JP2008111944A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現する。
【解決手段】バックライト121とバックライト121の前面側に配置される複数の表示画素122とを有する映像表示部12と、所定の映像情報に基づいて映像表示部12を制御する映像表示制御プログラム163b1を実行したCPU161と、を備えるLCD1において、金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部14と、金属光沢表示部14のセルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御プログラム163b2を実行したCPU161と、を備え、金属光沢表示部14が、表示画素122の前面側或いは後面側に配置されるよう構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
従来、マイクロカプセル方式の磁気シートにより構成され、黒板のように書き消しすることができる磁気表示装置において、筆跡を金属光沢色にて表現することができる磁気表示装置や(例えば、特許文献1,2参照)、地色が金属光沢色の磁気表示装置(例えば、特許文献3参照)などが提案されている。
また、電界配列性粒子を透明な電気絶縁性媒体の中に含有してなる電気感応型光機能性流体組成物を一対の対向する透明電極板の間に充填し、この透明電極板間の印加電圧を制御することにより電界配列性粒子の配列を制御して透明電極板を透過する透過光量を制御し、光透過状態と光遮断状態とを形成して表示を行う表示装置が提案されている(例えば、特許文献4参照)。
ところで、液晶ディスプレイ(LCD)やプラズマディスプレイ(PDP)などの表示装置は、現状では、キラキラとした光沢感を表現することができないという問題がある。
特開2001−63285号公報 特開平5−108016号公報 特開平1−316297号公報 特開平9−230808号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示された技術は、金属光沢色を表示するための技術であるものの、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどのように映像情報に基づいて映像を表示する表示装置のための技術でないため、上記問題を解決することができない。
また、特許文献4に開示された技術は、光沢色を表示するための技術でないため、上記問題を解決することができない。
本発明の課題は、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
バックライトと当該バックライトの前面側に配置される複数の表示ユニットとを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されており、
前記セルは、電磁石を備え、
前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことによって、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
発光する複数の表示ユニットを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側に配置されており、
前記セルは、電磁石を備え、
前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことによって、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
バックライトと当該バックライトの前面側に配置される複数の表示ユニットとを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
を備え、
前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
発光する複数の表示ユニットを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
を備え、
前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側に配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項3又は4に記載の表示装置において、
前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段を備え、
前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項3〜5の何れか一項に記載の表示装置において、
前記セルは、電磁石を備え、
前記金属光沢表示制御手段は、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、を備え、金属光沢表示部が、表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されている。
すなわち、バックライトと複数の表示ユニットとを有する液晶ディスプレイ等の表示装置において、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することによって、当該セルの内部にて所定の磁性粒子を舞わすことができ、バックライトから発せられた光を磁性粒子に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することができる。
また、所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段を備え、そして、映像表示制御手段は、記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、映像表示部を制御することができるとともに、金属光沢表示制御手段は、映像表示制御手段による制御に同期して、記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することができる。
したがって、映像における適切な箇所をキラキラとした光沢感のある表示にすることができる。
また、セルは、電磁石を備え、金属光沢表示制御手段は、電磁石への通電のON/OFFを切り替えることによって所定の磁性粒子を舞わせるため、簡単な構成で、キラキラとした光沢感を表現することができる。
