JP2008107872A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2008107872A
JP2008107872A JP2006287151A JP2006287151A JP2008107872A JP 2008107872 A JP2008107872 A JP 2008107872A JP 2006287151 A JP2006287151 A JP 2006287151A JP 2006287151 A JP2006287151 A JP 2006287151A JP 2008107872 A JP2008107872 A JP 2008107872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
output
state
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006287151A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Suzuki
武大 鈴木
Sanae Saito
早苗 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Networks Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Networks Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2006287151A priority Critical patent/JP2008107872A/ja
Publication of JP2008107872A publication Critical patent/JP2008107872A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】RTレベルから最終的なASICまでの各抽象度の設計段階で、検証対象回路の内部の動作をチェックできる半導体集積回路を提供する。
【解決手段】入力信号INに従って予め定められた論理処理を行って出力信号OUTを出力するステートマシン11と組み合わせ回路12を有するシステムLSI10に、信号線13の状態の異常を検出するための機能検証回路20を設ける。機能検証回路20は、ハードウエアに変換可能なハードウエア記述言語で記述され、かつ論理回路として合成されたもので、内部の信号線13の状態の履歴を保持する状態履歴保持部21と、状態履歴保持部21に保持された状態履歴に基づいて信号線13に出力されるべき信号を生成する遷移チェック信号生成部22と、遷移チェック信号生成部22で生成された信号と信号線13に出力された信号を比較する比較部23と、比較結果を出力する出力部24を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路、特にその内部の動作状態を監視して異常状態を出力する動作監視機能を備えた半導体集積回路に関するものである。
小型化、軽量化、省電力化及び低コスト化の要求により、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)
、メモリ、各種の論理回路、及び入出力インタフェース等を単一のチップ上に設けたシステムLSIの使用が広まっている。
システムLSIの設計は、今までに開発されてきた各種の機能を実現するための機能ブロックのデータを利用すると共に、目的のシステムを構成するために必要な機能ブロックを新たに作成し、これらの機能ブロックを組み合わせることによって所望の機能を有するLSIを構成するという手法が用いられている。
このような設計手法では、先ず各機能ブロックの機能内容をアルゴリズム・レベルで記述した動作モデルを使用し、論理動作レベルでのシミュレーションによるシステム検証を行う。次に、各機能ブロックの機能内容を機能ブロック間及び機能ブロック内の信号の動作で記述したRT(Register Transfer)レベルのモデルを使用し、RTレベルでのシミュレーションによる機能検証を行う。このRTレベルでは、実際の部品の動作遅延は含まれないので、動作タイミングの確認はできない。更に、各機能ブロックのネットリスト(構成要素であるトランジスタ等の部品とその部品間の接続関係を記述したもの)を用いて信号レベルでシミュレーションを行い、動作遅延を考慮した動作タイミングを検証する。その後、ネットリストに基づいてFPGA(Field Programmable Gate Array)によるハードウエア・エミュレータを作成してハードウエアによる機能確認試験を行い、更に、最終的なシステムLSIであるASIC(Application Specified Integrated Circuit:特定用向け専用標準IC)を作成して機能の確認及び性能試験を行う。このように、抽象度の高いアルゴリズム・レベルから、順次抽象度を下げて最終的なASICまで、各抽象度の設計段階でそれぞれに対応する検証を行い、完全な機能を備えたASICが完成する。
RTレベルのシミュレーションによる機能検証では、検証対象回路の動作を確認する仕組みとして、自動的に異常を検出して通知する「アサーション」と呼ばれるソフトウエア・モデルを、RTレベルで記述した検証対象回路のモデル内に組み込んだり、シミュレーション用のプログラム(シミュレータ)に組み込んだりすることが行われている。
