JP2008092525A - Eponシステムにおけるonu遠隔自動設定方法、ならびにonu遠隔自動設定システム - Google Patents

Eponシステムにおけるonu遠隔自動設定方法、ならびにonu遠隔自動設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】EPONシステムにおいてOLT側から遠隔でONUの設定値を自動設定する技術を提供する。
【解決手段】EPONシステムにおいて、OLT 20では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONU 10のONU識別子を識別するONU識別部21と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22と、該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部23と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信するONU設定指示送信部24とを備えるとともに、ONU 10では、ONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部11と、ONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部12とを備え、OLT 20から遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行う。
【選択図】図12

Description

本発明は、光アクセスシステムであるEPON(Ethernet-Passive Optical Network)システムにおいて、OLTから遠隔でONUの自動設定を行う技術に関するものである。
「IEEE Standards 802.3ah-2004」
EPONシステムは、IEEE802.3ahにて物理インタフェース、OLT-ONU間の通信制御プロトコル等が標準化されたシステムであり、1つの加入者線端局装置(OLT:Optical Line Terminal)に対して複数の加入者線終端装置(ONU:Optical Network Unit)が光スプリッタを用いた分岐光ファイバ伝送路を介して接続され、通信を行うシステムである。OLTは電話局等に設置される局内装置であり、ONUおよび上位ネットワークとの通信を行うとともに、ONUの監視制御を行う機能を有する。また、ONUはユーザの宅内やビル構内に設置される宅内装置であり、OLTおよびユーザ端末との通信を行う機能を有する。図1にEPONシステムの接続形態例を示す。1はOLT、2a〜2cはONU、3は光スプリッタ、4は上位ネットワーク、5a〜5cはユーザ端末である。
IEEE802.3ahの標準仕様については非特許文献1にて規定されている。 IEEE802.3ah標準仕様では、ONUが光ファイバに接続されると、MPCP Discovery およびOAM Discoveryシーケンスを実行するAuto Discovery機能によりOLT-ONU間の接続が行われ、接続が完了すると通信を開始することが可能になる。
ONUではブリッジ機能、優先制御機能、UNI機能などの各種機能を搭載していることが一般的である。これら機能は、ONUが設置されるユーザの加入するサービスに応じて、設定を変更することがある。例えば、UNIを10/100BASE-Tとするか100BASE-TXとするか、半二重接続とするか全二重接続とするか、優先制御のクラス分けをどのようにするか等の設定を加入サービスに従って実施することとなる。ここではこれら設定変更が可能な機能を設定項目と呼ぶこととする。
ONU設定項目の設定値を変更する方法としては、ユーザ自らが設定値を変更する方法と、遠隔からオペレータが設定値を変更する方法と、ONU設置作業者が現地にて設定値を変更する方法とがある。
(1) ユーザ自らが設定値を変更する方法では、ユーザが自分の加入しているサービスの設定に従ってONU設定項目の設定値を設定する。
(2) 遠隔からオペレータが設定値を変更する方法では、ONUが接続されたことを確認した後にオペレータがオペレーションシステムを使用してONU設定項目の設定値を変更する。
(3) 現地にてONU設置作業者が設定値を変更する方法では、ONU設置作業者がONUに何らかの方法でアクセスを実施し、ONU設定項目の設定値を変更する。
ONU設定項目の設定値を変更する方法として上記で説明した(1)〜(3)の方法があるが、(1)の方法では、設定値はユーザ主導になり、ユーザが自分の加入しているサービスの設定に従わずに自分に有利となるような設定値を設定することを防ぐことができない。
また(2)の方法では、ONUの設置工事を実施する時にONU設置作業者と遠隔から設定値変更を実施するオペレータの最低2名が必要となる。更に、ONU設置作業時にONU設置作業者はオペレータに連絡を取り、オペレータがONU設定を変更したことを確認した後、ONU設置作業が終了となるため、ONU設置作業時間が長くなることになる。
また(3)の方法では、ユーザが設定値を変更できないように特殊な方法にて設定値を変更する必要がある。この場合は、ONUに特殊なインタフェースもしくはソフトを搭載する必要があり、ONUの価格アップ要因となる。また悪意のあるユーザが設定変更を実施することを確実に防止することは容易ではない。
本発明は、上記問題を解決するため、OLTにONUを特定するONU識別子とそのONUが収容されるユーザのサービスに対応したONUの設定値を登録し、ONUの接続とともに発生するAuto Discoveryにおいて接続されたONUのONU識別子を確認し、当該ONU識別子がOLTに登録されていた場合はそれに対応する設定値を自動的にONUに設定する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法は、一つのOLTに複数のONUが接続されるEPONシステムにおいてOLT側から遠隔でONUの設定値を自動設定する方法であって、OLT側では、
(1) Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する識別プロセスと、
(2) ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、前記識別プロセスで識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う制御プロセスと、
(3) 前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信する送信プロセスと、を有するとともに、ONU側では、
(4) OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信する受信プロセスと、
(5) 前記受信プロセスで受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定プロセスと、
を有し、前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することでONU設定値A1の自動設定を行った後、次のONU設定値A2が前記ONU管理データベースに存在する場合に前記制御プロセスでONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うことを特徴とする。なお前記制御プロセスで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、以降の(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御し、該ONUの自動設定を終了する。また前記ONU設定プロセスでONU設定値Anの内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、次のONU設定値An+1の自動設定へ移行する場合もある。
請求項2に記載のONU遠隔自動設定方法は、前記制御プロセスにおいて前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする。ONU設定値Anの自動設定を終了した後、次のONU設定値An+1がある場合は、ONU設定値An+1の自動設定へ移行することになる。
