JP2008103942A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時に、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機100において、チャンネル情報記憶手段(チャンネルメモリ143等)により受信可能なチャンネルのチャンネル情報が記憶され、選局手段(チューナ3等)によりチャンネルが選局され、判断手段(判断プログラム146c等)により、チャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かが判断され、検索手段(検索プログラム146d等)により、判断手段による判断結果に応じて、予め設定された条件に基づいて、チャンネル情報記憶手段により記憶されたチャンネル情報のうちから、現時点において視聴可能なチャンネルが検索され、表示部12に表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、選択されたチャンネルの放送信号を受信する放送受信装置に関する。
近年、デジタル放送の普及による放送番組の多様化や多チャンネル化に伴い、ユーザのチャンネル選局を容易にするための機能を備える放送受信装置が多々提案されている。
例えば、特許文献1には、ユーザにより入力されたデジタル放送番組のジャンルとキーワードに基づいて番組を検索する番組検索機能を備えたテレビジョン受像機が開示されている。
また、例えば、特許文献2には、ユーザにより登録されたキーワードが電子番組表に存在するか否かの検索処理の際に、キーワードと類似する文字列を含む番組の検索も行い、キーワードと類似する文字列を含む番組が検索された場合にこれを通知することにより、番組をより正確に検索することができる番組検索装置が開示されている。
また、例えば、特許文献3には、予めキーワードに該当する番組や、前の週の同じ時間帯に選局されたチャンネルを選局することにより、電源投入時等に、ユーザが最も希望すると思われるチャンネルが自動的に選局される選局受信装置が開示されている。
さらに、例えば、特許文献4には、ユーザによるチャンネル変更操作時に、その指定のチャンネルが放送されておらず選局失敗になったとき、適宜のチャンネル、即ち、メインチャンネルが同じでサブチャンネルが最小のチャンネル等を、自動的に選局するようにして、画面に何も表示されない状態になることを防止することができるデジタル/アナログ放送受信機が開示されている。
特開2000−115645号公報 特開2003−319285号公報 特開2006−13840号公報 特開2002−232793号公報
しかしながら、特許文献1〜3に開示されたこれらの技術では、ユーザの選択したチャンネルが受信できなかった場合に、ユーザの希望に沿った番組を自動的に検索して提示することはできないという問題があった。また、特許文献4のデジタル/アナログ放送受信機では、ユーザの選択したチャンネルが受信できなかった場合に、メインチャンネルが同じでサブチャンネルが最小のチャンネル等が自動的に選局されることとなるが、ユーザの選択したチャンネルが受信できなかった場合の原因は1つではないため、その原因によっては必ずしもユーザの希望に沿った番組の検索ができないという問題があった。
本発明の課題は、ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時に、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、放送受信装置において、受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、
予め所定のキーワードを登録する登録手段と、
EPG情報を取得する取得手段と、
チャンネルを選局する選局手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、前記取得手段により取得された前記EPG情報に基づいて、前記登録手段により登録された前記所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索するとともに、前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、前記選局手段により選局された前記チャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された前記チャンネルを表示部に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、放送受信装置において、受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、
チャンネルを選局する選局手段と、
前記選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断結果に応じて、予め設定された条件に基づいて、前記チャンネル情報記憶手段により記憶された前記チャンネル情報のうちから、現時点において視聴可能なチャンネルを検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された前記チャンネルを表示部に表示する表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の放送受信装置において、予め所定のキーワードを登録する登録手段と、
EPG情報を取得する取得手段と、
を備え、
前記検索手段は、
前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、前記取得手段により取得された前記EPG情報に基づいて、前記登録手段により登録された前記所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の放送受信装置において、視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶手段を備え、
前記検索手段は、
