JP2008095563A - ポンプ装置 - Google Patents

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佐年 岸
Masafumi Terai
雅史 寺井
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喜義 田川
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Abstract

【課題】ポンプ機能上の脈動が小さく、構造的強度を得るための設計上の自由度も確保し易い遊星歯車式ポンプ装置を提供すること。
【解決手段】各辺11がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略四角形の内空間12を備えるケーシング10と、そのケーシング10の内空間において、その内空間12を形成する内壁面13に各角部20aが一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に、各辺21がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略三角形のロータ20と、そのロータ20の外壁面23とケーシング10の内壁面との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、ロータ20を、ケーシング10の軸心を中心に1回公転させる間に、その公転の方向と反対方向へ4/3回自転させることで、見かけ上において反対方向へ1/3回転させるロータ駆動機構30とを具備する。
【選択図】図5

Description

本発明は、サイクロイド曲線に基づいて形成されたケーシング及びロータを具備する遊星歯車式のポンプ装置に関する。具体的には、複数歯を有する筒状のケーシング内に、そのケーシングよりも1つ少ない複数歯を有するロータが一定の微細スキマを保った状態で回転し得るようにしたロータ回転機構を有する遊星歯車式のポンプ装置に関する。ロータの回転に伴う内容積の変化によってポンプ作用が生じるものであり、真空ポンプやブロア等として使用されるものである。
先行技術として、各辺の中間部が内方に湾曲した断面ほぼ三角形状の空隙を有する3枚歯のケーシング内にほぼ短冊状の2枚歯のロータが前記空隙の内壁面に接しつつ回転し得るようにしたロータ回転機構が開示されている(特許文献1参照)。
特開平03−92503号公報(第1頁、第1図)
遊星歯車式ポンプ装置に関して解決しようとする課題は、先行技術のような2枚歯のロータによる場合、容積変化が大きいため吸入量又は吐出量は大きくなるが、ポンプ機能上の脈動が発生し易い点にある。また、その2枚歯のロータでは、その厚さ寸法に制約されて、そのロータ自体及びその駆動機構について構造的強度を高めることが難しいという課題がある。
そこで本発明の目的は、サイクロイド曲線に基づいて形成されたケーシング及びロータを具備し、ポンプ機能上の脈動が小さく、構造的強度を得るための設計上の自由度も確保し易い遊星歯車式ポンプ装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために次の構成を備える。
本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置の一形態によれば、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略四角形の内空間を備えるケーシングと、該ケーシングの内空間において、該内空間を形成する内壁面に各角部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略三角形のロータと、該ロータの外壁面と前記ケーシングの内壁面との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、前記ロータを、前記ケーシングの軸心を中心に1回公転させる間に、該公転の方向と反対方向へ4/3回自転させることで、見かけ上において前記公転の方向と反対方向へ1/3回転させるロータ駆動機構とを具備する。
また、本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置の一形態によれば、前記ロータ駆動機構が、前記ロータの回転軸である出力軸を前記ケーシングの軸心から偏心した位置で回転可能に保持し、基体に対して前記ケーシングの軸心を中心に回転されるキャリアと、該キャリアを回転させる駆動手段と、前記ケーシングの軸心と同軸に前記基体に固定された外歯の固定歯車と、該固定歯車に噛合されて前記キャリアに回転可能に軸着された第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車と同軸に固定されて一体に回転運動をするように前記キャリアに回転可能に軸着された第2の遊星歯車と、前記出力軸に同軸に固定されると共に前記第2の遊星歯車に噛合され、該第2の遊星歯車から伝達される駆動力で前記ロータを自転させる出力歯車とを備えることを特徴とすることができる。