アサーションは、検証対象回路の機能仕様で許容された状態や動作を、検証専用言語やハードウエア記述言語を用いて記述したものである。アサーションを組み込むことにより、シミュレーション実行中に検証対象回路の状態や動作を監視し、この検証対象回路が機能仕様で許容された範囲から外れた場合に、人間の判断を介することなく、自動的に表示装置やログファイルにその異常発生の情報を出力することができるようになっている。アサーションの特徴は、検証対象回路のインタフェースだけでなく、この検証対象回路内部の状態や動作を容易にチェックできることである。
このアサーションを適用することにより、シミュレーション結果の信号波形を目視チェックする必要が無くなるだけでなく、シミュレーション実行中に検証対象回路内部の状態をチェックすることができるので、不具合が発生した箇所の特定が容易になる。更に、機能検証用のテストプログラム毎に動作期待値を作成する必要が無くなるので、人為的な誤りや検証工数を低減できる。
図2は、従来のアサーションを使用したシミュレーション環境の一例を示す図である。
このシミュレーションでは、RTレベルで記述した検証対象回路モデル1と、検証対象回路へ入力信号INを与えると共に、この検証対象回路からの出力信号OUTを受けて次の入力信号INを制御する検証モデル2が用いられる。また、このシミュレーションでは、検証対象回路モデル1と検証モデル2の間の入出力信号を監視するアサーション3、この検証対象回路モデル1内の信号を回路の外部から監視するアサーション4が用いられる。更に、検証対象回路モデル1の内部には、回路内部の信号を監視するアサーション1aが組み込まれる。
このようなモデルを用いてシミュレーションを行うと、検証対象回路モデル1からの出力信号OUTはアサーション3によってチェックされ、この検証対象回路モデル1内部の信号はアサーション4とアサーション1aによってチェックされる。そして、アサーション3,4,1aによってチェックされた信号が予め機能仕様で許容された範囲から外れていると、これらのアサーションによって異常として検出される。異常を検出したアサーション3,4,1aは、図示しない表示装置やログファイルにその異常発生の情報を出力する。
特開2001−101247号公報 特開2006−163559号公報
前記RTレベルのシミュレーションでは、synopsys社のSVA(System Verilog Assertion)や、Accellera社のPSL(Property Specification Language)等のハードウエア検証専用言語で記述したアサーションを用いて検証を行っている。このようなハードウエア検証専用言語は、HDL(Hardware Description Language)等のハードウエア記述言語ではないため、このハードウエア検証専用言語で記述したアサーションのモデルを論理回路に変換することができない。このため、次のような課題があった。
即ち、RTレベルでのシミュレーションによる機能検証が完了して次のネットリストによるシミュレーションを行うときに、検証対象回路モデル1を論理回路に変換することになるが、この検証対象回路モデル1の中に組み込んだアサーション1aは、論理合成の対象外となり、ハードウエアとして合成することができない。このため、ネットリストによるシミュレーションを行う場合、RTレベルでのシミュレーションでは可能であった検証対象回路モデル内部の信号の自動監視ができなくなってしまう。従って、ネットリストによるシミュレーションでは、シミュレーション結果の信号波形を目視でチェックする必要がある。更に、FPGAやASIC等のハードウエアによるシミュレーションでは、検証対象回路の出力端子の信号だけに基づいて機能の正常・異常の判断を行わなければならないので、異常が発生した場合の不具合箇所の特定が困難になるという課題があった。
また、ハードウエア検証専用言語は、上記のような会社からそれぞれ異なった仕様で提供されているため、それに対応したシミュレータを用いる必要がある。このため、あるシミュレータを対象に作成したアサーションを、他のシミュレータに流用して使用することができないという不便さがあった。
本発明は、RTレベルから最終的なASICまでの各抽象度の設計段階で、検証対象回路の内部の動作をチェックできる半導体集積回路を提供することを目的としている。
本発明は、入力信号に従って予め定められた論理処理を行って出力信号を出力する組み合わせ回路を有する半導体集積回路において、前記組み合わせ回路における論理処理中の内部信号の状態及び変化の異常を検出するために、その機能をハードウエアに変換可能なハードウエア記述言語で記述され、かつ論理回路として合成された機能検証回路を備えたことを特徴としている。
本発明では、半導体集積回路中に、入力信号に従って予め定められた論理処理を行って出力信号を出力する組み合わせ回路に加えて、ハードウエアに変換可能なハードウエア記述言語で記述され、かつ論理回路として合成された機能検証回路を設けている。これにより、検証対象回路である組み合わせ回路の内部の動作をチェックできる。しかも、この機能検証回路は、ハードウエアに変換可能なハードウエア記述言語で記述されたものである。従って、RTレベルの設計段階でのモデルとして記述しておけば、一般的なシミュレータでシミュレーション可能であるだけでなく、FPGAによるハードウエア・エミュレータへの変換や、ASICによる実際のシステムLSIへの変換時にそのままハードウエアに変換することができる。従って、RTレベルから最終的なASICまでの各抽象度の設計段階で、検証対象回路の内部の動作をチェックできるという効果がある。
