JP2008104283A - Retractable joint box - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複数の電線相互を接続した場合に造られる結線束を保護する為のジョイントボックスに関し、詳しくは、伸縮変形できるようにしてあるジョイントボックスに関する。 The present invention relates to a joint box for protecting a wire bundle formed when a plurality of electric wires are connected to each other, and more particularly to a joint box that can be expanded and contracted.
従来より、分岐配線における複数の電線の先端相互を結束して成る結線束を絶縁カバーする為のジョイントボックスとしては、例えば図9に示されるものが知られている(特許文献1参照)。
このジョイントボックスは、結線束1の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間9bを構成する周壁部材9aと、結線束1の頭部側に位置させる後方の端面部材25と、周壁部材9aで囲まれる結線束存置空間9bに結線束1を端面部材25の方向に向けて挿入する為の開口部16を備えている。さらに上記周壁部材9aは、結線束1の周囲に位置させる周壁部材11と上記前方の開口部16とを備える前半ボックス要素(第1ボックス要素ともいう)1−Aと、結線束1の周囲に位置させる周壁部材21と結線束1の頭部側に位置させる端面部材25とを備える後半ボックス要素1−B(第2ボックス要素ともいう)との2部材から構成されている。これらのボックス要素1−A、1−Bは、上記両者の周壁部材11、21を同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスAと成し、上記開口部16から上記存置空間9bに挿入される結線束1の大きさに対応させて上記開口部16の縁部と端面部材25との間の長さLを伸縮させて上記存置空間9bの長さを結線束1の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材11、21の二重筒状部29は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある。
Conventionally, as a joint box for insulatingly covering a bundle of wires formed by bundling ends of a plurality of electric wires in a branch wiring, for example, one shown in FIG. 9 is known (see Patent Document 1).
The joint box is positioned around the
この従来のジョイントボックスでは、高所の造営材(例えば天井裏の梁)にある結線束にジョイントボックスを被せる作業を、作業者が梯子に上って作業する場合、作業者は、梯子に昇る前、予め右手と左手で夫々ボックス要素1−A、1−Bを持ち、引っ張って開口部16と端面部材25との間の長さを伸長(L2からL1へ伸長)させておく(図9(A)参照)。次に、梯子をかけて作業できる高さまで上る。そして、図9(B)に示されるように、伸長させたジョイントボックスAを片手50で持って結線束1の頭部側の上から被せる。この場合、支障なく被せ付け終えることができる場合は別論として、次の場合、例えば、弁体18が結線束1に当たって抵抗となり、第1ボックス要素1−Aは進行せず、第2ボックス要素1−Bのみが矢印70方向へ進行する場合、ジョイントボックスAの長さは最も短い縮小状態(図9(C)参照)になってしまう。この状態でさらに矢印70方向への押圧力が加えると、弁体18が結線束1に押されて矢印71方向に開き、ジョイントボックスAは矢印70方向に進行する。この進行は結線束1の頭部が、端面部材25に当たって止まる。
この状態では、図9(D)に示されるように結線束1の下部側が、ジョイントボックスの存置空間9b内に収容されず露出してしまっており、片手では結線束に対する被せ作業を完了することができない作業上の問題点があった。
In this conventional joint box, when the worker climbs the ladder to work to put the joint box on the connection bundle in the construction material at a high place (for example, a beam behind the ceiling), the worker rises to the ladder. Before, hold the box elements 1-A and 1-B with the right hand and the left hand in advance, respectively, and extend the length between the
In this state, as shown in FIG. 9 (D), the lower side of the
本件出願の目的は、結線束に被せて絶縁カバーできるのはもちろん、存置空間の長さを伸縮調整して、大嵩な結線束でも小嵩な結線束に対してでも、一種類のジョイントボックスで対応して被せることができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
他の目的は、ジョイントボックスを倉庫に保管する場合は、ジョイントボックスにおける開口部の縁部と端面部材との間の長さを縮小して小嵩にでき、在庫の保管スペースをコンパクトにすることができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。さらに、ジョイントボックスを運搬する場合にも小嵩に運搬できる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
他の目的は、造営材の高所(例えば天井の梁)に固定されている結線束にジョイントボックスを被せる作業を、作業者が梯子に上って作業する場合、片手でも被せ作業を完了することができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
さらに、片手で被せ作業を完了することができるものであっても、予め結線束の大きさに対応させた大きさのジョイントボックスを被せることができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
The purpose of this application is not only to cover the wire bundle, but also to cover the insulation, as well as to adjust the length of the storage space, so that one kind of joint box for both large and small wire bundles It is intended to provide a telescopic joint box that can be covered correspondingly.
Another purpose is to reduce the length between the edge of the opening in the joint box and the end face member to a small volume when storing the joint box in the warehouse, and to make the stock storage space compact. It is intended to provide a telescopic joint box that can be used. Furthermore, the present invention intends to provide a telescopic joint box that can be transported in a small volume even when the joint box is transported.
Another purpose is to complete the covering work with one hand when the worker climbs the ladder to cover the connection bundle fixed to the height of the construction material (eg ceiling beam). It is intended to provide a telescopic joint box that can be extended.
Furthermore, even if the cover work can be completed with one hand, it is intended to provide a telescopic joint box that can be covered with a joint box having a size corresponding to the size of the bundle of wires in advance. is there.
Other objects and advantages will be readily apparent from the drawings and the following description associated therewith.