また、本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置の一形態によれば、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略N角形(Nは3以上の自然数)の内空間を備えるケーシングと、該ケーシングの内空間において、該内空間を形成する内壁面に各頂部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に形成された(N−1)個の頂部を有するロータと、該ロータの外壁面と前記ケーシングの内壁面との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、前記ロータを、前記ケーシングの軸心を中心に1回公転させる間に、該公転の方向と反対方向へN/(N−1)回自転させることで、見かけ上において前記公転の方向と反対方向へ1/(N−1)回転させるロータ駆動機構とを具備する遊星歯車式ポンプ装置であって、前記ロータ駆動機構が、前記ロータの回転軸である出力軸を前記ケーシングの軸心から偏心した位置で回転可能に保持し、基体に対して前記ケーシングの軸心を中心に回転されるキャリアと、該キャリアを回転させる駆動手段と、前記ケーシングの軸心と同軸に前記基体に固定された外歯の固定歯車と、該固定歯車に噛合されて前記キャリアに回転可能に軸着された第1の遊星歯車と、該第1の遊星歯車と同軸に固定されて一体に回転運動をするように前記キャリアに回転可能に軸着された第2の遊星歯車と、前記出力軸に同軸に固定されると共に前記第2の遊星歯車に噛合され、該第2の遊星歯車から伝達される駆動力で前記ロータを自転させる出力歯車とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置によれば、サイクロイド曲線に基づいて形成されたケーシング及びロータを具備し、ポンプ機能上の脈動が小さく、構造的強度を得るための設計上の自由度も確保し易いという特別有利な効果を奏する。
以下、本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置について最良の形態例を添付図面(図1〜7)に基づいて詳細に説明する。
図1〜4は、本発明にかかる遊星歯車式ポンプ装置の形態例を示す正面図であり、図1を基準とし、図2〜4においてロータを順に90度ずつ旋回させた際の動作を示している。また、図5は、図1の遊星歯車式ポンプ装置のロータ駆動機構を含めて模式的に示す断面図である。さらに、図6は図5のA−A断面図であり、図7は図5のB−B断面図である。
なお、本形態例は、主としてロータの駆動を説明するものであり、流体の吸入口及び吐出口等の構成の図示や説明は省略する。
10はケーシングであり、各辺11がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略四角形の内空間12を備える。
20はロータであり、ケーシング10の内空間12において、その内空間12を形成する内壁面13に各角部20aが一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に、各辺21がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略三角形に形成されている。
本形態例によれば、ケーシング10が4枚歯で、ロータ20が3枚歯であり、容積変化が十分に大きく、背景技術の欄で記載した先行技術の例に比較してポンプ機能上の脈動を小さくすることができる。
また、ロータ20が略三角形であることから、後述する出力軸26の直径を大きく設定できるなど、構造的強度を得るための設計上の自由度も確保し易い。
ところで、本形態例のケーシング10及びロータ20の形状は、サイクロイド曲線を使用した歯車の形状と同等のものであり、既知のものであるため、説明は省略する。
なお、D1は大円であり、ケーシング10の軸心15と中心を同じくし、4枚歯のサイクロイド曲線を描く際の基礎となる想像上の円である。また、D2は小円であり、ロータ20の回転軸(出力軸26)の軸心25と中心を同じくし、3枚歯のサイクロイド曲線を描く際の基礎となる想像上の円である。大径D1の半径をr1とし、大径D2の半径をr2とすれば、その関係式は次のようになる。
r2=3/4×r1
図5に示すように、30はロータ駆動機構であり、ロータ20の外壁面23とケーシング10の内壁面13との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、ロータ20を、ケーシング10の軸心15を中心に1回公転させる間に、その公転の方向と反対方向へ4/3回自転させることで、見かけ上において前記公転の方向と反対方向へ1/3回転させる遊星歯車を用いた駆動機構となっている。
このロータ駆動機構30は、以下の構成を備える。
31はキャリアであり、ロータ20の回転軸である出力軸26をケーシング10の軸心15から偏心した位置で回転可能に保持し、基体19に対してケーシング10の軸心15を中心に回転される。なお、偏心距離は、1/4×r1である。
35は駆動手段であり、キャリア31を回転させる。例えば、電動モータ及び減速装置によって構成され、キャリア31に直列に連結されて配設される。
