JP2008100019A - 傘取り付け用具 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、首、肩にベルトをかけ、傘を傘固定具に固定し、手を使うことなく傘をさすことのできる用具を提供する。
【解決手段】傘取り付け具をベルトの中間に取り付け、先端にズボン、スカートに取り付けることのできる取り付け具を付けたことを特徴とする傘取り付け用具。あるいは、リュックサック、バッグ、かばん、エキスパンダーのストラップに巻きつけ取り付けることができることを特徴とする傘取り付け用具。
【選択図】図６

Description

本発明は、首、肩にベルトをかけ、傘を傘固定具に固定し、手を使うことなく傘をさすことのできる用具に関するものである。

従来、フレキシブルな傘の柄を首や肩に巻きつけて装着するものがあった（特許文献１参照）。また、体にベルトや棒を組み合わせた装着具を着用し傘を固定する発明（特許文献２参照）があった。
特許公開２００５−４０５５７号 特許公開２００５−７３９３０号

上記の特許は以下のような問題点があった。
（イ）取り付け、調整に時間がかかる。
（ロ）携帯するのにかさばり、持ち運びにくい。
本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。

肩、首に傘固定用具のついた専用ベルトをかけ、ベルトの先端に取り付けた固定具により、ズボン、スカートに固定する。ベルトに取り付けた傘固定具に傘を取り付ける。

雨の日に傘を手で持たずにさすことができ、両手を自由にできる。また、簡単に装着することができ、持ち運びが容易である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
（イ）傘を取り付けるため、図１に示すように、丈夫で柔らかい布製の肩掛けベルト（１）に、傘固定具（２）を２個取り付ける。
（ロ）肩掛けベルト（１）の先端にはベルトに固定するためのクリップからなる肩掛けベルト固定具（３）を取り付ける。
（ハ）長さ調整具（４）を肩掛けベルト（１）の途中に取り付ける。面ファスナー、ホックなどで取り付けることにより、取り付け位置を調整できるようにすることも可能である。
（ニ）傘固定具（２）は図２のように、プラスチックからなるチューブ（５）の一部を縦長に切り欠いて挿入口（７）を設け、チューブ（５）の内側にゴムからなる滑り止め（６）をつけてある。
（ホ）長さ調整具は図３に示すように、長さ調整具雄片（８ａ）と長さ調整具雌片（８ｂ）に肩掛けベルト（１）をそれぞれ通して固定し装着する。
（ヘ）傘を固定するには、図４に示すように、傘の柄（９）を傘固定具（２）の挿入口（７）に押し込む。傘の柄は図５のように固定される。
（ト）このベルトを図６のように肩、首にかけ先端につけたクリップやフックで、ズボンのベルト（１０）に取り付け、傘を上記（ヘ）のように固定し使用する。

（イ）図７に示すように、小さな固定具取り付けベルト（１１）の両端に面ファスナーよりなる固定具取り付けベルト留め具（１２）をつける。面ファスナーはボタン、ホックどでも構わない。
（ロ）固定具取り付けベルトを実施例１の肩掛けベルト（１）あるいは、リュックサック、バッグ、かばん、エキスパンダーのストラップに図８のように取り付ける。
（ハ）実施例１と同様に、傘固定具に傘を取り付け使用する。

（イ）固定具の一部を切り欠いたチューブ（５）は図１０に示すようなクリップ（１３）でも代用できる。

本発明の斜視図 本発明の傘固定具の斜視図 実施例１の長さ調整具の斜視図 実施例１の傘取り付け具への傘の柄の取り付け方を示す斜視図 実施例１の傘取り付け具へ傘の柄を取り付けた状態を示す斜視図 本発明の傘取り付け具と傘を人体に取り付けた使用図 実施例２の傘固定具を示す斜視図 実施例２の傘固定具をベルト、ストラップなどに取り付けた状態を示す斜視図 傘固定具用クリップの斜視図

符号の説明

１ 肩掛けベルト
２ 傘固定具
３ 肩掛けベルト固定具
４ 長さ調整具
５ チューブ
６ 滑り止め
７ 長さ調整具Ａ
８ 長さ調整具Ｂ
９ 傘の柄
１０ ズボンのベルト
１１ 固定具取り付けベルト
１２ 固定具取り付けベルト留め具
１３ 傘取り付け具用クリップ

Claims (2)

1. チューブまたはクリップからなる傘取り付け用の固定具を長いベルトの途中に取り付け、長いベルトの先端に取り付けたクリップまたはフックなどにより、ズボンやスカートに取り付けることにより、人体に固定し使用することを特徴とする傘固定用具。
   チューブは可撓性を持つ、プラスチック、ゴム、ばね性のある金属、竹などからなる。
2. 上記請求項１のチューブ状またはクリップからなる固定具を、短いベルトに取り付けた傘固定用具。

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