JP2008112331A - 携帯型電子機器及び認証方法並びにプログラム - Google Patents

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望 竹内
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Abstract

【課題】ICカード機能のセキュリティ性を確保しつつ、ユーザにとって利便性の高い携帯型電子機器を提供すること。
を備えたことを特徴としている。
【解決手段】近距離無線通信手段を備えた携帯型電子機器であって、認証対象情報を記憶すると共に、近距離無線通信手段の起動/停止を制御する起動停止制御手段と、近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取手段と、読取手段にて読み取った認証情報と記憶された認証対象情報とを照合する認証手段と、を備え、起動停止制御手段は、読取手段の作動後に近距離無線通信手段を停止させる停止制御手段を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯型電子機器にかかり、特に、近距離無線通信手段を備え外部ICタグと通信可能な携帯型電子機器に関する。
従来より、不揮発メモリと無線通信チップとを備えた非接触型ICカード(Felica(登録商標))が開発されており、プリペイドICカード(Suica(登録商標)、Edy(登録商標)など)として利用されている。また、この非接触型ICカードは、近年では携帯電話機にも搭載されており、外部のリーダ/ライタ装置に携帯電話機をかざすことで、携帯電話機を切符や財布代わりに利用することができると共に、クレジットカードや社員証などへの適用も可能となっている。
さらに、近年の携帯電話機には、上記ICカード機能の他にリーダ/ライタ機能も合わせて装備可能であり、携帯電話機にて他の外部ICカードなどと近距離無線通信が可能となり、さらなる適用の幅が広がっている。
一方で、上述したICカード機能によって提供されるサービスは、個人情報や課金に関わるものも多く、ICカード機能をロックする技術が必要とされる。ロック機能としては、従来より、暗証番号などで携帯電話機自体の操作をロックすることが行われていた。例えば、電源ON/OFF、緊急呼発信など限られた機能以外の機能が使用できなくなるオールロック、メールが表示できなくなるメールセキュリティ設定などである。また、ICカード機能のみをロックする技術としては、携帯電話機内のFeliCa(登録商標)サービスを提供するIC(Faver)の電源をOFFすることにより実現していた。
逆に、上述したロック機能を解除する技術としては、例えば、上述したオールロックやメールセキュリティ設定の解除画面において、暗証番号を入力するという操作が必要になる。また、下記特許文献1に開示されているように、簡単な操作の後にあらかじめFeliCa IDmを登録しておいた別の外部ICカードをかざし、当該ICカードの固有データであるFeliCa IDmを照合することにより、ロック解除を実現する。これにより、カードが手元になければロック解除ができないため不正なロック解除を防止することができ、また、カードが手元にあれば暗証番号入力の手間が省けるという点で便利な機能である。そして、上述したロック解除を行うための認証は、ICカード認証機能として利用することができる。
特開2004−54305号公報
しかしながら、上述したICカードの認証機能は、以下のような不都合があった。つまり、ICカードロック機能中は、Faverの電源をOFFにしており、外部ICカードのFeliCa IDmを読み出すことができないが、認証を実施するためにはFaverの電源をONにしなければならず、Faverの電源をONすると、ICカード機能は自動で動作可能状態となってしまい停止することができない。そのため、ユーザによってICカード機能をロック(停止)している状態であるにも関わらず、ICカード機能を使用できてしまい、セキュリティ性が低下する、という問題があった。
一方で、上述したような外部ICカードを用いてロック解除を行うことの必要性は依然として高い。例えば、携帯電話機のICカード機能に、定期券のサービスとクレジットカードのサービスを登録していた場合、携帯電話機を紛失した場合を考慮してICカード機能はロック状態と設定したいが、定期券のように頻繁に使用するサービスではロック解除の操作が面倒となりうる。このような場合に、簡単な操作の後に外部ICカードをかざすだけでロックを解除ができるとすると利便性が高まる。
