JP2008102746A - 火災受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの地絡検出回路のみで、複数の電源部の地絡を検出すること。
【解決手段】 電源部の地絡を検出する地絡検出回路を備えた火災受信機において、前記地絡検出回路を複数の電源部に接続して、前記地絡検出回路に前記複数の電源部の地絡検出を行わせる。また、前記地絡検出回路と複数の電源部との間に設けられ、前記地絡検出回路に前記複数の電源部のいずれかを選択的に切換接続するように制御される切換手段を備える。また、前記切換手段は、前記複数の電源部のうち、重要度の高いものほど、前記地絡検出回路と長く接続するように制御される。また、前記複数の電源部が地絡したことを区別して表示するように制御される表示手段を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、火災受信機に関する。
電源部の地絡を検出する地絡検出回路を設けた火災受信機が知られている(例えば、特許文献1参照)。この火災受信機は、内部回路の全てに1つの電源部から電源が供給されており、そのため、火災感知器を接続する感知器ライン(CラインまたはLライン)の地絡を検出することによって、電源部の地絡を検出している。
地絡検出回路は、一般的に、アースに接続された金属製の筐体に、リード線を介して接続されており、アース側に電流が流れたか否かを検知し、電流が流れた場合に、地絡が生じたものとして、これを報知する。
特開2004−126826号公報。
上記火災受信機は、電源部が1つのみであるが、システムの規模によっては、火災感知器や地区ベルなどの端末機器の設置数や、内部回路の増大によって、複数の電源部が必要数だけ必要になる。
そのため、複数の電源部に対応してそれぞれ地絡検出回路を設けることが考えられるが、そのようにするとコストの増大や、機器の大型化が生じてしまう。
つまり、従来は、電源部の数と同じ数だけ地絡検出回路が必要であったので、コストの増大や、機器の大型化が生じてしまうという問題があった。
本発明は、1つの地絡検出回路のみで、複数の電源部の地絡を検出することができる火災受信機を提供することを目的とするものである。
本発明は、電源部の地絡を検出する地絡検出回路を備えた火災受信機において、前記地絡検出回路を複数の電源部に接続して、前記地絡検出回路に前記複数の電源部の地絡検出を行わせることを特徴とする。
また、前記地絡検出回路と複数の電源部との間に設けられ、前記地絡検出回路に前記複数の電源部のいずれかを選択的に切換接続するように制御される切換手段を備えたことを特徴とする。
また、前記切換手段は、前記複数の電源部のうち、重要度の高いものほど、前記地絡検出回路と長く接続するように制御されることを特徴とする。
また、前記複数の電源部が地絡したことを区別して表示するように制御される表示手段を備えたことを特徴とする。
本発明は、電源部の地絡を検出する地絡検出回路を備えた火災受信機において、前記地絡検出回路を複数の電源部に接続して、前記地絡検出回路に前記複数の電源部の地絡検出を行わせるようにした。そのため、1つの地絡検出回路のみで、複数の電源部の地絡を検出することができて、コストを低減でき、機器の大型化を防止することができる。
また、前記地絡検出回路と複数の電源部との間に設けられ、前記地絡検出回路に前記複数の電源部のいずれかを選択的に切換接続するように制御される切換手段を備えた。複数の電源部のいずれかが選択的に地絡検出回路に接続される構成なので、複数の電源部が同時に地絡検出回路に接続されることがないので、それぞれの電源部のアイソレーションを保つことができる。
ここで、複数の電源部を地絡検出回路に並列に常時接続した場合は、雷などの外来ノイズが発生したときに、アースを経由して地絡検出回路から回り込んで複数の電源部の全てが破損してしまうが、複数の電源部のうちの一つだけを地絡検出回路に選択的に切換接続する構成としたので、雷などの外来ノイズが発生したときには、地絡検出回路に接続されている電源部のみの破損に留めることができる。また、電源部のいずれかに地絡が生じても、それ以外の電源部はその地絡の影響を受けることがない。
また、前記切換手段は、前記複数の電源部のうち、重要度の高いものほど、前記地絡検出回路と長く接続するように制御される。そのため、重要度の高い電源部ほど、その地絡検出時間を長くして、早期に地絡を検出することができる。