請求項2に記載の発明によれば、金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、を備え、金属光沢表示部が、表示ユニットの前面側に配置されている。
すなわち、発光する複数の表示ユニットを有するプラズマディスプレイ等の表示装置において、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することによって、当該セルの内部にて所定の磁性粒子を舞わすことができ、表示ユニットから発せられた光を磁性粒子に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することができる。
また、所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段を備え、そして、映像表示制御手段は、記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、映像表示部を制御することができるとともに、金属光沢表示制御手段は、映像表示制御手段による制御に同期して、記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することができる。
したがって、映像における適切な箇所をキラキラとした光沢感のある表示にすることができる。
また、セルは、電磁石を備え、金属光沢表示制御手段は、電磁石への通電のON/OFFを切り替えることによって所定の磁性粒子を舞わせるため、簡単な構成で、キラキラとした光沢感を表現することができる。
請求項3に記載の発明によれば、金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、を備え、金属光沢表示部が、表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されている。
すなわち、バックライトと複数の表示ユニットとを有する液晶ディスプレイ等の表示装置において、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することによって、当該セルの内部にて所定の磁性粒子を舞わすことができ、バックライトから発せられた光を磁性粒子に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することができる。
請求項4に記載の発明によれば、金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、を備え、金属光沢表示部が、表示ユニットの前面側に配置されている。
すなわち、発光する複数の表示ユニットを有するプラズマディスプレイ等の表示装置において、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することによって、当該セルの内部にて所定の磁性粒子を舞わすことができ、表示ユニットから発せられた光を磁性粒子に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項3又は4に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段を備え、そして、映像表示制御手段は、記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、映像表示部を制御することができるとともに、金属光沢表示制御手段は、映像表示制御手段による制御に同期して、記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、金属光沢表示部のセルの内部における磁界の発生を制御することができる。
したがって、映像における適切な箇所をキラキラとした光沢感のある表示にすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項3〜5の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、セルは、電磁石を備え、金属光沢表示制御手段は、電磁石への通電のON/OFFを切り替えることによって所定の磁性粒子を舞わせるため、簡単な構成で、キラキラとした光沢感を表現することができる。
以下、図を参照して、本発明にかかる表示装置の最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
[第1の実施の形態]
まず、第1の実施の形態における表示装置としての液晶ディスプレイ1(以下、「LCD1」という)について説明する。
図1は、LCD1の正面図であり、図2は、LCD1の機能的構成を示すブロック図であり、図3及び図4は、LCD1に備えられた映像表示部12及び金属光沢表示部14の側面断面図である。
以下の説明では、LCD1の使用時に、ユーザが見る側(すなわち、映像表示部12の表示画面側)を前側とし、前側に対向する側を後側とするとともに、ユーザから見て上になる側を上側とし、下になる側を下側とする。そして、前後方向及び上下方向の双方に直交する方向を左右方向とする。
LCD1は、例えば、液晶を利用した映像表示部12を備えた表示装置である。
具体的には、LCD1は、例えば、映像表示部12と、映像表示部12のバックライト121(後述)の前面側に配置され且つ映像表示部12の表示ユニットとしての表示画素122(後述)の後面側に配置された金属光沢表示部14と、LCD1の各部を制御するための制御部16と、等を備えて構成される。
映像表示部12は、例えば、バックライト121と、バックライト121の前面側に配置される複数の表示ユニットとしての表示画素122と、複数の表示画素122の前面側を保護するためのカバー123と、等を有し、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の表示処理を行う。
表示画素122は、例えば、液晶状態の物質を封入したセルと、当該セルの内部に電圧をかける電極と、等により構成されており、例えば、上下方向及び左右方向の双方に平行する平面上にマトリックス状に配置されている。
金属光沢表示部14は、例えば、金属光沢を持った所定の磁性粒子141と、磁性粒子141を内包し、内部に磁界を発生させることが可能な複数のセル142と、等を有し、制御部16から入力される制御信号に従って、セル142の内部に磁界を発生させる。