このため、本発明では、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、ICカード機能のセキュリティ性を確保しつつ、ユーザにとって利便性の高い携帯型電子機器を提供する、ことをその目的とする。
そこで、本発明の一形態である携帯型電子機器は、
近距離無線通信手段を備えた携帯型電子機器であって、
認証対象情報を記憶すると共に、
近距離無線通信手段の起動/停止を制御する起動停止制御手段と、
近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取手段と、
読取手段にて読み取った認証情報と記憶された認証対象情報とを照合する認証手段と、を備え、
起動停止制御手段は、読取手段の作動後に近距離無線通信手段を停止させる停止制御手段を備えた、
を備えたことを特徴としている。
このとき、例えば、起動停止制御手段は、近距離無線通信手段の電源をオン/オフすることにより起動/停止を制御する。また、携帯型電子機器は、近距離無線通信手段にて送受信可能な所定の情報を記憶したICタグを備えた、ことを特徴としている。
上記発明によると、携帯型電子機器に外部ICタグを近接させると、近距離無線通信手段にて外部ICタグから認証情報が読み取られ、この認証情報と機器に記憶された認証対象情報との認証が行われる。そして、読取動作後には、読み取りの可否を問わず、近距離無線通信手段が停止される。従って、携帯型電子機器による外部ICタグの認証機能を実現してかかる認証結果に応じた所定の処理を実現することができ、また、認証処理後に近距離無線通信手段が起動したままの状態となることを防止し、近距離無線通信手段にて装備されたICタグなどに記憶された重要な情報の流出を抑制することができる。その結果、ユーザの利便性とセキュリティの向上を図ることができる。
また、起動停止制御手段は、読取手段の作動前に、近距離無線通信手段が停止状態である場合に当該近距離無線通信手段を起動させる起動制御手段を備えた、ことを特徴としている。このとき、起動制御手段は、携帯型電子機器に対して近距離無線通信手段の起動指令が入力されたときに作動する、ことを特徴としている。
このように、特に、近距離無線通信手段が起動していなかった場合には、起動指令の入力があったときに近距離無線通信手段を起動させ、外部ICタグから認証情報の読み取り、及び、認証を行い、停止させる。従って、認証が必要なときに近距離無線通信手段を短時間のみ起動させて認証を行うことができ、利便性及びセキュリティの向上を図ることができる。
また、停止制御手段は、起動制御手段による近距離無線通信手段の起動後の一定時間経過後に作動する、ことを特徴としている。そして、上記一定時間は、読取手段にて外部ICタグから認証情報の読み取りに必要な時間に基づいて予め設定された時間である、ことを特徴としている。また、停止制御手段は、読取手段にて外部ICタグから認証情報を読み取った後の一定時間経過後に作動する、ことを特徴としている。
これにより、近距離無線通信手段が起動した後の一定時間経過後、例えば、読取手段にて読取処理に必要とされる予め設定された時間が経過した後や、読み取った後に、近距離無線通信手段が起動され、上述した読み取り処理及び認証処理が実行される。従って、極めて短時間に近距離無線通信手段が起動されるだけであるため、他の情報の流出を抑制することができ、さらなるセキュリティ性の向上を図ることができる。
さらに、本発明では、認証手段による認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除手段を備えた、ことを特徴としている。これにより、外部ICタグと近接させて上述したように認証させることで、電子機器自体のキー操作ロックやICカード機能ロックなどの機器に設定されているロック状態を解除することができる。従って、上述したように、セキュリティ性を確保しつつ、簡易な操作でロック状態を解除することができ、ユーザの利便性の向上を図ることができる。なお、上記外部ICタグが装備されたICカードを、上記携帯型電子機器と合わせて認証ユニットとして携帯することで、上記ロック解除が容易となり、ユーザのさらなる利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の他の形態である認証方法は、
非接触型近距離通信手段を備えた携帯型電子機器にて認証を行う方法であって、
近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取工程と、
読取手段にて読み取った認証情報と、携帯型電子機器内に記憶された認証対象情報とを照合する認証工程と、を有し、
少なくとも読取工程の後に、近距離無線通信手段を停止させる停止制御工程を有する、
ことを特徴としている。