本発明における伸縮自在のジョイントボックスは、 分岐配線における複数の電線2、2・・・2の先端相互を結束して成る結線束1を絶縁カバーする為のジョイントボックス9であって、結線束1の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間9bを構成する周壁部材9aと、結線束1の頭部側に位置させる端面部材25と、上記周壁部材9aで囲まれる結線束存置空間9bに上記結線束1を端面部材25の方向に向けて挿入する為の開口部16を備え、さらに上記周壁部材9aは、結線束1の周囲に位置させる第1周壁部材11と上記開口部16とを備える第1ボックス要素10と、結線束1の周囲に位置させる第2周壁部材21と結線束1の頭部側に位置させる端面部材25とを備える第2ボックス要素20との2部材から構成され、これらのボックス要素10、20は第2周壁部材21を外周(又は内周)に、第1周壁部材11を内周(又は外周)にして同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、上記開口部16から上記存置空間9bに挿入される結線束1の大きさに対応させて上記開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸縮させて上記存置空間9bの長さを結線束1の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材11、21の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある伸縮自在のジョイントボックス9において、上記第2ボックス要素20における第2周壁部材21の内周面(又は外周面)には、凸状の係合片30を備え、上記第1ボックス要素10における第1周壁部材11には、上記係合片30に対向する位置に係合手段33を備え、上記係合手段33は、上記係合片30が通過自在にしてある通路34と、上記係合片30を係止する為の係止部36、37、38、39と、上記第1ボックス要素10と上記第2ボックス要素20の相対的な移動によって上記通路34と係止部36、37、38、39との間を上記係合片30が移動自在にしてある分路41とを備え、上記通路34の軸心方向の長さ寸法は、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lhから最小寸法Lsまでの変更を可能にする寸法にしてあり、上記係止部36、37、38、39の配置は、上記開口部の縁部16aと端面部材25との間の長さLが最大寸法になる位置と、さらに、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lhから最小寸法Lsにする間の中間に少なくとも1つ配置してあり、上記第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素20を、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lhから最小寸法Lsまで伸縮する過程で段階的に係止することができるようにしたものである。
The telescopic joint box according to the present invention is a
また好ましくは、分岐配線における複数の電線2、2・・・2の先端相互を結束して成る結線束1を絶縁カバーする為のジョイントボックス9であって、
結線束1の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間9bを構成する周壁部材9aと、結線束1の頭部側に位置させる端面部材25と、上記周壁部材9aで囲まれる結線束存置空間9bに上記結線束1を端面部材25の方向に向けて挿入する為の開口部16を備え、さらに上記周壁部材9aは、結線束1の周囲に位置させる第1周壁部材11と上記開口部16とを備える第1ボックス要素10と、結線束1の周囲に位置させる第2周壁部材21と結線束1の頭部側に位置させる端面部材25とを備える第2ボックス要素20との2部材から構成され、これらのボックス要素10、20は第2周壁部材21を外周(又は内周)に、第1周壁部材11を内周(又は外周)にして同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、上記開口部16から上記存置空間9bに挿入される結線束1の大きさに対応させて上記開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸縮させて上記存置空間9bの長さを結線束1の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材11、21の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある伸縮自在のジョイントボックス9において、上記第2ボックス要素20における第2周壁部材21の内周面(又は外周面)には、凸状の係合部52を備え、上記第1ボックス要素10における第1周壁部材11における上記係合部52に対向させる位置には、係合部52を係合させる為に、軸線方向に向けて長く形成した凹部58を備え、第1ボックス要素10と第2ボックス要素20を二重筒状に組み合わせて、上記係合部52と凹部58とを係合させた状態において、上記係合部52と凹部58との弾力的な係合力の設定は、第2ボックス要素20を片手で持って、第1ボックス要素10を結線束1に被せ付けるとき、その第1ボックス要素10が結線束1の存在によって抵抗力Rを受けた場合においても、第1ボックス要素10に対する第2ボックス要素20の位置関係は一定状態で、第2ボックス要素20から上記係合部52と凹部58との係合した部分を介して第1ボックス要素10に対して抵抗力Rよりも大きい伝達力Tを伝達することができるように設定してあり、しかも、上記係合部52と凹部58の弾力的な係合力の設定は、第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素20をスライドさせるときは、第2ボックス要素20に対して、上記伝達力Tよりも大きな押圧力を加えることによって、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素が軸心方向に向けて縮小可能にスライドできるように設定してあるものであればよい。
Preferably, the
Positioned around the
以上のように本発明は、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素が軸心方向に向けて伸縮可能にスライドするようにしてあるので、存置空間の長さを伸縮調整して、大嵩な結線束でも小嵩な結線束に対してでも、一種類のジョイントボックスで対応して被せることができる特長がある。 As described above, according to the present invention, the second box element slides in the axial direction with respect to the first box element so that the second box element can be expanded and contracted. This has the advantage that it can be covered with a single type of joint box for both simple and small bundles.
さらに、本発明は、ジョイントボックスを倉庫に保管する場合は、ジョイントボックスにおける開口部と端面部材との間の長さを縮小して小嵩にできるので、在庫の保管スペースをコンパクトにして保管コストをおさえることができる特長がある。さらにこのように小嵩にできることは、ジョイントボックスを運搬する場合にも、占める容積を小さく運搬できる特長がある。 Furthermore, when the joint box is stored in a warehouse, the present invention can reduce the length between the opening and the end face member of the joint box to reduce the bulk, so the stock storage space can be made compact and the storage cost can be reduced. There is a feature that can be suppressed. Furthermore, the fact that it can be made small in this way is advantageous in that the volume occupied can be reduced even when the joint box is transported.
