JP2008112415A - 位置検出装置及び位置指示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブレットの送信電力を強くせずに、位置指示器から強い信号を検出する。
【解決手段】コイル11a及びコンデンサ11bは所定の共振周波数f0の共振回路11を構成している。また、ダイオード12及びコンデンサ13は電源抽出手段を構成している。そして、FET14、電圧検出器15、コンデンサ16、抵抗器17によって電圧変換手段が構成され、コンデンサ16に蓄えられる電圧が各回路に電源として供給される。さらに、検波回路18では送信の周期に対応したクロックが生成される。一方、筆圧検出回路25では、筆圧に応じて容量が変化する可変容量コンデンサ26に加えられる筆圧をデジタル値に変換して順次出力する。さらにスイッチ29では、筆圧検出回路25及びID格納メモリ28のうち一方を選択して、その出力をFET30のゲート端子に供給する。このFET30はダイオード31を介して共振回路11の両端に接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばコンピュータに接続されるデジタイザーに使用して好適な位置検出装置及び位置指示器に関する。詳しくは、電磁誘導方式で位置検出を行っている場合に、タブレットからの送信に応じた強力な返信信号の生成が行われるようにしたものである。
近年、液晶ディスプレイの実用化が進み、位置検出装置を液晶ディスプレイと組み合わせて、描画したい場所を直接ペンで入力できるような形態の位置検出装置に関する要求が高まっている。このような形態で位置検出装置を用いる場合に、液晶ディスプレイなどから発生するノイズによる影響で信号を安定に検出できないという問題が生じる。これに対して従来は、タブレットから送信するパワーを強くすることによりノイズに対する影響を少なくするような対策がなされてきた。
初期の位置検出装置では、タブレットから送信される特定周波数の電磁波に対して位置指示器に内蔵される共振回路が共振し、その共振信号をタブレットで受信して位置を検出していた(例えば、特許文献1参照。)。
すなわち、特許文献1に開示された発明では、位置指示器に共振回路を設けてタブレットと位置指示器との間で電磁波を送受信することにより位置指示器をコードレスかつ電池レスとするとともに、共振周波数を筆圧に応じて僅かに変化させることにより筆圧などの連続情報を検出可能とし、操作性の良い位置検出装置を実現している。
しかしながら、この特許文献1の発明では、共振周波数が位置指示器とタブレットとの位置関係や周囲の金属物体などの影響によって変化するため筆圧を安定に検出できないという問題や、検出できる情報がある程度限定されるという問題があった。
このため、このような位置指示器において共振回路での共振信号から電源を抽出し、抽出された電源を利用して位置指示器内の種々の回路の駆動に供することが考えられた(例えば、特許文献2、特許文献3参照。)。
すなわち、特許文献2に開示された発明では、位置指示器に共振回路の他に電源抽出回路および、筆圧などの連続情報を検出してデジタルに変換する回路、情報返信回路、などを備えて、筆圧などの連続情報を極めて精度良く検出するとともに、複数の連続情報を検出可能にした位置検出装置を実現している。
また、特許文献3に開示された発明では、位置指示器に共振回路の他に電源抽出回路および情報返信回路などを備えるとともに、タブレットからの命令によって位置指示器の動作を制御することにより、筆圧と共に位置指示器固有のID情報を検出することのできる位置検出装置を実現している。
特開昭63−70326号公報 特開平7−175572号公報 特開平7−200137号公報
しかしながら、特許文献2や特許文献3のような位置検出装置では、タブレットからの送信パワーを強くしても位置指示器内で電源として吸収されてしまうため、共振回路に発生する信号レベルの上昇が抑えられてしまうことになる。そこで、ノイズに対する影響を排除するためには、さらに強い信号をタブレットから送信しなければならず、消費電力が増大してしまうという問題があった。
ここで図9は、特許文献1〜特許文献3に記載の位置検出装置において、タブレットからの送信電力を増やしていったときの共振回路に発生する信号強度の変化について比較した図である。この図9において、グラフ線aは特許文献1に記載の回路の場合の特性を示し、グラフ線bは特許文献2または特許文献3記載の回路の場合の特性を示している。