そして、読取工程の前に、近距離無線通信手段が停止状態である場合に当該近距離無線通信手段を起動させる起動制御工程を有する、ことを特徴としている。このとき、起動制御工程は、携帯型電子機器に対して近距離無線通信手段の起動指令が入力されたときに作動する、ことを特徴としている。また、停止制御工程は、起動制御工程にて近距離無線通信手段が起動された後の一定時間経過後に作動する、ことを特徴としている。そして、上記一定時間は、例えば、読取工程にて外部ICタグから認証情報の読み取りに必要な時間に基づいて予め設定された時間である。また、停止制御工程は、読取工程にて外部ICタグから認証情報を読み取った後の一定時間経過後に作動する、ことを特徴としている。さらに、認証工程の後に、当該認証工程にて認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除工程を有する、ことを特徴としている。
また、本発明の他の形態であるプログラムは、
非接触型近距離通信手段を備えた携帯型電子機器に、
近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取工程と、
読取手段にて読み取った認証情報と携帯型電子機器内に記憶された認証対象情報とを照合する認証工程と、
少なくとも読取工程の後に、近距離無線通信手段を停止させる停止制御工程と、
を実行させる、ことを特徴としている。
そして、上記プログラムは、さらに、携帯型電子機器に、認証工程の後に、当該認証工程にて認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除工程、を実行させる、ことを特徴としている。
上述した構成の方法及びプログラムの発明であっても、上記携帯型電子機器と同様に作用するため、上述した本発明の目的を達成することができる。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、携帯型電子機器による外部ICタグの認証機能を実現してかかる認証結果に応じた所定の処理を実現することができると共に、認証処理後に近距離無線通信手段が起動したままの状態となることを防止し、近距離無線通信手段にて携帯型電子機器内に記憶された重要な情報の流出を抑制することができる。従って、ユーザの利便性とセキュリティの向上を図ることができる、という従来にない優れた効果を有する。
本発明は、携帯型電子機器にて、近距離無線通信手段を利用して外部ICタグの認証を実現すると共に、この通信時に、携帯型電子機器からの情報の流出を抑制するという点に特徴を有する。以下、実施例では、携帯型電子機器の一例として携帯電話機を挙げて説明するが、近距離無線通信手段を備えていれば、PDAやテレビゲーム機、ポータブルオーディオプレーヤーなど他の携帯型電子機器であってもよい。また、実施例では、携帯電話機には、ICカード機能とリーダライタ機能を備えたFeliCa(登録商標)を搭載している場合を例示するが、同様の機能を装備していればよい。
本発明の第1の実施例を、図1乃至図4を参照して説明する。図1乃至図2は、携帯電話機の構成を示すブロック図であり、図3乃至図4は、携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
[構成]
本実施例における携帯電話機1は、無線通信による通話が可能な一般的な携帯電話機であり、電話機1全体の動作を制御する制御装置2と、種々の情報を記憶する記憶装置5と、ユーザが操作指令を入力するための操作部6と、を備えており、その他にも図示しないディスプレイなどを備えている。
また、この携帯電話機1は、不揮発メモリと無線通信チップとを備えた非接触型のICカード部31(例えば、Felica(登録商標)と呼ばれる)を有し、外部のリーダ/ライタ装置に携帯電話機をかざすことで、携帯電話機を切符や財布代わりに利用することができる。また、この携帯電話機1は、さらに、リーダ/ライタ部32(近距離無線通信手段)も合わせて装備されており、他の外部ICカードなどと近距離無線通信が可能である。そして、上記ICカード部31とリーダ/ライタ部32とは、図1に示すFaver3に収容されて装備されている。なお、このFaver3は、制御装置2にて電源がオン/オフ制御され、その起動/停止状態が制御される。例えば、ユーザがセキュリティを重視して、Faver3を停止させ、ICカード機能が利用できない状態(ICカードロック状態)にすることができる。
