは、上記構成に加えてさらに、家電機器に対して付加機能制御情報を要求して該付加機能制御情報を取得する付加機能取得手段と、該付加機能取得手段の取得結果に基づいて相互変換処理を実行する第2相互変換手段とを有する。
家電機器は、機器アダプタからの付加機能取得要求の有無を検知する付加機能取得要求検知手段と、該付加機能取得要求検知手段より要求検知した場合には、予め保持している付加機能制御情報を機器アダプタへ伝達する付加機能制御情報の伝達手段とを有する。
このように、家電機器の主機能に対してのみ機器アダプタ側に予め実装され、付加機能に対しては必要に応じて動的に設定される構成が可能となるため、本機器アダプタ1つで、新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応することができる。
一方、家電機器は、付加機能取得要求検知手段により要求が検知されるまで、機器アダプタからの制御指令、及び本体動作状態の通知処理を無効とする付加機能未伝達状態を有する。これにより、家電機器側では動的に設定される付加機能に対して不確定な状態での制御要求を排除でき、製品の信頼性向上につながる。
また、家電機器は、前記付加機能取得要求検知手段により要求検知された場合に、所定の付加機能識別情報を生成して記憶し、前記付加機能伝達手段の実行時に該付加機能識別情報も併せて伝達する。さらに、家電機器は、機器アダプタからの制御指令に付加された付加機能識別情報を抽出し、これと記憶している付加機能識別情報と照合する付加機能識別情報照合手段と、該照合手段の結果から不一致と認識された場合には、付加機能未伝達状態へ移行する手段とを有する。
一方、機器アダプタは、前記付加機能取得手段により取得された該付加機能識別情報を記憶する手段を有し、家電機器への制御指令時に、記憶した付加機能識別情報を併せて送信する。これにより、家電機器側では動的に設定される付加機能に対して設定維持の有効性について監視が可能となり、製品の信頼性の向上につながる。
さらに、付加機能制御情報は、制御属性毎に予め割り当てられた制御コード領域に対応付けて構成される。これにより、動的に設定される付加機能に対して、対応させる制御コード毎に必要な制御属性やデータサイズ等の詳細情報を設定する必要がないため、家電機器および機器アダプタ共に付加機能に対する設定処理の負担が軽減され、特に機器アダプタ側の必要メモリ容量の削減につながる。
さらに、付加機能制御情報は、家電機器の型式の識別情報を含む。外部制御装置は、該家電機器識別情報を取得し、家電機器識別情報毎に予め定義された付加機能に対する操作情報を別途ネットワーク上から取得し、操作画面処理に反映させる。これにより、機器アダプタは、付加機能に対する内容を知らなくても良いため、家電機器の通信制御システムとしては、サーバ上の操作情報について追加更新するのみで対応が可能となる。
以上のとおり、本発明によると、機器アダプタ側に機器オブジェクトの処理、及びネットワーク処理を搭載した家電機器専用の機器アダプタであるため、家電機器側ではネットワーク動作を意識する必要はなく、家電機器本体の制御内容に関する要求の有無だけを検知して処理するだけで良いことになり、家電機器側の処理負担を軽減できる。
また、家電機器の主機能に対してのみ機器アダプタ側に実装され、付加機能については必要に応じて動的に設定されるため、本機器アダプタ1つで、新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応可能な機器アダプタの提供が可能となり、機器アダプタに対する開発作業や管理作業に対する負担の軽減にもつながる。
また、家電機器と機器アダプタ間で付加機能に対する諸設定が正常に終了するまでは、家電機器側において受信した不確定な制御要求に対し無効化されるため、意図しない制御が実行されることがなく、製品の信頼性向上につながる。
また、家電機器側では動的に設定された付加機能に対して設定維持に対する有効性を継続的に監視し、異常が検知された場合には制御要求に対し無効化されるため、ここでも意図しない制御が実行されることがなく、製品の信頼性向上につながる。
さらに、予め制御属性毎に制御コードを固定的に割り振ることで、動的に設定が必要な付加機能に対して設定情報に必要なデータ量の削減につながり、家電機器、機器アダプタ共に設定処理の負担が軽減され、特に機器アダプタ側の必要メモリ容量の削減にもつながる。
