JP2008111342A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

【課題】エンジンの全ての運転領域で混合気の均質化を促進できるようにする。
【解決手段】エンジンの各気筒の2つの吸気ポート18,19の上流側に吸気絞り弁17を配置し、第1の吸気ポート側18に第1の燃料噴射弁20を配置すると共に、第2の吸気ポート19側に第2の燃料噴射弁21を配置する。吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のときには、第1の吸気ポート18のみに吸入空気を流入させて筒内にスワール流を発生させながら、第1の燃料噴射弁20から第1の吸気ポート18に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。一方、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいときには、第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に吸入空気を流入させならが、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21からそれぞれ第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。
【選択図】図3

Description

本発明は、1つの気筒に2つの吸気ポートを備え、これら2つの吸気ポートの上流側の吸気通路に吸入空気量を調整する吸気絞り弁を配置した内燃機関の制御装置に関する発明である。
例えば、特許文献1(特開平8−121180号公報)に記載されているように、内燃機関の各気筒の吸気マニホールドよりも上流側の吸気管に、吸入空気量を調整するスロットルバルブを配置し、各気筒に設けた2つの吸気ポートのうちの一方の吸気ポート側の通路にスワール制御弁を配置すると共に、他方の吸気ポート側の通路に燃料噴射弁を配置し、吸入空気量が少なくなる低中負荷運転時には、スワール制御弁を閉じて燃料噴射弁側の吸気ポートのみに吸入空気を流入させることでスワール流を発生させて混合気の均質化を促進し、吸入空気量が多くなる高負荷運転時には、スワール制御弁を開いて両方の吸気ポートに吸入空気を流入させるようにしたものがある。
また、このようなシステムでは、スワール制御弁の開閉を切り換える過渡運転時に、各気筒のスワール制御弁の開閉を同時に切り換えると、吸入空気量が急変してトルクショックが発生する可能性があるため、上記特許文献1では、各気筒のスワール制御弁の開閉タイミングをずらすように制御することで、スワール制御弁の開閉による吸入空気量の急変を防止するようにしている。
特開平8−121180号公報(第5頁〜第6頁、第2図等)
しかし、上記特許文献1では、高負荷運転時にスワール制御弁を開いて両方の吸気ポートに吸入空気を流入させる場合に、2つの吸気ポートのうちの片方の吸気ポート(燃料噴射弁を配置した側の吸気ポート)にしか燃料を噴射することができないため、混合気を十分に均質化することができないという欠点がある。
また、スワール制御弁の開閉による吸入空気量の急変(トルクショック)を防止するために、各気筒のスワール制御弁の開閉タイミングをずらすように制御する必要があるため、スワール制御弁の制御が複雑化して制御コンピュータの演算負荷が増大するという欠点もある。
更に、吸入空気量を調整するためのスロットルバルブと、スワール流を発生させるためのスワール制御弁を別々に設ける必要があるため、構成が複雑化してコストアップするという欠点もある。
本発明は、これらの事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、全ての運転領域で混合気の均質化を促進することができると共に、制御及び構成を簡単化することができる内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、1つの気筒に2つの吸気ポート(一方を「第1の吸気ポート」、他方を「第2の吸気ポート」という)を備え、これら2つの吸気ポートの上流側の吸気通路に吸入空気量を調整する吸気絞り弁を配置した内燃機関の制御装置において、吸気絞り弁は、該吸気絞り弁の開度が所定開度以下のときに主に第1の吸気ポートに吸入空気が流入してスワール流が発生し、該吸気絞り弁の開度が所定開度よりも大きいときに第1の吸気ポートと第2の吸気ポートの両方に吸入空気が流入するように設け、第1の吸気ポートに燃料を噴射する第1の燃料噴射弁を設けると共に、第2の吸気ポートに燃料を噴射する第2の燃料噴射弁を設け、燃料噴射制御手段によって、吸気絞り弁の開度が所定開度又はその付近の開度以下のときに第1の燃料噴射弁から燃料を噴射し、吸気絞り弁の開度が所定開度又はその付近の開度よりも大きいときに第1の燃料噴射弁と第2の燃料噴射弁の両方から燃料を噴射するように各燃料噴射弁を制御するようにしたものである。
