JP2008109312A - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Kinichi Fujita
欣一 藤田
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Abstract

【課題】放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができる情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】静止画保存処理部は、2個のチューナのうち一方のチューナでテレビ番組を受信中に、使用していない他方のチューナで裏のテレビ番組を順次受信し、この順次受信したテレビ番組の映像を静止画としてフラッシュメモリに保存させる。静止画一覧表示処理部は、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、フラッシュメモリに保存されている静止画を読み出して縮小してモニタ装置に一覧表示を行う。したがって、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、これにより、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置に関し、特に、チャンネル切換時に静止画を表示させる機能を有する情報記録再生装置に関する。
近年、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりするハードディスクレコーダやDVDレコーダなどの情報記録再生装置が普及しつつある。
このような情報記録再生装置を用いてテレビ番組を記録する場合、ユーザは、リモコンを操作して、記録したいテレビ番組が放送されるチャンネルにチューナを設定する。また、このような情報記録再生装置にモニタ装置やテレビ受信機が接続されている場合には、情報記録再生装置で再生された映像音声情報や、チューナで選局されたチャンネルのテレビ番組を、モニタ装置やテレビ受信機によって映像出力および音声出力することができる。
特開2005−204273号公報 特開2004−194347号公報
ところが、前記のような従来の情報記録再生装置では、チューナのチャンネルを切り換えた時、この後、切り換えたチャンネルの映像がモニタ装置やテレビ受信機のディスプレイ装置に表示されるまでの間、デコード処理されるので、映像が表示可能になるまでの期間(例えば1秒間)は何も表示されずに黒画面になり、これにより、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを確かめるのが遅くなると言う課題が生じたり、ユーザが黒画面を見たときに、一瞬不快を感じるという課題が生じたりする。
なお、特許文献1に記載の従来技術は、TVチューナを備えたAVサーバを含んだAVネットワークシステムにおいて、チャンネルの切り換えの指示があった場合に、デコードしたビデオ信号を直ぐにビデオ出力部からディスプレイに出力し、ディスプレイにて静止画として表示することにより、短い時間でユーザが希望するチャンネルの映像をディスプレイに表示することができるようにしているが、静止画を一覧表示し、この一覧表示された静止画を見ながらチャンネル切り換え行うことができないので、所望のテレビ番組の選択に多くの時間を要するという課題があり、また、この従来技術は、チューナが2個搭載した構成のものではない。
また、特許文献2に記載の従来技術は、放送チャンネルの代表画面を縮小した静止画を、使用者がセレクトボタンにて選択すると、CPUが、そのときのカーソルが位置する番組を受信するように、チューナを制御するようにしているが、使用していない他のチューナを利用するものではなく、また、情報記録再生装置に関するものではない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができる情報記録再生装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、前記2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存手段とを有する静止画保存処理部と、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、前記使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、または前記チャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部と、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有する静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、先ず、静止画保存処理部のチューナ使用判定手段は、2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否かを判定する。そして、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに、静止画保存処理部のチャンネル選択切換手段は、受信可能なチャンネルを選択して、チャンネルを順次切り換える。静止画保存処理部の静止画保存手段は、前記切り換えられたチャンネルの画像を、受信して静止画として、例えば、内部メモリに保存させる。
使用中のチューナのチャンネルを切り換えると、チャンネル切換処理部のチャンネル切換手段は、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換える。このときに、内部メモリに保存されている静止画が有れば,チャンネル切換処理部の静止画表示手段は、その静止画を内部メモリから読み出して、一時的にディスプレイ装置に表示させる。次に、チャンネル切換処理部の表示可否判定手段は、使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する。使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときには、チャンネル切換処理部のチャンネル切換判定手段は、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定する。使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換がなかったと判定されたときには、チャンネル切換処理部のチューナ画像切換手段は、使用中のチューナの画像に切り換える。
ユーザが使用中のチューナに対してチャンネル切り換えを行うために一覧表示を選択すると、静止画一覧表示処理部の静止画縮小手段は、内部メモリに保存されている静止画を読み出して、この静止画を縮小する。そして、静止画一覧表示処理部の静止画一覧表示手段は、前記縮小された静止画をディスプレイ装置の画面上に一覧表示させる。