従って、特許文献1の回路では送信電力の増加に応じて共振回路の信号強度も増えているが、特許文献2または特許文献3の回路では送信電力の増加に応じて共振回路の信号強度も増えはするが増加率はだんだん減少して行くことが判る。これは、特許文献1の回路が共振回路のみであるのに対して、特許文献2や特許文献3の回路では電源抽出回路が設けられており、その電源によって各種制御回路等が動作しているためである。
すなわち、特許文献2や特許文献3の回路では制御部の多くがCMOS回路によって構成されており、CMOS回路によって消費される電源電流は電源電圧に比例して大きくなる。そのため、タブレットからの送信電力を増やすと位置指示器で抽出される電源電圧は増えるが、電源電流も増えるため電源用コンデンサに蓄えられる電圧の上昇は抑えられ、その結果、共振回路の信号電圧もあまり増えないのである。
この発明はこのような問題点に鑑みて成されたものであって、本発明の目的は、少ない送信電力でも外来ノイズの影響を受けることなく座標位置を正確に検出でき、筆圧などの連続情報を精度良く検出できるとともに、位置指示器固有のID情報やその他の情報なども併せて検出することのできる位置検出装置及び位置指示器を提供することである。
上記の課題を解決し、本発明の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、電磁波を送信するタブレットと、タブレットからの電磁波を受信して送信用信号を発生する位置指示器とからなり、位置指示器が示すタブレット上の位置を検出する位置検出装置であって、位置指示器は、コイルとコンデンサからなる共振回路と、コイルに誘導する誘導電圧より電源を抽出する電源抽出手段と、位置指示器の情報をタブレットに返信するための情報返信手段とを有し、電源抽出手段が、少なくとも整流素子と充電用コンデンサとを含み、共振回路に発生する電圧が充電用コンデンサに保持された電圧に対応する電圧よりも高くなった際に充電用コンデンサへの充電が行われるようにすると共に、電源抽出手段より抽出された第一の電源からこの第一の電源よりも低い所定の電圧値を有する第二の電源を生成するための電圧変換手段を設け、情報返信手段が、第二の電源によって動作されるトランジスタ回路によって生成される制御信号に基づき共振回路を制御して位置指示器の情報をタブレットに返信するように構成されることを特徴とする位置検出装置である。
請求項2に記載の位置検出装置においては、位置指示器は、少なくとも筆圧及び/またはスイッチの操作を検出するトランジスタ回路を含む操作情報検出手段をさらに有し、操作情報検出手段が第二の電源によって動作されることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、電磁波を送信するタブレットに対して、タブレットからの電磁波を受信して送信用信号を発生し、タブレット上の位置を指示する位置指示器であって、コイルとコンデンサからなる共振回路と、コイルに誘導する誘導電圧より電源を抽出する電源抽出手段と、所定の情報をタブレットに返信するための情報返信手段とを有し、電源抽出手段が、少なくとも整流素子と充電用コンデンサとを含み、共振回路に発生する電圧が充電用コンデンサに保持された電圧に対応する電圧よりも高くなった際に充電用コンデンサへの充電が行われるようにすると共に、電源抽出手段より抽出された第一の電源からこの第一の電源よりも低い所定の電圧値を有する第二の電源を生成するための電圧変換手段を設け、情報返信手段が、第二の電源によって動作されるトランジスタ回路によって生成される制御信号に基づき共振回路を制御して所定の情報をタブレットに返信するように構成されることを特徴とする位置指示器である。
請求項4に記載の位置指示器においては、少なくとも筆圧及び/またはスイッチの操作を検出するトランジスタ回路を含む操作情報検出手段をさらに有し、操作情報検出手段が第二の電源によって動作されることを特徴とするものである。
本発明の位置検出装置及び位置指示器によれば、位置指示器の共振回路に発生した電圧より電源を抽出する電源抽出手段と、抽出した電源をそれよりも低い所定の電圧に変換する電圧変換手段を設けて、この変換された所定の電圧の電源によって回路を駆動しているため、タブレットからの送信電力の大きさとは関係無く、位置指示器内で消費される電力を一定とすることができる。このため、回路を動作させる電圧をできるだけ低く抑えることにより位置指示器内で消費される電力を常に最低限の値とすることができる。
