JP2008098017A - 燃料電池システム、電圧決定装置及び電圧決定方法 - Google Patents

燃料電池システム、電圧決定装置及び電圧決定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 充放電装置が燃料電池に接続されても、燃料電池が発電した電力を効率的に負荷に供給することを目的とする。
【解決手段】 燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、電圧調整装置に接続され、前記電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備え、所定電圧は、充放電装置の電圧に対応する充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線において、最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料が供給されることにより発電する燃料電池と負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備える燃料電池システム、燃料電池システムに接続される電圧決定装置、及び電圧決定装置において動作する電圧決定方法に関する。
近年、燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、電気エネルギーの充放電を行う二次電池やキャパシタ等の充放電装置とを組合せた燃料電池システムが種々開発されている。燃料電池と充放電装置とを組み合わせる目的として、負荷に電力が供給されたときの過渡応答時において燃料電池の出力が低下しても、充放電装置が当該低下した出力を補うことにより、燃料電池システムとして安定した出力を得ることができる為である。
このような燃料電池システムに対して、電源としての燃料電池システムの利便性を高める為、充放電可能な充放電装置を完全充電(満充電)状態で維持、保管し、常に電力を取り出し可能な状態にする技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。また、充放電装置として高い出力密度やエネルギー密度を得る為に充放電装置を満充電状態とする技術(例えば、特許文献2、特許文献3参照)も知られている。
このように、充放電装置を常に満充電の状態することによって、充放電装置から常に最大の電気量或いは静電容量が得られることとなり、電源としての利便性を向上させることができる。
特開2006−54976号公報 特開2005−135666号公報 特開2005−269825号公報
しかしながら、充放電装置が燃料電池に接続されると、充放電装置において出力インピーダンス(内部インピーダンス)が存在するため、当該出力インピーダンスにより無駄に電力が消費される場合があった。
そこで、本発明は以上の点に鑑みて成されたものであり、充放電装置が燃料電池に接続されても、燃料電池が発電した電力を効率的に負荷に供給することができる燃料電池システム、電圧決定装置及び電圧決定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の特徴は、燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、電圧調整装置に接続され、電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備え、所定電圧は、充放電装置の電圧に対応する充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線において、最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧であることを要旨とする。
かかる特徴によれば、充放電装置において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、電圧調整装置が充放電装置に供給する。これにより、電圧調整装置が、充放電装置の出力インピーダンスを低減させる電圧を、充放電装置に供給することができるため、充放電装置の出力インピーダンスによって電力が無駄に消費され難くなり、燃料電池が発電した電力を効率的に負荷に供給することができる。
本願に係る第2の特徴は、所定電圧が、特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧であることを要旨とする。
本発明に係る第3の特徴は、所定電圧が、特性曲線において、最小の出力インピーダンスに対応する電圧であることを要旨とする。
本発明に係る第4の特徴は、燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、電圧調整装置に接続され、電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備える燃料電池システムに接続される電圧決定装置であって、充放電装置の電圧に対応する充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線を算出する算出部と、算出された特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定する電圧決定部とを備えることを要旨とする。