複数のセル142は、例えば、図3に示すように、それぞれ各表示画素122の後面側に配置されている。すなわち、複数のセル142は、例えば、マトリックス状に配置されている。
セル142は、内部に磁界を発生させるために、例えば、セル142の上面に電磁石142aを備えている。
制御部16は、例えば、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)161と、RAM(Random Access Memory)162と、記憶部163と、等などを備えている。
CPU161は、例えば、記憶部163内に格納されたLCD1用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行う。
RAM162は、例えば、CPU161によって実行される処理プログラムなどを展開するためのプログラム格納領域や、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果などを格納するデータ格納領域などを備える。
記憶部163は、例えば、LCD1で実行可能なシステムプログラム、当該システムプログラムで実行可能な各種処理プログラム、これら各種処理プログラムを実行する際に使用されるデータ、CPU161によって演算処理された処理結果のデータなどを記憶する。なお、プログラムは、コンピュータが読み取り可能なプログラムコードの形で記憶部163内に記憶されている。
具体的には、記憶部163は、例えば、図2に示すように、映像情報−金属光沢情報163a1と、映像表示制御プログラム163b1と、金属光沢表示制御プログラム163b2と、等を記憶している。
映像情報−金属光沢情報163a1は、例えば、所定の映像情報と、所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセル142に関する金属光沢情報である。記憶部163は、かかる映像情報−金属光沢情報163a1を記憶することにより記憶手段として機能する。
具体的には、所定の映像情報は、例えば、映像信号と、映像信号が入力される表示画素122の位置に関する画素位置情報と、等を含んでいる。
また、金属光沢情報は、例えば、磁界の発生制御を行うセル142の位置に関する情報である。
映像表示制御プログラム163b1は、例えば、記憶部163に記憶された映像情報−金属光沢情報163a1の所定の映像情報に基づいて、映像表示部12を制御する機能を、CPU161に実現させる。
CPU161は、かかる映像表示制御プログラム163b1を実行することによって、映像表示制御手段として機能する。
金属光沢表示制御プログラム163b2は、例えば、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御する機能を、CPU161に実現させる。
具体的には、CPU161は、例えば、映像表示制御プログラム163b1を実行したCPU161による制御に同期して、すなわち、記憶部163に記憶された映像情報−金属光沢情報163a1の映像情報と金属光沢情報との同期信号に従って、記憶部163に記憶された映像情報−金属光沢情報163a1の金属光沢情報に基づいて、電磁石142aへの通電のON/OFFを切り替える制御を行う。
より具体的には、CPU161は、例えば、金属光沢情報に基づいて磁界の発生制御を行うセル142の位置を特定する。例えば、CPU161は、図4に示すセル142Aを、磁界の発生制御を行うセル142であると特定したとする。
そして、CPU161は、例えば、そのセル142Aにおける電磁石142aへの通電のON/OFFを切り替える制御を行う。
これにより、セル142Aに内包された磁性粒子141が舞い、その舞った磁性粒子141がバックライト121によって照らされて、キラキラとした金属の光沢感を表現することができる。
CPU161は、かかる金属光沢表示制御プログラム163b2を実行することによって、金属光沢表示制御手段として機能する。
ここで、LCD1の具体的な使用方法について説明する。
例えば、図1に示すように、LCD1に宝石Dを表示させる場合、宝石Dの映像情報と、宝石Dが表示される領域をキラキラさせるための金属光沢情報と、を映像情報−金属光沢情報163a1として記憶部163に記憶させておけば、CPU11は、映像表示制御プログラム163b1を実行して、宝石Dを映像表示部12に表示させるとともに、金属光沢表示制御プログラム163b2を実行して、映像表示部12に表示された宝石Dにキラキラとした光沢感を持たせることができる。
以上説明した第1の実施の形態における表示装置としてのLCD1によれば、バックライト121とバックライト121の前面側に配置される複数の表示画素122とを有する映像表示部12と、所定の映像情報に基づいて映像表示部12を制御する映像表示制御プログラム163b1を実行したCPU161と、金属光沢を持った所定の磁性粒子141を内包する複数のセル142がマトリックス状に配置され、各セル142の内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部14と、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御プログラム163b2を実行したCPU161と、を備え、金属光沢表示部14が、表示画素122の後面側に配置されている。
すなわち、バックライト121と複数の表示画素122とを有するLCD1等の表示装置において、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御することによって、セル142の内部にて所定の磁性粒子141を舞わすことができ、バックライト121から発せられた光を磁性粒子141に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした光沢感を表現することができる。そのため、例えば、商品のコマーシャルに使用するようなLCD1等の表示装置に対しては、非常に効果が大きい。