前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、番組を放送中のチャンネルであって前記視聴履歴記憶手段に記憶された前記視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルを検索することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の放送受信装置において、前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、前記選局手段により選局された前記チャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、放送受信装置において、チャンネル情報記憶手段により受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報が記憶され、登録手段により予め所定のキーワードが登録され、取得手段によりEPG情報が取得され、選局手段によりチャンネルが選局され、判断手段により、選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かが判断され、検索手段により、判断手段によりチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、取得手段により取得されたEPG情報に基づいて、登録手段により登録された所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが検索されるとともに、判断手段によりチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局手段により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索され、表示制御手段により、検索手段により検索されたチャンネルが表示部に表示される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、ユーザが予め登録したキーワードを含む別の番組を放送中のチャンネルが検索されてユーザに提示される。一方、受信不可能であったチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時には、チャンネルの受信失敗の原因に基づいて別のチャンネルの検索が行われることとなるため、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、放送受信装置において、チャンネル情報記憶手段により、受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報が記憶され、選局手段によりチャンネルが選局され、判断手段により、選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かが判断され、検索手段により、判断手段による判断結果に応じて、予め設定された条件に基づいて、チャンネル情報記憶手段により記憶されたチャンネル情報のうちから、現時点において視聴可能なチャンネルが検索され、表示制御手段により、検索手段により検索されたチャンネルが表示部に表示される。
従って、ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時には、チャンネルの受信失敗の原因に基づいて別のチャンネルの検索が行われることとなるため、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、登録手段により予め所定のキーワードが登録され、取得手段によりEPG情報が取得され、検索手段により、判断手段によりチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、取得手段により取得されたEPG情報に基づいて、登録手段により登録された所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが検索される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、ユーザが予め登録したキーワードを含む別の番組を放送中のチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザが選局したチャンネルの受信失敗時には、チャンネル受信失敗の原因に基づいて、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、視聴履歴記憶手段により視聴履歴が記憶され、検索手段により、判断手段によりチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴記憶手段に記憶された視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルが検索される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルであって、過去の視聴履歴のうちから視聴回数が多い順に、別の番組を放送中のチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザが選局したチャンネルの受信失敗時には、チャンネル受信失敗の原因に基づいて、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、判断手段により、チャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局手段により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネル情報記憶手段に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザが選局したチャンネルの受信失敗時には、チャンネル受信失敗の原因に基づいて、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
(実施形態1)
実施形態1では、放送受信装置として、テレビジョン放送番組の視聴を行うテレビジョン受像機100について説明する。
本実施形態1におけるテレビジョン受像機100では、ユーザの選択したテレビジョン放送のチャンネルが選局処理において受信できなかった場合に、受信不可能であった当該チャンネルがチャンネルメモリ143(後述)に記憶されているか否かにより、受信失敗の原因に基づくそれぞれ異なる方法で、番組を放送中の別のチャンネルを検索する。具体的には、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、EPG(Electronic Program Guide:電子番組ガイド)情報に基づいて、ユーザが予め登録したキーワードを含む番組のチャンネルが検索されてユーザに提示される。一方、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザが選択したチャンネルの受信失敗時に、そのチャンネルの代わりに、チャンネル受信失敗の原因に基づくよりユーザの希望する番組を提示することができることとなる。
図1は、実施形態1におけるテレビジョン受像機100の要部構成を例示するブロック図である。
