JP2008099162A - 未到達メール通知システム、未到達メール通知方法および未到達メール通知プログラム - Google Patents

未到達メール通知システム、未到達メール通知方法および未到達メール通知プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】送信に失敗した未到達メールを適確なタイミングで送信先のユーザに通知し、メールサービスのレベル向上を図る。
【解決手段】送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知システム1、2であって、メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするエラー管理手段23と、エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知し、エラー回数が閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知手段15と、エラー回数が閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御手段13と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信に失敗した未到達メールを、送信先のユーザに通知する未到達メール通知技術に関する。
インターネットを介して、登録したユーザに各種のサービスを提供するWebシステム(Webサイト)が存在する。Webシステムでは、登録ユーザへの連絡手段として電子メール(以下、「メール」)を用いることが多い。メールを用いることにより、Webシステムにアクセスしない登録ユーザに対して、各種情報を送信することができる。上記メールによる通知を行うために、Webシステムでは登録ユーザのメールアドレスを保持している。特許文献1には、メールアドレスのデータベースを自動的にメンテナンスする自動メンテナンスシステムが記載されている。
特開2004−5120
さて、Webシステムから登録ユーザに送信するメールが、何らかの原因によりユーザに到達しない場合がある。例えば、受信側のメールボックスが利用できない場合、メールアドレスが存在しない場合、ユーザがメールアドレスを変更した場合、などが挙げられる。
ユーザは、メールを受信することにより、Webシステムがメールを送信したことを知ることができる。一方、メールが届かなければ、ユーザは、Webシステムがメールを送信したことを知ることは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、送信に失敗した未到達メールを適確なタイミングで送信先のユーザに通知し、メールサービスのレベル向上を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明は、送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知システムであって、メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするエラー管理手段と、エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知し、エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知手段と、エラー回数が前記閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御手段と、を有する。
また、本発明は、未到達メール通知システムが行う、送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知方法であって、未到達メール通知システムは、メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするカウントステップと、前記カウントステップでカウントしたエラー回数が、所定の閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御ステップと、前記エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知するとともに、前記エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知ステップと、を行う。
また、本発明は、未到達メール通知システムが実行する、送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知プログラムであって、未到達メール通知システムを、メールアドレス毎に送信に失敗したエラー回数をカウントするエラー管理手段、エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知し、エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知手段、およびエラー回数が前記閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御手段、として機能させる。