この構成によれば、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができるので、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、これにより、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
請求項2の発明は、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、前記2個のチューナのうち一方のチューナでテレビ番組を受信中に、使用していない他方のチューナで裏のテレビ番組を順次受信し、この順次受信したテレビ番組の映像を静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存処理部と、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小してディスプレイ装置に一覧表示を行う静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置を提供する。
この構成において、静止画保存処理部は、2個のチューナのうち一方のチューナでテレビ番組を受信中に、使用していない他方のチューナで裏のテレビ番組を順次受信し、この順次受信したテレビ番組の映像を静止画として内部メモリまたは記録媒体に保存させる。静止画一覧表示処理部は、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、内部メモリまたは記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小してディスプレイ装置に一覧表示を行う。
この構成によれば、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができるので、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、これにより、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
請求項3の発明では、請求項2の発明において、前記静止画保存処理部は、前記2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存手段とを有することを特徴とする。
したがって、前記静止画保存処理部は、チューナ使用判定処理、チャンネル選択切換処理、および静止画保存処理を実現でき、これにより、放送中の各チャンネルの静止画を保存することが可能になる。
請求項4の発明では、請求項2の発明において、前記静止画一覧表示処理部は、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有することを特徴とする。
したがって、前記静止画一覧表示処理部は、静止画縮小処理および静止画一覧表示処理を実現でき、これにより、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することが可能になる。
請求項5の発明では、請求項2の発明において、前記システムコントローラは、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部を備えたことを特徴とする。
このチャンネル切換処理部においては、使用中のチューナのチャンネルを切り換えると、チャンネル切換手段は、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換える。このときに、例えば内部メモリに保存されている静止画が有れば,静止画表示手段は、その静止画を内部メモリから読み出して、一時的にディスプレイ装置に表示させる。次に、表示可否判定手段は、使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する。使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときには、チャンネル切換判定手段は、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定する。使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換がなかったと判定されたときには、チューナ画像切換手段は、使用中のチューナの画像に切り換える。
以上のように本発明によれば、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、前記2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存手段とを有する静止画保存処理部と、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、前記使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、または前記チャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部と、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有する静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたので、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができ、これにより、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、したがって、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
また、本発明によれば、テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、前記2個のチューナのうち一方のチューナでテレビ番組を受信中に、使用していない他方のチューナで裏のテレビ番組を順次受信し、この順次受信したテレビ番組の映像を静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存処理部と、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小してディスプレイ装置に一覧表示を行う静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたので、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができ、これにより、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、したがって、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に係る情報記録再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。ここでは、情報記録再生装置としては、ハードディスク装置と光ディスク装置とが組み込まれた複合型記録再生装置について説明するが、本実施形態の特徴とする静止画表示機能は、複合型記録再生装置に限らず、単体のハードディスク装置や光ディスク装置に設ければ、同様な効果を得ることができる。