例えば、感知器ラインやCPU(制御手段)に電源供給する第1電源部と地区ベルラインに電源供給する第2電源部がある場合、火災感知器は常時火災を検出する必要性があり、また、CPUも常時正常に動作する必要があり、その一方、地区ベルは火災発生時に鳴動できればよいので、この場合は、第1電源部の地絡検出時間を第2電源部のそれよりも長くして、早期に地絡を検出することができる。
また、前記複数の電源部が地絡したことを区別して表示するように制御される表示手段を備えたので、作業員は、地絡の原因を判別でき、地絡復旧作業を的確に行うことができる。
図1は、本発明の一実施例である火災報知設備FA1を示す回路図である。
火災報知設備FA1は、火災受信機REと、感知器ライン(C1ライン、L1ライン)と、C1ラインとL1ラインとの間に接続されている火災感知器SE1、SE2、……と終端抵抗R1と、地区ベルライン(C2ライン、L2ライン)と、C2ラインとL2ラインとの間に接続されている地区ベルB1、B2、……と終端抵抗R2とを有する。
火災受信機REは、制御部CONTと、火災感知器SEの発報を検出する火災検出回路100と、7セグメント表示部を具備する表示部DP(表示手段の一例)と、ブザーBzと、火災発生時に地区ベルBを鳴動させる地区音響鳴動回路600と、第1電源部700と、第2電源部800とを有する。
制御部CONTは、地絡検出回路200と、第1タイマ301と第2タイマ302とを具備するCPU300(制御手段の一例)と、RAM400と、音響回路500とを有する。フレームグランドFG(火災受信機REのキャビネット)は、建物の鉄骨等(アースE)に接続される。
地区音響鳴動回路600は、第2電源部800から電源(+2)を供給されている。地区音響鳴動回路600を除く火災検出回路100、CPU300などの内部回路は、第1電源部700から電源(+1)を供給されている。そして、地絡検出回路200は、第1電源部700と第2電源部800のうち、地絡検出を行っている電源部から選択的に電源を供給される。つまり、第1電源部700と第2電源部800とは、それぞれが互いに切り離されており、互いのアイソレーションが保たれている。したがって、地絡検出回路200が、第1電源部700から電源(+1)を供給されている場合、地絡検出回路200のグランドの電位はグランドG1であり、火災検出回路100のグランドG1の電位と同レベルである。一方、地絡検出回路200が、第2電源部800から電源(+2)を供給されている場合、地絡検出回路200のグランドの電位はグランドG2であり、地区音響鳴動回路600のグランドG2の電位と同レベルである。また、各回路から見るとアースEの電位は浮いた形となっている。
図2は、上記実施例に設けられている地絡検出回路と2つの電源部との接続切換機構の概略を示すブロック図である。
図3は、上記実施例に設けられている地絡検出回路、および地絡検出回路と2つの電源部との接続切換機構を示す回路図である。
まず、地絡検出回路200と2つの電源部700、800との接続切換機構を説明する。上記接続切換機構は、CPU300と、CPU300に接続されたリレーREと、地絡検出回路200と2つの電源部700、800とのとの間に設けられたリレーREの接点re1、re2(切換手段の一例)とを有する。接点re1は、一端が地絡検出回路200に接続され、他端が第1または第2の電源部700、800の+側(+1または+2)に切換接続される。接点re2は、一端が地絡検出回路200に接続され、他端が第1または第2の電源部700、800の−側(グランドG1またはG2)に切換接続される。
CPU300は、第1電源部700の地絡検出時間として第1所定時間(例えば、45秒間)が設定される第1タイマ301と、第2電源部800の地絡検出時間として第2所定時間(例えば、15秒間)が設定される第2タイマ302とを有し、第1タイマ301と第2タイマ302とを交互に起動して、第1タイマ301の起動からカウントアップまでの第1所定時間(例えば、45秒間)の間は、地絡検出回路200に第1電源部700の地絡検出を行わせ、また、第2タイマ302の起動からカウントアップまでの第2所定時間(例えば、15秒間)の間は、地絡検出回路200に第2電源部800の地絡検出を行わせる。
つまり、CPU300は、第1タイマ301の起動時は、リレーREをオフして、接点re1、re2を第1電源部700側(+1、グランドG1)に接続して、地絡検出回路200と第1電源部700とを接続して、地絡検出回路200に第1電源部700の地絡検出を行わせる。また、第2タイマ302の起動時は、リレーREをオンして、接点re1、re2を第2電源部800側(+2、グランドG2)に接続して、地絡検出回路200と第2電源部800とを接続して、地絡検出回路200に第2電源部800の地絡検出を行わせる。