請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法は、請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側では、前記制御プロセスで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合に、前記制御プロセスの指示により該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信する照会プロセスを有し、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、ONU側では、OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報をOLTに通知する通知プロセスを有することを特徴とする。
請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法は、請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側では、前記送信プロセスでONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする。
請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法は、請求項3乃至請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側にカウンタを設定し、前記送信プロセスでONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記カウンタの値を増加させ、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつ前記カウンタの値が閾値以下の場合には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、前記カウンタの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
請求項6に記載のONU遠隔自動設定方法は、請求項3乃至請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記制御プロセスで前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする。
請求項7に記載のONU遠隔自動設定方法は、請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記制御プロセスでは前記ONU管理データベースからONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、前記送信プロセスでは前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信するとともに、前記受信プロセスではOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定プロセスでは該情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする。
請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムは、一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいて、OLT側では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別するONU識別部と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部と、前記ONU識別部で識別したONU識別子が前記ONU管理データベース部に登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベース部から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信するONU設定指示送信部とを備えるとともに、ONU側では、前記ONU設定指示送信部から送信されたONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部と、前記ONU設定指示受信部で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部とを備え、OLT側から遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行うことを特徴とする。なお該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。またONU設定部でONU設定値Anの内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、次の設定項目(ONU設定値An+1)のプロセスを開始する場合もある。
請求項9に記載のONU遠隔自動設定システムは、前記ONU設定制御部において前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
請求項10に記載のONU遠隔自動設定システムは、請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側では、前記ONU設定制御部で該ONU識別子がONU管理データベース部に登録されている場合に、前記ONU設定制御部の指示により該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信するONU設定照会部を備え、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御するとともに、ONU側では、OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報をOLTに通知するONU設定通知部を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載のONU遠隔自動設定システムは、請求項10に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側では、前記ONU設定指示送信部でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
請求項12に記載のONU遠隔自動設定システムは、請求項10乃至請求項11に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側にカウンタを設定し、前記ONU設定指示送信部でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記カウンタの値を増加させ、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつ前記カウンタの値が閾値以下の場合には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御するとともに、前記カウンタの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
請求項13に記載のONU遠隔自動設定システムは、請求項10乃至請求項12に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部で前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする。