さらにまた、機器アダプタは、動的に生成される付加機能に対して内容を知らなくても良いため、家電機器の新機種投入に対して、通信制御システムとしては、サーバ上の操作情報について追加更新するのみで対応が可能となる。
図1に本発明のシステム構成ブロック図を示す。宅内に設置された被制御機器としてエアコン2と、エアコン2をネットワーク接続するための機器アダプタ3と、宅内の被制御機器に対して制御指令を出力する宅内ゲートウェイ1とから構成される。
宅内ゲートウェイ1は、宅外通信処理部8によりルータモデム4を介してインターネット等の公衆回線5に接続されている。公衆回線網5を介して携帯電話7のブラウザ操作により宅内ゲートウェイ1に遠隔操作要求があった場合には、アプリケーション処理部10内のWebサーバ11にて表示画面を生成し応答される。さらに、宅内ゲートウェイ1では、宅内の被制御機器と通信する宅内通信処理部9、および被制御機器の機器情報、及びアドレス管理を行う登録機器管理部10aを備えている。
公衆回線5上には、本システムで対応可能な被制御機器毎の付加機能情報に対するテンプレート情報を公開する機器情報外部サーバ6が接続される。宅内ゲートウェイ1は、制御対象となる家電機器に対して共通ネットワークを介し、制御指令、および動作状態等の情報取得を行う外部制御装置を構成する。外部制御装置は、図1に示すように携帯電話であってもよい。
エアコン2は、機器アダプタ3との通信処理部14と、この通信処理部14を介して取得した制御要求電文より制御内容を抽出し解析する電文解析/変換部13と、エアコンの本体制御を司る本体制御部12とから構成される。
本実施の形態では、通信処理部14を介して機器アダプタ3へ電源が供給される構成としているが、機器アダプタ3側にてACアダプタ等の別電源から供給する構成であっても良い。
機器アダプタ3は、家電機器との通信を処理する機器間通信処理部22と、宅内ゲートウェイ1からの制御要求、及びエアコン2からの動作情報に対して、主機能に関するコマンド変換を行う第1相互変換手段となる主機能コマンド変換部18と、付加機能変換設定記憶部23に保持された変換設定情報に従ってコマンド変換を行う第2相互変換手段となる付加機能コマンド変換部21と、対宅内ネットワーク向けに家電機器のオブジェクト情報を処理するオブジェクト管理部17と、宅内ゲートウェイ1との通信を行う宅内通信処理部16とから構成される。
機器アダプタ3は、主機能コマンド変換部18で主機能となるエアコン処理プログラムや冷蔵庫処理プログラムを記憶する。機器アダプタ3は、接続される家電機器を識別する接続機器認識手段を備える。この認識手段は主機能コマンド変換部18に備える。主機能コマンド変換部18では、その識別結果から接続する家電機器に対応する処理プログラムを選択し実行する。
さらに、機器アダプタ3は、付加機能コマンド変換部21から機器間通信処理部22を介して家電機器2に対して付加機能制御情報を要求する。家電機器2では、機器アダプタ3からの付加機能取得要求の有無を検知し、電文解析/変換部13において通信処理部14を通じて付加機能取得の要求を検知した場合には、予め保持している付加機能オブジェクト情報を機器アダプタ3へ伝達する。
このように、家電機器の主機能に対してのみ機器アダプタ側に予め実装され、付加機能に対しては必要に応じて動的に設定しているため、本機器アダプタに付加機能を記憶させておく必要がなく、機器アダプタ1つで、新機種毎に追加される付加機能に対してもフレキシブルに対応することができる。
また、家電機器2は、付加機能の取得要求が検知されるまで、機器アダプタ3からの制御指令、及び本体動作状態の通知処理を無効とする付加機能未伝達状態とする。
また、家電機器2は、付加機能取得の要求が検知された場合に、付加機能オブジェクト情報部に所定の付加機能識別情報を生成して記憶し、付加機能情報の伝達実行時に該付加機能識別情報も併せて伝達する。さらに、家電機器2は、機器アダプタ3からの制御指令に付加された付加機能識別情報を抽出し、これと記憶している付加機能識別情報と照合する。その照合の結果が不一致の場合、付加機能未伝達状態とする。
また、機器アダプタ3は、付加機能コマンド変換部21に付加機能変換設定記憶部23を備え、家電機器から取得した付加機能識別情報を記憶し、家電機器への制御指令時に、記憶した付加機能識別情報を併せて送信する。