図1において、複合型記録再生装置1は、光ディスクとしてのDVD15などに対して情報の記録/再生を行うDVDレコーダである光ディスク装置2と、HD(ハードディスク)14に対して情報の記録/再生を行うHDD(ハードディスクドライブ)であるハードディスク装置3と、図示しないアンテナからのテレビ放送信号を受信し、所望のチャンネルのテレビ放送信号を選択して映像音声信号として出力する2個のチューナ(デジタルチューナ)4a,4bと、光ディスク装置2またはハードディスク装置3またはチューナ4aまたはチューナ4bから出力された映像音声信号を復号するデコーダ5と、チューナ4a,4bが受信可能な放送チャンネルを記憶すると共にシステムコントローラ10の動作に必要なプログラムなどを記憶するフラッシュメモリ6とを備えている。
また、この複合型記録再生装置1は、デコーダ5で復号された映像信号をモニタ装置(テレビ受信機など)13のディスプレイ装置131で表示可能な映像信号に変換する映像出力部7と、タイトルリスト画面などをモニタ装置13のディスプレイ装置131に表示させるためのOSD回路12と、デコーダ5で復号された音声信号をモニタ装置13のスピーカ132で出力可能な音声信号に変換する音声出力部8と、リモコン11から送信された赤外光の各種の指令信号を受信し、受信した赤外光の指令信号を電気信号の指令信号に変換し、この指令信号をシステムコントローラ10に入力するリモコン受信部9と、装置全体を制御する前記システムコントローラ10とを備えている。
システムコントローラ10は、本実施形態の特徴として、2個のチューナ4a,4bのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリ(フラッシュメモリ6)または記録媒体(HD14)に保存させる静止画保存手段とを有する静止画保存処理部101を備えている。
また、システムコントローラ10は、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置131に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部102を備えている。
また、システムコントローラ10は、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、内部メモリ(フラッシュメモリ6)または記録媒体(HD14)から静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置131に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有する静止画一覧表示処理部103を備えている。
図2は本実施形態において静止画保存処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照して静止画保存処理について説明する。ここでは、静止画はフラッシュメモリ6に保存させるものとして説明するが、HD14に保存させても良い。また、テレビ番組を記録またはテレビ番組を視聴するために使用している方のチューナをチューナ4aとし、使用していない方のチューナをチューナ4bとして説明する。
先ず、システムコントローラ10の静止画保存処理部101のチューナ使用判定手段は、2個のチューナ4a,4bのうち一方のチューナが使用中であるか否かを判定する(ステップS1)。チューナが使用中であるか否かの判定は、例えば、チューナの出力信号の状態あるいはチューナへの制御信号の状態を検出すれば可能である。そして、前記一方のチューナ(チューナ4b)が使用していないと判定されたときに、静止画保存処理部101のチャンネル選択切換手段は、受信可能なチャンネルを選択して(ステップS2)、フラッシュメモリ6に登録し、この登録されたチャンネルを順次切り換える(ステップS3)。静止画保存処理部101の静止画保存手段は、前記切り換えられたチャンネルの画像(画像データ)を、受信して静止画(静止画データ)としてフラッシュメモリ6に保存させる(ステップS4)。一方のチューナ(チューナ4b)が使用中でないときは、ステップS1〜ステップS4の処理が繰り返され、フラッシュメモリ6に保存される静止画(静止画データ)は、更新されていく。
図3は本実施形態においてチャンネル切換処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照してチャンネル切換処理について説明する。
ユーザがリモコン11を操作して使用中のチューナ4aのチャンネルを切り換えると、システムコントローラ10のチャンネル切換処理部102のチャンネル切換手段は、使用中のチューナ4aのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換える(ステップS5)。このときに、フラッシュメモリ6に保存されている静止画(静止画データ)が有れば,チャンネル切換処理部102の静止画表示手段は、その静止画(静止画データ)をフラッシュメモリ6から読み出して、一時的にモニタ装置13のディスプレイ装置131に表示させる(ステップS6)。
次に、チャンネル切換処理部102の表示可否判定手段は、使用中のチューナ4aからの映像が表示可能であるか否かを判定する(ステップS7)。使用中のチューナ4aからの映像が表示可能でないと判定されたときには、チャンネル切換処理部102のチャンネル切換判定手段は、使用中のチューナ4aからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定する(ステップS8)。使用中のチューナ4aからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったと判定されたときは、ステップS5の処理に戻る。
使用中のチューナ4aからの映像が表示可能であると判定されたとき(ステップS7)、またはチャンネル切換がなかったと判定されたときには(ステップS8)、チャンネル切換処理部102のチューナ画像切換手段は、使用中のチューナ4aの画像に切り換える(ステップS9)。
図4は本実施形態においてチャンネル一覧表示処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートおよび図1を参照してチャンネル一覧表示処理について説明する。
ユーザがリモコン11を操作して、使用中のチューナ4aに対してチャンネル切り換えを行うために一覧表示を選択すると、システムコントローラ10の静止画一覧表示処理部103の静止画縮小手段は、フラッシュメモリ6に保存されている静止画(静止画データ)を読み出して、この静止画(静止画データ)を縮小する(ステップS10)。なお、フラッシュメモリ6には、使用していないチューナ4bのチャンネルが一定時間間隔で切り換えられて得られた各チャンネルの映像による静止画データが保存され、また、その保存された静止画データは、更新されていく。