また、所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセル142の位置に関する金属光沢情報と、である映像情報−金属光沢情報163a1を記憶する記憶部163を備え、そして、映像表示制御プログラム163b1を実行したCPU161は、記憶部163に記憶された映像情報−金属光沢情報163a1の所定の映像情報に基づいて、映像表示部12を制御することができるとともに、金属光沢表示制御プログラム163b2を実行したCPU161は、映像表示制御プログラム163b1を実行したCPU161による制御に同期して、記憶部163に記憶された映像情報−金属光沢情報163a1の金属光沢情報に基づいて、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御することができる。
したがって、映像情報と、当該映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセル142に関する金属光沢情報と、が予め記憶されているため、表示する映像における適切な箇所をキラキラさせることができる。
また、セル142は、電磁石142aを備え、金属光沢表示制御プログラム163b2を実行したCPU161は、電磁石142aへの通電のON/OFFを切り替える制御を行うことができる。
すなわち、電磁石142aへの通電のON/OFFを切り替えることによって所定の磁性粒子141を舞わせるため、簡単な構成で、キラキラとした光沢感を表現することができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態における表示装置としてのプラズマディスプレイ3(以下、「PDP3」という)について説明する。
図5は、PDP3の正面図であり、図6は、PDP3の機能的構成を示すブロック図であり、図7、PDP3に備えられた映像表示部32及び金属光沢表示部14の側面断面図である。
以下の説明では、PDP3の使用時に、ユーザが見る側(すなわち、映像表示部32の表示画面側)を前側とし、前側に対向する側を後側とするとともに、ユーザから見て上になる側を上側とし、下になる側を下側とする。そして、前後方向及び上下方向の双方に直交する方向を左右方向とする。
なお、第2の実施の形態の表示装置としてのPDP3は、映像表示部12の構成と金属光沢表示部14の配置場所が、第1の実施の形態の表示装置としてのLCD1と異なる。具体的には、LCD1(図2)における映像表示部12の構成の一部と、LCD1(図3)における金属光沢表示部14の配置場所と、が異なる。したがって、異なる箇所のみについて説明し、その他の共通する部分は同一符号を付して説明する。
PDP3は、例えば、ガス放電を利用した映像表示部32を備えた表示装置である。
具体的には、PDP3は、例えば、映像表示部32と、映像表示部32の表示ユニットとしての表示画素322(後述)の前面側に配置された金属光沢表示部14と、PDP3の各部を制御するための制御部16と、等を備えて構成される。
映像表示部32は、例えば、発光する複数の表示ユニットとしての表示画素322と、複数の表示画素322の前面側を保護するためのカバー323と、等を有し、制御部16から入力される制御信号に従って、所与の表示処理を行う。
表示画素322は、例えば、高圧の希ガスを封入したセルと、当該セルの内部に電圧をかける電極と、等により構成されており、例えば、上下方向及び左右方向の双方に平行する平面上にマトリックス状に配置されている。
複数のセル142は、例えば、図7に示すように、それぞれ各表示画素322の前面側に配置されている。
したがって、セル142に内包された磁性粒子141が舞った場合、その舞った磁性粒子141が表示画素322によって照らされて、キラキラとした金属の光沢感を表現することができる。
ここで、PDP3の具体的な使用方法について説明する。
例えば、図5に示すように、PDP3に宝石Dを表示させる場合、宝石Dの映像情報と、宝石Dが表示される領域をキラキラさせるための金属光沢情報と、を映像情報−金属光沢情報163a1として記憶部163に記憶させておけば、CPU11は、映像表示制御プログラム163b1を実行して、宝石Dを映像表示部12に表示させるとともに、金属光沢表示制御プログラム163b2を実行して、映像表示部12に表示された宝石Dにキラキラとした光沢感を持たせることができる。
以上説明した第2の実施の形態における表示装置としてのPDP3によれば、発光する複数の表示画素322を有する映像表示部32を備え、金属光沢表示部14が、表示画素322の前面側に配置されている。
すなわち、発光する複数の表示画素322とを有するPDP3等の表示装置において、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御することによって、セル142の内部にて所定の磁性粒子141を舞わすことができ、表示画素322から発せられた光を磁性粒子142に当てて反射させることができる。
したがって、映像情報に基づいて映像を表示する表示装置において、キラキラとした金属の光沢感を表現することができる。そのため、例えば、商品のコマーシャルに使用するようなPDP3等の表示装置に対しては、非常に効果が大きい。
なお、本発明は、上記した実施の形態のものに限るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
第1の実施の形態における表示装置は、LCD1の限りでなく、バックライト121とバックライト121の前面側に配置される複数の表示ユニットとを有する表示装置であれば任意である。
また、第2の実施の形態における表示装置は、PDP3の限りでなく、発光する複数の表示ユニットを有する表示装置であれば任意である。
第1の実施の形態において、金属光沢表示部14を、表示画素122の後面側に配置するようにしたが、この限りでなく、金属光沢表示部14の所定の磁性粒子141をバックライト121によって照らすことができるのであれば、表示画素122の前面側に配置してもよい。
一方、第2の実施の形態においては、金属光沢表示部14の所定の磁性粒子141は、表示画素322によって照らされるため、表示画素322の前面側にしか配置できない。
第1及び第2の実施の形態において、金属光沢表示部14のセル142の上面に電極142aを配置するようにしたが、この限りでなく、電極142aは、セル142の下面に配置してもよいし、セル142の右面に配置してもよいし、セル142の左面に配置してもよい。
なお、電極142aをセル142の下面に配置した場合は、CPU161は、例えば、上下方向に隣り合う一方のセル142における電磁石142aの通電と、他方のセル142における電磁石142aの通電と、を切り替える制御を行うことによって、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御する必要がある。