また、付加機能制御情報は、制御属性毎に予め割り当てられた制御コード領域に対応付けて構成される。これにより、動的に設定される付加機能に対して、対応させる制御コード毎に必要な制御属性やデータサイズ等の詳細情報を設定する必要がなくなる。
さらに、付加機能制御情報は、家電機器の型式の識別情報を含む。外部制御装置は、該家電機器識別情報を取得し、家電機器識別情報毎に予め定義された付加機能に対する操作情報を別途ネットワーク上のサーバ6から取得し、操作画面処理に反映させる。
ここで、宅内ネットワークは、ECHONET(登録商標,以下同じ)規格による通信で接続されるものとし、各宅内通信処理部9、16の伝送メディアとして特定小電力無線を利用するものとする。但し、本発明は、特に、宅内ネットワークの通信仕様としてECHONETに限られるものではなく、また、伝送メディアについても無線LAN等、別のものであっても良い。
図2に本発明における起動から遠隔操作を行うまでの通信フローシーケンス図を示し、順に動作の詳細について説明していく。まず、エアコン2にて電源供給されると(T1)、機器アダプタ3側にも電源供給が開始され、機器アダプタ3から機器情報取得要求電文の送信を行う。
エアコン2側から機器情報の応答電文が返信されると(T2)、機器アダプタ3では応答された機器情報の内容と主機能コマンド変換部18内で予め保有している処理プログラム(19、20)との整合性を確認する。
この場合、エアコン2が対応対象のエアコンであることが確認でき、主機能コマンド変換部18ではエアコン処理プログラム19が選択され、以降、主機能に対するコマンド変換処理が実行される。機器アダプタ3では、続いて付加機能情報の取得要求電文を送信する(T3)。
エアコン2で保持された付加機能オブジェクト情報の内容に基づいてエアコン2側から付加機能情報の応答電文が返信されると(T4)、機器アダプタ3の付加機能コマンド変換部21にて、応答された付加機能情報の内容に基づいて動的に変換設定情報を生成し、結果を付加機能変換設定記憶部23に保持する。
ここで、本実施形態における付加機能の設定方法の詳細について図3(a)〜(c)で説明する。図3(a)のテーブル表に示すように、本システムで設定可能な付加機能として付加機能コード0〜15の16種類のコードが用意される。また動的な設定処理の軽減を図るため、制御内容の属性に応じて、どの付加機能コードが対応するのかが、予め定められている。
単純に、ある機能をオン/オフするといったフラグ属性を持つ付加機能を設定する場合には、付加機能コード0〜5のいずれかを対応付ける。また、ある付加機能を動作させる場合に、強度等のレベル値や複数モードの中から設定値を選択するような場合には、付加機能コード6〜9のいずれかを対応付ける。以下同様に、ある付加機能に対して数値等の連続値による設定が必要な場合は、そのデータサイズに合わせて付加機能コード10〜15のいずれかを対応付ける。
本実施の形態におけるエアコン2の付加機能としては、図3(b)のような機能を設定するものとして説明する。上記付加機能の制御属性に応じて、付加機能コード0、1、6、10、14の5つの機能を割り当てた。エアコン2にて付加機能情報の応答電文が返信される場合(T4)の電文は、図3(c)に示す電文フォーマットで構成される。
付加機能コード搭載フラグフィールド24の各ビットが、設定を有効とする付加機能コードを表すようにしており、上記付加機能の場合では、0x4443の値が設定されることになる。同様に通知属性設定フラグフィールド25の各ビットについても、付加機能コードに対する通知処理の有無を表すようにしており、0x0043の値が設定されることになる。次の識別コードフィールド26には、本付加機能情報を応答したことを識別するための識別コードを乱数にて生成して付加し、エアコン2側のメモリ内にも一時的に保持される。残り機種を識別する機種コードが機種コード情報フィールド27に付加される。
次に、機器アダプタ3では、エアコン2に対して動作状況取得要求電文を送信する(T5)。エアコン2側から返信される動作状態の応答電文は、図3(d)に示す電文フォーマットで構成される。また、後述の機器アダプタ3から送信される制御要求電文についても同じ構成となっている。
機器アダプタ3では、エアコン2からの動作状況の応答電文を受信すると(T6)、機器間通信処理部22にて電文内の制御情報を主機能に関する情報と付加機能に関する情報とに分割し、各々の制御情報を主機能コマンド変換部18と付加機能コマンド変換部21へ伝達する。各コマンド変換部では各制御情報毎に所定のコード変換を実施し、結果をオブジェクト管理部17へ伝達して宅内ネットワーク側のエアコンオブジェクト情報を更新して実機となるエアコンの状態と整合させる。