さらに、本発明は、造営材の高所(例えば天井の梁)に固定されている結線束にジョイントボックスを被せる作業を、作業者が梯子に上って作業する場合、作業者が、伸長させた状態のジョイントボックスの第2ボックス要素を片手で持って、第1ボックス要素を結線束に被せ付けるときに、第1ボックス要素が結線束の存在によって抵抗力を受けても、第2ボックス要素の係合片30と第1ボックス要素の係合手段33における係止部とを係合させて、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを固定できるので、作業者は、第2ボックス要素を片手で持って結線束に対して押し込む動作だけで、結線束の被せ作業を完了することができる作業上の効果がある。
Further, according to the present invention, when an operator climbs a ladder to work to put a joint box on a connection bundle fixed to a height of a construction material (for example, a beam on a ceiling), the worker extends the work. Even if the first box element is subjected to a resistance force due to the presence of the connection bundle when the second box element of the joint box is held with one hand and the first box element is put on the connection bundle, the second box element The length L between the
さらに、本発明は、片手で被せ作業を完了することができるものであっても、第1ボックス要素の係合手段33における複数の係止部の内の一つの係止部と、第2ボックス要素の係合片30とを選択的に係合させることにより、予め開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを結線束に対応した大きさに設定できるので、結線束の大きさに対応させた大きさのジョイントボックスを被せることができる使用上の効果がある。
このことは、例えば結線束の大きさが特大、大、中、小の4種類ある場合でも、それら4種類の大きさの結線束に対応する大きさのジョイントボックスを用意したと同様に(作業を行う現場へ4種類のジョイントボックスを持つ煩雑さが無く)、一つのジョイントボックスを4種類の大きさに変形させて使うことができることになる。
Further, according to the present invention, even if the covering operation can be completed with one hand, one locking portion of the plurality of locking portions in the engaging means 33 of the first box element and the second box By selectively engaging the
For example, even if there are four types of connection bundles of extra large, large, medium, and small, as in the case where a joint box having a size corresponding to these four types of connection bundles is prepared (work This eliminates the complexity of having four types of joint boxes at the site where the operation is performed), and one joint box can be transformed into four sizes and used.
以下本発明の実施の形態を図1乃至図8を用いて説明する。
図において1は、分岐配線における複数の電線2、2・・・2の被覆を剥いた電線3の先端相互をコネクタ4で結束して成る結線束を示し、周知のように造営材6(例えば家屋、駅舎、タワー等の建造物を含む)に設置されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS.
In the figure,
9は結線束1を絶縁カバーする為のジョイントボックスを示す。ジョイントボックス9において、9aは結線束1の周囲に位置させる周壁部材を示し、内側には結線束存置空間9bが構成されるようにしてある。
25は結線束1の頭部側に位置させる端面部材、16は周壁部材9aで囲まれる結線束存置空間9bに、結線束1を端面部材25の方向に向けて挿入する為の開口部を示す。ジョイントボックス9は、周知の合成樹脂材等の絶縁材を用いて成形される。例えば塩化ビニルを用いてもよい。
ジョイントボックス9における周囲部材9aは、第1ボックス要素10と、第2ボックス要素20との2部材から構成されている。
The
次に、第1ボックス要素10について説明する。第1ボックス要素10は結線束1の周囲に位置させる第1周壁部材11と上記開口部16とを備える。
第1周壁部材11の上縁11c側は、後述する第2ボックス要素20と組み合わせた状態(図4、5参照)で、内側に存置空間9bが形成されるように開口している。
14は第1周壁部材の下方に一体的に形成されたスカート部を示し、結線束1を挿入し易いように、ラッパ状に形成し、開口部16を第1周壁部材11よりやや広径に形成してある。
15は、必要に応じてジョイントボックス9を造営材6に固定する為の止め片を示し、広く知られているようにビス孔15aを備え、これにビスを貫通させて固定に用いることができるようにしてある。
18は、結線束に被せたジョイントボックスが、不用意に抜け出すのを防止する為の周知の弁体であればよい。例えば特許文献1に示されるものであればよい。 次に、図3によく表れるようにスカート部の上縁14a位置における第1周壁部材11の内周面13から複数枚を図示のように並列状に並べてもよい。図3の弁体18は夫々所望の弾性が得られるように長短、長さを変えて成形され、元部18d側は、弾力的に弁体18が動作するようにしてある。18eは弁体18の先部に形成されている鉤部を示し、結線束1における電線3に弾力的に係合してジョイントボックス9が不用意に抜け脱することを防止するようにしてある。図3の符号W1、W2、W3は相互に異なる間隙を示し、W1は、大嵩な結線束(図3(C)参照)を挿入しやすいように大きな寸法にしてある。W3は図3(D)のような小嵩な結線束に対応した寸法にし、小嵩な結線束が入った後抜け脱しないようにしてある。W2は、W1、W3の中間にしてある。なお、図3(A)に一点鎖線1dは、図3(C)に示される結線束の存在を示す。図3(A)に二点鎖線1eは、図3(D)に示される小嵩な結線束の存在を示し、対応する寸法の間隙W3に位置させている。
Next, the
The
18 may be a well-known valve body for preventing the joint box covered with the wire bundle from being inadvertently pulled out. For example, what is shown in
次に、第2ボックス要素20について説明する。第2ボックス要素20は、結線束1の周囲に位置させる第2周壁部材21と、これと一体材で形成されていて結線束1の頭部側に位置させる端面部材25とを備える。
第2周壁部材21の下縁21c側は、第1ボックス要素10と組み合わせた状態(図2、4、5参照)で、内側に存置空間9bが形成されるように開口している。
第2周壁部材21の高さH2は、第1ボックス要素10と組み合わせた状態で、第2ボックス要素20の下縁21cが、第1ボックス要素10におけるスカート部の上縁14aまで移動できるように(図4(A)参照)してある。従って、第2周壁部材21の高さH2は、第1周壁部材11の高さH1と同じ高さ又はやや高い寸法に形成してある(図1参照)。
なお、上記第1ボックス要素10及び第2ボックス要素20は、断面形状が円形のものを図示して説明したが、内側に存置空間9bが形成されるような、断面形状が楕円、多角形に形成したものでもよい。
Next, the
The
The height H2 of the second
The
上記第1ボックス要素10及び第2ボックス要素20は、図2、4等から理解できるように、第2周壁部材21を外周に、第1周壁部材11を内周にして同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成すようにしてある。しかし、これらの関係は相対的なものであり、図2(C)に例示するように内外を逆にしてもよい。