この構成では、吸気絞り弁の開度が所定開度付近以下のときには、主に第1の吸気ポートに吸入空気を流入させて筒内にスワール流を発生させながら、第1の燃料噴射弁から第1の吸気ポートに燃料を噴射することで、混合気の均質化を促進することができる。一方、吸気絞り弁の開度が所定開度付近よりも大きいときには、第1の吸気ポートと第2の吸気ポートの両方に吸入空気を流入させならが、第1の燃料噴射弁と第2の燃料噴射弁からそれぞれ第1の吸気ポートと第2の吸気ポートに燃料を噴射することで、混合気の均質化を促進することができる。これにより、吸気絞り弁の開度が小さい低負荷運転領域から吸気絞り弁の開度が大きい高負荷運転領域までの全ての運転領域で混合気の均質化を促進することができる。
また、吸気絞り弁の開度に応じて吸入空気量を調整しながらスワール流の発生を制御することができるため、従来のようにスワール制御弁の開閉による吸入空気量の急変(トルクショック)がほとんど発生しない。このため、吸入空気量の急変を防止するための複雑な制御を行う必要がなく、吸気絞り弁の制御を簡単化することができる。
更に、吸気絞り弁に吸入空気量を調整する機能とスワール流を発生させる機能を兼ね備えることができるため、吸入空気量を調整するためのバルブと、スワール流を発生させるためのバルブを別々に設ける必要がなく、構成を簡単化して低コスト化の要求を満たすことができる。
この場合、請求項2のように、吸気絞り弁の近傍に、吸気絞り弁の開度が所定開度以下のときに第2の吸気ポートに吸入空気が流入するのを阻止するように形成されたボア部材を設けるようにしても良い。このようにすれば、吸気絞り弁の開度が所定開度以下のときに、ボア部材によって第2の吸気ポートに吸入空気が流入するのを阻止して、第1の吸気ポートのみに流入する吸入空気の流れによって効果的にスワール流を発生させることができる。
また、請求項3のように、吸気絞り弁の開度が所定開度又はその付近の開度よりも大きいときに第1の吸気ポートに流入する吸入空気量と第2の吸気ポートに流入する吸入空気量との比率に応じて第1の燃料噴射弁の燃料噴射量と第2の燃料噴射弁の燃料噴射量を設定するようにしても良い。このようにすれば、吸気絞り弁の開度が所定開度又はその付近の開度よりも大きいときに、各吸気ポートに流入する吸入空気量に応じて各吸気ポートに噴射する燃料噴射量を変化させることができ、混合気の均質化を更に促進することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてエンジン制御システム全体の概略構成を説明する。
内燃機関であるエンジン11の吸気管12の最上流部には、エアクリーナ13が設けられ、このエアクリーナ13の下流側に、吸入空気量を検出するエアフローメータ14が設けられている。このエアフローメータ14の下流側には、サージタンク15が設けられ、このサージタンク15には、エンジン11の各気筒に空気を導入する吸気マニホールド16(吸気通路)が設けられている。各気筒の吸気マニホールド16には、それぞれ吸入空気量を調整する吸気絞り弁17が設けられ、各気筒の2つの吸気ポート18,19(図2、図3参照)の近傍に、それぞれ燃料を噴射する燃料噴射弁20,21が取り付けられている。また、エンジン11のシリンダヘッドには、各気筒毎に点火プラグ22が取り付けられ、各点火プラグ22の火花放電によって筒内の混合気に着火される。
一方、エンジン11の排気管23には、排出ガスの空燃比又はリッチ/リーン等を検出する排出ガスセンサ24(空燃比センサ、酸素センサ等)が設けられ、この排出ガスセンサ24の下流側に、排出ガスを浄化する三元触媒等の触媒25が設けられている。
また、エンジン11のシリンダブロックには、冷却水温を検出する冷却水温センサ26や、エンジン11のクランク軸が所定クランク角回転する毎にパルス信号を出力するクランク角センサ27が取り付けられている。このクランク角センサ27の出力信号に基づいてクランク角やエンジン回転速度が検出される。更に、アクセルセンサ28によってアクセル操作量(アクセルペダルの踏込量)が検出される。
図2及び図3に示すように、エンジン11の各気筒には、それぞれ2つの独立した吸気ポート18,19が設けられ、これら第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19がそれぞれ吸気バルブ29,30によって開閉される。第1の吸気ポート側18には、第1の吸気ポート18に燃料を噴射する第1の燃料噴射弁20が配置され、第2の吸気ポート19側には、第2の吸気ポート19に燃料を噴射する第2の燃料噴射弁21が配置されている。