機器アダプタ3では、宅内ネットワーク側のエアコンオブジェクトの準備が整った段階で、宅内ネットワークへの参加を示唆するECHONET規格に準じた立ち上げシーケンスが実行される(T7)。
宅内ゲートウェイ1では、エアコンオブジェクトを所持する端末が宅内ネットワークに参加したことを検知し、さらなる詳細情報を取得するため、まず、メーカーコードの取得要求電文を送信する(T8)。メーカーコードの応答結果を確認し(T9)、自己の制御対象としているエアコンであると判定できたならば、予め保持したエアコンの主機能に対するテンプレート情報からエアコンに対する遠隔制御情報を構築する。続いて、機種情報取得要求電文を送信する(T10)。機種情報の応答結果を確認し(T11)、対応するエアコン機種の付加機能テンプレート情報を機器情報外部サーバ6から取得し(T12)、得られたテンプレート情報を基にして前記遠隔制御情報に追加更新を行う。
図4にエアコン2の付加機能に対するテンプレート情報例を示す。ここで付加機能コード0〜15は、ECHONET規格の各機器オブジェクトのプロパティコード(EPCと称される)の0xF0〜0xFFに固定的に割り当てられるようにしており、各付加機能に対する機能名称やアクセスルール、通知の有無、プロパティの制御コード(EDTと称される)と各制御値に対する名称が記載されている。
宅内ゲートウェイ1では、このテンプレート情報に基づいて、図5に示すエアコンの操作画面例の(a)にあるような機能名称や各制御値/設定値の名称に関する表示処理、及び操作された制御内容と制御電文内に付加される制御コードとの相関処理を行っていく。なお、主機能に対するテンプレート情報を宅内ゲートウェイ1内に予め保持するとしているが、前記機器情報外部サーバ6から取得する構成であっても良い。
次に、携帯電話7からエアコン2を遠隔操作するまでの通信フローについて説明する。携帯電話7のブラウザから宅内ゲートウェイ1にアクセスをすると(T14)、宅内ゲートウェイ1のWebサーバ11から操作画面のデータが返信される(T15)。実際にはエアコン2の操作画面取得までに、遠隔操作に対するユーザー認証画面、及び操作機器の選択画面を経ることとなる。図5に示すエアコン2の操作画面から希望の動作設定に変更し、操作要求内容を送信する(T16)。
宅内ゲートウェイ1のアプリケーション処理部10では、登録機器管理部10aより通信先となる機器を特定し、エアコン2に対して制御要求電文を構築し送信する(T17)。制御要求電文を受信した機器アダプタ3では、主機能コマンド変換部18と付加機能コマンド変換部21に電文の受信通知を伝達し、各コマンド変換部は要求された制御内容を抽出し、エアコン2への制御要求電文を生成するにあたり必要となる各制御情報毎に所定のコード変換を実行する。さらに識別コードフィールド30には、T4にてエアコン2から配布された識別コードを付加して送信する(T18)。
エアコン2では、制御要求電文を受信すると識別コードフィールド30の値を抽出し、保持している識別コードと比較する。一致していれば正当な制御電文であると判定し、電文内の制御内容を本体制御へ反映させる。
宅内ゲートウェイ1では、制御要求に対する結果を確認するため、各動作状態の取得要求電文を続けて送信し(T19)、機器アダプタ3を介して得られた各動作状態の応答結果に基づいて操作結果に対する画面データを作成し、携帯電話7へ応答する(T23)。
ここで何らかの原因で機器アダプタ3から送信される制御要求電文内の認識コードフィールド30の値が、エアコン2で保持していた値と異なっていた場合には、送信された制御要求電文が不適切であると判定し、電文を破棄する。この認識コードの不一致が所定回数以上連続して発生した場合には、エアコン2では初期状態に移行し、再度付加情報取得要求がやり直されるまで制御要求電文を一切無効とする。これにより機器アダプタ3側でも制御要求電文に対して処理失敗が連続して発生することが確認できるため、所定回数以上連続して発生した場合には、再度初期の機器情報取得要求からやり直すことで、正常状態に再復帰が可能となる。