本発明に係る第5の特徴は、電圧決定部が、特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定することを要旨とする。
本発明に係る第6の特徴は、電圧決定部が、特性曲線において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定することを要旨とする。
本発明によれば、充放電装置が燃料電池に接続されても、燃料電池が発電した電力を効率的に負荷に供給することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。
図1は、本発明による燃料電池システムの概略を示す図である。
図1に示すように、燃料電池システム1は、燃料電池2と、電圧調整装置3と、充放電装置4を備え、外部の回路である負荷5に電力を供給する。燃料電池2の出力端は電圧調整装置3の入力に接続されており、電圧調整装置3の出力は、充放電装置4及び外部の回路である負荷5に接続されている。ここで、負荷5と充放電装置4は並列接続されている。
燃料電池2は、発電セル21と、燃料供給器22と、タンク23とを備える。発電セル21の種類によって、燃料供給器22から発電セル21に送られる燃料、及び燃料供給器22の機構とタンク23に収容される物質が異なる。
発電セル21がDMFC(Direct Methanol Fuel Cell)である場合は、燃料供給器22から発電セル21に送られる燃料はメタノールとなる。このため、タンク23に収容される物質は、メタノールか燃料供給器22でメタノールを生成可能な化合物となる。
タンク23に収容される物質がメタノールやメタノール包摂化合物である場合は、燃料供給器22は、ポンプやバルブなどを主として構成され、発電セル21に燃料であるメタノールを供給する。
タンク23に収容される物質が燃料供給器22でメタノールを生成可能な化合物である場合は、燃料供給器22は、メタノールを生成可能な化合物から化学的操作によってメタノールを取り出すことが可能な反応器を主として構成され、発電セル21に燃料であるメタノールを供給する。
発電セル21が、燃料として水素を必要とするPEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)である場合は、燃料供給器22から発電セル21に送られる燃料が水素である。このため、タンク23に収容される物質は、水素か燃料供給器22で水素を生成可能な化合物となる。
タンク23に収容される物質が水素である場合は、タンク23は、液体水素ボンベや高圧水素ボンベや水素吸蔵合金タンク等であり、水素が貯蔵される。貯蔵された水素は、バルブやレギュレータ等の燃料供給器22によって発電セル21に供給される。
タンク23に収容される物質が燃料供給器22で水素を生成可能な化合物である場合は、燃料供給器22は、水素を生成可能な化合物から加水分解や水蒸気改質等の化学的操作によって水素を取り出すことが可能な反応器や改質器等を主として構成され、発電セル21に燃料である水素を供給する。
ここで、燃料供給器22で水素を生成可能な化合物とは、メタノール等のアルコール類や、水素化ホウ素ナトリウムやなどの金属水素化物(無機ハイドライド)やシクロヘキサンやデカリン等の有機ハイドライド、アルミニウムやマグネシウムの金属粉末など、化学的操作によって水素を取り出しうる物質であれば良い。
電圧調整装置3は、燃料電池2により出力された出力電圧を所定電圧に調整する。例えば、電圧調整装置3には、電圧調整装置3に入力された直流電圧を調整し、安定化した直流電圧又は交流電圧を出力する装置が挙げられる。安定化した直流電圧を出力する電圧調整装置はDC−DCコンバータと呼ばれる。安定化した交流電圧を出力する電圧調整装置はDC−ACコンバータと呼ばれる。
DC−DCコンバータは、燃料電池の直流電圧を負荷の動作に支障がない直流電圧に変換し負荷へ電力を供給することが可能であればよく、負荷への供給電圧が安定化され、一定であるとより好ましい。例えば、DC−DCコンバータには、シリーズレギュレータ、スイッチングレギュレータ、チャージポンプやスイッチドキャパシタ等が挙げられる。
同様にDC−ACコンバータも、燃料電池の直流電圧を負荷の動作に支障がない交流電圧に変換し負荷へ電力を供給することが可能であればよい。例えば、DC−ACコンバータにはトランスなどが挙げられる。
電圧調整装置3の出力電圧(所定電圧)の設定値は、燃料電池システム1に搭載されている充放電装置4を構成する二次電池、あるいは蓄電器の種類によって異なる。
電圧調整装置3の出力電圧の設定値の下限値は、負荷5の動作下限電圧或いは充放電装置4を構成する二次電池の放電終止電圧のいずれか高い方の電圧値以上であることが望ましい。また、電圧調整装置3の出力電圧の設定値の上限値は、充放電装置4を構成する二次電池を完全充電状態としうる充電電圧或いは負荷5の最大耐電圧のいずれか低い方の電圧値以下であることが望ましい。
例えば、負荷5の動作下限電圧が3.3V、最大耐電圧が6.0Vであり、充放電装置4としてリチウムイオン二次電池を用いた場合は、充放電装置4の放電終止電圧が3.0V、充電電圧が4.2Vであるので、この場合の電圧調整装置3の出力電圧は、3.3V以上4.2V以下の範囲で設定される。なお、電圧調整装置3の出力電圧の設定値は、充放電装置4を構成する二次電池あるいは蓄電器の公称電圧付近の電圧値が好ましい場合が多く、充放電装置4としてリチウムイオン二次電池を用いた場合は、電圧調整装置3の出力電圧の設定値は、リチウムイオン二次電池1セルあたり3.6〜3.8Vとなる。