この発明の前記並びにその他の目的と新規な特徴は、次の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、より完全に明らかになるであろう。但し、図面は、もっぱら解説のためのものであって、この発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本発明の実施例1のシステムLSIのテスト環境を示す図である。
このシステムLSI10は、検証対象となる本来の論理処理を行うステートマシン11と組み合わせ回路12に加えて、これらのステートマシン11と組み合わせ回路12の間の複数の信号線13の状態を監視するための機能検証回路20を備えている。
機能検証回路20は、信号線13の過去の状態やその変化の履歴を保持するための状態履歴保持部21を有している。状態履歴保持部21は、例えば信号線13毎に設けられた複数のシフトレジスタで構成され、ステートマシン11に与えられるクロック信号CLKと共通のクロック信号で各信号線13の状態をシフトして保持するものである。なお、各シフトレジスタの段数は、現在の信号線13の状態に影響を与える範囲で、この信号線13の過去の状態を保持できる段数に設定されている。状態履歴保持部21には、遷移チェック信号生成部22が接続されている。
遷移チェック信号生成部22は、状態履歴保持部21に保持された信号線13の過去の状態に基づいて、信号線13に現在出力されるべき信号を生成する順序回路である。遷移チェック信号生成部22の出力側には、比較部23が接続されている。
比較部23は、遷移チェック信号生成部22で生成された期待される信号と、各信号線13に実際に出力される信号とを比較するものである。比較部23による比較結果は、出力部24に与えられるようになっている。出力部24は、比較結果の信号の組み合わせを符号化して異常発生通知用の端子25に出力するものである。
これらの状態履歴保持部21、遷移チェック信号生成部22、比較部23、出力部24及び端子25で構成される機能検証回路20は、RTレベルでの設計当初から、ステートマシン11や組み合わせ回路12と同じHDL等のハードウエア記述言語で記述され、これらのステートマシン11や組み合わせ回路12と同時にハードウエアに変換され、論理回路として合成されたものである。
このシステムLSI10は、図2の検証モデル2に対応するテスト装置30に接続されて機能試験が行われる。テスト装置30は、システムLSI10に動作の基準となるクロック信号CLKを与え、検証対象回路であるステートマシン11と組み合わせ回路12に入力信号INを与えると共に、この検証対象回路からの出力信号OUTを受けて次の入力信号INを制御するものである。更に、テスト装置30は、システムLSI10の端子25から出力される符号化された異常発生通知信号を解読して、このシステムLSI10内部でどのような異常が検出されたのかを出力する検証モデル31と、異常発生通知信号と検証対象回路内の障害箇所及び原因等の関連を予め保持するデータベース32と、検出された異常状態を表示する表示装置33と、異常状態の情報を記録するログファイル34を備えている。
次に、図1のテスト環境によるシステムLSI10の機能検証動作を説明する。
(1)テスト装置30から、クロック信号CLKに同期してシステムLSI10へ入力信号INを与える。
(2)システムLSI10のステートマシン11と組み合わせ回路12では、テスト装置30から与えられた入力信号INに基づいた論理動作を行い、その論理動作の結果を出力信号OUTとしてテスト装置30に出力する。
(3)一方、システムLSI10内部の機能検証回路20では、クロック信号CLKに従って、信号線13の状態を状態履歴保持部21に保持する。
(4)遷移チェック信号生成部22は、状態履歴保持部21に保持された信号線13の過去の状態に基づいて、信号線13に現在出力されるべき信号を生成する。
(5)比較部23は、遷移チェック信号生成部22で生成された信号と、各信号線13に実際に出力された信号とを比較し、一致したときは論理値“0”、不一致のときは論理値“1”を各信号線13に対応して出力する。
(6)出力部24は、比較部23から出力される比較結果の信号の組み合わせを符号化して異常発生通知用の端子25に出力する。従って、複数の信号線13の内、少なくとも1つの信号線13の状態が期待された状態でない場合には、端子25から出力される値は0以外の異常発生通知信号となる。
(7)テスト装置30の検証モデル31は、システムLSI10の端子25から出力される異常発生通知信号を解読し、データベース32を参照して、このシステムLSI10内部でどのような異常が検出されたのかの情報を出力する。
(8)検証モデル31から出力された情報は、表示装置33に出力され、更に後から解析するためにログファイル34に記録される。
(9)テスト装置30では、システムLSI10から異常発生通知信号が検出されなければ、このシステムLSI10から出力される出力信号OUTに基づいて、次に与えるべき入力信号INを生成する。