図1に示すように、本テレビジョン受像機100は、ユーザが遠隔操作によって各種指示を入力するためのキー入力部1と、放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2により受信された放送信号から所定のチャンネルの放送信号を選局するチューナ3と、チューナ3により選局された放送信号を復調する復調部4と、復調部4により復調された放送信号を複数のストリームに分離するTSデコーダ5と、TSデコーダ5により分離された放送信号を復号するビデオデコーダ6及びオーディオデコーダ7と、TSデコーダ5により分離されたEPG情報を復号するEPGデコーダ8と、ビデオデコーダ6により復号された映像信号に対して所定の処理を行う映像処理部9と、オーディオデコーダ7により復号された音声信号に対して所定の処理を行う音声処理部10と、映像処理部9により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路11と、映像処理部9により処理された映像信号を出力する表示部12と、音声処理部10により処理された音声信号を出力する音声出力部13と、テレビジョン受像機100全体を統括制御する制御部14と、等を備えており、各部はバス15により接続されている。
キー入力部1は、例えば、リモートコントローラ等であり、複数のキーを備え、ユーザによるキーの押下操作に応じて、当該押下されたキーに対応する入力操作信号を制御部14に対して出力する。
具体的には、キー入力部1は、キーワード登録ボタン1aを備えており、当該キーワード登録ボタン1aの押下操作に応じて、希望する所定のキーワードをユーザが予め登録するためのキーワード登録画面の表示を指示する入力操作信号が、制御部14に対して出力される。
アンテナ2は、例えば、屋外において所定の方向に向けて配置され、図示しないテレビジョン放送局等から発信される高周波(RF)のテレビジョン放送信号(RF信号)を受信する。
チューナ3は、例えば、図示は省略するが、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路と、を備えて構成されており、アンテナ2等により入力されたテレビジョン放送信号を、高周波増幅回路において増幅し、混合回路において局部発振回路から出力される局部発振信号と混合する。さらに、特定の周波数を選局するための制御部14からの制御出力に応じて、特定周波数帯の中間周波信号(IF信号)を受信し、当該中間周波信号に所定の処理を行って復調部4に出力する。チューナ3は、制御部14からの制御に基づいて、所定のチャンネルの放送信号の受信を行うことにより、選局手段としての機能を果たす。
また、チューナ3は、電源投入時等の所定のタイミングで、制御部14からの制御に基づいて、所定の周波数帯域における受信可能なチャンネルを検出するチャンネルスキャン処理を実行する。チューナ3によるチャンネルスキャン処理の検出結果は制御部14に対して出力され、後述するチャンネルメモリ143に記憶されることとなる。
復調部4は、例えば、制御部14からの制御に基づいて、チューナ3から出力された中間周波信号に対してデジタル復調や誤り訂正などの処理を実行し、トランスポートストリーム(TS)を生成して、TSデコーダ5に出力する。
TSデコーダ5は、復調部4から入力されたトランスポートストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリーム、オーディオストリーム及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等のデータストリームに分離するとともに、当該ビデオストリームをビデオデコーダ6に、オーディオストリームをオーディオデコーダ7に出力し、さらに、PSI/SI等のデータストリームをEPGデコーダ8又は制御部14に供給する。
TSデコーダ5で分離されたSIには、チャンネル番号、番組名、ジャンル、出演者、放送時刻、番組内容等の番組に関する情報であるEPG情報が含まれており、これらのEPG情報に基づいて、表示部12においてEPG表示等が行われることとなる。
ビデオデコーダ6は、TSデコーダ5から入力されたビデオストリームを復号し、逆DCT変換や動き補償制御等を行い、映像データを生成して映像処理部9に出力する。また、オーディオデコーダ7は、TSデコーダ5から入力されたオーディオストリームを復号し、音声データを生成して音声処理部10に出力する。EPGデコーダ8は、TSデコーダ5から入力されたEPG情報を復号して、制御部14又はOSD回路11に出力する。
映像処理部9は、ビデオデコーダ6から入力された映像データに対して、D/A変換等の各種処理を施し、映像信号を生成する。また、音声処理部10は、オーディオデコーダ7から入力された音声データに対して、D/A変換等の各種処理を施し、音声信号を生成する。生成された映像信号は表示部12に出力され、音声信号は音声出力部13に出力される。
OSD回路11は、制御部14からの指示出力に応じて、映像処理部9から出力された映像信号に、図示しないOSDデータを合成する処理を行う。また、当該OSD回路11により、EPG情報格納メモリ145に記憶されたEPG情報を映像信号に合成する処理が行われることにより、表示部12におけるEPG表示が実現される。
表示部12は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等のディスプレイ12aを備え、映像処理部9から入力された映像信号に基づく映像を当該ディスプレイ12aに表示させる。
音声出力部13は、例えば、スピーカ13a等を備え、音声処理部10から入力された音声信号に基づく音声を当該スピーカ13aにより出力させる。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)141、RAM(Random Access Memory)142、チャンネルメモリ143、キーワード格納メモリ144、EPG情報格納メモリ145、ROM(Read Only Memory)146等を備えて構成されている。
CPU141は、テレビジョン受像機100の各部から入力された入力信号に応じて、ROM146に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づく出力信号を各部に出力することにより、テレビジョン受像機100の動作全般を統括制御する。
RAM142は、CPU141のワークエリアとして用いられ、CPU141によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を一時的に記憶する。
チャンネルメモリ143は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリであり、チャンネルスキャン処理によって受信可能なチャンネルとして検出されたチャンネルの周波数データ等を記憶する。当該チャンネルメモリ143は、受信可能なチャンネルのチャンネル情報を記憶することにより、チャンネル情報記憶手段としての機能を果たす。