また、本実施例における携帯電話機1は、上記Faver3を用いて外部ICカード8を認証する機能を備えている。その詳細については後述するが、例えば、図1に示すように、ユーザが所有する社員証などのICタグ81が装備された外部ICカード8から、カード固有の識別情報(FeliCa IDm)を認証情報として読み取って認証する機能を有する。そして、携帯電話機1にて、単に認証のみを行ってもよく、後述するように、携帯電話機1のキーロックを解除するための条件として認証結果を利用してもよい。なお、カード認証時に必要となる照合するデータは、認証対象情報として記憶装置5のFeliCa IDm記憶部51に予め記憶される。つまり、上記外部ICカード8に格納されている固有の識別情報は、ユーザにて携帯電話機1にて読み取られ、FeliCa IDm記憶部51に記憶された状態になっている。
続いて、携帯電話機1の制御装置2の構成について説明する。制御装置2には、所定のプログラムが組み込まれることによって、図2に示すように、操作受付処理部21と、カードロック判定処理部22と、Faver電源制御処理部23と、認証処理部24と、ロック設定制御処理部25と、が構築されている。以下、各処理部21〜25及び他の構成について説明する。
操作受付処理部21は、ユーザにて操作部6から入力された操作指令を受け付ける。そして、この操作指令に応じて、制御装置2にて携帯電話機1の種々の動作制御が実行される。例えば、上述したようにFaver3の停止指令を受け付けると、Faver3の電源をオフにしてICカード部31を利用不可(ICカードロック状態)にし、記憶装置5内に形成されたICカードロック設定記憶部52に、「カードロック設定状態」であることを記録する。また、操作受付処理部21は、外部ICカード8の認証を行う操作指令を受け付ける。例えば、操作部6に形成された認証ボタンが押下されると、認証開始指令として受け付けて、カードロック判定処理部22に通知する。
カードロック判定処理部22は、認証指令を受けると、ICカードロック設定記憶部52内のカードロック設定状態を表す情報を読み取り、現在、ICカードロック中か否か、つまり、Faver3の電源がオン状態かオフ状態かを調べる。そして、その結果をFaver電源制御処理部23に通知する。
Faver電源制御処理部23(起動停止制御手段)は、認証開始後にカードロック判定処理部22からICカードロック中(停止状態)である旨の判定結果を受け付けると、Faver3の電源をオンにし、リーダ/ライタ部32が作動可能なよう起動させ(起動制御手段)、認証処理部24に認証を行うよう指示する。同時に、携帯電話機1に装備されたタイマ4を起動させる。一方、ICカードロック中でない旨の通知を受けた場合には、Faver3が起動状態であるため、そのまま認証処理部24に認証を行うよう通知する。また、Faver電源制御処理部23は、上記タイマ4を起動させた後、一定時間が経過すると、Faver3の電源をオフにして、リーダ/ライタ部32を停止する(停止制御手段)。ここで、一度起動させたFaver3の電源をオフにするまでのタイマ4に設定した一定時間は、後述する認証処理部24にてリーダ/ライタ部32を介して外部ICカード8に対する読取処理を実行可能な時間に設定されている。例えば、0.5秒といった極めて短時間に設定されており、かかる時間が経過すると、外部ICカード8からの読み取り成功の有無にかかわらず、Faver3の電源がオフにされる。さらに、Faver電源制御処理部23は、後述する認証処理部22にてICカードの認証が終了した後に、ICカードロック設定がロック中である場合には、Faver3の電源をオフにするよう作動する。
認証処理部24(読取手段、認証手段)は、Faver電源制御処理部23から認証指示を受け付けると、上記Faver電源制御処理部23にて電源がオンにされた、あるいは、オンにされたままのFaver3に装備されたリーダ/ライタ部32にて、外部ICカード8に対して認証情報(FeliCa IDm)の読み取りを実行する。そして、読み取りが成功し、FeliCa IDmを検出すると、FeliCa IDm記憶部51に記憶されている認証対象情報であるFeliCa IDmと照合し、一致した場合にICカード認証成功と判断する。一方、一致しなければICカード認証失敗と判断する。そして、認証結果をロック設定制御処理部25に通知する。また、認証処理部24は、認証が終了すると、その旨をFaver電源制御処理部23に通知する。なお、認証処理部24は、上記Faver電源制御処理部23から認証指示を受けた場合には、認証情報の読み取り処理のみを実行するだけであって、他の情報、例えば、ICカード部31に記憶されている情報の送信は行わない。
ロック設定制御処理部25(ロック解除手段)は、認証処理部24から認証成功の通知を受けたときに、携帯電話機1自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するよう作動する。例えば、キー操作を無効にするキーロックが設定されている場合に、ICカードの認証成功を受けてキーロックを解除する。なお、ロック状態を解除可能な機能は上述したキーロックに限定されず、例えば、ICカード部31によるリーダ/ライタ部31を用いないデータ通信機能のロック状態を解除してもよい。