本発明では、送信に失敗した未到達メールを適確なタイミングで送信先のユーザに通知し、メールサービスのレベル向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された未到達メール通知システムの全体構成図である。図示する未到達メール通知システムは、業務サーバ1と、メールサーバ2とを有し、各種サービスをユーザ端末3に提供するとともに、各種メールをユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、ユーザ属性情報およびメールアドレスを業務サーバ1に登録した登録ユーザが使用する端末である。ユーザ端末3は、インターネットなどのネットワーク9を介して、業務サーバ1およびメールサーバ2に接続されている。なお、ユーザ端末3は、図示しないネットワーク接続プロバイダなどを用いてネットワーク9に接続するものとする。ユーザ端末3は、業務サーバ1に各種の処理を要求するWebブラウザ31と、メールの送受信を行うメール送受信部32と、を有する。
図示する業務サーバ1は、送信指示部11と、メッセージ生成部12と、制御部13と、認証部14と、通知部15と、メールアドレス管理DB16と、ユーザ属性管理DB17と、メッセージDB18と、を有する。送信指示部11は、図示しない社内端末からのメール送信指示を受け付けて、メーリングリストを生成し、メールサーバ2にメールの送信要求を送出する。メッセージ生成部12は、メールの送信に失敗したユーザに対して通知するパーソナルメッセージ(個人へのメッセージ)を生成する。
制御部13は、所定の閾値を超えてメールの送信に失敗したメールアドレスに対して、送信制御を行う。認証部14は、ユーザ端末3からアクセスしたユーザが、正当な登録ユーザであるか否かを認証する。通知部15は、メッセージ生成部12が生成したパーソナルメッセージを、ユーザ端末3に送信する。
メールアドレス管理DB16には、登録ユーザ各々のメールアドレスが記憶されている。ユーザ属性管理DB17には、登録ユーザのユーザID、氏名、住所、電話番号、FAX番号などの属性情報が記憶されている。メッセージDB18には、メッセージ生成部12が生成したパーソナルメッセージが記憶される。
図示するメールサーバ2は、メール送信部21と、送信判定部22と、エラー管理部23と、エラー抽出部24と、エラー管理DB25と、を有する。メール送信部21は、業務サーバ1からメール送信要求を受信して、メーリングリストに設定されたメールアドレス各々にメールを送信する。送信判定部22は、メールの送信に成功したか否かを判定する。エラー管理部23は、メールアドレス毎に、メールの送信エラー回数をカウントし、エラー管理DB25に設定する。エラー管理DB25には、送信エラーとなったメールアドレスのエラー回数が記憶される。
図2は、エラー管理DB25の一例を示す図である。
図示するエラー管理DB25は、テーブル形式のデータベースであって、メール送信に失敗したメールアドレス251と、エラー回数252と、エラー日付253と、エラーコード254とを有する。エラーコード254には送信先のメールサーバ(例えば、プロバイダのメールサーバなど)から送信されるエラーコードが設定される。なお、本実施形態のエラーコードとしては、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のレスポンスコードを用いるものとする。
上記説明した、業務サーバ1、メールサーバ2およびユーザ端末3は、いずれも、例えば図3に示すようなCPU901と、メモリ902と、HDD等の外部記憶装置903と、キーボードやマウスなどの入力装置904と、ディスプレイやプリンタなどの出力装置905と、ネットワーク接続するための通信制御装置906と、を備えた汎用的なコンピュータシステムを用いることができる。このコンピュータシステムにおいて、CPU901がメモリ902上にロードされた所定のプログラムを実行することにより、各装置の各機能が実現される。
例えば、業務サーバ1、メールサーバ2およびユーザ端末3の各機能は、業務サーバ1用のプログラムの場合は業務サーバ1のCPU901が、メールサーバ2用のプログラムの場合はメールサーバ2のCPU901が、そして、ユーザ端末3用のプログラムの場合はユーザ端末3のCPU901が、それぞれ実行することにより実現される。なお、業務サーバ1のメールアドレス管理DB16、ユーザ属性管理DB17およびメッセージDB18には業務サーバ1のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。また、メールサーバ2のエラー管理DB25にはメールサーバ2のメモリ902または外部記憶装置903が用いられる。