キーワード格納メモリ144は、例えば、EPROM、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリであり、後述するキーワード登録プログラム146aの実行において、ユーザにより登録されたキーワードを記憶する。当該キーワード格納メモリ144は、ユーザにより登録されたキーワードを記憶することにより、キーワード登録手段としての機能を果たす。
EPG情報格納メモリ145は、例えば、EPROM、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリであり、後述するEPG情報取得プログラム146bの実行により取得されたEPG情報を記憶する。
ROM146は、例えば、CPU141によって実行される各種プログラムや、プログラムの実行にかかる初期設定値等のデータを記憶する。具体的には、ROM146は、キーワード登録プログラム146a、EPG情報取得プログラム146b、判断プログラム146c、検索プログラム146d、表示制御プログラム146e等の各種プログラムを格納している。
キーワード登録プログラム146aは、CPU141に、予め所定のキーワードを登録する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU141は、例えば、キー入力部1における前述したキーワード登録ボタン1aの押下操作に応じて、キーワード登録画面の表示を指示する入力操作信号が制御部14に対して出力されると、当該入力操作信号に基づいて、希望する所定のキーワードをユーザに予め登録させるためのキーワード登録画面を表示部12のディスプレイ12aに表示させる。
図2は、キーワード登録プログラム146aの実行に際して、表示部12のディスプレイ12aに表示されるキーワード登録画面の一例である。図2に示すように、キーワード登録画面では、例えば、ユーザが視聴を望む番組を検索するためのキーワードを、番組名、ジャンル、出演者名毎に、一又は複数個設定できるようになっている。また、図示は省略するものの、複数のキーワードを登録した場合には、併せて、各キーワードが検索条件となる優先順位を設定できるようになっていても良い。当該キーワード登録画面において登録されたキーワードは、キーワード格納メモリ144に出力され、記憶されることとなる。
CPU141は、かかるキーワード登録プログラム146aを実行することにより、登録手段として機能する。
EPG情報取得プログラム146bは、CPU141に、EPG情報を取得する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU141は、例えば、予め設定された時刻や、電源投入時等の所定のタイミングで、TSデコーダ5に入力された放送信号から、当該放送信号に重畳されたEPG情報を分離し、分離されたEPG情報をEPGデコーダ8において復号することにより、EPG情報を取得する。当該EPG情報には、例えば、チャンネル番号、番組名、ジャンル、出演者、放送開始・終了時刻、番組内容等の番組に関する情報が含まれている。取得されたEPG情報は、EPG情報格納メモリ145に出力され、記憶されることとなる。
CPU141は、かかるEPG情報取得プログラム146bを実行することにより、取得手段として機能する。
判断プログラム146cは、CPU141に、チューナ3により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。当該判断プログラム146cの判断結果に基づいて、検索プログラム146dが実行されることとなる。
CPU141は、かかる判断プログラム146cを実行することにより、判断手段として機能する。
検索プログラム146dは、CPU141に、判断プログラム146cの実行により、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、EPG情報取得プログラム146bの実行により取得されたEPG情報に基づいて、キーワード登録プログラム146aの実行により登録された所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索するとともに、判断プログラム146cの実行により、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局され、受信不可能であったチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU141は、例えば、ユーザにより選択されたチャンネルが、選局処理において受信不可能であった場合に、チャンネルメモリ143を参照することにより、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていると判断すると、EPG情報格納メモリ145に予め記憶されたEPG情報に基づいて、キーワード格納メモリ144に記憶されたキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索する。CPU141は、例えば、キーワード登録画面において登録された番組名、ジャンル、出演者名毎のキーワードに基づいて、番組名、ジャンル、出演者名毎のEPG情報を参照して、それぞれのキーワードに該当するチャンネルであって番組を放送中のチャンネルを検索する。
また、CPU141は、ユーザにより選択されたチャンネルが、選局処理において受信不可能であった場合に、チャンネルメモリ143を参照することにより、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていないと判断すると、チャンネルメモリ143を参照することにより、番組を放送中のチャンネルのうちから、当該チャンネルの番号に近いチャンネル(すなわち、当該チャンネルの前後のチャンネル番号のチャンネル)を所定数(例えば、前後2つずつの計4つ)検索する。CPU141は、かかる検索プログラム146dを実行することにより、検索手段として機能する。
表示制御プログラム146eは、CPU141に、検索プログラム146dの実行により検索されたチャンネルを表示部12に表示する機能を実現させるためのプログラムである。
図3は、当該表示制御プログラム146eの実行により、表示部12のディスプレイ12aに表示される番組推薦画面を例示する図である。特に、図3(a)は、受信不可能であったチャンネルが、判断プログラム146cの実行において、チャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、検索プログラム146dの実行により、キーワード登録プログラム146aの実行により登録された所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが、EPG情報取得プログラム146bの実行により取得されたEPG情報に基づいて検索された結果が表示されている。また、図3(b)は、受信不可能であったチャンネルが、判断プログラム146cの実行において、チャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルでないと判断された場合に、検索プログラム146dの実行により、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索された結果が表示されている。