より効果的な電圧調整装置3の出力電圧の設定値は、充放電装置4を構成する二次電池をインピーダンスアナライザー等の測定器を用いた測定による直流や交流による直列内部抵抗値や、出力インピーダンス値を基に設定を行う。

具体的には、充放電装置4の出力インピーダンスと充放電装置4の出力電圧との関係を測定し、図2に示すように両者の関係を示す特性曲線を算出する。当該特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンス(又は直列内部抵抗値)の値に対応する出力電圧が、電圧調整装置3の出力電圧(所定電圧)として設定される。
ここで、充放電装置4としてリチウムイオン二次電池が用いられた場合の電圧調整装置3の出力電圧の設定方法の一例について説明する。負荷5で想定される最大消費電流や負荷5の定格電流値等の電流値をIo、リチウムイオン二次電池からIoを出力させる直前のリチウムイオン二次電池の電圧である充放電装置電圧をVi、リチウムイオン二次電池から電流を出力させたときにリチウムイオン二次電池の降下した分の電圧をVddとする。
本実施形態では、Vddは次のような値として用いられている。図3に示すように、リチウムイオン二次電池からIoが出力され、リチウムイオン二次電池の充放電装置電圧が低下した後に、リチウムイオン二次電池の電圧降下の変化率が変わる変異点を特定する。そして、当該変異点に対応する電圧値をViから減算した値がVddとして用いられている。
電圧調整装置3の出力電圧の設定方法では、先ず、リチウムイオン二次電池の充放電装置電圧がViの時の出力インピーダンスRzをRz=Vdd/Ioより求める。そして、リチウムイオン二次電池の充放電装置電圧Viを変更し、上記と同様にして変更後の充放電装置電圧Viに対応する出力インピーダンスRzを算出する。充放電装置電圧Viの変化に対応する出力インピーダンスRzは、図2に示すような特性曲線となった。
本実施形態では、図2に示す特性曲線において、最大の出力インピーダンスよりも低いインピーダンスに対応するViが電圧調整装置3の出力電圧として設定される。
なお、上記特性曲線において、最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する出力電圧が、電圧調整装置3の出力電圧(所定電圧)として設定されるのが好ましい。また、上記特性曲線において、最小の出力インピーダンスに対応する電圧が、電圧調整装置3の出力電圧(所定電圧)として設定されるのが最も好ましい。
充放電装置4は、鉛蓄電池やニッケル水素二次電池やリチウムイオン二次電池等に代表される繰り返し充放電が可能な二次電池や、コンデンサやキャパシタや電気二重層コンデンサ等の電圧の印加によって電荷・静電エネルギーを蓄え電気容量を得る蓄電器を用いることが可能である。二次電池は、ニッケルカドニウム二次電池のようにメモリー効果が発現しない電池が好ましい。また、負荷5の動作電圧や最低動作電圧や負荷特性等によって、適切な二次電池あるいは蓄電器の種類を選択し、必要に応じて二次電池あるいは蓄電器を直列接続し負荷5へ供給する電圧を調整することが可能である。
充放電装置の電気的な容量の設定は、燃料電池システム1が負荷5および燃料電池システム1の内部回路へ電力を供給する際に負荷5および燃料電池システム1の動作時に安定的に電力が供給可能である最小限の容量を有することが必要となる。
かかる特徴によれば、燃料電池が有する燃料のエネルギーから負荷への電力供給及び充放電装置の充放電に必要な電気エネルギーへ変換する際に生じるエネルギー損失を最小限に抑えることが可能となり、燃料電池の発電による無駄な電力の発生と燃料消費を低減し、燃料電池システムのエネルギー変換効率を向上させることが可能となる。
すなわち、充放電装置4において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、電圧調整装置3が充放電装置4に供給する。これにより、電圧調整装置3が、充放電装置4の出力インピーダンスを低減させる電圧を、充放電装置4に供給することができるため、充放電装置4の出力インピーダンスによって電力が無駄に消費され難くなり、燃料電池2が発電した電力を効率的に負荷に供給することができる。
また、充放電装置4において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧を、電圧調整装置3が充放電装置4に供給することができるため、充放電装置4の出力インピーダンスによって消費される無駄な電力を効果的に低減させることができ、燃料電池2が発電した電力を負荷に対して効率的に供給することができる。
さらに、充放電装置4において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を電圧調整装置3が充放電装置4に供給するため、充放電装置4の出力インピーダンスによって消費される無駄な電力をより効果的に低減させることができ、燃料電池2が発電した電力を負荷に対してより効率的に供給することができる。
(実施例1)