なお、本実施形態の未到達メール通知システムは、業務サーバ1とメールサーバ2とを有する(図1参照)。しかしながら、未到達メール通知システムは、業務サーバ1とメールサーバ2とを統合した1つのコンピュータシステムにより実現されることとしてもよい。
次に、本実施形態の処理概要について説明する。
図4は、本実施形態の処理を模式的に示す図である。
まず、ユーザは、ユーザ端末3を用いて、未到達メール通知システム(メールアドレス管理DB16)にメールアドレスを登録する(S11)。未到達メール通知システムは、メールアドレス管理DB16に登録された各メールアドレスに、新サービスのお知らせなどのメールを同報送信する(S12)。しかしながら、メールアドレスが不明、メールサーバのメールボックス溢れ、アカウントの停止、プロバイダによるスパムフィルタなどの原因によりメールの送信に失敗し、メールがユーザ端末3に到達しない場合がある。
本実施形態の未到達メール通知システムは、メールアドレス毎に、メールの送信に失敗した回数(エラー回数)をカウントする。そして、未到達メール通知システムは、エラー回数が2回目から4回目の場合に、当該メールアドレスを有するユーザに対して、メールの送信に失敗した旨のパーソナルメッセージを通知する(S13)。なお、エラー回数が1回目の場合、一時的な送信エラーの可能性があるため、本実施形態ではパーソナルメッセージの通知を行わないものとする。また、パーソナルメッセージは、当該ユーザが、業務サーバ1にアクセスした際に、ユーザ端末3に表示されるWebページに表示される。
また、未到達メール通知システムは、エラー回数が5回目の場合、当該メールアドレスを有するユーザに対して、メールの送信を停止する旨のパーソナルメッセージを通知する(S14)。また、未到達メール通知システムは、メールアドレス管理DB16の当該メールアドレスに送信停止フラグを設定する。これにより、当該メールアドレスに対するメールの送信が停止される。
そして、ユーザは、ユーザ端末3を用いて、未到達メール通知システム(メールアドレス管理DB16)に有効なメールアドレスを再登録する(S15)。未到達メール通知システムは、これ以降、再登録されたメールアドレスにメールを送信する。
なお、本実施形態では、メールの送信を停止するか否かを判別するためのエラー回数の閾値を「4回」とし、閾値を越えてエラー回数が「5回」となった場合にメールの送信を停止する。
次に、本実施形態のメール送信処理(図4:S12)について、詳細に説明する。
図5および図6は、メール送信処理のフローチャートである。
図5において、まず業務サーバ1の送信指示部11は、図示しない社内端末からメールの本文データおよび件名(以下、「メールの本文データ等」)を受信する(S21)。
そして、送信指示部11は、登録ユーザのメールアドレスが登録されているメールアドレス管理DB16を参照して、メーリングリストおよびメール送信停止リストを作成する(S22)。すなわち、送信指示部11は、送信停止フラグが付加されていないメールアドレスをメールアドレス管理DB16から抽出してメーリングリストを作成するとともに、送信停止フラグが付加されているメールアドレスをメールアドレス管理DB16から抽出して送信停止リストを作成する。
そして、送信指示部11は、S21で受信したメールの本文データ等と、S12で作成したメーリングリストとをメールサーバ2に送信する(S23)。また、送信指示部11は、送信停止リストを、図示しないシステム管理者端末または営業店端末に送信する(S24)。システム管理者は、送信停止リストに基づいて、問題のあるメールアドレスの件数などを管理する。また、営業店では、送信停止リストに設定されたメールアドレスのユーザに対して、メールアドレスの確認および問い合わせなどのフォローを行う。
そして、メールサーバ2のメール送信部21は、メールの本文データ等とメーリングリストとを受信する。そして、メール送信部21は、メーリングリストに設定されたメールアドレス各々を送信先として、本文データ等が記述されたメールをネットワーク9を介してそれぞれ送信する(S25)。なお、メール送信部21は、送信に失敗したメールについては、所定の時間間隔で所定の時間、リトライ(再送信)するものとする。
そして、送信判定部22は、S25で送信したメールアドレス毎に、メール送信が成功したかまたは失敗したかを判定する(S26)。すなわち、送信判定部22は、エラーメッセージを受信したメールアドレスについてはメール送信に失敗したと判定し、エラーメッセージを受信しなかったメールアドレスについてはメール送信に成功したと判定する。なお、送信判定部22は、メール送信部21が所定の時間リトライを行っている最中にメール送信に成功した場合、当該メールアドレスのメール送信は成功したものと判定する。また、送信判定部22は、所定の時間のリトライが終了後、なおエラーメッセージを受信した場合、当該メールアドレスのメール送信は失敗したものと判定する。なお、メール送信に失敗した各メールアドレスについては(S26:NO)、図6で説明する。