請求項14に記載のONU遠隔自動設定システムは、請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部では前記ONU管理データベース部からONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、前記ONU設定指示送信部では前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信するとともに、前記ONU設定指示受信部ではOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定部では該情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザの加入サービスごとにONU設定値を変更する必要がある場合に、ユーザもしくはONU設置作業者が現地にてONU設定値を変更する必要がなくなる。これにより、ユーザによる不正なONU設定および、ユーザからの不正設定変更を防止するためにONUに特殊インタフェースもしくは特殊ソフトを搭載することによるONU価格上昇要因を排除することが可能となる。
またONU設定をOLT側から実施するにあたり、従来局内にいるオペレータが対応する必要が生じていたが、本発明によりONUにOLTが接続された段階で自動的にONU設定変更がされるため、ONU設置時にONU設置作業者とオペレータ間の連絡が不要となるほか、オペレータからのONU設定変更をONU設置作業者が待つ必要がなくなるため、ONU設置作業時間の短縮および作業稼動の削減が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目がある場合に、ONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。これにより、請求項1に記載の発明の効果に加え、全ての設定項目に対応していないONUを接続しても問題が発生しない。また、設定する必要がない設定項目については、スキップすることが可能となるため、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、ONU設定が確実に実施されたことを確認可能となる。これにより、ONUの故障等によりONU設定がされない状態でサービスが開始されることを防ぐことが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1および請求項3に記載の発明の効果に加え、ONU設定が実施されていないことが確認された場合には再度設定を実施することにより、ONU設定を確実に行うことが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1、請求項3および請求項4に記載の発明の効果に加え、ONU故障等によりONU設定が実施できなかった場合に、ONU自動遠隔設定シーケンスが永久に終了しないことを防ぐことが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加えて、請求項3、請求項4および請求項5に記載の発明の効果が同時に得られる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加えて、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
請求項8に記載の発明によれば、ユーザの加入サービスごとにONU設定値を変更する必要がある場合に、ユーザもしくはONU設置作業者が現地にてONU設定値を変更する必要がなくなる。これにより、ユーザによる不正なONU設定および、ユーザからの不正設定変更を防止するためにONUに特殊インタフェースもしくは特殊ソフトを搭載することによるONU価格上昇要因を排除することが可能となる。
またONU設定をOLT側から実施するにあたり、従来局内にいるオペレータが対応する必要が生じていたが、本発明によりONUにOLTが接続された段階で自動的にONU設定変更がされるため、ONU設置時にONU設置作業者とオペレータ間の連絡が不要となるほか、オペレータからのONU設定変更をONU設置作業者が待つ必要がなくなるため、ONU設置作業時間の短縮および作業稼動の削減が可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目がある場合に、ONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。これにより、請求項8に記載の発明の効果に加え、全ての設定項目に対応していないONUを接続しても問題が発生しない。また、設定する必要がない設定項目については、スキップすることが可能となるため、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加え、ONU設定が確実に実施されたことを確認可能となる。これにより、ONUの故障等によりONU設定がされない状態でサービスが開始されることを防ぐことが可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項8および請求項10に記載の発明の効果に加え、ONU設定が実施されていないことが確認された場合には再度設定を実施することにより、ONU設定を確実に行うことが可能となる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項7、請求項9および請求項10に記載の発明の効果に加え、ONU故障等によりONU設定が実施できなかった場合に、ONU自動遠隔設定シーケンスが永久に終了しないことを防ぐことが可能となる。
請求項13に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、請求項10、請求項11および請求項12に記載の発明の効果が同時に得られる。
請求項14に記載の発明によれば、請求項8に記載の発明の効果に加えて、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
次に本発明を実施するための最良の形態(以下、単に「実施形態」と称する)について説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第1の実施形態について図2を用いて説明する。図2はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明のONU遠隔自動設定方法は、一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいてOLT側から遠隔でONUの設定値を自動設定する方法であり、次の(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することでONU設定値の自動設定を行う。
(1) OLT側では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する(識別プロセス31)。ONU識別子としては、Auto Discovery時の送受信フレームに格納されるONUの保持するONUのシリアル番号等のONU固有情報を用いることとなる。
(2) OLT側では、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、識別プロセス31で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う(制御プロセス32)。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合は、設定項目1(ONU設定値A1)から設定項目N(ONU設定値AN)まで順次読み出すこととなる。また該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、以降の(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御し、該ONUの自動設定を終了する。
(3) OLT側では、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する(送信プロセス33)。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(4) ONU側では、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する(受信プロセス34)。
(5) ONU側では、受信プロセス34で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う(ONU設定プロセス35)。