つぎに、地絡検出回路200について説明する。第1または第2電源部700、800の地絡検出回路200は、フレームグランドFGに接続される地絡検出端子T1と、過大電圧吸収用ツェナーダイオードZ1、Z2と、ノイズ吸収用コンデンサC1、C2と、基準電圧発生回路10と、Cライン用コンパレータ20と、Lライン用コンパレータ30と、幅の狭いノイズ吸収用コンデンサとC3、C4と、フォトカプラPC1、PC2と、プルアップ抵抗R9、R10と、限流抵抗R11、R12とを有する。
上記したように、CPU300と異なる電源で地絡検出回路200が動作するため、CPU300の取り込み部分には、フォトカプラPC1、PC2が設けられている。つまり、CPU300は第1電源部700の電源(+1)で動作するのに対し、地絡検出回路200は第1電源部700の電源(+1)または第2電源部800の電源(+2)で動作することから、それぞれの電源部700、800のアイソレーションを保つために、フォトカプラPC1、PC2が設けられる。
基準電圧発生回路10は、電圧分割抵抗R6、R7、R8によって構成され、接点re1、re2によって接続された電源電圧(+1または+2)を分割し、C(C1またはC2)ライン判別用の基準電圧Vrefcと、L(L1またはL2)ライン判別用の基準電圧Vreflとを発生する。Cライン判別用の基準電圧Vrefcは、抵抗R6と抵抗R7との接続点に発生し、Lライン判別用の基準電圧Vreflは、抵抗R7と抵抗R8との接続点に発生する。
なお、「地絡」は、第1電源部700の場合は、C1ラインまたはL1ラインとフレームグランドFG(キャビネット)との間の抵抗値が、所定の抵抗値(例えば、数十kΩ)以下になることである。また、第2電源部800の場合は、C2ラインまたはL2ラインとフレームグランドFG(キャビネット)との間の抵抗値が、所定の抵抗値(例えば、数十kΩ)以下になることである。つまり、Cライン(C1またはC2ライン)、Lライン(L1またはL2ライン)、端末機器(火災感知器SEまたは地区ベルB)等の被覆が破れると、火災受信機REのキャビネットに直接接触したり、布設現場の鉄骨の結露水等に接触し、地絡が生じる。
次に、上記実施例の動作について説明する。まず、第1電源部700の地絡検出動作、つまり、感知器ライン(C1、L1ライン)の地絡検出動作について説明する。
CPU300によって、リレーREがオフされ、接点re1、re2を第1電源部700側(+1、グランドG1)に接続した状態で、C1ラインが地絡すると、C1ラインに印加されている電圧が、C1ライン→フレームグランドFG→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ20の(−)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドG1に対してCライン判別用基準電圧Vrefcよりも高くなるので、Cライン用コンパレータ20の出力信号がONし、フォトカプラPC1が動作し(ONし)、出力信号EE+が低下し、CPU300が、Cライン用コンパレータ20の出力信号ONを読み取り、C1ライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE11を表示し、故障音響を鳴動する。
一方、L1ラインが地絡すると、L1ラインの電圧は、L1ライン→フレームグランドFG→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ30の(+)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドG1に対してLライン判別用基準電圧Vreflよりも低くなるので、Lライン用コンパレータ30の出力信号がONし、フォトカプラPC2が動作し(ONし)、出力信号EE−が低下し、CPU300が、Lライン用コンパレータ30の出力信号ONを読み取り、L1ライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE12を表示し、故障音響を鳴動する。
つまり、電源(+1)が通常24Vに設定され、グランドG1が0Vに設定され、互いに同じインピーダンスである抵抗R2、R3の接続点が12Vであり、この12Vが、地絡検出電圧として、コンパレータ20の(−)端子に供給され、コンパレータ30の(+)端子に供給されている。