そして、エラー管理部23は、メール送信に成功した各メールアドレス(S26:YES)のエラー回数を初期化する(S27)。すなわち、エラー管理部23は、前記メールアドレス各々について、エラー管理DB25に当該メールアドレスが存在するか否かを判別し、存在する場合は当該メールアドレスのエラー回数を「0」にクリアする。また、エラー管理部23は、エラー回数をクリアする替わりに、エラー管理DB25から当該メールアドレスのレコードを削除することとしてもよい。
過去に何らかの原因によりメールの送信に失敗し、エラー回数が設定されたメールアドレスであっても、現時点ではメールの送信に成功しているので障害原因が取り除かれている。そのため、メールの送信に成功したタイミングで以前のエラー回数をクリアすることで、いたずらにエラー回数が蓄積されることを防止し、現状の送信状態に応じた適確なエラー回数を設定することができる。
そして、送信判定部22は、メール送信に成功した各メールアドレスの一覧である送信成功リストを作成し、業務サーバ1に送信する(S28)。
業務サーバ1のメッセージ生成部12は、送信成功リストを受信する。そして、メッセージ生成部12は、送信成功リストの各メールアドレスに対応するパーソナルメッセージがメッセージDB18に記憶されている場合は、当該パーソナルメッセージを削除する(S29)。これにより、メールの送信に成功したユーザに対して、不要なパーソナルメッセージを出力することを防止することができる。
なお、業務サーバ1は、送信成功リストに設定された各メールアドレスを、ユーザ属性管理DB17から取得したユーザ属性情報や送信日時とともに、図示しない送信履歴DBに登録し、マーケティング等に利用することとしてもよい。
図6は、メールの送信に失敗した各メールアドレス(S26:NO)の処理を示すフローチャートである。メールサーバ2のエラー管理部23は、リトライ終了後のエラーメッセージを受信し、システム管理者への通知が必要なエラーメッセージの場合は、システム管理者端末に当該エラーメッセージを転送する(S31)。エラー管理部23は、エラーメッセージに含まれるエラーコードに基づいて、システム管理者への通知が必要か否かを判別する。例えば、スパムフィルタによりプロバイダからメールの受信を拒否されたエラーメッセージの場合、エラー管理部23は、システム管理者への通知が必要であると判別する。
そして、エラー管理部23は、受信したエラーメッセージに含まれるメールアドレスがエラー管理DB25に存在するか否かを判別する(S32)。エラー管理DB25に存在する場合(S32:YES)、エラー管理部23は、エラー管理DB25に設定された当該メールアドレスのエラー日付(前回エラー日付)を取得し、取得した前回エラー日付から現時点の日付まで所定の期間(例えば30日)が経過しているか否かを判別する(S33)。所定の期間が経過していない場合(S33:NO)、S35に進む。
所定の期間が経過している場合(S33:YES)、エラー管理部23は、所定の期間内に送信エラー要因が一旦解消したものとみなし、エラー管理DB25に設定されている当該メールアドレスのエラー回数を初期化(すなわち、「0」にクリア)する(S34)。なお、本実施形態では、例えば1週間に2回程度の割合で、登録ユーザにメールの送信を行うものとする。そのため、送信エラー要因が解消していない場合には、前回エラー日付から現時点の日付までの期間が、所定の期間(30日)を超えることはない。
そして、エラー管理部23は、エラー管理DB25の当該メールアドレスのエラー回数をカウントアップする(S35)。また、エラー管理部23は、エラー管理DB25における当該メールアドレスのエラー日付を現時点の日付に更新し、受信したエラーメッセージに含まれるエラーコードに更新する。
一方、エラー管理DB25に存在しない場合(S32:NO)、エラー管理部23は、当該エラーメッセージに指定されたメールアドレスのレコードを、エラー管理DB25に追加する(S36)。なお、エラー管理部23は、当該レコードのエラー回数には「1」を、日付には現時点の日付を、そしてエラーコードにはエラーメッセージに含まれるエラーコードを設定する。
エラー管理部23は、以上説明したS31からS36の処理を、メールの送信に失敗したメールアドレス毎に行う。そして、エラー抽出部24は、夜間バッチなど所定のタイミングで、エラー管理DB25からエラー回数に「5」が設定されたレコードを抽出し、停止用エラーファイルを作成する。また、エラー抽出部24は、エラー管理DB25からエラー回数に「2」、「3」および「4」が設定されたレコードを抽出し、通知用エラーファイルを作成する。そして、エラー抽出部24は、停止用エラーファイルおよび通知用エラーファイルを、業務サーバ1に送信する(S37)。
業務サーバ1は、停止用エラーファイルおよび通知用エラーファイルを受信し、各エラーファイルに応じた処理を行う。