前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2が前記ONU管理データベースに存在する場合に制御プロセス32でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
また図2において、送信プロセス33で「ONU設定指示(設定項目n)」を該ONUに対して送信した後、一定時間経過後に、制御プロセス32で次の設定項目(ONU設定値An+1)の処理を開始することとしているが、ONU設定プロセス35で設定項目n(ONU設定値An)の内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、制御プロセス32で次の設定項目(ONU設定値An+1)の処理を開始する場合もある(図2において点線で示した部分)。
次に、ONU管理データベースの例を図11に示す。ONU管理データベースの中にはONU識別子およびONUの各設定項目の設定値が対応付けられて格納される。図11の例では、ONUの設定項目は設定項目1から設定項目Nまでの複数個存在する。それぞれの設定項目について、ONU識別子ごとにONU設定値An(1≦n≦N、NはONU設定項目数)が登録される。図11では、ONU識別子“aaaaaaaa”のONUには、設定項目1(ONU設定値A1)=A、設定項目2(ONU設定値A2)=C、設定項目3(ONU設定値A3)=F、・‥・、設定項目n(ONU設定値AN)=Gという設定値が登録されており、ONU識別子“aaaaaaaa”のONUにはこれらの設定値を反映する必要がある。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第2の実施形態について図3を用いて説明する。図3はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第2の実施形態は、前記第1の実施形態において、識別プロセス31でONU識別子を識別し、制御プロセス32で該ONU識別子がONU管理データベースに登録されているかを確認するところまでは同一である。
制御プロセス32において、該ONU識別子がONU管理データベース部に登録されている場合、ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
図3ではこの特定の値を<null>としているが、実装上は<null>以外の任意の値でも構わない。これにより、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目についてはONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第3の実施形態について図4を用いて説明する。図4はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第3の実施形態は、前記第1の実施形態において、識別プロセス31でONU識別子を識別し、制御プロセス32で該ONU識別子がONU管理データベース部に登録されているかを確認するところまでは同一である。
OLT側では、制御プロセス32で該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合に、制御プロセス32の指示により該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信する照会プロセス36を有する。前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行い、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する。同じ場合(An=Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
またONU側では、OLTから「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報を「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」としてOLTに通知する通知プロセス37を有する。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第4の実施形態について図5を用いて説明する。図5はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第4の実施形態は、前記第3の実施形態において、OLT側の送信プロセス33でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後、「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」受信もしくは一定時間経過後に、再度照会プロセス36で該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、制御プロセス32ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行い、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する。同じ場合(An=Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
これにより、ONUに確実に設定値が反映されたことを確認することが可能になる。さらに、ONU内のONU設定が何らかの原因でうまく実施されなかった場合には、当該設定項目の設定値のONUへの書き込みを再度実施することでONUに確実に設定値を反映させることが可能になる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第5の実施形態について図6を用いて説明する。図6はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第5の実施形態は、前記第4の実施形態において、OLT側にカウンタn_cntrを設定し、送信プロセス33でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後、「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」受信もしくは一定時間経過後に、再度照会プロセス36で該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、カウンタn_cntrの値を増加させ、制御プロセス32ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつカウンタn_cntrの値が閾値以下の場合には送信プロセス33に対して送信指示を行い、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する。同じ場合(An=Bn)には送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。さらにカウンタn_cntrの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御する。
前記第4の実施形態では、ONUへの設定値反映が何らかの原因で実施できない場合には、永久に当該設定項目の読み出しおよび書き込みを実施することとなってしまう。これを回避する手段として、カウンタn_cntrを搭載する。本カウンタは、同一設定項目をONUへ書き込むたびに+1づつ増加させていき、本カウンタが閾値を超えた場合には警報を発出するとともにONU遠隔自動設定シーケンスを終了し、永久ループに陥ることを防ぐ。図6では閾値をαとして記載しており、αは任意の値が設定可能である。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第6の実施形態について図7〜図9を用いて説明する。図7〜図9はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第6の実施形態は、前記第3〜5の実施形態において、制御プロセス32において前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、照会プロセス36で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、送信プロセス33に対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