これらのボックス要素10、20における第1、第2周壁部材11、21の二重筒状部29は、結線束1の大きさに対応させて上記開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸縮させて上記存置空間9bの長さを結線束1の大きさに対応させて調整し得るように、手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に相対的にスライド可能に接触していればよい。
As can be understood from FIGS. 2, 4, etc., the
The double
第2ボックス要素20における第2周壁部材21の内周面23には、凸状の係合片30を備えている。係合片30の突出寸法は、係合片30が、後述する係止部36、37、38、39と係合した状態において、その係合状態を維持できる寸法に設定されている。係合片30の形状は、断面形状が円形のものを図示して説明したが、断面形状が楕円、多角形に形成したものでもよい。
係合片30の数は、図2(A)から理解できるように、2個(30a、30b)設けられており、それらの配置は周壁部材21における対向位置に配置されている。
なお、係合片30の数は、1以上であればよく、複数の場合その周方向の配分は任意間隔であればよい。
A
As can be understood from FIG. 2A, the number of the
In addition, the number of the
第1ボックス要素10における第1周壁部材11には、上記係合片30に対向する位置に係合手段33を備えている。
係合手段33は、図2からも理解できるように、底面33cが第1周壁部材11の外周面12より内周側に窪ませて形成されている。その深さDは、係合手段33と係合片30が嵌合した状態において、二重筒状部29における第1、第2周壁部材11、21相互の当接が維持されたまま係合片30が移動できるように、係合片の先端面31が底面33cに僅かに接触する深さに形成されている。なお、係合手段33の深さDは、係合片の先端面31が底面33cに接触しない深さに形成してもよい。
係合手段33は、上記係合片30が通過自在にしてある通路34と、上記係合片30を係止する為の係止部36、37、38、39と、上記第1ボックス要素10と上記第2ボックス要素20の相対的な移動によって上記通路34と係止部36、37、38、39との間を上記係合片30が移動自在にしてある分路41とを備える。
The first
As can be understood from FIG. 2, the engaging
The engagement means 33 includes a
通路34の軸心方向の長さ寸法34eは、上記係合片30が通路34に嵌合した状態において、図4に示される開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lh(図4(C)の状態)から最小寸法Ls(図4(A)の状態)までの変更を可能にする寸法にしてある。
通路34の形状は、図示のように軸線方向に細長く形成してあり、その幅寸法35は、上記係合片30が通路34に嵌合した状態において、係合片30の通過ができるように、係合片の直径よりやや大きい寸法幅に形成してある。しかし、通路34の幅寸法35は、係合片30の通過ができるように任意に設定すればよく、図6に図示したように広幅に形成してもよい。
The
The shape of the
上記係止部36、37、38、39の配置は、上記開口部の縁部16aと端面部材25との間の長さLが最大寸法から最小寸法になる位置に配置してある。まず、図4(C)に表れているように、上記係合片30が通路34に嵌合した状態から、分路41を通過して係止部36が係合片30を係止する位置に配置してある。
さらに、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lhから最小寸法Lsにする間の中間に少なくとも1つ配置してある。即ち、図4(B)に表れているように、上記係合片30が通路34に嵌合した状態から、分路41を通過して係止部37が係合片30を係止する位置に配置してある。
なお、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lhから最小寸法Lsにする間の中間に配置させる係止部の数は、2つ以上設けてもよい。
係止部36、37、38、39夫々の形状は、、係合片30と係合した状態を維持できるように、係合片30の形状に対応して形成してある。さらに、係止部36、37、38、39の出入口部分は係合した係合片30が不用意に抜脱するのを防止できるように、係合片30の直径寸法よりやや小さい寸法に狭く形成してある。
The locking
Furthermore, at least one length L between the
Two or more locking portions may be provided in the middle of the length L between the
Each of the locking
分路41は、第1ボックス要素10と第2ボックス要素20とを相対的に周方向に回動(第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素20を図2に示される矢印47方向に回動、又はその逆に回動)させることによって係合片30が係止部36、37、38に移動できるように、軸心方向と直交する方向に形成してある。
以上のように、第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素20を、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを最大寸法Lh(図4(C)の状態)から最小寸法Ls(図4(A)の状態)まで伸縮する過程で係止部の設けられた数だけ段階的に係止することができる(図4(B)参照)ようにしてある。
43は、通路34の上部(図一に表われている)に形成された抜止部を示し、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸長調整する際に、作業者が、第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素20を勢い余って引っ張りすぎても、係止片30が抜止部43に当って係止され、第1ボックス要素10と第2ボックス要素20が分離するのを防止できるようにしてある。
なお、係合片30及び係合手段33の夫々の周壁部材21、11における配設位置は、第2周壁部材21を内周に、第1周壁部材11を外周にして組み合わせる場合は、上記した説明の逆、即ち、係合片30は第2周壁部材21の外周面22に、係合手段33は第1周壁部材11の外周面12に形成するとよい(図2(C)参照)。
The
As described above, the length of the
43 indicates a retaining portion formed in the upper portion of the passage 34 (shown in FIG. 1), and when the length L between the
The arrangement positions of the
上記構成のものを用いて、結線束に対して被せる作業について説明する。
中嵩な結線束(例えば図5(A)に示される結線束1b)に対して被せる場合は、次の通りである。
作業者は、梯子をかけて作業できる高さまで上る。次に、縮小状態(図4(A)の状態)にあるジョイントボックス9の結線束存置空間9bの大きさを中嵩な結線束に対応する大きさに調整する。例えば、右手と左手で夫々ボックス要素10、20を持ち、第2ボックス要素20を図4(A)に示される矢印45方向に引っ張る。すると、第2ボックス要素20における係合片30は、第1ボックス要素10における係合手段33の通路43を矢印46方向に移動する。そして、結線束存置空間9bが、結線束に対応する大きさになったら、引っ張り操作を止める。
次に、ボックス要素10、20の固定操作を行う。第2ボックス要素20を周方向(図2、図4(B)に示される矢印47方向)に回動させ、係合片30と係合手段33における係止部37とを係合させる。この状態(図4(B)の状態)では、ジョイントボックス9は、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLが中くらい寸法Lmに調整され、かつ、その状態で固定(軸心方向への移動が阻止)される。
The operation | work which covers a connection bundle using the thing of the said structure is demonstrated.