通知用エラーファイル(エラー回数:2〜4)については、メッセージ生成部12は、当該エラーファイルのメールアドレス毎に、当該メールアドレスを保有するユーザ向けのパーソナルメッセージを生成し、メッセージDB18に格納する(S38)。すなわち、メッセージ生成部12は、ユーザ属性管理DB17から、各メールアドレスに対応するユーザID、氏名などを取得する。また、メッセージ生成部12は、当該エラーファイルに含まれる各メールアドレスのエラーコードのコード内容を、あらかじめ業務サーバ1のメモリまたは外部記憶装置に記憶されたエラーコードテーブルから取得する。
図7は、エラーコードテーブルの一例を示す図である。図示する例では、SMTPの応答コードと、当該応答コードの内容が設定されている。
そして、メッセージ生成部12は、これらの情報に基づいて、2回から4回送信エラーとなったメールアドレスを保有する各ユーザに対して、メールの送信に失敗した旨を通知する当該ユーザ用にカスタマイズされたパーソナルメッセージを生成する。パーソナルメッセージは、ユーザIDを検索キーとして備え、パーソナルメッセージのタイトルと、メールアドレスと、エラーコードの内容と、パーソナルメッセージの掲載期限と、を含むものとする。メッセージ生成部12は、現時点の日付から所定の期間(例えば、30日)を加算した日付を掲載期限として設定する。具体的なパーソナルメッセージについては後述する。
なお、メッセージ生成部12は、掲載期限を経過したパーソナルメッセージについては、所定のタイミングでメッセージDB18から削除するものとする。
停止用エラーファイル(エラー回数:5)については、メッセージ生成部12は、当該エラーファイルのメールアドレス毎に、当該メールアドレスを保有するユーザ向けのパーソナルメッセージを生成し、メッセージDB18に格納する(S39)。すなわち、メッセージ生成部12は、ユーザ属性管理DB17から、各メールアドレスに対応するユーザID、氏名などを取得する。また、メッセージ生成部12は、当該エラーファイルに含まれる各メールアドレスのエラーコードのコード内容を、前述のエラーコードテーブルから取得する。
そして、メッセージ生成部12は、これらの情報に基づいて、5回送信エラーとなったメールアドレスを保有する各ユーザに対して、メールの送信を停止する旨を通知するパーソナルメッセージを生成する。パーソナルメッセージは、ユーザIDを検索キーとして備え、パーソナルメッセージのタイトルと、メールアドレスと、エラーコードの内容とを含むものとする。なお、具体的なパーソナルメッセージについては後述する。
また、制御部13は、メールアドレス管理DB16に登録された、当該エラーファイルの各メールアドレスに、送信停止フラグを付加する(S30)。これにより、図5のS22のメーリングリスト生成処理において、送信停止フラグが付加されたメールアドレスは抽出されないため、以降、メールの送信が行われなくなる。
次に、本実施形態のメッセージ通知処理(図4:S13、S14)について、詳細に説明する。
図8は、メッセージ通知処理のフローチャートである。
ユーザは、ユーザ端末3を用いて、業務サーバ1の所定のサービスにログインする。ユーザ端末3のWebブラウザ31は、ユーザの指示を受け付けて、ネットワーク9を介して業務サーバ1にアクセス要求を送信する(S51)。業務サーバ1の認証部14は、アクセス要求に含まれるユーザIDおよびパスワードなどを用いて、当該業務サーバ1に登録されている正当なユーザか否かを認証する(S52)。
正当な登録ユーザの場合、業務サーバ1の通知部15は、アクセス要求したユーザのパーソナルメッセージのタイトルを含むトップページ(Webページ)を生成し、要求元のユーザ端末3に送信する(S53)。すなわち、通知部15は、アクセス要求で指定されたユーザIDのパーソナルメッセージがメッセージDB18に存在する場合、当該パーソナルメッセージのタイトルをトップページのパーソナルメッセージ表示エリアに設定する。ユーザ端末3のWebブラウザ31は、業務サーバ1からトップページを受信し、ディスプレイなどの出力装置に表示する(S54)。
図9(a)は、メールの送信エラーが2回から4回の場合に、ユーザ端末3に表示されるトップページの一例を示したものである。図示するトップページのパーソナルメッセージ表示エリア91には、パーソナルメッセージのタイトル「メールアドレスご確認のお願い」が表示されている。
図10(a)は、メールの送信エラーが5回の場合に、ユーザ端末3に表示されるトップページの一例を示したものである。図示するトップページのパーソナルメッセージ表示エリア101には、パーソナルメッセージのタイトル「メールサービス停止のお知らせ」が表示されている。
ユーザは、パーソナルメッセージの内容を表示させるために、リンク先の情報(例えばURLなど)が埋め込まれた当該タイトルをクリックする。Webブラウザ31は、ユーザのクリックを受け付けて、パーソナルメッセージの表示要求を業務サーバ1に送信する(S55)。
