JP2008093781A - 電動工具 - Google Patents

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Shinji Kawamata
伸治 川又
Yukio Yasu
幸男 安
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Abstract

【課題】外部に配管されていた注水パイプを廃してハウジングを握り易くすることによって作業性の向上を図ることができる電動工具を提供すること。
【解決手段】モータハウジング2に内蔵されたモータ3の回転を動力軸19に伝達し、該動力軸19とその先端に装着された砥石(先端工具)23を回転駆動するとともに、注水経路を経て前記砥石23に水を供給しながら所要の作業を行うディスクサンダー(電動工具)1において、前記注水経路の一部を構成する注水路35を前記モータ3の回転子軸9の内部に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、水を供給ながら石材等の研磨作業等を行うディスクサンダー等の電動工具に関するものである。
例えば、石材等の研磨に使用されるディスクサンダーにおいては、粉塵の飛散防止、砥石の冷却や潤滑等のために砥石に水を供給しながら研磨作業が行われる。ここで、この種のディスクサンダーの従来例を図4に基づいて説明する。
図4は従来のディスクサンダー101の側断面図であり、図示のディスクサンダー101は、モータハウジング102に駆動源としてのモータ103を内蔵しており、モータハウジング102の前端(図2の左方を前方とする)にはギヤハウジング105が、後端にはテールカバー106がそれぞれ取り付けられている。
而して、上記モータ103が駆動されると、その回転子軸109の回転は、ピニオン112とギヤ118を経て減速されて中間軸114に伝達されて該中間軸114が回転駆動され、この中間軸114の回転は、ピニオン117とベベルギヤ122を経て更に減速されるとともに方向が直角に変換され、ギヤハウジング105内に垂直に配された動力軸119に伝達されて該動力軸119が所定の速度で回転駆動される。このように動力軸119が回転駆動されると、該動力軸119の先端(下端)に着脱可能に螺着された薄い円錐台状の砥石123が回転駆動され、この砥石123の回転によって石材等の表面が研磨される。
他方、前記テールカバー106の下部には注水部126が設けられており、この注水部126には、水平に延びるホース127の一端が接続されるとともに、このホース127に連なる注水路128が形成されている。そして、注水部126には注水路128を開閉するコック129が設けられている。尚、ホース127の他端は、水道の蛇口に接続されている。
又、上記注水部126からは注水パイプ130がモータハウジング102の下部に沿って前方へと延びており、その先端は前記ギヤハウジング105の下部に接続されている。ここで、ギヤハウジング105の下部には、前記注水パイプ130に連なる注水路139が水平に形成されており、この注水路139は、ギヤハウジング105の動力軸119の周囲に形成された水溜め部140に開口している。尚、水溜め部140は、上下一対のオイルシール141によって密閉されている。
そして、動力軸119には、前記水溜め部140に開口する注水路142が水平に貫設されるとともに、該注水路142から垂直下方に延びる注水路143が形成されており、この注水路143は、前記砥石123の中心部に形成された注水孔144に連通している。
而して、当該ディスクサンダー101の前記注水部126には前記ホース127から水が供給されているが、研磨作業に際してコック129を開けると、ホース127からの水は、注水部126に形成された注水路128から注水パイプ130を通ってギヤハウジング105へと流れ、ギヤハウジング105に形成された注水路139から水溜め部140へと流れ込み、回転する動力軸119に形成された注水路142,143を通って砥石123の注水孔144から噴出し、研磨123により発生した粉塵の周囲への飛散を防ぐとともに、砥石123の冷却と潤滑を行う。
実公昭46−008786号公報
ところが、図4に示した従来のディスクサンダー101は、モータハウジング102の外枠部を把持して作業を行うものであるため、モータハウジング102に沿って設けられた注水パイプ130が邪魔となってモータハウジング102を把持しにくく、作業性が阻害されるという問題があった。