図3に示すように、各気筒の1本の吸気マニホールド16に、それぞれ第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19が接続され、第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の分岐部の近傍に、吸気絞り弁17が配置されている。各気筒の吸気絞り弁17は、その中心に連結されたシャフト31を回動軸にして、図3(a)に示す全閉位置(吸気マニホールド16内の吸入空気の流れ方向に対してほぼ直角となる位置)から図3(b)に示す全開位置(吸気マニホールド16内の吸入空気の流れ方向とほぼ平行となる位置)までの間を開閉回動するように設けられ、シャフト31に連結されたモータ32(図1参照)がエンジン運転状態(アクセル操作量等)に応じて制御されることで、各気筒の吸気絞り弁17の開度が制御されるようになっている。この吸気絞り弁17の開度が吸気絞り弁開度センサ33(図1参照)によって検出される。
図3及び図4に示すように、吸気絞り弁17に対して第2の吸気ポート19側の側方には、第2の吸気ポート19に吸入空気が流入するのを阻止するためのボア部材34が配置されている。このボア部材34の内面形状が、吸気絞り弁17の第2の吸気ポート19側の外形形状(吸気絞り弁17が全閉位置付近のときに第2の吸気ポート19側になる側端部の外形形状)に合致した形状に形成され、吸気絞り弁17の開度が全閉位置(0deg)から所定開度(例えば6〜7deg)までの範囲内のときに、吸気絞り弁17の第2の吸気ポート19側の隙間がボア部材34で塞がれて、吸気絞り弁17の第1の吸気ポート18側のみに吸入空気の流路が形成されるようになっている。このボア部材34は、吸気絞り弁17の第2の吸気ポート19側の外形形状が円形の場合には、ボア部材34の内面形状が球面状に形成されている。尚、吸気絞り弁17の第2の吸気ポート19側の外形形状が直線状の場合には、ボア部材34の内面形状を円弧面状に形成すれば良く、要は、吸気絞り弁17の第2の吸気ポート19側の形状に合致した内面形状のボア部材34を用いれば良い。
これにより、図3(a)に示すように、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のときには、吸気絞り弁17の第1の吸気ポート18側のみに吸入空気の流路が形成されて、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18のみに流入して筒内にスワール流を発生させると共に、吸気絞り弁17の開度が大きくなるほど吸気絞り弁17の第1の吸気ポート18側の流路断面積が大きくなって、吸気絞り弁17を通過する吸入空気量が増加するようになっている。
一方、図3(b)に示すように、吸気絞り弁の開度17が所定開度よりも大きいときには、吸気絞り弁17の両側に吸入空気の流路が形成されて、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に流入すると共に、吸気絞り弁17の開度が大きくなるほど吸気絞り弁17の両側の流路断面積が大きくなって吸気絞り弁17を通過する吸入空気量が増加するようになっている。
上述した各種センサの出力は、制御回路(以下「ECU」と表記する)35に入力される。このECU35は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁20,21の燃料噴射量や点火プラグ22の点火時期を制御する。
また、ECU35は、アクセルセンサ28で検出したアクセル操作量等に基づいて吸気絞り弁17の目標開度を算出し、吸気絞り弁17の実開度を目標開度に一致させるように吸気絞り弁17のモータ32を制御する。
更に、ECU35は、後述する図5の燃料噴射制御プログラムを実行することで、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のとき(つまり、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18のみに流入するとき)には、第1の燃料噴射弁20から燃料を噴射して第2の燃料噴射弁21の燃料噴射を停止するように各燃料噴射弁20,21を制御する。これにより、第1の吸気ポート18のみに吸入空気を流入させて筒内にスワール流を発生させながら、第1の燃料噴射弁20から第1の吸気ポート18に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。
一方、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいとき(つまり、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に流入するとき)には、第1の吸気ポート18に流入する吸入空気量と第2の吸気ポート19に流入する吸入空気量との比率に応じて第1の燃料噴射弁20の燃料噴射量と第2の燃料噴射弁21の燃料噴射量を設定して、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21の両方から燃料を噴射するように各燃料噴射弁20,21を制御する。これにより、第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に吸入空気を流入させならが、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21からそれぞれ第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。