業務サーバ1の通知部15は、ユーザ端末3からの要求を受け付けて、メッセージDB18から当該ユーザIDのパーソナルメッセージを取得する。そして、通知部15は、取得したパーソナルメッセージの内容が記述されたWebページを生成し、ユーザ端末3に送信する(S56)。ユーザ端末3のWebブラウザ31は、業務サーバ1から送信されたパーソナルメッセージを出力装置に表示する(S57)。
図9(b)は、メールの送信エラーが2回から4回の場合のパーソナルメッセージの一例である。図示するパーソナルメッセージには、メールアドレスの確認依頼、エラーとなったメールアドレス、エラーコードの内容、当該パーソナルメッセージの掲載期限などが表示されている。
図10(b)は、メールの送信エラーが5回の場合のパーソナルメッセージの一例である。図示するパーソナルメッセージには、メールサービス停止通知およびメールアドレスの再登録依頼と、エラーとなったメールアドレス、エラー内容などが表示されている。
パーソナルメッセージを閲覧したユーザは、メールアドレスを確認し、また、エラー内容によってはプロバイダに問い合わせる。そして、ユーザは、メールアドレスが誤って登録されている場合、および、図10(b)でメールの送信が停止されてしまった場合、有効なメールアドレスを業務サーバ1に再登録する。
送信エラーが2回から4回のパーソナルメッセージは、掲載期限が経過するまでメッセージDB18に格納されている。したがって、通知部15は、掲載期限が経過するまで、当該パーソナルメッセージをユーザに通知する。なお、2回から4回のパーソナルメッセージの掲載期間が経過する前にユーザがメールアドレスを再登録した場合、メッセージ生成部12は、メッセージDB18に格納されている当該ユーザの2回から4回のパーソナルメッセージを削除するものとする。
また、送信エラーが5回のパーソナルメッセージは、ユーザがメールアドレスを再登録したタイミングでメッセージDB18から削除されるものとする。したがって、ユーザがメールアドレスを再登録するまで、当該パーソナルメッセージは無期限に、ユーザに通知されるものとする。
なお、1つのユーザIDに対して、複数のパーソナルメッセージがメッセージDB18に格納されている場合、通知部15は、パーソナルメッセージの作成日時などに基づいて、最新のパーソナルメッセージから順番にユーザに通知するものとする。
以上説明した本実施形態では、メールの送信に失敗したエラー回数をカウントし、送信エラーが2回以上のメールアドレスのユーザに対して、メールが送信できなかった旨のパーソナルメッセージを通知する。すなわち、本実施形態では、送信に失敗した未到達メールを適確なタイミングで送信先のユーザに通知し、メールサービスのレベル向上を図ることができる。
また、パーソナルメッセージを通知されたユーザは、エラーとなったメールアドレスを確認し、誤って登録されている場合は有効なメールアドレスを再登録する。これにより、有効なメールアドレスを業務サーバ1に登録することができる。
また、本実施形態では、送信エラーが5回になった場合(閾値を越えた場合)、当該メールアドレスに対するメールの送信を停止するとともに、有効なメールアドレスの再登録を促すパーソナルメッセージを通知する。これにより、無駄なメール送信を防止し、有効なメールアドレスを業務サーバ1に登録することができる。
また、本実施形態では、送信エラーとなったエラー種別(エラーコード)の内容を含むパーソナルメッセージを通知する。これにより、ユーザは、プロバイダに問い合わせるなどエラー内容に応じて対処することができる。
また、本実施形態では、メールの送信に成功したタイミングで、以前のエラー回数を初期化する。これにより、いたずらにエラー回数が蓄積されることを防止し、現状の送信状態(障害原因が取り除かれている状態)に応じた適確なエラー回数を設定することができる。
また、本実施形態では、送信に失敗したメールアドレスのエラー回数をカウントアップする際に、前回の送信エラー日付から所定の期間が経過している場合、以前のエラー回数を初期化した後に、カウントアップする。所定の期間が経過している場合は、当該期間内にメールの送信エラー要因が一旦解消したもと考えられるため、いたずらにエラー回数が蓄積されることを防止し、適確なエラー回数を設定することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、メールの送信エラーが2回から5回の場合に、業務サーバ1にアクセスしたユーザにパーソナルメッセージを通知するが、これ以外に次の処理を併せて行うこととしてもよい。すなわち、ユーザ属性管理DB17から対象となるユーザの属性情報を抽出し、エラーとなったメールアドレス以外の他のメールアドレスが登録されている場合は、当該他のメールアドレスに対してパーソナルメッセージを記述したメールを送信することとしてもよい。また、ユーザ属性管理DB17に、当該ユーザのFAX番号が登録されている場合は、当該FAX番号にパーソナルメッセージを記述したFAXを送信することとしてもよい。これにより、業務サーバ1へのアクセス頻度が少ないユーザに対して、メールの送信がエラーとなったことを通知することができる。