本形態例のキャリア31は、第1の回転板部32と第2の回転板部33が所要の間隔をおいて設けられ、その2層の回転板部32、33が連結部34によって一体化されている。また、第2の回転板部33は、装置の本体ボディである基体19に、回転自在に軸受された状態に配設されている。これにより、キャリア31を構成する第1の回転板部32と第2の回転板部33は、ケーシング10の軸心15と同心の軸を中心に一体になって回転運動をする。また、第1の回転板部32と第2の回転板部33との間に後述する第2の遊星歯車42と出力歯車28が配された形態となっている。
また、ロータ20が一端に固定された出力軸26は、その他端で第1の回転板部32に回転自在に軸着されていると共に、中途部(ロータ20と出力歯車28との間)で第2の回転板部33に回転自在に軸着されている。つまり、出力軸26はキャリア31の2点で軸受され且つ支持されており、安定的に回転できる。
40は固定歯車であり、ケーシング10の軸心15と同軸に基体19に固定された外歯の歯車である。キャリア31を基準にすると、ロータ20が位置する面側とは反対の面側(駆動手段35側)に配されている。
41は第1の遊星歯車であり、固定歯車40に噛合されてキャリア31に回転可能に軸着されている。
42は第2の遊星歯車であり、第1の遊星歯車41と同軸に固定されて一体に同一方向且つ同一角速度の回転運動をするようにキャリア31に回転可能に軸着されている。
28は出力歯車であり、出力軸26に同軸に固定されると共に第2の遊星歯車42に噛合され、その第2の遊星歯車42から伝達される駆動力でロータ20を自転させる。
本形態例のギヤ比は、固定歯車40:第1の遊星歯車41が4:3に設定されており、第2の遊星歯車42:出力歯車28が1:1に設定されている。
なお、ギヤ比は、これに限らず、固定歯車40:第1の遊星歯車41を1:1とし、第2の遊星歯車42:出力歯車28を4:3としても、ロータ20を同じく運動させることができる。さらに、固定歯車40と第1の遊星歯車41のギヤ比と、第2の遊星歯車42と出力歯車28のギヤ比を掛け合わせることで、キャリア31が3回転する間に、ロータ20が反対方向へ4回自転(見かけ上は反対方向へ1回転)するギヤ比となるように、各歯車の歯数を設定すればよい。このように、複数の歯車の組み合わせによって所要の減速比を得ることが可能であるため、設計上の自由度を高めることができる。
以上のロータ駆動機構30によって駆動されるロータ20の運動について、図1〜7に基づいて以下に説明する。なお、図面上、右回転を正回転とし、左回転を逆回転として説明する。
キャリア31(図5及び図7参照)を、90度正回転させると、図6の矢印(R1)に示すように固定歯車40に対して第1の遊星歯車41が正方向へ90度旋回(公転)する。これと同時に、ギヤ比が4:3であるため、第1の遊星歯車41が正方向へ120度自転する。
すると同時に、図7の矢印(R2)に示すように第2の遊星歯車42も正方向へ120度自転する。これにより、出力歯車28は、第2の遊星歯車42とギヤ比が1:1であるため、逆方向へ120度(−R2)自転する。
以上の動作を総合すると、出力歯車28はロータ20と同軸に固定されているから、図2に示すように、ロータ20の軸心25が正方向へ90度(R1)旋回する間に、ロータ20が軸心25を中心に見かけ上において逆方向へ30度(−R3)自転する。ロータ20の角部20aが、ケーシング10の凹部10aから凹部10b側へ、内壁面13に沿って移動する。
このような動作が、図3、図4で順次繰り返され、ロータ20の軸心25が正方向へ360度旋回すると、ロータ20は軸心25を中心に見かけ上において逆方向へ120度自転する。つまり、ロータ20が正方向へ3回公転する際に、ロータ20は見かけ上において逆方向へ1回自転する運動となっている。
このようなロータ20の運動は、一の内歯車と一の遊星歯車との組み合わせによる駆動機構によっても実現できる。しかし、その場合は、ケーシング10の軸心15と出力軸26の軸心25の距離によって、内歯車と遊星歯車の寸法が実質的に決定されてしまう。その制約の結果、前述した本発明にかかるロータ駆動機構30の歯車に比べて、大径の内歯車と遊星歯車が必要となり、遊星歯車のキャリアの形状やバランサーの設定など、設計上の自由度が制限される。
以上に説明した遊星歯車式ポンプ装置によれば、ベーンタイプのポンプ装置とは異なり、ケーシングに対して運動体(ロータ20)を非接触で駆動させてポンプ作用を得ることができる。従って、音や熱の発生を抑制でき、回転数を適宜変更できるなどの優れた特性を備えるポンプ装置を提供できるという利点がある。
また、以上では、ケーシング10の内空間12が4枚歯で、ロータ20が3枚歯の形態例ついて説明したが、本発明にかかるロータ駆動機構30は、他の歯数(N)のケーシングと他の歯数(N−1)のロータとで構成される遊星歯車式ポンプ装置にあっても好適に用いることができる。その場合も、以上に説明した形態例と同等の効果を得ることができる。なお、Nは、多角形の角数のことで、3以上の自然数になる。
例えば、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略5角形の内空間を備えるケーシングと、そのケーシングの内空間において、その内空間を形成する内壁面に各角部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略4角形のロータとから構成されるポンプ装置の場合には、ギヤ比を5:4にすることなどによって、本発明にかかるロータ駆動機構30を適用できる。