従って、タブレットからの送信電力をあまり強くしなくても、位置指示器からは強い信号を検出することができる。また、液晶パネルなどと組み合わせる場合でも、従来装置のように送信パワーを強くする必要も無く、座標位置を安定に検出できる。さらに、筆圧などの連続情報を検出する場合でもタブレットと位置指示器との位置関係や周囲の金属物体などに影響されることが無い。さらに、位置指示器固有のID情報やその他の情報などを併せて検出することのできる位置検出装置及び位置指示器を実現できる。
以下、図面を参照して本発明による位置検出装置及び位置指示器の実施の形態例を説明する。まず図1には、本発明の主要部となる位置指示器の構成例をブロック図で示す。
図1において、コイル11a及びコンデンサ11bは所定の共振周波数f0の共振回路11を構成している。また、ダイオード12及びコンデンサ13は電源抽出手段を構成している。そして、PチャンネルMOSFET14、電圧検出器15、コンデンサ16、抵抗器17によって電圧変換手段が構成され、コンデンサ16に蓄えられる電圧が後述する各回路に電源として供給される。
さらに、検波回路18では後述するタブレットからの送信及び送信停止の周期に対応したクロックが生成される。また、それぞれ時定数の異なる積分回路19及び20が設けられる。ここで積分回路20は積分回路19よりも時定数が大きく設定されている。そして、コンパレータ21では積分回路19の出力信号を所定のしきい値電圧、ここでは電源電圧の50%で比較してデジタル信号に変換して出力する。
同様に、コンパレータ22では積分回路20の出力信号を所定のしきい値電圧、ここでは電源電圧の50%で比較してデジタル信号に変換して出力する。なお、本実施形態例では、タブレットからの送信継続時間がおよそ100μSを超えるとコンパレータ21の出力が立ち上がり、送信継続時間がおよそ300μSを超えるとコンパレータ22の出力が立ち上がるように積分回路19及び積分回路20の時定数がそれぞれ決定されている。
また、2ビットのシフトレジスタによって構成されるシリアルパラレル変換器23が設けられ、このシリアルパラレル変換器23では、コンパレータ21からの出力値を検波回路18からのクロックの立下り毎に取り込む。さらにDフリップフロップ24では、コンパレータ22の出力の立下りでシリアルパラレル変換器23の2ビット目の出力QBからの値を保持して出力する。
一方、筆圧検出回路25では、筆圧に応じて容量が変化する可変容量コンデンサ26に加えられる筆圧をデジタル値に変換して検波回路18からのクロックに応じて順次出力する。この筆圧検出回路25は可変容量コンデンサ26によって構成される時定数回路による充電または放電の時間を、コンデンサ27を介して入力される周波数f0の信号をカウントすることによってデジタル化している。なお、この筆圧検出の動作原理は特許文献2に詳細に説明されているので、ここでの説明は省略する。
また、ID格納メモリ28には、位置指示器固有のID情報(ここでは40ビットとする)が格納されている。このID情報は検波回路18からのクロックに応じて順次出力される。さらにスイッチ29では、Dフリップフロップ24からの出力値に応じて、筆圧検出回路25及びID格納メモリ28のうち一方を選択して、その出力をNチャンネルMOSFET30のゲート端子に供給する。
このFET30はダイオード31を介して共振回路11の両端に接続されている。このダイオード31はFET30のドレイン−ソース間に存在する寄生ダイオードによって共振回路の信号がリークするのを防止するためのものである。このようにして、本発明に適用される位置指示器が構成される。なお、図1における各部の回路は、周知のCMOS回路によって構成されているものである。
さらに図2には、図1に示した位置指示器の構造が示されている。この図2において図1と同一部分は同一記号で示す。ここでコイル11aは円筒形状のフェライト材に巻かれたコイルであり、筆圧検出部26は筆圧によって容量が変化する可変容量コンデンサ(図1のコンデンサ26)である。そして、ペン先32に加えられる圧力はコイル11aの中空部を経由して可変容量コンデンサ26に伝達されるようになっている。また回路基板33には、図1に示した各回路部品が実装されている。