(10)その後、(1)に戻り、予め用意したテスト用の入力信号INが終了するまで、(1)〜(9)の動作を繰り返す。
以上のように、この実施例1のシステムLSI10は、本来の論理処理を行うステートマシン11と組み合わせ回路12に加えて、これらのステートマシン11と組み合わせ回路12の間の検証対象となる複数の信号線13の状態を監視する機能検証回路20を備えている。これにより、検証対象回路の内部の動作をチェックできる。
更に、この機能検証回路20は、RTレベルでの設計当初からステートマシン11や組み合わせ回路12と同じHDL等のハードウエア記述言語で記述され、これらのステートマシン11や組み合わせ回路12と同時に論理回路として合成されたものである。従って、RTレベルでのシミュレーションでは、シミュレータによる制約を受けずに、一般的なシミュレータを用いてシミュレーションを行うことができる。また、ネットリストによる論理回路への変換においても、ステートマシン11や組み合わせ回路12と同時に機能検証回路20のネットリストが生成される。これにより、ネットリストを使用したシミュレーションにおいても、検証対象回路の内部の動作のチェックが可能である。
従って、このシステムLSI10は、RTレベルから最終的なASICまでのLSI設計において、抽象度の異なる各設計段階で検証対象回路の内部の動作をチェックすることができるという利点がある。
図3は、本発明の実施例2を示すシステムLSIの構成図である。
このシステムLSI10Aは、図1中のシステムLSI10における機能検証回路20に代えて、機能と構成が若干異なる機能検証回路20Aを設けたものである。即ち、この機能検証回路20Aは、比較部23と出力部24の間に、異常発生時にこの比較部23の出力信号S23a〜S23nを保持するための回路(保持部)を挿入したものである。
比較部23の出力信号S23a〜S23nは、それぞれ論理積ゲート(以下、「AND」という)26a〜26nの第1の入力側に与えられるようになっている。AND26a〜26nの出力側は、それぞれ論理和ゲート(以下、「OR」という)27a〜27nの第1の入力側に接続され、これらのOR27a〜27nの出力側が、それぞれリセット機能つき(但し、リセット端子は図示していない)フリップフロップ(以下、「FF」という)28a〜28nのデータ入力端子に接続されている。FF28a〜28nの出力端子は、出力部24に接続されると共に、それぞれOR27a〜27nの第2の入力側に接続されている。
更に、FF28a〜28nの出力端子は、否定的論理和ゲート(以下、「NOR」という)29の入力側に接続され、このNOR29の出力側が、AND26a〜26nの第2の入力側に共通に接続されている。
このシステムLSIは、図1と同様のテスト装置30を用いたテスト環境でテストされる。そして、機能検証回路20Aでは、ステートマシン11と組み合わせ回路12の間の信号線13の状態を、クロック信号CLKに従って状態履歴保持部21に保持する。遷移チェック信号生成部22は、状態履歴保持部21に保持された信号線13の過去の状態に基づいて、この信号線13に現在出力されるべき信号を生成する。
比較部23は、遷移チェック信号生成部22で生成された信号と、各信号線13に実際に出力された信号とを比較し、一致したときは“0”、不一致のときは“1”の信号を、各信号線13に対応する出力信号S23a〜S23nとして出力する。
初期状態では、FF28a〜S28nはリセットされているので、NOR29の出力信号は“1”である。従って、比較部23の各出力信号S23a〜S23nは、それぞれAND26a〜26n及びOR27a〜27nを介してFF28a〜S28nの入力側に与えられ、クロック信号CLKに同期して保持される。異常が発生しなければ、出力信号S23a〜S23nはすべて“0”であるので、FF28a〜S28nの保持内容は“0”で変化しない。
ここで、異常が発生して、例えば出力信号S23aが“1”になったとする。これにより、次のクロック信号CLKのタイミングで、FF28aに“1”が保持され、NOR29の出力信号は“0”に変化する。NOR29の出力信号が“0”になると、出力信号S23a〜S23nに拘りなく、AND26a〜26nの出力信号はすべて“0”になる。また、各FF28a〜28nのデータ入力端子には、それぞれの出力端子の信号がOR27a〜27nを介してフィードバックされる。これにより、出力信号S23aが“1”になった時点での各出力信号S23a〜S23nの値が、それぞれFF28a〜28nに保持されて出力部24に与えられる。この状態は、例えばテスト装置側からリセット信号が与えられるまで継続される。
以上のように、この実施例2のシステムLSI10Aは、リセット信号が与えられるまで、比較部23で異常を検出したときの出力信号S23a〜S23nを保持するための回路を備えているので、実施例1と同様の利点に加えて、テスト装置側の機能を簡素化することができる。即ち、図1中のテスト装置30における検証モデル31、表示装置32及びログファイル33ではなく、LED(発光ダイオード)等の単純なデバイスを使用するだけで、異常な動作の発生とその原因を確認することができる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例としては、例えば、次のようなものがある。