図3(a)に例示する番組推薦画面では、例えば、キーワードを多く含む番組順に、チャンネル番号や、番組名、ジャンル、出演者名等が、それぞれ対応付けられて表示されている。また、図3(b)に例示する番組推薦画面では、例えば、番組を放送中のチャンネルのうちから、ユーザにより選択され、選局処理において受信不可能であったチャンネルの番号の前後2つずつのチャンネルが表示されている。ユーザは、これらの番組推薦画面において推薦されたチャンネルのうちから、視聴を希望する番組のチャンネルを、キー入力部1における図示しないアップダウンキー等の操作により適宜選択することができる。
CPU141は、かかる表示制御プログラム146eを実行することにより、表示制御手段として機能する。
次に、図4を参照しながら、CPU141により実行されるチャンネル検索・表示処理について説明する。当該チャンネル検索・表示処理は、CPU141が、判断プログラム146c、検索プログラム146d、表示制御プログラム146eを実行することにより行われる。
まず、ステップS1において、キー入力部1の操作により、ユーザによるチャンネル選択操作が行われる。ステップS2において、CPU141は、ステップS1におけるチャンネルの選択操作に基づいて、チューナ3等により選局処理を行い、ユーザにより選択されたチャンネルが受信可能か否かを判断する。ステップS2において、CPU141は、ユーザにより選択されたチャンネルが受信可能であると判断すると(ステップS2;Yes)、ステップS3において、当該放送信号の受信を行い、受信した放送信号に基づく通常の映像・音声処理等を行い、本処理を終了する。
一方、ステップS2において、CPU141は、ユーザにより選択されたチャンネルが選局処理において受信不可能であると判断すると(ステップS2;No)、ステップS4において、ユーザにより選択され、受信不可能であった当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されているか否かを判断する。ステップS4において、CPU141は、ユーザにより選択されたチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていると判断すると(ステップS4;Yes)、続くステップS5において、ユーザにより登録され、キーワード格納メモリ144に記憶されたキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが有るか否かを、EPG情報格納メモリ145に格納されたEPG情報に基づいて判断する。CPU141は、ステップS5において、ユーザにより登録されたキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが有ると判断すると(ステップS5;Yes)、ステップS7に進む。一方、CPU141は、ステップS5において、ユーザにより登録されたキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが無いと判断すると(ステップS5;No)、ステップS6に進む。
一方、ステップS4において、CPU141は、ユーザにより選択されたチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていないと判断すると(ステップS4;No)、ステップS6において、番組を放送中のチャンネルのうちから、ユーザにより選択されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索し、ステップS7に進む。
ステップS7において、CPU141は、ステップS5又はステップS6におけるチャンネル検索処理において検索されたチャンネルを番組推薦画面に表示させ、本処理を終了する。
以上説明した実施形態1におけるテレビジョン受像機100によれば、チャンネルメモリ143により受信可能なチャンネルのチャンネル情報が記憶され、CPU141によるキーワード登録プログラム146aの実行により予め所定のキーワードが登録され、EPG情報取得プログラム146bの実行によりEPG情報が取得され、チューナ3によりチャンネルが選局され、判断プログラム146cの実行により、チューナ3により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであるか否かが判断され、検索プログラム146dの実行により、判断プログラム146cの実行によりチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、EPG情報取得プログラム146bの実行により取得されたEPG情報に基づいて、キーワード登録プログラム146aの実行により登録された所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルが検索されるとともに、判断プログラム146cの実行によりチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索され、表示制御プログラム146eの実行により、検索プログラム146dの実行により検索されたチャンネルが表示部12に表示される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、ユーザが予め登録したキーワードを含む別の番組を放送中のチャンネルが検索されてユーザに提示される。一方、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時には、チャンネルの受信失敗の原因に基づいて別のチャンネルの検索が行われることとなるため、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供することができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2における放送受信装置としてのテレビジョン受像機200について説明する。なお、以下の説明において、実施形態1と同一部分には同一の符号を付し、説明は省略することとする。
実施形態2におけるテレビジョン受像機200では、ユーザの選択したテレビジョン放送のチャンネルが受信できず、さらに、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されている場合に、ユーザが予め登録したキーワードを含む番組を検索するのではなく、視聴履歴に基づいて過去の視聴回数の多い番組を検索する点で、実施形態1のテレビジョン受像機200と異なる。