図7〜図9ではこの特定の値を<null>としているが、実装上は<null>以外の任意の値でも構わない。これにより、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目についてはONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第7の実施形態について図10を用いて説明する。図10はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第7の実施形態は、前記第1の実施形態において、識別プロセス31でONU識別子を識別し、制御プロセス32で該ONU識別子がONU管理データベースに登録されているかを確認するところまでは同一である。
OLT側では、制御プロセス32で前記ONU管理データベースからONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、送信プロセス33で前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信する。ONU側では、受信プロセス34でOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、ONU設定プロセス35で該情報に基づきONUの内部設定を行うこととする。OLT側からONU設定値の情報を一括して送信することにより、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定システムの構成について説明する。図12はONU遠隔自動設定システムにおけるOLTおよびONUの機能ブロックを示すものであり、第1の構成例を示す図である。
本発明のONU遠隔自動設定システムは、一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいて、OLT 20では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONU 10のONU識別子を識別するONU識別部21と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22と、ONU識別部21で識別したONU識別子がONU管理データベース部22に登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部23と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信するONU設定指示送信部24とを備えるとともに、ONU 10では、ONU設定指示送信部24から送信されたONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部11と、ONU設定指示受信部11で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部12とを備え、OLT側から遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行う。
前記第1の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第8の実施形態について図14を用いて説明する。図14はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
(a) ONU識別部21は、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する。ONU識別子としては、Auto Discovery時の送受信フレームに格納されるONUの保持するONUのシリアル番号等のONU固有情報を用いることとなる。
(b) ONU設定制御部23は、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22に、ONU識別部21で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともに送信指示を行う。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合は、設定項目1(ONU設定値A1)から設定項目N(ONU設定値AN)まで順次読み出すこととなる。また該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。
(c) ONU設定指示送信部24は、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(d) ONU設定指示受信部11は、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する。
(e) ONU設定部12は、ONU設定指示受信部11で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う。
前記(a)〜(e)を順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2がONU管理データベース部22に存在する場合にONU設定制御部23でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(c)〜(e)を実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
また図14において、ONU設定指示送信部24で「ONU設定指示(設定項目n)」を該ONUに対して送信した後、一定時間経過後に、ONU設定制御部23で次の設定項目(ONU設定値An+1)の処理を開始することとしているが、ONU設定部12で設定項目n(ONU設定値An)の内部設定が完了すると「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、ONU設定制御部23で次の設定項目(ONU設定値An+1)の処理を開始する場合もある(図14において点線で示した部分)。
次に、前記第1の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第9の実施形態について図15を用いて説明する。図15はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第9の実施形態は、前記第8の実施形態において、ONU識別部21でONU識別子を識別し、ONU設定制御部23で該ONU識別子がONU管理データベース部22に登録されているかを確認するところまでは同一である。
ONU設定制御部23においてONU管理データベース部22から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、ONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
図15ではこの特定の値を<null>としているが、実装上は<null>以外の任意の値でも構わない。これにより、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目についてはONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定システムの構成について説明する。図13はONU遠隔自動設定システムにおけるOLTおよびONUの機能ブロックを示すものであり、第2の構成例を示す図である。
本発明のONU遠隔自動設定システムは、前記第1の構成例において、OLT側では、ONU設定制御部23で該ONU識別子がONU管理データベース部22に登録されている場合に、ONU設定制御部23の指示により該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信するONU設定照会部25を備え、ONU設定制御部23ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御するとともに、ONU側では、OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報をOLTに通知するONU設定通知部13を備え、OLT側から遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行う。