又、注水パイプ130の固定が確実になされていないため、作業に神経を使い、特に高価な石材を研磨する場合には、石材に傷が付かないように細心の注意を払って作業を行う必要があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、外部に配管されていた注水パイプを廃してハウジングを握り易くすることによって作業性の向上を図ることができる電動工具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、モータハウジングに内蔵されたモータの回転を動力軸に伝達し、該動力軸とその先端に装着された先端工具を回転駆動するとともに、注水経路を経て前記先端工具に水を供給しながら所要の作業を行う電動工具において、前記注水経路の一部を構成する注水路を前記モータの回転子軸の内部に形成したことを特徴とする。
本発明によれば、注水経路の一部を構成する注水路をモータの回転子軸の内部に形成したため、従来のように注水パイプをモータハウジングの外部に配管する必要がなく、モータハウジングを把持し易くなって作業性が高められる。
又、従来のように固定が不安定な注水パイプに気を使うことなく作業に集中することができるため、奇麗な仕上げが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る電動工具の一形態としてのディスクサンダーの側断面図、図2は図1のA部拡大詳細図、図3は図1のB部拡大詳細図である。
図1に示すディスクサンダー1は、モータハウジング2に駆動源としてのモータ3を内蔵しており、モータハウジング2の前端(図2の左方を前方とする)には間にインナカバー4を介してギヤハウジング5が取り付けられ、後端にはテールカバー6が取り付けられている。
上記モータ3は、モータハウジング2に固定された円筒状の固定子7の内部に回転子8を回転可能に配して構成されており、回転子8の中心を前後方向に延びる回転子軸9の軸方向両端は、ベアリング10,11によって回転可能に支持されている。そして、回転子軸9の前方のベアリング10から前方に突出する前端部には小径のピニオン12が一体に形成されており、回転子軸9のベアリング10の後方には冷却ファン13が取り付けられている。
又、前記インナカバー4とギヤハウジング5の内部には、中間軸14が回転子軸9と平行に配されており、この中間軸14の軸方向両端は、ベアリング15,16によって回転可能に支持されている。そして、この中間軸14の前方のベアリング15から前方に突出する前端部には小径のピニオン17が一体に形成され、同中間軸14の両ベアリング15,16の間の軸方向中間部には、前記ピニオン12よりも大径のギヤ18が取り付けられており、このギヤ18とピニオン12は互いに噛合している。
更に、ギヤハウジング5の内部には、動力軸19が垂直に配されており、この動力軸19は、上下のベアリング20,21を介してギヤハウジング5に回転可能に支持されている。そして、この動力軸19のベアリング20の下方の部位には、前記ピニオン17よりも大径のベベルギヤ22が取り付けられており、このベベルギヤ22とピニオン17とは互いに噛合している。
又、動力軸19のギヤハウジング5から下方へ突出する下端部には、先端工具である薄い円錐台状の砥石23が着脱可能に螺着されており、この砥石23の周囲の一部は、ギヤハウジング5の下面にビス24によって取り付けられたカバー25によって覆われている。
ところで、前記テールカバー6の下部には注水部26が設けられており、この注水部26には、水平に延びるホース27の一端が接続されるとともに、このホース27に連なる注水路28が形成されている。そして、注水部26には注水路28を開閉するコック29が設けられている。尚、ホース27の他端は、水道の蛇口に接続されている。
又、上記注水部26からは注水パイプ30が前記テールカバー6の下部を貫通してテールカバー6内を上方へ延びた後、前方に向かって直角に曲げられてベアリングケース31の後端部に接続されている。
ここで、図2に詳細に示すように、ベアリングケース31内には前記回転子軸9の後端部が臨んでおり、この回転子軸9の後端部外周に摺接するオイルシール32と前記注水パイプ30の前端部外周に嵌合するOリング33によってベアリングケース31内には密閉された水溜め部34が形成されている。そして、回転子軸9の軸中心部には注水路35が形成されており、この注水路35の後端は、ベアリングケース31内に形成された前記水溜め部34に開口している。
又、図3に詳細に示すように、回転子軸9の前端部のピニオン12とベアリング10間の周囲には、回転子軸9の外周に摺接する前後一対のオイルシール36によって密閉された水溜め部37が形成されている。そして、この水溜め部37には、回転子軸9に形成された前記注水路35の前端部から径方向外方に延びる注水路38と、前記インナカバー4とギヤハウジング5に形成された注水路39の一端が開口している。