When covering a medium bulky bundle (for example, the
The worker climbs up to a height at which he can work on the ladder. Next, the size of the connection
Next, the
次に、結線束に対応する大きさに調整されたジョイントボックス9を結線束に被せる。例えば、ジョイントボックス9における第2ボックス要素20を片手で持って、結線束1の頭部側から被せ、図5(A)に示される矢印48方向へ押圧する。すると弁体18が結線束1に当たり、第1ボックス要素10は抵抗力を受ける。
引き続き、第2ボックス要素20を矢印48方向に向けて押圧すると、第1ボックス要素10の弁体18は結線束1に押されて矢印49方向に開き、ジョイントボックス1は矢印48方向に進行する。作業者は、結線束1の頭部が、端面部材25に当たる状態(図5(B)参照)まで進め、中嵩な結線束1bに対するジョイントボックス9の被せ作業が完了する。
このように、被せ作業において、第1ボックス要素10が抵抗力を受ける場合でも、予め第2ボックス要素における係合片30と第1ボックス要素の係合手段における係止部とを係合させて、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを、結線束に対応した大きさに設定し、しかもその状態で固定するので、結線束に対する被せ作業を片手で持って結線束に対して押し込む動作だけで、結線束の大きさに対応して被せることができる。
Next, the
Subsequently, when the
As described above, even when the
次に、大嵩な結線束(例えば図4(C)に一点鎖線で示される結線束1c)に対して被せる場合について説明する。
上述したと同様に、縮小状態(図4(A)の状態)にあるジョイントボックス9の結線束存置空間9bの大きさを大嵩な結線束に対応する大きさに調整する。
その調整は、上記したと同様に行えばよいが、固定操作においては、係合片30と係合手段33における係止部36とを係合させるとよい。この状態(図4(C)の状態)では、ジョイントボックス9は、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLが最大寸法Lhに調整され、かつ、その状態で固定(軸心方向への移動が阻止)される。
次に、大嵩な結線束1cに対応する大きさに調整されたジョイントボックス9を結線束に被せる。この作業は、上記した中嵩な結線束に対するのと同様に行うとよい。
Next, a description will be given of a case where a large bundle of wires (for example, a bundle of
As described above, the size of the connection
The adjustment may be performed in the same manner as described above. However, in the fixing operation, the
Next, the
次に、小嵩な結線束(例えば図4(A)に一点鎖線で示される結線束1a)に対して被せる場合について説明する。
上述したと同様に、作業者は、縮小状態(図4(A)の状態)にあるジョイントボックス9の結線束存置空間9bの大きさが小嵩な結線束に対応する大きさかどうか確認する。なお、この状態(図4(A)に示されるように係合片30と係合手段33における係止部39とが係合した状態)では、ジョイントボックス9は、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLが最小寸法Lsに調整され、かつ、その状態で固定(軸心方向への移動が阻止)される。
次に、小嵩な結線束に対応する大きさに調整されたジョイントボックス9を結線束に被せる。この作業は、上記した中嵩な結線束に対するのと同様に行うとよい。
Next, a description will be given of a case where a small bundle of bundles (for example, a bundle of
As described above, the operator checks whether the size of the connection
Next, the
次に、図1〜図5の第1ボックス要素10とは、係合手段における通路、係止部、及び分路の構成の点において異なる例を示す図6(A)、(B)、(C)について夫々順番に説明する。
図6(A)において、通路34は、図示の如く軸心方向に対してやや傾斜状に形成してある。
分路41は、第1ボックス要素10と上記第2ボックス要素20の軸心方向への相対的な移動によって、通路34と係止部36、37、38、39との間を上記係合片30が移動できるように縦方向に形成してある。
図6(A)に示される第1ボックス要素10を備えるジョイントボックスを用いて、結線束に対して被せる作業は、上述の図1〜図5を用いて説明したと同様の作業手順で行えばよい。但し、ジョイントボックスの開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸縮させて調整する作業は、上記したように、通路34がやや傾斜状に形成されているので、第2ボックス要素を第1ボックス要素10に対して回動させながら伸縮させるとよい。即ち、伸長させたい場合は、図6(A)に示される矢印47方向に回動させながら矢印46方向に引っ張り、縮小させたい場合は、図6(A)に示される反矢印47方向に回動させながら反矢印46方向に押し圧するとよい。
この場合、係合片30を通路34の一辺34dに当接させながら、第2ボックス要素を第1ボックス要素10に対して伸縮動作をすると、細やかな調整作業ができる。
なお、図6において前述の図1〜図5のものと機能、性質又は特徴等が同一又は均等構成と考えられる部分には、前述の図1〜図5と同一の符号を付して重複する説明を省略する。(また次図以降のものにおいても順次同様の考えで、前述の図1〜図5と同一の符号を付して重複する説明を省略する。)
Next, FIGS. 6A, 6 </ b> B, 6 </ b> B, 6 </ b> B, 6 </ b> B, and 6 </ b> B show examples different from the
In FIG. 6A, the
The
Using the joint box having the
In this case, if the second box element is expanded and contracted with respect to the
In FIG. 6, parts that are considered to have the same or equivalent configuration in function, property, characteristics, or the like as those in FIGS. 1 to 5 described above are denoted by the same reference numerals as those in FIGS. 1 to 5. Description is omitted. (Also, in the subsequent figures, the same reference numerals are used for the same concept, and the duplicated description is omitted.)