すなわち、本実施形態2におけるテレビジョン受像機200では、ユーザの選択したチャンネルが選局処理において受信できなかった場合に、受信不可能であった当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されているか否かにより、受信失敗の原因に基づくそれぞれ異なる方法で、番組を放送中の別のチャンネルを検索する。具体的には、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴格納メモリ172(後述)に記憶された視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルを検索する。一方、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザが選局したチャンネルの受信失敗時に、そのチャンネルの代わりに、チャンネル受信失敗の原因に基づくよりユーザの希望する番組を提示することができることとなる。
図5は、実施形態2におけるテレビジョン受像機200の要部構成を例示するブロック図である。
図5に示すように、本テレビジョン受像機200は、ユーザが遠隔操作によって各種指示を入力するためのキー入力部16と、放送信号を受信するアンテナ2と、アンテナ2により受信された放送信号から所定のチャンネルの放送信号を選局するチューナ3と、チューナ3により選局された放送信号を復調する復調部4と、復調部4により復調された放送信号を複数のストリームに分離するTSデコーダ5と、TSデコーダ5により分離された放送信号を復号するビデオデコーダ6及びオーディオデコーダ7と、TSデコーダ5により分離されたEPG情報を復号するEPGデコーダ8と、ビデオデコーダ6により復号された映像信号に対して所定の処理を行う映像処理部9と、オーディオデコーダ7により復号された音声信号に対して所定の処理を行う音声処理部10と、映像処理部9により処理された映像信号にOSDデータを付加するOSD回路11と、映像処理部9により処理された映像信号を出力する表示部12と、音声処理部10により処理された音声信号を出力する音声出力部13と、テレビジョン受像機200全体を統括制御する制御部17と、等を備えており、各部はバス15により接続されている。
制御部17は、CPU171、RAM142、チャンネルメモリ143、視聴履歴格納メモリ172、ROM173等を備えて構成されている。
CPU171は、テレビジョン受像機200の各部から入力された入力信号に応じて、ROM173に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づく出力信号を各部に出力することにより、テレビジョン受像機200の動作全般を統括制御する。
視聴履歴格納メモリ172は、例えば、EPROM、フラッシュメモリ等の書き換え可能な半導体メモリであり、後述する視聴履歴取得プログラムの実行により取得された視聴履歴を記憶する。当該視聴履歴格納メモリ172は、視聴履歴を記憶することにより視聴履歴記憶手段としての機能を果たす。
ROM173は、例えば、CPU171によって実行される各種プログラムや、プログラムの実行にかかる初期設定値等のデータを記憶する。具体的には、ROM173は、視聴履歴記憶プログラム173a、判断プログラム173b、検索プログラム173c、表示制御プログラム173d等の各種プログラムを格納している。
視聴履歴記憶プログラム173aは、CPU171に、視聴履歴を記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU171は、例えば、テレビジョン受像機200において番組の視聴が行われると、その都度、視聴した番組に関する視聴履歴データを視聴履歴格納メモリ172に蓄積する。当該視聴履歴は、例えば、番組名、チャンネル番号、ジャンル、視聴日時等のデータである。CPU171は、例えば、視聴履歴が更新される度に、同一番組名の番組毎に視聴回数をカウントし、カウントした結果を所定の領域に記憶する。また、視聴履歴記憶プログラム173aの実行により視聴履歴格納メモリ172内に格納された視聴履歴データは、格納されてから所定の期間(例えば、3か月)が経過すると自動的に削除されるようになっている。
なお、視聴回数は、番組名毎にカウントされる場合に限られず、例えば、チャンネル番号毎に視聴回数がカウントされる方法であっても良い。
CPU171は、かかる視聴履歴記憶プログラム173aを実行することにより、視聴履歴格納メモリ172とともに視聴履歴記憶手段として機能する。
判断プログラム173bは、CPU171に、チューナ3により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する機能を実現させるためのプログラムである。当該判断プログラム173bの判断結果に基づいて、検索プログラム173cが実行されることとなる。
CPU171は、かかる判断プログラム173bを実行することにより、判断手段として機能する。
検索プログラム173cは、CPU171に、判断プログラム173bの実行により、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルを検索し、判断プログラム173bの実行により、チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局され、受信不可能であったチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU171は、例えば、ユーザにより選択されたチャンネルが、選局処理において受信不可能であった場合に、チャンネルメモリ143を参照することにより、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていると判断すると、視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴を参照して、予め所定の領域に記憶された視聴回数を読み出し、番組を放送中のチャンネルのうち、当該番組の視聴回数が多い順に所定数の(例えば、3つ)のチャンネルの視聴履歴情報を取得する。
また、CPU171は、ユーザにより選択されたチャンネルが、選局処理において受信不可能であった場合に、チャンネルメモリ143を参照することにより、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていないと判断すると、チャンネルメモリ143を参照することにより、番組を放送中のチャンネルのうちから、当該チャンネルの番号に近いチャンネル(すなわち、当該チャンネルの前後のチャンネル番号のチャンネル)を所定数(例えば、前後1つずつの計2つ)検索する。
CPU171は、かかる検索プログラム173cを実行することにより、検索手段として機能する。