[動作]
次に、上述した携帯電話機1の動作を、図3乃至図4のフローチャートを参照して説明する。図3は、携帯電話機1による外部ICカード認証を利用してキーロック解除を行うときの動作を示し、図4は、外部ICカード認証時の詳細な動作を示す。
まず、携帯電話機1には、ユーザ自身が所有する外部ICカード8に記憶された固有の識別情報が、FeliCa IDm記憶部51に記憶されている。なお、識別情報は、外部ICカード8から読み取って携帯電話機1に登録してもよく、あるいは、予め携帯電話機1に実装されたICカード部31に記憶された識別情報と同一の情報が記憶された外部ICカード8がユーザに配布されてもよい。これにより、ユーザは、同一情報あるいは対となる情報(認証情報及び認証対象情報)がそれぞれ記憶された携帯電話機1と外部ICカード8とから成る認証ユニットを保有していることとなる。
そして、携帯電話機1がキーロック状態である場合であって、これを解除する際には、ユーザは、認証ボタンを押下して認証開始操作を行い、携帯電話機1が認証開始操作を受け付ける(図3のステップS1、図4のS11)。このとき、ユーザは、外部ICカード8を携帯電話機1のリーダ/ライタ部32が装備されている近辺に位置させた状態で操作する。なお、認証ボタンは、キーロック対象とはなっていないこととする。
続いて、認証開始指令を受け付けた携帯電話機1は、ICカードロック設定記憶部52から現在のICカードロック設定を読み取る(図4のステップS12)。そして、ICカードロック中である場合には(図4のステップS13:Yに進む)、リーダ/ライタ部32が停止状態であるため、Faver3の電源をオンにして(図3のステップS2、図4のステップS15)、リーダ/ライタ機能を起動させる(図4のステップS17、起動制御工程)と同時に、タイマを起動させる(図4のステップS16)。そして、起動させたリーダ/ライタ部32にて読み取り動作を実行する(図3のステップS3、図4のステップS18、読取工程)。このとき、ユーザは外部ICカード8を携帯電話機1に近接させており、これにより外部ICカード8がFaver3のリーダ/ライタ部32の通信範囲に位置する場合には、外部ICカード8から認証情報であるFeliCa IDmを読み取ることができる(図4のステップS18:Yに進む)。このとき、リーダ/ライタ部32にてFeliCa IDmを読み取れない場合にであって(図4のステップS18:Nに進む)、タイマ4による計測に基づいて一定時間が経過すると(図4のステップS19:Yに進む)、Faverの電源がオフにされる(図4のステップS20、停止制御工程)。これにより、外部ICカード8に対する読み取り作動時の短時間のみ、Faver3の電源がオンとなりリーダ/ライタ部32が起動した状態となっているだけであるため、ICカード部31など携帯電話機1から他の情報が流出することを抑制することができ、当該ICカード部31などによるサービスが不正に使用されることを抑制することができる。
そして、上述したように、リーダ/ライタ部32にて外部ICカードからFeliCa IDmを取得すると(図3のステップS3、図4のステップS13:Yに進む)、携帯電話機1は、この読み取ったFeliCa IDmと、FeliCa IDm記憶部51に予め記憶されている認証対象情報であるFeliCa IDmとの認証を行う(図3のステップS4)。具体的には、読み取った情報と記憶されている情報とが一致するか否かを調べる(図4のステップS22、認証工程)。そして、一致する場合には(図4のステップS22:Yに進む)、ICカード認証成功と判断する(図4のステップS23)。その後、認証成功の結果に応じて、携帯電話機1は、キーロック状態を解除する(図3のステップS5、ロック解除工程)。これにより、簡易な操作、かつ、セキュリティの高い方法にて、キーロック解除を実行することができる。一方、読み取った情報と記憶されている情報とが一致しない場合には(図4のステップS22:Nに進む)、ICカード認証失敗と判断し(図4のステップS24)、キーロックはロック状態のままである。
なお、認証開始時にICカードロック状態がロック中でない場合には(図3のステップS13:Nに進む)、Faver3の電源がオンになっているため、そのままリーダ/ライタ部32を起動して(図4のステップS14)、外部ICカード8からFeliCa IDmの読み取りを行い(図4のステップS21:Yに進む)、上述同様に認証を行う(図4のステップS22,S23,S24)。