次に、図6(B)に示される第1ボックス要素10について説明する。
通路34の幅35の寸法は、図示の如く係止部36、37、38、39に亘る幅寸法に形成されている。
なお、通路34の上端は、図1〜図5に示される抜止部43を形成せず、開放させて形成してある。第1ボックス要素10に対して第2ボックス要素を合体させる場合、容易に合体させることができる。
次に、結線束に対してジョイントボックスを被せる作業において、作業者は、ジョイントボックスの開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さを伸縮させて調整する作業は、周方向に幅広に形成された通路34全体を自由に利用しながら、第2ボックス要素を第1ボックス要素10に対して調節作業ができる。
Next, the
The dimension of the
In addition, the upper end of the channel |
Next, in the operation of covering the connection bundle with the joint box, the operator adjusts the length between the
次に、図6(C)に示される第1ボックス要素10について説明する。図6(C)の第1ボックス要素10は、通路34との位置関係について、最も下段に位置する係止部39も、他の係止部36、37、38と同様に配置したものである。即ち、第1ボックス要素10と上記第2ボックス要素20の相対的な周方向への回動によって、係合片30が通路34から分路41を通って係合できるような位置に配置されている。よって、係止部39と第2ボックス要素における係合片30とが係合した状態において、軸心方向に加わる力に対する係合をより確実にすることができる。
Next, the
次に、図1〜図5のジョイントボックスとは係合片及び係合手段の構成の点において異なる例を示す図7について説明する。図7に示されるジョイントボックスは、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLを伸縮させて変更する過程で、任意個所で無段階的な係止を可能にし、より細やかに結線束の大きさに対応させることができる伸縮自在のジョイントボックスを提供しようとするものである。
50は、第2ボックス要素20における第2周壁部材21の内周面に備えられた凸状の係合片を示す。係合片50の断面形状は、図7(D)に示される如く下辺50cがやや傾斜するように形成されており、上片50dは後述する抜止部54の下辺54dを係止できるように,略水平に形成されている。係合片50の数は、図7(A)から理解できるように、2個設けられており、それらは周壁部材21における対向位置に配置されている。
52は、第2ボックス要素20における第2周壁部材21の内周面に備えられた係合部を示す。係合部52の長さ寸法52dは、図示の如く第2周壁部材21の軸心方向の略全域に亘って形成されている。しかし、図1の係合片30のように短小でもよい。係合部52の配列は第2周壁部材21の周方向に角度90度間隔に4箇所配置されているが、1以上であればよい。
Next, FIG. 7 showing an example different from the joint box of FIGS. 1 to 5 in the configuration of the engagement pieces and the engagement means will be described. The joint box shown in FIG. 7 is a process in which the length L between the
54は、第1ボックス要素10における第1周壁部材11の上縁11cに外側に向けて突設させた抜止部を示す。抜止部54の断面形状は、図7(D)に示される如く形成されている。抜止部54の下辺54dは、上記係合片50の上辺50dに対応する形状にしてある。
55は、上記係合部52と弾力的に係合する為の凹部を示し、第1ボックス要素10における第1周壁部材11に備えられている。凹部55は、第1周壁部材11外周面12より窪ませて形成されている。
凹部55の弾力は、常態では凹部55の内径寸法55eが係合部52の幅寸法52eより小さく、係合部52が矢印60方向に進行すると、凹部55の内周寸法55eが係合部52の外周面53に密着した状態で、押し広げられるような弾力に設定してある(図7(C)参照)。
さらに、凹部55と係合部52の弾力的な係合力の設定は、第2ボックス要素20を片手で持って、第1ボックス要素10を結線束に被せ付けるとき、その第1ボックス要素10が結線束の存在によって抵抗力Rを受けた場合においても、第1ボックス要素10に対する第2ボックス要素20の位置関係は一定状態で、第2ボックス要素20から2重筒部9における凹部55と係合部52とを介して第1ボックス要素10に対して抵抗力Rよりも大きい伝達力Tを伝達することができるように設定してある。
しかも、上記係合手段の係合力の設定は、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素をスライドさせるときは、第2ボックス要素に対して、上記伝達力よりも大きな押圧力を加えることによって、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素が軸心方向に向けて縮小可能にスライドできるように設定してある
58は、凹部55が弾力的に広がることができるようにするスリット部を示す。
As for the elasticity of the
Further, the elastic engagement force between the
Moreover, the engagement force of the engagement means is set by applying a pressing force larger than the transmission force to the second box element when the second box element is slid with respect to the first box element. , 58 is set so that the second box element can slide so as to be able to be reduced in the axial direction relative to the first box element, 58 denotes a slit portion that allows the
次に、図1〜図5のジョイントボックスとは、一部材で構成する点、周壁部材の構成の点において異なる例を示す図8について説明する。
図8に示されるジョイントボックスは、周壁部材9aを蛇腹状に形成してある。蛇腹状の周壁部材9aを伸縮(図8(A)〜(C)の状態に伸縮)させることにより、開口部16の縁部16aと端面部材25との間の長さLが伸縮(図8(A)に示される最小寸法Lsから図8(C)に示される最大寸法Lhまで伸縮)できるようにしてある。周壁部材9aの蛇腹は、広く知られているように、片手でスカート部14を持ち、他方の片手で端面部材25側を持って、軸心方向に引っ張ったり、押し圧したりすることにより伸縮自在に形成してある。さらに、伸縮させた後に手を離すと、その状態を維持できるようにしてある。
以上のように図8に示されるジョイントボックス9は、一体材で形成してあるので、防水性に優れている。
Next, FIG. 8 which shows an example different from the joint box of FIGS. 1-5 in the point comprised by one member and the point of a structure of a surrounding wall member is demonstrated.