次に、前記第2の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第10の実施形態について図16を用いて説明する。図16はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
(a) ONU識別部21は、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する。ONU識別子としては、Auto Discovery時の送受信フレームに格納されるONUの保持するONUのシリアル番号やMACアドレス等を用いることとなる。
(b) ONU設定制御部23は、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部22に、ONU識別部21で識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報をONU管理データベース部22から読み出すとともにONU設定照会部25に対して現在のONU設定値の読出し指示を行う。ここで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されていない場合は、該ONUの自動設定を終了する。
(c) ONU設定照会部25は、前記読出し指示を受けて該ONUに対して「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を送信する。
(d) ONU設定通知部13は、OLTから「ONU設定値読み出し指示(設定項目n)」を受信すると現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」としてOLTに通知する。
(e) ONU設定照会部25は、該ONUから「ONU設定値レスポンス(設定項目n)」を受信し、現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報をONU設定制御部23へ引渡す。
(f) ONU設定制御部23ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行う。同じ場合(An=Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
(g) ONU設定指示送信部24は、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を「ONU設定指示(設定項目n)」として該ONUに対して送信する。ここでONU設定指示は、IEEE802.3ahにて規定されている拡張OAM等を用いることとなる。
(h) ONU設定指示受信部11は、OLTから送信された「ONU設定指示(設定項目n)」を受信する。
(i) ONU設定部12は、ONU設定指示受信部11で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行う。
前記(a)〜(i)を順次実行することで設定項目1(ONU設定値A1)の自動設定を行った後、次のONU設定値A2がONU管理データベース部22に存在する場合にONU設定制御部23でONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(c)〜(i)を実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うこととなる。設定項目N(ONU設定値AN)の自動設定を実施した後に該ONUの自動設定を終了する。
またONU設定部12で設定項目n(ONU設定値An)の内部設定が完了するとONU設定指示レスポンス(設定項目n)をOLTに対して送信し、OLT側では該レスポンスを受信した後、次の設定項目(ONU設定値An+1)のプロセスを開始する場合もある。
次に、前記第2の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第11の実施形態について図17を用いて説明する。図17はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第11の実施形態は、前記第10の実施形態において、ONU設定指示送信部24でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後、「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」受信もしくは一定時間経過後に、再度ONU設定照会部25で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、ONU設定制御部23ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行い、前記(c)〜(i)を実行する。同じ場合(An=Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがって(An=Bn)の場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
これにより、ONUに確実に設定値が反映されたことを確認することが可能になる。さらに、ONU内のONU設定が何らかの原因でうまく実施されなかった場合には、当該設定項目の設定値のONUへの書き込みを再度実施することでONUに確実に設定値を反映させることが可能になる。
次に、前記第2の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第12の実施形態について図18を用いて説明する。図18はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第12の実施形態は、前記第11の実施形態において、OLT側にカウンタn_cntrを設定し、ONU設定指示送信部24でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後、「ONU設定指示レスポンス(設定項目n)」受信もしくは一定時間経過後に、再度ONU設定照会部25で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記カウンタの値を増加させ、ONU設定制御部23ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつ前記カウンタの値が閾値以下の場合にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行い、前記(c)〜(i)を実行する。同じ場合(An=Bn)にはONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。さらにカウンタn_cntrの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御する。
前記第11の実施形態では、ONUへの設定値反映が何らかの原因で実施できない場合には、永久に当該設定項目の読み出しおよび書き込みを実施することとなってしまう。これを回避する手段として、カウンタn_cntrを搭載する。本カウンタは、同一設定項目をONUへ書き込むたびに+1づつ増加させていき、本カウンタが閾値を超えた場合には警報を発出するとともにONU遠隔自動設定シーケンスを終了し、永久ループに陥ることを防ぐ。図6では閾値はαとして記載しており、αは任意の値が設定可能である。
次に、前記第2の構成例に基づき、本発明のONU遠隔自動設定システムに係る第13の実施形態について図19〜図21を用いて説明する。図19〜図21はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第13の実施形態は、前記第10〜12の実施形態において、ONU設定制御部23でONU管理データベース部22から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、ONU設定照会部25で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、ONU設定指示送信部24に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御する。したがってONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、設定項目n(ONU設定値An)のONU設定を行わずに、設定項目nの自動設定を終了するように制御するとともに、次の設定項目n+1(ONU設定値An+1)がある場合は、次の設定項目n+1へ移行する。