その後は、認証開始時のICカードロック状態に戻す。つまり、はじめにFaver3の電源がオフであった場合には(図4のステップS25:Yに進む)、Faver電源をオフにし(図4のステップS26、図3のステップS6、停止制御工程)、Faver3の電源がオンであった場合には(図4のステップS25:Nに進む)、Faver電源をオンのままとする。
以上のように、本実施例における携帯電話機1では、リーダ/ライタ部32の電源がオフであってICカードロック機能設定中においても、簡易な操作でリーダ/ライタ部32を短時間のみ作動させ、ICカード認証機能を使用することができる。従って、セキュリティを高く維持しつつ、ICカード認証を実現でき、ユーザの利便性の向上を図ることができる。そして、例えば、ICカード認証機能を、キーロックなどのロック状態を解除することにも利用することができ、ユーザのさらなる利便性の向上を図ることができる。
ここで、上記では、図4のステップS25に示すように、ICカードの認証後にはじめにICカードロック中で無かった場合には(図4のステップS25:Nに進む)、そのままFaver3の電源がオンになった状態のままにすると説明したが、認証後にFaver3の電源をオフにしてもよい。つまり、カード認証が作動するたびにFaver3の電源をオフにすることで、ICカードロック設定を忘れた場合であっても自動的にロックがかかるようになり、セキュリティの向上を図ることができる。
また、上記では、ステップS15〜S20に示すように、Faver3の電源がオンになってから一定時間が経過した場合にFaver3の電源をオフにする場合を説明したが、タイマ作動開始のタイミングは任意である。例えば、リーダ/ライタ部32を作動させて、外部ICカード8から認証情報を読み取った後にタイマを起動させ、認証処理の実行時間に基づいて電源をオフにするタイムアウト時間を設定してもよい。具体的には、外部ICカード8から認証情報を読み取った直後にFaver3の電源をオフにするよう設定してもよい。
さらに、上記では、認証結果に応じてキーロックのロック状態を解除する場合を例示したが、例えば、認証が成功した場合に、ICカード機能自体のロックを一定時間解除するよう作動してもよい。つまり、認証が成功した直後にFaver電源をオフにせず、一定時間経過後にオフにしてもよい。あるいは、リーダ/ライタ部32のみを停止状態とし、ICカード部31のみロック状態を解除してもよい。これにより、上述した外部ICカード8の認証をトリガーとして、携帯電話機1に装備された定期券としてのICカード機能のみを作動させることもできる。
本発明は、ICカード機能とリーダ/ライタ機能とが装備された携帯電話機などの携帯型電子機器に利用することができ、産業上の利用可能性を有する。
携帯電話機の構成を示すブロック図である。 携帯電話機の制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 携帯電話機の動作を示すフローチャートである。 携帯電話機の詳細な認証動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機
2 制御装置
3 Faver
4 タイマ
5 記憶装置
6 操作部
8 外部ICカード
21 操作受付処理部
22 カードロック判定処理部
23 Faver電源制御処理部
24 認証処理部
25 ロック設定制御処理部
31 ICカード部
32 リーダ/来タブ
51 FeliCa IDm記憶部
52 ICカードロック設定記憶部

Claims (19)

  1. 近距離無線通信手段を備えた携帯型電子機器であって、
    認証対象情報を記憶すると共に、
    前記近距離無線通信手段の起動/停止を制御する起動停止制御手段と、
    前記近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取手段と、
    前記読取手段にて読み取った前記認証情報と前記記憶された認証対象情報とを照合する認証手段と、を備え、
    前記起動停止制御手段は、前記読取手段の作動後に前記近距離無線通信手段を停止させる停止制御手段を備えた、
    を備えたことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記起動停止制御手段は、前記読取手段の作動前に、前記近距離無線通信手段が停止状態である場合に当該近距離無線通信手段を起動させる起動制御手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯型電子機器。
  3. 前記起動制御手段は、携帯型電子機器に対して前記近距離無線通信手段の起動指令が入力されたときに作動する、