以下、ECU35が実行する図5の燃料噴射制御プログラムの処理内容を説明する。
[燃料噴射制御プログラム]
図5に示す燃料噴射制御プログラムは、ECU35の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいう燃料噴射制御手段としての役割を果たす。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、吸気絞り弁開度センサ33で検出した吸気絞り弁17の開度を読み込んだ後、ステップ102に進み、吸気絞り弁17の開度が所定開度(例えば6〜7deg)以下であるか否かを判定する。
このステップ102で、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下であると判定された場合には、ステップ103に進み、第1の燃料噴射弁20から燃料を噴射して第2の燃料噴射弁21の燃料噴射を停止するように各燃料噴射弁20,21を制御する。
これにより、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のとき(つまり、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18のみに流入するとき)には、第1の吸気ポート18のみに吸入空気を流入させて筒内にスワール流を発生させながら、第1の燃料噴射弁20から第1の吸気ポート18に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。
一方、上記ステップ102で、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいと判定された場合には、ステップ104に進み、例えば、吸気絞り弁17の開度に応じて第1の燃料噴射弁20の燃料噴射量と第2の燃料噴射弁21の燃料噴射量を設定することで、第1の吸気ポート18に流入する吸入空気量と第2の吸気ポート19に流入する吸入空気量との比率に応じて第1の燃料噴射弁20の燃料噴射量と第2の燃料噴射弁21の燃料噴射量を設定して、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21の両方から燃料を噴射するように各燃料噴射弁20,21を制御する。
これにより、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいとき(つまり、吸気絞り弁17を通過した吸入空気が第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に流入するとき)には、第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に吸入空気を流入させならが、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21からそれぞれ第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19に燃料を噴射して混合気の均質化を促進する。
以上説明した本実施例では、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のときには、第1の吸気ポート18のみに吸入空気を流入させて筒内にスワール流を発生させながら、第1の燃料噴射弁20から第1の吸気ポート18に燃料を噴射して混合気の均質化を促進し、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいときには、第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19の両方に吸入空気を流入させならが、第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21からそれぞれ第1の吸気ポート18と第2の吸気ポート19に燃料を噴射して混合気の均質化を促進するようにしたので、吸気絞り弁17の開度が小さい低負荷運転領域から吸気絞り弁17の開度が大きい高負荷運転領域までの全ての運転領域で混合気の均質化を促進することができる。
また、吸気絞り弁17の開度に応じて吸入空気量を調整しながらスワール流の発生を制御することができるため、従来のようにスワール制御弁の開閉による吸入空気量の急変(トルクショック)がほとんど発生しない。このため、吸入空気量の急変を防止するための複雑な制御を行う必要がなく、吸気絞り弁17の制御を簡単化することができる。