上記注水路39は、図1に示すように、前記水溜め部37からインナカバー4内を垂直下方へと延びた後、前方に向かって直角に曲げられてインナカバー4とギヤハウジング5内を前方に向かって延び、その端部は、ギヤハウジング5の動力軸19の周囲に形成された水溜め部40に開口している。ここで、ギヤハウジング5内に形成された前記水溜め部40は、動力軸19の外周に摺接する上下一対のオイルシール41によって密閉されている。
そして、動力軸19には、上記水溜め部40に開口する注水路42が水平に貫設されるとともに、該注水路42から垂直下方に延びる注水路43が形成されており、この注水路43は、前記砥石23の中心部に形成された注水孔44に連通している。
以上のように構成されたディスクサンダー1は、モータハウジング2が把持されて石材等の研磨に供される。即ち、駆動源であるモータ3が駆動されると、その回転子軸9の回転は、ピニオン12とギヤ18を経て減速されて中間軸14に伝達されて該中間軸14が回転駆動され、この中間軸14の回転は、ピニオン17とベベルギヤ22を経て更に減速されるとともに方向が直角に変換されて動力軸19に伝達され、該動力軸19が所定の速度で回転駆動される。このように動力軸19が回転駆動されると、該動力軸19の先端(下端)に着脱可能に螺着された砥石23が回転駆動され、この砥石23の回転によって石材等の表面が研磨される。
又、当該ディスクサンダー1の前記注水部26には前記ホース27から水が供給されており、研磨作業に際してコック29を開けると、ホース27からの水は、注水部26に形成された注水路28から注水パイプ30を通ってベアリングケース31内の水溜め部34へと流れ込み、回転子軸9に形成された注水路35を前方に向かって流れる。そして、この水は、回転子軸9の前端部に形成された注水路38から遠心力によって水溜め部37へと流れ込んだ後、インナカバー4とギヤハウジング5に形成された注水路39を通ってギヤハウジング5内の水溜め部40へと流れ込み、回転する動力軸19に形成された注水路42,43を通って砥石23の注水孔44から噴出し、研磨により発生した粉塵の周囲への飛散を防ぐとともに、砥石23の冷却と潤滑を行う。
以上のように、本発明に係るディスクサンダー1においては、注水経路の一部を構成する注水路35をモータ3の回転子軸9の内部に形成したため、図4に示す従来のディスクサイダー101のように注水パイプ130をモータハウジング102の外部に配管する必要がなく、モータハウジング2を把持し易くなって作業性が高められる。
又、従来のように固定が不安定な注水パイプ130に気を使うことなく作業に集中することができるため、奇麗な表面仕上げが可能となる。
尚、以上は本発明を特にディスクサンダーに適用した形態について説明したが、本発明は、先端工具に水を供給しながら作業を行う他の任意の電動工具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係るディスクサンダーの側断面図である。 図1のA部拡大詳細図である。 図1のB部拡大詳細図である。 従来のディスクサンダーの側断面図である。
符号の説明
1 ディスクサンダー(電動工具)
2 モータハウジング
3 モータ
4 インナカバー
5 ギヤハウジング
6 テールカバー
7 固定子
8 回転子
9 回転子軸
10,11 ベアリング
12 ピニオン
13 冷却ファン
14 中間軸
15,16 ベアリング
17 ピニオン
18 ギヤ
19 動力軸
20,21 ベアリング
22 ベベルギヤ
23 砥石(先端工具)
24 ビス
25 カバー
26 注水部
27 ホース
28 注水路
29 コック
30 注水パイプ
31 ベアリングケース
32 オイルシール
33 Oリング
34 水溜め部
35 注水路
36 オイルシール
37 水溜め部
38,39 注水路
40 水溜め部
41 オイルシール
42,43 注水路
44 注水孔

Claims (1)

  1. モータハウジングに内蔵されたモータの回転を動力軸に伝達し、該動力軸とその先端に装着された先端工具を回転駆動するとともに、注水経路を経て前記先端工具に水を供給しながら所要の作業を行う電動工具において、
    前記注水経路の一部を構成する注水路を前記モータの回転子軸の内部に形成したことを特徴とする電動工具。
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