さらに、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略3角形の内空間を備えるケーシングと、そのケーシングの内空間において、その内空間を形成する内壁面に各頂部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に形成された2個の頂部を有するロータとから構成されるポンプ装置の場合には、ギヤ比を3:2にすることなどによって、本発明にかかるロータ駆動機構30を適用できる。
以上、本発明につき好適な形態例を挙げて種々説明してきたが、本発明はこの形態例に限定されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施し得るのは勿論のことである。
本発明に係る遊星歯車式ポンプ装置の形態例を示す正面図である。 図1の状態からロータを90度旋回させた際の正面図である。 図1の状態からロータを180度旋回させた際の正面図である。 図1の状態からロータを270度旋回させた際の正面図である。 図1の遊星歯車式ポンプ装置のロータ駆動機構を含む模式的断面図である。 図5のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。
符号の説明
10 ケーシング
11 辺
12 内空間
13 内壁面
15 軸心
19 基体
20 ロータ
20a 角部
21 辺
23 外壁面
25 軸心
26 出力軸
28 出力歯車
30 ロータ駆動機構
31 キャリア
35 駆動手段
40 固定歯車
41 第1の遊星歯車
42 第2の遊星歯車

Claims (3)

  1. 各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略四角形の内空間を備えるケーシングと、
    該ケーシングの内空間において、該内空間を形成する内壁面に各角部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に、各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略三角形のロータと、
    該ロータの外壁面と前記ケーシングの内壁面との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、前記ロータを、前記ケーシングの軸心を中心に1回公転させる間に、該公転の方向と反対方向へ4/3回自転させることで、見かけ上において前記公転の方向と反対方向へ1/3回転させるロータ駆動機構とを具備することを特徴とする遊星歯車式ポンプ装置。
  2. 前記ロータ駆動機構が、
    前記ロータの回転軸である出力軸を前記ケーシングの軸心から偏心した位置で回転可能に保持し、基体に対して前記ケーシングの軸心を中心に回転されるキャリアと、
    該キャリアを回転させる駆動手段と、
    前記ケーシングの軸心と同軸に前記基体に固定された外歯の固定歯車と、
    該固定歯車に噛合されて前記キャリアに回転可能に軸着された第1の遊星歯車と、
    該第1の遊星歯車と同軸に固定されて一体に回転運動をするように前記キャリアに回転可能に軸着された第2の遊星歯車と、
    前記出力軸に同軸に固定されると共に前記第2の遊星歯車に噛合され、該第2の遊星歯車から伝達される駆動力で前記ロータを自転させる出力歯車とを備えることを特徴とする請求項1記載の遊星歯車式ポンプ装置。
  3. 各辺がサイクロイド曲線状に内方へ湾曲した断面略N角形(Nは3以上の自然数)の内空間を備えるケーシングと、
    該ケーシングの内空間において、該内空間を形成する内壁面に各頂部が一定の微細スキマを保った状態で回転運動可能に形成された(N−1)個の頂部を有するロータと、
    該ロータの外壁面と前記ケーシングの内壁面との間で囲まれる各空間の内容積が順次変化するように、前記ロータを、前記ケーシングの軸心を中心に1回公転させる間に、該公転の方向と反対方向へN/(N−1)回自転させることで、見かけ上において前記公転の方向と反対方向へ1/(N−1)回転させるロータ駆動機構とを具備する遊星歯車式ポンプ装置であって、
    前記ロータ駆動機構が、
    前記ロータの回転軸である出力軸を前記ケーシングの軸心から偏心した位置で回転可能に保持し、基体に対して前記ケーシングの軸心を中心に回転されるキャリアと、
    該キャリアを回転させる駆動手段と、
    前記ケーシングの軸心と同軸に前記基体に固定された外歯の固定歯車と、
    該固定歯車に噛合されて前記キャリアに回転可能に軸着された第1の遊星歯車と、
    該第1の遊星歯車と同軸に固定されて一体に回転運動をするように前記キャリアに回転可能に軸着された第2の遊星歯車と、
    前記出力軸に同軸に固定されると共に前記第2の遊星歯車に噛合され、該第2の遊星歯車から伝達される駆動力で前記ロータを自転させる出力歯車とを備えることを特徴とする遊星歯車式ポンプ装置。
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