図19〜図21ではこの特定の値を<null>としているが、実装上は<null>以外の任意の値でも構わない。これにより、ONUに設定不可能な設定項目もしくは設定する必要がない設定項目についてはONU遠隔自動設定を実施することを回避可能となる。
次に、本発明のONU遠隔自動設定方法に係る第14の実施形態について図22を用いて説明する。図22はONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
本発明に係る第14の実施形態は、前記第8の実施形態において、ONU識別部21でONU識別子を識別し、ONU設定制御部23で該ONU識別子がONU管理データベース部22に登録されているかを確認するところまでは同一である。
OLT側では、ONU設定制御部23でONU管理データベース部22からONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、ONU設定指示送信部24で前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信する。ONU側では、ONU設定指示受信部11でOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、ONU設定部12で該情報に基づきONUの内部設定を行うこととする。OLT側からONU設定値の情報を一括して送信することにより、ONU遠隔自動設定時間を短縮することが可能となる。特にONU設定項目数が多くなった場合に大きな効果が期待できる。
EPONシステムの接続構成を示す概要図である。 本発明に係る第1の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第2の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第3の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第4の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第5の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第6の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第6の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第6の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第7の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係るONU管理データベースの例を示す図である。 本発明のONU遠隔自動設定システムの構成を説明する図として、ONU遠隔自動設定システムにおけるOLTおよびONUの機能ブロックを示すものであり、第1の構成例を示す図である。 本発明のONU遠隔自動設定システムの構成を説明する図として、ONU遠隔自動設定システムにおけるOLTおよびONUの機能ブロックを示すものであり、第2の構成例を示す図である。 本発明に係る第8の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第9の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第10の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る11の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第12の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第13の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第13の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第13の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。 本発明に係る第14の実施形態を説明する図であり、ONU遠隔自動設定を行う際のOLT-ONU間の制御シーケンスと、OLT内部フローおよびONU内部フローを示す図である。
符号の説明
1 OLT
2a〜2c ONU
3 光スプリッタ
4 上位ネットワーク
5a〜5c ユーザ端末
10 ONU
11 ONU設定指示受信部
12 ONU設定部
13 ONU設定通知部
20 OLT
21 ONU識別部
22 ONU管理データベース部
23 ONU設定制御部
24 ONU設定指示送信部
25 ONU設定照会部
31 識別プロセス
32 制御プロセス
33 送信プロセス
34 受信プロセス
35 ONU設定プロセス
36 照会プロセス
37 通知プロセス

Claims (14)

  1. 一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいてOLT側から遠隔でONUの設定値を自動設定する方法であって、OLT側では、
    (1) Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別する識別プロセスと、
    (2) ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベースに、前記識別プロセスで識別したONU識別子が登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベースから読み出すとともに送信指示を行う制御プロセスと、
    (3) 前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信する送信プロセスと、を有するとともに、ONU側では、
    (4) OLTから送信されたONU設定値Anの情報を受信する受信プロセスと、
    (5) 前記受信プロセスで受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定プロセスと、
    を有し、前記(1)〜(5)の各プロセスを順次実行することでONU設定値A1の自動設定を行った後、次のONU設定値A2が前記ONU管理データベースに存在する場合に前記制御プロセスでONU設定値A2について読み出しを行うとともに送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行する処理をONU設定値A2〜ANについて順次繰返し行うことでONU設定値A2〜ANの自動設定を行うことを特徴とするONU遠隔自動設定方法。
  2. 前記制御プロセスにおいて前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。
  3. 請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側では、前記制御プロセスで該ONU識別子がONU管理データベースに登録されている場合に、前記制御プロセスの指示により該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信する照会プロセスを有し、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、ONU側では、OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報をOLTに通知する通知プロセスを有することを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。