図4は本実施例における本発明を適用した燃料電池の概略図を示す図である。本発明を適用する燃料電池20は、燃料の供給によって発電し電力を発生しうる機構であれば良く、発電セルや燃料供給器やボンベを特別に限定することはないが、本実施例では、水素の供給によって発電を行うPEFCタイプの発電セル24と、燃料供給器25として圧力レギュレータと、燃料タンク26として水素吸蔵合金ボンベによって、燃料電池20を構成した。
燃料電池20の出力を入力する電圧調整装置として、DC−DCコンバータである昇降圧が可能なスイッチングレギュレータ方式の電圧調整装置30を用いた。電圧調整装置30の平均電圧変換効率は85%である。
電圧調整装置30の出力に電圧調整装置30の出力と直列に切換器6を接続した。この切換器6は、先に接続される蓄電要素や負荷から電圧調整装置30や燃料電池20への電流の逆流や電圧の印加を防ぐ為に用いる。切換器6は、切換器6を流れる電流の経路を切換えたり、遮断したりすることが可能な回路素子であれば良い。例えば、切換器6には、ショットキダイオードなどのダイオード、電界効果型トランジスタ(MOS−FET)、バイポーラトランジスタ、リレー素子、トグルスイッチ等の回路素子が挙げられる。また、切換器6は、これらの回路素子の少なくとも1つ以上により構成されてもよい。本実施例においては、切換器6としてショットキダイオード60を使用した。
ここで、負荷50の消費電力は平均3W、入力電圧範囲が電圧の上限値である最大耐電圧が6.0V、電圧の下限値である動作下限電圧が3.0Vである。この負荷50にはパルス負荷特性を有しており、最大消費電流が1.6A(0.4秒以下)である。
燃料電池を構成する発電セルは、負荷50の平均消費電力である3Wを供給することが可能である発電能力を要する為、電圧調整装置30の電圧変換効率85%を考慮し、3[W]÷85%より導き出される約3.6Wを出力可能な構成とした。発電セルが3.6W出力時の発電セル、すなわち燃料電池20の出力電圧は1.8Vであった。
負荷50を動作させる為に燃料電池20の出力のみではパルス負荷に対応できず、負荷50は動作停止や誤作動をする恐れがある。そのため、負荷50の入力電圧範囲において適応可能な充放電装置を選択する必要がある。本実施例においては、負荷50の入力電圧範囲内に出力電圧を有するリチウムイオン二次電池を充放電装置40として使用した。
リチウムイオン二次電池の使用可能な電圧範囲は、上限が完全充電状態とする為に必要な充電電圧である4.2V、下限電圧が放電終止電圧である3.0Vである。
ここで、電圧調整装置30の出力電圧範囲が負荷50の入力電圧範囲とリチウムイオン二次電池の使用可能な電圧範囲より、3.0〜4.2Vとなる。本実施例では、1000mAhの充放電装置40を用いた。
電圧調整装置30の出力電圧は、充放電装置40の出力インピーダンスの充放電装置40電圧特性を示す特性曲線より決定する。特性曲線を求める出力インピーダンスの電圧特性の測定は、想定される充放電装置40の最大電流値1.6Aを出力させたときの充放電装置40電池電圧の降下電圧値(Vdd)から充放電装置40の出力インピーダンスRzを、Vdd÷1.6[A]より求め、このRzを充放電装置40から電流を出力させる前の電圧値Viのときの出力インピーダンスとする。この測定結果は、先に示した特性曲線図2である。なおVddは、同じく先に示した図3に示すように、充放電装置が電流を出力した後の電圧変化の経時変化に変異点がある場合は、その地点での電圧値からVddを得る。
電圧調整装置30の出力電圧範囲3.0〜4.2Vにおいて、図2に示した特性曲線より充放電装置40の出力インピーダンスが最も低い値をとる電圧値は3.8Vであるので、この電圧値(3.8V)を電圧調整装置30の出力電圧値として設定した。
これによって、燃料電池システムの動作時のエネルギー損失が減少し、燃料電池の燃料が有する燃料から燃料電池システムから得られる電気エネルギーへの変換効率が向上した。
つまり、本実施例によれば、充放電装置40において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、電圧調整装置30が充放電装置40に供給している。これにより、電圧調整装置30が、充放電装置40の出力インピーダンスを低減させる電圧を、充放電装置40に供給しているため、充放電装置40の出力インピーダンスによって電力が無駄に消費され難くなり、燃料電池20が発電した電力を効率的に負荷に供給することができた。
特に本実施例では、充放電装置40において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を電圧調整装置30が充放電装置40に供給しているため、充放電装置40の出力インピーダンスによって消費される無駄な電力を効果的に低減させることができ、燃料電池20が発電した電力を負荷に対して効率的に供給することができた。
(実施例2)
図5は本実施例における本発明を適用した燃料電池の概略図を示す図である。実施例1で示した図4と同一部分には同一番号を付し、重複する説明は省略する。
本発明を適用する燃料電池は、実施例1と同様に燃料の供給によって発電し電力を発生しうる機構であれば良く、発電セルや燃料供給器やボンベを特別に限定することはないが、本実施例では、メタノールの供給によって発電を行うDMFCの発電セル27と、燃料供給器28として送液ポンプと、燃料タンク29としてメタノール溶液が充電されたカートリッジより、燃料電池200を構成した。電圧変換回路は、実施例1で使用した回路を用い出力電圧のみ別途調整を行った電圧変換回路31を使用した。