これに対して、図3は、本発明による位置検出装置の実施形態例におけるタブレットの構成を示した図である。ただし、このタブレットは、特許文献1〜3で用いられているものと同様な構成である。そこで図3において、位置検出部41には、X軸方向に40本のループコイルX1〜X40とY軸方向に40本のループコイルY1〜Y40とが図示の如く配置されている。このループコイルは各々のループコイルを選択する選択回路42に接続されている。
この選択回路42は送受切替回路43に接続され、この送受切替回路43の受信側にはアンプ44が接続され、このアンプ44は検波回路45に接続されている。この検波回路45はローパスフィルタ46に接続され、このローパスフィルタ46はサンプルホールド回路47に接続され、このサンプルホールド回路47がAD変換回路48に接続され、このAD変換回路48はCPU(中央処理装置)49に接続されている。
このCPU49から制御信号が、上述の選択回路42、サンプルホールド回路47、AD変換回路48及び送受切替回路43にそれぞれ供給される。またこの装置には、周波数f0の交流信号を発生する発振器50と、交流信号を電流に変換する電流ドライバ51が設けられている。従ってCPU49からの制御信号により、送受切替回路43が切り替えられることで、周波数f0の交流信号が位置検出部41から送信される。
さらに、上述の実施形態例の動作を以下に説明する。なお、本実施形態例では、特許文献2や特許文献3に開示された発明と同様に、タブレットからは所定時間の送信を行った後に、位置指示器の共振回路11に残留する信号を受信することにより指示位置の座標値を求めている。ただし、この座標検出の動作については従来装置と同様であるためここでは説明を省略する。
そこでまず、位置指示器の電源回路部分の動作について説明する。すなわち図1の回路において、コンデンサ16には電圧検出器15の検出電圧にほぼ等しい電圧が保持され、後述する各処理回路の電源として供給される。なお、本実施形態例ではこの電圧を0.9Vとしている。ここで電圧検出器15は例えばオープンドレイン形式の出力となっており、入力電圧(コンデンサ16の電圧)が0.9V以上の時には出力端子はHiインピーダンス状態となり、0.9V未満の時にはLoレベル(0V)を出力する。
今、コンデンサ16の電圧が0.9Vよりも僅かに低下したとすると、電圧検出器15はLoレベルを出力する。このため、FET14はON状態となる。コンデンサ13には0.9Vよりも高い電圧が保持されているため、コンデンサ16はFET14を介して充電される。コンデンサ16の電圧が0.9V以上に達すると電圧検出器15の出力は直ちにHiインピーダンス状態となるため、FET14はOFFとなりコンデンサ16への充電は終了する。このようにしてコンデンサ16の電圧は0.9V近辺に保たれる。
以上の構成が本発明の特徴である。さらにこの特徴について説明する。すなわち図4には、その説明のための位置指示器の基本的構成を示す。この図4において、コイル60a及びコンデンサ60bは共振回路60を構成している。また、ダイオード61及びコンデンサ62は電源抽出手段を構成している。さらに、電圧変換器63及びコンデンサ64は電圧変換手段を構成している。
また、CMOSによる処理回路65では、筆圧やスイッチなどの操作情報の検出や、これらの操作情報や位置指示器固有のID情報などの情報に応じて所定のタイミングで共振回路60を制御するための制御信号を出力している。なお、この処理回路65の構成は特許文献2や特許文献3に開示された回路と同様なものである。
そしてこの回路において、電圧変換器63が出力する電圧は処理回路65が動作するための最低の供給電圧としている。このため、処理回路65が消費する電力は共振回路60に発生する信号強度と関係せず最低限の値となる。従ってこの回路において、タブレットからの送信電力を増やせば、それに応じてコンデンサ62に抽出される電圧は上昇し、共振回路60に発生する信号電圧も大きくなる。その結果、従来の技術で述べた図9において、特許文献1の回路に近い変化特性(グラフ線a)を実現することができる。
こうして本発明の位置検出装置及び位置指示器によれば、回路を動作させる電圧をできるだけ低く抑えることにより位置指示器内で消費される電力を常に最低限の値とすることができる。従って、タブレットからの送信電力をあまり強くしなくても、位置指示器からは強い信号を検出することができ、液晶パネルなどと組み合わせる場合でも、座標位置を安定に検出できる。さらに、筆圧などの連続情報を検出する場合でもタブレットと位置指示器との位置関係や周囲の金属物体などに影響されることが無い。