  4. 請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側では、前記送信プロセスでONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項3に記載のONU遠隔自動設定方法。
  5. 請求項3乃至請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法において、OLT側にカウンタを設定し、前記送信プロセスでONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記カウンタの値を増加させ、前記制御プロセスではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつ前記カウンタの値が閾値以下の場合には前記送信プロセスに対して送信指示を行い前記(3)〜(5)の各プロセスを実行し、同じ場合(An=Bn)には前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了するとともに、前記カウンタの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項3乃至請求項4に記載のONU遠隔自動設定方法。
  6. 請求項3乃至請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記制御プロセスで前記ONU管理データベースから読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記照会プロセスで該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、前記送信プロセスに対して送信指示を行わずに、前記(3)〜(5)の各プロセスを実行しないように制御することでONU設定値Anの自動設定を終了することを特徴とする請求項3乃至請求項5に記載のONU遠隔自動設定方法。
  7. 請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法において、前記制御プロセスでは前記ONU管理データベースからONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、前記送信プロセスでは前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信するとともに、前記受信プロセスではOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定プロセスでは該情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のONU遠隔自動設定方法。
  8. 一つのOLTに一つ又は複数のONUが接続されるEPONシステムにおいて、OLT側では、Auto Discovery完了後に接続が可能となったONUのONU識別子を識別するONU識別部と、ONU識別子およびONU識別子に対応したONU設定値A1〜AN(NはONU設定項目数)の情報が予め格納されたONU管理データベース部と、前記ONU識別部で識別したONU識別子が前記ONU管理データベース部に登録されているかを確認し、登録されている場合に該ONU識別子に対応したONU設定値An(1≦n≦N)の情報を前記ONU管理データベース部から読み出すとともに送信指示を行うONU設定制御部と、前記送信指示によりONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信するONU設定指示送信部とを備えるとともに、ONU側では、前記ONU設定指示送信部から送信されたONU設定値Anの情報を受信するONU設定指示受信部と、前記ONU設定指示受信部で受信したONU設定値Anの情報に基づきONUの内部設定を行うONU設定部とを備え、OLT側から遠隔でONU設定値A1〜ANの自動設定を行うことを特徴とするONU遠隔自動設定システム。
  9. 前記ONU設定制御部において前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。
  10. 請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側では、前記ONU設定制御部で該ONU識別子がONU管理データベース部に登録されている場合に、前記ONU設定制御部の指示により該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bn(1≦n≦N、NはONU設定項目数)の情報を受信するONU設定照会部を備え、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御するとともに、ONU側では、OLTからONU設定値読み出し指示を受信した場合に現在のONU設定値Bnの情報をOLTに通知するONU設定通知部を備えたことを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。
  11. 請求項10に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側では、前記ONU設定指示送信部でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項10に記載のONU遠隔自動設定システム。
  12. 請求項10乃至請求項11に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、OLT側にカウンタを設定し、前記ONU設定指示送信部でONU設定値Anの情報を該ONUに対して送信した後に、再度前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信し、該ONUから現在のONU設定値Bnの情報を受信するとともに、前記カウンタの値を増加させ、前記ONU設定制御部ではONU設定値Anの情報と現在のONU設定値Bnの情報とを比較し異なる場合(An≠Bn)かつ前記カウンタの値が閾値以下の場合には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行い、同じ場合(An=Bn)には前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御するとともに、前記カウンタの値が閾値を超える場合には警報を発出し該ONUの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項10乃至請求項11に記載のONU遠隔自動設定システム。
  13. 請求項10乃至請求項12に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部で前記ONU管理データベース部から読み出したONU設定値Anが予め決められた特定値である場合には、前記ONU設定照会部で該ONUに対してONU設定値読み出し指示を送信しないように制御するとともに、前記ONU設定指示送信部に対して送信指示を行わずに、ONU設定値Anの自動設定を終了するように制御することを特徴とする請求項10乃至請求項12に記載のONU遠隔自動設定システム。
  14. 請求項8に記載のONU遠隔自動設定システムにおいて、前記ONU設定制御部では前記ONU管理データベース部からONU設定値の情報を読み出す際にk個(2≦k≦N)のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して読み出すとともに送信指示を行い、前記ONU設定指示送信部では前記送信指示によりk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を該ONUに対して一括して送信するとともに、前記ONU設定指示受信部ではOLTから送信されたk個のONU設定値An〜An+k-1の情報を一括して受信し、前記ONU設定部では該情報に基づきONUの内部設定を行うことを特徴とする請求項8に記載のONU遠隔自動設定システム。
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