負荷は、パルス負荷電流が大きくない平均消費電流が3.2A、入力電圧範囲が10〜15Vの負荷51であり、燃料電池システム11によって動作される。
負荷51および燃料電池システム11の内部回路へ電力を供給する際に、負荷51および燃料電池システム11の動作時に安定的に電力が供給可能である容量、且つ負荷51が動作後、充放電装置から負荷51へ電力が供給されてから燃料電池が出力可能な状態となるまで電力の供給が可能である充放電装置として、本実施例で用いた充放電装置は、容量が3600mAhのリチウムイオン二次電池を3直列接続とした充放電装置41を用いた。この充放電装置41の電圧範囲は、上限が充電電圧である12.6V、放電下限電圧9.0Vとなる。よって、電圧調整装置41の出力電圧値は、10V〜12.6Vの範囲内となる。
図6に充放電装置41の出力インピーダンスRzの電池電圧依存性の測定結果を示す。この結果から、電圧調整装置31の出力電圧の範囲内で最小のRzをとるViが11.4Vであることから電圧調整装置31の出力電圧を11.4Vに設定した。
なお、燃料電池システム11を動作させる都合上、詳細には図示しないが切換器61はNチャンネルのMOS―FET62とタイマを使用し、MOS―FET62のドレインを電圧調整装置31の出力と接続し、MOS―FET62のソースを充放電装置の出力に接続した。また、充放電装置41と負荷51との間に電流検出用の10mΩの抵抗器7を直列に接続し、抵抗器7の両端を電圧増幅アンプ8に入力した。アンプ8は、入力される2つの電圧の電位差を1000倍に増幅しその出力が、燃料電池21を構成する燃料供給器28と切換器61を構成するタイマに入力される。燃料電池21を構成する燃料供給器28は1Vを超えるアンプからの入力があると動作を開始し、発電セルに燃料であるメタノールを供給する。切換器61を構成するタイマは、1Vを超えるアンプからの入力があると動作を開始し、1Vを超えるアンプからの入力がされてから10秒後にMOS―FET62のゲートに充放電装置41の電池電圧が印加されるように構成されている。このような構成とすることによって、負荷51が起動後に充放電装置41から負荷51に100mA以上の電流が出力されると、アンプ8からの出力が1V以上となり、ポンプが動作しその後10秒後に燃料電池21の出力が電圧調整装置31を介して負荷51及び充放電装置41に供給される。
電圧調整装置31の出力電圧を11.4Vとすることによって、負荷51への平均供給電力は、11.4[V]×3.2[A]=36.48[W]となる。一方、従来技術のように電圧調整装置の出力電圧をリチウムイオン二次電池3直列の充電電圧12.6Vに設定すると負荷51への平均供給電力は、12.6[V]×3.2[A]=40.32[W]となる。よって、本発明を適用することによって、約4Wに相当するエネルギー損失を低減し、燃料電池システムとしてのエネルギー変換効率を向上することが可能となった。
また、本実施例によれば、充放電装置41において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、電圧調整装置31が充放電装置41に供給している。これにより、電圧調整装置31が、充放電装置41の出力インピーダンスを低減させる電圧を、充放電装置41に供給しているため、充放電装置41の出力インピーダンスによって電力が無駄に消費され難くなり、燃料電池200が発電した電力を効率的に負荷に供給することができた。
特に本実施例では、充放電装置41において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を電圧調整装置31が充放電装置41に供給しているため、充放電装置41の出力インピーダンスによって消費される無駄な電力を効果的に低減させることができ、燃料電池200が発電した電力を負荷に対して効率的に供給することができた。
(その他の実施形態)
なお、燃料電池システム11が充放電装置41に供給する所定電圧を決定してもよいし、図7にしめすように、燃料電池システム11に接続される電圧決定装置300が充放電装置41に供給する所定電圧を決定してもよいのは勿論のことである。
具体的には、電圧決定装置300は、充放電装置41の電圧に対応する充放電装置41の出力インピーダンスにより定められる特性曲線を算出する算出部301と、算出された特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定する電圧決定部302とを備える。なお、電圧決定装置300の動作については上述した実施形態と同様であるため、ここでの詳細な説明は省略する。
なお、電圧決定部302は、特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定するのが好ましい。電圧決定部302は、特性曲線において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定するのが最も好ましい。
なお、電圧決定装置300において動作する電圧決定方法は、充放電装置41の電圧に対応する充放電装置41の出力インピーダンスにより定められる特性曲線を算出する算出ステップと、算出された特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、所定電圧として決定する電圧決定ステップとを備えてもよい。