そして、静止画一覧表示処理部103の静止画一覧表示手段は、前記縮小された静止画をモニタ装置13のディスプレイ装置131の画面上に一覧表示させる(ステップS11)。例えば、図5に示すように、ディスプレイ装置131の画面131a上に、例えば、チャンネル1の静止画e1、チャンネル2の静止画e2、チャンネル3の静止画e3、チャンネル4の静止画e4、チャンネル5の静止画e5、およびチャンネル6の静止画e6が、一覧表示される。
このように静止画が一覧表示されているときに、ユーザのリモコン11の操作により、システムコントローラ10のチャンネル切換処理部102は、チャンネル切り換えがあったことを検知したときに(ステップS12)、使用中のチューナ4aに対してチャンネル切換を行う。このチャンネル切り換え処理は、図3で説明したチャンネル切り換え処理により実行される。
以上説明したように本実施形態によれば、放送中の各チャンネルの静止画を保存しておき、チャンネルの切換時に各チャンネルの静止画を一覧表示することができ、これにより、チャンネルを切り換えたテレビ番組がどのような番組であるかを一見で確かめることができ、したがって、素早く希望のチャンネルを選択することができ、使い勝手が向上する。
本発明は、ハードディスクレコーダやDVDレコーダなどのチャンネル切換時における静止画の一覧表示の処理に利用可能である。
本発明の一実施形態に係る情報記録再生装置としての複合型記録再生装置の構成を示すブロック図である。 前記実施形態において静止画保存処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態においてチャンネル切換処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態においてチャンネル一覧表示処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態において一覧表示画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 複合型記録再生装置(情報記録再生装置)
4a,4b チューナ
6 フラッシュメモリ(内部メモリ)
10 システムコントローラ
14 HD(記録媒体)
15 DVD(記録媒体)
101 静止画保存処理部
102 チャンネル切換処理部
103 静止画一覧表示処理部
131 ディスプレイ装置

Claims (5)

  1. テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、
    前記2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存手段とを有する静止画保存処理部と、
    使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部と、
    ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有する静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  2. テレビ放送信号を受信して選局する2個のチューナを有し、当該チューナで選局されたテレビ番組やその他の情報を記録媒体に記録したり、前記記録媒体に記録されたテレビ番組やその他の情報を再生したりする情報記録再生装置において、
    前記2個のチューナのうち一方のチューナでテレビ番組を受信中に、使用していない他方のチューナで裏のテレビ番組を順次受信し、この順次受信したテレビ番組の映像を静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存処理部と、
    ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小してディスプレイ装置に一覧表示を行う静止画一覧表示処理部と、を有するシステムコントローラを備えたことを特徴とする情報記録再生装置。
  3. 前記静止画保存処理部は、前記2個のチューナのうち一方のチューナが使用中であるか否か判定するチューナ使用判定手段と、前記一方のチューナが使用していないと判定されたときに受信可能なチャンネルを選択してチャンネルを順次切り換えるチャンネル選択切換手段と、前記選択して切り換えられたチャンネルの画像を受信し静止画として内部メモリまたは前記記録媒体に保存させる静止画保存手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
  4. 前記静止画一覧表示処理部は、ユーザがチャンネル切り換えのために一覧表示が選択されると、前記内部メモリまたは前記記録媒体に保存されている静止画を読み出して縮小する静止画縮小手段と、前記縮小された静止画をディスプレイ装置に一覧表示させる静止画一覧表示手段とを有することを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
  5. 前記システムコントローラは、使用中のチューナのチャンネルをユーザにより選択されたチャンネルに切り換えるチャンネル切換手段と、前記保存されている静止画が有れば静止画を一時的にディスプレイ装置に表示させる静止画表示手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であるか否かを判定する表示可否判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能でないと判定されたときに、使用中のチューナからの映像が表示可能になる前に、チャンネル切り換えがあったか否かを判定するチャンネル切換判定手段と、前記使用中のチューナからの映像が表示可能であると判定されたとき、またはチャンネル切換判定手段によりチャンネル切換がなかったと判定されたときに、前記使用中のチューナの画像に切り換えるチューナ画像切換手段とを有するチャンネル切換処理部を備えたことを特徴とする請求項2に記載の情報記録再生装置。
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JP (1) JP2008109312A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102231853A (zh) * 2011-06-22 2011-11-02 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 节目处理方法和移动终端

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CN102231853A (zh) * 2011-06-22 2011-11-02 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 节目处理方法和移动终端

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