更に、吸気絞り弁17に吸入空気量を調整する機能とスワール流を発生させる機能を兼ね備えるようにしたので、吸入空気量を調整するためのバルブと、スワール流を発生させるためのバルブを別々に設ける必要がなく、構成を簡単化して低コスト化の要求を満たすことができる。
また、本実施例では、吸気絞り弁17に対して第2の吸気ポート19側の側方に、第2の吸気ポート19に吸入空気が流入するのを阻止するためのボア部材34を配置するようにしたので、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のときに、ボア部材34によって第2の吸気ポート19に吸入空気が流入するのを阻止して、第1の吸気ポート18のみに流入する吸入空気の流れによって効果的にスワール流を発生させることができる。
また、本実施例では、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいときに、第1の吸気ポート18に流入する吸入空気量と第2の吸気ポート19に流入する吸入空気量との比率に応じて第1の燃料噴射弁20の燃料噴射量と第2の燃料噴射弁21の燃料噴射量を設定するようにしたので、各吸気ポート18,19に流入する吸入空気量に応じて各吸気ポート18,19に噴射する燃料噴射量を変化させることができ、混合気の均質化を更に促進することができる。
尚、上記実施例では、吸気絞り弁17の開度が所定開度以下のときに第1の燃料噴射弁20から燃料を噴射し、吸気絞り弁17の開度が所定開度よりも大きいときに第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21の両方から燃料を噴射するようにしたが、燃料噴射を切り換える開度は、必ずしも吸入空気の流れが切り換わる所定開度と一致させる必要はなく、例えば、吸入空気の流れが切り換わる所定開度よりも少し大きい開度(又は少し小さい開度)を燃料噴射切換開度に設定して、吸気絞り弁17の開度が燃料噴射切換開度以下のときに第1の燃料噴射弁20から燃料を噴射し、吸気絞り弁17の開度が燃料噴射切換開度よりも大きいときに第1の燃料噴射弁20と第2の燃料噴射弁21の両方から燃料を噴射するようにしても良い。
本発明の一実施例におけるエンジン制御システム全体の概略構成図である。 燃料噴射弁及びその周辺部の斜視図である。 (a)は吸気絞り弁の全閉時の状態を示す吸気絞り弁及びその周辺部の横断面図であり、(b)は吸気絞り弁の全開時の状態を示す吸気絞り弁及びその周辺部の横断面図である。 吸気絞り弁及びその周辺部の拡大横断面図である。 燃料噴射制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…吸気管、16…吸気マニホールド(吸気通路)、17…吸気絞り弁、18…第1の吸気ポート、19…第2の吸気ポート、20…第1の燃料噴射弁、21…第2の燃料噴射弁、22…点火プラグ、23…排気管、31…シャフト、32…モータ、33…吸気絞り弁開度センサ、34…ボア部材、35…ECU(燃料噴射制御手段)

Claims (3)

  1. 1つの気筒に2つの吸気ポート(一方を「第1の吸気ポート」、他方を「第2の吸気ポート」という)を備え、これら2つの吸気ポートの上流側の吸気通路に吸入空気量を調整する吸気絞り弁を配置した内燃機関の制御装置において、
    前記吸気絞り弁は、該吸気絞り弁の開度が所定開度以下のときに主に前記第1の吸気ポートに吸入空気が流入してスワール流が発生し、該吸気絞り弁の開度が前記所定開度よりも大きいときに前記第1の吸気ポートと前記第2の吸気ポートの両方に吸入空気が流入するように設けられ、
    前記第1の吸気ポートに燃料を噴射する第1の燃料噴射弁と、
    前記第2の吸気ポートに燃料を噴射する第2の燃料噴射弁と、
    前記吸気絞り弁の開度が前記所定開度又はその付近の開度以下のときに前記第1の燃料噴射弁から燃料を噴射し、前記吸気絞り弁の開度が前記所定開度又はその付近の開度よりも大きいときに前記第1の燃料噴射弁と前記第2の燃料噴射弁の両方から燃料を噴射するように各燃料噴射弁を制御する燃料噴射制御手段と
    を備えていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記吸気絞り弁の近傍に、前記吸気絞り弁の開度が前記所定開度以下のときに前記第2の吸気ポートに吸入空気が流入するのを阻止するように形成されたボア部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記燃料噴射制御手段は、前記吸気絞り弁の開度が前記所定開度又はその付近の開度よりも大きいときに前記第1の吸気ポートに流入する吸入空気量と前記第2の吸気ポートに流入する吸入空気量との比率に応じて前記第1の燃料噴射弁の燃料噴射量と前記第2の燃料噴射弁の燃料噴射量を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
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