(a)システムLSIの検証対象回路は、ステートマシン11と組み合わせ回路12に限定されず、どのような論理回路でも適用可能である。また、検証対象の内部信号は、単数・複数を問わない。
(b)システムLSIの設計段階で機能検証回路20,20Aを記述する言語は、HDLに限定されない。検証対象である本来の論理処理を行うステートマシンや組み合わせ回路用の記述言語と同じものを使用して機能検証回路を記述すれば、RTレベルのシミュレーションからハードウエアの設計まで一貫して行うことができるので、設計工数を削減することができる。
(c)図3において、比較部23の出力信号S23〜S23nを保持するための回路構成は一例であり、異常状態が検出されたときの出力信号S23〜S23nをそのまま保持できるものであれば、どのような回路構成でも良い。
(d)出力部24では、システムLSIのピン数の増加を抑えるために、比較部23の出力信号S23a〜S23nを符号化して端子25に出力するように構成しているが、ピン数の増加が問題にならない程度であれば、符号化する必要は無い。
本発明の実施例1のシステムLSIのテスト環境を示す図である。 従来のアサーションを使用したシミュレーション環境の一例を示す図である。 本発明の実施例2を示すシステムLSIの構成図である。
符号の説明
11 ステートマシン
12 組み合わせ回路
13 信号線
20,20A 機能検証回路
21 状態履歴保持部
22 遷移チェック信号生成部
23 比較部
24 出力部
25 端子
26 AND
27 OR
28 FF
29 NOR

Claims (4)

  1. 入力信号に従って予め定められた論理処理を行って出力信号を出力する組み合わせ回路を有する半導体集積回路において、前記組み合わせ回路における論理処理中の内部信号の状態及び変化の異常を検出するために、その機能をハードウエアに変換可能なハードウエア記述言語で記述され、かつ論理回路として合成された機能検証回路を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記機能検証回路は、
    前記内部信号の状態の履歴を保持する状態履歴保持部と、
    前記状態履歴保持部に保持された前記内部信号の状態に基づいて、前記組み合わせ回路から出力されるべき内部信号を生成する遷移チェック信号生成部と、
    前記遷移チェック信号生成部で生成された出力されるべき内部信号と、前記組み合わせ回路から実際に出力される内部信号とを比較する比較部と、
    前記比較部における比較結果を出力する出力部とを、
    備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記比較部によって前記組み合わせ回路における論理処理中の内部信号の状態または変化の異常が検出されたときに、該比較部における比較結果を保持して前記出力部に与える保持部を設けたことを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記出力部は、前記比較結果を符号化して出力することを特徴とする請求項2または3記載の半導体集積回路。
JP2006287151A 2006-10-23 2006-10-23 半導体集積回路 Withdrawn JP2008107872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287151A JP2008107872A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体集積回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006287151A JP2008107872A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体集積回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008107872A true JP2008107872A (ja) 2008-05-08

Family

ID=39441204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006287151A Withdrawn JP2008107872A (ja) 2006-10-23 2006-10-23 半導体集積回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008107872A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158696A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 一致検証方法及び装置
JP2011138183A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Fujitsu Ltd 検証支援プログラム、および検証支援装置
WO2017013783A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 株式会社日立製作所 論理回路の検証方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008158696A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Mitsubishi Electric Corp 一致検証方法及び装置