一方、基準電圧発生回路10が、Cライン判別用基準電圧Vrefc(16V)と、Lライン判別用基準電圧Vrefl(8V)とを発生し、これらの基準電圧が、それぞれ、コンパレータ20の(+)端子、コンパレータ30の(−)端子に供給されている。つまり、抵抗R2、R3の接続点の電圧(地絡が生じていない通常は12V)が、16Vよりも高くなったこと(C1ライン側に地絡したことによって、C1ラインの電圧、たとえば約24Vが印加され、抵抗R1、R2、R3による電圧分割比が変わり、抵抗R2、R3の接続点の電圧が上昇する)を、コンパレータ20が判別し、8Vよりも低くなったこと(L1ライン側に地絡したことによって、L1ラインの電圧、たとえば2Vが印加され、抵抗R2、R3の接続点の電圧が下がったこと)を、コンパレータ30が判別する。
つぎに、第2電源部800の地絡検出動作、つまり、地区ベルライン(C2、L2ライン)の地絡検出動作について説明する。
CPU300によって、リレーREがオンされ、接点re1、re2を第2電源部800側(+2、グランドG2)に接続した状態で、C2ラインが地絡すると、C2ラインに印加されている電圧が、C2ライン→フレームグランドFG→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ20の(−)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドG2に対してCライン判別用基準電圧Vrefcよりも高くなるので、Cライン用コンパレータ20の出力信号がONし、フォトカプラPC1が動作し(ONし)、出力信号EE+が低下し、CPU300が、Cライン用コンパレータ20の出力信号ONを読み取り、C2ライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE21を表示し、故障音響を鳴動する。
一方、L2ラインが地絡すると、L2ラインの電圧は、L2ライン→フレームグランドFG→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ30の(+)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドG2に対してLライン判別用基準電圧Vreflよりも低くなるので、Lライン用コンパレータ30の出力信号がONし、フォトカプラPC2が動作し(ONし)、出力信号EE−が低下し、CPU300が、Lライン用コンパレータ30の出力信号ONを読み取り、L2ライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE22を表示し、故障音響を鳴動する。
つまり、電源(+2)が通常24Vに設定され、グランドG2が0Vに設定され、互いに同じインピーダンスである抵抗R2、R3の接続点が12Vであり、この12Vが、地絡検出電圧として、コンパレータ20の(−)端子に供給され、コンパレータ30の(+)端子に供給されている。
一方、基準電圧発生回路10が、Cライン判別用基準電圧Vrefc(16V)と、Lライン判別用基準電圧Vrefl(8V)とを発生し、これらの基準電圧が、それぞれ、コンパレータ20の(+)端子、コンパレータ30の(−)端子に供給されている。つまり、抵抗R2、R3の接続点の電圧(地絡が生じていない通常は12V)が、16Vよりも高くなったこと(C2ライン側に地絡したことによって、C2ラインの電圧、たとえば約24Vが印加され、抵抗R1、R2、R3による電圧分割比が変わり、抵抗R2、R3の接続点の電圧が上昇する)を、コンパレータ20が判別し、8Vよりも低くなったこと(L2ライン側に地絡したことによって、L2ラインの電圧、たとえば2Vが印加され、抵抗R2、R3の接続点の電圧が下がったこと)を、コンパレータ30が判別する。
図4は、上記実施例のCPU300の動作を示すフローチャートである。
CPU300は、リレーREをオフして、接点re1、re2を第1電源部700側(+1、グランドG1)に接続して(S100)、第1タイマ301をスタートさせ(S110)、第1タイマ301のカウンタが第1所定時間、例えば、45秒間を経過したか否かを判断し(S120)、経過していない場合は(S120のN)、地絡検出回路200に第1電源部700の地絡検出を行わせることを継続する(S130)。
また、第1タイマ301のカウンタが第1所定時間経過した場合は(S120のY)、第1タイマ301をクリアして(S140)、つぎに、リレーREをオンして、接点re1、re2を第2電源部800側(+2、グランドG2)に接続して(S150)、第2タイマ302をスタートさせ(S160)、第2タイマ302のカウンタが第2所定時間、例えば、15秒間を経過したか否かを判断し(S170)、経過していない場合は(S170のN)、地絡検出回路200に第2電源部800の地絡検出を行わせることを継続する(S180)。また、第2タイマ302のカウンタが第2所定時間経過した場合は(S170のY)、第2タイマ302をクリアして(S190)、ステップS100へ戻り、以降、第1電源部700と第2電源部800の地絡検出を地絡検出回路200に交互に行わせる。