さらに、本実施形態例では、タブレットからの制御信号によって筆圧情報と位置指示器固有のID情報のうち一方を選択してタブレットに返信するようにしている。図5にはタブレットが位置指示器に対して筆圧情報を返信するように要求した際の動作を示す。この図5において、記号A(J)〜Iは、図1及び図2に同一記号で示した部分の動作波形を示したものである。なおここでは、位置指示器がタブレットの位置検出部41上のループコイルX7及びY9の交点付近に存在するものとして以下の動作説明を行う。
タブレットのCPU49は位置指示器の指示位置のX座標を求めるため5回の送信と受信を交互に行う。この時、送信時には位置指示器に最も近いループコイルX7を選択し、受信時にはループコイルX5からX9までを順番に切り替える。これらの5回の送受信動作によってCPU49はループコイルX7を中心とした5本のループコイルから検出される信号レベルを求める。
これらの信号レベルは図5の記号Iに示すように、ループコイルX7を選択して受信した際に最も高く、ループコイルX7から離れるにつれて低くなるようなレベル分布となる。CPU49はこの信号レベル分布より位置指示器の指示するX座標値を従来装置と同様な方法で計算する。
続いてCPU49は位置指示器の指示位置のY座標を求めるため5回の送信と受信を交互に行う。この時、送信時には位置指示器に最も近いループコイルY9を選択し、受信時にはループコイルY7からY11までを順番に切り替える。CPU49はX座標検出時と同様にしてY座標値を求める。
なお、X座標およびY座標の検出動作において、それぞれ5本のループコイルからの信号レベルのピークが中央の番号から外れていた際には、位置指示器が移動したものと判断して、ピークレベルの得られたループコイル番号を位置指示器に最も近い番号として更新する。
続いてCPU49は位置指示器から筆圧情報を要求するコマンド信号を送信するため、Y座標検出動作において更新された位置指示器に最も近いループコイル番号を選択する。ここではループコイルY9を選択して50μSの送信を行う。この送信時間は積分回路19の時定数と比べて十分短いためシリアルパラレル変換器23に“1”が保存されることは無く、Dフリップフロップ24の出力は“0”を維持する。このため、スイッチ29は後述するデータ返信期間中も筆圧検出回路25からの出力側を選択した状態となる。
続いてCPU49はループコイルY9を選択した状態で、およそ1mSの期間の連続送信を行う。この連続送信は直前に送信されたコマンドを確定する目的と、後述するデータ返信のスタートタイミングを決定する目的とがある。また、筆圧を検出してデジタル値に変換する動作はこの連続送信期間に行われる。1mSの期間の送信を終了すると、CPU49はループコイルY9を選択した状態で受信動作を行う。CPU49は、この時検出される信号レベルの2分の1の値を、後述するデータ検出の際の基準レベルとして保存しておく。
続いてCPU49はループコイルY9を選択した状態で、50μSの送信と100μSの受信を交互に8回行う。この8回の送受信によって、CPU49は筆圧検出回路25から順次送出される8ビットの筆圧データを検出する。すなわち、送受信によって検出されるレベルが先ほど保存した基準レベルよりも高ければ“0”、基準レベルよりも低ければ“1”としてデータを保存する。この8回の送受信動作によってCPU49は可変容量コンデンサ26に加えられる筆圧を8ビットのデジタル値として検出する。
さらに、図6はタブレットが位置指示器に対して固有ID情報を返信するように要求した際の動作を示した図である。なお、図6において図5と異なるのは、コマンド送信の際の送信時間が200μSであることと、データ返信の際の送受信の回数を40回としている点のみである。
コマンド送信を開始してからおよそ100μSが経過すると、コンパレータ21の出力はHiレベルに変化する。送信が終了した後、検波回路18の出力の立ち下がりによってシリアルパラレル変換器23はコンパレータ21の出力である“1”を取り込み、第1ビット目の出力QAを“1”にする。これに続く1mSの連続送信の後、検波回路18の出力の立ち下がりによってシリアルパラレル変換器23はQA出力値を第2ビット目のQBにシフトする。