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯型電子機器。
  4. 前記停止制御手段は、前記起動制御手段による前記近距離無線通信手段の起動後の一定時間経過後に作動する、
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の携帯型電子機器。
  5. 請求項4記載の前記一定時間は、前記読取手段にて前記外部ICタグから前記認証情報の読み取りに必要な時間に基づいて予め設定された時間である、
    ことを特徴とする請求項4記載の携帯型電子機器。
  6. 前記停止制御手段は、前記読取手段にて前記外部ICタグから前記認証情報を読み取った後の一定時間経過後に作動する、
    ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の携帯型電子機器。
  7. 前記認証手段による認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の携帯型電子機器。
  8. 前記起動停止制御手段は、前記近距離無線通信手段の電源をオン/オフすることにより起動/停止を制御する、
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載の携帯型電子機器。
  9. 前記近距離無線通信手段にて送受信可能な所定の情報を記憶したICタグを備えた、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8記載の携帯型電子機器。
  10. 請求項1乃至9記載の携帯型電子機器と、前記外部ICタグが装備されたICカードと、を備えたことを特徴とする認証ユニット。
  11. 非接触型近距離通信手段を備えた携帯型電子機器にて認証を行う方法であって、
    前記近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取工程と、
    前記読取手段にて読み取った前記認証情報と、携帯型電子機器内に記憶された認証対象情報とを照合する認証工程と、を有し、
    少なくとも前記読取工程の後に、前記近距離無線通信手段を停止させる停止制御工程を有する、
    ことを特徴とする携帯型電子機器による認証方法。
  12. 前記読取工程の前に、前記近距離無線通信手段が停止状態である場合に当該近距離無線通信手段を起動させる起動制御工程を有する、
    ことを特徴とする請求項11記載の携帯型電子機器による認証方法。
  13. 前記起動制御工程は、前記携帯型電子機器に対して前記近距離無線通信手段の起動指令が入力されたときに作動する、
    ことを特徴とする請求項12記載の携帯型電子機器による認証方法。
  14. 前記停止制御工程は、前記起動制御工程にて前記近距離無線通信手段が起動された後の一定時間経過後に作動する、
    ことを特徴とする請求項12又は13記載の携帯型電子機器による認証方法。
  15. 請求項14記載の前記一定時間は、前記読取工程にて前記外部ICタグから前記認証情報の読み取りに必要な時間に基づいて予め設定された時間である、
    ことを特徴とする請求項14記載の携帯型電子機器による認証方法。
  16. 前記停止制御工程は、前記読取工程にて前記外部ICタグから前記認証情報を読み取った後の一定時間経過後に作動する、
    ことを特徴とする請求項11,12,13,14又は15記載の携帯型電子機器による認証方法。
  17. 前記認証工程の後に、当該認証工程にて認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除工程を有する、
    ことを特徴とする請求項11,12,13,14,15又は16記載の携帯型電子機器による認証方法。
  18. 非接触型近距離通信手段を備えた携帯型電子機器に、
    前記近距離無線通信手段を介して外部ICタグから認証情報の読み取りを実行する読取工程と、
    前記読取手段にて読み取った前記認証情報と前記携帯型電子機器内に記憶された認証対象情報とを照合する認証工程と、
    少なくとも前記読取工程の後に、前記近距離無線通信手段を停止させる停止制御工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  19. 前記携帯型電子機器に、
    前記認証工程の後に、当該認証工程にて認証が成功した場合に携帯型電子機器自体に設定されている所定の機能のロック状態を解除するロック解除工程、
    を実行させるための請求項18記載のプログラム。
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