In the joint box shown in FIG. 8, the
As described above, the
1・・・結線束、2・・・被覆電線、3・・・剥いた電線、4・・・コネクタ、5・・・ステープル、6・・・造営材、9・・・ジョイントボックス、9a・・・周壁部材、9b・・・結線束存置空間、10・・・第1ボックス要素、11・・・第1周壁部材、12・・・外周面、13・・・内周面、14・・・スカート部、14a・・・スカート部の上縁、15・・・止め片、15a・・・ビス孔、16・・・開口部、16a・・・縁部、17・・・上端、18・・・弁体、18d・・・元部、18e・・・先部・鉤部、20・・・第2ボックス要素、21・・・第2周壁部材、22・・・周壁外面、23・・・周壁内面、24・・・開口部、25・・・端面部材、25a・・・内面、30・・・係合片、33・・・係合手段、34・・・通路、36・37・38・39・・・係止部、41・・・分路、50・・・係合片、52・・・係合部、54・・・抜止部、55・・・凹部
DESCRIPTION OF
Claims (2)
結線束の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間を構成する周壁部材と、
結線束の頭部側に位置させる端面部材と、
上記周壁部材で囲まれる結線束存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を備え、
さらに上記周壁部材は、結線束の周囲に位置させる第1周壁部材と上記開口部とを備える第1ボックス要素と、
結線束の周囲に位置させる第2周壁部材と結線束の頭部側に位置させる端面部材とを備える第2ボックス要素との2部材から構成され、
これらのボックス要素は第2周壁部材を外周(又は内周)に、第1周壁部材を内周(又は外周)にして同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、
上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部の縁部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある伸縮自在のジョイントボックスにおいて、
上記第2ボックス要素における第2周壁部材の内周面(又は外周面)には、凸状の係合片を備え、
上記第1ボックス要素における第1周壁部材には、上記係合片に対向する位置に係合手段を備え、
上記係合手段は、上記係合片が通過自在にしてある通路と、上記係合片を係止する為の係止部と、上記第1ボックス要素と上記第2ボックス要素の相対的な移動によって上記通路と係止部との間を上記係合片が移動自在にしてある分路とを備え、
上記通路の軸心方向の長さ寸法は、開口部の縁部と端面部材との間の長さを最大寸法から最小寸法までの変更を可能にする寸法にしてあり、上記係止部の配置は、上記開口部の縁部と端面部材との間の長さが最大寸法になる位置と、さらに、開口部の縁部と端面部材との間の長さを最大寸法から最小寸法にする間の中間に少なくとも1つ配置してあり、上記第1ボックス要素に対して第2ボックス要素を、開口部の縁部と端面部材との間の長さを最大寸法から最小寸法まで伸縮する過程で段階的に係止することができることを特徴とする伸縮自在のジョイントボックス。 A joint box for insulatingly covering a bundle of wires formed by bundling the ends of a plurality of wires in a branch wiring,
The peripheral wall member that is positioned around the wire bundle and that forms the wire bundle storage space inside,
An end face member positioned on the head side of the wire bundle;
An opening for inserting the connection bundle in the direction of the end face member in the connection bundle storage space surrounded by the peripheral wall member,
Further, the peripheral wall member includes a first box element including a first peripheral wall member positioned around the wire bundle and the opening,
It is composed of two members, a second box element including a second peripheral wall member positioned around the wire bundle and an end surface member positioned on the head side of the wire bundle,
These box elements are combined into a concentric double cylinder with the second peripheral wall member on the outer periphery (or inner periphery) and the first peripheral wall member on the inner periphery (or outer periphery) to form an integral joint box,
The length between the edge of the opening and the end face member is expanded or contracted to correspond to the size of the bundle bundle inserted into the storage space from the opening, and the length of the storage space is set to the size of the connection bundle. The double cylindrical portions of the peripheral wall members can be adjusted to correspond to each other so that they can be expanded and contracted in the axial direction when they are pushed and pulled by hand. In the joint box,
On the inner peripheral surface (or outer peripheral surface) of the second peripheral wall member in the second box element, a convex engagement piece is provided,
The first peripheral wall member in the first box element is provided with an engagement means at a position facing the engagement piece,
The engaging means includes a passage through which the engaging piece can pass, a locking portion for locking the engaging piece, and relative movement of the first box element and the second box element. And a shunt where the engagement piece is movable between the passage and the locking portion.