これによって、シリアルパラレル変換器23のQB端子はHiレベルを出力する。1mSの連続送信を開始してからおよそ300μSが経過すると、コンパレータ22の出力が立ち上がるが、連続送信が終了してしばらくすると図6の記号Eに示すようにコンパレータ22の出力は立ち下がるので、この立ち下りエッジでDフリップフロップ24はスイッチ29への制御信号を“1”として確定する。
これらの動作によって、スイッチ29はID格納メモリ28の側を選択する。このID格納メモリ28には40ビットの固有ID情報が書き込まれており、検波回路18が出力するクロックに同期して“0”または“1”を順次出力する。
以上説明した筆圧および固有IDを選択して返信する動作は従来装置と比較して何ら異なるものではない。そこで、本実施形態例がどのようにして、少ない送信電力でも強い信号を検出することができるのかという点について以下に説明する。
図2の位置指示器で用いているCMOS回路は現在、最も低消費電力な半導体技術として知られている。このCMOS回路の動作電源電圧としては、0.9V程度が最も低い電圧として実用化されている。また、CMOS回路によって消費される電流は電源電圧に比例して大きくなることが知られている。本発明ではこの点に着目して、位置指示器内で抽出された電源を0.9Vに変換してからCMOS回路に供給するようにしている。
ここで図7には、上述の実施形態例における位置指示器のタブレット面からの高さとコンデンサ13に抽出される電圧との関係を示している。この図7において点線で示したラインは0.9Vの電圧変換を行わずにコンデンサ13に発生する電圧をそのまま電源として用いた従来の場合である。一方、図8には、位置指示器で抽出される電圧が高い場合と低い場合とで共振回路11の両端に発生する信号レベルに違いが出ることを示している。
この図8において、タブレットからの送信が開始されると共振回路11の信号レベルは一定の速度で上昇するが、コンデンサ13に保持されている電圧に達すると共振回路11に発生する信号はダイオード12を通じてコンデンサ13に吸収される。このため、それ以降送信が継続されても共振回路両端の電圧は上がらず、図8のように飽和状態となる。この飽和状態となる電圧はコンデンサ13の電圧に対応している。
この点に関して、本発明の装置では、タブレットからの送信電力がどんなに強くなっても位置指示器内で消費される電力はほぼ一定である。このため、コンデンサ13に抽出される電圧は、タブレットからの送信の信号レベルに応じて高くすることができ、コンデンサ13の電圧に対応している飽和状態の電圧も十分に高くすることができる。従って、本発明の装置によれば、従来の装置よりも少ないタブレットからの送信電力でも位置指示器の共振回路には強い信号が発生し、タブレットでは強い信号が検出される。
すなわち、本発明によれば、共振回路に一定電圧の電源を抽出する回路を併設することにより、共振回路の電圧を十分に高めることができ、強い送信信号を発生することができる。これに対して、従来の装置では、抽出された電源をそのままCMOS回路に供給していたのでタブレットからの送信電力が増えるほど位置指示器内で消費される電力も増え、そのため位置指示器がタブレットに返す信号強度もあまり増えなかったものである。
さらに以下には、他の実施形態例を列記する。
すなわち上述の実施形態例では、電圧変換手段を電圧検出器とMOSFETとによって構成しているが、これに限定されるものではない。また、電源抽出手段をダイオード1個とコンデンサによって構成しているが、ダイオード2個を用いても良いし他の整流素子を用いても良い。
また、上述の実施形態例では、タブレットからのコマンドによって筆圧データと固有IDデータを切り替えて返信する例を示したが、コマンドを送信しなくても良いし、スイッチなどの情報を返信しても良い。また、タブレットからのコマンドを複数ビットとしてさらに多種類の情報の中から選択して返信するようにしても良い。
また、上述の実施形態例では検出される筆圧を8ビットで表しているが、もっと多くのビット数で表しても良いし、例えば図2のような位置指示器の側面にスイッチを設けて、スイッチに対する操作情報を筆圧データに続けて返信するようにしても良い。
また、上述の実施形態例では、共振回路の短絡によってテータを返信しているが、共振周波数を僅かに変えることによってデータを返信しても良いし、共振回路の他の特性を制御することによってデータを返信しても良い。また、返信するデータは必ずしもデジタルである必要は無く、共振回路に発生する信号の周波数や振幅などを連続して変えるような方法であっても良い。