図5は、図4のフローの第1電源部700の地絡検出(S130)の動作を示すフローチャートである。
地絡検出回路200が、C1ラインの地絡を検出すると(S10のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているC1ライン地絡フラグをONし(S11)、上記7セグメント表示装置に、エラーコードE11を表示し(S12)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S13)。
C1ライン地絡を検出しない場合(S10のN)、C1ライン地絡フラグがONであれば(S20)、C1ライン地絡フラグをOFFし(S21)、エラーコードE11を消去し(S22)、故障音響を停止し(S23)、つぎに、L1ラインの地絡検出を行う(S30)。また、C1ライン地絡フラグがOFFであれば(S20)、L1ラインの地絡検出を行う(S30)。
地絡検出回路200が、L1ラインの地絡を検出すると(S30のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているL1ライン地絡フラグをONし(S31)、7セグメント表示装置に、エラーコードE12を表示し(S32)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S33)。
L1ライン地絡を検出しない場合(S30のN)、L1ライン地絡フラグがONであれば(S40)、L1ライン地絡フラグをOFFし(S41)、エラーコードE12を消去し(S42)、故障音響を停止し(S43)、第1電源部700の地絡検出動作を終了する。同様に、L1ライン地絡フラグがOFFである場合(S40)、また、C1ライン、L1ラインの地絡を検出して、ブザーBzが故障音響を鳴動した(S13、S33)後も、第1電源部700の地絡検出動作を終了する。
図5は、図4のフローの第2電源部800の地絡検出(S180)の動作を示すフローチャートである。
地絡検出回路200が、C2ラインの地絡を検出すると(S50のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているC2ライン地絡フラグをONし(S51)、上記7セグメント表示装置に、エラーコードE21を表示し(S52)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S53)。
C2ライン地絡を検出しない場合(S50のN)、C2ライン地絡フラグがONであれば(S60)、C2ライン地絡フラグをOFFし(S61)、エラーコードE21を消去し(S62)、故障音響を停止し(S63)、つぎに、L2ラインの地絡検出を行う(S70)。また、C2ライン地絡フラグがOFFであれば(S60)、L2ラインの地絡検出を行う(S70)。
地絡検出回路200が、L2ラインの地絡を検出すると(S70のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているL2ライン地絡フラグをONし(S71)、7セグメント表示装置に、エラーコードE22を表示し(S72)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S73)。
L2ライン地絡を検出しない場合(S70のN)、L2ライン地絡フラグがONであれば(S80)、L2ライン地絡フラグをOFFし(S81)、エラーコードE22を消去し(S82)、故障音響を停止し(S83)、第2電源部800の地絡検出動作を終了する。同様に、L2ライン地絡フラグがOFFである場合(S80)、また、C2ライン、L2ラインの地絡を検出して、ブザーBzが故障音響を鳴動した(S53、S73)後も、第2電源部800の地絡検出動作を終了する。
上記実施例によれば、地絡検出回路200を複数の電源部700、800に接続して、地絡検出回路200に複数の電源部700、800の地絡検出を行わせるようにしたので、1つの地絡検出回路200のみで、複数の電源部700、800の地絡を検出することができて、コストを低減でき、機器の大型化を防止することができる。