本発明の一実施形態が適用された未到達メール通知システムの全体構成図である。 エラー管理DBの一例を示す図である。 各装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態の処理概要を模式的に示す図である。 メール送信処理のフローチャートである。 メール送信処理のフローチャートである。 エラーコードテーブルの一例を示す図である。 メッセージ通知処理のフローチャートである。 パーソナルメッセージ(2回目〜4回目の送信エラー)の画面例である。 パーソナルメッセージ(5回目の送信エラー)の画面例である。
符号の説明
1:業務サーバ、11:送信指示部、12:メッセージ生成部、13:制御部、14:認証部、15:通知部、16:メールアドレス管理DB、17:ユーザ属性管理DB、18:メッセージDB、2:メールサーバ、21:メール送信部、22:送信判定部、23:エラー管理部、24:エラー抽出部、25:エラー管理DB、3:ユーザ端末、31:Webブラウザ、32:メール送受信部、9:ネットワーク

Claims (7)

  1. 送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知システムであって、
    メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするエラー管理手段と、
    エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知し、エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知手段と、
    エラー回数が前記閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御手段と、を有すること
    を特徴とする未到達メール通知システム。
  2. 請求項1記載の未到達メール通知システムであって、
    前記通知手段は、送信に失敗したメールのエラー種別に応じた前記第1のメッセージおよび前記第2のメッセージを通知すること
    を特徴とする未到達メール通知システム。
  3. 請求項1記載の未到達メール通知システムであって、
    少なくとも1つのメールアドレスが記憶されたメールアドレス管理記憶手段を、さらに有し、
    前記制御手段は、前記メールアドレス管理記憶手段に記憶された、エラー回数が前記閾値を超えるメールアドレスに、メール送信を停止する送信停止フラグを設定すること
    を特徴とする未到達メール通知システム。
  4. 請求項1記載の未到達メール通知システムであって、
    前記エラー管理手段は、送信に成功したメールアドレスのエラー回数を初期化すること
    を特徴とする未到達メール通知システム。
  5. 請求項1記載の未到達メール通知システムであって、
    前記エラー管理手段は、送信に失敗したメールアドレスのエラー回数をカウントアップする際に、前回の送信に失敗した日時から所定の期間が経過している場合、以前のエラー回数を初期化した後に、カウントアップすること
    を特徴とする未到達メール通知システム。
  6. 未到達メール通知システムが行う、送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知方法であって、
    前記未到達メール通知システムは、
    メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするカウントステップと、
    前記カウントステップでカウントしたエラー回数が、所定の閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御ステップと、
    前記エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知するとともに、前記エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知ステップと、を行うこと
    を特徴とする未到達メール通知方法。
  7. 未到達メール通知システムが実行する、送信に失敗した未到達メールを通知する未到達メール通知プログラムであって、
    前記未到達メール通知システムを、
    メールアドレス毎に、送信に失敗したエラー回数をカウントするエラー管理手段、
    エラー回数が所定の閾値を越えないメールアドレスの場合は第1のメッセージを通知し、エラー回数が前記閾値を越えるメールアドレスの場合は第2のメッセージを通知する通知手段、および、
    エラー回数が前記閾値を超えるメールアドレスへのメール送信を制御する制御手段、として機能させること
    を特徴とする未到達メール通知プログラム。
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