また、上述の実施形態例では、タブレットから送信するコイルを受信用コイルと共通に用いているが、送信専用のコイルを設けても良い。
さらに本発明は、上述の説明した実施形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能とされるものである。
本発明による位置指示器の一実施形態例の構成を示すブロック図である。 その構造を示す構成図である。 本発明による位置検出装置におけるタブレットの一実施形態例を示す構成図である。 本発明による位置検出装置及び位置指示器の説明図である。 本発明の動作の説明のためのタイムチャート図である。 本発明の動作の説明のためのタイムチャート図である。 本発明の説明のための特性図である。 本発明の説明のための特性図である。 従来の技術の説明のための線図である。
符号の説明
11a…コイル、11b…コンデンサ、11…共振回路、12…ダイオード、13…コンデンサ、14…PチャンネルMOSFET、15…電圧検出器、16…コンデンサ、17…抵抗器、18…検波回路、19,20…積分回路、21,22…コンパレータ、23…シリアルパラレル変換器、24…Dフリップフロップ、25…筆圧検出回路、26…可変容量コンデンサ、27…コンデンサ、28…ID格納メモリ、29…スイッチ、30…NチャンネルMOSFET、31…ダイオード

Claims (4)

  1. 電磁波を送信するタブレットと、前記タブレットからの電磁波を受信して送信用信号を発生する位置指示器とからなり、前記位置指示器が示す前記タブレット上の位置を検出する位置検出装置であって、
    前記位置指示器は、コイルとコンデンサからなる共振回路と、前記コイルに誘導する誘導電圧より電源を抽出する電源抽出手段と、前記位置指示器の情報を前記タブレットに返信するための情報返信手段とを有し、
    前記電源抽出手段が、少なくとも整流素子と充電用コンデンサとを含み、前記共振回路に発生する電圧が前記充電用コンデンサに保持された電圧に対応する電圧よりも高くなった際に前記充電用コンデンサへの充電が行われるようにするとともに、
    前記電源抽出手段より抽出された第一の電源から該第一の電源よりも低い所定の電圧値を有する第二の電源を生成するための電圧変換手段を設け、
    前記情報返信手段が、前記第二の電源によって動作されるトランジスタ回路によって生成される制御信号に基づき前記共振回路を制御して前記位置指示器の情報を前記タブレットに返信するように構成される
    ことを特徴とする位置検出装置。
  2. 前記位置指示器は、少なくとも筆圧及び/またはスイッチの操作を検出するトランジスタ回路を含む操作情報検出手段をさらに有し、
    前記操作情報検出手段が前記第二の電源によって動作される
    ことを特徴とする請求項1記載の位置検出装置。
  3. 電磁波を送信するタブレットに対して、前記タブレットからの電磁波を受信して送信用信号を発生し、前記タブレット上の位置を指示する位置指示器であって、
    コイルとコンデンサからなる共振回路と、前記コイルに誘導する誘導電圧より電源を抽出する電源抽出手段と、所定の情報を前記タブレットに返信するための情報返信手段とを有し、
    前記電源抽出手段が、少なくとも整流素子と充電用コンデンサとを含み、前記共振回路に発生する電圧が前記充電用コンデンサに保持された電圧に対応する電圧よりも高くなった際に前記充電用コンデンサへの充電が行われるようにするとともに、
    前記電源抽出手段より抽出された第一の電源から該第一の電源よりも低い所定の電圧値を有する第二の電源を生成するための電圧変換手段を設け、
    前記情報返信手段が、前記第二の電源によって動作されるトランジスタ回路によって生成される制御信号に基づき前記共振回路を制御して前記所定の情報を前記タブレットに返信するように構成される
    ことを特徴とする位置指示器。
  4. 少なくとも筆圧及び/またはスイッチの操作を検出するトランジスタ回路を含む操作情報検出手段をさらに有し、
    前記操作情報検出手段が前記第二の電源によって動作される
    ことを特徴とする請求項3記載の位置指示器。
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