JP2011138183A (ja) * 2009-12-25 2011-07-14 Fujitsu Ltd 検証支援プログラム、および検証支援装置
WO2017013783A1 (ja) * 2015-07-23 2017-01-26 株式会社日立製作所 論理回路の検証方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7376919B1 (en) Methods and apparatuses for automated circuit optimization and verification
US8839164B2 (en) Power state transition verification for electronic design
US20070016880A1 (en) Apparatus and method for testing sub-systems of a system-on-a-chip using a configurable external system-on-a-chip
JP2009503749A (ja) 複製されたロジックを使用するデバッグ及びテスト方法並びにシステム
US7886244B2 (en) Driving values to DC adjusted/untimed nets to identify timing problems
JP2008171296A (ja) モデル作成プログラム、モデル作成装置、モデル作成方法
US8650519B2 (en) Automated functional coverage for an integrated circuit design
US7254793B2 (en) Latch modeling technique for formal verification
US7454726B2 (en) Technique for generating input stimulus to cover properties not covered in random simulation
US8250504B2 (en) Designing method of semiconductor integrated circuit
CN117094269B (zh) 一种验证方法、装置、电子设备及可读存储介质
US8413102B2 (en) Vectorless IVD analysis prior to tapeout to prevent scan test failure due to voltage drop
Mirzaeian et al. RTL error diagnosis using a word-level SAT-solver
US10162917B1 (en) Method and system for implementing selective transformation for low power verification
JP2008107872A (ja) 半導体集積回路
JP5408052B2 (ja) 集積回路、シミュレーション装置、及びシミュレーション方法
US8042075B2 (en) Method, system and application for sequential cofactor-based analysis of netlists
US20040230414A1 (en) Method for verification of hardware designs with multiple asynchronous frequency domains
Coelho et al. Assertion-Based Verification: Property Specification
US11892504B1 (en) Method and system for debugging metastability in digital circuits
Zimmermann An exploration of options to increase functional safety in the AVR core
US7467366B2 (en) Method for generating a timing path software monitor for identifying a critical timing path in hardware devices coupled between components
US20120304033A1 (en) Clock domain check method, clock domain check program, and recording medium
Moinudeen et al. Model based verification of SystemC designs
Hajisheykhi et al. Analysis of permanent faults in transaction level systemc models

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100105