なお、電圧決定ステップでは、特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧が、所定電圧として決定されるのが好ましい。また、電圧決定ステップでは、特性曲線において最小の出力インピーダンスに対応する電圧が、所定電圧として決定されるのが最も好ましい。
本実施形態に係る燃料電池システムの概略構成図である。 充放電装置の充放電装置電圧と出力インピーダンスとの関係を示す特性曲線である。 充放電装置の充放電装置電圧の時間変化を示す図である。 本発明の実施例1に係る燃料電池システムの概略構成図である。 本発明の実施例2に係る燃料電池システムの概略構成図である。 図5に示す充放電装置の充放電装置電圧と出力インピーダンスとの関係を示す特性曲線である。 その他の実施形態に係る燃料電池しすてむの概略構成図である。
符号の説明
1…燃料電池システム、2…燃料電池、3…電圧調整装置、4…充放電装置、5…負荷、6…切換器、7…抵抗器、8…アンプ、10…燃料電池システム、11…燃料電池システム、20…燃料電池、21…発電セル、22…燃料供給器、23…燃料タンク、24…発電セル、25…燃料供給器、26…燃料タンク、27…発電セル、28…燃料供給器、29…燃料タンク、30…電圧変換器、31…電圧変換器、40…充放電装置、41…充放電装置、50…負荷、51…負荷、61…切換器、200…燃料電池、300…電圧決定装置、301…算出部、302…電圧決定部

Claims (9)

  1. 燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、
    前記燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、
    前記電圧調整装置に接続され、前記電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備え、
    前記所定電圧は、前記充放電装置の電圧に対応する前記充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線において、最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧である燃料電池システム。
  2. 前記所定電圧は、前記特性曲線において、最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧である請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記所定電圧は、前記特性曲線において、最小の出力インピーダンスに対応する電圧である請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、前記燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、前記電圧調整装置に接続され、前記電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備える燃料電池システムに接続される電圧決定装置であって、
    前記充放電装置の電圧に対応する前記充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線を算出する算出部と、
    算出された前記特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する電圧決定部と
    を備える電圧決定装置。
  5. 前記電圧決定部は、前記特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する請求項4に記載の電圧決定装置。
  6. 前記電圧決定部は、前記特性曲線において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する請求項5に記載の電圧決定装置。
  7. 燃料が供給されることにより発電する燃料電池と、前記燃料電池により出力された出力電圧を所定電圧に調整する電圧調整装置と、前記電圧調整装置から負荷に供給される電力の大きさに応じて充放電を行う充放電装置とを備える燃料電池システムに接続される電圧決定装置において動作する電圧決定方法であって、
    前記充放電装置の電圧に対応する前記充放電装置の出力インピーダンスにより定められる特性曲線を算出する算出ステップと、
    算出された前記特性曲線において最大の出力インピーダンスよりも低い出力インピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する電圧決定ステップと
    を備える電圧決定方法。
  8. 前記電圧決定ステップでは、前記特性曲線において最大の出力インピーダンスと最小の出力インピーダンスとの中間よりも低いインピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する請求項7に記載の電圧決定方法。
  9. 前記電圧決定ステップでは、前記特性曲線において最小の出力インピーダンスに対応する電圧を、前記所定電圧として決定する請求項8に記載の電圧決定方法。
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