表示制御プログラム173dは、CPU171に、検索プログラム173cの実行により検索されたチャンネルを表示部12に表示する機能を実現させるためのプログラムである。
図6は、当該表示制御プログラム173dの実行により、表示部12のディスプレイ12aに表示される番組推薦画面を例示する図である。特に、図6(a)は、受信不可能であったチャンネルが、判断プログラム173bの実行において、チャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、検索プログラム173cの実行により、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴のうちから、当該番組の視聴回数が多い順に所定数のチャンネルが検索された結果が表示されている。また、図6(b)は、受信不可能であったチャンネルが、判断プログラム173bの実行において、チャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルでないと判断された場合に、検索プログラム173cの実行により、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索された結果が表示されている。
図6(a)に例示する番組推薦画面では、例えば、視聴回数の多い番組順に、チャンネル番号や、番組名、ジャンル等がそれぞれ対応付けられて表示されている。また、図6(b)に例示する番組推薦画面では、例えば、ユーザにより選択され、選局処理において受信不可能であったチャンネルの番号の前後1つずつのチャンネルが、番組名、ジャンルとともに表示されている。CPU171は、番組推薦画面においてチャンネル番号とともに表示する番組名や、ジャンル等の情報を、例えば、EPG情報に基づいて適宜取得する。ユーザは、これらの番組推薦画面において推奨されたチャンネルのうちから、視聴を希望する番組のチャンネルを、キー入力部16における図示しないアップダウンキー等の操作により適宜選択することができる。
CPU171は、かかる表示制御プログラム173dを実行することにより、表示制御手段として機能する。
次に、図7を参照しながら、CPU171により実行されるチャンネル検索・表示処理について説明する。当該チャンネル検索・表示処理は、CPU171が、判断プログラム173b、検索プログラム173c、表示制御プログラム173dを実行することにより行われる。
まず、ステップS11において、キー入力部16の操作により、ユーザによるチャンネルの選択操作が行われる。ステップS12において、CPU171は、ステップS11におけるチャンネルの選択操作に基づいて、チューナ3等により選局処理を行い、ユーザにより選択されたチャンネルが受信可能か否かを判断する。ステップS12において、CPU171は、ユーザにより選択されたチャンネルが受信可能であると判断すると(ステップS12;Yes)、ステップS13において、当該放送信号の受信を行い、受信した放送信号に基づく通常の映像・音声処理等を行い、本処理を終了する。
一方、ステップS12において、CPU171は、ユーザにより選択されたチャンネルが受信不可能であると判断すると(ステップS12;No)、ステップS14において、ユーザにより選択された当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されているか否かを判断する。ステップS14において、CPU171は、ユーザにより選択されたチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていると判断すると(ステップS14;Yes)、続くステップS15において、視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴に基づいて、番組を放送中のチャンネルであって過去に当該番組を所定回数以上(例えば、2回以上)視聴したチャンネルが有るか否かを判断する。CPU171は、ステップS15において、番組を放送中のチャンネルのうちから過去に当該番組を所定回数以上視聴したチャンネルが有ると判断すると(ステップS15;Yes)、ステップS16において、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルを検索する。一方、CPU171は、ステップS15において、番組を放送中のチャンネルのうち、過去に当該番組を所定回数以上視聴したチャンネルが無いと判断すると(ステップS15;No)、ステップS17に進む。
一方、ステップS14において、CPU171は、ユーザにより選択されたチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていないと判断すると(ステップS14;No)、ステップS17において、番組を放送中のチャンネルのうちから、ユーザにより選択されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索し、ステップS18に進む。
ステップS18において、CPU171は、ステップS16又はステップS17におけるチャンネル検索処理において検索されたチャンネルを番組推薦画面に表示させ、本処理を終了する。
以上説明した実施形態2におけるテレビジョン受像機200によれば、チャンネルメモリ143により受信可能なチャンネルのチャンネル情報が記憶され、CPU171による視聴履歴記憶プログラム173aの実行により視聴履歴が取得され、チューナ3によりチャンネルが選局され、判断プログラム173bの実行により、チューナ3により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであるか否かが判断され、検索プログラム173cの実行により、判断プログラム173bの実行によりチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、番組を放送中のチャンネルであって視聴履歴格納メモリ172に記憶された視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルが検索されるとともに、判断プログラム173bの実行によりチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、チューナ3により選局されたチャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルが検索され、表示制御プログラム173dの実行により、検索プログラム173cの実行により検索されたチャンネルが表示部12に表示される。