また、エアコン2側だけが何らかの原因でCPUがリセットされてしまった場合でも同様に、エアコン2では付加情報取得要求が検知されるまで制御要求電文は無効となるため、機器アダプタ3側において制御要求電文に対する処理失敗が連続して発生したことを検知し、所定回数以上連続して発生した場合には、再度初期の機器情報取得要求からやり直すことで、正常状態に再復帰が可能となる。
本発明の実施の形態におけるシステム構成ブロック図 本発明の実施の形態における通信フローシーケンス図 本発明の実施の形態における付加機能に対する設定方法の説明図 本発明の実施の形態における付加機能に対するテンプレート情報の説明図 本発明の実施の形態における操作画面の説明図
符号の説明
1 宅内ゲートウェイ
2 エアコン
3 機器アダプタ
4 ルータモデム
5 公衆回線
6 機器情報外部サーバ
7 携帯電話
8 宅外通信処理部
9 宅内通信処理部
10 アプリケーション処理部
10a 登録機器管理部
11 Webサーバ
12 本体制御部
13 電文解析/変換部
14 通信処理部
16 宅内通信処理部
17 オブジェクト管理部
18 主機能コマンド変換部
19 エアコン処理プログラム
21 付加機能コマンド変換部
22 機器間通信処理部
23 付加機能変換設定記憶部

Claims (7)

  1. 制御対象となる家電機器に対して共通ネットワークを介し、制御指令、および動作状態等の情報取得を行う外部制御装置と、制御対象となる家電機器と通信接続され、家電機器との制御情報と共通ネットワーク上での制御情報との相互変換処理を司る機器アダプタと、機器アダプタとの通信手段を介して検知した制御指令に基づいて本体制御に適用させる機能、及び本体の動作状態を通知する機能を有する家電機器とから成る家電機器通信制御システムにおいて、
    前記機器アダプタは、前記相互変換処理において家電機器の主機能に対する第1相互変換手段を予め1つ以上記憶する第1相互変換記憶手段と、接続された家電機器を識別する接続機器認識手段と、該接続機器認識手段の結果から第1相互変換記憶手段より第1相互変換手段を選択する第1相互変換選択手段と、家電機器に対して付加機能制御情報を取得する付加機能取得手段と、該付加機能取得手段の結果に基づいて前記相互変換処理を実行する第2相互変換手段とを有し、
    前記家電機器は、機器アダプタからの付加機能取得要求の有無を検知する付加機能取得要求検知手段と、該付加機能取得要求検知手段より要求を検知した場合には、予め保持した付加機能制御情報を機器アダプタへ伝達する付加機能制御情報伝達手段とを有することを特徴とする家電機器通信制御システム。
  2. 前記家電機器は、前記付加機能取得要求検知手段により要求検知されるまで、機器アダプタからの制御指令、及び本体動作状態の通知処理を無効とすることを特徴とした請求項1に記載の家電機器通信制御システム。
  3. 前記家電機器は、前記付加機能取得要求検知手段により要求検知された場合、付加機能識別情報を生成して記憶し、付加機能制御情報の伝達時に前記付加機能識別情報も併せて伝達することを特徴とする請求項1に記載の家電機器通信制御システム。
  4. 前記機器アダプタは、前記付加機能取得手段により取得された該付加機能識別情報を記憶する手段と、家電機器への制御指令時に、記憶した該付加機能識別情報を併せて送信することを特徴とする請求項3に記載の家電機器通信制御システム。
  5. 前記家電機器は、機器アダプタからの制御指令に付加された付加機能識別情報を抽出して、記憶している付加機能識別情報と照合する識別情報照合手段を有し、該識別情報照合手段の結果が不一致のとき、付加機能情報未伝達状態へ移行することを特徴とする請求項4に記載の家電機器通信制御システム。
  6. 前記付加機能制御情報は、制御属性毎に予め割り当てられた制御コード領域に対応付けて構成されることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の家電機器通信制御システム。
  7. 前記付加機能制御情報は、家電機器の型式の識別情報を含み、前記外部制御装置は、該家電機器識別情報を取得し、家電機器識別情報毎に予め定義された付加機能に対する操作情報を別途ネットワーク上から取得し、操作画面処理に反映させることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の家電機器通信制御システム。
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