また、接点re1、re2は、地絡検出回路200と複数の電源部700、800との間に設けられ、地絡検出回路200に複数の電源部700、800のいずれかを選択的に切換接続するように制御されるので、アイソレーションしている複数の電源部700、800が地絡検出回路200で接続されることがないので、それぞれの電源部700、800のアイソレーションを保つことができる。
ここで、複数の電源部700、800を地絡検出回路200に並列に常時接続した場合は、雷などの外来ノイズが発生したときに、アースEを経由して地絡検出回路200から回り込んで複数の電源部700、800の全てが破損してしまうが、複数の電源部700、800のうちの一つだけを地絡検出回路200に選択的に切換接続する構成としたので、雷などの外来ノイズが発生したときには、地絡検出回路200に接続されている電源部700、800のみの破損に留めることができる。また、電源部700、800のいずれかに地絡が生じても、それ以外の電源部700、800はその地絡の影響を受けることがない。
また、切換手段としてのリレーREの接点re1、re2は、複数の電源部700、800のうち、第1電源部700の地絡検出時間を45秒間、第2電源部800の地絡検出時間を15秒間として、重要度の高いものほど、地絡検出回路200と長く接続するようにCPU300によって制御される。そのため、重要度の高い電源部(この場合は、第1電源部700)ほど、その地絡検出時間を長くして、早期に地絡を検出することができる。
即ち、感知器ラインC1、L1やCPU300(制御手段)に電源供給する第1電源部700と地区ベルラインC2、L2に電源供給する第2電源部800とがある場合、火災感知器SEは常時火災を検出する必要性があり、また、CPU300も常時正常に動作する必要があり、その一方、地区ベルBは火災発生時に鳴動できればよいので、この場合は、第1電源部700の地絡検出時間を第2電源部800のそれよりも長くして、早期に地絡を検出することができる。
また、複数の電源部700、800が地絡したことを区別して表示するように制御される表示手段としての表示部DPを備えたので、作業員は、地絡の原因を判別でき、地絡復旧作業を的確に行うことができる。特に、C1、L1、C2、L2ラインの地絡毎に区別して表示するので、地絡の原因がより判別しやすい。
本発明の一実施例である火災報知設備FA1を示す回路図である。 上記実施例に設けられている地絡検出回路と2つの電源部との接続切換機構の概略を示すブロック図である。 上記実施例に設けられている地絡検出回路、および地絡検出回路と2つの電源部との接続切換機構を示す回路図である。 上記実施例のCPUの動作を示すフローチャートである。 図4の第1電源部の地絡検出の動作を示すフローチャートである。 図4の第2電源部の地絡検出の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
RE…火災受信機、SE…火災感知器、B…地区ベル、100…火災検出回路、200…地絡検出回路、10…基準電圧発生回路、20…Cライン用コンパレータ、Vrefc…Cライン判別用基準電圧、30…Lライン用コンパレータ、Vrefl…Lライン判別用基準電圧、RE…リレー、re1…接点、re2…接点、FG…フレームグランド、300…CPU、301…第1タイマ、302…第2タイマ、400…RAM、500…音響回路、600…地区音響鳴動回路、700…第1電源部、800…第2電源部、DP…表示部、Bz…ブザー、T1…地絡検出端子、C1…感知器ライン、L1…感知器ライン、C2…地区ベルライン、L2…地区ベルライン。

Claims (4)

  1. 電源部の地絡を検出する地絡検出回路を備えた火災受信機において、
    前記地絡検出回路を複数の電源部に接続して、前記地絡検出回路に前記複数の電源部の地絡検出を行わせることを特徴とする火災受信機。
  2. 前記地絡検出回路と複数の電源部との間に設けられ、前記地絡検出回路に前記複数の電源部のいずれかを選択的に切換接続するように制御される切換手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の火災受信機。
  3. 前記切換手段は、前記複数の電源部のうち、重要度の高いものほど、前記地絡検出回路と長く接続するように制御されることを特徴とする請求項2記載の火災受信機。
  4. 前記複数の電源部が地絡したことを区別して表示するように制御される表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜3記載の火災受信機。
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