すなわち、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されている場合には、チャンネル受信失敗の原因は電波障害や、放送の終了等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルであって、過去の視聴履歴のうちから視聴回数が多い順に、別の番組を放送中のチャンネルが検索されてユーザに提示される。一方、受信不可能であったチャンネルがチャンネルメモリ143に記憶されていない場合には、チャンネル受信失敗の原因はチャンネル番号の押し間違え等である可能性が高いため、番組を放送中のチャンネルのうちから、選局したチャンネルの番号に近いチャンネルが検索されてユーザに提示される。従って、ユーザの選択したチャンネルの受信失敗時には、チャンネルの受信失敗の原因に基づいて別のチャンネルの検索が行われることとなるため、よりユーザの希望に沿った番組を提示することができ、利便性の向上した放送受信装置を提供することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本実施形態では、EPG情報が放送信号から取得される場合について説明したが、EPG情報の取得方法はこれに限られることなく、例えば、インターネットから取得する構成であっても良い。
また、番組推薦画面の形式は、上記の実施形態において示したものに限られず、例えば、EPG情報に基づいて、チャンネル番号、番組名、ジャンル、出演者、番組開始・終了時刻、番組内容等の情報のうちから、ユーザの選択したものが適宜表示される形式であっても良い。
また、実施形態1では、キーワードを番組名、ジャンル、出演者名毎に登録して、番組名、ジャンル、出演者名毎のEPG情報の中からそれぞれのキーワードを検索する場合について説明したが、登録するキーワードの種類・数等はこれに限られることなく、例えば、キーワードを番組名に含む番組のみを検索する方法を採用しても良い。
本発明にかかる実施形態1のテレビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。 実施形態1のキーワード登録プログラムの実行に際して、表示部に表示されるキーワード登録画面の一例である。 実施形態1の表示制御プログラムの実行に際して、表示部に表示される番組推薦画面の一例である。 実施形態1におけるチャンネル検索・表示処理を示すフローチャートである。 本発明にかかる実施形態2のテレビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。 実施形態2の表示制御プログラムの実行に際して、表示部に表示される番組推薦画面の一例である。 実施形態2におけるチャンネル検索・表示処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100、200 テレビジョン受像機(放送受信装置)
3 チューナ(選局手段)
141 CPU(登録手段、取得手段、選局手段、判断手段、検索手段、表示制御手段)
143 チャンネルメモリ(チャンネル情報記憶手段)
144 キーワード登録メモリ(登録手段)
146a キーワード登録プログラム(登録手段)
146b EPG情報取得プログラム(取得手段)
146c、173b 判断プログラム(判断手段)
146d、173c 検索プログラム(検索手段)
146e、173d 表示制御プログラム(表示制御手段)
171 CPU(視聴履歴記憶手段、選局手段、判断手段、検索手段、表示制御手段)
172 視聴履歴格納メモリ(視聴履歴記憶手段)
173a 視聴履歴記憶プログラム(視聴履歴記憶手段)

Claims (5)

  1. 受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、
    予め所定のキーワードを登録する登録手段と、
    EPG情報を取得する取得手段と、
    チャンネルを選局する選局手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、前記取得手段により取得された前記EPG情報に基づいて、前記登録手段により登録された前記所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索するとともに、前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、前記選局手段により選局された前記チャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記チャンネルを表示部に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  2. 受信可能なテレビジョン放送のチャンネルのチャンネル情報を記憶するチャンネル情報記憶手段と、
    チャンネルを選局する選局手段と、
    前記選局手段により選局されたチャンネルが受信不可能であった場合に、当該チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断結果に応じて、予め設定された条件に基づいて、前記チャンネル情報記憶手段により記憶された前記チャンネル情報のうちから、現時点において視聴可能なチャンネルを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索された前記チャンネルを表示部に表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  3. 予め所定のキーワードを登録する登録手段と、
    EPG情報を取得する取得手段と、
    を備え、
    前記検索手段は、
    前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、前記取得手段により取得された前記EPG情報に基づいて、前記登録手段により登録された前記所定のキーワードを含む番組を放送中のチャンネルを検索することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  4. 視聴履歴を記憶する視聴履歴記憶手段を備え、
    前記検索手段は、
    前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルであると判断された場合に、番組を放送中のチャンネルであって前記視聴履歴記憶手段に記憶された前記視聴履歴のうちから、視聴回数が多い順に所定数のチャンネルを検索することを特徴とする請求項2に記載の放送受信装置。
  5. 前記判断手段により、前記チャンネルが前記チャンネル情報記憶手段に記憶されたチャンネルではないと判断された場合に、番組を放送中のチャンネルのうちから、前記選局手段により選局された前記チャンネルの番号に近い順に所定数のチャンネルを検索することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の放送受信装置。
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