また、電極142aをセル142の右面又は左面に配置した場合は、CPU161は、例えば、左右方向に隣り合う一方のセル142における電磁石142aの通電と、他方のセル142における電磁石142aの通電と、を切り替える制御を行うことによって、金属光沢表示部14のセル142の内部における磁界の発生を制御する必要がある。
第1の実施の形態における表示装置としての液晶ディスプレイを示す正面図である。 第1の実施の形態における表示装置としての液晶ディスプレイの機能的構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における表示装置としての液晶ディスプレイに備えられた映像表示部と金属光沢表示部を示す断面側面図である。 第1の実施の形態における表示装置としての液晶ディスプレイに備えられた金属光沢表示部の機能を説明するための図である。 第2の実施の形態における表示装置としてのプラズマディスプレイを示す正面図である。 第2の実施の形態における表示装置としてのプラズマディスプレイの機能的構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態における表示装置としてのプラズマディスプレイに備えられた映像表示部と金属光沢表示部を示す断面側面図である。
符号の説明
1 LCD(表示装置)
3 PDP(表示装置)
12 映像表示部
14 金属光沢表示部
32 映像表示部
121 バックライト
122 表示画素(表示ユニット)
141 所定の磁性粒子
142 セル
142a 電磁石
161 CPU(映像表示制御手段、金属光沢表示制御手段)
163 記憶部(記憶手段)
163b1 映像表示制御プログラム(映像表示制御手段)
163b2 金属光沢表示制御プログラム(金属光沢表示制御手段)
322 表示画素(表示ユニット)

Claims (6)

  1. バックライトと当該バックライトの前面側に配置される複数の表示ユニットとを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
    金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
    前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
    前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
    前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されており、
    前記セルは、電磁石を備え、
    前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことによって、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする表示装置。
  2. 発光する複数の表示ユニットを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
    金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
    前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
    前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
    前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側に配置されており、
    前記セルは、電磁石を備え、
    前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことによって、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする表示装置。
  3. バックライトと当該バックライトの前面側に配置される複数の表示ユニットとを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
    金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
    前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
    を備え、
    前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側或いは後面側に配置されていることを特徴とする表示装置。
  4. 発光する複数の表示ユニットを有する映像表示部と、所定の映像情報に基づいて当該映像表示部を制御する映像表示制御手段と、を備える表示装置において、
    金属光沢を持った所定の磁性粒子を内包する複数のセルがマトリックス状に配置され、前記各セルの内部に磁界を発生させることが可能な金属光沢表示部と、
    前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御する金属光沢表示制御手段と、
    を備え、
    前記金属光沢表示部が、前記表示ユニットの前面側に配置されていることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項3又は4に記載の表示装置において、
    前記所定の映像情報と、当該所定の映像情報に対応し、磁界の発生制御を行うセルに関する金属光沢情報と、を記憶する記憶手段を備え、
    前記映像表示制御手段は、前記記憶手段に記憶された所定の映像情報に基づいて、前記映像表示部を制御し、
    前記金属光沢表示制御手段は、前記映像表示制御手段による制御に同期して、前記記憶手段に記憶された金属光沢情報に基づいて、前記金属光沢表示部の前記セルの内部における磁界の発生を制御することを特徴とする表示装置。
  6. 請求項3〜5の何れか一項に記載の表示装置において、
    前記セルは、電磁石を備え、
    前記金属光沢表示制御手段は、前記電磁石への通電のON/OFFを切り替える制御を行うことを特徴とする表示装置。
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