The length of the passage in the axial direction is such that the length between the edge of the opening and the end face member can be changed from the maximum dimension to the minimum dimension. Is a position where the length between the edge of the opening and the end face member is the maximum dimension, and further, the length between the edge of the opening and the end face member is changed from the maximum dimension to the minimum dimension. In the process of expanding and contracting the length between the edge of the opening and the end face member from the maximum dimension to the minimum dimension, the second box element is disposed in the middle of the first box element. Telescopic joint box, which can be locked in stages.
結線束の周囲に位置させ、内側には結線束存置空間を構成する周壁部材と、
結線束の頭部側に位置させる端面部材と、
上記周壁部材で囲まれる結線束存置空間に上記結線束を端面部材の方向に向けて挿入する為の開口部を備え、
さらに上記周壁部材は、結線束の周囲に位置させる第1周壁部材と上記開口部とを備える第1ボックス要素と、
結線束の周囲に位置させる第2周壁部材と結線束の頭部側に位置させる端面部材とを備える第2ボックス要素との2部材から構成され、
これらのボックス要素は第2周壁部材を外周(又は内周)に、第1周壁部材を内周(又は外周)にして同心的な二重筒状に組み合わせて一体のジョイントボックスと成し、
上記開口部から上記存置空間に挿入される結線束の大きさに対応させて上記開口部の縁部と端面部材との間の長さを伸縮させて上記存置空間の長さを結線束の大きさに対応させて調整し得るように、上記両周壁部材の二重筒状部は手で押し引きすると軸心方向に向けての伸縮が可能となるように相互に接触させてある伸縮自在のジョイントボックスにおいて、
上記第2ボックス要素における第2周壁部材の内周面(又は外周面)には、凸状の係合部を備え、
上記第1ボックス要素における第1周壁部材における上記係合部に対向させる位置には、係合部を係合させる為に、軸線方向に向けて長く形成した凹部を備え、
第1ボックス要素と第2ボックス要素を二重筒状に組み合わせて、上記係合部と凹部とを係合させた状態において、
上記係合部と凹部との弾力的な係合力の設定は、第2ボックス要素を片手で持って、第1ボックス要素を結線束に被せ付けるとき、その第1ボックス要素が結線束の存在によって抵抗力を受けた場合においても、第1ボックス要素に対する第2ボックス要素の位置関係は一定状態で、第2ボックス要素から上記係合部と凹部との係合した部分を介して第1ボックス要素に対して抵抗力よりも大きい伝達力を伝達することができるように設定してあり、
しかも、上記係合部と凹部の弾力的な係合力の設定は、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素をスライドさせるときは、第2ボックス要素に対して、上記伝達力よりも大きな押圧力を加えることによって、第1ボックス要素に対して第2ボックス要素が軸心方向に向けて縮小可能にスライドできるように設定してあることを特徴とする伸縮自在のジョイントボックス。 A joint box for insulatingly covering a bundle of wires formed by bundling the ends of a plurality of wires in a branch wiring,
The peripheral wall member that is positioned around the wire bundle and that forms the wire bundle storage space inside,
An end face member positioned on the head side of the wire bundle;
An opening for inserting the connection bundle in the direction of the end face member in the connection bundle storage space surrounded by the peripheral wall member,
Further, the peripheral wall member includes a first box element including a first peripheral wall member positioned around the wire bundle and the opening,
It is composed of two members, a second box element including a second peripheral wall member positioned around the wire bundle and an end surface member positioned on the head side of the wire bundle,
These box elements are combined into a concentric double cylinder with the second peripheral wall member on the outer periphery (or inner periphery) and the first peripheral wall member on the inner periphery (or outer periphery) to form an integral joint box,
The length between the edge of the opening and the end face member is expanded or contracted to correspond to the size of the bundle bundle inserted into the storage space from the opening, and the length of the storage space is set to the size of the connection bundle. The double cylindrical portions of the peripheral wall members can be adjusted to correspond to each other so that they can be expanded and contracted in the axial direction when they are pushed and pulled by hand. In the joint box,
On the inner peripheral surface (or outer peripheral surface) of the second peripheral wall member in the second box element, a convex engagement portion is provided,
The first box element has a concave portion formed long in the axial direction in order to engage the engaging portion at a position facing the engaging portion in the first peripheral wall member of the first box element,
In a state where the first box element and the second box element are combined in a double cylinder shape and the engagement portion and the recess are engaged,
The elastic engagement force between the engagement portion and the concave portion is determined by holding the second box element with one hand and placing the first box element on the connection bundle by the presence of the connection bundle. Even when a resistance force is received, the positional relationship of the second box element with respect to the first box element is constant, and the first box element passes through the portion where the engaging portion and the recess are engaged from the second box element. Is set so that a transmission force larger than the resistance force can be transmitted.
In addition, when the second box element is slid with respect to the first box element, the elastic engagement force between the engagement portion and the recess is set to be larger than the transmission force with respect to the second box element. An expandable / contractible joint box, wherein the second box element is set so as to be slidable in the axial direction relative to the first box element by applying pressure.
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Cited By (2)
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JP2010231890A (en) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Maspro Denkoh Corp | Waterproof cap |
CN108649507A (en) * | 2018-05-09 | 2018-10-12 | 苏州市大华精密机械有限公司 | The terminal box of electric wire can be accommodated |
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2006
- 2006-10-18 JP JP2006284267A patent/JP2008104283A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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